JP6372648B2 - 自動操作洗浄装置 - Google Patents
自動操作洗浄装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6372648B2 JP6372648B2 JP2014073801A JP2014073801A JP6372648B2 JP 6372648 B2 JP6372648 B2 JP 6372648B2 JP 2014073801 A JP2014073801 A JP 2014073801A JP 2014073801 A JP2014073801 A JP 2014073801A JP 6372648 B2 JP6372648 B2 JP 6372648B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric drive
- drive unit
- drain valve
- unit
- connecting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D5/00—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
- E03D5/10—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated electrically, e.g. by a photo-cell; also combined with devices for opening or closing shutters in the bowl outlet and/or with devices for raising/or lowering seat and cover and/or for swiveling the bowl
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D5/00—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
- E03D5/02—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor
- E03D5/09—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor directly by the hand
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D5/00—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
- E03D5/02—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor
- E03D5/09—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor directly by the hand
- E03D5/094—Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated mechanically or hydraulically (or pneumatically) also details such as push buttons, levers and pull-card therefor directly by the hand the flushing element, e.g. siphon bell, being actuated through a cable, chain or the like
Description
しかしながら、ワイヤー式の排水弁操作装置が手動操作部と電動駆動部との両方を備える場合、手動操作部と電動駆動部とのそれぞれを、独立して駆動可能にするために、手動操作部と電動駆動部のそれぞれが2本の別々のワイヤーによって排水弁と接続される必要がある。従って、既存の1本のワイヤーにより引き上げられる構成を有している排水弁に対して、手動操作部と電動駆動部とのそれぞれが2本の別々のワイヤーによって排水弁を引き上げる構成を適用することが困難であるという問題がある。
このように構成された本発明においては、手動操作ユニット及び電動駆動ユニットのそれぞれが1本の連結部材を介して排水弁を作動させることができる(すなわち、手動操作ユニット又は電動駆動ユニットのいずれによっても1本の連結部材を介して排水弁を作動させることができる)。よって、1本の連結部材で排水弁を動作させる洗浄水タンク装置の操作装置において、使用者が手動の回転操作を行うことにより排水弁を動作させることができるのみならず、外部からの電力により電動で排水弁を動作させることができる。従って、使用者の洗浄水タンク装置の操作装置の使い勝手が向上する。
また、手動操作ユニットが、使用者が手動の回転操作を行うことにより1本の連結部材を引き上げて排水弁を動作させることができる。また、電動駆動ユニットが、電動駆動部が外部からの電力により回転機構を移動させることができ、1本の連結部材を引き上げて排水弁を動作させることができる。従って、手動操作ユニット及び電動駆動ユニットのそれぞれがどちらによっても1本の連結部材を介して排水弁を作動させることができる。よって、1本の連結部材で排水弁を動作させる洗浄水タンク装置の操作装置において、使用者が手動の回転操作を行うことにより排水弁を動作させることができるのみならず、外部からの電力により電動で排水弁を動作させることができる。従って、使用者の洗浄水タンク装置の操作装置の使い勝手が向上する。
