JP2015190248A - 操作装置 - Google Patents

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Koki Shinohara
弘毅 篠原
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Abstract

【課題】洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁を作動させて便器洗浄を操作する際に、排水弁の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁を適切に作動させることができる操作装置を提供する。
【解決手段】本発明の操作装置1は、回転軸部材48と、操作ハンドル50と、操作ワイヤ42と、プーリ46を備えた回転機構ユニット44と、を有し、この回転機構ユニットは、更に、プーリを回転軸部材の回転半径r2より大きな回転半径r1で正回転方向Aと逆回転方向Bの双方に回転可能にすると共に、正回転方向の最大回転量θmaxと逆回転方向の最大回転量φmaxとが互いに異なるようにプーリの回転可能な範囲を制限する回転制限用の突起76,78,80を備え、操作ワイヤは、プーリの回転時の回転量に伴ってプーリの外周部に沿わされて巻き上げられるようにプーリに対して回転自在に連結される回転連結部72を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、操作装置に係り、特に、便器に供給される洗浄水が貯水された洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁を作動させて便器洗浄を操作する操作装置に関する。
従来から、便器に供給される洗浄水が貯水された洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁を作動させて便器洗浄を操作する操作装置として、例えば、特許文献1に記載されているように、使用者が手動のみで回転操作する操作レバーと、この操作レバーに連結されて使用者が回転操作することに回転する駆動軸を備えた駆動装置と、洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁と駆動装置とを連結して駆動装置の駆動軸の回転により排水弁を引き上げるワイヤ部材とを備えているものが知られている。
このような特許文献1に記載されている従来の操作装置においては、使用者が洗浄水タンクから便器への洗浄水の排水操作を開始する際には、まず、使用者が操作レバーを掴んで回転操作し、駆動装置の駆動軸が操作レバーと共に回転して手動で駆動されると、リンク機構によりワイヤ部材が移動して引き上げられ、このワイヤ部材によって排水弁が引き上げられて、洗浄水タンクの排水口が開放されるようになっている。例えば、操作レバーを所定方向に回転操作すると、ワイヤ部材が所定の引き上げ量で引き上げられ、排水弁が排水口に対して第1の所定の高さ位置まで上昇し、洗浄水タンクから便器に洗浄水量の多い洗浄水が供給されて大洗浄による便器洗浄が行われるようになっている。一方、操作レバーを所定方向とは反対方向に回転操作すると、ワイヤ部材が所定の引き上げ量よりも少ない引き上げ量で引き上げられ、排水弁が排水口に対して第1の所定の高さ位置よりも低い第2の所定の高さ位置まで上昇し、洗浄水タンクから便器に洗浄水量の少ない洗浄水が供給されて小洗浄による便器洗浄が行われるようになっており、便器洗浄における大洗浄と小洗浄との切り替えが、ワイヤ部材の引き上げ量の大小によって行われている。
しかしながら、このような従来の操作装置においては、リンク機構によってワイヤ部材を上向きに直線的に引き上げるため、上下方向に比較的長い距離のリンク機構の可動領域が必要とされ、リンク機構を備える操作装置全体が上下方向に長く形成され、上下方向の高さ寸法が制約されるローシルエットタイプの洗浄水タンクには適さないという問題もある。そこで、このような従来の操作装置の問題を解決するために、リンク機構の代わりにプーリ等の回転機構を採用して操作装置全体を小型化すると共に、この回転機構にワイヤ部材を連結し、操作レバーの回転に応じてプーリが回転することにより、ワイヤ部材がプーリに巻き上げられ、操作レバーの回転方向に応じてワイヤ部材の巻き上げ量が変更され、大洗浄と小洗浄とが切り替えられるプーリ式の操作装置についても検討されている。
中国登録実用新案第2641156号明細書
しかしながら、上述したプーリ式の操作装置においては、操作レバーの回転方向によっては、ワイヤ部材をプーリによって適切に巻き上げることができず、ワイヤ部材を適切に引き上げることができないという問題がある。
また、ワイヤ部材はプーリによって巻き取られている状態であっても、ワイヤ部材が比較的弾性に富んだ剛性の大きい材質である程、ワイヤ部材の剛性によって、プーリから解けた状態に移行したり、プーリと排水弁との間のワイヤ部材が引き上げられているときの挙動も把握しにくいため、プーリによって巻き上げられるワイヤ部材の巻き上げ量にもばらつきが生じ、排水弁の引き上げ量(開弁量)もばらついてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点と課題を解決するためになされたものであり、洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁を作動させて便器洗浄を操作する際に、排水弁の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁を適切に作動させることができる操作装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、便器に供給される洗浄水が貯水された洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁を作動させて便器洗浄を操作する操作装置であって、上記洗浄水タンクの内側から外側まで貫くように延びる回転軸と、この回転軸の端部のうち洗浄水タンクの外側に位置する外側端部に取り付けられて上記回転軸を回転操作する操作部と、一端側が上記排水弁に連結される連結部材と、上記回転軸の端部のうち洗浄水タンクの内側に位置する内側端部に取り付けられて上記操作部の回転操作による上記回転軸の回転力により回転する回転体を備え、この回転体に上記連結部材の他端側が連結されて上記回転体の回転量に応じて上記連結部材を移動させて上記排水弁を開閉駆動する回転機構部と、を有し、この回転機構部は、更に、上記回転体を上記回転軸の回転半径より大きな回転半径で正回転方向と逆回転方向の双方に回転可能にすると共に、上記正回転方向の最大回転量と上記逆回転方向の最大回転量とが互いに異なるように上記回転体の回転可能な範囲を制限する回転制限手段を備え、上記連結部材は、上記回転体の回転時の回転量に伴って上記回転体の外周部に沿わされて巻き上げられるように上記回転体に対して回転自在に連結される回転連結部を備えていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、便器に供給される洗浄水が貯水された洗浄水タンクの排水口を排水弁により開放し、洗浄水タンクから便器に洗浄水を供給して便器洗浄を開始させる際、例えば、操作部を所定方向に回転操作して回転軸を所定方向に回転させた場合には、回転機構部の回転体が回転軸の回転半径より大きな回転半径で正回転方向に回転し、操作部を所定方向と逆方向に回転操作して回転軸を所定方向に回転させた場合には、回転機構部の回転体が回転軸の回転半径より大きな回転半径で逆回転方向に回転する。