JP4155828B2 - 排水栓装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、浴槽に設けられる排水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように、従来の排水栓装置110は、浴槽の縁120に形成された貫通孔122に取り付けられるハウジング126を備えている。このハウジング126には、操作ボタン124が図8中矢印F方向に沿って移動可能となるように配置されている。この操作ボタン124の裏面には棒状の動力伝達部材128が取り付けられており、この動力伝達部材128がハウジング126の底部に形成された穴130を貫通している。
【0003】
また、ハウジング126の底部には支持部材132の一方の端部が取り付けられている。支持部材132の内部には動力伝達部材128が貫通しており、支持部材132の内部に形成された縮径部134により動力伝達部材128がその長手方向(図8中矢印F方向)に移動可能となるように支持されている。また、支持部材132には駆動部材136が取り付けられており、この駆動部材136の駆動力により動力伝達部材128をその長手方向に移動させる構成になっている。なお、操作ボタン124を押すことにより動力伝達部材128をその長手方向に移動させることも可能である。
【0004】
ここで、支持部材132の縮径部134の下側には開口した筒状部138が形成されている。この筒状部138の開放端には筒状部138の開口を閉塞するように蓋部140が取り付けられている。筒状部138の内部空間にはガイド筒142が配置されており、このガイド筒142に動力伝達部材128の先端部が挿入されている。また、ガイド筒142のフランジ142Aと蓋部140の底面との間には、比較的高いばね定数を有した第1のコイルばね144が配置されている。一方、動力伝達部材128の先端部近傍には傘部128Aが形成されており、この傘部128Aとガイド筒142の底部との間には、第1のコイルばね144のばね定数よりも小さなばね定数を有した第2のコイルばね146が配置されている。
【0005】
また、ガイド筒142の底部には、コーティングされたワイヤ状部材148が接続されている。このワイヤ状部材148は、浴槽の排水口に配置された排水栓と接続されており、操作ボタン124からの力が動力伝達部材128を介してこのワイヤ状部材148に作用することにより排水栓を変位させ、排水口を開閉させるようになっている。
【0006】
以上説明した排水栓装置110では、操作者が操作ボタン124を押したり、あるいは駆動部材136を駆動させると、動力伝達部材128が図8中矢印G方向側に移動する。このとき、第2のコイルばね146が一時的に縮み、動力伝達部材128とガイド筒142の底部との離間距離が短くなる。第2のコイルばね146が縮むとその弾性力によりガイド筒142の底部が押圧され、この押圧によりワイヤ状部材148が下側に移動する。これにより、排水栓が上方に押し上げられ、排水栓の近傍に配置されたロック機構が作用することで排水栓が最も押し上げられた位置より少し下がった位置で保持される。これにより、浴槽の排水口が開放される。ロック機構が作用し排水口が開いた状態では、操作ボタン124は浴槽の縁120の表面よりも少し下側(図8の状態)に位置している。なお、この動作において、第1のコイルばね144は、変位しない。
【0007】
一方、排水口を閉塞させる際に、再度、操作者が操作ボタン124を押したり、あるいは駆動部材136を駆動させると、同様にして、動力伝達部材128が図8中矢印G方向側に移動し、ワイヤ状部材148もさらに下側に移動する。これにより、排水栓が最も高い位置まで押し上げられ、ロック機構のロックが解除される。
【0008】
ここで、排水栓が最も高い位置に押し上げられたときに、排水栓に比較的大きな外力が排水栓を押し下げる方向に作用すると、排水栓に作用した外力がワイヤ状部材148に伝達する。そして、図9に示すように、ワイヤ状部材148に伝達した外力がガイド筒142を下側(図8中矢印G方向)に押し下げる(図9の状態)。このとき、第1のコイルばね144は、ガイド筒142に押圧されて縮んだ状態となっている。なお、このとき第2のコイルばね146も最も縮んだ状態となっている。
【0009】
以上のように、従来の排水栓装置110によれば、第1のコイルばね144を配置したことにより、この第1のコイルばね144にショックアブソーバとしての機能を持たせることができ、ロック機構が解除したときに排水栓に作用する外力を第1のコイルばね144により吸収させることができる。このため、この外力が駆動系に作用することを防止でき、駆動系の破損及び故障を防止することができる。