このように構成された本発明においては、電動駆動ユニットの電動駆動部が、比較的簡易な構造で回転機構を移動させることが可能となる。
このように構成された本発明においては、電動駆動ユニット、手動操作ユニット及び排水弁の間において、連結部材を、チューブ部材の形状に沿った状態で引き上げることができ、チューブ部材が設けられない場合のように電動駆動ユニット、手動操作ユニット及び排水弁の間において常に張った状態で配置する必要をなくすことができる。従って、チューブ部材が設けられない場合と比べて電動駆動ユニットを洗浄水タンク内の自由な位置に配置することができる。
このように構成された本発明においては、チューブ部材の一端部を保持することにより、回転機構が移動するときに、連結部材をチューブ部材の内部から電動駆動ユニット内部へ適切に引き出すことができ、連結部材の引き出し量を回転機構の移動量に応じた既定の引き出し量に制御できる。したがって、排水弁の引き上げ量を比較的正確に制御することができ、排水弁の引き上げ量のバラつきを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、回転機構の移動量に対する連結部材の引き出し量をほぼ最大にすることができ、回転機構が移動するときに、連結部材を、効果的にチューブ部材の内部から電動駆動ユニット内部へ引き出すことができる。
このように構成された本発明においては、電動駆動部が浸水することによる故障を防止することができる。したがって、適切に電動駆動ユニットが連結部材を引き上げて排水弁を動作させることができる。
このように構成された本発明においては、電動駆動ユニットが、アーム部材の回転角度を第1の回転角度と、第1の回転角度よりも小さい第2の回転角度とのいずれかの回転角度に切り替えることにより、回転機構の移動量及び連結部材の引き出し量を変更することができる。よって、連結部材の引き出し量を、大洗浄モードの排水弁の引き上げ量と、小洗浄モードの排水弁の引き上げ量との間で切り替えることができる。従って、電動駆動ユニットにより、大洗浄モードと、小洗浄モードとの切り替えを行うことができる。
このように構成された本発明においては、手動操作ユニット及び電動駆動ユニットのそれぞれが1本の連結部材を介して排水弁を作動させることができる洗浄水タンク装置を提供することができる。
このように構成された本発明においては、手動操作ユニット及び電動駆動ユニットのそれぞれが1本の連結部材を介して排水弁を作動させることができる洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器を提供することができる。
まず、図1により、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器において、便座、便蓋を取り外し、洗浄水タンク装置の蓋体を取り付けた状態を示す斜視図である。
便器本体2のボウル部4の上縁部には、内側にオーバーハングしたリム8と、便器本体2の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第1吐水口10が形成され、この第1吐水口10から吐水された洗浄水は、旋回しながら下降してボウル部4を洗浄するようになっている。
また、ボウル部4の溜水面W0の上方位置には、便器本体2の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第2吐水口14が形成され、この第2吐水口14から吐水される洗浄水が溜水部12の溜水を上下方向に旋回させる旋回流を生じさせるようになっている。
なお、本実施形態では、上述したサイホン式の水洗大便器に洗浄水タンク装置16を適用した例について説明するが、このようなサイホン式の水洗大便器に限定されず、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す、いわゆる、洗い落し式の水洗大便器等の他のタイプの水洗便器にも適用可能である。
図2は、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置の内部構造を前方から見た概略図であり、図3は図2の排水弁装置の中央断面図であり、本発明の第1実施形態による排水弁装置の大洗浄モード及び小洗浄モードにおける排水開始前の状態を示している。
図2に示すように、洗浄水タンク装置16は、水洗大便器1を洗浄する洗浄水を貯水する貯水タンク18を備え、この貯水タンク18の底部18dには、便器本体2の導水路(図示せず)と連通する排水口20が形成され、貯水タンク18内の洗浄水が便器本体2の導水路(図示せず)へと供給されるようになっている。また、貯水タンク18は、便器の種類に応じて、貯水する洗浄水の量が異なっている。また、貯水タンク18は、例えば、ローシルエットタイプの貯水タンクであるが、ローシルエットタイプ以外のものであってもよい。
給水管26の外周側下端部には、吐水口32が開口し、給水バルブ28からの洗浄水がこの吐水口32から貯水タンク18内に吐水されるようになっている。
さらに、吐水が継続されて貯水タンク18内の水位が上昇すると、フロート30が上昇し、それにより給水バルブ28が閉じ、吐水口32からの吐水が止水される。これにより、貯水タンク18内の洗浄水の水位が満水時の満水水位WLに維持されるようになっている。
このワイヤ部材の他端部は、詳細は後述するが、操作装置の電動駆動ユニットを介して手動操作ユニットに連結されている。よって、手動操作ユニット又は電動駆動ユニットにより、共通に使用される1本のワイヤ部材50が引き上げられるようになっている。そして、排水弁本体34が上昇し、排水口20が開放され、貯水タンク18内の洗浄水が便器本体2の導水路(図示せず)に流出し、便器洗浄が開始されるようになっている。
なお、図3に示すように、排水弁装置24の内部には、大洗浄モード及び小洗浄モードのそれぞれの場合において排水弁本体34の開弁動作を開始するタイミングを調整するための種々の関連部材等が設けられているが、これらの関連部材については、省略したとしても、ワイヤ部材による排水弁本体34の引き上げ機能は最低限確保することができるため、説明は省略する。
図2及び図3に示すように、排水弁装置24の大洗浄モードにおける開弁時の状態では、手動操作ユニット52又は電動駆動ユニット54の作動により、ワイヤ部材50が所定の最大量の引き上げ量で引き上げられると共に、排水弁本体34の弁体40が閉弁位置P0から最高開弁位置P2まで引き上げられて排水口20が開放されるようになっている。このとき、弁座42に対する弁体40の上昇高さ(ストローク)Hは、小洗浄モード時の引き上げ高さH2よりも高い最大高さ(最大ストローク)H1となり(H1>H2)、貯水タンク18内から比較的多い洗浄水量の洗浄水が水洗大便器1の便器本体2の導水路46に供給され、大洗浄モードによる便器洗浄が開始されるようになっている。
貯水タンク18内には、さらに排水弁装置24を作動させ便器本体2へ洗浄水の供給を開始させる洗浄水タンク装置16の操作装置48が設けられている。
この操作装置48は、一端が排水弁本体34に連結され、自身が物理的に引き上げられる引き上げ量に応じて、排水弁本体34及び弁体40を共に引き上げることができる1本のワイヤ部材50と、便器前方から見て貯水タンク18の左側外部側面18aに設けられてワイヤ部材50を手動操作により引き上げ操作可能な手動操作ユニット52と、貯水タンク18の右側内部側面18bに設けられてワイヤ部材50を外部からの電力による電動操作により引き上げ操作可能な電動駆動ユニット54と、手動操作ユニット52と電動駆動ユニット54との間に延びる第1チューブ部材64と、電動駆動ユニット54と排水弁装置24との間に延びる第2チューブ部材66と、を備えている。
この操作装置48においては、1本のワイヤ部材50が、手動操作ユニット52と排水弁本体34とを電動駆動ユニット54を通って連結するように配置されている。操作装置48は、手動操作ユニット52による手動操作洗浄装置であり、且つ電動駆動ユニット54による自動操作(電動操作)洗浄装置でもある。
これにより、例えば、操作ハンドル62を回転軸部材60と共にその軸回りに所定の方向に回転操作すると、回転機構ユニット56の回転巻取部材58が所定方向に回転することによりワイヤ部材50が引き上げられるようになっている。回転機構ユニット56においては、回転巻取部材58が回転軸部材60に直接連結されていてもよく、また、回転巻取部材58がギヤを介して回転軸部材60に間接的に連結されていてもよい。
手動操作ユニット52は便器前方から見て貯水タンク18の左側外部側面18aに設けられているが、便器前方から見て貯水タンク18の右側外部側面18cに設けられていてもよく、この場合、操作ハンドル62は、貯水タンク18の右側側面に取付けられる右側操作ハンドルであってもよい。
本発明の第1実施形態とは異なり、第1チューブ部材64が設けられていない場合には、ワイヤ部材50が手動操作ユニット52と電動駆動ユニット54との間でたるみが生じないように直線的に張られた状態で配置される必要があり、貯水タンク18内の限られた空間の中で、手動操作ユニット52と電動駆動ユニット54との間をワイヤ部材50が直線的に結ぶ場合に、他の機器が干渉しないようにこれらの機器を直線的に並べて配置する必要が生じてしまう。本発明の第1実施形態によればこのような問題が生じないようにすることができる。
本発明の第1実施形態とは異なり、第2チューブ部材66が設けられていない場合には、ワイヤ部材50が電動駆動ユニット54と排水弁装置24との間でたるみが生じないように直線的に張られた状態で配置される必要があり、貯水タンク18内の限られた空間の中で、電動駆動ユニット54と排水弁装置24との間をワイヤ部材50が直線的に結ぶ場合に、他の機器が干渉しないようにこれらの機器を直線的に並べて配置する必要が生じてしまう。本発明の第1実施形態によればこのような問題が生じないようにすることができる。
図4は本発明の第1実施形態による操作装置の正面図であり、図5は本発明の第1実施形態による操作装置の側面図であり、図6は本発明の第1実施形態による操作装置の第1チューブ保持部に第1チューブ部材第2端部が保持されている状態を示す部分拡大断面図である。
このように、ワイヤ部材50に対するプーリ68の相対的な移動に伴ってプーリ68が自由に回転し、排水弁装置24側のワイヤ部材50を徐々に巻き上げるようにしながら、プーリ68の移動に伴うワイヤ部材50の引き上げを行うことができる。
第2チューブ保持部88は、自身の内部に第2チューブ部材66と対向する裏面まで直線的に延び、ワイヤ部材50を電動駆動ユニット54内のプーリ68の外周に導くことができる第2導入口部88aを形成している。第2チューブ保持部88は、第2チューブ部材第1端部66aを保持した状態で、第2チューブ部材66内のワイヤ部材50を、第2導入口部88a内を通して、スムーズに移動及び通過させることができるようになっている。
第2チューブ保持部88は、第2チューブ部材66の第2チューブ部材第1端部66aの開口方向が、プーリ68の下部に向かう方向であり、プーリ68の移動方向B1とほぼ同一になるように第2チューブ部材第1端部66aを保持する。
図1に示すように、電動駆動ユニット制御部74は貯水タンク18の右側外部側面に設けられている。さらに、水洗大便器1の側方の壁面には、使用者が便器本体2の大洗浄モード開始操作、小洗浄モード開始操作を指示するための複数の操作ボタン90aを含む指示装置90が取り付けられている。
図7は本発明の第1実施形態による操作装置において、待機状態と、大洗浄モードにおいてプーリが移動された状態と、小洗浄モードにおいてプーリが移動された状態とを示す正面図である。
先ず、図1〜図7により、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた貯水タンク装置及びこの貯水タンク装置が適用された水洗大便器において、手動操作ユニット52により実行される大洗浄モードについて説明する。
ワイヤ部材50が、大洗浄モードに応じて比較的大きな所定長さまで引き上げられると、弁体40が比較的高い所定高さまで上昇して開弁した状態になる。これにより、貯水タンク18内の比較的大容量の洗浄水が排水口20から便器本体2の導水路(図示せず)に向けて排水され、大洗浄モードの便器洗浄が行われる。
手動操作ユニット52により実行される小洗浄モードにおけるワイヤ部材50の動作は、その大洗浄モードにおけるワイヤ部材50の動作と比べて、ワイヤ部材50の引き上げ量が小さくなる他は、洗浄モードにおけるワイヤ部材50の動作とほぼ同様であるので、同様の説明部分については説明を省略している。
ワイヤ部材50が、小洗浄モードに応じて比較的小さな所定長さまで引き上げられると、弁体40が比較的低い所定高さまで上昇して開弁した状態になる。これにより、貯水タンク18内の比較的小容量の洗浄水が排水口20から便器本体2の導水路(図示せず)に向けて排水され、小洗浄モードの便器洗浄が行われる。
ここで、図7に示す電動駆動ユニット54のアーム部材80及びプーリ68については、アーム部材80及びプーリ68が作動前の待機位置Q0にある待機状態を実線で示し、
大洗浄モードにおいてアーム部材80及びプーリ68が最大移動位置Q1まで移動した状態、小洗浄モードにおいてアーム部材80及びプーリ68が最大移動位置Q2まで移動した状態をそれぞれ鎖線で示している。
従って、1本のワイヤ部材50の途中に設けられたプーリ68自身を移動させることによりワイヤ部材50を大洗浄モードに必要な所定の引き上げ量まで引き上げることができる。
ワイヤ部材50が、大洗浄モードに応じて比較的大きな所定長さまで引き上げられると、弁体40が比較的高い所定高さまで上昇して開弁した状態になる。これにより、貯水タンク18内の比較的大容量の洗浄水が排水口20から便器本体2の導水路(図示せず)に向けて排水され、大洗浄モードの便器洗浄が行われる。
まず、弁体40が排水口20を閉止している状態(待機状態)から、電動駆動ユニット54を用いた電動操作により弁体40を開弁させる場合、使用者の操作等に基づいた電動駆動ユニット制御部74からの指令により電動駆動ユニット54のモーター部78が作動する。そして、回転駆動軸76が回転中心軸線D1を中心に、図7に矢印B1で示す回転方向に所定の回転角度(例えば約30度)まで回転する。よって、アーム部材80のプーリ側端部80bが待機位置Q0から矢印B1で示す回転方向に所定の回転角度(例えば約30度)まで回転し、プーリ中心軸68aが矢印C2に示すように、円弧を描くように所定の移動量まで移動される。よって、小洗浄モードにおけるプーリ中心軸68aの移動量C2は、大洗浄モードにおけるプーリ中心軸68aの移動量C1よりも小さくなっている。プーリ中心軸68aが第1導入口部86a及び第2導入口部88aから離れるように移動され、プーリ68が最も移動されると最大移動位置Q2まで移動した状態となる。
従って、1本のワイヤ部材50の途中に設けられたプーリ68自身を移動させることによりワイヤ部材50を小洗浄モードに必要な所定の引き上げ量まで引き上げることができる。
ワイヤ部材50が、小洗浄モードに応じて比較的小さな所定長さまで引き上げられると、弁体40が比較的低い所定高さまで上昇して開弁した状態になる。これにより、貯水タンク18内の比較的小容量の洗浄水が排水口20から便器本体2の導水路(図示せず)に向けて排水され、小洗浄モードの便器洗浄が行われる。
従って、手動操作ユニット52及び電動駆動ユニット54のそれぞれが1本のワイヤ部材50を介して弁体40を作動させることができる。よって、1本のワイヤ部材50で弁体40を動作させる洗浄水タンク装置16の操作装置48において、使用者が手動の回転操作を行うことにより弁体40を動作させることができるのみならず、外部からの電力により電動で弁体40を動作させることができる。従って、使用者の洗浄水タンク装置16の操作装置48の使い勝手が向上する。