このとき、回転体は、その正回転方向の最大回転量と逆回転方向の最大回転量とが互いに異なるように回転可能な範囲を制限する回転制限手段による制限範囲内で回転することができる。また、回転体の回転時には、連結部材が回転機構部の回転体の回転量に伴って回転体の外周部に沿わされて巻き上げられることにより、排水弁が連結部材により引き上げられて洗浄水タンクの排水口を開放し、便器洗浄が開始される。ここで、回転機構部の回転体の回転量に伴って連結部材が回転体の外周部に沿わされて巻き上げられる際、連結部材の回転連結部が、回転体に対して回転自在に連結されているため、回転機構部の回転体が正回転方向と逆回転方向のいずれの回転方向に回転したときにおいても、連結部材が回転体の回転時の回転量に伴って適切に回転体の外周部に沿って巻き上げられるように、連結部材の回転連結部が回転体に対して適宜回転することができる。したがって、連結部材の剛性によって連結部材の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができるため、排水弁の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁を適切に作動させることができる。
本発明において、好ましくは、上記連結部材の回転連結部は、ほぼ球状に形成された球状回転連結部であり、上記回転機構部の回転体には、上記球状回転連結部を回転自在に連結して保持する保持部が設けられている。
このように構成された本発明においては、連結部材の回転連結部がほぼ球状に形成された球状回転連結部であるため、簡易な構造によって、回転機構部の回転体に設けられた保持部に連結部材の球状回転連結部を回転自在に連結して保持することができる。したがって、連結部材の剛性によって連結部材の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができるため、排水弁の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁を適切に作動させることができる。
本発明において、好ましくは、上記連結部材の回転連結部は、上記回転機構部の回転体の軸方向に延びるように形成された軸状回転連結部であり、上記回転機構部の回転体には、上記軸状回転連結部をその軸回りに回転自在に連結して保持する保持穴が形成されていてもよい。
このように構成された本発明においては、連結部材の回転連結部が回転機構部の回転体の軸方向に延びるように形成された軸状回転連結部であるため、簡易な構造によって、回転機構部の回転体に形成された保持穴に連結部材の軸状回転連結部を回転自在に連結して保持することができる。したがって、連結部材の剛性によって連結部材の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができるため、排水弁の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁を適切に作動させることができる。
本発明において、好ましくは、更に、上記回転機構部の回転体と上記排水弁との間に設けられて上記連結部材が上記回転体の回転時の回転量に伴って上記回転体の外周部に沿わされて巻き上げられるように上記連結部材をガイドするガイド部を有する。
このように構成された本発明においては、回転機構部の回転体と排水弁との間に設けられて連結部材が回転体の回転時の回転量に伴って回転体の外周部に沿わされて巻き上げられるように連結部材をガイドするガイド部を有することにより、連結部材の剛性によって、連結部材が回転体の回転時の回転量に伴って回転体の外周部に適切に沿わないという不具合を防ぐことができる。したがって、連結部材の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができるため、排水弁を適切に作動させて開弁量のばらつきを防ぐことができる。
本発明において、好ましくは、上記回転機構部の上記回転体は、第1の回転体であり、上記ガイド部は、上記回転軸の回転半径より大きな回転半径で回転可能であり且つその外周部で上記連結部材を上記第1の回転体に沿わせるようにガイドする第2の回転体を備えている。
このように構成された本発明においては、ガイド部の第2の回転体が回転軸の回転半径より大きな回転半径で回転可能であり且つその外周部で連結部材を回転機構部の第1の回転体に沿わせるようにガイドすることができるため、連結部材の磨耗を抑制することができる。したがって、連結部材の寿命を長くすることができる。
本発明の操作装置によれば、洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁を作動させて便器洗浄を操作する際に、排水弁の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁を適切に作動させることができる。
本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器において、便座及び便蓋を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置の内部構造を前方斜め上方から見た斜視図である。 図2の排水弁装置の中央断面図である。 本発明の第1実施形態による操作装置を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、便器洗浄操作を開始する前の待機状態を示している。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおけるカバー部材を内側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットのプーリ及び操作ワイヤの側面図である。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおけるプーリの操作ワイヤ用連結部と操作ワイヤの回転連結部の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、便器洗浄操作を開始する前の待機状態のプーリの操作ワイヤ用連結部と操作ワイヤの回転連結部の部分を拡大した部分拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときに操作ワイヤがプーリにより巻き上げられている状態を示す部分拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときの状態を示している。 本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、小洗浄による便器洗浄操作を開始したときの状態を示している。 本発明の第2実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、便器洗浄操作を開始する前の待機状態のプーリの操作ワイヤ用連結部と操作ワイヤの回転連結部の部分を拡大した部分拡大斜視図である。 本発明の第2実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときに操作ワイヤがプーリにより巻き上げられている状態を示す部分拡大斜視図である。 本発明の第3実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときの状態を示している。
つぎに、添付図面により、本発明の第1実施形態による操作装置について説明する。
まず、図1により、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器において、便座、便蓋及び洗浄水タンク装置の蓋体を取り外した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による操作装置1は、便器洗浄用の洗浄水が貯水される洗浄水タンク装置2に設けられており、この洗浄水タンク装置2から水洗大便器4に洗浄水が供給されて便器洗浄を開始させるときの操作を行うものである。
まず、操作装置1が設けられた洗浄水タンク装置2が適用される水洗大便器4は、サイホン作用を利用してボウル部内の汚物を吸い込んで排水トラップ管路から一気に外部に排出する、いわゆる、サイホン式の水洗大便器である。この水洗大便器4は、陶器製の便器本体6を備え、この便器本体6には、ボウル部8と、このボウル部8の下部と連通するトラップ管路10がそれぞれ形成されている。
便器本体6のボウル部8の上縁部には、内側にオーバーハングしたリム12と、便器本体6の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第1吐水口14が形成され、この第1吐水口14から吐水された洗浄水は、旋回しながら下降してボウル部8を洗浄するようになっている。
ボウル部8の下方には、溜水面が鎖線W0で示された溜水部16が形成されている。この溜水部16の下方には、排水トラップ管路10の入口10aが開口し、この入口10aから後方の排水トラップ管路10は排水ソケット(図示せず)を介して床下の排出管(図示せず)に接続されている。
また、ボウル部8の溜水面W0の上方位置には、便器本体6の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第2吐水口18が形成され、この第2吐水口18から吐水される洗浄水が溜水部16の溜水を上下方向に旋回させる旋回流を生じさせるようになっている。
便器本体6の後方側の上面には、便器本体6に供給する洗浄水を貯水する洗浄水タンク装置2が設けられている。
なお、本実施形態では、上述したサイホン式の水洗大便器4に洗浄水タンク装置2を適用した例について説明するが、このようなサイホン式の水洗大便器に限定されず、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す、いわゆる、洗い落し式の水洗大便器等の他のタイプの水洗便器にも適用可能である。
つぎに、図2により、洗浄水タンク装置2の内部構造について説明する。
図2は、本発明の第1実施形態による操作装置を備えた洗浄水タンク装置の内部構造を前方斜め上方から見た斜視図である。
図2に示すように、洗浄水タンク装置2は、水洗大便器4を洗浄する洗浄水を貯水する貯水タンク20を備え、この貯水タンク20の底部20aには、便器本体6の導水路(図示せず)と連通する排水口22が形成され、貯水タンク20内の洗浄水が便器本体6の導水路(図示せず)へと供給されるようになっている。また、貯水タンク20は、便器の種類に応じて、貯水する洗浄水の量が異なっている。また、貯水タンク20は、例えば、ローシルエットタイプの貯水タンクであるが、ローシルエットタイプ以外のものであってもよい。
図2に示すように、洗浄水タンク装置2の貯水タンク20内には、この貯水タンク20内に洗浄水を供給する給水装置24と、貯水タンク20に貯えられた洗浄水について排水口22を開放して便器本体6の導水路(図示せず)に流出させる排水弁装置26が設けられている。
給水装置24は、外部の給水源(図示せず)に接続され貯水タンク20の底部から上方に延びる給水管28と、この給水管28の上端部に取り付けられ、給水管28から給水される洗浄水の貯水タンク20内への吐水と止水を切り替える給水バルブ30と、貯水タンク20内の水位の変動に応じて上下動して給水バルブ30による吐水と止水を切り替えるフロート32とを備えている。
給水管28の外周側下端部には、吐水口34が開口し、給水バルブ30からの洗浄水がこの吐水口34から貯水タンク20内に吐水されるようになっている。
給水装置24は、更に、給水バルブ30に接続されたリフィール管36を備え、このリフィール管36の下流端部は、排水弁装置26のオーバーフロー管38の上端開口の上方近傍に位置するように、リフィール管36の一部がオーバーフロー管38又は貯水タンク20内の所定箇所に固定されている。
給水装置24においては、後述する排水弁装置26により、貯水タンク20内の洗浄水が便器に排水されると、洗浄水の水位が低下してフロート32が下降し、それにより給水バルブ30が開き、吐水口34からの吐水が開始し、洗浄水タンク装置16の外部の給水源(図示せず)から貯水タンク20内への吐水が開始されるようになっている。
さらに、吐水が継続されて貯水タンク20内の水位が上昇すると、フロート32が上昇し、それにより給水バルブ30が閉じ、吐水口34からの吐水が止水される。これにより、貯水タンク20内の洗浄水の水位が満水時の所定水位に維持されるようになっている。
つぎに、図3は、図2の排水弁装置の中央断面図である。図2及び図3に示すように、排水弁装置26は、上下動することにより排水口22を開閉する排水弁本体40を内部に備えた直動式の排水弁装置である。この排水弁本体40の上端部40aには、詳細は後述する操作装置1の操作ワイヤ42の一端部42aが連結されている。この操作ワイヤ42の他端部は、詳細は後述する操作装置1の回転機構ユニット44に内蔵されているプーリ46に連結されている。
また、操作装置1の回転機構ユニット44のプーリ46は、このプーリ46から貯水タンク20の外側まで貫くように延びる回転軸部材48を介して貯水タンク20の外部の操作ハンドル50に接続されている。これにより、例えば、操作ハンドル50を回転軸部材48共にその軸回りに所定の方向に回転操作すると、プーリ46が所定方向に回転することにより操作ワイヤ42が引き上げられるようになっている。そして、排水弁本体40が上昇し、排水口22が開放され、貯水タンク20内の洗浄水が便器本体6の導水路(図示せず)に流出し、便器洗浄が開始されるようになっている。
さらに、図2及び図3に示すように、排水口22は、より具体的には、貯水タンク20の底部20aに取り付けられた排水口形成部材52のほぼ中央部から下方に延びるように形成された排水管路52a内の区間全体であり、この排水管路52aの上縁部には、その全周に亘って弁座54(図3参照)が形成されている。また、図3に示すように、排水弁本体40の下端部には、弁体52が設けられており、排水弁本体40が下降して弁体56が弁座54に当接すると、排水口22が閉鎖されるようになっている。
