JP7047737B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体構造に関する。
特許文献1には、車両幅方向の端部に配置され車両前後方向に沿って延在された前側サイドメンバが、アルミニウム合金等の鋳造材によって形成されると共に、当該前側サイドメンバの車両前後方向の後方側において車両前後方向に沿って延在された後側サイドメンバが、アルミニウム合金等の押出し成形材によって形成され、これらの部材が互いに連結された技術が開示されている。
特開2001-347966号公報
前述のように、上記先行技術では、前側サイドメンバ及び後側サイドメンバは、アルミニウム合金で形成されているため、鉄部材よりも剛性を高く設定することができるが、鉄部材と比較すると脆性は高い。このため、車両の側面衝突時(以下、「車両の側突時」という)、特に、いわゆるポール側突のように、衝突荷重が車両の側部に集中するような側突の場合に、前側サイドメンバ及び後側サイドメンバで構成されたサイドメンバ(以下、「リアフロアサイドメンバ」という)が破壊すると、破片により周辺の車両構成物(燃料タンク等)に対して影響を与える可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮し、ポール側突のような車両の側突であっても、サイドメンバの破壊を抑制することが可能な車体構造を提供することが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車体構造は、車両後部における車両幅方向の端部において、車両前後方向に沿って延在され、車両前後方向の前後に分割されたリアフロアサイドメンバであって、前記リアフロアサイドメンバは、前記リアフロアサイドメンバの前部を構成する鉄製のリアフロアサイドメンバ前部と、前記リアフロアサイドメンバの後部を構成するダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部と、車両側面視で、車両側部において車両前後方向に沿って延在されたロッカの車両前後方向の後方側において車両前後方向に沿って設けられたロッカリアの車両幅方向の内側からリアサスペンションメンバの取付部における車両前後方向の前端までの間に設けられ、前記リアフロアサイドメンバ前部と前記リアフロアサイドメンバ後部が互いに結合された結合部と、を含んで構成されている。
請求項1に記載の本発明に係る車体構造では、車両後部における車両幅方向の端部に、車両前後方向に沿ってリアフロアサイドメンバが延在されている。当該リアフロアサイドメンバは、車両前後方向の前後に分割されており、リアフロアサイドメンバの前部を構成する鉄製のリアフロアサイドメンバ前部と、リアフロアサイドメンバの後部を構成するダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部と、を含んで構成されている。
一方、車両側部において車両前後方向に沿って延在されたロッカの車両前後方向の後方側には、ロッカリアが車両前後方向に沿って設けられている。そして、リアフロアサイドメンバは、車両側面視で、当該ロッカリアの車両幅方向の内側からリアサスペンションメンバの取付部における車両前後方向の前端までの間に、リアフロアサイドメンバ前部とリアフロアサイドメンバ後部を結合する結合部が設けられている。
一般に、ダイキャストで形成されたダイキャスト部材は設計自由度が高いため、部位によって肉厚を厚くしたり補強リブを設けたりして高い剛性が得られるように形成されるが、ダイキャスト部材は、鉄部材と比較すると脆性は高い。
一方、ロッカリアの車両幅方向の内側には、バッテリや燃料タンク等が配設されるため、ロッカリアの車両幅方向の内側では、リアフロアサイドメンバにおいて破壊を抑制する必要がある。このため、当該リアフロアサイドメンバでは、剛性だけでなく展延性が求められる。これに対して、リアサスペンションメンバの取付部では、車両の操縦安定性が要求される。したがって、当該リアフロアサイドメンバでは、高い剛性が求められる。
以上のことから、本発明では、リアフロアサイドメンバにおいて、ロッカリア側に配置されるリアフロアサイドメンバ前部は鉄で形成し、リアサスペンションメンバの取付部側に配置されるリアフロアサイドメンバ後部はダイキャストで形成するようにしている。これにより 本発明では、リアフロアサイドメンバ前部側では、車両の側突時に必要な剛性及び展延性が得られると共に、リアフロアサイドメンバ後部側では、車両の走行時に必要な剛性が得られる。なお、本発明における「鉄」には、「鋼板」も含まれる。
請求項2に記載の本発明に係る車体構造は、請求項1に記載の本発明に係る車体構造において、前記リアフロアサイドメンバ後部の外側に前記リアフロアサイドメンバ前部が当接し互いに結合されている。
ダイキャスト部材と鉄部材を結合する際、例えば、FDS(フロードリルスクリュー)が用いられるが、この場合、鉄部材側から剛性の高いダイキャスト部材側へFDSが挿入される。このため、請求項2に記載の本発明に係る車体構造では、ダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部の外側に、鉄製のリアフロアサイドメンバ前部が当接し互いに結合されることによって、FDS等、リベットによる異種部材の結合が可能となる。
請求項3に記載の本発明に係る車体構造は、請求項2に記載の本発明に係る車体構造において、前記ロッカリアの車両幅方向の内側を構成するロッカリアインナは、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向の外側が開放された開断面形状とされ、前記ロッカリアインナは、前記ロッカリアインナの車両上下方向の中央部に設けられ、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在された第1縦壁部と、前記第1縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第1縦壁部と繋がる第1上壁部と、前記第1縦壁部の車両上下方向の下方側に前記第1上壁部と対向して設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第1縦壁部と繋がる第1下壁部と、を含んで構成され、前記リアフロアサイドメンバ後部は、前記リアフロアサイドメンバ後部の車両上下方向の中央部に前記第1縦壁部と対向して設けられ、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在された第2縦壁部と、前記第2縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第2縦壁部と繋がり、前記第1縦壁部とは隙間が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で前記第1縦壁部と重なる位置に設けられた第2上壁部と、前記第2縦壁部の車両上下方向の下方側に前記第2上壁部と対向して設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第2縦壁部と繋がり、前記第1縦壁部とは隙間が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で前記第1縦壁部と重なる位置に設けられた第2下壁部と、を含んで構成されている。
請求項3に記載の本発明に係る車体構造では、ロッカリアの車両幅方向の内側を構成するロッカリアインナは、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向の外側が開放された開断面形状とされている。
当該ロッカリアインナは、第1縦壁部と、第1上壁部と、第1下壁部と、を含んで構成されている。第1縦壁部は、ロッカリアインナの車両上下方向の中央部に設けられており、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在されている。また、第1上壁部は、第1縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられており、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され当該第1縦壁部と繋がっている。そして、第1下壁部は、第1縦壁部の車両上下方向の下方側に当該第1上壁部と対向して設けられており、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され当該第1縦壁部と繋がっている。
一方、当該リアフロアサイドメンバ後部は、第2縦壁部と、第2上壁部と、第2下壁部と、を含んで構成されている。第2縦壁部は、リアフロアサイドメンバ後部の車両上下方向の中央部において、ロッカリアインナの第1縦壁部と対向して設けられており、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在されている。また、第2上壁部は、第2縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられており、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され、当該第2縦壁部と繋がって形成されている。さらに、当該第2上壁部は、ロッカリアインナの第1縦壁部とは隙間が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で当該第1縦壁部と重なる位置に設けられている。そして、第2下壁部は、第2縦壁部の車両上下方向の下方側に当該第2上壁部と対向して設けられており、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され、当該第2縦壁部と繋がって形成されている。さらに、当該第2下壁部は、ロッカリアインナの第1縦壁部とは隙間が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で当該第1縦壁部と重なる位置に設けられている。
このように、本発明では、ダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部の一部を構成する第2上壁部及び第2下壁部は、それぞれロッカリアインナの第1縦壁部とは隙間が設けられている。このため、車両の側突時において、ロッカリアインナへ入力された衝突荷重は、直接リアフロアサイドメンバ後部側へ伝達されない。
また、リアフロアサイドメンバ後部の第2上壁部及び第2下壁部は、車両側面視でロッカリアインナの第1縦壁部と重なる位置に設けられている。このため、車両の側突時において、ロッカリアインナの第1縦壁部から第2上壁部及び第2下壁部を介してリアフロアサイドメンバ後部へ衝突荷重の伝達が可能とされる。また、車両の後面衝突時において、リアフロアサイドメンバ後部の第2上壁部及び第2下壁部から第1縦壁部を介して、ロッカリアインナへ衝突荷重の伝達が可能とされる。
請求項4に記載の本発明に係る車体構造は、請求項3に記載の本発明に係る車体構造において、前記リアフロアサイドメンバ前部は、前記リアフロアサイドメンバ前部の車両上下方向の中央部に設けられ、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在され、前記第2縦壁部に当接して結合された第3縦壁部と、前記第3縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第3縦壁部と繋がり、前記第1上壁部に当接して結合された第3上壁部と、前記第2縦壁部の車両上下方向の下方側に前記第3上壁部と対向可能な位置に設けられ車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第3縦壁部と繋がり、前記第1下壁部に当接して結合された第3下壁部と、を含んで構成されている。
請求項4に記載の本発明に係る車体構造では、リアフロアサイドメンバ前部は、第3縦壁部と、第3上壁部と、第3下壁部と、を含んで構成されている。当該第3縦壁部は、リアフロアサイドメンバ前部の車両上下方向の中央部に設けられており、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在され、リアフロアサイドメンバ後部の第2縦壁部に当接して結合されている。また、第3上壁部は、第3縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられており、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され、当該第3縦壁部と繋がり、ロッカリアインナの第1上壁部に当接して結合されている。さらに、第3下壁部は、第3縦壁部の車両上下方向の下方側に当該第3上壁部と対向可能な位置に設けられており、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され、当該第3縦壁部と繋がり、ロッカリアインナの第1下壁部に当接して結合されている。
本発明では、ロッカリアインナには、リアフロアサイドメンバ前部が結合されている。リアフロアサイドメンバ後部は、前述したように、請求項3に記載された発明では、ロッカリアインナとの間に隙間が設けられた状態で、当該リアフロアサイドメンバ前部に結合されている。
したがって、本発明では、車両の側突時において、ロッカリアインナへ入力された衝突荷重は、まず、リアフロアサイドメンバ前部へ伝達される。当該リアフロアサイドメンバ前部は鉄製であるため、衝撃荷重が入力された際に塑性変形することにより衝撃エネルギを吸収することができる。
請求項5に記載の本発明に係る車体構造は、請求項4に記載の本発明に係る車体構造において、前記リアフロアサイドメンバ前部において車両前後方向に沿って形成され、車両幅方向に沿って凹状又は凸状に突出されたビード部と、前記ビード部の延長線上に設けられ、前記リアフロアサイドメンバ前部と前記リアフロアサイドメンバ後部との結合打点と、を有している。
請求項5に記載の本発明に係る車体構造では、リアフロアサイドメンバ前部には、車両幅方向に沿って凹状又は凸状に突出されたビード部が車両前後方向に沿って形成されている。そして、リアフロアサイドメンバ前部とリアフロアサイドメンバ後部との結合打点が、当該ビード部の延長線上に設けられている。
リアフロアサイドメンバ前部において、ビード部が形成されることによって当該リアフロアサイドメンバ前部の剛性を向上させることができる。また、リアフロアサイドメンバ前部とリアフロアサイドメンバ後部との結合打点では、他の部位よりも剛性が高くなる。つまり、これらによって、リアフロアサイドメンバ前部の変形を抑制することが可能となる。また、リアフロアサイドメンバ前部において、当該ビード部の形成によって稜線が形成されることで、車両の後面衝突時において、リアフロアサイドメンバ前部からロッカリアインナへ衝突荷重を効果的に伝達することが可能となる。
請求項1に記載の発明によれば、ポール側突のような車両の側突であっても、リアフロアサイドメンバの破壊を抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の発明によれば、リベットによる異種部材の結合ができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の発明によれば、リアフロアサイドメンバ後部側の変形を抑制することができる、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の発明によれば、衝撃荷重が入力された際にリアフロアサイドメンバ前部が塑性変形することにより衝撃エネルギを吸収することができる、という優れた効果を有する。
請求項5に記載の発明によれば、リアフロアサイドメンバ前部の変形を抑制し、車両の後面衝突時にリアフロアサイドメンバ前部からロッカリアインナへ衝突荷重を効果的に伝達することができる、という優れた効果を有する。
本発明の一実施形態に係る車体構造が適用された車両下部における後部側を示す平面図である。 図1に示されるA-A線に沿って切断したときの断面位置におけるロッカリアとリアフロアサイドメンバとの結合部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る車体構造を構成するリアフロアサイドメンバを車両前後方向の前方側かつ車両幅方向の内側から見た状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車体構造を構成するリアフロアサイドメンバが車両前後方向の前後に分割された状態を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る車体構造を構成するリアフロアサイドメンバの変形例1を示す図2に対応する断面図である。
本発明の一実施形態に係る車体構造が適用された車体(車両)について説明する。なお、各図において適宜示される矢印FRは、車両前後方向前側を示しており、矢印UPは、車両上下方向上側を示している。また、矢印OUTは、車両幅方向の外側を示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(車体構造の構成)
まず、本実施の形態に係る車体構造の構成について説明する。
図1には、本実施の形態に係る車体構造が適用された車両10の下部(以下、「車両下部」という)12における車両10の後部(以下、「車両後部」という)14側を示す平面図が示されている。
この図に示されるように、車両10の側部(以下、「車両側部」という)16には、車両前後方向に延びるロッカ18が左右に設けられている。この左右のロッカ18は、当該ロッカ18の長手方向に対して直交する方向(車両上下方向及び車両幅方向)に沿って切断したときの断面形状が閉断面形状とされており、それぞれ車両側部16の骨格の一部を構成している。
左右のロッカ18間には、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され車室内(キャビン)22の床面を構成するフロアパネル24が設けられており、当該フロアパネル24の車両幅方向の両端部は、左右のロッカ18にそれぞれ結合されている。また、左右のロッカ18の車両前後方向の後方側には、ロッカリア19が車両前後方向に沿ってそれぞれ延在されており、ロッカ18とロッカリア19とは互いに結合され一体化されている。なお、ロッカ18及びロッカリア19が一体形成されてもよいのは勿論のことである。
そして、左右のロッカリア19の車両前後方向の前端部19A間には、車両幅方向に沿ってフロアクロスメンバ28が配設されており、当該フロアクロスメンバ28は、フロアパネル24上に結合されている。また、左右のロッカリア19の車両幅方向の内側には、車両前後方向に沿って延在されたリアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の前端部20Aが結合されている。
さらに、左右のリアフロアサイドメンバ20間には、フロアパネル24の車両前後方向の後方側に位置し車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて車室内22の後部側の床面を構成するセンタフロアパネル26が設けられている。そして、このセンタフロアパネル26の車両幅方向の両端部は、左右のリアフロアサイドメンバ20にそれぞれ結合されている。
また、当該リアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の中央部20Bには、左右のリアフロアサイドメンバ20間において、車両幅方向に沿ってフロアクロスメンバ30が配設されており、当該フロアクロスメンバ30は、センタフロアパネル26上に結合されている。
さらに、リアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の後端部20Cには、左右のリアフロアサイドメンバ20間において、車両幅方向に沿ってフロアクロスメンバ32が配設されている。前述したフロアクロスメンバ30と同様に、当該フロアクロスメンバ32もセンタフロアパネル26上に結合されている。
なお、左右のリアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の前部側、つまり、フロアクロスメンバ28とフロアクロスメンバ30の間には、センタフロアパネル26の下方側に燃料タンク34が配設されている。また、左右のリアフロアサイドメンバ20の車両幅方向の外側には、図示はしないが、ショックアブソーバ等が取付けられるサスペンションタワー部(リアサスペンションメンバの取付部)36が設けられている。
なお、左右のリアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の後方側には、車両前後方向に沿ってリアフロアサイドメンバリア38がそれぞれ延在されている。また、センタフロアパネル26の車両前後方向の後方側には、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在され荷室内41の床面を構成するリアフロアパネル42が設けられている。
そして、このリアフロアパネル42の車両幅方向の両外側には、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されたリアフロアサイドパネル44がそれぞれ設けられており、左右のリアフロアサイドメンバリア38は、このリアフロアサイドパネル44にそれぞれ結合されている。
図2には、図1に示されるA-A線に沿って切断したときの断面位置におけるロッカリア19とリアフロアサイドメンバ20の結合部45の断面形状が示されている。
図2に示されるように、本実施形態では、ロッカリア19は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状において閉断面部46が形成されている(後述する)。また、ロッカリア19は、当該ロッカリア19の車両幅方向の内側を構成する板状のロッカリアインナ48と、当該ロッカリア19の車両幅方向の外側を構成する板状のロッカリアアウタ50と、を含んで構成されている。
そして、当該ロッカリアインナ48とロッカリアアウタ50とは、溶接等により結合されることによって一体化されており、当該ロッカリアインナ48に、リアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の前端部20Aが結合されている。なお、ロッカリア19は、必ずしもロッカリアインナ48とロッカリアアウタ50とを含んで構成される必要はなく、ロッカリアインナ48及びロッカリアアウタ50が一体形成されたものでもよい。
また、ロッカリア19の車両幅方向の外側には、車両側部16の意匠を構成するサイドメンバアウタ52が設けられている。図2では、当該サイドメンバアウタ52とロッカリアインナ48との間で閉断面部46が形成されているが、車両前後方向の位置によっては、ロッカリアインナ48とロッカリアアウタ50との間で閉断面部46が形成される。
(ロッカリアインナ)
ここで、ロッカリアインナ48について説明する。
図2に示されるように、ロッカリアインナ48は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の外側が開放された略ハット型形状を成している。そして、ロッカリアインナ48は、車両上下方向の中央部において、車両前後方向かつ車両上下方向に沿って形成された縦壁部(第1縦壁部)54を備えている。
当該縦壁部54の車両上下方向の上方側には、当該縦壁部54と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された上壁部(第1上壁部)56が設けられている。また、当該縦壁部54の車両上下方向の下方側には、上壁部56と対向して設けられ当該縦壁部54と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された下壁部(第1下壁部)58が設けられている。
さらに、上壁部56の車両幅方向の外端56Aからは、車両上下方向の上方側へ向かう上フランジ部60が延出されており、下壁部58の車両幅方向の外端58Aからは、車両上下方向の下方側へ向かう下フランジ部62が延出されている。
(ロッカリアアウタ)
次に、ロッカリアアウタ50について説明する。
当該ロッカリアアウタ50は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の内側が開放された略ハット型形状を成している。そして、ロッカリアアウタ50は、ロッカリアインナ48の縦壁部54に対向して設けられ車両前後方向かつ車両上下方向に沿って縦壁部64が形成されている。
当該縦壁部64の車両上下方向の上方側には、当該縦壁部64と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された上壁部66が設けられている。また、当該縦壁部64の車両上下方向の下方側には、当該上壁部66と対向して設けられ当該縦壁部64と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された下壁部68が設けられている。
さらに、上壁部66の車両幅方向の内端66Aからは、車両上下方向の上方側へ向かう上フランジ部70が延出されており、下壁部68の車両幅方向の内端68Aからは、車両上下方向の下方側へ向かう下フランジ部72が延出されている。なお、当該下フランジ部72は、ロッカリアインナ48の下フランジ部62と重なり互いに結合されている。
(サイドメンバアウタ)
さらに、サイドメンバアウタ52について説明する。
当該サイドメンバアウタ52は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の内側が開放された略ハット型形状を成している。そして、ロッカリアアウタ50の縦壁部64と重なる縦壁部74が、車両前後方向かつ車両上下方向に沿って形成されている。
当該縦壁部74の車両上下方向の上方側には、当該縦壁部74と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って形成された上壁部76が設けられている。また、当該縦壁部74の車両上下方向の下方側には、当該上壁部76と対向して設けられ当該縦壁部74と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って形成された下壁部78が設けられている。なお、この下壁部78は、ロッカリアアウタ50の下壁部68と重なり互いに結合されている。
また、上壁部76の車両幅方向の内端76Aからは、車両上下方向の上方側へ向かう上フランジ部80が延出されており、当該上フランジ部80は、ロッカリアインナ48の上フランジ部60と重なり、互いに結合されている。なお、前述のように、サイドメンバアウタ52の下壁部78は、ロッカリアアウタ50の下壁部68と重なり互いに結合されているため、ここでは、いわゆる下フランジ部は形成されていない。
(リアフロアサイドメンバ)
次に、リアフロアサイドメンバ20について説明する。
図1に示されるように、当該リアフロアサイドメンバ20は、平面視で車両幅方向の内側へ向かって突出するように湾曲すると共に、図示はしないが、側面視で車両上下方向の上方側へ向かって突出するように湾曲している。そして、リアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の前端部20Aは、ロッカリア19の車両幅方向の内側を構成するロッカリアインナ48と結合され(結合部29)、リアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の後端部20Cは、リアフロアサイドメンバリア38の車両前後方向の前端部38Aと結合されている(結合部40)。
図3には、車両前後方向の前方側かつ車両幅方向の内側から見たリアフロアサイドメンバ20の斜視図が示されており、図4には、当該リアフロアサイドメンバ20が車両前後方向の前後に分割された状態を示す分解斜視図が示されている。
図3、図4に示されるように、本実施形態では、リアフロアサイドメンバ20は、車両前後方向の前後に分割され、結合部45を介して両者が互いに結合されている。具体的に説明すると、リアフロアサイドメンバ20は、当該リアフロアサイドメンバ20の前部21を構成するリアフロアサイドメンバ前部82と、当該リアフロアサイドメンバ20の後部23を構成するリアフロアサイドメンバ後部84と、を含んで構成されている。
また、図1に示されるように、当該リアフロアサイドメンバ20は、車両側面視で、当該リアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の前端部20A(ロッカリア19の車両幅方向の内側)からサスペンションタワー部36における車両前後方向の前端36Aまでの間に、結合部45が設けられるように設定されている。
つまり、本実施形態では、当該リアフロアサイドメンバ20は、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84とに分割され、当該結合部45を介して、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84とが互いに結合されている。
(リアフロアサイドメンバ後部)
ここで、リアフロアサイドメンバ後部84について説明する。
図3、図4に示すリアフロアサイドメンバ後部84は、例えば、アルミダイキャストで形成されており、リアフロアサイドメンバ20における車両幅方向に沿って型開きする金型が用いられている。なお、当該リアフロアサイドメンバ後部84は、アルミニウムに限らず、亜鉛・マグネシウム・銅等の合金によるダイキャスト製品であってもよく、また、砂型による鋳物により形成されてもよい。
また、図2に示されるように、リアフロアサイドメンバ後部84は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の外側が開放された略U字状を成している。
そして、リアフロアサイドメンバ後部84は、当該リアフロアサイドメンバ後部84の車両上下方向の中央部において、車両前後方向かつ車両上下方向に沿って形成された縦壁部(第2縦壁部)86が、ロッカリアインナ48の縦壁部54と対向して設けられている。
また、縦壁部86の車両上下方向の上方側には、当該縦壁部86と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された上壁部(第2上壁部)88が設けられている。当該上壁部88は、ロッカリアインナ48の縦壁部54との間に隙間t1が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で当該縦壁部54と重なる位置に設けられている。
また、当該縦壁部86の車両上下方向の下方側には、上壁部88と対向して設けられ当該縦壁部86と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された下壁部(第2下壁部)90が設けられている。当該下壁部90は、ロッカリアインナ48の縦壁部54との間に隙間t2が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で当該縦壁部54と重なる位置に設けられている。なお、隙間t1と隙間t2は、必ずしも同じ寸法である必要はない。
(リアフロアサイドメンバ前部)
次に、リアフロアサイドメンバ前部82について説明する。
図3、図4に示すリアフロアサイドメンバ前部82は、鉄で形成されている。前述のように、本実施形態では、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84は、結合部45を介して、互いに結合されるようになっているが、当該結合部45では、リアフロアサイドメンバ後部84の外側に当該リアフロアサイドメンバ前部82が当接し互いに結合されている。
ここで、図2に示されるように、リアフロアサイドメンバ前部82は、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が、車両幅方向の外側が開放された略U字状を成している。
また、リアフロアサイドメンバ前部82は、車両上下方向の中央部において、車両前後方向かつ車両上下方向に沿って形成された縦壁部(第3縦壁部)98が、ロッカリアインナ48の縦壁部54と対向して設けられている。そして、当該縦壁部98は、リアフロアサイドメンバ後部84の縦壁部86に当接して結合されている(結合打点A)。
また、縦壁部98の車両上下方向の上方側には、当該縦壁部98と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された上壁部(第3上壁部)100が設けられている。そして、当該上壁部100は、リアフロアサイドメンバ後部84の上壁部88に当接して結合されている(結合打点B)。さらに、当該上壁部100は、ロッカリアインナ48の上壁部56に当接して結合されている(結合打点C)。
また、縦壁部98の車両上下方向の下方側には、当該上壁部100と対向して設けられ当該縦壁部98と繋がり、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在された下壁部(第3下壁部)102が設けられている。そして、当該下壁部102は、リアフロアサイドメンバ後部84の下壁部90に当接して結合されている(結合打点D)。さらに、当該下壁部102は、ロッカリアインナ48の下壁部58に当接して結合されており(結合打点E)、リアフロアサイドメンバ前部82は、ロッカリアインナ48との間に閉断面部85を形成している。
なお、当該結合部45では、FDS(フロードリルスクリュー)等による片側結合や、SPR(セルフピアスリベット)等による両側結合によって、リアフロアサイドメンバ前部82は、リアフロアサイドメンバ後部84に対して車両幅方向の内側から結合される(結合打点A、B、D)。さらに、リアフロアサイドメンバ前部82は、ロッカリアインナ48に対して車両幅方向の内側から結合される(結合打点C、E)。
ところで、図3、図4に示されるように、リアフロアサイドメンバ前部82は、車両幅方向の内側へ向かって突出する凹状のビード部92、94、96が、側面視で、車両前後方向に沿ってそれぞれ形成されている。また、これらのビード部92、94、96は、車両上下方向に沿って配列されている。
そして、リアフロアサイドメンバ前部82の縦壁部98とリアフロアサイドメンバ後部84の縦壁部86との結合打点Aは、当該ビード部92、94、96の延長線上にそれぞれ設けられている。なお、本実施形態では、車両幅方向の内側へ向かって突出する凹状のビード部92、94、96が形成されているが、車両幅方向の外側へ向かって突出する凸状のビード部が形成されてもよい。
(車体構造の作用及び効果)
次に、本実施の形態に係る車体構造の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、図1に示す車両後部14における車両幅方向の端部において車両前後方向に沿って延在されたリアフロアサイドメンバ20は、車両前後方向の前後に分割されている。具体的に説明すると、リアフロアサイドメンバ20は、当該リアフロアサイドメンバ20の前部21を構成する鉄製のリアフロアサイドメンバ前部82と、当該リアフロアサイドメンバ20の後部23を構成するダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部84と、を含んで構成されている。
そして、リアフロアサイドメンバ20は、車両側面視で、当該リアフロアサイドメンバ20の車両前後方向の前端部20Aからサスペンションタワー部36における車両前後方向の前端36Aまでの間に、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84を結合する結合部45が設けられている。
一般に、ダイキャストで形成されたダイキャスト部材は設計自由度が高いため、部位によって肉厚を厚くしたり補強リブを設けたりして高い剛性が得られるように形成されるが、ダイキャスト部材は、鉄部材と比較すると脆性は高い。
一方、図1に示されるように、ロッカリア19の車両幅方向の内側には、バッテリや燃料タンク34等が配設されるため、ロッカリア19の車両幅方向の内側では、リアフロアサイドメンバ20において破壊を抑制する必要がある。このため、当該リアフロアサイドメンバ20では、剛性だけでなく展延性が求められる。これに対して、サスペンションタワー部36では、車両10の操縦安定性が要求される。したがって、当該リアフロアサイドメンバ20では、高い剛性が求められる。
以上のことから、本実施形態では、リアフロアサイドメンバ20において、ロッカリア19側に配置されるリアフロアサイドメンバ前部82は鉄で形成し、サスペンションタワー部36側に配置されるリアフロアサイドメンバ後部84はダイキャストで形成するようにしている。
これにより 本実施形態では、リアフロアサイドメンバ前部82側では、車両10の側突時に必要な剛性及び展延性が得られると共に、リアフロアサイドメンバ後部84側では、車両10の走行時に必要な剛性が得られる。また、前述のように、リアフロアサイドメンバ前部82側において、車両10の側突時に必要な剛性及び展延性が得られることによって、ポール側突のような車両10の側突であっても、リアフロアサイドメンバ20の破壊を抑制することができる。
また、本実施形態では、図2に示されるように、リアフロアサイドメンバ後部84の縦壁部86は、ロッカリアインナ48の縦壁部54と対向して設けられている。そして、リアフロアサイドメンバ後部84の上壁部88、下壁部90は、ロッカリアインナ48の縦壁部54とは隙間t1、t2がそれぞれ設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で当該縦壁部54と重なる位置にそれぞれ設けられている。
さらに、本実施形態では、リアフロアサイドメンバ前部82は、ロッカリアインナ48との間に閉断面部85を形成し、リアフロアサイドメンバ前部82の縦壁部98は、リアフロアサイドメンバ後部84の縦壁部86に結合される(結合打点A)。また、リアフロアサイドメンバ前部82の上壁部100は、リアフロアサイドメンバ後部84の上壁部88に結合される(結合打点B)と共に、ロッカリアインナ48の上壁部56に結合される(結合打点C)。さらに、リアフロアサイドメンバ前部82の下壁部102は、リアフロアサイドメンバ後部84の下壁部90に結合される(結合打点D)と共に、ロッカリアインナ48の下壁部58に結合される(結合打点E)。
以上のように、本実施形態では、ロッカリアインナ48には、リアフロアサイドメンバ前部82が結合されており、当該リアフロアサイドメンバ前部82は、ロッカリアインナ48との間に閉断面部85を形成している。これにより、リアフロアサイドメンバ前部82自体の剛性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、ダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部84の一部を構成する上壁部88及び下壁部90は、鉄製のロッカリアインナ48の縦壁部54との間に隙間t1、t2がそれぞれ設けられている。このため、車両10の側突時において、ロッカリアインナ48へ入力された衝突荷重は、直接リアフロアサイドメンバ後部84側へ伝達されない。
したがって、本実施形態では、車両10の側突時において、ロッカリアインナ48へ入力された衝突荷重は、まず、リアフロアサイドメンバ前部82へ伝達される。当該リアフロアサイドメンバ前部82は鉄製であるため、衝撃荷重が入力された際に塑性変形することにより衝撃エネルギを吸収することができる。
また、リアフロアサイドメンバ後部84の上壁部88及び下壁部90は、車両側面視でロッカリアインナ48の縦壁部54と重なる位置に設けられている。このため、車両10の側突時において、ロッカリアインナ48の縦壁部54から上壁部88及び下壁部90を介してリアフロアサイドメンバ後部84へ衝突荷重の伝達が可能とされる。
また、車両10の後面衝突時において、リアフロアサイドメンバ後部84の上壁部88及び下壁部90から縦壁部54を介して、ロッカリアインナ48へ衝突荷重の伝達が可能とされる。
さらに、本実施形態では、当該ロッカリアインナの上壁部56、下壁部58に対して、リアフロアサイドメンバ前部82の上壁部100、下壁部102がそれぞれ結合されることにより、リアフロアサイドメンバ前部82とロッカリアインナ48との間で結合強度を向上させている。
また、本実施形態では、図3に示されるように、リアフロアサイドメンバ前部82には、車両幅方向に沿って凹状に突出されたビード部92、94、96が車両前後方向に沿って形成されている。そして、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84との結合打点Aが、当該ビード部92、94、96の延長線上に設けられている。
リアフロアサイドメンバ前部82において、ビード部92、94、96が形成されることによって当該リアフロアサイドメンバ前部82の剛性を向上させることができる。また、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84との結合打点Aでは、他の部位よりも剛性が高くなる。つまり、これらによって、リアフロアサイドメンバ前部82の変形を抑制することが可能となる。
そして、リアフロアサイドメンバ前部82において、当該ビード部92、94、96の形成によって稜線P、Q、Rがそれぞれ形成されることによって、車両10の後面衝突時において、リアフロアサイドメンバ前部82からロッカリアインナ48へ衝突荷重を効果的に伝達することが可能となる。
ところで、本実施形態では、図2に示されるように、リアフロアサイドメンバ後部84の外側にリアフロアサイドメンバ前部82が当接し互いに結合されている(結合打点A、B、D)。
一般に、ダイキャスト部材と鉄部材を結合する際、例えば、FDS(フロードリルスクリュー)が用いられるが、この場合、鉄部材側から剛性の高いダイキャスト部材側へFDSが挿入される。このため、本実施形態では、ダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部84の外側に、鉄製のリアフロアサイドメンバ前部82が当接し互いに結合されることによって、いわゆるFDS等、リベットによる異種部材の結合が可能となる。
リベットによる結合では、いわゆるスポット溶接のように結合部材を板厚方向に沿って圧接するため、ロウ付け等のような結合設備を必要としない。このため、本実施形態では、リベットによる結合によって、鉄部材であるリアフロアサイドメンバ前部82とダイキャスト部材であるリアフロアサイドメンバ後部84を結合させる。
つまり、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84とは異種部材であるが、リベットによる結合によって、図1に示す車両10の組み立て時において、車両下部12における車両後部14側の組立てるリアアンダー工程で、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84との結合が完了する。したがって、鉄部材によるボデー構造とダイキャスト部材によるボデー構造との共産が可能となる。
(本実施形態の変形例)
上記本実施形態では、図2に示されるように、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84との結合部45では、リアフロアサイドメンバ後部84の外側に当該リアフロアサイドメンバ前部82が当接し結合されているが、これに限るものではない。
例えば、図5に示されるように、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84との結合部45において、リアフロアサイドメンバ前部82の外側にリアフロアサイドメンバ後部84が当接し結合されてもよい。
また、上記本実施形態では、図3に示されるように、リアフロアサイドメンバ前部82の縦壁部98は、リアフロアサイドメンバ後部84の縦壁部86に当接して結合されるようになっているが、これに限るものではない。図5に示されるように、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84との間に閉断面部104が形成されるように設定してもよい。
また、本実施形態では、図4に示されるように、リアフロアサイドメンバ20の分割面Xは、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って形成されているが、当該リアフロアサイドメンバ20を、車両前後方向の前後に分割することができればよいため、これに限るものではない。例えば、図示はしないが、車両前後方向かつ車両幅方向に沿った面に沿って分割面が形成されてもよい。
なお、この場合、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84の結合部45では、リアフロアサイドメンバ前部82とリアフロアサイドメンバ後部84とは、上下方向に分割されることとなるが、リアフロアサイドメンバ20を全体でみた場合に、前側と後側に分割できればよいため、結合部45における分割面については特に限定されるものではない。
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両
14 車両後部
16 車両側部
18 ロッカ
19 ロッカリア
19A 前端部
20 リアフロアサイドメンバ
21 前部(リアフロアサイドメンバの前部)
23 後部(リアフロアサイドメンバの後部)
36 サスペンションタワー部(リアサスペンションメンバの取付部)
36A 前端(リアサスペンションメンバの取付部における車両前後方向の前端)
45 結合部
48 ロッカリアインナ(ロッカリアの車両幅方向の内側)
54 縦壁部(第1縦壁部)
56 上壁部(第1上壁部)
58 下壁部(第1下壁部)
82 リアフロアサイドメンバ前部
84 リアフロアサイドメンバ後部
86 縦壁部(第2縦壁部)
88 上壁部(第2上壁部)
90 下壁部(第2下壁部)
92 ビード部
94 ビード部
96 ビード部
98 縦壁部(第3縦壁部)
100 上壁部(第3上壁部)
102 下壁部(第3下壁部)
A 結合打点
t1 隙間
t2 隙間

Claims (5)

  1. 車両後部における車両幅方向の端部において、車両前後方向に沿って延在され、車両前後方向の前後に分割されたリアフロアサイドメンバであって、
    前記リアフロアサイドメンバは、
    前記リアフロアサイドメンバの前部を構成する鉄製のリアフロアサイドメンバ前部と、
    前記リアフロアサイドメンバの後部を構成するダイキャスト製のリアフロアサイドメンバ後部と、
    車両側面視で、車両側部において車両前後方向に沿って延在されたロッカの車両前後方向の後方側において車両前後方向に沿って設けられたロッカリアの車両幅方向の内側からリアサスペンションメンバの取付部における車両前後方向の前端までの間に設けられ、前記リアフロアサイドメンバ前部と前記リアフロアサイドメンバ後部が互いに結合された結合部と、
    を含んで構成されている車体構造。
  2. 前記リアフロアサイドメンバ後部の外側に前記リアフロアサイドメンバ前部が当接し互いに結合されている請求項1に記載の車体構造。
  3. 前記ロッカリアの車両幅方向の内側を構成するロッカリアインナは、車両上下方向かつ車両幅方向に沿って切断したときの断面形状が車両幅方向の外側が開放された開断面形状とされ、
    前記ロッカリアインナは、
    前記ロッカリアインナの車両上下方向の中央部に設けられ、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在された第1縦壁部と、
    前記第1縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第1縦壁部と繋がる第1上壁部と、
    前記第1縦壁部の車両上下方向の下方側に前記第1上壁部と対向して設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第1縦壁部と繋がる第1下壁部と、
    を含んで構成され、
    前記リアフロアサイドメンバ後部は、
    前記リアフロアサイドメンバ後部の車両上下方向の中央部に前記第1縦壁部と対向して設けられ、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在された第2縦壁部と、
    前記第2縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第2縦壁部と繋がり、前記第1縦壁部とは隙間が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で前記第1縦壁部と重なる位置に設けられた第2上壁部と、
    前記第2縦壁部の車両上下方向の下方側に前記第2上壁部と対向して設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第2縦壁部と繋がり、前記第1縦壁部とは隙間が設けられた状態で配置されると共に、車両側面視で前記第1縦壁部と重なる位置に設けられた第2下壁部と、
    を含んで構成されている請求項2に記載の車体構造。
  4. 前記リアフロアサイドメンバ前部は、
    前記リアフロアサイドメンバ前部の車両上下方向の中央部に設けられ、車両上下方向かつ車両前後方向に沿って延在され、前記第2縦壁部に当接して結合された第3縦壁部と、
    前記第3縦壁部の車両上下方向の上方側に設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第3縦壁部と繋がり、前記第1上壁部に当接して結合された第3上壁部と、
    前記第3縦壁部の車両上下方向の下方側に前記第3上壁部と対向可能な位置に設けられ、車両前後方向かつ車両幅方向に沿って延在されて当該第3縦壁部と繋がり、前記第1下壁部に当接して結合された第3下壁部と、
    を含んで構成されている請求項3に記載の車体構造。
  5. 前記リアフロアサイドメンバ前部において車両前後方向に沿って形成され、車両幅方向に沿って凹状又は凸状に突出されたビード部と、
    前記ビード部の延長線上に設けられ、前記リアフロアサイドメンバ前部と前記リアフロアサイドメンバ後部との結合打点と、
    を有する請求項4に記載の車体構造。
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