このように構成された本発明においては、手動操作ユニット52及び電動駆動ユニット54のそれぞれが1本のワイヤ部材50を介して弁体40を作動させることができる洗浄水タンク装置16を提供することができる。
このように構成された本発明においては、操作装置48を備えた洗浄水タンク装置16を備えている水洗大便器1を提供することができる。
本発明の第2実施形態による操作装置においては、第1実施形態における電動駆動ユニット54を手動の手動ユニットに変更し、第1実施形態における手動操作ユニット52を電動の電動ユニットに変更した点のみ、本発明の第1実施形態による操作装置と異なっている。
以下、本発明の第2実施形態による操作装置が、上述した本発明の第1実施形態による操作装置と異なる部分を説明し、上述した本発明の第1実施形態による操作装置の部分と同一部分については同一の符号を付し、それらの説明は省略する。本発明の第2実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置及びその洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器については、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置及びその洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器と同一であるので、これらの説明は省略する。
2 便器本体
16 洗浄水タンク装置
18 貯水タンク
40 弁体
48 操作装置
50 ワイヤ部材
52 手動操作ユニット
54 電動駆動ユニット
56 回転機構ユニット
58 回転巻取部材
60 回転軸部材
62 操作ハンドル
64 第1チューブ部材
64b 第1チューブ部材第2端部
66 第2チューブ部材
66a 第2チューブ部材第1端部
68 プーリ
68a プーリ中心軸
68b 外周部
70 電動駆動部
78 モーター部
80 アーム部材
86 第1チューブ保持部
86a 第1導入口部
88 第2チューブ保持部
88a 第2導入口部
Claims (9)
- 洗浄水タンク内に配置された排水弁を作動させ便器へ洗浄水の供給を開始させる洗浄水タンク装置の操作装置であって、
上記排水弁と連結され、自身の移動量に応じて上記排水弁を開閉させる1本の連結部材と、
上記洗浄水タンクに設けられて、使用者が手動の回転操作を行うことにより上記1本の連結部材を引き上げて上記排水弁を動作させる手動操作ユニットと、
外部からの電力により上記1本の連結部材を引き上げて上記排水弁を動作させる電動駆動ユニットと、を備え、
上記1本の連結部材は、一端部が上記排水弁と連結され、自身の移動量に応じて上記排水弁を開閉させ、
上記手動操作ユニットは、上記洗浄水タンクに設けられて、上記連結部材の他端部と連結され、使用者が手動の回転操作を行うことにより上記1本の連結部材を引き上げて上記排水弁を動作させ、
上記電動駆動ユニットは、上記1本の連結部材を自身の外周部に沿わせた状態で自由に回転できる回転機構と、外部からの電力により上記回転機構を移動させる電動駆動部と、を備え、上記回転機構を移動させることで上記1本の連結部材を引き上げて上記排水弁を動作させることを特徴とする操作装置。 - 上記電動駆動ユニットの上記電動駆動部は、回転軸を回転駆動するモーター部と、
一端が上記モーター部の上記回転軸に連結され、他端が上記回転機構に連結されたアーム部材と、を備え、上記モーター部の上記回転軸を回転駆動することにより、上記アーム部材が上記回転軸を中心に回転して上記回転機構を移動させる請求項1に記載の操作装置。 - 上記電動駆動ユニット、上記手動操作ユニット及び上記排水弁の間において上記1本の連結部材を内部に通しているチューブ部材を有し、
上記チューブ部材は、上記電動駆動ユニットに取付けられ、上記電動駆動ユニット内においては、上記1本の連結部材が上記チューブ部材から露出した状態となるように配置され、上記回転機構が移動するときに、上記1本の連結部材を上記チューブ部材の内部から上記電動駆動ユニット内部へ引き出すことにより、上記1本の連結部材を引き上げる請求項1又は2に記載の操作装置。 - 上記電動駆動ユニットは、さらに、チューブ部材の一端部を保持するチューブ保持部を有する請求項3記載の操作装置。
- 上記電動駆動ユニットの上記チューブ保持部は、上記回転機構の移動方向と、上記1本の連結部材の上記電動駆動ユニット内部への引き出し方向とがほぼ同一方向となるようにチューブ部材の端部を保持する請求項4記載の操作装置。
- 上記電動駆動ユニットの上記電動駆動部は、洗浄水タンクの満水水位より上方に配置されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の操作装置。
- 上記電動駆動ユニットは、上記アーム部材の回転角度を、第1の回転角度と、上記第1の回転角度よりも小さい第2の回転角度とのいずれかの回転角度に切り替えることができ、連結部材の引き出し量を、大洗浄モードの排水弁の引き上げ量と、小洗浄モードの排水弁の引き上げ量との間で切り替えることができる請求項2乃至6の何れか1項に記載の操作装置。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の操作装置を備えたことを特徴とする洗浄水タンク装置。