【0010】
ところが、従来の排水栓装置110によれば、第1のコイルばね144を配置させるための空間150を支持部材132の下部に形成することが必要となり、かかる空間150を形成するために必然的に支持部材132が大型化してしまう。ここで、支持部材132は浴槽の縁120の下側という極めて狭く、かつ設置スペースの限られた場所に配置されるため、支持部材自体が大型化すると、設置場所及び設置スペースの関係上、不都合が生じ問題となる。つまり、支持部材132は、できるだけ小型化しなければならないという施工上からの要請に反してしまうことになる。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−329591(第16頁、第10図及び第11図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、支持部材自体の大型化を防止することができる排水栓装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、水槽の排水口に配置される排水栓と、前記水槽又はその近傍の構造物に取り付けられる可動部材を備えた操作部と、前記可動部材と前記排水栓との間を連絡し該可動部材からの力を前記排水栓に伝達して前記排水栓を変位させる伝達部材と、前記操作部に連結され前記伝達部材を支持する支持部材と、前記排水栓が変位し前記排水口を開放した状態で前記排水栓を保持するとともに前記排水栓が変位し該排水栓の保持を解除するロック機構と、を備えた排水栓装置であって、前記伝達部材が、前記排水栓と接続したワイヤ状部材と、前記可動部材と接続したシャフト状部材と、前記支持部材に取り付けられ前記ワイヤ状部材と前記シャフト状部材とを長手方向に移動可能にそれぞれ支持するとともに両者を直列的に配置させた接続部材と、前記接続部材内部であって前記ワイヤ状部材の端部が貫通して設けられ、前記可動部材からの力を吸収して前記シャフト状部材の移動を制限する第1のコイルばねと、前記第1のコイルばねのばね定数よりも大きなばね定数を有し、前記ワイヤ状部材と前記シャフト状部材との間に配置され、前記ワイヤ状部材に所定の大きさ以上の力が作用したときにこの力を吸収し前記シャフト状部材の移動を阻止する第2のコイルばねと、で構成されていることを特徴とする。
【0014】
本発明の排水栓装置によれば、可動部材が押圧されると、可動部材が操作部に対して押圧方向に移動する。可動部材に作用した力はシャフト状部材に伝達し、支持部材に移動可能に支持されたシャフト状部材が押圧方向に移動する。このシャフト状部材の移動により直列的に配置されたワイヤ状部材が直接的又は間接的にシャフト状部材に押される。このとき、第1のコイルばねが縮み、シャフト状部材に伝達された力が第1のコイルばねに吸収され、シャフト状部材が所定の距離だけ移動したところで止まる。一方、ワイヤ状部材がシャフト状部材に押されると、接続部材に移動可能に支持されたワイヤ状部材がその押圧方向に沿って移動する。ワイヤ状部材がその押圧方向に沿って移動すると、その先に接続されている排水栓が変位する。このとき、ロック機構により排水栓が保持され排水口が開放される。再度可動部材が押圧されると、同様にして排水栓が変位し、ロック機構により排水栓の保持が解除され排水口が閉塞される。
なお、このような排水栓装置の通常動作では、第1のコイルばねは伸縮するが、ばね定数の大きな第2のコイルばねは伸縮しない。
【0015】
一方、可動部材が押し込まれた状態でありかつロック機構による排水栓の保持が解除された状態で、例えば排水栓を排水口側に押圧する外力が排水栓に作用すると、排水栓は排水口側に移動しようとする。これによりワイヤ状部材が押圧され、排水栓に作用した外力がワイヤ状部材に伝達される。ワイヤ状部材が押圧されると、その押圧方向にワイヤ状部材が移動しようとする。このとき、ワイヤ状部材に作用した力が所定の大きさ以上であると、可動部材が押し込まれておりシャフト状部材が移動しないため、ワイヤ状部材が第2のコイルばねの弾性力に抗して第2のコイルばねを押し込むことになる。
【0016】
すなわち、第2のコイルばねは第1のコイルばねのばね定数よりも大きなばね定数を有しているが、排水栓に作用した外力の大きさが所定の大きさ以上であれば、第2のコイルばねは押し縮められる。第2のコイルばねが縮むことにより、排水栓に直接作用した外力は第2のコイルばねで吸収されるため、その外力による影響を受けてシャフト状部材が移動することを防止できる。この結果、シャフト状部材自体は勿論、例えばシャフト状部材に他の部材が取り付けられていた場合でもその部材の破損を防止することができる。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の排水栓装置において、前記シャフト状部材の端部近傍に前記接続部材内部を前記長手方向に前記シャフト状部材と共に移動するピストン部材が取り付けられており、前記ピストン部材内部には前記第2のコイルばねが前記長手方向に伸縮可能となるように収納されており、前記第2のコイルばねの端部に前記ワイヤ状部材の端部が前記ピストン部材内部に前記長手方向に沿って移動可能に配置された圧力伝達部材を介して接続されていることを特徴とする。
