JP7033425B2 - 換気システム - Google Patents

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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

本明細書で開示する技術は、換気システムに関する。
特許文献1には、室内の空気を換気する換気運転を実行可能な換気装置と、室内の空気質を変化させる設備装置と、を備える換気システムが開示されている。設備装置は、設備装置の動作状態に基づいた駆動信号を換気装置に送信する。換気装置は、設備装置から受信した駆動信号に基づいて、換気運転中の運転風量を決定する。
特開2003-83550号公報
換気装置が設置されている室内に、室内の空気質を変化させる機器が2台以上存在することがある。特許文献1では、換気装置が設置されている室内に、室内の空気質を変化させる機器が2台以上存在する場合について何ら考慮されていない。このため、例えば、設備装置が動作している間に、設備装置とは異なる機器が動作する場合、換気運転中の運転風量が十分ではない状態になる可能性がある。
本明細書では、換気装置が設置されている室内の空気を適切に換気することができる技術を開示する。
本明細書が開示する換気システムは、室内の空気を換気する換気運転を実行可能な換気装置と、前記室内の空気質を変化させる第1の設備装置と、前記室内の空気質を変化させる第2の設備装置と、風量管理装置と、を備える。前記第1の設備装置は、前記第1の設備装置の動作状態に基づいて、前記換気装置の前記換気運転で必要となる風量を示す第1の風量レベルを特定し、前記第1の風量レベルを含む第1の要求信号を前記風量管理装置に送信する。前記第2の設備装置は、前記第2の設備装置の動作状態に基づいて、前記換気装置の前記換気運転で必要となる風量を示す第2の風量レベルを特定し、前記第2の風量レベルを含む第2の要求信号を前記風量管理装置に送信する。前記風量管理装置は、前記第1の設備装置から前記第1の要求信号を受信し、前記第2の設備装置から前記第2の要求信号を受信し、前記第1の要求信号内の前記第1の風量レベルに、前記第1の設備装置に対応する第1の係数を乗算して、第1の要求風量レベルを算出し、前記第2の要求信号内の前記第2の風量レベルに、前記第2の設備装置に対応する第2の係数であって、前記第1の係数とは異なる前記第2の係数を乗算して、第2の要求風量レベルを算出し、前記第1の要求風量レベルと前記第2の要求風量レベルとの合計である合計要求風量レベルを算出し、前記合計要求風量レベルに基づいて、前記換気装置に指示する風量を示す特定の風量レベルを特定し、前記特定の風量レベルを含む指示信号を前記換気装置に送信する。前記換気装置は、前記風量管理装置から、前記指示信号を受信し、前記指示信号内の前記特定の風量レベルに基づいて、前記換気運転中の運転風量を決定する。
上記の構成によれば、風量管理装置は、第1の設備装置から第1の要求信号を受信し、第2の設備装置から第2の要求信号を受信する。そして、風量管理装置は、第1の風量レベル及び第2の風量レベルを利用して、特定の風量レベルを特定し、特定の風量レベルを含む指示信号を換気装置に送信する。このため、風量管理装置は、第1の設備装置及び第2の設備装置の動作状態に対応する特定の風量レベルを特定することができる。従って、指示信号を受信する換気装置は、第1の設備装置及び第2の設備装置の動作状態に対応した運転風量で換気運転を実行することができる。従って、換気装置が設置されている室内に第1の設備装置及び第2の設備装置が設置されていても、換気運転中の運転風量を適切に決定することができる。この結果、換気装置が設置されている室内の空気が適切に換気される。
風量管理装置は、外部サーバであってもよい。
上記の構成によると、風量管理装置の管理者は、風量管理装置のメモリに格納されているプログラムを容易に更新することができる。従って、例えば、第1の設備装置の種類が変更されても、管理者によって風量管理装置のメモリに格納されているプログラムが更新されることで、風量管理装置は、特定の風量情報を適切に特定することができる。
第1実施例に係る風量管理システムの構成を示す図である。 第1実施例に係る設備システムの斜視図である。 第1実施例に係る加熱調理器が実行する処理のフローチャート、及び、第1の風量レベルテーブルの一例を示す図である。 第1実施例に係る食器洗浄機が実行する処理のフローチャートである。 第1実施例に係る生ごみ処理装置が実行する処理のフローチャートである。 第1実施例に係る風量管理サーバが実行する処理のフローチャートである。 第1実施例に係るレンジフードが実行する処理のフローチャートである。 第2実施例に係る第2の風量レベルテーブルを示す図である。 第3実施例に係る第3の風量レベルテーブルを示す図である。
(第1実施例)
(換気システム2の構成)
図1及び図2を参照して、換気システム2について説明する。換気システム2は、設備システム4と、風量管理サーバ200と、を備える。
(設備システム4の構成)
図1に示すように、設備システム4は、レンジフード10と、加熱調理器30と、食器洗浄機70と、生ごみ処理装置90と、無線LANルータ6と、を備える。レンジフード10、加熱調理器30、食器洗浄機70、生ごみ処理装置90、及び、無線LANルータ6は、同じ家屋の同じ室内に設置されている。レンジフード10、加熱調理器30、食器洗浄機70、及び、生ごみ処理装置90は、無線LANルータ6を介して、インターネット8にアクセス可能である。
(レンジフード10の構成)
レンジフード10は、室内の空気を換気する換気運転を実行可能な装置である。図2に示すように、レンジフード10は、加熱調理器30の上方に配置されている。レンジフード10は、ファン12と、換気操作部14と、換気制御部20(図1参照)と、を備える。
ファン12は、モータ(図示省略)の駆動によって回転し、室内の空気を外部に送る。ファン12の回転速度が変わるとレンジフード10の風量が変わる。
換気操作部14は、電源スイッチと、モード選択スイッチと、風量調整スイッチと、で構成される。電源スイッチは、レンジフード10による換気運転のONとOFFを切り換えるためのスイッチである。モード選択スイッチは、換気運転中の風量が換気制御部20によって自動的に決定される自動換気運転と、換気運転中の運転風量が風量調整スイッチへのユーザの操作に基づいて決定される手動換気運転と、を切り替えるためのスイッチである。風量調整スイッチは、手動換気運転中において、レンジフード10の風量(「弱」、「中」、「強」)を切り替えるためのスイッチである。
換気制御部20は、CPU、ROM、RAM等を備える。ROMには各種の運転プログラムが格納されている。RAMには、換気制御部20に入力される各種信号や、CPUが処理を実行する過程で生成される種々のデータが一時的に記憶される。換気制御部20は、CPUがROM、RAMに記憶された情報に基づいて処理を実行することで、モータの動作を制御して、レンジフード10に換気運転を実行させる。なお、自動換気運転中において、換気制御部20は、後述する風量管理サーバ200から送信される指示風量に基づいて、運転風量を決定する。
(加熱調理器30の構成)
図1及び図2を参照して、加熱調理器30について説明する。図2に示すように、加熱調理器30は、システムキッチンに組み込んで使用されるガス燃焼式のビルトインコンロである。加熱調理器30は、本体32と、本体32の上部に配置されており、システムキッチンのカウンタトップに露出する天板34と、を備えている。天板34には、調理対象物である鍋やフライパン等の調理容器を支持する3つの五徳36a、36b、36cと、それぞれの五徳36a、36b、36cに対応して設けられており、それぞれの五徳36a、36b、36cに支持された調理対象物を加熱する3つのコンロバーナ38a、38b、38cと、が設けられている。コンロバーナ38aには、ガス供給路(図示省略)が接続されている。ガス供給路には、コンロバーナ38aへのガスの供給量を調整するための流量調整弁(図示省略)が設けられている。コンロバーナ38aは、コンロバーナ38aにガスが供給されている状態でイグナイタ(図示省略)を動作させることで、点火する。コンロバーナ38aへのガスの供給量を調整することで、コンロバーナ38aの加熱量を調整することができる。そして、コンロバーナ38aへのガスの供給が停止されることで、コンロバーナ38aは消火される。コンロバーナ38b、38cは、コンロバーナ38aと同様の構造を有する。なお、図1では、コンロバーナ38a、38b、38cを総称して、「コンロバーナ38」と表わしている。
本体32は、本体32の内部に設けられて食材を収容するグリル庫40と、本体32の前面に配置されてグリル庫40を開閉するグリル扉42と、グリル扉42の右側に設けられた電源スイッチ46と、グリル扉42の右側に設けられた3つのコンロ操作部48a、48b、48cと、グリル扉42の左側に設けられたグリル操作部50と、を備えている。なお、グリル庫40の内部には、グリル庫40内に収容した食材を加熱するグリルバーナ40a(図1参照)が設けられている。なお、図1では、コンロ操作部48a、48b、48cを総称して、「コンロ操作部48」と表わしている。
コンロ操作部48a、48b、48cは、それぞれ、コンロバーナ38a、38b、38cに対応する。コンロ操作部48aは、コンロバーナ38aの点火及び消火を行うとともに、コンロバーナ38aの加熱量の調整を行うための操作部である。コンロ操作部48aは、オルタネイト型のスイッチである。ユーザによってコンロ操作部48aを消火位置から点火位置に移動させるための操作(以下では、「点火操作」と呼ぶ)が実行されると、コンロバーナ38aが点火され、ユーザによってコンロ操作部48aを点火位置から消火位置に移動させるための操作(以下では、「消火操作」と呼ぶ)が実行されると、コンロバーナ38aが消火される。点火位置とは、コンロ操作部48aの前面が本体32の前面よりも前方に突出している位置であり、消火位置とは、コンロ操作部48aが本体32内に収容されている位置である。また、ユーザは、コンロ操作部48aが点火位置に位置している状態において、コンロ操作部48aを時計方向又は反時計方向に操作することで、コンロバーナ38aの加熱量を調整することができる。コンロ操作部48b、48cは、コンロ操作部48aと同じ構造を有する。
グリル操作部50の構造は、コンロ操作部48aの構造と同様である。ユーザは、グリル操作部50を操作することによって、グリルバーナ40aの点火及び消火を行うとともに、グリルバーナ40aの加熱量の調整を行うことができる。
また、図1に示すように、加熱調理器30は、加熱制御部60を備える。加熱制御部60は、CPU、ROM、RAM等を備える。ROMには各種の運転プログラムが格納されている。RAMには、加熱制御部60に入力される各種信号や、CPUが処理を実行する過程で生成される種々のデータが一時的に記憶される。加熱制御部60は、CPUがROM、RAMに記憶された情報に基づいて処理を実行することで、加熱調理器30の各部の動作を制御する。
(食器洗浄機70の構成)
食器洗浄機70は、機器の内部に収容される食器を洗浄する食器洗浄運転を実行可能な機器である。図2に示すように、食器洗浄機70は、キッチンカウンタKの下にビルトインされている。食器洗浄機70は、パネル72と、洗浄操作部74と、洗浄制御部80(図1参照)と、を備える。
パネル72は、パネル72の下端部72aを中心に前方向に回動可能である。即ち、ユーザは、パネル72を開閉することができる。パネル72が開いている状態において、ユーザは、食器を食器洗浄機70の内部に収容することができる。
洗浄操作部74は、電源スイッチと、運転開始スイッチと、運転モード選択スイッチと、で構成される。電源スイッチは、食器洗浄機70の電源をONとOFFするためのスイッチである。運転開始スイッチは、食器洗浄機70に食器洗浄運転を開始させるためのスイッチである。運転モード選択スイッチは、食器洗浄運転の運転モードを選択するためのスイッチである。
洗浄制御部80は、CPU、ROM、RAM等を備える。ROMには各種の運転プログラムが格納されている。RAMには、洗浄制御部80に入力される各種信号や、CPUが処理を実行する過程で生成される種々のデータが一時的に記憶される。洗浄制御部80は、CPUがROM、RAMに記憶された情報に基づいて処理を実行することで、食器洗浄機70の各部の動作を制御して、食器洗浄機70に食器洗浄運転、排気運転などを実行させる。
続いて、食器洗浄機70によって実行される食器洗浄運転、排気運転について説明する。
食器洗浄運転は、洗浄工程と乾燥工程とで構成される。洗浄工程において、洗浄制御部80は、食器洗浄機70のヒータ(図示省略)で加熱された水を噴射して食器洗浄機70内の食器を洗浄する。そして、洗浄制御部80は、洗浄工程が完了する場合に、乾燥工程を実行する。乾燥工程において、洗浄制御部80は、ヒータで加熱された空気を食器洗浄機70のファン(図示省略)で送風して、食器を乾燥させる。食器洗浄運転中において、食器洗浄機70から、高温の空気、蒸気などが室内に排気される。なお、食器洗浄運転は、食器洗浄運転中に室内に排気される空気の温度(以下では、「排気温度」と呼ぶ)が標準温度(例えば60℃)である標準洗浄モードと、排気温度が抑制温度(例えば40℃)であるソフト排気洗浄モードと、のうちのいずれかの運転モードに従って実行される。
排気運転は、食器洗浄運転が完了する場合に実行される。排気運転において、洗浄制御部80は、食器洗浄機70のファンを間欠的に駆動させ、食器洗浄機70内の熱や蒸気を室内に排気する。
(生ごみ処理装置90の構成)
生ごみ処理装置90は、機器の内部に投入される生ごみを処理する生ごみ処理運転を実行可能な機器である。図2に示すように、生ごみ処理装置90は、シンクSの下の戸棚の内部に配置されている。図1に示すように、生ごみ処理装置90は、処理操作部92と、処理制御部100と、を備える。
処理操作部92は、電源スイッチと、運転開始スイッチと、運転モード選択スイッチと、で構成される。電源スイッチは、生ごみ処理装置90の電源をONとOFFするためのスイッチである。運転開始スイッチは、生ごみ処理装置90に生ごみ処理運転を開始させるためのスイッチである。運転モード選択スイッチは、生ごみ処理運転の運転モードを選択するためのスイッチである。
処理制御部100は、CPU、ROM、RAM等を備える。ROMには各種の運転プログラムが格納されている。RAMには、処理制御部100に入力される各種信号や、CPUが処理を実行する過程で生成される種々のデータが一時的に記憶される。処理制御部100は、CPUがROM、RAMに記憶された情報に基づいて処理を実行することで、生ごみ処理装置90の各部の動作を制御して、生ごみ処理装置90に生ごみ処理運転を実行させる。
続いて、生ごみ処理装置90によって実行される生ごみ処理運転について説明する。生ごみ処理運転は、乾燥運転と冷却運転とで構成される。乾燥運転において、処理制御部100は、生ごみ処理装置90のヒータ(図示省略)で加熱された空気をファン(図示省略)で送風して、生ごみ処理装置90内の生ごみを乾燥させる。生ごみ処理運転中において、生ごみの臭気、高温の空気が室内に排気される。なお、乾燥運転は、乾燥運転中の排気温度が標準温度(例えば60℃)である標準処理モードと、排気温度が抑制温度(例えば40℃)であるソフト排気処理モードと、のうちのいずれかの運転モードに従って実行される。
冷却運転は、乾燥運転が完了する場合に実行される。冷却運転において、処理制御部100は、生ごみ処理装置90のファンを間欠的に駆動させ、生ごみ処理装置90の内部を冷却する。
(風量管理サーバ200の構成)
続いて、風量管理サーバ200について説明する。風量管理サーバ200は、加熱調理器30、食器洗浄機70、及び、生ごみ処理装置90のそれぞれから受信する情報に基づいて、レンジフード10が設置されている室内の状況に適した指示風量を決定し、当該指示風量をレンジフード10に送信する。風量管理サーバ200は、サーバ制御部210を備える。サーバ制御部210は、メモリ(図示省略)に格納されているプログラム(図示省略)に従って動作する。
(加熱調理器30が実行する処理;図3)
続いて、図3を参照して、加熱調理器30の加熱制御部60によって実行される処理について説明する。加熱制御部60は、加熱調理器30の電源をONにするための操作がユーザによって電源スイッチ46に実行される場合に、図3の処理を開始する。
S10において、加熱制御部60は、ユーザによる点火操作又は消火操作がコンロ操作部48a、コンロ操作部48b、コンロ操作部48c、又は、グリル操作部50に実行されることを監視する。ユーザによる点火操作又は消火操作がコンロ操作部48a、コンロ操作部48b、コンロ操作部48c、又は、グリル操作部50に実行される場合に、加熱制御部60はS10でYESと判断し、処理はS12に進む。
S12において、加熱制御部60は、各バーナ38a、38b、38c、40aの動作状態を特定する。加熱制御部60は、各バーナ38a、38b、38c、40aが駆動中であるか否かを特定する。
S20において、加熱制御部60は、加熱制御部60のメモリ(図示省略)に記憶されている第1の風量レベルテーブル110(図3参照)を利用して、第1の風量レベルを特定する。第1の風量レベルテーブル110について説明する。第1の風量レベルテーブル110において、「〇」及び「×」は、各バーナの駆動状態を示す。「〇」は、バーナが駆動中であることを示し、「×」は、バーナの駆動が停止していることを示す。第1の風量レベルテーブル110では、各バーナの駆動状態に、第1の風量レベル(「1」~「3」)が対応付けられている。本実施例において、コンロバーナ38a、38bの最大加熱量は、コンロバーナ38cの最大加熱量よりも大きい。従って、コンロバーナ38a、38bが駆動している場合、コンロバーナ38cが駆動している場合よりも多くの熱と排ガスが発生し得る。このため、第1の風量レベルテーブル110では、2個のコンロバーナが駆動している状況において、コンロバーナ38aとコンロバーナ38bとが駆動している場合の第1の風量レベル(即ち「2」)は、コンロバーナ38a、38bのうちの一方のコンロバーナとコンロバーナ38cとが駆動している場合の第1の風量レベル(即ち「1」)よりも高い値が設定されている。また、グリルバーナ40aが駆動している場合、コンロバーナが駆動している場合と比較して、煙と臭気が発生しやすい。即ち、グリルバーナ40aが駆動している場合、熱と排ガスと煙と臭気とが発生し得る。このため、第1の風量レベルテーブル110では、グリルバーナ40aが駆動している場合の第1の風量レベルは、「2」以上の値が設定されている。
加熱制御部60は、現在の各バーナの駆動状態と第1の風量レベルテーブル110とを利用して、第1の風量レベルを特定する。例えば、コンロバーナ38a、コンロバーナ38b、コンロバーナ38c、グリルバーナ40aの動作状態が、それぞれ、「〇」、「〇」、「×」、「×」である場合、加熱制御部60は、第1の風量レベルとして「2」を特定する。
S22において、加熱制御部60は、S20で特定した第1の風量レベルを含む第1の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。S22が終了すると、処理はS10に戻る。
(食器洗浄機70が実行する処理;図4)
続いて、図4を参照して、食器洗浄機70の洗浄制御部80によって実行される処理について説明する。洗浄制御部80は、食器洗浄機70の電源をONにするための操作がユーザによって洗浄操作部74の電源スイッチに実行される場合に、図4の処理を開始する。
S40において、洗浄制御部80は、ユーザによって開始操作が洗浄操作部74に実行されることを開始する。開始操作は、食器洗浄運転の運転モードを選択するための操作と、食器洗浄運転を開始させるための操作と、を含む。
S42において、洗浄制御部80は、開始操作において、ユーザによって選択された運転モードが標準洗浄モードであるか否かを判断する。ユーザによって標準洗浄モードが選択された場合、洗浄制御部80はS42でYESと判断し、処理はS50に進む。一方、ユーザによってソフト排気洗浄モードが選択されている場合、洗浄制御部80はS42でNOと判断し、処理はS60に進む。
S50において、洗浄制御部80は、標準洗浄モードに従った食器洗浄運転(以下では、「標準洗浄運転」と呼ぶ)を開始する。そして、S52において、洗浄制御部80は、第2の風量レベル「3」を含む第2の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。
S54において、洗浄制御部80は、標準洗浄運転が終了することを監視する。標準洗浄運転が終了する場合に、洗浄制御部80はS54でYESと判断し、処理はS70に進む。
また、S60において、ソフト排気洗浄モードに従った食器洗浄運転(以下では、「ソフト洗浄運転」と呼ぶ)を開始する。上述のように、ソフト洗浄運転中の排気温度は、標準洗浄運転中の排気温度よりも低い。従って、ソフト洗浄運転中のレンジフード10の風量は、標準洗浄運転中のレンジフード10の風量よりも弱くてもよい。このため、S62において、洗浄制御部80は、第2の風量レベル「3」よりも低いレベルである第2の風量レベル「2」を含む第2の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。
S64において、洗浄制御部80は、ソフト洗浄運転が終了することを監視する。ソフト洗浄運転が終了する場合に、洗浄制御部80はS64でYESと判断し、処理はS70に進む。
S70において、洗浄制御部80は、排気運転を開始する。排気運転中の排気温度は、ソフト洗浄運転中の排気温度よりも低い。従って、排気運転中のレンジフード10の風量は、ソフト洗浄運転中のレンジフード10の風量よりも弱くてもよい。このため、S72において、洗浄制御部80は、第2の風量レベル「2」よりも低いレベルである第2の風量レベル「1」を含む第2の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。
S74において、洗浄制御部80は、排気運転が終了することを監視する。排気運転が終了する場合に、洗浄制御部80はS74でYESと判断し、処理はS76に進む。
S76において、洗浄制御部80は、第2の風量レベル「0」を含む第2の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。第2の風量レベル「0」は、レンジフード10による換気を要求しないことを示す。S76が終了すると、図4の処理が終了する。
(生ごみ処理装置90が実行する処理;図5)
続いて、図5を参照して、生ごみ処理装置90の処理制御部100によって実行される処理について説明する。処理制御部100は、生ごみ処理装置90の電源をONにするための操作がユーザによって生ごみ処理装置90の電源スイッチに実行される場合に、図5の処理を開始する。
S90において、処理制御部100は、ユーザによって開始操作が処理操作部92に実行されることを開始する。開始操作は、生ごみ処理運転の運転モードを選択するための操作と、生ごみ処理運転を開始させるための操作と、を含む。
S92において、処理制御部100は、開始操作において、ユーザによって選択された運転モードが標準処理モードであるか否かを判断する。ユーザによって標準処理モードが選択されている場合、処理制御部100はS92でYESと判断し、処理はS100に進む。一方、ユーザによってソフト排気処理モードが選択されている場合、処理制御部100はS92でNOと判断し、処理はS110に進む。
S100において、処理制御部100は、標準処理モードに従った乾燥運転(以下では、「標準乾燥運転」と呼ぶ)を開始する。そして、S102において、処理制御部100は、第3の風量レベル「3」を含む第3の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。
S104において、処理制御部100は、標準乾燥運転が終了することを監視する。標準乾燥運転が終了する場合に、処理制御部100はS104でYESと判断し、処理はS120に進む。
また、S110において、ソフト排気処理モードに従った乾燥運転(以下では、「乾燥運転」と呼ぶ)を開始する。上述のように、ソフト乾燥運転中の排気温度は、標準乾燥運転中の排気温度よりも低い。従って、ソフト乾燥運転中のレンジフード10の風量は、標準乾燥運転中のレンジフード10の風量よりも弱くてもよい。このため、S112において、処理制御部100は、第3の風量レベル「3」よりも低いレベルである第3の風量レベル「2」を含む第3の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。
S114において、処理制御部100は、ソフト乾燥運転が終了することを監視する。ソフト乾燥運転が終了する場合に、処理制御部100はS114でYESと判断し、処理はS120に進む。
S120において、処理制御部100は、冷却運転を開始する。冷却運転中の排気温度は、ソフト乾燥運転中の排気温度よりも低い。従って、冷却運転中のレンジフード10の風量は、ソフト乾燥運転中のレンジフード10の風量よりも弱くてもよい。このため、S122において、処理制御部100は、第3の風量レベル「2」よりも低いレベルである第3の風量レベル「1」を含む第3の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。
S124において、処理制御部100は、冷却運転が終了することを監視する。冷却運転が終了する場合に、処理制御部100はS124でYESと判断し、処理はS126に進む。なお、冷却運転が終了する場合とは、生ごみ処理運転が終了する場合である。
S126において、処理制御部100は、第3の風量レベル「0」を含む第3の要求信号を風量管理サーバ200に送信する。第3の風量レベル「0」は、レンジフード10による換気を要求しないことを示す。S126が終了すると、図5の処理が終了する。
(風量管理サーバが実行する処理;図6)
続いて、図6を参照して、風量管理サーバ200のサーバ制御部210によって実行される処理について説明する。
S140において、サーバ制御部210は、加熱調理器30から第1の要求信号を受信することを監視する。加熱調理器30から第1の要求信号を受信する場合に、サーバ制御部210はS140でYESと判断し、処理はS150に進む。
また、サーバ制御部210は、S140の監視と同時的に、S142において、食器洗浄機70から第2の要求信号を受信することを監視する。食器洗浄機70から第2の要求信号を受信する場合に、サーバ制御部210はS142でYESと判断し、処理はS150に進む。
また、サーバ制御部210は、S140及びS142の監視と同時的に、S144において、生ごみ処理装置90から第3の要求信号を受信することを監視する。生ごみ処理装置90から第3の要求信号を受信する場合に、サーバ制御部210はS144でYESと判断し、処理はS150に進む。
S150において、サーバ制御部210は、レンジフード10に指示する指示風量を特定する。まず、サーバ制御部210は、第1~第3の要求信号の中の最大の風量レベルを特定の指示風量レベルと特定する。例えば、第1の要求信号内の第1の風量レベルが「1」であり、第2の要求信号内の第2の風量レベルが「1」であり、第3の要求信号内の第3の風量レベルが「3」である場合、サーバ制御部210は、特定の指示風量レベルを「3」と特定する。そして、サーバ制御部210は、特定の指示風量レベルに応じた指示風量を決定する。特定の指示風量レベル「1」に対応する指示風量は「弱」であり、特定の指示風量レベル「2」に対応する指示風量は「中」であり、特定の指示風量レベル「3」に対応する指示風量は「強」である。なお、指示風量レベルが「0」の場合は、指示風量は、「0」である。
S152において、サーバ制御部210は、S150で特定した指示風量を含む指示信号をレンジフード10に送信する。S152が終了すると、処理はS140に戻る。従って、サーバ制御部210が第1~第3の要求信号のうちのいずれかの信号を受信する場合に、S150及びS152の処理が実行される。
(レンジフード10が実行する処理;図7)
続いて、図7を参照して、レンジフード10の換気制御部20によって実行される処理について説明する。換気制御部20は、ユーザによってレンジフード10の電源をONにするための操作が換気操作部14に実行される場合に、図7の処理を開始する。
S170において、換気制御部20は、自動換気運転が設定されているか否かを判断する。自動換気運転が設定されている場合、換気制御部20はS170でYESと判断し、処理はS180に進む。一方、手動換気運転が設定されている場合、換気制御部20はS170でNOと判断し、処理はS190に進む。
S180において、換気制御部20は、風量管理サーバ200から指示信号を受信したか否かを判断する。風量管理サーバ200から指示信号を受信する場合に、換気制御部20はS180でYESと判断し、処理はS182に進む。一方、風量管理サーバ200から指示信号を受信しない場合に、換気制御部20はS180でNOと判断し、処理はS170に戻る。
S182において、換気制御部20は、S180で受信した指示信号に基づいて、レンジフード10の運転風量を決定する。例えば、指示信号が指示風量「中」を含む場合、換気制御部20は、風量が「中」となるようにモータの動作を制御する。また、例えば、指示信号が指示風量「0」を含む場合、換気制御部20は、モータの駆動を停止させる。S182が終了すると、処理はS170に戻る。なお、換気制御部20は、ユーザによって自動換気運転が設定されてからの時間が所定時間を経過する場合に、自動換気運転から手動換気運転に切り替わるように構成されてもよい。
また、S190において、換気制御部20は、ユーザによって風量操作が実行されたか否かを判断する。風量操作は、ユーザによる換気操作部14の風量調整スイッチに対する操作である。ユーザによって風量操作が実行される場合、換気制御部20はS190でYESと判断し、処理はS192に進む。一方、ユーザによって風量操作が実行されない場合、換気制御部20はS190でNOと判断し、処理はS170に戻る。
S192において、換気制御部20は、ユーザによって指定された風量となるように、レンジフード10のモータの動作を制御する。S192が終了すると、処理はS170に戻る。なお、換気制御部20は、ユーザによって手動換気運転が設定されてからの時間が所定時間を経過する場合に、手動換気運転から自動換気運転に切り替わるように構成されてもよい。
上述のように、風量管理サーバ200は、加熱調理器30から第1の風量レベルを含む第1の要求信号を受信し(図6のS140でYES)、食器洗浄機70から第2の風量レベルを含む第2の要求信号を受信する(図6のS142でYES)。そして、風量管理サーバ200は、第1の風量レベルと第2の風量レベルを利用して、指示風量を特定し(図6のS150)、指示風量を含む指示信号をレンジフード10に送信する(図6のS152)。レンジフード10は、風量管理サーバ200から、指示風量を含む指示信号を受信すると(図7のS180でYES)、指示風量に基づいて、モータの動作を決定する(図6のS182)。このため、レンジフード10が設置されている室内に、室内の空気質を変化させる機器が2個以上存在しても、換気運転中のレンジフード10の運転風量が適切に決定される。この結果、室内環境が快適な状態が維持される。
また、風量管理サーバ200は、第1の風量レベルが第2の風量レベルよりも大きい場合、第1の風量レベルに基づいて指示風量を特定し、第1の風量レベルが第2の風量レベル以下である場合、第2の風量レベルに基づいて指示風量を特定する。即ち、指示風量は、風量レベルが大きい方の風量レベルに基づいて特定される。このため、風量管理サーバ200は、現在の室内環境に適した指示風量を特定することができる。この結果、レンジフード10は、換気運転を適切に実行することができる。
また、風量管理サーバ200の管理者は、サーバ制御部210のメモリに格納されているプログラム(以下では、「管理プログラム」と呼ぶ)を容易に更新することができる。従って、例えば、加熱調理器30が買い替えられた後に、管理者によって管理プログラムが買い替え後の加熱調理器30に対応する管理プログラムに更新されることで、風量管理サーバ200は、指示風量を適切に特定することができる。また、例えば、レンジフード10が設置されている室内に、新たな機器(例えば、オーブン、炊飯器、ファンヒータ等)が設置される場合、又は、生ごみ処理装置90などが廃棄される場合においても、管理者によって管理プログラムが更新されることで、風量管理サーバ200は、指示風量を適切に特定することができる。
(対応関係)
レンジフード10、加熱調理器30、食器洗浄機70が、それぞれ、「換気装置」、「第1の設備装置」、「第2の設備装置」の一例である。第1の風量レベル、第2の風量レベル、指示風量が、それぞれ、「第1の風量情報」、「第2の風量情報」、「特定の風量情報」の一例である。
(第2実施例)
第2実施例は、図6のS150において、サーバ制御部210によって実行される処理が第1実施例と異なる。
図6のS150において、サーバ制御部210によって実行される処理について説明する。サーバ制御部210は、第1~第3風量レベルの合計である合計風量レベルと、第2の風量レベルテーブル120(図8参照)と、を利用して第1の指示風量レベルを特定する。図8に示すように、第2の風量レベルテーブル120では、合計風量レベルと第1の指示風量レベルとが対応付けられている。合計風量レベル「0」、「1」、「2~6」、「7~9」には、それぞれ、第1の指示風量レベル「0」、「1」、「2」、「3」が対応付けられている。サーバ制御部210は、合計風量レベルに基づいて、第1の指示風量レベルを特定する。そして、サーバ制御部210は、第1~第3の風量レベルと、第1の指示風量レベルの中の最大の風量レベルを特定の指示風量レベルと特定する。例えば、第1の風量レベルが「1」であり、第2の風量レベルが「1」であり、第3の風量レベルが「1」であり、第1の指示風量レベルが「2」である場合、サーバ制御部210は、特定の指示風量レベルを「2」と特定する。サーバ制御部210は、特定の指示風量レベルに応じた指示風量を特定する。特定の風量レベルに対応する指示風量は、第1実施例と同様である。即ち、特定の指示風量レベル「1」、「2」、「3」に対応する指示風量は、それぞれ、「弱」、「中」、「強」である。
(対応関係)
第1の指示風量レベルが、「第3の風量情報」の一例である。
(第3実施例)
第3実施例は、図6のS150において、サーバ制御部210によって実行される処理が第1実施例及び第2実施例とは異なる。
図6のS150において、サーバ制御部210によって実行される処理について説明する。サーバ制御部210は、第1~第3の風量レベルを利用して算出される要求風量レベルと、第3の風量レベルテーブル130(図9参照)と、を利用して、特定の指示風量レベルを特定する。要求風量レベルの算出方法について説明する。まず、サーバ制御部210は、第1の風量レベルに第1の係数(例えば「4」)を乗算して第1の要求風量レベルを算出し、第2の風量レベルに第2の係数(例えば「1」)を乗算して第2の要求風量レベルを算出し、第3の風量レベルに第3の係数(例えば「2」)を乗算して第3の要求風量レベルを算出する。なお、第1の係数~第3の係数は、サーバ制御部210のメモリに予め記憶されている係数である。そして、サーバ制御部210は、第1~第3要求風量レベルの合計を、要求風量レベルと特定する。例えば、第1の要求風量レベルが「8」であり、第2の要求風量レベルが「1」であり、第3の風量レベルが「2」である場合、要求風量レベルは「11」となる。
続いて、第3の風量レベルテーブル130について説明する。図9に示すように、第3の風量レベルテーブル130では、要求風量レベルと特定の指示風量レベルとが対応付けられている。要求風量レベル「0」、「1~6」、「7~11」、「12~21」には、それぞれ、特定の指示風量レベル「0」、「1」、「2」、「3」が対応付けられている。従って、サーバ制御部210は、例えば、要求風量レベルが「11」である場合、特定の指示風量レベルを「2」と特定する。特定の風量レベルに対応する指示風量は、第1実施例と同様である。即ち、特定の指示風量レベル「1」、「2」、「3」に対応する指示風量は、それぞれ、「弱」、「中」、「強」である。
本実施例では、ユーザに不快感を与える可能性の高い煙、臭気、排ガスを排出する可能性のある加熱調理器30から送信される第1の風量レベルに乗算する第1の係数に一番大きな値が設定されている。また、ユーザに不快感を与える可能性の高い臭気を発生する可能性の高い生ごみ処理装置90から送信される第3の風量レベルに乗算する第3の係数に2番目に大きな値が設定されている。このように、機器の特性に合わせて、第1の係数~第3の係数を設定することで、室内の環境をより快適に維持することができる。なお、第1の係数~第3の係数は、本実施例の値に限定されない。例えば、生ごみ処理装置90から排出される臭気を不快に感じないユーザの場合、第2の係数が第3の係数よりも大きな値に設定されてもよい。
以上、各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)「第1の設備装置」が、食器洗浄機70、生ごみ処理装置90であってもよいし、「第2の設備装置」が、加熱調理器30、生ごみ処理装置90であってもよい。また、「第1の設備装置」、「第2の設備装置」は、オーブン、炊飯器、ファンヒータなどの機器であってもよい。
(第2変形例)「風量管理装置」は、風量管理サーバ200ではなく、設備システム4が設置されている家屋と同一の家屋に設置されるHEMS(Home Energy Management Systemの略)コントローラ等の装置であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :換気システム
4 :設備システム
6 :無線LANルータ
8 :インターネット
10 :レンジフード
12 :ファン
14 :換気操作部
20 :換気制御部
30 :加熱調理器
32 :本体
34 :天板
36 :五徳
38 :コンロバーナ
40 :グリル庫
40a :グリルバーナ
42 :グリル扉
46 :電源スイッチ
48 :コンロ操作部
50 :グリル操作部
60 :加熱制御部
70 :食器洗浄機
72 :パネル
72a :下端部
74 :洗浄操作部
80 :洗浄制御部
90 :生ごみ処理装置
92 :処理操作部
100 :処理制御部
110 :第1の風量レベルテーブル
120 :第2の風量レベルテーブル
130 :第3の風量レベルテーブル
200 :風量管理サーバ
210 :サーバ制御部
M :キッチンカウンタ
S :シンク

Claims (2)

  1. 室内の空気を換気する換気運転を実行可能な換気装置と、前記室内の空気質を変化させる第1の設備装置と、前記室内の空気質を変化させる第2の設備装置と、風量管理装置と、を備える換気システムであって、
    前記第1の設備装置は、
    前記第1の設備装置の動作状態に基づいて、前記換気装置の前記換気運転で必要となる風量を示す第1の風量レベルを特定し、
    前記第1の風量レベルを含む第1の要求信号を前記風量管理装置に送信し、
    前記第2の設備装置は、
    前記第2の設備装置の動作状態に基づいて、前記換気装置の前記換気運転で必要となる風量を示す第2の風量レベルを特定し、
    前記第2の風量レベルを含む第2の要求信号を前記風量管理装置に送信し、
    前記風量管理装置は、
    前記第1の設備装置から前記第1の要求信号を受信し、
    前記第2の設備装置から前記第2の要求信号を受信し、
    前記第1の要求信号内の前記第1の風量レベルに、前記第1の設備装置に対応する第1の係数を乗算して、第1の要求風量レベルを算出し、
    前記第2の要求信号内の前記第2の風量レベルに、前記第2の設備装置に対応する第2の係数であって、前記第1の係数とは異なる前記第2の係数を乗算して、第2の要求風量レベルを算出し、
    前記第1の要求風量レベルと前記第2の要求風量レベルとの合計である合計要求風量レベルを算出し、
    前記合計要求風量レベルに基づいて、前記換気装置に指示する風量を示す特定の風量レベルを特定し、
    前記特定の風量レベルを含む指示信号を前記換気装置に送信し、
    前記換気装置は、
    前記風量管理装置から、前記指示信号を受信し、
    前記指示信号内の前記特定の風量レベルに基づいて、前記換気運転中の運転風量を決定する、
    換気システム。
  2. 前記風量管理装置は、外部サーバである、請求項1に記載の換気システム。
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