JP5601456B2 - 洗浄水タンク装置 - Google Patents
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Description
このように構成された本発明においては、電気駆動手段は、洗浄水量が少ない場合、その洗浄開始信号受信後、切替弁を駆動して筒体の開口部に近接或いは密接させた状態にすると同時に排水弁を駆動して排水口を開放させた状態にし、その後、筒体内の水位が低下し始めても切替弁及び排水弁のそれらの状態を所定時間保持するので、近年の節水型洗浄水タンク装置において、水圧が少ない場合でも、洗浄水量が少ない場合、確実に、予め設定した所望の洗浄量を得ることが出来る。また、切替弁及び排水弁を別々に駆動するのではなく、電気駆動手段により、同時に駆動するようにしているので、特殊な機構を必要とせず、簡単な構造で予め設定した所望の洗浄量を得ることが出来、その結果、確実に便器を洗浄することが出来る。
このように構成された本発明においては、電気駆動手段が、貯水筒内の洗浄水の水位がフロートに浮力を生じさせない水位まで低下した後に、排水弁を排水口が閉止される位置に下降させるようにしているので、排水弁が下降し、閉弁するとき、フロートに浮力が生じていないため、所望のタイミングで確実に閉弁させ、予め設定した所望の洗浄量を得ることが出来る。このような本発明において、排水弁は、貯水筒内の洗浄水の水位の低下によるフロートの下降に伴って排水口を閉弁するよう構成されているが、本発明では、所定時間保持するようにしているので、その間、排水弁を貯水筒内の水位の低下に伴い下降させるようにはしていない。そして、貯水筒内の水位がフロートに浮力を生じさせる水位である高さであるときに閉弁させようとすると、排水弁が下降した勢いで、フロートが貯水筒内の洗浄水内に沈み、フロートの浮力で再び上昇するため、その分、排水弁閉止の遅延時間が生じて、排水口より排出される洗浄水量が不安定になる。ところが、本発明においては、上述した構成により、排水弁が下降し、閉弁するとき、フロートに浮力が生じないようにしているので、予め設定した所望の洗浄量を得て、より確実に、便器を洗浄することが出来るのである。
このように構成された本発明においては、排水弁の下降速度を落とすことが出来、閉弁時の閉止音を低減することが出来る。
先ず、図1により、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置が適用された水洗便器を説明する。図1は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置が適用された水洗便器の断面図である。
この蓋体24の下方には、吐水口24bから流入する水を、後述する排水装置70の制御筒78の外方に導く導水部材25が設けられている。
操作装置46は、操作レバー48と、モータ50と、このモータ50に接続される操作ボタン52(図2にのみ図示)と、を備える。操作ボタン52は、後述する大洗浄用、小洗浄用、エコ小洗浄用の3つの操作ボタンを備えている。
図3は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の排水装置の分解斜視図であり、図4は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の排水装置の断面図であり、図5は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の排水装置の制御筒の斜視図であり、図6は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の排水装置の斜視図である。
先ず、弁体72は、図2及び図4に示すように、オーバーフロー管74の下端部に形成された断面コ字状の弁体保持部74aにはめ込まれ、オーバーフロー管74と共に上下動して、排水口22aを開閉する排水弁として機能する。また、オーバーフロー管74の側面には、その上下方向の中間部に、固定部材82を保持するための凹部74bが一周にわたって延びるように形成されている。
このような構成により、オーバーフロー管74が回転しながら鉛直方向上方に移動することを防ぐことができ、排水装置70の開弁動作を安定させることができる。
先ず、図3及び図6に示すように、筒体76は、その横断面形状がほぼ矩形状に形成され、4辺の上縁部76aを有し、上方が開放されている。また、筒体76は、矩形状に形成された筒体76の4つの側面のうち、1つの側面76bにのみ、開口部76cが1つだけ形成されている。開口部76cは、矩形状に形成されている。
先ず、図7乃至図9により、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置により実行される3種類の洗浄モードのうち、大洗浄モードを説明する。
図7は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の大洗浄モードにおける排水開始時の状態を示す概略断面図であり、図8は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の大洗浄モードにおける排水途中の状態を示す概略断面図であり、図9は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の大洗浄モードにおける排水終了後の状態を示す概略断面図である。
なお、このとき、第2の引き上げ部材58は揺動されないので、筒体76の開口部76cを開閉する各切替弁90、92は、図7に示すように、開口部76cから離間した位置のままである。従って、筒体76の開口部76cは全開であり、その開口断面積も変わらない。
このように、閉弁直後の筒体76の外方の水位(WL1)が、開口部76cの上縁より上方に位置するようにすることで、開口部76cへ流入する洗浄水をヘッド圧が高いものとなり、洗浄が終了するまで水勢の強い洗浄水が排水される。