【0018】
本発明の排水栓装置によれば、可動部材を押し込むと、可動部材の移動とともにシャフト状部材及びピストン部材がその長手方向に沿って移動する。これらのシャフト状部材及びピストン部材の移動により、ワイヤ状部材が移動し排水栓を変位させる。
一方、排水栓に外力が作用すると排水栓がその押圧方向に移動しようとする。排水栓が移動しようとすると、ワイヤ状部材が押圧され、ワイヤ状部材がその押圧方向に移動しようとする。このとき、ワイヤ状部材に作用する力が所定の大きさ以上であると、圧力伝達部材が第2のコイルばねの弾性力に抗して移動し第2のコイルばねを押し込むようになる。このように、第2のコイルばねが縮むことにより、排水栓に作用した外力を第2のコイルばねで吸収させることができる。この結果、この外力がシャフト状部材に伝達することを防止でき、この外力が作用することによりシャフト状部材が移動することを防止できる。
【0019】
また、本発明の排水栓装置によれば、上記第2のコイルばねがピストン部材内部に配置されているため、支持部材自体に第2のコイルばねを配置させるスペースを設ける必要がない。このため、支持部材自体の大型化を防止することができ、支持部材の設置スペースが限られている狭い環境においても排水栓装置の取付作業が容易になる。
【0020】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の排水栓装置において、前記支持部材に、駆動手段が取り付けられ、前記シャフト状部材に、前記駆動手段から駆動力が伝達され該駆動力を変換して前記シャフト状部材を移動させる変換手段が取り付けられていることを特徴とする。
【0021】
本発明の排水栓装置によれば、駆動手段が駆動されると、その駆動力が変換手段に伝達される。変換手段は前記駆動力を変換させ、シャフト状部材を移動させる。シャフト状部材を移動させることによりその下端に接続されたワイヤ状部材も移動させることができる。この結果、排水栓を変位させることができ、排水口を開放又は閉塞することができる。
【0022】
また、本発明の排水栓装置によれば、排水栓に作用する外力が第2のコイルばねで吸収されるため、この外力の影響を受けたシャフト状部材の移動や、ワイヤ状部材の局部的な屈曲を防止できる。このため、シャフト状部材に取り付けられている変換手段およびこの変換手段に駆動力を伝達させる駆動手段の破損や、ワイヤ状部材の破損、変形を防止することができ、これらの耐久性を向上させることができる。
【0023】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の排水栓装置において、前記変換手段がラックであり、前記駆動手段が、前記ラックと噛み合うピ二オンと、前記ピ二オンと噛み合う歯車と、前記歯車と噛み合うモータと、で構成されていることを特徴とする。
【0024】
本発明の排水栓装置によれば、モータが回転すると、モータの駆動力が歯車列を構成する各歯車に伝達されていく。そして、歯車に伝達された駆動力は、各歯車により減速されてピ二オンに伝達される。ピ二オンに駆動力が伝達されると、ピ二オンが回転し、ピ二オンに伝達された駆動力がラックに伝達される。このときピ二オンの回転運動がこれと噛み合うラックにより直線運動に変換される。これにより、シャフト状部材をその長手方向に沿って直線移動させることができ、さらにそのシャフト状部材の下端に接続されたワイヤ状部材も移動させることができる。この結果、排水栓を変位させることができ、排水口を開放又は閉塞することができる。
【0025】
また、本発明の排水栓装置によれば、排水栓に作用する外力が第2のコイルバネで吸収されるため、この外力の影響を受けてシャフト状部材が移動することを防止できる。このため、シャフト状部材に取り付けられているラックと、このラックと噛み合うピ二オンと、このピ二オンと噛み合う歯車と、歯車と噛み合うモータの破損をそれぞれ防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態に係る排水栓装置について、図面を参照して説明する。本実施形態の排水栓装置は、浴槽に設けられるタイプのものである。