- 上記請求項8記載の洗浄水タンク装置を備えたことを特徴とする水洗大便器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014073801A JP6372648B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 自動操作洗浄装置 |
CN201510102279.9A CN104947763B (zh) | 2014-03-31 | 2015-03-09 | 自动操作洗净装置 |
US14/660,112 US9719238B2 (en) | 2014-03-31 | 2015-03-17 | Operating device for flush water tank device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014073801A JP6372648B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 自動操作洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015196949A JP2015196949A (ja) | 2015-11-09 |
JP6372648B2 true JP6372648B2 (ja) | 2018-08-15 |
Family
ID=54162777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014073801A Active JP6372648B2 (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 自動操作洗浄装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9719238B2 (ja) |
JP (1) | JP6372648B2 (ja) |
CN (1) | CN104947763B (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP1548202S (ja) * | 2015-08-28 | 2016-04-18 | ||
US10487486B2 (en) | 2017-02-08 | 2019-11-26 | Zurn Industries, Llc | Flush valve with relief valve having axially-translatable valve element |
JP6578626B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2019-09-25 | Toto株式会社 | 洗浄水タンク装置 |
JP6982274B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2021-12-17 | Toto株式会社 | 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、トイレシステム |
JP6578627B2 (ja) | 2018-02-15 | 2019-09-25 | Toto株式会社 | 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器 |
USD875225S1 (en) * | 2018-04-20 | 2020-02-11 | Kohler Co. | Toilet |
JP7180641B2 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-11-30 | Toto株式会社 | 給水機構および水洗大便器 |
CN114134964A (zh) * | 2020-09-04 | 2022-03-04 | Toto株式会社 | 清洗水水箱装置以及具备其的冲水便器装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE380567C (de) * | 1923-09-11 | Peter Heilmann | Verdeckter, selbsttaetig zurueckkehrender Abortspuelzug | |
US2412738A (en) * | 1944-12-19 | 1946-12-17 | George W Martin | Tank flushing device |
US20040154087A1 (en) * | 2003-02-07 | 2004-08-12 | Hogues Herman Holt | Cordless pedal flush system for a tank-type toilet |
CN2641156Y (zh) | 2003-06-27 | 2004-09-15 | 厦门瑞尔特卫浴工业有限公司 | 一种水箱排水扳钮 |
US7032256B2 (en) * | 2003-10-14 | 2006-04-25 | Waterbury Companies, Inc. | Tank toilet with autoflusher |
JP4968553B2 (ja) * | 2010-05-14 | 2012-07-04 | Toto株式会社 | 洗浄水タンク装置 |