また、図2及び図3に示すように、排水口形成部材52には、排水弁装置26の外側の洗浄水を排水口22へ流入させるための複数の連通口58が形成されている。
なお、図3に示すように、排水弁装置26の内部には、大洗浄モード及び小洗浄モードのそれぞれの場合において排水弁本体40の開弁動作を開始するタイミングを調整するための種々の関連部材等が設けられているが、これらの関連部材については、省略したとしても、操作ワイヤ42による排水弁本体40の引き上げ機能は最低限確保することができるため、説明は省略する。
ここで、図3に示す排水弁装置26の排水弁本体40及び弁体52については、弁体52が弁座54に当接して閉弁位置P0にある状態を実線で示し、小洗浄モードにおいて弁体52が最高開弁位置P1まで上昇した状態と大洗浄モードにおいて弁体52が最高開弁位置P2まで上昇した状態をそれぞれ鎖線で示している。
図2及び図3に示すように、排水弁装置26の大洗浄モードにおける開弁時の状態では、使用者が操作ハンドル50を所定の大洗浄モードを実行する方向に回転操作すると、操作装置1が作動し、操作ワイヤ42がプーリ46により所定の最大量の巻き取り量で巻き取られると共に、排水弁本体40の弁体56が閉弁位置P0から最高開弁位置P2まで引き上げられて排水口22が開放されるようになっている。このとき、弁座54に対する弁体56の上昇高さ(ストローク)Hは、小洗浄モード時の引き上げ高さH2よりも高い最大高さ(最大ストローク)H1となり(H1>H2)、貯水タンク20内から比較的多い洗浄水量の洗浄水が水洗大便器4の便器本体6の導水路60に供給され、大洗浄モードによる便器洗浄が開始されるようになっている。
一方、図2及び図3に示すように、排水弁装置26の小洗浄モードにおける開弁時の状態では、使用者が操作ハンドル50を所定の小洗浄モードを実行する方向に回転操作すると、操作装置1の操作ワイヤ42がプーリ46により大洗浄モードの場合の最大巻き取り量よりも少ない巻き取り量で巻き取られる共に、排水弁本体40の弁体56が閉弁位置P0から大洗浄モードの最高開弁位置P2よりも低い小洗浄モードの開弁位置P1まで引き上げられて排水口22が開放されるようになっている。このとき、弁座54に対する弁体56の上昇高さ(ストローク)Hは、大洗浄モードの最大ストロークH1よりも低いH2となり、貯水タンク20内から大洗浄モードによる洗浄水量よりも少ない洗浄水量の洗浄水が水洗大便器4の便器本体6の導水路60に供給され、小洗浄モードによる便器洗浄が開始されるようになっている。
また、図3に示すように、排水弁装置26においては、弁体56が大洗浄モードと小洗浄モードのそれぞれの引き上げ量に応じて排水弁本体40と共に操作ワイヤ42により引き上げられた後、所定の動作をしながら、排水弁本体40が水位の低下と共にさらに下降するようになっている。そして、図3に示すように、弁体56が弁座54に当接して、待機位置(開始位置)である閉弁位置P0に戻り、排水口22が閉止された状態となり、排水弁装置26の大洗浄モード又は小洗浄モードにおける排水が終了するようになっている。そして、貯水タンク20内の洗浄水は、給水装置24による給水によって、所定の止水水位WLまで貯水されるようになっている。
つぎに、図1、図2、図4〜図12を参照して、本発明の第1実施形態による操作装置の詳細について説明する。
まず、図4は、本発明の第1実施形態による操作装置を示す分解斜視図である。また、図5は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、便器洗浄操作を開始する前の待機状態を示している。
図1、図2、図4及び図5に示すように、本発明の第1実施形態による操作装置1は、貯水タンク20の左側側壁部20aについて貯水タンク20の内側と外側を左右方向に貫くように延びる回転軸部材48と、貯水タンク20の外側に位置する回転軸部材48の外側端部48aに取り付けられて回転軸部材48をその軸方向の中心軸線A1回りに回転操作する操作ハンドル50と、回転軸部材48を貯水タンク20に対して中心軸線A1回りに回転可能に保持する軸受部材62と、排水弁本体40の上端部40aに一端部42aが接続される操作ワイヤ42と、この操作ワイヤ42を巻き上げる回転機構ユニット44と、この回転機構ユニット44のケーシング部材64と軸受部材62の双方を貯水タンク20の左側側壁部20a対して固定する固定部材66とを備えている。
なお、操作ハンドル50又は回転軸部材48には、待機状態の位置の操作ハンドル50を使用者が手動により回転操作した後に手を離すと、操作ハンドル50が元の待機位置まで戻るように回転させる戻りばね(図示せず)が設けられている。
また、図4及び図5に示すように、回転機構ユニット44は、貯水タンク20の左側側壁部20aの壁面に固定されるケーシング部材64と、このケーシング部材64を覆うように取り付けられるカバー部材68と、これらのケーシング部材64とカバー部材68とにより収容されるプーリ46及びガイドプーリ70とを備えている。プーリ46は、その中心部が回転軸部材48の内側端部48bに同軸に取り付けられており、操作ハンドル50の手動の回転操作による単一の回転軸部材48の回転力によって直接的に回転可能となっている。
さらに、図5に示すように、便器洗浄操作を開始する前の待機状態における回転機構ユニット44のプーリ46の外周部の下端には、操作ワイヤ42の他端部に設けられた回転連結部42b(詳細は後述する)が連結される連結部72が設けられている。このプーリ46の連結部72に連結された操作ワイヤ42は、プーリ46が軸方向の中心軸線A1を中心に回転することによりプーリ46の外周部に沿わされて巻き上げられるようになっており、プーリ46の回転量(回転角度)に応じて操作ワイヤ42の巻き上げ量と排水弁本体40の引き上げ量が変化するようになっている。なお、この排水弁本体40の引き上げ量については、上述した排水弁装置26の弁座54に対する弁体56の上昇高さ(ストローク)Hに相当している。
また、図5に示すように、プーリ46の外径D1は、回転軸部材48の外径D2よりも大きく設計されており、プーリ46は、回転軸部材48の回転半径r2(=D2/2)よりも大きな回転半径r1(=D1/2)で正回転方向A(図5の中心軸線A1を中心に右回りの方向)と逆回転方向B(図5の中心軸線A1を中心に左回りの方向)の双方にそれぞれ所定の回転量(回転角度)θ,φだけ回転可能となっている。
なお、本実施形態の操作装置1では、図5に示す洗浄開始前の待機状態では、プーリ46の回転量(回転角度)θ,φを0度とし(θ=φ=0°)、プーリ46が正回転方向Aに回転する程、回転量(回転角度)θが大きくなり、逆回転方向Bに回転する程、回転量(回転角度)φが大きくなるようになっている。
つぎに、図6は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおけるカバー部材を内側から見た斜視図である。
図4〜図6に示すように、回転機構ユニット44は、プーリ46の正回転方向Aの最大回転量(最大回転角度)θmaxと逆回転方向Bの最大回転量(最大回転角度)φmaxとが互いに異なるようにプーリ46の回転可能な範囲を制限する回転制限手段として、プーリ46の外面46a及びこの外面46aと対向するカバー部材68の内面68aのそれぞれに、回転制限用の突起76,78,80が設けられている。なお、図5においては、説明上、これらの突起76,78,80に相当する位置をそれぞれ破線で示している。
また、図5に示すように、本実施形態では、待機位置の操作ハンドル50を大洗浄モード側に回転操作したときのプーリ46の回転方向を「正回転方向A」とし、待機位置の操作ハンドル50を小洗浄モード側に回転操作したときのプーリ46の回転方向を「逆回転方向B」としている。
さらに、操作ハンドル50を回転操作して大洗浄モードを開始する場合には、プーリ46が図5の正回転方向Aに回転するようになっており、このプーリ46は、その突起76が最も下方に位置する待機位置からカバー部材68の突起78に当接する最大回転量(最大回転角度)θmaxまでの範囲(0°≦θ≦θmax)内で回転可能となっている。
一方、操作ハンドル50を回転操作して小洗浄モードを開始する場合には、プーリ46が図5の逆回転方向Bに回転するようになっており、このプーリ46は、その突起76が最も下方に位置する待機位置からカバー部材68の突起80に当接する最大回転量(最大回転角度)φmaxまでの範囲内(0°≦φ≦φmax)で回転可能となっている。
なお、本実施形態においては、大洗浄モード時の最大回転量(最大回転角度)θmaxは、小洗浄モード時の最大回転量(最大回転角度)φmaxよりも大きく設定されているため、大洗浄モード時のプーリ46の回転可能な範囲(0°≦θ≦θmax)についても、小洗浄モード時のプーリ46の回転可能な範囲(0°≦φ≦φmax)よりも大きくなっている。
つぎに、図7は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットのプーリ及び操作ワイヤの側面図である。また、図8は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおけるプーリの操作ワイヤ用連結部と操作ワイヤの回転連結部の分解斜視図である。さらに、図9は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、便器洗浄操作を開始する前の待機状態のプーリの操作ワイヤ用連結部と操作ワイヤの回転連結部の部分を拡大した部分拡大斜視図である。また、図10は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときに操作ワイヤがプーリにより巻き上げられている状態を示す部分拡大斜視図である。
まず、図5、図7及び図10に示すように、プーリ46には、その外周に沿ってガイド溝82が形成されており、プーリ46の回転により操作ワイヤ42が巻き上げられたときに、操作ワイヤ42がガイド溝82に挿入されて、このガイド溝82の溝面82aに沿わされて巻き付きながら、巻き上げられるようになっている。
また、図8及び図9に示すように、操作ワイヤ42の回転連結部72は、ほぼ球状に形成された球状部72aを備えており、便器洗浄操作を開始する前の待機状態の操作ワイヤ42は、球状部72aが上端部となり、この球状部72aから下方に延びた姿勢となっている。
さらに、図8及び図9に示すように、操作ワイヤ42の回転連結部72が連結されるプーリ46の操作ワイヤ用連結部74には、便器洗浄操作を開始する前の待機状態では、操作ワイヤ42の球状部72aがプーリ46の正面側から挿入されて連結される鍵穴状の連結穴84が形成され、この連結穴84が、操作ワイヤ42の球状部72aを回転自在に連結して保持する保持部となっている。また、鍵穴状の連結穴84は、便器洗浄操作を開始する前の待機状態で、前方及び下方が開放されるように形成される縦溝穴84aと、この縦溝穴84aの上端側において奥行方向Dに形成される丸穴84bとによって形成されている。また、プーリ46の外周に沿って形成されたガイド溝82は、これらの縦溝穴84a及び丸穴84bと連通するように形成されている。
また、図9に示すように、操作ワイヤ42の球状部72aがプーリ46の操作ワイヤ用連結部74の連結穴84に挿入されて適切に連結されている状態では、操作ワイヤ42の球状部72a自身が、その中心Cを中心に回転可能(自転可能)となっており、連結穴84内におけるガイド溝82の奥行方向Dの位置と、操作ワイヤ42の奥行方向Dの位置とが互いに同一平面内に位置している。
また、図11は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときの状態を示している。また、図12は、本発明の第1実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、小洗浄による便器洗浄操作を開始したときの状態を示している。
図9、図10及び図11に示すように、操作ハンドル50を回転操作し、プーリ46が大洗浄モード操作時に正回転方向Aに回転した場合には、操作ワイヤ42の球状部72bがその中心Cを中心に自転し、且つ/又は、操作ワイヤ42の本体部42bが球状部72bの中心Cを基点としてプーリ46の正回転方向Aとは逆方向Eに倒れ込みながらガイド溝82内に挿入され、図10に示すように、操作ワイヤ42の本体部42bがガイド溝82の溝面82aに沿って適切に巻き付くことができるようになっている。
一方、図9及び図12に示すように、操作ハンドル50を回転操作し、プーリ46が小洗浄モード操作時に逆回転方向Bに回転した場合には、操作ワイヤ42の球状部72bがその中心Cを中心に自転し、且つ/又は、操作ワイヤ42の本体部42bが球状部72bの中心Cを基点としてプーリ46の逆回転方向Bとは逆方向Fに倒れ込みながらガイド溝82内に挿入され、操作ワイヤ42の本体部42bがガイド溝82の溝面82aに沿って適切に巻き付くことができるようになっている。
つぎに、図4、図5、図11及び図12に示すように、回転機構ユニット44のガイドプーリ70は、回転機構ユニット44のプーリ46と排水弁本体40の上端部40bとの間の操作ワイヤ42を挟持する一対のガイドプーリ86,88からなり、各ガイドプーリ86,88同士は、ケーシング部材64内に互いに左右方向に対称に配置されている。
また、各ガイドプーリ86,88は、ケーシング部材64の内壁面64aから突出するように形成された一対の支軸部64b,64cのそれぞれに取り付けられる軸受部86a,88aを備えており、各支軸部64b,64cの中心軸線A2,A3を中心に右回り及び左回りの双方に自由回転可能となっている。また、図5に示すように、各ガイドプーリ86,88の外径D3,D4は、回転軸部材48の外径D2よりも大きく設計されており、各ガイドプーリ86,88は、回転軸部材48の回転半径r2(=D2/2)よりも大きな回転半径r3(=D3/2),r4(=D4/2)で自由回転可能となっている。
さらに、各ガイドプーリ86,88の外周面に沿ってガイド溝86a,88aが形成されており、操作ワイヤ42は、各ガイドプーリ86,88のガイド溝86a,88a同士によって挟持されるようになっている。そして、各ガイドプーリ86,88は、プーリ46が回転することによりガイドプーリ86,88のガイド溝86a,88a同士を通過した操作ワイヤ42がプーリ46の回転量(回転角度)に伴ってプーリ46のガイド溝82内に挿入されて溝面82aに沿うように、操作ワイヤ42をガイドする機能を果たすようになっている。
つぎに、図1〜図14を参照して、本発明の第1実施形態による操作装置の動作(作用)を説明する。
まず、便器本体6に供給される洗浄水が貯水された貯水タンク20の排水口22を排水弁本体40により開放し、貯水タンク20から便器本体6に洗浄水を供給して大洗浄モードによる便器洗浄を開始させる場合、図5に示す待機位置の操作ハンドル50について、図11に示すように、使用者が操作ハンドル50を手動により正回転方向Aに回転操作し、回転軸部材48を正回転方向A(図11の中心軸線A1を中心に右回りの方向)に回転させる。これにより、回転機構ユニット44のプーリ46が回転軸部材48の回転半径r2(=D2/2)よりも大きな回転半径r1(=D1/2)で正回転方向Aに回転する。そして、プーリ46が、正回転方向Aに最大回転量θmaxだけ回転したときに、プーリ46の回転制限用の突起76とカバー部材68の内面68aの回転制限用の突起78とが当接するため、プーリ46の回転が制限される。このとき、図10に示すように、回転機構ユニット44のプーリ46の回転量(回転角度)に伴って、操作ワイヤ42の操作ワイヤ42の回転連結部72の球状部72aがプーリ46の操作ワイヤ用連結部74の連結穴84に対して適宜回転しながら、操作ワイヤ42の本体部42bがプーリ46の外周のガイド溝82内に挿入されて溝面82aに沿わされて巻き上げられ、排水弁装置26の排水弁本体40が操作ワイヤ42により引き上げられる。
すなわち、図3に示すように、排水弁装置26の排水弁本体40の弁体56が閉弁位置P0から最高開弁位置P2まで引き上げられて排水口22が開放され、弁座54に対する弁体56の上昇高さ(ストローク)Hが、小洗浄モード時の引き上げ高さH2よりも高い最大高さ(最大ストローク)H1となり(H1>H2)、貯水タンク20内から比較的多い洗浄水量の洗浄水が水洗大便器4の便器本体6の導水路60に供給され、大洗浄モードによる便器洗浄が開始される。
その後、使用者が操作ハンドル50から手を離すと、戻りばね(図示せず)により操作ハンドル50が元の待機位置まで戻るが、排水弁装置26については、所定の動作をしながら、排水弁本体40が水位の低下と共にさらに下降して、図3に示すように、弁体56が弁座54に当接して、待機位置(開始位置)である閉弁位置P0に戻り、排水口22が閉止された状態となり、排水弁装置26の大洗浄モードにおける排水が終了する。また、貯水タンク20内の洗浄水は、給水装置24による給水によって、所定の止水水位WLまで貯水される。
一方、小洗浄モードによる便器洗浄を開始させる場合、図5に示す待機位置の操作ハンドル50について、図12に示すように、操作ハンドル50を逆回転方向B(図12の中心軸線A1を中心に左回りの方向)に回転操作し、回転軸部材48を逆回転方向Bに回転させる。これにより、回転機構ユニット44のプーリ46が回転軸部材48の回転半径r2(=D2/2)よりも大きな回転半径r1(=D1/2)で逆回転方向Bに回転する。そして、プーリ46が、逆回転方向Bに最大回転量φmaxだけ回転したときに、プーリ46の回転制限用の突起76とカバー部材68の内面68aの回転制限用の突起80とが当接し、プーリ46の回転が制限される。このとき、回転機構ユニット44のプーリ46の回転量(回転角度)に伴って、操作ワイヤ42の操作ワイヤ42の回転連結部72の球状部72aがプーリ46の操作ワイヤ用連結部74の連結穴84に対して適宜回転しながら、操作ワイヤ42の本体部42bがプーリ46の外周のガイド溝82内に挿入されて溝面82aに沿わされて巻き上げられ、排水弁装置26の排水弁本体40が操作ワイヤ42により引き上げられる。
また、大洗浄モード時の最大回転量(最大回転角度)θmaxは、小洗浄モード時の最大回転量(最大回転角度)φmaxよりも大きく設定されているため、大洗浄モード時のプーリ46の回転可能な範囲(0°≦θ≦θmax)についても、小洗浄モード時のプーリ46の回転可能な範囲(0°≦φ≦φmax)よりも大きくなるため、操作ワイヤ42による排水弁本体40の引き上げ量については、小洗浄モードの場合の方が、大洗浄モードの場合よりも小さくなる。
すなわち、図3に示すように、排水弁本体40の弁体56が閉弁位置P0から大洗浄モードの最高開弁位置P2よりも低い小洗浄モードの開弁位置P1まで引き上げられて排水口22が開放され、弁座54に対する弁体56の上昇高さ(ストローク)Hは、大洗浄モードの最大ストロークH1よりも低いH2となり、貯水タンク20内から大洗浄モードによる洗浄水量よりも少ない洗浄水量の洗浄水が水洗大便器4の便器本体6の導水路60に供給され、小洗浄モードによる便器洗浄が開始される。
その後、使用者が操作ハンドル50から手を離すと、大洗浄モードの場合と同様に、排水弁装置26については、所定の動作をしながら、排水弁本体40が下降する。そして、排水弁本体40が待機位置(開始位置)である閉弁位置P0に戻り、排水口22を閉止して、排水弁装置26の小洗浄モードにおける排水が終了する。
上述した本発明の第1実施形態による操作装置1によれば、操作ハンドル50の回転操作によるプーリ46の回転時には、操作ワイヤ42が回転機構ユニット44のプーリ46の回転量(回転角度)に伴ってプーリ46の外周のガイド溝82内に挿入されて溝面82aに沿わされて巻き上げられることにより、排水弁本体40が操作ワイヤ42により引き上げられて貯水タンク20の排水口22を開放し、便器洗浄が開始される。ここで、回転機構ユニット44のプーリ46の回転量(回転角度)に伴って操作ワイヤ42がプーリ46の外周のガイド溝82の溝面82aに沿わされて巻き上げられる際、操作ワイヤ42の回転連結部72の球状部72aが、プーリ46の操作ワイヤ用連結部74の連結穴84に対して回転自在に連結されているため、回転機構ユニット44のプーリ46が正回転方向Aと逆回転方向Bのいずれの回転方向に回転したときにおいても、操作ワイヤ42がプーリ46の回転時の回転量(回転角度)に伴って適切にプーリ46の外周のガイド溝82の溝面82aに沿って巻き上げられるように、操作ワイヤ42の回転連結部72の球状部72aがプーリ46の操作ワイヤ用連結部74に対して適宜回転することができる。したがって、操作ワイヤ42の剛性によって操作ワイヤ42の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができるため、排水弁本体40の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁本体40を適切に作動させることができる。
また、本発明の第1実施形態による操作装置1によれば、操作ワイヤ42の回転連結部72のほぼ球状に形成された球状部72aにより、簡易な構造によって、回転機構ユニット44のプーリ46の操作ワイヤ用連結部74に操作ワイヤ42の回転連結部72の球状部72aを回転自在に連結して保持することができる。したがって、操作ワイヤ42の剛性によって操作ワイヤ42の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができるため、排水弁本体40の引き上げ量のばらつきを抑制し、排水弁本体40を適切に作動させることができる。
さらに、本発明の第1実施形態による操作装置1によれば、ガイドプーリ86,88が回転機構ユニット44のプーリ46と排水弁本体40との間に設けられているため、操作ワイヤ42がプーリ46の回転時の回転量に伴ってプーリ46の外周のガイド溝82に挿入されて溝面82aに沿わされて巻き上げられるように、ガイドプーリ86,88が操作ワイヤ42をガイドすることができる。これにより、操作ワイヤ42の剛性によって、操作ワイヤ42がプーリ46の回転時の回転量(回転角度)に伴ってプーリ46の外周のガイド溝82の溝面82aに適切に沿わないという不具合を防ぐことができる。したがって、操作ワイヤ42の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができるため、排水弁本体40を適切に作動させて開弁量のばらつきを防ぐことができる。
また、本発明の第1実施形態による操作装置1によれば、ガイドプーリ86,88が回転軸部材48の回転半径r2(=D2/2)よりも大きな回転半径r3(=D3/2),r4(=D4/2)で自由回転可能であり、各ガイドプーリ86,88の外周に形成された各ガイド溝86b,88bで操作ワイヤ42をプーリ46のガイド溝82に挿入して溝面82aに沿わせるようにガイドすることができる。したがって、操作ワイヤ42の磨耗を抑制することができ、操作ワイヤ42の寿命を長くすることができる。
なお、上述した本発明の第1実施形態による操作装置1において、回転機構ユニット44のプーリ46が回転軸部材48の内側端部48bに同軸に取り付けられており、操作ハンドル50の手動の回転操作による単一の回転軸部材48の回転力によって直接的に回転可能となっている形態について説明したが、このような形態に限定されず、他の形態についても適用可能である。例えば、駆動用の回転軸部材48とは別に被動用の回転軸部材を並列に新たなに設け、この被動用の回転軸部材にプーリ46を取り付けて、プーリ46と駆動用の回転軸部材48との間に変速用の歯車を介在させることにより、操作装置全体を小型化させる構造にしてもよいし、操作ハンドル50及び回転軸部材48を電動で駆動させてプーリ46を回転させるような形態にしてもよい。
また、本実施形態による操作装置1では、操作ワイヤ42をプーリ46にガイドするガイド手段として、回転機構ユニット44の一対のガイドプーリ86,88からなる自由回転可能なガイドプーリ70を備えた形態について説明したが、このような形態に限定されず、ガイドプーリについては、二対以上の複数の対をなるガイドプーリを採用してもよいし、一方向のみに回転可能なローラを採用してもよい。或いは、ガイドプーリの代わりに、回転不能なローラ形態の固定部材やリブ等の固定部材をケーシング部材64又はカバー部材68の内部に設けてもよい。
つぎに、図13及び図14を参照して、本発明の第2実施形態による操作装置について説明する。
図13は、本発明の第2実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、便器洗浄操作を開始する前の待機状態のプーリの操作ワイヤ用連結部と操作ワイヤの回転連結部の部分を拡大した部分拡大斜視図である。また、図14は、本発明の第2実施形態による操作装置の回転機構ユニットにおいて、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときに操作ワイヤがプーリにより巻き上げられている状態を示す部分拡大斜視図である。
ここで、本発明の第2実施形態による操作装置100においては、操作ワイヤ142の回転連結部172と回転操作ユニット144のプーリ146の操作ワイヤ用連結部174の部分のみが、第1実施形態による操作装置1の操作ワイヤ42の回転連結部72と回転操作ユニット44のプーリ46の操作ワイヤ用連結部74の部分と異なるため、これらの異なる部分以外の部分については説明を省略する。
図13及び図14に示すように、本発明の第2実施形態による操作装置100においては、操作ワイヤ142の回転連結部172が、本体部142bの上端部に設けられてプーリ146の軸方向にほぼ円柱状に形成された円柱部172aと、この円柱部172aの中心部から中心軸線A104方向に延びる支軸部172bとを備え、回転連結部172自体が全体的にプーリ146の軸方向に延びるように形成された軸状回転連結部となっている。
一方、回転機構ユニット144のプーリ146の操作ワイヤ用連結部174は、プーリ146の外周のガイド溝182内に形成された凹部174aを備え、この凹部174aは、図13に示すプーリ146の待機状態において、操作ワイヤ142の回転連結部172の円柱部172aの上方部分を受け入れ可能に上方が凹んだ形状となっている。また、回転機構ユニット144のプーリ146の操作ワイヤ用連結部174は、凹部174aよりも下方にプーリ146の軸方向に貫くように形成されて且つ操作ワイヤ142の回転連結部172の支軸部172bを中心軸線A104回りに回転可能に保持する保持穴174bを備えている。
このような本発明の第2実施形態による操作装置100においては、例えば、使用者が待機位置の操作ハンドル50を手動により正回転方向Aに回転操作すると、プーリ146が図13に示す待機位置から図14に示す正回転方向Aに回転し、これに伴って、操作ワイヤ142の回転連結部172の円柱部172a及び支軸部172bの双方が一体的にプーリ146の操作ワイヤ用連結部174の保持穴174bに対して中心軸線A104回りに回転する。
また、図14に示すように、操作ワイヤ142の回転連結部172の円柱部172aがプーリ146の操作ワイヤ用連結部174の凹部174a内で回転することにより、操作ワイヤ142の本体部142bがプーリ146の外周のガイド溝182内に挿入されて溝面182aに沿わされて巻き上げられ、排水弁装置26の排水弁本体40が操作ワイヤ142により引き上げられる。
上述した本発明の第2実施形態による操作装置100によれば、操作ワイヤ142の回転連結部172の円柱部172a及び支軸部172bと、回転機構ユニット144のプーリ146の操作ワイヤ用連結部174の凹部174a及び保持穴174bによる簡易な構造によって、回転機構ユニット144のプーリ146に形成された保持穴174bに操作ワイヤ142の回転連結部172の支軸部172bを回転自在に連結して保持することができる。したがって、操作ワイヤ142の回転連結部172の円柱部172aがプーリ146の操作ワイヤ用連結部174の凹部174a内で適宜回転することができ、操作ワイヤ142の本体部142bがプーリ146の外周のガイド溝182内に挿入されて溝面182aに沿わされて巻き上げられるため、操作ワイヤ142の剛性によって操作ワイヤ142の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができ、排水弁本体40を適切に作動させることができる。
つぎに、図15を参照して、本発明の第3実施形態による操作装置について説明する。
図15は、本発明の第3実施形態による操作装置の回転機構ユニットの断面図であり、大洗浄による便器洗浄操作を開始したときの状態を示している。
ここで、図15に示す本発明の第3実施形態による操作装置200において、上述した本発明の第1実施形態による操作装置1と同一部分については同一の符号を付し、これらの説明は省略する。
図15に示すように、本発明の第3実施形態による操作装置200においては、回転機構ユニット244のプーリ46と排水弁本体40との間に設けられて操作ワイヤ42がプーリ46の回転時の回転量(回転角度)に伴ってプーリ46の外周のガイド溝82に沿わされて巻き上げられるように操作ワイヤ42をガイドするガイドプーリ270が、複数の対をなすガイドプーリ286,288からなる点で、本発明の第1実施形態による操作装置1と回転機構ユニット44のガイドプーリ70とは異なっている。
また、図15に示すように、各ガイドプーリ86,88同士は、ケーシング部材64内において互いに左右方向に対称に配置されている。各ガイドプーリ286,288の外径D203,DD204が本発明の第1実施形態の操作装置1の各ガイドプーリ86,88の外径D3,D4よりも小さく設計されており、各ガイドプーリ286,288は、回転軸部材48の回転半径r2(=D2/2)よりも小さな回転半径r203(=D203/2),r204(=D204/2)で自由回転可能となっている。
さらに、各ガイドプーリ286,288の外周面に沿ってガイド溝286b,288bが形成されており、操作ワイヤ42は、各ガイドプーリ286,288のガイド溝286b,288b同士によって挟持されるようになっている。そして、各ガイドプーリ286,288は、プーリ46が回転することによりガイドプーリ286,288のガイド溝286b,288b同士を通過した操作ワイヤ42がプーリ46の回転量(回転角度)に伴ってプーリ46のガイド溝82内に挿入されて溝面82aに沿うように、操作ワイヤ42をガイドする機能を果たすようになっている。
上述した本発明の第3実施形態による操作装置200によれば、本発明の第1実施形態の操作装置1の各ガイドプーリ86,88よりも小さな複数の対をなすガイドプーリ286,288が、操作ワイヤ42がプーリ46の回転時の回転量に伴ってプーリ46の外周のガイド溝82に挿入されて溝面82aに沿わされて巻き上げられるように、操作ワイヤ42を適切にガイドすることができる。したがって、操作ワイヤ42の巻き上げ量がばらつくことを防ぐことができ、排水弁本体40の引き上げ量(開弁量)の精度を向上させることができる。
1 本発明の第1実施形態による操作装置
2 洗浄水タンク装置
4 水洗大便器
6 便器本体
8 ボウル部
10 トラップ管路
10a トラップ管路の入口
12 リム
14 第1吐水口
16 溜水部
18 第2吐水口
20 貯水タンク(洗浄水タンク)
20a 貯水タンクの底部
20b 貯水タンクの左側側壁部
22 排水口
24 給水装置
26 排水弁装置
28 給水管
30 給水バルブ
32 フロート
34 吐水口
36 リフィール管
38 オーバーフロー管
40 排水弁本体
40a 排水弁本体の上端部
42 操作ワイヤ(連結部材)
42a 操作ワイヤの一端部
42b 操作ワイヤの本体部
44 回転機構ユニット(回転機構部)
46 プーリ(回転機構部の回転体、第1の回転体)
46a プーリの外面
48 回転軸部材(回転軸)
48a 回転軸部材の外側端部(回転軸の外側端部)
48b 回転軸部材の内側端部(回転軸の内側端部)
50 操作ハンドル(操作部)
52 排水口形成部材
52a 排水管路
54 弁座
56 弁体
58 連通口
60 便器本体の導水路
62 軸受部材
64 ケーシング部材
64a ケーシング部材の内壁面
64b 支軸部
64c 支軸部
66 固定部材
68 カバー部材
68a カバー部材の内面
70 ガイドプーリ(ガイド部)
72 操作ワイヤの回転連結部(連結部材の回転連結部、球状回転連結部)
72a 球状部(球状回転連結部)
74 プーリの操作ワイヤ用連結部
76 回転制限用の突起
78 回転制限用の突起
80 回転制限用の突起
82 ガイド溝
82a ガイド溝の溝面
84 連結穴(保持穴)
86 ガイドプーリ(ガイド部、第2の回転体)
86a 軸受部
86b ガイド溝
88 ガイドプーリ(ガイド部、第2の回転体)
88a 軸受部
88b ガイド溝
100 本発明の第2実施形態による操作装置
142 操作ワイヤ
142b 本体部
144 回転機構ユニット
146 プーリ
172 回転連結部
172a 円柱部
172b 円柱部
174 操作ワイヤ用連結部
174a 凹部
174b 保持穴
200 本発明の第3実施形態による操作装置
270 ガイドプーリ(ガイド部)
286 ガイドプーリ(ガイド部)
286b ガイド溝
288 ガイドプーリ(ガイド部)
288b ガイド溝

Claims (5)

  1. 便器に供給される洗浄水が貯水された洗浄水タンクの排水口を開閉する排水弁を作動させて便器洗浄を操作する操作装置であって、
    上記洗浄水タンクの内側から外側まで貫くように延びる回転軸と、
    この回転軸の端部のうち洗浄水タンクの外側に位置する外側端部に取り付けられて上記回転軸を回転操作する操作部と、
    一端側が上記排水弁に連結される連結部材と、
    上記回転軸の端部のうち洗浄水タンクの内側に位置する内側端部に取り付けられて上記操作部の回転操作による上記回転軸の回転力により回転する回転体を備え、この回転体に上記連結部材の他端側が連結されて上記回転体の回転量に応じて上記連結部材を移動させて上記排水弁を開閉駆動する回転機構部と、を有し、
    この回転機構部は、更に、上記回転体を上記回転軸の回転半径より大きな回転半径で正回転方向と逆回転方向の双方に回転可能にすると共に、上記正回転方向の最大回転量と上記逆回転方向の最大回転量とが互いに異なるように上記回転体の回転可能な範囲を制限する回転制限手段を備え、上記連結部材は、上記回転体の回転時の回転量に伴って上記回転体の外周部に沿わされて巻き上げられるように上記回転体に対して回転自在に連結される回転連結部を備えていることを特徴とする操作装置。
  2. 上記連結部材の回転連結部は、ほぼ球状に形成された球状回転連結部であり、上記回転機構部の回転体には、上記球状回転連結部を回転自在に連結して保持する保持部が設けられている請求項1記載の操作装置。
  3. 上記連結部材の回転連結部は、上記回転機構部の回転体の軸方向に延びるように形成された軸状回転連結部であり、上記回転機構部の回転体には、上記軸状回転連結部をその軸回りに回転自在に連結して保持する保持穴が形成されている請求項1記載の操作装置。
  4. 更に、上記回転機構部の回転体と上記排水弁との間に設けられて上記連結部材が上記回転体の回転時の回転量に伴って上記回転体の外周部に沿わされて巻き上げられるように上記連結部材をガイドするガイド部を有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の操作装置。
  5. 上記回転機構部の上記回転体は、第1の回転体であり、上記ガイド部は、上記回転軸の回転半径より大きな回転半径で回転可能であり且つその外周部で上記連結部材を上記第1の回転体に沿わせるようにガイドする第2の回転体を備えている請求項4記載の操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019138115A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 Toto株式会社 排水弁操作装置、洗浄水タンク装置、及び、水洗大便器
JP2020051192A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 株式会社Lixil 便器洗浄用の操作ハンドル

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