図1及び図2に示すように、排水栓装置10は、浴槽(水槽)12の排水口(図示省略)に配置される排水栓部材14を備えている。この排水栓部材14は、浴槽12の排水口に嵌め込まれる排水栓本体部16を備えている。この排水栓本体部16には排水管(図示省略)が接続する第1の接続口20が形成されており、また後述のコイル部22が挿通しかつ保護部材24が接続する第2の接続口26が形成されている。また、排水栓本体部16には浴槽内部の水を排水管に導くための排水孔28が形成されている。この排水孔28には、毛髪やゴミなどを収集するストレナー30が配置されている。
【0027】
また、排水栓本体部16には排水孔28を閉塞又は開放する傘状ヘッド部(排水栓)18が配置されている。傘状ヘッド部18の裏面にはコイル部22と接続した押上部材(排水栓)32が取り付けられている。この押上部材32は、メカボックス34の内部に収納されており、傘状ヘッド部18が押し上げられて排水孔28を開放している状態では、押上部材32に設けられた引掛部(図示省略、ロック機構)が外側に突出してメカボックス内部に形成された凹部(図示省略、ロック機構)に挿入されている。すなわち、押上部材32がロック機構によりロックされることにより、傘状ヘッド部18がその位置で固定される。
【0028】
一方、傘状ヘッド部18が排水孔28を開放している状態でコイル部22を介して押上部材32を押圧すると、傘状ヘッド部18がさらに上方(図1中矢印A方向)に押し上げられるとともに、引掛部が引っ込み引掛部の凹部への挿入が解除される。すなわち、ロック機構による押上部材32のロックが解除される。これにより、傘状ヘッド部18が重力により下方(図1中矢印B方向)に下がり、排水孔28が閉塞される。なお、引掛部と凹部との係合は、従来から周知であるロック機構が用いられている。
【0029】
図1及び図2に示すように、ワイヤ状のコイル部(伝達部材、ワイヤ状部材)22、例えば、アウターチューブ内に内地された伝達部材中芯の他端は、ケーシング(支持部材)36の内部に配置されている後述の圧力伝達部材40に接続されている。また、ケーシング36の内部には第1の挿通口38が形成されている。この第1の挿通口38には、コイル部22と後述のシャフト状部材(伝達部材)42とを直列的に配置させた接続部材(伝達部材)72が取り付けられている。
【0030】
図2及び図3に示すように、上記接続部材72は円筒状に形成されており、中央部の外周には径方向外側に突出した円盤部72Aが形成されている。この接続部材72の一方の端部にはコイル部22が貫通した収納ピン74が取り付けられている。コイル部22は、この収納ピン74に対して移動可能となっている。この収納ピン74の先端部には凹部76が形成されており、この凹部76に第1のコイルばね(伝達部材)78の端部が挿入されている。この第1のコイルばね78には、収納ピン74を貫通したコイル部22が貫通している。このように第1のコイルばね78は接続部材72の内部に配置されている。
【0031】
図3に示すように、接続部材72の他方の端部にはピストン部材80が挿入されている。このピストン部材80の外周面が接続部材72の内周面と接触しており、ピストン部材80が接続部材72の軸方向(図3中矢印E方向)に摺動可能となっている。ピストン部材80も全体として円筒状に形成されており、その先端部には蓋部82が設けられており、この蓋部82により開口が塞がれている。ピストン部材80の内部であって蓋部82の上面には上記した圧力伝達部材40が配置されている。この圧力伝達部材40は蓋部82と接触する基板部40Aと、基板部40Aの中央に前記第1のコイルばね78に対して反対側に突出形成された突出部40Bと、で構成されており、全体としてピン状に形成されている。
【0032】
また、蓋部82の略中央には貫通孔84が形成されており、基板部40Aに形成された筒状のコイル収納部40Cが前記貫通孔84を貫通して、第1のコイルばね側に位置している。このコイル収納部40Cには前記コイル部22の端部が挿入されている。
【0033】
また、ピストン部材80の内部であって圧力伝達部材40を構成する突出部40Bの外周には第2のコイルばね(伝達部材)86が嵌められており、この第2のコイルばね86の一方の端部が基板部82に接触している。第2のコイルばね86のばね定数は、前記第1のコイルばね78のばね定数と比較して大きくなるように設定されている。
【0034】
一方、ピストン部材80の後端部には、シャフト状部材42の端部に取り付けられたストッパ88が螺合している。また、ピストン部材80の内部に配置されているストッパ88の先端部には第2のコイルばね86の他方の端部が接触している。以上のように、接続部材72は、コイル部22の長手方向とシャフト状部材42の長手方向とをそれぞれ一致させた状態で、コイル部22とピストン部材80とシャフト状部材42とをそれぞれ直列的に接続させている。
