JP2007023767A - 便器装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 便座への人体の着座を検知する着座検知センサ16と、便器本体の使用を検知する人体検知センサ17と、便器本体へ洗浄水を放出させる洗浄弁42と、洗浄弁42を該大量放出又は少量放出状態に開弁させて便器本体10の大洗浄又は小洗浄動作を行う弁駆動装置34と、弁駆動装置の作動を制御する制御部30とを有し、制御部により、便器使用者の便座への着座時間が設定時間未満の短時間であるときに弁駆動装置34を自動的に小洗浄動作させ、また設定時間以上の長時間であるときに自動的に大洗浄動作させる便器装置において、自動的に洗浄を開始するタイミングを着座検知センサ16による検知信号消失か人体検知センサ17による検知信号消失に基づくかを選択する選択スイッチ29を設けた。
【選択図】 図1
Description
この種洗浄装置は、通常、操作レバーを一方向に回転操作することで大量の洗浄水を放出させて便器の大洗浄を行い、また逆方向に回転操作することで少量の洗浄水を放出して便器を小洗浄するようになっている。
しかしながらこの種洗浄装置の場合、いちいち操作レバーに手を触れて回転操作することが必要で、面倒であるとともに操作レバーに汚れが付き易く、次の使用者が操作レバーに手を触れたときに手が汚れてしまい、必ずしも衛生的でないといった問題があった。また便器使用者が便器使用後において操作レバーの操作をし忘れたりしたときに、便器の洗浄が行われず、次に便器を使用する人が快適に便器を使用できないといった問題があった。
また、特開平11−166258号記載の便器装置では、着座時間により大便、小便の判定を行って大量の洗浄水放出、少量の洗浄水放出を行っており、不必要な水の消費を減らし、経済的である。
本例の便器本体10内には、局部洗浄水を上向きに噴出して肛門を局部洗浄する洗浄ノズル18が備えられ、その洗浄ノズル18からの洗浄水噴出操作を行うノズルスイッチ(局部洗浄操作部)20を有するリモコン装置22が付設されている。このリモコン装置22には、各種操作スイッチの操作に基づく操作信号を光信号として発信する発光部24が設けられている。
36は外郭ケーシングで、内部に便器洗浄水を貯える洗浄水タンクが収容されている。この外郭ケーシング36の後面隅部には受光部28が設けられており、リモコン装置22における発光部24から発せられた光信号が、この受光部28で受信されるようになっている。
外郭ケーシング36の内部には、また、上記洗浄水タンクとともに制御部30が収容されており、上記受光部28で受信された信号がこの制御部30へと送られる。制御部30はその信号に基づいて噴出機能部32を作動させ、洗浄ノズル18先端から局部洗浄水の噴出を行わせる。或いはまた後述の弁駆動装置34を作動させ、便器洗浄を行わせる。具体的には、便器本体10に対して洗浄水タンク内部の洗浄水を放出させ、便器本体10の洗浄を行わせる。
このリモコン装置22には、また、使用頻度の低いその他の操作スイッチを隠蔽する開閉可能な蓋25が備えられており、その蓋25の内側に非接触即ちノンタッチで自動的に便器洗浄を行わせるための、即ち自動洗浄モードを選択するための入/切スイッチ27が設けられている。このスイッチ27を入の状態にすることでかかる自動洗浄モードを実行させることができる。
排水弁42は、外郭ケーシング36に回転可能に設けられた引上げロッド44に対して鎖46を介して連結されており、その引上げロッド44の回転操作に基づいて排水弁42が引き上げられ、排出口40が開かれるようになっている。
この引上げロッド44には、外郭ケーシング36の外側にレバー形式の操作レバー48が取り付けられている。また更に外郭ケーシング36の内部において、引上げロッド44に対し弁駆動装置34が連結されている。
弁駆動装置34は、駆動モータと、内部において互いに噛み合う2つのギヤとを有している。一方のギヤは駆動モータの出力軸に固設されており、また他方のギヤは引上げロッド44に固設されており、それらのギヤの噛合いに基づいて、引上げロッド44が駆動モータに対し作動的に連結されている。
一方、操作レバー48を図中右方向、つまり反時計方向に回転操作すると、引上げロッド44が同方向に比較的小さな角度で回転させられ、排水弁42が排出口40から僅かに持ち上げられた状態に保持される。
従ってこのときには洗浄水タンク内の洗浄水は、排出口40と排水弁42との間の比較的小さな隙間を通じて便器本体10に排出され、便器本体10の小洗浄が行われる。即ち洗浄水タンク内の洗浄水が少量放出されて、便器本体10の小洗浄が行われる。而して操作レバー48を反時計方向に一定時間回転維持した後、これを元に戻すと、排水弁42が排出口40を閉じて洗浄水の放出が停止する。
上記弁駆動装置34は、操作レバー48の手動操作に代わって機械的に同様の操作を行い、以て便器本体10の大洗浄若しくは小洗浄動作を行う。
本例では使用者が便座12に一定時間t1以上(本例では6秒以上)着座したときに、そこで初めて実質的に着座動作が行われたものとみなし、以下の動作を実行する。
その後所定時間t2内(この例では60秒以内)に使用者がトイレ室内から立ち去ると、再び便器洗浄は行われず(図6(b)参照)、着座時間の計測値がリセットされる。
使用者が便座12に所定時間t3(この例では30秒)継続して着座した後、便座12から離座し且つ所定時間t4(この例では3秒程度)以内に使用者を検知すれば、その検知信号消失後所定時間t5経過後(この例では6秒程度)に弁駆動装置34が大洗浄動作させられ、便器本体10の大洗浄が行われるとともに着座時間の計測値がリセットされる。(図6(a)参照)
上記のように本例の便器装置にあっては、便座12への使用者の着座時間が計測され、そしてその着座時間が所定時間t3(この例では30秒)未満の短時間である場合には使用者が便器洗浄のための操作を行わなくても、退室後において自動的に便器本体10の小洗浄が行われる。
即ち着座時間が短時間である場合には使用者が小用をしたものとみなされ、便器本体10の小洗浄が行われる。一方において着座時間が所定時間t3以上の長時間である場合、退室後において便器本体10の大洗浄が自動的に行われる。
即ち本例の便器装置は、着座時間の長短に基づいて大用か小用かが判定され、それに応じて便器本体10が自動的に大洗浄又は小洗浄される。これにより便器本体10を、無駄に多量の水を使うことなく適正に洗浄することができる。
そして、便蓋6及び便座5が閉じられると、便座2の閉検知信号により、人体検知センサ17及び着座検知センサ16をセンサ駆動部50により上方に移動させ、元の位置に戻す。これにより、再び、人体検知センサ17が前方に開放される状態となり、便蓋14の上方に向けて投光ができる。
従って、再び、便器前方の人体を検知することが可能となり、使用者が近づいたときは、人体検知センサ17による人体検知を行うことが可能となる。なお、便蓋14が倒伏状態においても人体検知を行っているので、掃除等でトイレ室内に出入りした人を検知して、自動洗浄することが考えられるので、便座姿勢検知手段51と同様の機構を用いた便蓋姿勢検知手段52を設け、便蓋閉止時には自動洗浄を行わないようにすることもできる。
12 便座
16 着座検知センサ
17 人体検知センサ
18 洗浄ノズル
20 ノズルスイッチ(局部洗浄操作部)
26A 大洗浄スイッチ(大洗浄操作部)
26B 小洗浄スイッチ(小洗浄操作部)
29 選択スイッチ
30 制御部
34 弁駆動装置
40 排出口
42 排水弁(洗浄弁)
51 便座の起立姿勢を検知する検知手段
Claims (1)
- 便座への人体の着座を検知する着座検知センサと、便器本体の使用を検知する人体検知センサと、便器本体へ洗浄水を放出させる洗浄弁と、該洗浄弁を大量放出又は少量放出状態に開弁させて前記便器本体の大洗浄又は小洗浄動作を行う弁駆動装置と、該弁駆動装置の作動を制御する制御部とを有し、該制御部により、便器使用者の前記便座への着座時間が設定時間未満の短時間であるときに前記弁駆動装置を自動的に小洗浄動作させ、また設定時間以上の長時間であるときに自動的に大洗浄動作させる便器装置において、
前記自動的に洗浄を開始するタイミングを前記着座検知センサによる検知信号消失に基づくか前記人体検知センサによる検知信号消失に基づくかを選択する選択スイッチを設けたことを特徴とする便器装置。
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JP2006295228A JP4253851B2 (ja) | 2006-10-31 | 2006-10-31 | 便器装置 |
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CN101451371B (zh) * | 2007-11-30 | 2012-02-29 | Toto株式会社 | 便器装置 |
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