図10は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の小洗浄モードにおける排水開始時の状態を示す概略断面図であり、図11は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の小洗浄モードにおける排水開始直後の状態を示す概略断面図であり、図12は、小洗浄モードの排水途中における第1切替弁の保持状態を説明するための要部拡大断面図であり、図13は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の小洗浄モードにおける排水途中の状態を示す概略断面図であり、図14は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の小洗浄モードにおける排水途中の状態を示す概略断面図であり、図15は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置の小洗浄モードにおける排水終了後の状態を示す概略断面図である。
図12に示すように、排水開始後、筒体76の内方を流れる洗浄水の流速が、筒体76の外方を流れる洗浄水の流速より相対的に大きくなる。これは、筒体76の内方の流路面積が、第1切替弁90の連通口90bの流路面積より大きいためである。そして、筒体76の内方を流れる洗浄水の流速が、筒体76の外方を流れる洗浄水の流速より相対的に大きくなると、図12に示すように、第1切替弁90の内外で差圧が生じ、第1切替弁90には、図12に示すような力が加わって、閉じた状態に保持される。
このように、閉弁直後の筒体76の外方の水位(WL2)が、開口部76cの上縁より上方に位置するようにすることで、開口部76cへ流入する洗浄水をヘッド圧が高いものとなり、大洗浄モードと同様に、小洗浄モードでも、洗浄が終了するまで水勢の強い洗浄水が排水される。
図16は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置のエコ小洗浄モードにおける排水開始時の状態を示す概略断面図であり、図17は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置のエコ小洗浄モードにおける排水開始直後の状態を示す概略断面図であり、図18は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置のエコ小洗浄モードにおける排水途中の状態を示す概略断面図であり、図19は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置のエコ小洗浄モードにおける排水終了直前の状態を示す概略断面図であり、図20は、本発明の実施形態による洗浄水タンク装置のエコ小洗浄モードにおける排水終了後の状態を示す概略断面図である。
また、これに伴い、貯水筒78d内の洗浄水も、小穴78e、78fから流出する流量に応じて所定の速度で低下し始める。ここで、このエコ洗浄モードでは、オーバーフロー管74及び弁体72が保持(ホールド)されているので、大洗浄モード及び小洗浄モードと異なり、図19に示すように、貯水筒78d内の水位の低下に伴ってフロート80のみが下降する。
なお、保持を解除するタイミングは、オーバーフロー管74及び弁体72が、上述した所定の速度で下降し、オーバーフロー管74に固定された固定部材82がフロート80の上面に当接した時点と、貯水筒78d内の洗浄水の水位がフロート80に浮力を与えない水位まで低下した時点と、がほぼ同時となるように設定しても良い。
6 導水路
20 外装タンク
22 貯水タンク
22a 排水口
24 蓋体
34 洗浄水給水装置
46 操作装置
48 操作レバー
52 操作ボタン
54 回転伝達部材
56 第1の引き上げ部材
58 第2の引き上げ部材
60 第1玉鎖
62 第2玉鎖
70 排水装置
72 弁体
74 オーバーフロー管
74a 弁体保持部
74b 固定部材保持用凹部
76 筒体
76a 筒体の上縁部
76b 筒体の一側面
76c 筒体の開口部
78 制御筒
78d 貯水筒
78e、78f 小穴、流出口
78 流入口
80 フロート
82 固定部材
86 スライド部材
90 第1切替弁
92 第2切替弁
92 突出部
94 軸体
Claims (3)
- 少なくとも2段階の洗浄水量の洗浄水を水洗便器に供給する洗浄水タンク装置であって、
洗浄水が貯水され、底面に排水口が形成された貯水タンクと、
上記排水口を開閉して水洗便器への洗浄水の供給を行う排水弁と、
上記排水口を取り囲むように上記貯水タンクの底面から上方に延びる側面を有し、上方が開放されると共に上記側面に開口部が形成された筒体と、
上記開口部を開閉する切替弁と、
洗浄水量が多い場合には上記排水弁を駆動し、洗浄水量が少ない場合には上記排水弁及び上記切替弁を駆動する電気駆動手段と、を有し、
この電気駆動手段は、洗浄水量が少ない場合、その洗浄開始信号受信後、上記切替弁を駆動して上記筒体の開口部に近接或いは密接した状態にすると同時に上記排水弁を駆動して上記排水口を開放した状態にすることで上記排水口からの洗浄水の供給を開始し、その後、上記筒体内の水位が低下し始めても上記切替弁及び上記排水弁のそれらの状態を所定時間保持することを特徴とする洗浄水タンク装置。 - さらに、上記筒体内に配置された貯水筒と、この貯水筒内の洗浄水の水位に応じて浮力により上下動するフロートと、を備え、
上記排水弁は、上記貯水筒内の洗浄水の水位の低下による上記フロートの下降に伴って上記排水口を閉弁するように構成され、
上記電気駆動手段は、上記貯水筒内の洗浄水の水位が上記フロートに浮力を生じさせない水位まで低下した後に上記切替弁及び上記排水弁の上記状態の保持を解除し、上記排水弁を上記排水口が閉止される位置に下降させる請求項1記載の洗浄水タンク装置。 - 上記電気駆動手段は、上記排水弁の自重による落下に対する反力を与える請求項2に記載の洗浄水タンク装置。
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