【0035】
図2及び図3に示すように、前記シャフト状部材42は、ケーシング36に形成された第2の挿通口44を挿通してケーシング36の外部に突出し、ケーシング36の外部に配置されている操作ボタン(操作部)46と接続している。
【0036】
一方、図2及び図3に示すように、ケーシング36の第2の挿通口44の近傍には、操作ボタン46が嵌め込まれる嵌込部48が形成されている。この嵌込部48は、円筒状に形成された胴体部50と、胴体部50の操作ボタン側の端部に胴体部50の径方向外側に向けて突出して形成された突出部52と、で構成されている。この胴体部50には2つの係合孔(貫通孔)54が形成されている。
【0037】
図2に示すように、前記嵌込部48には操作ボタン46が挿入されている。この操作ボタン46は、裏面にシャフト状部材42が接続された円板状のボタン部(可動部材)58と、ボタン部58の外周を覆うボタン部本体60と、で構成されている。ボタン部本体60の外周にはネジ溝が形成されており、この外周にはナット62が螺合している。また、ボタン部本体60の下端近傍には凹部65が形成されており、この凹部65の下側には凹部65を構成し径方向外側に突出した突出片64が外周に沿って形成されている。このように、ボタン部58は、ボタン部本体60に対してシャフト状部材42の軸方向(図2中矢印C方向)に移動するようになっている。
【0038】
一方、図4乃至図6に示すように、ケーシング36には、シャフト状部材42を移動させる駆動部材66がネジ止めされている。この駆動部材66には基板90が設けられており、この基板90上にはモータ98と、径が異なる3つの歯車92、94、96から構成される歯車列と、最も径の大きな歯車96の回転軸(図示省略)に取り付けられたピ二オン100がそれぞれ配置されている。
【0039】
ここで、モータ98の回転軸にはギア98Aが取り付けられており、このギア98Aには歯車列を構成する最も径の小さな歯車(以下、適宜「第1の歯車92」という。)92が噛み合っている。この第1の歯車92には、第1の歯車92の径よりも大きな径を有した歯車(以下、適宜「第2の歯車94」という。)94が噛み合っている。この第2の歯車94には、第2の歯車94の径よりも大きな径を有した歯車(以下、適宜「第3の歯車96」という。)96が噛み合っている。このため、モータ98の駆動力が歯車列を介してピ二オン100まで伝達される。
【0040】
一方、ピ二オン100にはラック102が噛み合っており、このラック102はシャフト状部材42に取り付けられている。また、ラック102の上端部近傍と下端部近傍にはそれぞれマグネット104が配置されている。さらに、基板90上の上部及び下部には、上記マグネット104の磁気を感知する磁気センサ(図示省略)がそれぞれ配置されている。なお、この磁気センサは、後述の制御部(図示省略)と接続されている。
【0041】
このようにモータ98の駆動力が複数の歯車92、94、96及びピ二オン100に伝達され、ピ二オン100からラック102に伝達される。ピ二オン100の回転運動からラック102の直線運動に変換され、このラック102の直線運動によりシャフト状部材42が上下に移動する。このとき、シャフト状部材42の位置制御は、所定の位置に配置された磁気センサが各マグネット104の磁気を検出することにより、行われる。
【0042】
なお、駆動部材66には、図示しない制御部と電気的に接続されており、制御部に接続されたタッチパネル(図示省略)をONにすることにより、制御部から駆動命令が出力され、モータ98が作動するようになっている。このタッチパネルは、浴室とは別の場所(例えば、台所など)に設置されている。
【0043】
また、図1及び図2に示すように、嵌込部48の胴体部50にはCリング70が嵌められている。Cリング70の内周には爪部70Aが形成されており、爪部70Aが係合孔54を貫通して突出片64と係合することにより、嵌込部48から操作ボタン46が外れないようになっている。このように、操作ボタン46は、Cリング70によりケーシング36に取り付けられている。
【0044】
ここで、排水栓装置10の浴槽12の縁11への取付方法について説明する。図1及び図2に示すように、排水栓装置10では、排水栓部材14が浴槽12の排水口に配置される。また、駆動部材66が取り付けられたケーシング36及び保護部材24が浴槽12の縁11の下側に配置され、ケーシング36に形成された嵌込部48が浴槽12の縁11に形成された貫通孔80の直ぐ下側に位置するように位置決めされる。
【0045】
一方、浴槽12の縁11の貫通孔80の上側から、操作ボタン46が孔80及び嵌込部48に挿入される。このとき、ボタン部本体60の突出片64の上面が、胴体部50に形成された係合孔54の下側の内周面と面一となるように、操作ボタン46が嵌込部48に挿入される。その後、Cリング70が横方向から胴体部50に嵌め込まれ、爪部70Aが係合孔54を貫通して凹部65に挿入し突出片64と係合する。これにより、操作ボタン46がケーシング36に連結される。その後、ナット62を浴槽12の縁側に上昇させ、縁11をボタン本体部60の外縁部84とナット62との間に挟持させる。
以上の取付方法により、排水栓装置10が浴槽12に取り付けられる。
【0046】
次に、本実施形態の排水栓装置10の作用及び効果について説明する。
本実施形態の排水栓装置10では、図4に示すように、傘状ヘッド部18が排水口28を閉塞した状態で、タッチパネルをONすることにより制御部によりモータ98に対して駆動命令が出力される。制御部からの駆動命令が出力されると、モータ98が回転駆動し、ギア98Aの回転により第1の歯車92が回転する。第1の歯車92が回転すると、第1の歯車92と噛み合った第2の歯車94が回転する。第2の歯車94が回転すると、第2の歯車94と噛み合った第3の歯車96が回転する。第3の歯車96が回転すると、同軸上に位置するピ二オン100も回転する。このように、モータ98の駆動力が複数の歯車92、94、96及びピ二オン100に伝達される。
【0047】
図4に示すように、ピ二オン100が回転すると、これと噛み合うラック102が直線運動し、ラック102が下方向(図2中矢印D方向)に移動する。これにより、シャフト状部材42、ストッパ88及びピストン部材80が一体となって下方向に移動する。ピストン部材80が下方向に移動することにより、コイル部22がピストン部材80の内部に配置された圧力伝達部材40に押圧されて下方向に移動する。コイル部22がピストン部材80と共に下方向に移動していくと、ピストン部材80の蓋部82が第1のコイルばね78に接触する。そして、ピストン部材80は、第1のコイルばね78の弾性力に抗して所定量だけ下方向に移動する。やがて、ラック102に取り付けられたマグネット104の磁気を磁気センサで感知すると、制御部からモータ98に駆動停止命令が出力され、モータ98が停止する。このとき、第1のコイルばね78は所定量だけ縮んでいるが、第2のコイルばね86はそのばね定数が比較的大きいため縮んでいない。
【0048】
図4及び図6に示すように、コイル部22が下方向に移動すると、押上部材32が上方(図6中矢印A方向)に押し出されて傘状ヘッド部18が押し上げられる。傘状ヘッド部18が押上部材32により押し上げられて最も高い位置(最高点)に到達すると、第1のコイルばね78の弾性力によりピストン部材80が上方向(図4中矢印X方向)に押され、コイル部22及びピストン部材80が上方(図4中矢印X方向)に若干移動する。これにより、コイル部22と接続している押上部材32及び傘状ヘッド部18が下方向(図6中矢印B方向)に若干移動する(保持位置)。このとき、引掛部が外側に突出してメカボックス内部に形成された凹部に挿入される。このように、ロック機構のロックが作用して傘状ヘッド部18が保持位置の高さで保持され、排水孔28が開放状態となる。排水孔28が開放されれば、浴槽12内部の水が排水孔28を通して排水することができる。
【0049】
一方、浴槽12の内部に水を入れる場合には、傘状ヘッド部18を下降させ、開口孔28を閉塞させる必要がある。ここで、図5に示すように、タッチパネルをONすると、同様にして、制御部によりモータ98に対して駆動命令が出力され、モータ98が回転駆動し、この駆動力が複数の歯車92、94、96を介してピ二オン100に伝達される。ピ二オン100に伝達された駆動力はラック102に伝達され、ラック102と共にシャフト状部材42が下方向(図5中矢印D方向)に移動する。シャフト状部材42が下方向に移動すると、同様にして、コイル部22が下方向(図5中矢印D方向)に移動し、押上部材32を押し出し、押上部材32が傘状ヘッド部18を押圧する。これにより、傘状ヘッド部18が上方向(図6中矢印A方向)に押し出され、同時に引掛部が凹部から外れロック機構によるロックが解除される。
【0050】
ここで、傘状ヘッド部18に比較的大きな押圧力(図6中矢印P)が下方向(図6中矢印B方向)に向かって作用すると、ロック機構によるロックがすでに解除されているため、傘状ヘッド部18が下方向(図6中矢印B方向)に移動しようとする。これにより、押上部材32が傘状ヘッド部18に押圧されてその押圧方向に移動しようとする。さらに、コイル部22が傘状ヘッド部18に押圧されてその押圧方向に移動しようとする。
一方、モータ98の駆動力がラック102に伝達されているため、シャフト状部材42はピストン部材80とともに下方向(図5中矢印D方向)に移動しようとする。すなわち、ピストン部材80とコイル部22とが相互に押し合う状態となる。
【0051】
ピストン部材80とコイル部22とが相互に押し合う状態では、傘状ヘッド部18に作用する外力が所定の大きさ以上でありこの外力がコイル部22に伝達されると、ピストン部材80の下方向(図5中矢印D方向)に向かう力とコイル部22の上方向(図5中矢印X方向)に向かう力の合力が第2のコイルばね86の弾性力よりも大きくなる。上記合力が第2のコイルばね86の弾性力よりも大きくなれば、圧力伝達部材40がコイル部22に押され、圧力伝達部材40が第2のコイルばね86の弾性力に抗して第2のコイルばね86を押し込むことになる。すなわち、第2のコイルばね86が圧力伝達部材40に押されて縮むことになる。
なお、このとき、ピストン部材80は、モータ98からの駆動力が伝達されているため上方向に移動しない。また、この状態では、第1のコイルばね78も縮んでいる。
【0052】
以上のように本発明の排水栓装置10によれば、ロック機構による解除後において、傘状ヘッド部18に所定の大きさ以上の外力が作用した場合でも、この外力を第2のコイルばね86で吸収することができる。このため、ピストン部材80及びシャフト状部材42が上方向(図5中矢印X方向)に移動しない。この結果、ラック102が移動することがなく、このラック102と噛み合うピ二オン100、このピ二オン100と噛み合う各歯車92、94、96がそれぞれ回転することがない。これにより、ラック102、ピ二オン100、各歯車92、94、96、モータ98のギア98Aが破損してしまうことを防止できる。
さらに、コイルバネ86が前記外力を吸収することにより、コイル部22およびそれを覆う保護部材24が局部的に屈曲することを防止することができる。そのため、コイル部22および保護部材24の破損、変形等を防止し、その耐久性を向上させることができる。
【0053】
また、本発明の排水栓装置10によれば、第2のコイルばね86にショックアブソーバとしての機能を持たせているが、この第2のコイルばね86をケーシング36ではなく、接続部材72に対して移動するピストン部材80の内部に配置させている。このため、ケーシング36に第2のコイルばね86を配置させるための設置ペースを設ける必要がないため、ケーシング36自体が大型化することを防止することができる。
この結果、ケーシング36を浴槽12の縁11という比較的狭い場所に取り付けることができる。また、取付時において、ケーシング36が大型化しないため、取付時に大きな施工スペースが不要となり、また取付作業が容易になる。
【0054】
一方、傘状ヘッド部18がロック機構によりロックされ排水孔28を開放した状態(図4に示す状態)で、浴槽内部に水又は湯を入れるときは、再度、タッチパネルをONにすることにより、モータ98が回転し、各歯車92、94、96及びピ二オン100もそれぞれ回転する。ピ二オン100の回転によりラック102及びシャフト状部材42が下方向(図4中矢印D方向)に移動し、このシャフト状部材42の移動に伴い、コイル部22が押されて下方向(図4中矢印D方向)に移動する。さらに、押上部材32がコイル部22に押されて上方向(図6中矢印A方向)に移動し、ロック機構によるロックが解除される。その後、図7に示すように、傘状ヘッド部18が図7中矢印B方向に下降し、排水孔18を閉塞する。これにより、浴槽内部に水又は湯を溜めることができる。
【0055】
なお、上記説明では、制御部による出力信号により駆動部材66を駆動させる形態を説明したが、直接、操作ボタン46のボタン部58を押し込んで、排水栓14の傘状ヘッド部18を上昇又は下降させ、排水孔28を開放又は閉塞させてもよい。
【0056】
また、本実施形態では、排水栓装置10を浴槽12の排水口に用いた形態を説明したが、これに限られるものではなく、台所に設けられている流し台の排水口に適用することもでき、さらに、洗面所の洗面器の排水口に適用することもできる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明した本発明の排水栓装置においては以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、その外力による影響を受けてシャフト状部材が移動することを防止できる。この結果、シャフト状部材自体は勿論、例えばシャフト状部材に他の部材が取り付けられていた場合でもその部材の破損を防止することができる。
【0058】
請求項2に記載の発明によれば、支持部材自体の大型化を防止することができ、支持部材の設置スペースが限られている狭い環境においても排水栓装置の取付作業が容易になる。
【0059】
