JP7043816B2 - モータ、及び、それを有する送風装置 - Google Patents
モータ、及び、それを有する送風装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7043816B2 JP7043816B2 JP2017235278A JP2017235278A JP7043816B2 JP 7043816 B2 JP7043816 B2 JP 7043816B2 JP 2017235278 A JP2017235278 A JP 2017235278A JP 2017235278 A JP2017235278 A JP 2017235278A JP 7043816 B2 JP7043816 B2 JP 7043816B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- housing
- accommodating
- opening
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1は、軸方向上方から見た送風装置1の外観図である。図2は、軸方向下方から見た送風装置1の外観図である。図3は、一点鎖線A-Aに沿う送風装置1の断面図である。図4は、一点鎖線B-Bに沿う送風装置1の断面図である。図5は、一点鎖線E-Eに沿う送風装置1の断面図である。なお、図3は、図1の一点鎖線A-Aに沿い且つ中心軸CAを含む仮想の平面で送風装置1を切断した場合の断面構造を示す。図4は、図2の一点鎖線B-Bに沿うが、中心軸CAは含まない仮想の平面で送風装置1を切断した場合の断面構造を示す。図5は、図2の一点鎖線E-Eに沿い且つ中心軸CAを含む仮想の平面で送風装置1を切断した場合の断面構造を示す。
送風装置1は、たとえば空気調和機などに搭載される渦流ファンである。送風装置1は、本実施形態では基板収容部3の水抜き用の孔(後述する収容開口部33)が鉛直下方Vxdを向くように設置される。そのため、本実施形態では、鉛直方向Vxが第2方向Ax2と平行となる。
次に、モータ100の構成を説明する。モータ100は、ロータ102と、ステータ103と、回路基板105と、接続線4と、を有する。また、モータ100は、シャフト101と、ベアリング104と、をさらに有する。
次に、モータ100は、ハウジング110をさらに備える。言い換えると、送風装置1は、ハウジング110をさらに備える。ハウジング110は、モータ100及びインペラ130を内部に収容する。具体的に述べると、ハウジング110は、ロータ102及びステータ103を内部に収容する。ハウジング110は、インペラ収容部2と、排気部112と、を有する。本実施形態では、ハウジング110は、基板収容部3と、吸気部111と、をさらに有する。吸気部111及び排気部112は、ともに管状である。
次に、モータ100は、蓋部120をさらに備える。言い換えると、送風装置1は、蓋部120をさらに備える。蓋部120は、ハウジング110に取り付けられる。本実施形態では、蓋部120は、下収容部22の軸方向下方において基板収容部3に取り付けられる。蓋部120は、基板収容部3の下端部を囲む。より具体的には、蓋部120は、収容壁部31の第1方向Ax1の蓋部120側における端部を囲む。蓋部120は、板部121と、蓋壁部122と、を有する。蓋部120は、蓋開口部123と、樋部124と、をさらに有する。蓋部120の各構成要素(すなわち板部121、蓋壁部122、蓋開口部123、及び樋部124)の構成は後に説明する。
次に、インペラ130の構成を説明する。図6は、軸方向下方から見たインペラ130の外観図である。なお、図6における紙面上での軸方向の上下は、たとえば図3から図5及び後述する図7とは逆になっている。すなわち、図6の上方は図3から図5及び図7の下方に対応し、図6の下方は図3から図5及び図7の上方に対応する。
次に、ロータ102よりも径方向外方におけるハウジング基体22の上面とインペラ130の下端部との間のラビリンス構造の構成を説明する。図7は、ハウジング基体22及びインペラ130間のラビリンス構造を拡大した断面図である。なお、図7は、図3において破線で囲まれた部分の断面構造に対応する。
次に、基板収容部3の各構成要素の構成を説明する。前述の如く、基板収容部3は、収容壁部31と、延伸部32と、収容開口部33と、を有する。
収容壁部31は、ハウジング110の下端部において軸方向下方に突出し、回路基板105を囲む(前述の図2から図5参照)。本実施形態では、収容壁部31は、ハウジング基体22から蓋部120に向かう第1方向Ax1に延び、回路基板105を囲む。軸方向下方に突出する収容壁部31が回路基板105を囲むことにより、回路基板105に対する防塵性を向上させることができる。
次に、延伸部32の構成を説明する。図8は、収容開口部33の近傍における断面構造の一例を示す図である。なお、図8は、図5の破線で囲まれた部分に対応する。延伸部32は、図8に示すように、ハウジング基体22から第1方向Ax1の蓋部120側に延びる。
なお、延伸部32の構成は、図8の例示に限定されない。図9Aは、収容開口部33の近傍における断面構造の第1変形例を示す図である。図9Bは、収容開口部33の近傍における断面構造の第2変形例を示す図である。図9Cは、収容開口部33の近傍における断面構造の第3変形例を示す図である。なお、図9Aから図9Cは、図5の破線で囲まれた部分に対応する。
たとえば、延伸部32の内側面は、図9Aに示すように、第1方向Ax1の蓋部120側に向かうにつれて第2方向Ax2の外方に向かう面32aを含んでいてもよい。ここで、延伸部32の内側面は、第2方向Ax2の内方を向く面である。なお、面32aは、平面形状を有する傾斜面であってもよいし、曲面であってもよい。また、曲面である場合、面32aは、第2方向Ax2の内方に向かって膨らむ曲面であってもよいし、第2方向Ax2の外方に向かって反る曲面であってもよい。この構成によれば、延伸部32の外側面を鉛直下方Vxdに向けて基板収容部3の内部の水を排出する際、より確実に、延伸部32の第1方向Ax1の蓋部120側における端部に設けられる収容開口部33に水を誘導することができる。
また、たとえば、延伸部32は、図9Bに示すように、突出部321を有してもよい。突出部321は、延伸部32の第1方向Ax1の蓋部120側における端部において、第2方向Ax2の外方に突出する。言い換えると、延伸部32の第1方向Ax1の蓋部側における先端は、第2方向Ax2の外方に曲がっていてもよい。この構成によれば、延伸部32の外側面を鉛直下方Vxdに向けて基板収容部3の内部の水を排出する際、延伸部32の第1方向Ax1における端部に達した水を、突出部321の先端に誘導できる。従って、水は、ハウジング110のハウジング基体22の表面を伝って流れ落ちることなく、突出部321の先端から鉛直下方Vxdに滴り落ちるようにできる。
さらに、突出部321は、図9Cに示すように、第1方向Ax1に長手方向Lxを有してもよい。言い換えると、突出部321は、第1方向Ax1のハウジング基体側に延びてもよい。この構成によれば、突出部321によって延伸部32を補強することができる。
次に、収容開口部33の構成を説明する。図10は、収容開口部33の一例を示す図である。なお、図10は、図2の一点鎖線F-Fにおいて第2方向Axから収容開口部33を見た図であり、ハウジング基体22、及び基板収容部3の構成要素以外の図示を省略している。
なお、収容開口部33の構成は、図10の例示に限定されない。図11Aは、収容開口部33の第1変形例を示す図である。図11Bは、収容開口部33の第2変形例を示す図である。なお、図11A及び図11Bは、図2の一点鎖線F-Fにおいて第2方向Axから収容開口部33を見た図であり、ハウジング基体22、及び基板収容部3の構成要素以外の図示を省略している。
次に、図8を参照して、蓋部120の各構成要素の構成を説明する。前述の如く、蓋部120は、板部121と、蓋壁部122と、蓋開口部123と、樋部124と、を有する。
次に、接続線4の構成を説明する。図13は、蓋部120と基板収容部3との間における断面構造の拡大図である。なお、図13は、図4において破線で囲まれた部分の断面構造に対応する。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
Claims (11)
- 上下方向に延びる中心軸回りに回転可能なロータと、
前記ロータの少なくとも一部と径方向に対向するステータと、
前記ロータ及び前記ステータを収容するハウジングと、
前記ハウジングに取り付けられる蓋部と、
前記ステータと電気的に接続される回路基板と、
を備え、
前記ハウジングは、
ハウジング基体と、
前記ハウジング基体から前記蓋部に向かう第1方向に延び、前記回路基板を囲む収容壁部と、
前記ハウジング基体から第1方向の蓋部側に延びる延伸部と、
を有し、
前記蓋部は、前記収容壁部の第1方向の前記蓋部側における端部を囲み、
前記ハウジング基体よりも第1方向の蓋部側には、収容開口部が設けられ、
前記収容開口部は、第1方向と直交する第2方向に開口し、前記収容壁部の内側と外側とを連通し、
前記蓋部は、板部と、蓋壁部と、蓋開口部と、樋部と、を有し、
前記板部は、前記回路基板よりも第1方向の前記蓋部側に配置され、第1方向と垂直な方向に広がり、
前記蓋壁部は、前記板部の外縁部から第1方向の前記ハウジング基体側に延び、
前記蓋開口部は、前記蓋壁部に設けられ、第2方向に開口し、前記蓋壁部の内側と外側とを連通し、
前記樋部は、前記基板収容部の内部から外部に前記収容開口部及び前記蓋開口部を介して流れる水を第2方向へ導く排水経路であり、
底部と、側部と、底開口部と、を有し、
前記底部は、第2方向に延びる板状であり、
前記側部は、第1方向及び第2方向と直交する方向の両側における前記底部の端部から第1方向に突出し、第2方向に延び、
前記底開口部は、前記底部に設けられ、
前記底部の第2方向の外方に凹む、モータ。
- 前記延伸部は、前記ハウジング基体と同じ部材の一部である、請求項1に記載のモータ。
- 前記延伸部は、前記収容壁部と同じ部材の一部である、請求項1又は請求項2に記載のモータ。
- 前記延伸部の内側面が、第1方向の前記蓋部側に向かうにつれて第2方向の外方に向かう面を含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ。
- 前記延伸部は、前記延伸部の第1方向の前記蓋部側における端部において、第2方向の外方に突出する突出部を有する、請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータ。
- 前記突出部はさらに、第1方向に長手方向を有する、請求項5に記載のモータ。
- 前記延伸部32の外側面の第1方向の前記蓋部側における端部は、前記蓋開口部123における第1方向の前記ハウジング基体側の縁部よりも第1方向の前記ハウジング基体側に配置される、請求項1から請求項6のいずれかに記載のモータ。
- 前記蓋壁部の少なくとも一部は、第2方向において前記延伸部の第2方向における外側面と接する、請求項7に記載のモータ。
- 前記収容壁部は、第2方向の外方に向かうにつれて前記収容開口部に近づく方向に延びる、請求項1から請求項8のいずれかに記載のモータ。
- 上下方向に延びる中心軸回りに回転可能な羽根を有するインペラと、
前記インペラを駆動する請求項1から請求項9のいずれかに記載のモータと、
を備える、送風装置。 - 前記ハウジングは、
前記インペラを内部に収容するインペラ収容部と、
少なくとも一部が前記中心軸と直交する方向に延びる排気部と、
を有し、
前記排気部は、前記収容開口部よりも第2方向の内方に配置される、請求項10に記載の送風装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017235278A JP7043816B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | モータ、及び、それを有する送風装置 |
CN201811306578.4A CN109904968B (zh) | 2017-12-07 | 2018-11-05 | 马达以及具有该马达的送风装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017235278A JP7043816B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | モータ、及び、それを有する送風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019103356A JP2019103356A (ja) | 2019-06-24 |
JP7043816B2 true JP7043816B2 (ja) | 2022-03-30 |
Family
ID=66943336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017235278A Active JP7043816B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | モータ、及び、それを有する送風装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7043816B2 (ja) |
CN (1) | CN109904968B (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005073835A (ja) | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Mitsubishi Electric Corp | 洗濯乾燥機の送風および給水構造 |
JP2006033932A (ja) | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Denso Corp | 車両用電動送風ファン装置 |
CN205578345U (zh) | 2016-03-17 | 2016-09-14 | 上海冠带通风节能设备有限公司 | 大流量高压力风机 |
WO2016204237A1 (ja) | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社ヴァレオジャパン | 送風機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943675Y2 (ja) * | 1979-08-17 | 1984-12-25 | 株式会社日立ホームテック | 高周波加熱装置 |
JP2822181B2 (ja) * | 1990-12-29 | 1998-11-11 | 日本電産株式会社 | スピンドルモータ |
JPH05300689A (ja) * | 1992-04-17 | 1993-11-12 | Daikin Ind Ltd | 直流ブラシレス電動機 |
JPH08172744A (ja) * | 1994-12-20 | 1996-07-02 | Fujitsu General Ltd | 電動機 |
JP2001069718A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Seiko Instruments Inc | 流体軸受モータ及びこれを用いたハードディスク駆動装置 |
GB2464622B (en) * | 2008-09-18 | 2010-10-20 | Controlled Power Technologies | A power terminal in an intergrated starter generator |
-
2017
- 2017-12-07 JP JP2017235278A patent/JP7043816B2/ja active Active
-
2018
- 2018-11-05 CN CN201811306578.4A patent/CN109904968B/zh active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005073835A (ja) | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Mitsubishi Electric Corp | 洗濯乾燥機の送風および給水構造 |
JP2006033932A (ja) | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Denso Corp | 車両用電動送風ファン装置 |
WO2016204237A1 (ja) | 2015-06-17 | 2016-12-22 | 株式会社ヴァレオジャパン | 送風機 |
CN205578345U (zh) | 2016-03-17 | 2016-09-14 | 上海冠带通风节能设备有限公司 | 大流量高压力风机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019103356A (ja) | 2019-06-24 |
CN109904968B (zh) | 2021-04-13 |
CN109904968A (zh) | 2019-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4899523B2 (ja) | 遠心ファン | |
JP4240061B2 (ja) | ファンモータおよび電子機器 | |
DK2886871T3 (en) | Waterproof axial fan | |
JP4337669B2 (ja) | 車両用電動送風ファン装置 | |
JP6447713B2 (ja) | 送風装置 | |
JP6504754B2 (ja) | 電動送風機およびそれを用いた電気掃除機 | |
JP2009177945A (ja) | 電動ファン装置 | |
WO2012002129A1 (ja) | 送風装置 | |
JP2007154856A (ja) | 送風機の水入り防止構造 | |
JP7043816B2 (ja) | モータ、及び、それを有する送風装置 | |
CN109904971B (zh) | 马达以及具有该马达的送风装置 | |
JP2019113000A (ja) | 遠心ファン | |
JP2019100314A (ja) | 送風装置 | |
JP6927152B2 (ja) | 電動送風機 | |
JP5472239B2 (ja) | 送風装置 | |
EP3327294A1 (en) | Blower device and cleaner | |
JP6635994B2 (ja) | 送風装置 | |
JP2010133309A (ja) | 送風装置 | |
JP2011047347A (ja) | 送風ファン | |
JP2009024649A (ja) | 防滴構造を備えた遠心ファン | |
JP2006220021A (ja) | 送風ファンおよび電子機器 | |
JP2020133550A (ja) | 軸流ファン | |
JP2006333596A (ja) | 回転電機用冷却装置 | |
JP6690603B2 (ja) | 遠心送風機 | |
JP5427854B2 (ja) | ファンフィルタユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210716 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220228 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7043816 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |