JP2002180519A - 洋風便器装置 - Google Patents

洋風便器装置

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JP2002180519A
JP2002180519A JP2000380602A JP2000380602A JP2002180519A JP 2002180519 A JP2002180519 A JP 2002180519A JP 2000380602 A JP2000380602 A JP 2000380602A JP 2000380602 A JP2000380602 A JP 2000380602A JP 2002180519 A JP2002180519 A JP 2002180519A
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Minoru Karei
稔 家令
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洋風便器装置において、臭いの発生源となって
いる排泄物を速やかに効率よく除去することで臭いを無
くし、排泄物があるとみなすことができる場合と無いと
みなすことができる場合とで脱臭機能装置の動作を変化
させることで脱臭効果を向上させ、並びに脱臭動作にお
ける消費電力を抑える。 【解決手段】洋風便器装置において、使用者が着座中で
設定時間経過後におしり洗浄スイッチを押すとおしり洗
浄動作と連動して便器洗浄・大動作を行い、ビデ洗浄ス
イッチを押すとビデ洗浄動作と連動して便器洗浄・小動
作を行い、臭いを発生させている排泄物を速やかに効率
よく除去する。更に、同時に脱臭機能装置の送風量を所
定時間の間下げるか又はゼロにさせ、所定時間経過後、
脱臭機能装置の送風量を上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は脱臭機能、便器洗浄
機能及び局部洗浄機能を備えた便器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開2000−96667号に見
られるものを詳述すると、以下の通りである。脱臭機能
を備えた局部洗浄装置において、着座センサを便器等に
設け、使用者が便座に着座しているときは比較的小さな
臭気量吸入量で、着座していないときは比較的大きな臭
気吸入量として脱臭機能部の作動量を変化させている。
また、臭気吸入手段の作動量を使用者の意志によっても
増大することができ、同時に脱臭機能部の作動量を変化
させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる脱臭
機能付局部洗浄装置では、使用者の着座しているかして
いないかで脱臭機能部の作動量を変化させているという
点について、臭いを発生させている排泄物の有無に関わ
らず脱臭機能部の作動量を変化させているので理想的な
脱臭動作とはいえず、排泄物が無いのに脱臭機能部が作
動してしまい、結果的に無駄に電力を消費してしまう可
能性がある。理想的な脱臭動作とは、排泄物があると考
えられるときには脱臭機能部の作動量を比較的増大さ
せ、排泄物が無いと考えられるときには脱臭機能部の作
動量を比較的減少、もしくは作動を停止することであ
る。かつ、臭いの発生源となっている排泄物を速やかに
除去することである。
【0004】また、使用者の意志により脱臭機能部の動
作量を変化させることができるという点については、臭
気の強さの感じ方には個人差があり、また同じ臭いの空
間に一定時間いると、嗅覚が麻痺を起こしてきて的確な
臭いの強さの判断が困難になってしまうため、本来なら
ば臭いがあるのにも関わらず、使用者の嗅覚が麻痺して
いて臭いを感じず、脱臭操作を行わずにトイレを退出し
た場合、トイレの中に臭いが残った状態のまま次の使用
者が中に入り、不快感を持ってしまう可能性がある。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、便器内に排泄物があると
考えられるときには脱臭機能装置の作動量を比較的増大
させ、排泄物がないと考えられるときには脱臭機能装置
の作動量を比較的減少、もしくは作動を停止し、脱臭効
率が良く、電力の無駄を無くす洋風便器装置を提供する
ことにある。さらに、臭いの発生源となっている便器内
の排泄物を速やかに、且つ、効率よく除去することで脱
臭機能装置の作動量を最小限に抑える洋風便器装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の洋風便器装置は、局部を洗浄する洗浄ノズ
ルと、該洗浄ノズルからの洗浄水の噴出開始を操作入力
する局部洗浄操作部と、便器本体への洗浄水の供給通路
を開閉し、該便器本体に設定した大量又は少量の洗浄水
を放出させる洗浄弁と、該洗浄弁を大量放出又は少量放
出状態に開弁させて該便器本体の便器洗浄・大又は便器
洗浄・小動作を行う便器洗浄ユニットと、該便器洗浄ユ
ニットの動作を制御する制御部とを有し、該制御部は該
局部洗浄操作部の操作が行われた際に、局部洗浄動作を
開始させるとともに便器洗浄ユニットを動作させ、便器
洗浄を行うことを特徴とする。この発明によれば、局部
洗浄動作と便器洗浄動作を一つの操作で行うことで、使
用者のスイッチを押す手間を軽減することができ、さら
に臭いの発生源となっている排泄物を速やかに効率よく
除去することでより良い脱臭効果が得られる。
【0007】請求項2の洋風便器装置は、請求項1にお
いて、該局部洗浄操作部はおしり洗浄スイッチを備え、
該おしり洗浄スイッチに連動して便器洗浄・大を行うこ
とを特徴とする。この発明によれば、使用者の排泄行為
の種類によって便器洗浄の水量を変化させることで無駄
水を無くすことができる。つまり、使用者が大便行為を
したと考えられるときには、大便行為後おしり洗浄スイ
ッチを押すと考えられるので、該おしり洗浄スイッチを
押された場合には連動して便器洗浄・大動作を行う。
【0008】請求項3の洋風便器装置は、請求項1にお
いて、該局部洗浄操作部はビデ洗浄スイッチを備え、該
ビデ洗浄スイッチに連動して便器洗浄・小を行うことを
特徴とする。この発明によれば、使用者の排泄行為の種
類によって便器洗浄の水量を変化させることで無駄水を
無くすことができる。つまり、使用者が小便行為をした
と考えられるときには、小便行為後ビデ洗浄スイッチを
押すと考えられるので、該ビデ洗浄スイッチを押された
場合には連動して便器洗浄・小動作を行う。
【0009】請求項4の洋風便器装置は、請求項2乃至
3において、使用者の便座への着座を検知する着座セン
サを備え、該制御部は、使用者の着座を検知してから所
定時間の経過後、該局部洗浄操作部の操作に連動して便
器洗浄を行うことを特徴とする。この発明によれば、使
用者が着座してから排泄行為を行うまでにはある程度の
時間が必要と考えられ、着座後あまりにも短時間の間に
該局部洗浄操作部が操作されたということは、局部に付
着している排泄物を洗浄するためになされた行為ではな
く、使用者が誤って該局部洗浄操作部を操作したか、何
か別の目的で操作したと考えることができ、除去する排
泄物がないとみなすことができるので、便器洗浄動作を
連動して行わないことで無駄な洗浄水を無くすことがで
きる。
【0010】請求項5の洋風便器装置は、請求項2乃至
3において、該制御部は、該局部洗浄操作部の操作と便
器洗浄が連動動作後、所定時間は連動動作を行なわず、
該所定時間の経過後、該局部洗浄操作部の操作に再び連
動して便器洗浄を行うことを特徴とする。この発明によ
れば、使用者が一度排泄行為をして局部洗浄を終えた後
で、再び便意をもよおして排泄行為を終えるまでにはあ
る程度の時間が必要と考えられ、再び排泄行為を終える
前に、該局部洗浄操作部が操作されたということは、局
部に付着している排泄物を洗浄するためになされた行為
ではなく、使用者が誤って該局部洗浄操作部を操作した
か、何か別の目的で操作したと考えることができ、、流
すべき排泄物がないとみなすことができるので、便器洗
浄動作を連動して行わないことで無駄な洗浄水を無くす
ことができる。
【0011】請求項6の洋風便器装置は、請求項2乃至
3において、便器本体内の臭気を吸入する臭気吸入手段
及び臭気を脱臭する機能部を有し、脱臭された空気を衛
生洗浄装置外に排出する排気口を有する脱臭機能装置を
備え、該制御部は、該局部洗浄操作部の操作と便器洗浄
が連動動作後、所定時間は、該脱臭機能装置の送風量を
下げるか又はゼロにすることを特徴とする。この発明に
よれば、便器洗浄によって臭いを発生させる排泄物が除
去された後は臭いが発生することはないので、該脱臭機
能装置の送風量を下げるか又はゼロにすることで無駄な
電力を無くすことができる。
【0012】請求項7の洋風便器装置は、請求項6にお
いて、該制御部は、該脱臭機能装置の送風量を下げるか
又はゼロにしたのち、所定時間の経過後、該脱臭機能装
置の送風量を上げることを特徴とする。この発明によれ
ば、使用者が一度排泄行為をして局部洗浄を終えた後
で、再び便意をもよおして排泄行為を行うまでにはある
程度の時間が必要と考えられ、再び排泄行為がなされた
ということは排泄物から臭いが発生しているということ
なので再び脱臭機能装置の送風量を上げることで効率の
良い脱臭が行われる。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
【0014】図1は本例の洋風便器装置を示したもの
で、便器1において、衛生洗浄装置2は、便器本体3の
後部に装着されており、便器本体3の上面に装着される
便座4とこれを閉じる便蓋5とを、開閉自在に係合保持
して備える。
【0015】また、衛生洗浄装置2は、便器本体3のボ
ール内に進退するように構成され、洗浄水を人体局部に
噴出するノズル装置14(図2参照)と乾燥用の温風フ
ァン28(図3参照)及び温風ダクト26(図3参照)
を配設している。
【0016】更に温風ダクト26の下方位置には脱臭ダ
クト27が設けられており、同脱臭ダクト27は、図3
に示すように、衛生洗浄装置2の左側に伸延して後述す
る脱臭機能装置25と連通している。ここで、本実施例
では脱臭機能として、オゾンを発生させて、同オゾンと
臭気成分を化学反応させることにより脱臭を行う脱臭機
能装置25を装備しており、同脱臭機能装置25の大部
分は衛生洗浄装置2の左側に収納されている。
【0017】図3に示すように、温風ダクト26の下方
には、脱臭ダクト27が配設されており、同脱臭ダクト
27はその先端部の臭気吸入口29を便器本体3のボー
ル内に開口し、臭気吸入口29から衛生洗浄装置2の中
間部に沿って、左側の中央部にまで伸延し、終端部は、
脱臭機能装置25内に形成したオゾン処理流路30に連
通されている。そしてオゾン処理流路30の最終端には
排気口31が形成されており、同排気口31は、衛生洗
浄装置2の左側下端部に開口し、脱臭した空気を便器1
近傍に排出可能にしている。上記のように脱臭ダクト2
7の臭気吸入口29からオゾン処理流路30の排気口3
1に至る全流路にわたって便器本体3のボール内に発生
する臭気を脱臭するための流路43が形成されており、
その間に脱臭機能装置25が介設されている。
【0018】上記構成において、脱臭機能装置25を図
3及び図4に基づき説明する。
【0019】脱臭機能装置25は、オゾン発生部32
と、臭気吸入ファン33と触媒34とにより構成されて
いる。脱臭機能装置25の一部を構成するオゾン発生部
32は、脱臭ダクト27の後部内の中央部に配設されて
おり、かかるオゾン発生部32は、ヒータ35と同ヒー
タ35の側面に貼着したオゾナイザ36とによって構成
されている。
【0020】オゾナイザ36は、ケース内に配設された
高電圧発生装置37に接続されており、高電圧発生装置
37は制御部24(図9参照)に接続されており、制御
部24からの駆動出力に基づいて、高電圧発生装置37
からオゾナイザ36に高電圧を印加して、オゾンを脱臭
ダクト27内に発生させることができる。かかるオゾナ
イザ36は、制御部24を介して後述する着座センサ6
(図2参照)に接続されており、制御部24が着座セン
サ6の着座検出信号を受けて、制御部24より出力され
る駆動信号に基いてオゾンを発生すべく作動する。ま
た、ヒータ35は、オゾナイザ36を加熱して、オゾナ
イザ36によるオゾン発生の促進を図るものである。
【0021】かかるオゾン発生部32の下流側にはオゾ
ン処理流路30が形成されており、その上部には、臭気
吸入ファン33が配設されている。なお、オゾン処理流
路30は衛生洗浄装置2内において、垂直方向に伸延す
る中空ケーシング38内に形成されており、その上部は
脱臭ダクト27の内部空間と連通連絡している。
【0022】かかる臭気吸入ファン33は、ボール内に
発生した臭気を脱臭ダクト27を通してオゾン処理流路
30内に吸引する臭気吸入手段であるとともに、後述す
るように、オゾン発生部32で発生したオゾンと吸引し
た臭気を効果的に混合して臭気の脱臭を図る脱臭機能装
置となるように構成されている。臭気吸入ファン33
は、本実施例では、一対の前円板39、後円板40を、
円周方向に間隔をあけて多数配設したブレード板41に
よって連結したシロッコファンによって形成されてい
る。そして、同臭気吸入ファン33は、中空ケーシング
38の後部に配設した回転モータ42の出力軸に固着さ
れている。かかる回転モータ42は、前述したオゾナイ
ザ36と同様に制御部24を介して着座センサ6に接続
されており、制御部24は、着座センサ6の着座検出信
号を受けて、制御部24の駆動信号に基いて臭気吸入フ
ァン33を回転させる。
【0023】次いで、触媒34について説明すると、触
媒34はオゾン処理流路30において、臭気吸入ファン
33の下流側に設けられており、オゾンが酸素と活性酸
素とに分解されるのを助長するものであり、オゾンと臭
気との混合による脱臭作用を促進することができるもの
である。触媒34には、各種組成と形体のものがある
が、例えば、MuO2,TiO2等を成分として含み、ハ
ニカム構造としたものを用いることができる。かかる触
媒34は、オゾンをO3→O2+O+への分解を積極的に
行うものである。そして、活性酸素O+は、臭気成分
の、例えばH2Sと反応すれば、その化学変化によりH2
O+SO2とに変化して無臭となり、脱臭処理が行える
ものである。
【0024】便座4の後部には、使用者が用を足すため
に着座すると着座したことを検出して信号を出力する着
座センサ6が装着されている。着座センサ6は、使用者
が便座4に着座したことを直接検知するように便座4に
装着した静電又は感圧方式の圧力センサでもよいが、使
用者の体が透過光又は反射光を遮断した場合に着座状態
と見なせるように設置した透過又は反射型の光電方式の
センサでもよい。
【0025】7はタンクケーシングで、内部には便器洗
浄水を貯える洗浄水タンク12が収容されている。タン
クケーシング7の内部には、上記洗浄水タンクとともに
便器洗浄ユニット8が収容されている。便器洗浄ユニッ
ト8は、衛生洗浄装置2に備えられている制御部24が
リモコン受信部9で受信された信号に応じた動作、並び
に使用者の手動による操作に応じた動作をする。
【0026】図5は、タンクケーシング7の内部にある
便器洗浄ユニット8の構造を示す正面縦断断面図であ
る。外部水源から給水弁13を通って衛生洗浄装置2に
配管・接続された給水路は、分岐金具44によって2方
向に分岐する。第1の流路は、洗浄ノズル14に至るも
のであり、局部洗浄時にはこの流路を介して洗浄ノズル
14への給水が行われる。第2の流路はボールタップ4
5に接続しており、ボールタップ45の開弁時にはこの
流路を介してボールタップ45への給水が行われ、洗浄
水タンク12への吐水が始まる。
【0027】図6は、洗浄水タンク12内の便器洗浄水
吐出機構を示す模式図であって、図5と平行な正面縦断
図を示す。図6では、便器洗浄水吐出機構に含まれない
ボールタップ45は省略した。
【0028】まず、最初に、大用便時と小用便時で便器
ボール部に吐出する洗浄水の水量を変更する機構につい
て説明する。洗浄水タンク12の底部に設けられた排水
弁11は、洗浄水タンク12の底部を貫通する排水弁本
体46上に、各々弁体がフラッパ弁で構成される便器洗
浄・大用排水弁47と便器洗浄・小用排水弁48を上下
に重ねた構造をとる。便器洗浄・大用排水弁47は、弁
座67を排水弁本体46のタンク側開口縁に形成してお
り、第1フラッパ弁49を弁体とする。便器洗浄・小用
排水弁48は、弁座50を便器洗浄・大用排水弁47の
第1フラッパ弁49に形成しており、第2フラッパ弁51
を弁体とする。第1フラッパ弁49及び第2フラッパ弁5
1の基部は、排水弁本体46の一側に設けられたオーバ
ーフロー管連結部52に、上下に回動自在に取り付けら
れている。
【0029】第1フラッパ弁49の先端には玉鎖53が
結合されており、この玉鎖53の他端は、後述する第2
アーム54に連結されている。玉鎖53を引いて第1フ
ラッパ弁49を引き上げると便器洗浄・大用排水弁47
が開弁する構成となっている。同様に、第2フラッパ弁
51に一端を結合した玉鎖55は、他端を後述する第1
アーム56に連結しており、玉鎖55を引いて第2フラ
ッパ弁51を引き上げると便器洗浄・小用排水弁48が
開弁する構成となっている。
【0030】通常、洗浄水タンク12内に便器洗浄水が
貯留されている状態では、排水弁11上には洗浄水タン
ク12内の洗浄水による水圧がかかっており、排水弁1
1は閉じたままである。第1フラッパ弁49または第2フ
ラッパ弁51が引き上げられて、排水弁11が一旦開弁
されると、排水が始まると共に排水弁11にかかってい
た水圧が解除される。水圧が解除されると、後述する浮
子57または58の働きで排水弁11は開いたままの状
態となり、引き続き排水が行われる。ここで、洗浄水の
排水により洗浄水タンク12の水位が低下すると、前述
のボールタップ45から洗浄水タンク12への給水が開
始される。
【0031】上記の玉鎖53及び55には、便器洗浄・
大用排水弁47及び便器洗浄・小用排水弁48の閉弁の
タイミングを決定するための浮子57、58が各々に取
り付けられている。便器洗浄・大用排水弁47または便
器洗浄・小用排水弁48が開弁して洗浄水タンク12内
の洗浄水が便器ボール内に吐出された時、開いた弁に結
合した玉鎖に取り付けられた浮子の高さまでタンク水位
が下降すると、開いていた排水弁11が閉じる。この
時、前述のボールタップ45からの給水により洗浄水タ
ンク12内に洗浄水が溜まり始め、排水弁11に再び水
圧がかかるため同排水弁11の閉弁状態が維持され、排
水が停止する。ここで、第2フラッパ弁51側の浮子5
8の取り付け位置が第1フラッパ弁49側の浮子57よ
りも高い位置となっているため、便器洗浄・小用排水弁
48の開弁時の排水量は、便器洗浄・大用排水弁47の
開弁時の排水量よりも少なくなるのである。
【0032】次に、上述の便器洗浄・大用排水弁47ま
たは便器洗浄・小用排水弁48を開弁するための機構を
説明する。排水弁11の開弁に働くハンドル装置59
は、主として、洗浄水タンク12の側壁を貫通して設け
られるスピンドル60と、洗浄水タンク12外に突出す
るスピンドル60の端部に取り付けられる操作用のロー
タンクレバー10と、スピンドル60の回転を洗浄水タ
ンク12内部で制御するロータリソレノイド部61と、
洗浄水タンク12内部においてスピンドル60に取り付
けられた第1アーム56及び第2アーム54とから構成さ
れている。上記スピンドル60は、ロータンクレバー1
0により手動で、また、ロータリソレノイド部61によ
り電気駆動で、時計方向及び反時計方向に回転可能な構
造となっている。
【0033】第1アーム56及び第2アーム54は一端
に円筒部を有しており、第1アーム56は、その円筒部
の内周面に有する溝でスピンドル60にはめ込まれ、ス
ピンドル60上に固定されている。そのため、第1アー
ム56はスピンドル60の回転時に一体となって回転す
る。また、第1アーム56の円筒部には突出部が備わっ
ており、第2アーム54の円筒部には切欠部が係合する
状態で、第2アーム54は第1アーム56の円筒部に回転
自在にはめ込まれている。この時、第1アーム56が一
方向に回転すると前記突出部と切欠部の係合により第2
アーム54も回転する。一方、第1アーム56が他方向
に回転すると、前記突出部と前記切欠部が離れるため第
2アーム54は回転しない。
【0034】以上のような構造を持つハンドル装置59
における、便器洗浄水吐出時の動作について次に説明す
る。便器洗浄水の吐出は、ロータンクレバー10の回転
操作または後述するロータリソレノイド部61の働きに
より、スピンドル60及びこれに固定された第1アーム
56を回転させることにより実行される。ロータンクレ
バー10またはロータリソレノイド部61によりスピン
ドル60を時計方向(図7に矢印CWとして図示した方
向)へ回転させると(以後記述するスピンドル60等の
回転方句はロータンクレバー10の操作方向を基準とす
る)、前述の突出部と切欠部の係合により、第1アーム
56が時計方向に回転すると共に第2アーム54も時計
方向に回転し、各々第2フラッパ弁51、第1フラッパ
弁49を引き上げる。従って、便器洗浄・大用排水弁4
7と便器洗浄・小用排水弁48が同時に開弁して便器洗
浄・大が行われる。
【0035】また、スピンドル60を反時計方向に回転
させると、それに伴って第1アーム56は反時計方向に
回転して第2フラッパ弁51を引き上げるが、前述のよ
うに第1アーム56の円筒部の突出部と第2アーム54
の円筒部の切欠部が離れるため第2アーム54は回転せ
ず、第1フラッパ弁49の引き揚げは行われない。従っ
て、便器洗浄・小用排水弁48のみが開弁して便器洗浄
・小が行われる。
【0036】次に、ロータリソレノイド部61について
説明する。図7はロータリソレノイド部61内部の縦断
面の模式図である。ロータリソレノイド部61は、電気
駆動されて回転する便器洗浄・大用ロータリソレノイド
62及び便器洗浄・小用ロータリソレノイド63を有
し、各々のロータリソレノイドの回転動作が伝わってス
ピンドル60が時計方向または反時計方向に回転するよ
う、ワイヤ64を介してスピンドル60と接続してい
る。便器洗浄・大用ロータリソレノイド62が回転する
と、これによりスピンドル60が図7で矢印CWで示し
た時計方向に回転し、上述した機構により便器洗浄・大
が行われ、便器洗浄・小用ロータリソレノイド63が回
転すると、これによりスピンドル60が反時計方向に回
転し、便器洗浄・小が行われる。
【0037】表示部23は、脱臭や使用者の着座状態等
をLEDのランプ表示で報知する。
【0038】図9は、制御部24を表すブロック図であ
る。制御部24は、着座センサ6からの信号を受信する
ことで、使用者の着座を認識し、着座時間をカウントす
る。また、リモコン受信部9の信号を受信することで、
受信した時の着座時間に対応して、便器洗浄ユニット8
と脱臭機能装置25とノズル装置14を動作させる。
【0039】図10は、図9に表示されている制御部2
4による制御の内容をフローチャートとして、図11
は、タイムチャートとして示したものである。ここから
は、図10・図11に基づいて説明していく。
【0040】本例では、使用者の着座を検知してから、
着座時間が10S以上経過した場合、脱臭機能装置25
が作動し、臭気吸入ファン33が回転して排泄物から発
せられる臭気を吸引し脱臭を行う(S2→S3、C
点)。
【0041】ここで、図8はリモコン装置15を示した
ものであり、便器洗浄・大の操作を行うための便器洗浄
・大スイッチ16、便器洗浄・小の操作を行うための便
器洗浄・小スイッチ17、さらに局部洗浄を行うための
おしり洗浄スイッチ65、ビデ洗浄スイッチ66が備わ
っており、その他局部洗浄に関して使用される各種操作
スイッチ20が備えられている。また、各種操作の操作
に基づく操作信号を光信号として発信する発行部22
と、使用頻度の低いその他のスイッチを隠蔽する開閉可
能な蓋18が備えられている。
【0042】使用者の着座を検知してから、着座時間が
10S以上経過したところで、使用者がおしり洗浄スイ
ッチ65を押した場合、おしり洗浄動作とともに便器洗
浄・大を行う(S4→S6、D点)。また、おしり洗浄
スイッチではなくて、ビデ洗浄スイッチ66を押した場
合は、ビデ洗浄動作とともに便器洗浄・小を行う(S5
→S7、D点)。
【0043】尚、リモコン装置15の蓋18の内側にお
しり洗浄スイッチ65、もしくはビデ洗浄スイッチ66
を押すと、おしり洗浄動作、もしくはビデ洗浄動作とと
もに便器洗浄も行う設定を入または切状態に変更できる
スイッチである便器洗浄連動モード入/切SW19が設け
られている。同SWを「入」状態にすることでかかる連動
モードを実行させることができる。各種の吐水状態やか
かる連動モードの入/切状態は画面21に表示される。
【0044】このように、局部洗浄動作と便器洗浄動作
を一つの操作で行うことで、使用者のスイッチを押す手
間を軽減することができ、さらに臭いの発生源となって
いる排泄物を速やかに効率よく除去することで脱臭効果
が得られる。
【0045】逆に、着座時間が10S未満の時に使用者
がおしり洗浄スイッチ65、もしくはビデ洗浄スイッチ
66を押した場合は、おしり洗浄動作、もしくはビデ洗
浄動作を行うのみで、同時に便器洗浄動作は行われない
(S1→S2、B点)。これは、使用者が着座してから
排泄行為を行うまでにはある程度の時間が必要と考えら
れ、着座後あまりにも短時間の間に、ここでは10Sと
しているが、おしり洗浄スイッチ65、もしくはビデ洗
浄スイッチ66が押されたということは、局部に付着し
ている排泄物を洗浄するためになされた行為ではなく、
何か別の目的でスイッチを押したか、あるいは誤ってス
イッチを押してしまったと考えられるので流すべき排泄
物がないとみなすことができ、便器洗浄動作の連動を禁
止することで、無駄な洗浄水の使用を無くすためであ
る。
【0046】さらに、使用者の着座時間が10S以上経
過したところで一旦脱臭機能装置が作動する。ここでは
その状態を作動量・大とする(S2→S3、C点)。そ
して、おしり洗浄動作に連動して便器洗浄・大、もしく
はビデ洗浄動作に連動して便器洗浄・小が行われた時点
で、脱臭機能装置25の臭気吸入ファン33の回転速度
を下げ、オゾン発生部32におけるオゾンの発生量を減
少させて、脱臭機能装置25の作動量を下げても良い。
ここではその状態を作動量・小とする(S6→S8、S
7→S8、D点)。これは、便器洗浄が行われた時点で
臭いの発生源となっている排泄物は処理されているとみ
なすことができ、脱臭の能力を下げても問題ないためで
あり、これによって臭気吸入ファン33の回転速度を下
げることで電力の無駄を省くことができ、さらに脱臭機
能装置25において、消耗する触媒などを脱臭に用いて
いる場合はその寿命の長期化もできる。
【0047】また、脱臭機能装置25の臭気吸入ファン
33の回転速度を下げ、オゾン発生部32におけるオゾ
ンの発生量を減少させるのではなくて、臭気吸入ファン
33の回転を停止させ、オゾン発生部32におけるオゾ
ンの発生を停止させても良い。
【0048】使用者の着座時間が10S以上経過したと
ころでおしり洗浄動作に連動して便器洗浄・大、もしく
はビデ洗浄動作に連動して便器洗浄・小が行われた時点
からの着座時間が60S未満のときに再びおしり洗浄ス
イッチ65、もしくはビデ洗浄スイッチ66を押して
も、それぞれおしり洗浄動作、もしくはビデ洗浄動作を
行うのみで同時の便器洗浄動作を禁止する(E点)。使
用者が一度排泄行為をして局部洗浄を終えた後で、再び
便意をもよおして排泄行為を行うまでにはある程度の時
間が必要と考えられ、本例ではこの時間を60Sとして
いる。ここで、60S未満のときにおしり洗浄スイッチ
65、もしくはビデ洗浄スイッチ66を押したというこ
とは、局部に付着している排泄物を洗浄するためになさ
れた行為ではなく、何か別の目的でスイッチを押した
か、あるいは誤ってスイッチを押してしまったと考えら
れるので流すべき排泄物がないとみなすことができ、便
器洗浄動作の連動を禁止することで、無駄な洗浄水の使
用を無くすためである。
【0049】尚、おしり洗浄スイッチ65、もしくはビ
デ洗浄スイッチ66を押してから60Sが経過した時点
で使用者が離座せずそのまま着座状態であった場合は、
再びおしり洗浄スイッチ65を押せばおしり洗浄動作に
連動して便器洗浄・大が行われ、ビデ洗浄スイッチ66
を押せばビデ洗浄動作に連動して便器洗浄・小が行われ
る(S10→S3→S4→S6、S10→S3→S4→
S5→S7、G点)。
【0050】更に、おしり洗浄スイッチ65、もしくは
ビデ洗浄スイッチ66が押されて60S経過した時点で
脱臭機能装置25における臭気吸入ファン33の回転速
度とオゾン発生部32におけるオゾンの発生量を初期の
状態に戻す(S10→S3、F点)。使用者が一度排泄
行為をして局部洗浄を終えた後で、再び便意をもよおし
て排泄行為を行うまでにはある程度の時間が必要と考え
られ、本例ではこの時間を60Sとしている。そして、
再び排泄行為がなされたということは排泄物から臭いが
発生しているということなので脱臭機能装置25の作動
量を上げる必要があるからである。これにより、効率の
良い脱臭が行われる。
【0051】付け加えて本例では、微少時間の脱座は脱
座とみなさないようにすることができる。例えば着座中
に体を若干ずらしたり、かがんだりすると着座センサ6
の着座検知から外れることがあるが、この場合は使用者
はまだ当然着座状態であるので、このような場合におい
て着座センサ6から外れたことを以って脱座とみなさな
いようにすることで、着座継続時間が誤って判定されて
しまうという不具合を回避する。
【0052】また、本例ではおしり洗浄スイッチ65、
ビデ洗浄スイッチ66、便器洗浄・大スイッチ16、便
器洗浄・小スイッチ17はリモコン装置にあったが便座
本体に直接備わっていても問題ない。
【0053】さらに、便器洗浄動作において、使用者が
手動で便器洗浄・大スイッチ16か便器洗浄・小スイッ
チ17、もしくはロータンクレバー10を操作して便器
洗浄動作を行った場合、もしくは使用者が用を足し終わ
って離座した場合、着座からの全てのタイマカウントは
リセットされ、初期状態(S0)に戻る(S10→S1
1→S0、S12→S13→S0、S14→S15→S
0、H点)。
【0054】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。
【0055】請求項1の発明によれば、局部洗浄動作と
便器洗浄動作を一つの操作で行うことで、使用者のスイ
ッチを押す手間を軽減することができ、さらに臭いの発
生源となっている排泄物を速やかに効率よく除去するこ
とでより良い脱臭効果が得られる。
【0056】請求項2の発明によれば、使用者の排泄行
為の種類によって便器洗浄の水量を変化させることで無
駄水を無くすことができる。つまり、使用者が大便行為
をしたと考えられるときには、大便行為後おしり洗浄ス
イッチを押すと考えられるので、該おしり洗浄スイッチ
を押された場合には連動して便器洗浄・大動作を行う。
【0057】請求項3の発明によれば、使用者の排泄行
為の種類によって便器洗浄の水量を変化させることで無
駄水を無くすことができる。つまり、使用者が小便行為
をしたと考えられるときには、小便行為後ビデ洗浄スイ
ッチを押すと考えられるので、該ビデ洗浄スイッチを押
された場合には連動して便器洗浄・小動作を行う。
【0058】請求項4の発明によれば、使用者が着座し
てから排泄行為を行うまでにはある程度の時間が必要と
考えられ、着座後あまりにも短時間の間に該局部洗浄操
作部が操作されたということは、局部に付着している排
泄物を洗浄するためになされた行為ではなく、使用者が
誤って該局部洗浄操作部を操作したか、何か別の目的で
操作したと考えることができ、除去する排泄物がないと
みなすことができるので、便器洗浄動作を連動して行わ
ないことで無駄な洗浄水を無くすことができる。
【0059】請求項5の発明によれば、使用者が一度排
泄行為をして局部洗浄を終えた後で、再び便意をもよお
して排泄行為を終えるまでにはある程度の時間が必要と
考えられ、再び排泄行為を終える前に、該局部洗浄操作
部が操作されたということは、局部に付着している排泄
物を洗浄するためになされた行為ではなく、使用者が誤
って該局部洗浄操作部を操作したか、何か別の目的で操
作したと考えることができ、、流すべき排泄物がないと
みなすことができるので、便器洗浄動作を連動して行わ
ないことで無駄な洗浄水を無くすことができる。
【0060】請求項6の発明によれば、便器洗浄によっ
て臭いを発生させる排泄物が除去された後は臭いが発生
することはないので、該脱臭機能装置の送風量を下るか
又はゼロにすることで無駄な電力を無くすことができ
る。
【0061】請求項7の発明によれば、使用者が一度排
泄行為をして局部洗浄を終えた後で、再び便意をもよお
して排泄行為を行うまでにはある程度の時間が必要と考
えられ、再び排泄行為がなされたということは排泄物か
ら臭いが発生しているということなので再び脱臭機能装
置の送風量を上げることで効率の良い脱臭が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す洋風便器装置の全体図
である。
【図2】図1の洋風便器装置の便蓋を開けた状態を示す
図である。
【図3】脱臭機能装置の一部切欠正面図である。
【図4】脱臭機能装置の一部切欠側面図である。
【図5】タンクケーシング7の内部構造を表す正面縦断
面図である。
【図6】洗浄水タンク12内部の排水機構を表す正面縦
断面図である。
【図7】ロータリソレノイド部61の構成を表す模式図
である。
【図8】図1の洋風便器装置に備わっているリモコン装
置の全体図である。
【図9】本発明の同実施例の制御系統を示すブロック図
である。
【図10】図9の制御部による制御の実行手順のフロー
チャートである。
【図11】図9の制御部による制御の実行手順のタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1:便器 2:衛生洗浄装置 3:便器本体 4:便座 5:便蓋 6:着座センサ 7:タンクケーシング 8:便器洗浄ユニット 9:リモコン受信部 10:ロータンクレバー 11:排水弁 12:洗浄水タンク 13:給水弁 14:ノズル装置 15:リモコン装置 16:便器洗浄・大スイッチ 17:便器洗浄・小スイッチ 18:蓋 19:便器洗浄連動モード入/切スイッチ 20:局部洗浄に関して使用される各種スイッチ 21:画面 22:発光部 23:表示部 24:制御部 25:脱臭機能装置 26:温風ダクト 27:脱臭ダクト 28:温風ファン 29:臭気吸入口 30:オゾン処理流路 31:排気口 32:オゾン発生部 33:臭気吸入ファン 34:触媒 35:ヒータ 36:オゾナイザ 37:高電圧発生装置 38:中空ケーシング 39:前円盤 40:後円盤 41:ブレード版 42:回転モータ 43:臭気を脱臭するための流路 44:分岐金具 45:ボールタップ 46:排水弁本体 47:便器洗浄・大用排水弁 48:便器洗浄・小用排水弁 49:第1フラッパ弁 50:弁座 51:第2フラッパ弁 52:オーバーフロー管連結部 53:玉鎖 54:第2アーム 55:玉鎖 56:第1アーム 57:浮子 58:浮子 59:ハンドル装置 60:スピンドル 61:ロータリソレノイド部 62:便器洗浄・大用ロータリソレノイド 63:便器洗浄・小用ロータリソレノイド 64:ワイヤ 65:おしり洗浄スイッチ 66:ビデ洗浄スイッチ 67:弁座

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局部を洗浄する洗浄ノズルと、該洗浄
    ノズルからの洗浄水の噴出開始を操作入力する局部洗浄
    操作部と、便器本体への洗浄水の供給通路を開閉し、該
    便器本体に設定した大量又は少量の洗浄水を放出させる
    排水弁と、該排水弁を大量放出又は少量放出状態に開弁
    させて該便器本体の便器洗浄・大又は便器洗浄・小動作
    を行う便器洗浄ユニットと、該便器洗浄ユニットの動作
    を制御する制御部とを有する洋風便器装置において、該
    制御部は使用者による該局部洗浄操作部の操作と連動さ
    せて、局部洗浄を開始動作させるとともに便器洗浄ユニ
    ットを動作させ、便器洗浄を行うことを特徴とする洋風
    便座装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該局部洗浄操作部
    はおしり洗浄スイッチを備えるとともに、該おしり洗浄
    スイッチに連動して便器洗浄・大を行うことを特徴とす
    る洋風便器装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、該局部洗浄操作部
    はビデ洗浄スイッチを備えるとともに、該ビデ洗浄スイ
    ッチに連動して便器洗浄・小を行うことを特徴とする洋
    風便器装置。
  4. 【請求項4】 請求項2乃至3において、使用者の便
    座への着座を検知する着座センサを備え、該制御部は、
    使用者の着座を検知してから所定時間の経過後、該局部
    洗浄操作部の操作に連動して便器洗浄を行うことを特徴
    とする洋風便器装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至3において、該制御部
    は、該局部洗浄操作部の操作と便器洗浄が連動動作後、
    所定時間は連動動作を行なわず、該所定時間の経過後、
    該局部洗浄操作部の操作に再び連動して便器洗浄を行う
    ことを特徴とする洋風便器装置。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至3において、便器本体内
    の臭気を吸入する臭気吸入手段及び臭気を脱臭する機能
    部を有し、脱臭された空気を衛生洗浄装置外に排出する
    排気口を有する脱臭機能装置を備え、該制御部は、該局
    部洗浄操作部の操作と便器洗浄が連動動作後、所定時間
    は、該脱臭機能装置の送風量を下げるか又はゼロにする
    ことを特徴とする洋風便器装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、該制御部は、該脱
    臭機能装置の送風量を下げるか又はゼロにしたのち、所
    定時間の経過後、該脱臭機能装置の送風量を上げること
    を特徴とする洋風便器装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106545064A (zh) * 2016-11-01 2017-03-29 湖南匡为科技有限公司 厕所除臭系统的控制方法及装置
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