請求項3に記載の発明によれば、排水栓に作用する外力が第2のコイルばねで吸収されるため、この外力の影響を受けてシャフト状部材が移動することを防止できる。このため、シャフト状部材に取り付けられている変換手段と、この変換手段に駆動力を伝達させる駆動手段の破損をそれぞれ防止することができる。
【0060】
請求項4に記載の発明によれば、排水栓に作用する外力が第2のコイルばねで吸収されるため、この外力の影響を受けてシャフト状部材が移動することを防止できる。このため、シャフト状部材に取り付けられているラックと、このラックと噛み合うピ二オンと、このピ二オンと噛み合う歯車と、歯車と噛み合うモータの破損をそれぞれ防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る排水栓装置の断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る排水栓装置の一部を示す部分断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る排水栓装置を構成する接続部材を示す構成図である。
【図4】 排水栓がロック機構によりロックされ排水口を開放した状態の排水栓装置の部分的な構成図である。
【図5】 ロック機構によるロックが解除され排水栓が最高位置に到達した状態の排水栓装置の部分的な構成図である。
【図6】 排水口を開放した状態を示した排水栓の状態図である。
【図7】 排水口を閉塞した状態を示した排水栓の状態図である。
【図8】 従来の排水線装置を示す部分的な断面図である。
【図9】 従来の排水線装置を示す部分的な断面図である。
【符号の説明】
10 排水栓装置
12 浴槽(水槽)
18 傘状ヘッド部(排水栓)
22 コイル部(ワイヤ状部材)
32 押上部材(排水栓)
36 ケーシング(支持部材)
40 圧力伝達部材
42 シャフト状部材
46 操作ボタン(操作部)
58 ボタン部(可動部材)
72 接続部材
78 第1のコイルばね
80 ピストン部材
86 第2のコイルばね
92 歯車
94 歯車
96 歯車
98 モータ
100 ピ二オン
102 ラック

Claims (4)

  1. 水槽の排水口に配置される排水栓と、前記水槽又はその近傍の構造物に取り付けられる可動部材を備えた操作部と、前記可動部材と前記排水栓との間を連絡し該可動部材からの力を前記排水栓に伝達して前記排水栓を変位させる伝達部材と、前記操作部に連結され前記伝達部材を支持する支持部材と、前記排水栓が変位し前記排水口を開放した状態で前記排水栓を保持するとともに前記排水栓が変位し該排水栓の保持を解除するロック機構と、を備えた排水栓装置であって、
    前記伝達部材が、前記排水栓と接続したワイヤ状部材と、前記可動部材と接続したシャフト状部材と、前記支持部材に取り付けられ前記ワイヤ状部材と前記シャフト状部材とを長手方向に移動可能にそれぞれ支持するとともに両者を直列的に配置させた接続部材と、前記接続部材内部であって前記ワイヤ状部材の端部が貫通して設けられ、前記可動部材からの力を吸収して前記シャフト状部材の移動を制限する第1のコイルばねと、前記第1のコイルばねのばね定数よりも大きなばね定数を有し、前記ワイヤ状部材と前記シャフト状部材との間に配置され、前記ワイヤ状部材に所定の大きさ以上の力が作用したときにこの力を吸収し前記シャフト状部材の移動を阻止する第2のコイルばねと、で構成されていることを特徴とする排水栓装置。
  2. 前記シャフト状部材の端部近傍に前記接続部材内部を前記長手方向に前記シャフト状部材と共に移動するピストン部材が取り付けられており、前記ピストン部材内部には前記第2のコイルばねが前記長手方向に伸縮可能となるように収納されており、前記第2のコイルばねの端部に前記ワイヤ状部材の端部が前記ピストン部材内部に前記長手方向に沿って移動可能に配置された圧力伝達部材を介して接続されていることを特徴とする請求項1に記載の排水栓装置。
  3. 前記支持部材に、駆動手段が取り付けられ、
    前記シャフト状部材に、前記駆動手段から駆動力が伝達され該駆動力を変換して前記シャフト状部材を移動させる変換手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の排水栓装置。
  4. 前記変換手段がラックであり、
    前記駆動手段が、前記ラックと噛み合うピ二オンと、前記ピ二オンと噛み合う歯車と、前記歯車と噛み合うモータと、で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の排水栓装置。
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