TWI620855B (zh) * | 2010-05-14 | 2018-04-11 | Toto Ltd | Washing water tank device, drain device and washing toilet |
CN202610917U (zh) * | 2012-05-18 | 2012-12-19 | 厦门立业卫浴工业有限公司 | 一种适用于按压式双排水阀的单线按钮结构 |
JP6218118B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-10-25 | Toto株式会社 | 操作装置 |
-
2014
- 2014-03-31 JP JP2014073801A patent/JP6372648B2/ja active Active
-
2015
- 2015-03-09 CN CN201510102279.9A patent/CN104947763B/zh active Active
- 2015-03-17 US US14/660,112 patent/US9719238B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20150275492A1 (en) | 2015-10-01 |
JP2015196949A (ja) | 2015-11-09 |
CN104947763A (zh) | 2015-09-30 |
US9719238B2 (en) | 2017-08-01 |
CN104947763B (zh) | 2019-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6372648B2 (ja) | 自動操作洗浄装置 | |
US9695581B2 (en) | Flush operating apparatus and toilet apparatus including same | |
JP6218118B2 (ja) | 操作装置 | |
JP6176441B2 (ja) | 洗浄水タンク装置の操作装置 | |
CN108374462B (zh) | 排水阀操作装置、清洗水水箱装置以及冲厕系统 | |
US10081936B2 (en) | Flush toilet apparatus and drive unit for same | |
JP2013100668A (ja) | 排水弁装置、この排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP5828268B2 (ja) | 排水弁装置、この排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP2013204268A (ja) | 洗浄水タンク装置 | |
JP6332828B2 (ja) | 洗浄水タンク装置及びそれを備えた水洗便器 | |
JP6663559B2 (ja) | 洗浄水タンク装置 | |
JP6447806B2 (ja) | 排水弁装置、及び、この排水弁装置を備えたワンピースの水洗大便器 | |
KR101245067B1 (ko) | 양변기용 물내림 장치 | |
JP6982274B2 (ja) | 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、トイレシステム | |
JP6662138B2 (ja) | 洗浄水タンク装置及びその洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 | |
JP7077663B2 (ja) | 洗浄水タンク装置、及び、それを備えた水洗大便器 | |
JP2015190248A (ja) | 操作装置 | |
JP5601456B2 (ja) | 洗浄水タンク装置 | |
JP7190307B2 (ja) | 便器洗浄装置 | |
JP2023110605A (ja) | 排水弁装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器 | |
JP6773719B2 (ja) | 便器洗浄装置 | |
JP2023110607A (ja) | 排水弁装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器 | |
JP6711194B2 (ja) | トイレ装置 | |
JP2023110606A (ja) | 排水弁装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器 | |
JP2012202122A (ja) | 排水弁装置、及び、それを有する洗浄水タンク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170203 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170425 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180620 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180703 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6372648 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |