JP7040336B2 - チェーンケース - Google Patents

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Description

この発明は、チェーンケースに関する。
特許文献1に開示された内燃機関においては、シリンダブロックの下部にバランサ装置が取り付けられている。バランサ装置のハウジングには、内燃機関の各種部位にオイルを供給するためのトロコイド式(内接歯車式)のオイルポンプが取り付けられている。また、バランサ装置のハウジング内には、オイルポンプの吐出口から吐出されたオイルが流通する吐出通路が区画されている。また、バランサ装置のハウジング内には、吐出通路と隣接して、所定の容積を有するオイルチャンバが区画されている。吐出通路とオイルチャンバとは連通されている。そして、オイルポンプのポンプ室から順次オイルが吐出されることによって生じる脈動圧は、オイルチャンバ内で減衰する。
特開2007-278183号公報
特許文献1に記載の内燃機関のように、オイルポンプによる脈動圧の抑制用にオイルチャンバを設ける場合には、オイルチャンバの容積として、オイルポンプによる脈動圧を減衰させるのに足る十分な容積が必要である。ここで、オイルチャンバを区画する対象となる部材の体格や形状によっては、オイルポンプによる脈動圧を減衰させるのに十分なオイルチャンバの容積を確保できないこともあり得る。こうした場合には、仮にオイルチャンバを設けたとしても、オイルポンプによる脈動圧の抑制効果を十分に得るには至らない。
上記課題を解決するためのチェーンケースは、シリンダブロックを含んで構成される内燃機関本体における、当該内燃機関本体のクランクシャフトの軸線方向一方側の外面に取り付けられて、前記内燃機関本体の前記外面との間にタイミングチェーンを収容するためのチェーン室を区画するチェーンケースであって、前記内燃機関本体に取り付けられた状態において前記内燃機関本体の前記外面を覆うチェーンケース本体と、前記チェーンケース本体における前記クランクシャフトの軸線方向他方側に取り付けられるカバー部材とを備え、前記チェーンケース本体の壁部及び前記カバー部材の壁部によってオイルポンプから吐出されるオイルが流通する吐出油路が区画されており、前記吐出油路の流通方向の途中には、当該吐出油路の他の箇所よりも流路断面積の大きいオイル溜り部が設けられており、前記吐出油路を区画する前記カバー部材の壁部のうち前記吐出油路における前記オイル溜り部よりも上流側の壁部の厚みは、当該カバー部材の壁部と前記吐出油路の流通方向の同位置において前記吐出油路を区画する前記チェーンケース本体の壁部よりも薄くなっている。
上記構成では、流路断面積の大きいオイル溜り部が吐出油路の途中に設けられていることから、このオイル溜り部で圧力損失が生じて油圧が減衰する。この結果、オイルポンプによる脈動圧が減衰する。
さらに、上記構成では、カバー部材の壁部のうち吐出油路におけるオイル溜り部より上流側の壁部の厚みが、当該壁部と吐出油路の流通方向の同一位置において吐出油路を区画するチェーンケース本体の壁部の厚みよりも薄くなっている。このようにして壁部の厚みに差をつけることで、カバー部材の壁部が、オイルポンプによる脈動圧に応じて撓み易くなる。そして、カバー部材の壁部が撓むことで脈動圧が吸収され、吐出油路において発生する脈動圧を減衰できる。このように、上記構成では、吐出油路を区画している壁部の厚みによってオイルポンプによる脈動圧を減衰させることから、吐出油路におけるオイル溜り部の容積を確保する上で制約がある場合でも、オイルポンプによる脈動圧を十分に抑制できる。
内燃機関の概略図。 チェーンケース本体の一部の斜視図。 チェーンケースをクランクシャフトの軸線方向他方側から視た平面図。 図3の4-4矢視方向の断面図。 図3の5-5矢視方向の断面図。
以下、チェーンケースの一実施形態を、図面を参照して説明する。
先ず、内燃機関の概略構成について説明する。図1に示すように、内燃機関10の内燃機関本体20は、全体として略直方体状のシリンダブロック22を備えている。シリンダブロック22の内部には、図示しない複数の気筒が区画されていて、これら気筒の内部において燃料が燃焼される。シリンダブロック22の下端には、図示しない複数のクランクキャップが固定されている。シリンダブロック22とクランクキャップとの間には、全体として一方向(図1において左右方向)に延びているクランクシャフト100が回転可能に支持されている。なお、図1では、クランクシャフト100の軸線方向一方側の一部のみを図示し、軸線方向他方側の大部分の図示を省略している。
クランクシャフト100における軸線方向一方側の一部は、シリンダブロック22の内部から外部へと突出している。クランクシャフト100におけるシリンダブロック22の外部に突出している部位には、クランクスプロケット102が取り付けられている。また、クランクシャフト100におけるクランクスプロケット102よりもクランクシャフト100の軸線方向一方側の部位には、内燃機関10の各種部位にオイルを圧送するオイルポンプ15が取り付けられている。
シリンダブロック22の下端面には、全体として略四角形箱状のオイルパン24が固定されている。オイルパン24は上側に開放されている。また、オイルパン24は、クランクシャフト100の軸線方向一方側にも開放されている。オイルパン24の底部には、オイルポンプ15に供給するオイルが貯留されている。なお、オイルパン24は、当該オイルパン24の上側部分を構成するケースと、当該オイルパン24の下側部分を構成するケースとに分割されていることもある。
シリンダブロック22の上端面には、全体として略直方体状のシリンダヘッド26が固定されている。詳しい図示は省略するが、シリンダヘッド26の内部には、吸気ポートや排気ポートを開閉するバルブが取り付けられている。シリンダヘッド26の上端部には、上記バルブを駆動する一対のカムシャフト200が配置されている。各カムシャフト200は、クランクシャフト100の軸線方向に延びている。なお、図1では、カムシャフト200の軸線方向一方側の一部のみを図示し、軸線方向他方側の大部分の図示を省略している。また、一対のカムシャフト200のうちの1つのみを図示している。各カムシャフト200は、シリンダヘッド26の上端部と当該シリンダヘッド26に取り付けられる図示しないカムキャップとの間で回転可能に支持されている。
各カムシャフト200における軸線方向一方側の一部は、シリンダヘッド26の内部から外部へと突出している。各カムシャフト200におけるシリンダヘッド26の外部に突出している部位には、それぞれカムスプロケット202が取り付けられている。
シリンダヘッド26の上端面には、全体として略四角形箱状のシリンダヘッドカバー28が固定されている。シリンダヘッドカバー28は下側に開放されていて、シリンダヘッド26を上側から覆っている。このように、本実施形態において、内燃機関本体20は、シリンダヘッドカバー28、シリンダヘッド26、シリンダブロック22、及びオイルパン24で構成されている。
クランクスプロケット102と各カムスプロケット202とには、タイミングチェーン300が巻き掛けられている。タイミングチェーン300は、クランクシャフト100の回転動力(回転トルク)を、各カムシャフト200に伝達する。
内燃機関本体20におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の外面には、チェーンケース30が取り付けられている。チェーンケース30と内燃機関本体20の外面との間には、タイミングチェーン300を収容するためのチェーン室Rが区画されている。
次に、チェーンケース30の詳細について説明する。
図3に示すように、チェーンケース30は、内燃機関本体20の外面及びタイミングチェーン300を覆うチェーンケース本体40と、チェーンケース本体40におけるクランクシャフト100の軸線方向他方側(図3において紙面手前側)に取り付けられるカバー部材70とを備えている。
チェーンケース本体40は、内燃機関本体20の外面と対向して配置される板状の主壁部42を備えている。主壁部42は、全体として上下方向に長尺で、上端はシリンダヘッドカバー28に至っていて、下端はオイルパン24に至っている。主壁部42における上側の部位には、円形のカムシャフト用孔42aが二つ貫通している。クランクシャフト100の軸線方向及び上下方向の双方に直交する方向を幅方向としたとき、二つのカムシャフト用孔42aは、幅方向に並んでいる。各カムシャフト用孔42a内には、チェーンケース本体40を内燃機関本体20に取り付けた状態においてカムシャフト200の端部やその関連部品が位置している。
主壁部42における上下方向の中央よりもやや下側の部位には、円形のクランク用孔42bが貫通している。クランク用孔42bは、幅方向に関して主壁部42の略中央に位置している。クランク用孔42b内には、チェーンケース本体40を内燃機関本体20に取り付けた状態においてクランクシャフト100の端部やその関連部品が位置している。図2及び図3に示すように、主壁部42の縁からは、クランクシャフト100の軸線方向他方側に向けて立壁部44が突出している。立壁部44は、主壁部42の縁に沿って延びている。
主壁部42における、クランクシャフト100の軸線方向他方側の面には、略板状のカバー部材70が取り付けられている。カバー部材70は、主壁部42における上下方向の中央よりも下側に位置している。クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、カバー部材70の概略形状は三角形になっている。詳細には、カバー部材70における三角形の辺及び頂点は円弧状になっている。
カバー部材70の三角形の頂点の一つである第1頂点70aは、主壁部42のクランク用孔42bよりも上側に位置している。カバー部材70の三角形の他の2つの頂点である第2頂点70b及び第3頂点70cは、主壁部42における下端近傍に位置している。第2頂点70b及び第3頂点70cは、幅方向に関してクランク用孔42bの両側に位置している。つまり、第2頂点70bは、クランク用孔42bよりも幅方向一方側に位置しており、第3頂点70cは、クランク用孔42bよりも幅方向他方側に位置している。カバー部材70における第1頂点70aの近傍には、円形のクランク用孔70dが貫通している。クランク用孔70dは、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、主壁部42のクランク用孔42bと同位置に位置している。クランク用孔70d内には、チェーンケース30を内燃機関本体20に取り付けた状態においてクランクシャフト100の端部やその関連部品が位置している。なお、カバー部材70は、その外縁の複数個所においてボルトによって主壁部42に取り付けられている。
チェーンケース30は、チェーンケース本体40の立壁部44を介して内燃機関本体20の外面に取り付けられている。上記のとおり、チェーンケース30が内燃機関本体20に取り付けられた状態では(図1参照)、チェーンケース30と内燃機関本体20の外面との間にチェーン室Rが区画されている。図4に示すように、チェーン室Rの上側の部位は、内燃機関本体20におけるシリンダブロック22から上側の部分の外面と、チェーンケース本体40の主壁部42及び立壁部44とによって区画されている。一方、チェーン室Rの下側の部位は、チェーンケース本体40の主壁部42及び立壁部44と、カバー部材70とによって区画されている。チェーン室Rにおける下側の部位は、オイルパン24におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側の開放口を通じて、オイルパン24の内部に連通している。
次に、チェーンケース30に設けられているオイル供給構造について説明する。先ず、オイルポンプ15、及びオイルポンプ15の収容構造について説明する。
図2に示すように、チェーンケース本体40の主壁部42におけるクランクシャフト100の軸線方向他方側の面のうち、カバー部材70と対向している部位を本体側対向面50としたとき、当該本体側対向面50には、オイルポンプ15を収容するための収容凹部52が窪んでいる。収容凹部52は、主壁部42のクランク用孔42bよりも径方向外側に設けられている。収容凹部52は、クランク用孔42bの周方向の全周に亘って設けられており、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視でリング状になっている。
一方、図4に示すように、カバー部材70における、チェーンケース本体40の主壁部42と対向している面をカバー側対向面80としたとき、当該カバー側対向面80における、収容凹部52と対向する位置の大部分は略平らになっていて窪んでいない。そのため、チェーンケース本体40の収容凹部52は、クランクシャフト100の軸線方向他方側からカバー部材70のカバー側対向面80によって塞がれることになる。そして、収容凹部52と、カバー側対向面80とによって、オイルポンプ15の収容室90が区画されている。
収容室90には、オイルポンプ15が配置されている。オイルポンプ15は、トロコイド式(内接歯車式)である。図3に示すように、オイルポンプ15は、複数の内歯を有するアウタロータ15aを備えている。アウタロータ15aの外径は、収容凹部52の径と略一致している。アウタロータ15aの内側には、外歯を有するインナロータ15bが嵌め合わされている。インナロータ15bの歯数は、アウタロータ15aの歯数よりも一つ少なくなっている。インナロータ15bはクランクシャフト100に固定されていて、クランクシャフト100の回転と同期して回転する。また、インナロータ15bの回転中心は、収容凹部52及びアウタロータ15aの中心から偏心した位置に位置している。そのため、アウタロータ15aの内歯とインナロータ15bの外歯との間の空間である作動室は、インナロータ15b及びアウタロータ15aの回転に伴って容積が変化する。そして、作動室の容積変化に伴って、オイルポンプ15にオイルが吸入され、オイルポンプ15からオイルが吐出される。
次に、オイルパン24からオイルポンプ15へとオイルを導くための流入油路92について説明する。
図2及び図4に示すように、チェーンケース本体40の本体側対向面50においては、本体側流入凹部54が窪んでいる。本体側流入凹部54は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、カバー部材70の第2頂点70b近傍から、収容凹部52における幅方向一方側の縁のうちの一部にまで至っている。本体側流入凹部54は、当該本体側流入凹部54の延設方向と直交する断面視において略四角形状になっている。
一方、図4に示すように、カバー部材70のカバー側対向面80における、本体側流入凹部54と対向する位置においては、カバー側流入凹部84が窪んでいる。具体的には、カバー側流入凹部84は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、カバー部材70の第2頂点70b近傍から延びて、収容凹部52における幅方向一方側の一部に重なる位置にまで至っている。つまり、カバー側流入凹部84のうち、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で収容凹部52と重なっている部位の分だけ、カバー側流入凹部84の延設長さは、本体側流入凹部54の延設長さよりも長くなっている。カバー側流入凹部84のうち、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で収容凹部52と重なっている部位は、オイルポンプ15における作動室にオイルを流入させるための入り口部87となっている。カバー側流入凹部84は、当該カバー側流入凹部84の延設方向と直交する断面視において略四角形状になっている。
図4に示すように、本体側流入凹部54と、カバー側流入凹部84とは互いに向かい合っている。この結果として、本体側流入凹部54と、カバー側流入凹部84とによって、流入油路92が区画されている。なお、カバー部材70における、カバー側対向面80とは反対側の面(内燃機関本体20の側を向いた面)からは、筒状の流入用ポート72が突出している。流入用ポート72は、カバー部材70の第2頂点70b近傍に位置している。流入用ポート72の内面は、カバー側流入凹部84に連通している。したがって、流入用ポート72の内部は、流入油路92へと繋がっている。流入用ポート72の先端には、オイルパン24内のオイルを吸入するストレーナ17が連結されている。
次に、オイルポンプ15から吐出されるオイルが流通する吐出油路94について、その概略を説明する。
図2及び図5に示すように、チェーンケース本体40の本体側対向面50においては、本体側吐出凹部56が窪んでいる。具体的には、本体側吐出凹部56は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、収容凹部52における幅方向他方側の縁のうちの一部から、カバー部材70の第3頂点70c近傍にまで至っている。本体側吐出凹部56は、当該本体側吐出凹部56の延設方向と直交する断面視において略四角形状になっている。また、本体側吐出凹部56の底部を区画している壁部である底壁部59は、全体としては平板状になっている。
一方、図5に示すように、カバー部材70のカバー側対向面80における、本体側吐出凹部56と対向する位置においては、カバー側吐出凹部86が窪んでいる。カバー側吐出凹部86は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、収容凹部52における幅方向他方側の部位に重なる位置から延びて、カバー部材70の第3頂点70c近傍に至っている。つまり、カバー側吐出凹部86のうち、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で収容凹部52と重なっている部位の分だけ、カバー側吐出凹部86の延設長さは、本体側吐出凹部56の延設長さよりも長くなっている。カバー側吐出凹部86のうち、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で収容凹部52と重なっている部位は、オイルポンプ15からオイルを吐出させるための出口部88となっている。カバー側吐出凹部86は、当該カバー側吐出凹部86の延設方向と直交する断面視において略四角形状になっている。また、カバー側吐出凹部86の底部を区画している壁部である底壁部89は、全体としては平板状になっている。
図5に示すように、本体側吐出凹部56と、カバー側吐出凹部86とは互いに向かい合っている。この結果として、本体側吐出凹部56と、カバー側吐出凹部86とによって、吐出油路94が区画されている。なお、カバー部材70における、カバー側対向面80とは反対側の面(内燃機関本体20の側を向いた面)からは、筒状の吐出用ポート74が突出している。吐出用ポート74は、カバー部材70の第3頂点70c近傍に位置している。吐出用ポート74の内面は、カバー側吐出凹部86に連通している。したがって、吐出油路94は、吐出用ポート74の内部へと繋がっている。吐出用ポート74の先端には、導出通路18が連結されている。導出通路18は、シリンダブロック22のメインギャラリ等、内燃機関10におけるオイルが必要とされる各種部位へと繋がっている。
次に、吐出油路94の詳細を説明する。
図5に示すように、カバー部材70におけるカバー側吐出凹部86の窪みの深さは、カバー側吐出凹部86の延設方向(吐出油路94の流通方向)の全域に亘って略一定となっている。図2及び図5に示すように、チェーンケース本体40における本体側吐出凹部56の窪みの大部分は深さX1となっているが、当該窪みは部分的に深さが変化している。具体的には、本体側吐出凹部56の底部を区画している底壁部59においては、本体側吐出凹部56の延設方向の途中で、絞り形成凸部57がクランクシャフト100の軸線方向他方側へ突出している。絞り形成凸部57は、本体側吐出凹部56の両側部間に亘って続いている。絞り形成凸部57が突出している結果として、当該絞り形成凸部57が突出している部位では、本体側吐出凹部56の窪みの深さX2は、深さX1よりも小さくなっている。そして、吐出油路94のうち、絞り形成凸部57が突出している部位は、吐出油路94の流路断面積(吐出油路94の延設方向と直交する断面視での流路面積)が当該吐出油路94の他の箇所よりも小さい絞り部96となっている。
また、本体側吐出凹部56の底部を区画している底壁部59においては、クランクシャフト100の軸線方向一方側へオイル溜り形成凹部58が窪んでいる。オイル溜り形成凹部58は、本体側吐出凹部56における、絞り形成凸部57よりも吐出油路94の下流側(本体側吐出凹部56の延設方向において、絞り形成凸部57を挟んで収容凹部52とは反対側)に位置している。オイル溜り形成凹部58は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で、略台形状になっている。オイル溜り形成凹部58が窪んでいる結果として、当該オイル溜り形成凹部58が窪んでいる部位では、本体側吐出凹部56の窪みの深さX3は、深さX1よりも大きくなっている。そして、吐出油路94のうち、オイル溜り形成凹部58が窪んでいる部位は、吐出油路94の流路断面積が当該吐出油路94の他の箇所よりも大きいオイル溜り部98となっている。
なお、吐出油路94が、本体側吐出凹部56による窪みとカバー側吐出凹部86による窪みとで構成されているのに対し、オイルポンプ15と吐出油路94とを繋いでいる出口部88は、カバー側吐出凹部86による窪みのみによって構成されている。したがって、吐出油路94の流通方向に直交する断面で視た場合の出口部88の流路断面積は、絞り部96における流路断面積よりもさらに小さくなっている。
図5に示すように、カバー側吐出凹部86の底部を区画している底壁部89の厚みは、カバー側吐出凹部86の延設方向の全域に亘って一定となっている。底壁部89の厚みは、Z1である。一方、本体側吐出凹部56の底部を区画している底壁部59の厚みは、本体側吐出凹部56の延設方向において変化している。具体的には、底壁部59の厚みは、当該底壁部59において絞り形成凸部57が突出している部位で最大となっており、オイル溜り形成凹部58が窪んでいる部位で最小となっている。そして、底壁部59におけるオイル溜り形成凹部58が窪んでいる部位の厚みZ2は、厚みZ1よりも大きくなっている。したがって、カバー側吐出凹部86を区画している底壁部89の厚みは、当該底壁部89の全域に亘って、本体側吐出凹部56を区画している底壁部59のどの箇所の厚みよりも薄くなっている。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
クランクシャフト100が回転すると、オイルポンプ15が駆動される。オイルポンプ15が駆動されると、オイルパン24内のオイルがストレーナ17から吸入される。そして、オイルは、流入用ポート72及び流入油路92を介して入り口部87に至り、オイルポンプ15の作動室に流入する。この後、オイルは、オイルポンプ15の作動室から出口部88へと吐出され、吐出油路94及び吐出用ポート74を介して導出通路18へと至る。そして、オイルは、内燃機関10における潤滑が必要な各種部位へと供給される。
オイルポンプ15においては、インナロータ15b及びアウタロータ15aの回転に伴って作動室の容積変化が周期的に繰り返され、オイルが周期的に吐出される。この結果、吐出油路94ではオイルの脈動が生じる。仮に、この脈動に伴う圧力である脈動圧が減衰されることなくそのままチェーンケース30に伝わると、この脈動圧がチェーンケース30から内燃機関本体20へと伝わって内燃機関10全体が振動するおそれがある。
本実施形態では、吐出油路94におけるその流通方向の途中に、吐出油路94の他の箇所よりも流路断面積が小さい絞り部96が設けられている。そのため、絞り部96で圧力損失が生じて油圧が減衰する。この結果、オイルポンプ15による脈動圧が減衰する。
また、本実施形態では、吐出油路94における絞り部96よりも下流側に、吐出油路94の他の箇所よりも流路断面積が大きいオイル溜り部98が設けられている。そのため、オイル溜り部98で圧力損失が生じて油圧が減衰する。この結果、オイルポンプ15による脈動圧が減衰する。
ところで、本実施形態では、チェーンケース30内にオイルポンプ15を収容している。そして、チェーンケース本体40の主壁部42及びカバー部材70という板材同士の間にオイルの流通路を設けている。内燃機関10のレイアウト等の事情により、チェーンケース本体40の主壁部42やカバー部材70の板厚には制約が生じ得る。こうした制約がある場合、絞り形成凸部57の突出長さや、オイル溜り形成凹部58の窪みの深さを比較的大きく確保することが困難になることもある。この場合、吐出油路94における絞り部96の絞りの度合いや、オイル溜り部98の容積が、オイルポンプ15による脈動圧を減衰させる上では不十分なものとなってしまうこともある。
本実施形態では、吐出油路94を区画している壁部のうち、カバー部材70の底壁部89が、チェーンケース本体40の底壁部59よりも薄くなっている。このようにして壁部の厚みに差をつけることで、カバー部材70の底壁部89が、オイルポンプ15による脈動圧に応じて撓み易くなる。そして、カバー部材70の底壁部89が撓むことでオイルポンプ15による脈動圧が吸収され、吐出油路94における脈動圧が減衰する。特に、本実施形態では、カバー部材70の底壁部89が、その全域に亘って、チェーンケース本体40の底壁部59よりも薄くなっている。このことから、吐出油路94の流出方向の全域に亘って、底壁部89が撓んで、オイルポンプ15による脈動圧を減衰できる。ここで、吐出油路94における絞り部96よりも上流側においては、オイルが出口部88から吐出油路94に流出したばかりであり、未だ絞り部96やオイル溜り部98で脈動圧が減衰していないことから、脈動圧が相応に大きい。本実施形態では、この脈動圧が相応に大きい箇所において当該脈動圧を減衰させることができる。その上で、さらに絞り部96やオイル溜り部98で脈動圧を減衰させる。したがって、オイルが吐出油路94の下流端に至るまでに、オイルポンプ15による脈動圧を十分に減衰させることができる。
このように、本実施形態では、吐出油路94における絞り部96及びオイル溜り部98に加えて、吐出油路94を区画している壁部の厚みによってオイルポンプ15による脈動圧を減衰させる。そのため、吐出油路94における絞り部96の絞りの度合いやオイル溜り部の容積を相応に確保する上で制約がある場合でも、オイルポンプ15による脈動圧を十分に抑制できる。
なお、オイルポンプ15による脈動圧を吸収すべくカバー部材70の底壁部89が撓む際には、その撓みに応じた異音が発生し得る。ここで、カバー部材70は、チェーンケース本体40及び内燃機関本体20で囲まれている。したがって、カバー部材70の撓みに応じて異音が発生しても、異音が内燃機関10の外部に漏れ出て車両の運転者に騒音として知覚される可能性は低い。
また、本実施形態によれば、上記のとおりカバー部材70の底壁部89がオイルポンプ15による脈動圧を吸収するため、チェーンケース本体40の底壁部59にかかる負担は小さくなる。さらに、カバー部材70の底壁部89に比べてチェーンケース本体40の底壁部59が厚くなっていることから、チェーンケース本体40の底壁部59の厚みを、カバー部材70の底壁部89の厚みと同等にした場合に比べて、チェーンケース本体40の剛性は向上している。そのため、チェーンケース本体40においては変形や亀裂等の破損が生じ難い。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・チェーンケース本体40の底壁部59の厚みは、本体側吐出凹部56におけるその延設方向の全域に亘って一定でもよい。この場合、底壁部59を湾曲させることにより、本体側吐出凹部56の深さに変化を生じさせることができる。底壁部59の厚みを、本体側吐出凹部56におけるその延設方向の全域に亘って一定にした場合でも、当該底壁部59がカバー部材70の底壁部89に比べて、吐出油路94の流通方向の同位置において厚くなっていれば、オイルポンプ15による脈動圧に応じてカバー部材70の底壁部89が撓み易くなる。
・上記変更例と上記実施形態の態様とを組み合わせ、チェーンケース本体40の底壁部59の厚みを、本体側吐出凹部56におけるその延設方向の途中まで一定にし、他の箇所においては当該底壁部59の厚みを本体側吐出凹部56の延設方向に関して変化させてもよい。例えば、吐出油路94の中央よりも上流側において底壁部59の厚みを一定にし、中央よりも下流側において底壁部59の厚みを変化させてもよい。要は、チェーンケース本体40の底壁部59がカバー部材70の底壁部89に比べて、吐出油路94の流通方向の同位置において厚くなっていればよい。
・カバー部材70の底壁部89の厚みは、カバー側吐出凹部86の延設方向において変化していてもよい。要は、カバー部材70の底壁部89がチェーンケース本体40の底壁部59に比べて、吐出油路94の流通方向の同位置において薄くなっていれば、上記のとおりオイルポンプ15の脈動圧に応じてカバー部材70の底壁部89が撓みやすくなる。なお、カバー部材70の底壁部89の厚み変化させることの一例として、カバー側吐出凹部86の底部に凹凸を設けることが挙げられる。吐出油路94の流通方向に関して絞り形成凸部57と同位置において底壁部89を突出させれば、絞り部96の流路断面積を狭めることができる。また、吐出油路94の流通方向に関してオイル溜り形成凹部58と同位置において底壁部89を窪ませれば、オイル溜り部98の容積を広げることができる。
・カバー部材70の底壁部89の厚みをカバー側吐出凹部86の延設方向において一定とした上で、当該底壁部89を湾曲させることにより、カバー側吐出凹部86の深さに変化を生じさせてもよい。
・少なくとも吐出油路94におけるオイル溜り部98よりも上流側において、吐出油路94を区画しているカバー部材70の底壁部89が、吐出油路94を区画しているチェーンケース本体40の底壁部59に比べて薄くなっていればよく、カバー部材70の他の箇所の底壁部89の厚みが比較的に厚くなっていてもよい。オイル溜り部98においては、オイルポンプ15による脈動圧の減衰効果が高いことが期待される。したがって、このオイル溜り部98よりも上流側において、カバー部材70の底壁部89の厚みとチェーンケース本体40の底壁部59の厚みとの差を利用してある程度脈動圧を減衰させることができれば、オイルが吐出油路94の下流端に至るまでの間に、オイルポンプ15による脈動圧を十分に減衰させることができる。
・絞り形成凸部57は、本体側吐出凹部56の両側部間に亘って続いていなくてもよい。
・絞り形成凸部57は、吐出油路94の流通方向においてオイル溜り形成凹部58よりも下流側に位置していてもよい。
・絞り形成凸部57を廃止してもよい。つまり、吐出油路94において絞り部96を廃止してもよい。
・クランクシャフト100の軸線方向からの平面視におけるオイル溜り形成凹部58の形状は変更可能である。吐出油路94の延設形状等を考慮して、オイル溜り形成凹部58にオイルが流入しやすくなるような形状にすればよい。
・本体側吐出凹部56は、当該本体側吐出凹部56の延設方向と直交する断面視において四角形状以外の形状でもよく、例えば半円形状でもよい。
・同様に、カバー側吐出凹部86は、当該カバー側吐出凹部86の延設方向と直交する断面視において四角形状以外の形状でもよく、例えば半円形状でもよい。
・カバー側吐出凹部86を廃止してカバー側対向面80を略平らにすることにより、本体側吐出凹部56のみによって吐出油路94を形成してもよい。反対に、本体側吐出凹部56を廃止して本体側対向面50を略平らにすることにより、カバー側吐出凹部86のみによって吐出油路94を形成してもよい。上記のいずれの場合でも、吐出油路94においてオイル溜り部98を設けることができるように、チェーンケース本体40の主壁部42またはカバー部材70の壁部を窪ませればよい。
・ストレーナ17からオイルポンプ15への入り口部87に至るオイルの流通路の構成は適宜変更可能である。例えば、流入油路92の流路断面形状を変更してもよいし、流入油路92をカバー部材70の壁部及びチェーンケース本体40の壁部以外の壁部において構成してもよい。要は、オイルポンプ15へオイルを導くことができる流通路を構成できればよい。
・オイルポンプ15の収容構造は適宜変更可能である。例えば、収容凹部52をカバー部材70の側に設けてもよい。また、出口部88をチェーンケース本体40の側に設けてもよい。さらに、オイルポンプ15をカバー部材70とチェーンケース本体40との間ではない別の箇所に配置してもよい。この場合、オイルポンプ15からのオイルを吐出油路94に導くことができるように内燃機関10の構成を適宜変更すればよいし、収容凹部52も廃止してよい。
・オイルポンプの形態は問わない。オイルポンプは、例えば、モータによって駆動されてもよい。一般に、オイルポンプの吐出圧には多少なりとも脈動が生じるので、上記実施形態の吐出油路94の構造を採用することで、効果的に脈動を抑制できる。
・カバー部材70の構成は、適宜変更可能である。カバー部材70は、当該カバー部材70の壁部とチェーンケース本体40の壁部とによって吐出油路94を区画できればよい。例えば、カバー部材70は、クランクシャフト100の軸線方向からの平面視で三角形以外の形状でもよく、オイルポンプ15や吐出油路94の延設方向に応じて適宜設計すればよい。
・チェーンケース本体40の構成は、適宜変更可能である。チェーンケース本体40は、当該チェーンケース本体40の壁部とカバー部材70の壁部とによって吐出油路94を区画できればよい。例えば、チェーンケース本体40は、クランクシャフト100の軸線方向に関して複数に分割されていてもよいし、上下方向に複数に分割されていてもよい。立壁部44の突出先端を接続することによって主壁部42と対向する壁部を設け、この壁部と立壁部44と主壁部42によって囲まれる空間によってチェーン室Rを区画してもよい。
・上記実施形態における内燃機関本体20の構成は一例であって、上述した構成以外のものでもよい。例えば、オイルパン24においては、当該オイルパン24におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側が塞がっていてもよい。この場合、オイルパン24におけるクランクシャフト100の軸線方向一方側を塞ぐ壁部を、導出通路18やストレーナ17によって貫通すればよい。
10…内燃機関、15…オイルポンプ、20…内燃機関本体、22…シリンダブロック、30…チェーンケース、40…チェーンケース本体、59…底壁部、70…カバー部材、89…底壁部、94…吐出油路、98…オイル溜り部、100…クランクシャフト、300…タイミングチェーン、R…チェーン室。

Claims (1)

  1. シリンダブロックを含んで構成される内燃機関本体における、当該内燃機関本体のクランクシャフトの軸線方向一方側の外面に取り付けられて、前記内燃機関本体の前記外面との間にタイミングチェーンを収容するためのチェーン室を区画するチェーンケースであって、
    前記内燃機関本体に取り付けられた状態において前記内燃機関本体の前記外面を覆うチェーンケース本体と、前記チェーンケース本体における前記クランクシャフトの軸線方向他方側に取り付けられるカバー部材とを備え、
    前記チェーンケース本体の壁部及び前記カバー部材の壁部によってオイルポンプから吐出されるオイルが流通する吐出油路が区画されており、
    前記吐出油路の流通方向の途中には、当該吐出油路の他の箇所よりも流路断面積の大きいオイル溜り部と、前記オイル溜り部よりも流路断面積の小さい絞り部と、前記オイル溜り部及び前記絞り部の間に位置し、前記オイル溜り部よりも流路断面積が小さく且つ前記絞り部よりも流路断面積が大きい部位とが設けられており、
    前記吐出油路を区画する前記カバー部材の壁部のうち前記吐出油路における前記オイル溜り部よりも上流側の壁部の厚みは、当該カバー部材の壁部と前記吐出油路の流通方向の同位置において前記吐出油路を区画する前記チェーンケース本体の壁部よりも薄くなっている
    チェーンケース。
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