JPH11166258A - 洋風便器装置 - Google Patents

洋風便器装置

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Publication number
JPH11166258A
JPH11166258A JP35218097A JP35218097A JPH11166258A JP H11166258 A JPH11166258 A JP H11166258A JP 35218097 A JP35218097 A JP 35218097A JP 35218097 A JP35218097 A JP 35218097A JP H11166258 A JPH11166258 A JP H11166258A
Authority
JP
Japan
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toilet
cleaning
small
valve
cleaning operation
Prior art date
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Pending
Application number
JP35218097A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Tomita
勝紀 冨田
Masataka Mizutani
優孝 水谷
Nobuo Sogabe
伸雄 曽我部
Takashi Yomoda
毅史 四方田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】便器使用者が大用をなしたか小用をなしたかを
適正に判別し、便器使用後において便器の大洗浄,小洗
浄を適正に且つ自動的に行い得るようにする。 【解決手段】 洋風便器装置を、便座12への人体の着
座を検知する着座センサと、便器本体10への洗浄水の
供給通路を開閉し、便器本体10に設定した大量又は少
量の洗浄水を放出させる洗浄弁と、洗浄弁を大量放出又
は少量放出状態に開弁させて便器本体10の大洗浄又は
小洗浄動作を行う弁駆動装置34と、弁駆動装置34の
作動を制御する制御部30とを有するように構成する。
そしてその制御部30は、使用者の便座12への着座時
間が設定時間未満の短時間であるときに脱座後、弁駆動
装置34を小洗浄動作させ、また設定時間以上の長時間
であるときに、脱座後弁駆動装置34を大洗浄動作させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は便器装置に関し、
詳しくは用足し後の洗浄装置に特徴を有するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
用足し後において洋風便器の便器本体を洗浄する装置と
して、洗浄水タンクの側面等に設けた洗浄操作部として
の操作ハンドルを回転操作することでタンク底部に設け
た洗浄弁を開弁させ、タンク内部の洗浄水を便器本体に
向けて放出し、便器本体の洗浄を行うようにしたものが
広く用いられている。
【0003】この種洗浄装置は、通常、操作ハンドルを
一方向に回転操作することで大量の洗浄水を放出させて
便器本体の大洗浄を行い、また逆方向に回転操作するこ
とで少量の洗浄水を放出して便器本体を小洗浄するよう
になっている。
【0004】しかしながらこの種洗浄装置の場合、いち
いち操作ハンドルに手を触れて回転操作することが必要
で、面倒であるとともに操作ハンドルに汚れが付き易
く、次の使用者が操作ハンドルに手を触れたときに手が
汚れてしまい、必ずしも衛生的でないといった問題があ
った。また便器使用者が便器使用後において操作ハンド
ルの操作をし忘れたりしたときに、便器の洗浄が行われ
ず、次に便器を使用する人が快適に便器を使用できない
といった問題があった。
【0005】一方、便器に人体検知センサを設け、用足
し後において人体検知センサが人体を検知しなくなった
ときに自動的に洗浄水を放出させて便器洗浄(便器本体
の洗浄)を行うようにしたものも考えられている。この
場合、使用者は洗浄操作部に触らなくても便器洗浄を自
動的に行わせることができ、衛生的である。
【0006】しかしながらこの種従来の自動洗浄装置の
場合、人体検知センサの検知に基づく大用(大便),小
用(小便)の判定が困難で、大用,小用を問わず用足し
後に自動的に大量の洗浄水放出、即ち大洗浄を行うもの
で、従って小用時に不必要に大量の水を消費してしまう
といった問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して請求
項1の洋風便器装置は、肛門を局部洗浄する洗浄ノズル
と、該洗浄ノズルからの洗浄水噴出を行わせる局部洗浄
操作部と、便座への人体の着座を検知する着座センサ
と、便器本体への洗浄水の供給通路を開閉し、該便器本
体に設定した大量又は少量の洗浄水を放出させる洗浄弁
と、該洗浄弁を該大量放出又は少量放出状態に開弁させ
て該便器本体の大洗浄又は小洗浄動作を行う弁駆動装置
と、該弁駆動装置の作動を制御する制御部とを有し、該
制御部は、前記局部洗浄操作部による操作が行われたと
き、便器使用者の前記便座からの脱座後に前記弁駆動装
置を自動的に大洗浄動作させるものとされていることを
特徴とする。
【0008】請求項2の洋風便器装置は、便座への人体
の着座を検知する着座センサと、便器本体への洗浄水の
供給通路を開閉し、該便器本体に設定した大量又は少量
の洗浄水を放出させる洗浄弁と、該洗浄弁を該大量放出
又は少量放出状態に開弁させて該便器本体の大洗浄又は
小洗浄動作を行う弁駆動装置と、該弁駆動装置の作動を
制御する制御部とを有し、該制御部は、便器使用者の前
記便座への着座時間が設定時間未満の短時間であるとき
に、脱座後前記弁駆動装置を自動的に小洗浄動作させ、
また設定時間以上の長時間であるときに、脱座後該弁駆
動装置を自動的に大洗浄動作させるものとされているこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3の洋風便器装置は、肛門を局部洗
浄する洗浄ノズルと、該洗浄ノズルからの洗浄水噴出を
行わせる局部洗浄操作部と、便座への人体の着座を検知
する着座センサと、便器本体への洗浄水の供給通路を開
閉し、該便器本体に設定した大量又は少量の洗浄水を放
出させる洗浄弁と、該洗浄弁を該大量放出又は少量放出
状態に開弁させて該便器本体の大洗浄又は小洗浄動作を
行う弁駆動装置と、該弁駆動装置の作動を制御する制御
部とを有し、該制御部は、便器使用者の前記便座への着
座時間が設定時間未満の短時間であるときに、脱座後前
記弁駆動装置を自動的に小洗浄動作させ、また設定時間
以上の長時間であるとき若しくは該着座時間の長短に関
わりなく、着座中に前記局部洗浄操作部による操作が行
われたとき、脱座後に自動的に該弁駆動装置を大洗浄動
作させるものとされていることを特徴とする。
【0010】請求項4の洋風便器装置は、請求項1〜3
の何れかにおいて、前記弁駆動装置を大洗浄動作又は小
洗浄動作させる大洗浄操作部及び小洗浄操作部が更に備
えられており、それら大洗浄操作部又は小洗浄操作部の
操作が行われたとき、前記制御部が優先的に該操作に応
じた大洗浄動作又は小洗浄動作を前記弁駆動装置に行わ
せるものとされていることを特徴とする。
【0011】請求項5の洋風便器装置は、請求項4にお
いて、前記制御部は、前記大洗浄操作部又は小洗浄操作
部の操作に基づいて前記弁駆動装置を大洗浄動作若しく
は小洗浄動作させた場合において、該操作後設定した脱
座時間内に使用者が脱座したとき再度の便器洗浄を行わ
せないものとされていることを特徴とする。
【0012】請求項6の洋風便器装置は、便器本体への
洗浄水の供給通路を開閉し、該便器本体に設定した大量
又は少量の洗浄水を放出させる洗浄弁と、該洗浄弁を該
大量放出又は少量放出状態に開弁させて該便器本体の大
洗浄又は小洗浄動作を行う弁駆動装置と、該弁駆動装置
の作動を制御する制御部と、便座閉状態で隠れ、開状態
で露出して便器本体前方の使用者を検知する人体検知セ
ンサとを有し、該制御部は、該人体検知センサが該便器
本体前方に使用者が設定時間以上立っていたことを検知
したときに、該使用者を検知しなくなってから前記弁駆
動装置に小洗浄動作を行わせるものとされていることを
特徴とする。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の洋風便
器装置は、洗浄ノズル,局部洗浄操作部,着座センサ,
洗浄弁,洗浄弁を開弁させる弁駆動装置及び弁駆動装置
の作動を制御する制御部とを備え、その局部洗浄操作部
による操作が行われたとき、制御部によって脱座後に弁
駆動装置を自動的に大洗浄動作させるようになしたもの
である。
【0014】局部洗浄操作部が操作されたということは
とりも直さず大用がなされたことを意味するもので、従
ってこの請求項1の装置によれば、大用がなされたとき
に確実にこれを判別し、適正に便器洗浄を行うことがで
きる。
【0015】請求項2の洋風便器装置は、着座センサに
より検知される使用者の便座への着座時間が設定時間未
満の短時間であるときに、脱座後上記弁駆動装置を自動
的に小洗浄動作させ、また設定時間以上の長時間である
ときに弁駆動装置を自動的に大洗浄動作させるもので、
この請求項2によれば、着座センサにより検知される着
座時間の長短によって大用か小用かを判別することがで
き、これに基づいて小用時には小洗浄を、大用時には大
洗浄を適正に行わせることが可能となる。
【0016】これら請求項1及び請求項2の装置によれ
ば、洗浄操作部を操作しなくても非接触で便器洗浄を適
正に行わせることができるとともに、小用時には小洗浄
を、大用時には大洗浄を自動的に行い得、無駄に大量の
水が消費されてしまうといった不都合を解決することが
できる。
【0017】また便器使用後において自動的に便器洗浄
を行うため、使用者が便器洗浄のための操作部を操作し
忘れて便器洗浄を行わず、次の便器使用者が不快感を感
じるといった問題を解決することができる。
【0018】ここで請求項2において、上記設定時間は
例えばこれを60秒程度とし、これより長いときには着
座時間を長時間とし、これより短いときには着座時間を
短時間とすることができる。また着座時間が60秒未満
(短時間)の場合であっても、着座時間が10秒未満で
あるときには実質的に着座されたものとみなさないよう
にすることができる。
【0019】請求項3の洋風便器装置は、便器使用者の
便座への着座時間が短時間であるときに脱座後において
便器本体の小洗浄動作を自動的に行い、また設定時間以
上の長時間であるとき若しくは着座時間の長短に関わら
ず局部洗浄操作部による操作が行われたときに脱座後自
動的に大洗浄動作するようになしたものである。
【0020】この請求項3のものは、着座時間の長短に
基づく大用,小用の判定に比べて局部洗浄操作部の操作
に基づく大用の判定の方が確度が高いとの考えに基づ
く。即ち、着座時間が短時間であっても局部洗浄操作部
が操作されれば大用が行われた蓋然性が高いものであ
り、そこで請求項3の装置ではこの場合大用がなされた
ものとみなして便器本体を大洗浄するもので、この請求
項3の装置によれば、より適正に小用,大用を判別で
き、便器洗浄を更に適正に行うことが可能となる。
【0021】請求項4の洋風便器装置は、上記弁駆動装
置を大洗浄動作又は小洗浄動作させる大洗浄操作部又は
小洗浄操作部の操作が行われたとき、その操作に応じた
大洗浄動作又は小洗浄動作を優先的に弁駆動装置に行わ
せるものである。
【0022】これら大洗浄操作部又は小洗浄操作部の操
作は便器使用者の直接的な意志に基づくものであり、従
ってそれら操作部の操作に応じた大洗浄動作又は小洗浄
動作を優先的に行うようにすることで、より正確に大
用,小用に応じた便器洗浄を適正に行わせることが可能
となる。
【0023】ここでこれら請求項1〜4において、微小
時間の脱座は脱座とはみなさないようにすることができ
る。例えば着座中に体を若干ずらせたりすると着座セン
サによる着座検知から外れることがあるが、この場合依
然として着座は実質上継続しているのであり、このよう
な場合において着座センサから外れたことを以て脱座と
みなさないようにすることで、着座継続時間が誤って判
定されてしまうといった不都合を回避できる。
【0024】これら請求項1〜4においては、更に、着
座中に大洗浄操作部,小洗浄操作部が操作されても着座
時間の計測をそのまま継続するようになすことができ
る。例えば大用,小用中に本来の便器洗浄ではなく、洗
浄音を発生させる目的で大洗浄操作部,小洗浄操作部が
操作されることがあるが、このような場合において着座
時間の計測をそのまま継続することで大洗浄操作部,小
洗浄操作部の操作に関わりなく大用,小用の判別を適正
に行うことができる。尚上記着座時間の長短の判定のた
めの上記設定時間は、大洗浄操作部,小洗浄操作部等を
備えた操作装置における所定の操作部で変更できるよう
にしておくことができる。
【0025】請求項4の洋風便器装置において、大洗浄
操作部,小洗浄操作部の操作に基づいて便器本体を大洗
浄若しくは小洗浄させた場合、その後設定した短時間の
脱座時間内に使用者が脱座したとき、再度の便器洗浄を
行わないようになすことができる(請求項5)。このよ
うにすれば、脱座後において着座時間の計測に基づいて
便器本体を再び大洗浄,小洗浄するといった無駄を省く
ことができる。
【0026】請求項6の洋風便器装置は、便座閉状態で
隠れ、開状態で露出して便器本体前方の使用者を検知す
る人体検知センサを便器に設け、そして便器本体前方に
使用者が設定時間以上立っていたときに、使用者を検知
しなくなってから、即ち使用者が立ち去った後、便器本
体を自動的に小洗浄するようになしたものである。
【0027】この請求項6の装置の場合、人体検知セン
サが便座閉状態で隠れ、開状態で露出するものであるこ
とから、そのセンサによって便座の開閉を検知できるの
みならずこのセンサは便器本体の前方にいる使用者自体
を検知することができるため、その人体検知センサによ
る人体検知に基づいて、男性使用者により小用が行われ
たことを適正に検知・判定することができ、従ってこれ
に応じた便器洗浄、即ち便器の小洗浄を適正に行わせる
ことができる。
【0028】尚この場合において、便器装置が小洗浄操
作部を備えており、その小洗浄操作部が操作されたとき
に、前記人体検知センサによる検知結果に関わらず小洗
浄操作部の操作に基づく小洗浄動作を優先的に行わせる
ようになすことができる。更にその小洗浄操作部の操作
に基づいて小洗浄動作を行った後、所定短時間内に人体
を検知しなくなったとき、再度の便器洗浄を行わないよ
うになすことができる。
【0029】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1は本例の洋風便器装置を示したもので、
図中10は便器本体、12,14は便器本体10に対し
て開閉可能に取り付けられた便座及び便蓋である。尚便
座12の内部には、便座12への使用者の着座を検知す
る着座センサ16(図3参照)が組み込まれている。
【0030】本例の洋風便器装置には、局部洗浄水を上
向きに噴出して肛門を局部洗浄する洗浄ノズル18、及
び洗浄ノズル18からの洗浄水噴出操作を行うノズルス
イッチ(局部洗浄操作部)20を有するリモコン装置2
2が備えられている。このリモコン装置22には、各種
操作スイッチの操作に基づく操作信号を光信号として発
信する発光部24が設けられている。
【0031】26はタンクケーシングで、内部に便器洗
浄水を貯える洗浄水タンクが収容されている。このタン
クケーシング26の前面隅部には受光部28が設けられ
ており、リモコン装置22における発光部24から発せ
られた光信号が、この受光部28で受信されるようにな
っている。
【0032】タンクケーシング26の内部には、また、
上記洗浄水タンクとともに制御部30が収容されてお
り、上記受光部28で受信された信号がこの制御部30
へと送られる。制御部30はその信号に基づいて噴出機
能部32(図3参照)を作動させ、洗浄ノズル18先端
から局部洗浄水の噴出を行わせる。或いはまた後述の弁
駆動装置34を作動させ、便器洗浄を行わせる。具体的
には、便器本体10に対して洗浄水タンク内部の洗浄水
を放出させ、便器本体10の洗浄を行わせる。
【0033】上記リモコン装置22には、その便器洗浄
操作のための操作スイッチ、詳しくは大洗浄操作のため
の大洗浄スイッチ(大洗浄操作部)36A及び小洗浄ス
イッチ(小洗浄操作部)36Bが備えられている。
【0034】このリモコン装置22には、また、使用頻
度の低いその他の操作スイッチを隠蔽する開閉可能な蓋
35が備えられており、その蓋35の内側に非接触即ち
ノンタッチで自動的に便器洗浄を行わせるための、即ち
自動洗浄モードを選択するための入/切スイッチ37が
設けられている。このスイッチ37を入の状態にするこ
とでかかる自動洗浄モードを実行させることができる。
【0035】リモコン装置22には、更に、この状態に
おいて点灯するLEDからなる表示部39が大洗浄スイ
ッチ36A近傍に設けられている。これによって使用者
は便器洗浄が自動であるか否かを認識できるようになっ
ている。尚、スイッチ37を入の状態で表示部39を常
時点灯状態とすることもできるし、或いは着座又は脱座
等使用状況に応じて表示部39を点滅又は消灯させるよ
うにすることもできる。
【0036】図1に示しているように本例の洋風便器装
置には、便器前方の人体を検知する人体検知センサ38
が組み込まれている。ここで人体検知センサ38は、便
座12閉状態の下で隠れ、便座12を開いたときに露出
して、そこで初めて便器前方の人体を検知可能なものと
されている。即ちこの人体検知センサ38は便座12の
開閉検知が可能で、尚且つその便座12開状態の下で、
便器前方の人体を検知可能なものとされている。
【0037】図2に示しているように洗浄水タンクの底
部には、その内部に貯えられた便器洗浄のための洗浄水
を排出させる排出口40が設けられており、その排出口
40が、洗浄弁としてのフロート弁42によって開閉さ
れるようになっている。
【0038】フロート弁42は、タンクケーシング26
に回転可能に設けられた引上げロッド44に対して鎖4
6を介して連結されており、その引上げロッド44の回
転操作に基づいてフロート弁42が引き上げられ、排出
口40が開かれるようになっている。
【0039】この引上げロッド44はタンクケーシング
26を貫通して外部に突き出しており、そこにレバー形
式の操作ハンドル48が取り付けられている。また更に
タンクケーシング26の内部において、引上げロッド4
4に対し弁駆動装置34が連結されている。
【0040】弁駆動装置34は、駆動モータ52と、ケ
ーシング54内部において互いに噛み合うギヤ56,5
8とを有している。一方のギヤ56は駆動モータ52の
出力軸に固設されており、また他方のギヤ58は引上げ
ロッド44に固設されており、それらギヤ56,58の
噛合いに基づいて、引上げロッド44が駆動モータ52
に対し作動的に連結されている。
【0041】この弁駆動装置34はフロート弁42を自
動で開閉するためのものであり、また操作ハンドル48
はフロート弁42を手動で開閉操作するためのものであ
る。ここで上記引上げロッド44は、操作ハンドル48
を図中左方向、つまり時計方向に回転操作すると同方向
に大きく回転し、フロート弁42を大きく引き上げて排
出口40を全開状態とする。ここにおいて洗浄水タンク
内部の洗浄水全体が一挙に便器本体10に向けて大量放
出され、便器本体10の大洗浄が行われる。
【0042】一方、操作ハンドル48を図中右方向、つ
まり反時計方向に回転操作すると、引上げロッド44が
同方向に比較的小さな角度で回転させられ、フロート弁
42が排出口40から僅かに持ち上げられた状態に保持
される。
【0043】従ってこのときには洗浄水タンク内の洗浄
水は、排出口40とフロート弁42との間の比較的小さ
な隙間を通じて便器本体10に排出され、便器本体10
の小洗浄が行われる。即ち洗浄水タンク内の洗浄水が少
量放出されて、便器本体10の小洗浄が行われる。而し
て操作ハンドル48を反時計方向に一定時間回転維持し
た後、これを元に戻すと、フロート弁42が排出口40
を閉じて洗浄水の放出が停止する。
【0044】上記弁駆動装置34は、操作ハンドル48
の手動操作に代わって機械的に同様の操作を行い、以て
便器本体10の大洗浄若しくは小洗浄動作を行う。尚図
2(A)において、60は洗浄水タンク内部を常に満水
状態に保つためのボールタップである。
【0045】図4は上記制御部30による上記自動洗浄
モードの実行のための制御の内容をフローチャートとし
て示したものである。同図に示しているように、本例で
は使用者が便座12に一定時間以上(本例では10秒以
上)着座したときに、そこで初めて実質的に着座動作が
行われたものとみなし(ステップS10,S12)、ス
テップS14以下の各ステップを実行する。
【0046】具体的には手動洗浄スイッチ、即ちリモコ
ン装置22における大洗浄スイッチ36A又は小洗浄ス
イッチ36Bがオン操作されたときに弁駆動装置34が
駆動させられ、便器本体10の大洗浄又は小洗浄が実行
される(ステップS14,S16)。
【0047】その後所定の脱座時間内(この例では20
秒以内)に使用者が便座12から立ち上がると、即ち脱
座すると、再び便器洗浄は行われず、着座時間の計測値
がリセットされる。
【0048】一方便座12への着座後において使用者に
よりリモコン装置22(或いは便器本体10側に設けら
れた本体操作部)のノズルスイッチ20がオン操作され
ると、洗浄ノズル18から洗浄水噴出が行われ、肛門の
局部洗浄が実行される(ステップS22,S24)。
【0049】その後使用者が便座12から脱座し且つ所
定短時間(この例では5秒程度)以内に再着座しなけれ
ば、脱座後所定時間経過後に弁駆動装置34が大洗浄動
作させられ、便器本体10の大洗浄が行われる(ステッ
プS26,S28,S30)とともに着座時間の計測値
のリセット及びノズルスイッチ20のオン操作の記憶が
解除される(ステップS42)。
【0050】尚、ステップS28において所定短時間
(ここでは5秒)以内に再着座有りと判断されたときに
は再びS26が実行されるが、これは例えば5秒以内程
度の短い時間の脱座はお尻を拭く等の動作のために人体
が便座12から離れ、着座センサ16による検知から外
れることがあっても実質的な脱座とはみなさないように
するためである。
【0051】さて大洗浄スイッチ36A及び小洗浄スイ
ッチ36Bの操作、更にノズルスイッチ20の操作の何
れもが行われず、尚且つ着座から60秒未満の短時間で
使用者が便座12から脱座したときには、自動的に使用
者が小用をなしたものとみなして制御部30が弁駆動装
置34を小洗浄動作させ、便器本体10を小洗浄させる
(ステップS34,S36,S38,S40)とともに
着座時間の計測値がリセットされる(ステップS4
2)。
【0052】一方、大洗浄スイッチ及び小洗浄スイッチ
36A,36B、更にノズルスイッチ20の何れもが操
作されず、且つ着座から60秒以上経過した後に使用者
が便座12から脱座したときには、使用者が大用をなし
たものとみなしてステップS34,S26,S28,S
30,S32が実行され、便器本体10の大洗浄が自動
的に行われるとともに着座時間の計測値のリセットが行
われる。
【0053】上記のように本例の洋風便器装置にあって
は、便座12への使用者の着座時間が計測され、そして
その着座時間が設定時間(この例では60秒)未満の短
時間である場合には使用者が便器洗浄のための操作を行
わなくても、脱座後において自動的に便器本体10の小
洗浄が行われる。
【0054】即ち着座時間が短時間である場合には使用
者が小用をなしものとみなされ、便器本体10の小洗浄
が行われる。一方において着座時間が設定時間以上の長
時間である場合、脱座後において便器本体10の大洗浄
が自動的に行われる。
【0055】即ち本例の洋風便器装置は、着座時間の長
短に基づいて大用か小用かが判定され、それに応じて便
器本体10が自動的に大洗浄又は小洗浄される。これに
より便器本体10を、無駄に多量の水を使うことなく適
正に洗浄することができる。
【0056】一方において本例の洋風便器装置では、使
用者により着座中にノズルスイッチ20が操作されたと
き、着座時間の長短に関わりなく使用者が便座12から
脱座した後ステップS30が実行され、使用者が便器洗
浄のための操作を行わなくても自動的に便器本体10の
大洗浄が行われる。
【0057】ノズルスイッチ20がオン操作された場
合、使用者によって大用がなされた蓋然性が高く、そこ
で本例の洋風便器装置では、ノズルスイッチ20が操作
されたときには自動的に便器本体10の大洗浄を行うよ
うになしているのである。これにより大用がなされたと
きにより正確にこれを判別し、適正に便器洗浄を行うこ
とができる。
【0058】本例の洋風便器装置の場合、便器使用後に
おいて自動的に便器洗浄を行うため、使用者が便器洗浄
のための操作部を操作し忘れることがあっても、便器洗
浄が行われずに次の使用者が不快感を感じるといった問
題を解消することができる。
【0059】本例の洋風便器装置では、大洗浄スイッチ
36A,小洗浄スイッチ36Bの操作が行われたとき、
その操作に応じた大洗浄動作又は小洗浄動作を優先的に
行わせるようにしている。これら大洗浄スイッチ36
A,小洗浄スイッチ36Bの操作は使用者の直接的な意
志に基づくものであり、従ってそれらスイッチ36A,
36Bの操作に応じた大洗浄動作又は小洗浄動作を優先
的に行うようにすることで、より正確に大用,小用に応
じた便器洗浄を適正に行わせることができる。
【0060】本例では、便座12への着座中に大洗浄ス
イッチ36A,小洗浄スイッチ36Bが操作されても引
続き着座が継続される限り着座時間の計測はそのまま続
行される。これは例えば本来の便器洗浄ではなく、洗浄
音を発生させる目的で大洗浄スイッチ36A,小洗浄ス
イッチ36Bが操作されることがあることから、このよ
うな場合において着座時間の継続をそのまま続行するこ
とで大洗浄スイッチ36A,小洗浄スイッチ36Bの操
作に関わりなく大用,小用の判別を適正に行うようにす
るためである。尚、着座時間の長短を判定するための設
定時間は、リモコン装置22における所定の操作部で変
更できるようにしておくことができる。
【0061】本例では、また、大洗浄スイッチ36A,
小洗浄スイッチ36Bの操作に基づいて便器本体10を
大洗浄若しくは小洗浄させた場合、その後設定した短時
間の脱座時間内に使用者が便座12から脱座したとき、
再度の便器洗浄を行わないようにしている。このように
することで、脱座後において着座時間の計測に基づいて
便器本体10を再度大洗浄,小洗浄してしまうといった
無駄を省くことができる。
【0062】尚、図4のフローチャートではノズルスイ
ッチ20の操作により局部洗浄動作が行われた後におい
て(ステップS24)、使用者が便座12から脱座せず
に着座状態を継続し、これによりS14以下の各ステッ
プが実行されることがあるが、この場合においてノズル
スイッチ20が操作されたときにフラッグを立てて記憶
しておき、その記憶に基づいて、使用者が便座12から
脱座した後、着座時間の長短に関わりなく自動的に大洗
浄をなすようし、その後着座時間の計測値及びノズルス
イッチ20の操作の記憶を解除するようになすことがで
きる。
【0063】尚、本例では実質的に便器の洗浄動作時に
着座時間の計測値がリセットされるようになっている
が、これを着座から設定時間(例えば60秒)経過後に
リセットするようにしてもよい。
【0064】次に図5は図1の人体検知センサ38によ
る人体検知に基づいて男性の小用を判別し、便器を自動
洗浄する場合の例を示したものである。即ちこの例で
は、便器本体10の前方に使用者が立ち、便座12を開
いた場合には、人体検知センサ38にてこれを検知し
(ステップS44)、そして使用者が便器10の前方か
ら立ち去ったときに所定時間(5秒)経過後、自動的に
小洗浄を行う(ステップS52,S54,S56)とと
もに計測値をリセットする(ステップS58)。
【0065】一方使用者が小洗浄スイッチ36Bを操作
したときには、その操作に基づいて直後に小洗浄を行う
(ステップS46,S48)。そしてその後20秒以内
に使用者が便器前方から立ち去った場合には、再洗浄を
行うことなく人体検知の計測時間をリセットする(ステ
ップS58)。
【0066】本例の場合、人体検知センサ38が便座1
2閉状態で隠れ、開状態で露出するものであることか
ら、その人体検知センサ38によって便座12の開閉を
検知することができるのみならず、この人体検知センサ
38は便器本体10の前方にいる使用者自体を検知する
ことができるため、その人体検知センサ38による人体
検知に基づいて男性使用者による小用を適正に判別で
き、これに応じた便器洗浄、即ち便器本体10の小洗浄
を適正に行うことができる。
【0067】以上本発明の実施例を詳述したが、これら
はあくまで本発明の一例である。例えば本発明は、便座
12への着座を検知する着座センサとして赤外線式のセ
ンサを用いることも可能であるし、また制御部による制
御の内容を上例以外の様々な内容で行うことも可能であ
るなど、その主旨を逸脱しない範囲において、種々変更
を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である洋風便器装置の全体図
である。
【図2】図1の洋風便器装置の要部拡大図である。
【図3】同実施例の制御系統のブロック図である。
【図4】図3の制御部による制御の実行手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図4とは異なる制御の実行手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
10 便器本体 12 便座 16 着座センサ 18 洗浄ノズル 20 ノズルスイッチ(局部洗浄操作部) 30 制御部 34 弁駆動装置 36A 大洗浄スイッチ(大洗浄操作部) 36B 小洗浄スイッチ(小洗浄操作部) 38 人体検知センサ 40 排出口 42 フロート弁(洗浄弁)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 四方田 毅史 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肛門を局部洗浄する洗浄ノズルと、該洗
    浄ノズルからの洗浄水噴出を行わせる局部洗浄操作部
    と、便座への人体の着座を検知する着座センサと、便器
    本体への洗浄水の供給通路を開閉し、該便器本体に設定
    した大量又は少量の洗浄水を放出させる洗浄弁と、該洗
    浄弁を該大量放出又は少量放出状態に開弁させて該便器
    本体の大洗浄又は小洗浄動作を行う弁駆動装置と、該弁
    駆動装置の作動を制御する制御部とを有し、 該制御部は、前記局部洗浄操作部による操作が行われた
    とき、便器使用者の前記便座からの脱座後に前記弁駆動
    装置を自動的に大洗浄動作させるものとされていること
    を特徴とする洋風便器装置。
  2. 【請求項2】 便座への人体の着座を検知する着座セン
    サと、便器本体への洗浄水の供給通路を開閉し、該便器
    本体に設定した大量又は少量の洗浄水を放出させる洗浄
    弁と、該洗浄弁を該大量放出又は少量放出状態に開弁さ
    せて該便器本体の大洗浄又は小洗浄動作を行う弁駆動装
    置と、該弁駆動装置の作動を制御する制御部とを有し、 該制御部は、便器使用者の前記便座への着座時間が設定
    時間未満の短時間であるときに、脱座後前記弁駆動装置
    を自動的に小洗浄動作させ、また設定時間以上の長時間
    であるときに、脱座後該弁駆動装置を自動的に大洗浄動
    作させるものとされていることを特徴とする洋風便器装
    置。
  3. 【請求項3】 肛門を局部洗浄する洗浄ノズルと、該洗
    浄ノズルからの洗浄水噴出を行わせる局部洗浄操作部
    と、便座への人体の着座を検知する着座センサと、便器
    本体への洗浄水の供給通路を開閉し、該便器本体に設定
    した大量又は少量の洗浄水を放出させる洗浄弁と、該洗
    浄弁を該大量放出又は少量放出状態に開弁させて該便器
    本体の大洗浄又は小洗浄動作を行う弁駆動装置と、該弁
    駆動装置の作動を制御する制御部とを有し、 該制御部は、便器使用者の前記便座への着座時間が設定
    時間未満の短時間であるときに、脱座後前記弁駆動装置
    を自動的に小洗浄動作させ、また設定時間以上の長時間
    であるとき若しくは該着座時間の長短に関わりなく、着
    座中に前記局部洗浄操作部による操作が行われたとき、
    脱座後に自動的に該弁駆動装置を大洗浄動作させるもの
    とされていることを特徴とする洋風便器装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかにおいて、前記弁
    駆動装置を大洗浄動作又は小洗浄動作させる大洗浄操作
    部及び小洗浄操作部が更に備えられており、それら大洗
    浄操作部又は小洗浄操作部の操作が行われたとき、前記
    制御部が優先的に該操作に応じた大洗浄動作又は小洗浄
    動作を前記弁駆動装置に行わせるものとされていること
    を特徴とする洋風便器装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記制御部は、前記
    大洗浄操作部又は小洗浄操作部の操作に基づいて前記弁
    駆動装置を大洗浄動作若しくは小洗浄動作させた場合に
    おいて、該操作後設定した脱座時間内に使用者が脱座し
    たとき再度の便器洗浄を行わせないものとされているこ
    とを特徴とする洋風便器装置。
  6. 【請求項6】 便器本体への洗浄水の供給通路を開閉
    し、該便器本体に設定した大量又は少量の洗浄水を放出
    させる洗浄弁と、該洗浄弁を該大量放出又は少量放出状
    態に開弁させて該便器本体の大洗浄又は小洗浄動作を行
    う弁駆動装置と、該弁駆動装置の作動を制御する制御部
    と、便座閉状態で隠れ、開状態で露出して便器本体前方
    の使用者を検知する人体検知センサとを有し、 該制御部は、該人体検知センサが該便器本体前方に使用
    者が設定時間以上立っていたことを検知したときに、該
    使用者を検知しなくなってから前記弁駆動装置に小洗浄
    動作を行わせるものとされていることを特徴とする洋風
    便器装置。
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