JP2015087039A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態の動作を行うプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列に行われる処理であるが、必ずしも時系列に処理されなくても、並列的又は個別に実行される処理をも含んでもよい。
<原理の説明>
図1は、本発明の実施の形態1における換気を利用することで異なる空間に存在する冷熱又は温熱が回収されると共に空気調和が行われる家屋内の抽象的なモデル空間を原理的に説明する図である。
図2は、本発明の実施の形態1における換気制御装置21及び記憶装置27を備えている制御装置11を含む換気空調連携システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、換気空調連携システム1は、制御装置11と、換気空調環境2に設けられている各種設備と、を備えている。換気空調連携システム1は、制御装置11が換気空調環境2に設けられている各種設備を制御することで、換気空調環境2を制御する。
<排気量で制御する場合>
次に、上記で設定したデフォルト設定で換気運転が行われている状態で、何れかの部屋で空調装置80が稼働する場合について図8及び図9を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態1における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図9は、本発明の実施の形態1における1階の室内機81_2で生成された冷熱が2階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS12に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS13に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS14に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が冷房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が冷房運転中である場合、ステップS15に進む。一方、換気制御装置21は、1階で稼働していない室内機81が冷房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がないか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、ステップS16に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働していない部屋がある場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の給排気量の関係について、給気量>排気量となるような目標制御量で制御する。つまり、換気制御装置21は、1階の給気量から1階の排気量を差し引いた値が正の値となるような目標制御量を1階の給気装置55及び1階の排気装置57のそれぞれに設定する。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の給排気量の関係について、排気量>給気量となるような目標制御量で制御する。つまり、換気制御装置21は、2階の排気量から2階の給気量を差し引いた値が正の値となるような目標制御量を2階の排気装置57及び2階の給気装置55のそれぞれに設定する。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たさない場合、ステップS16に戻る。つまり、換気制御装置21は、家屋1階合計給気量と、家屋2階合計給気量との和が住宅必要換気量を満たしつつ、家屋1階合計排気量と、家屋2階合計排気量との和が住宅必要換気量を満たすように、それぞれの給気量及び排気量を調整する。
次に、設定された送風量について、1階における給気量及び排気量の相関関係と、2階における給気量及び排気量の相関関係と、のそれぞれを図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態1における1階の室内機81_2で生成された冷熱が2階に回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図10に示すように、換気制御装置21が、給気ファン91及び排気ファン101を制御した場合、1階の第1の空間では、給気量が排気量と比べて大きく、2階の第2の空間では、排気量が給気量と比べて大きい。
<別の部屋で実施される場合>
なお、1階のLDK及び2階の寝室の室内機81が稼働する場合を想定して説明したが、特にこれらに限定されない。例えば、1階の和室等の他の部屋の室内機81が稼働する場合においても、換気制御装置21は同様の制御を行うことで、同様の効果を奏することができる。
なお、換気制御装置21が、ある空間に対して排気量を減少させる制御と、別の空間に対して排気量を増加させる制御と、を実行することで、1階の第1の空間から2階の第2の空間へ空気の流れを生成させる一例について説明したが、特にこれに限定しない。例えば、換気制御装置21は、給気装置55及び排気装置57のそれぞれの運転特性に応じて、適宜風量調整を行ってもよい。換気制御装置21は、風量を低減させる場合、回転数を落とすだけでなく、給気装置55又は排気装置57を停止し、風量を0に設定してもよい。
なお、換気制御装置21が、ある空間に対して給気量を減少させる制御と、別の空間に対して給気量を増加させる制御と、を実行することで、1階の第1の空間から2階の第2の空間へ空気の流れを生成させてもよい。例えば、1階のLDKに人が在室し、室内機81_2が稼働し、LDKの空気調和が実施されている場合を想定する。この場合、1階の給気ファン91_11の送風量を増加させ、2階の給気ファン91_21の送風量を減少させる。換気制御装置21は、1階の排気ファン101_11をデフォルト設定で運転させる。換気制御装置21は、2階の排気ファン101_21をデフォルト設定で運転させる。
なお、上記の説明では、給気ファン91_11及び給気ファン91_21が用いられる場合について説明したが、給気ファン91ではなく、給気口262を備えてもよい。このような構成の場合、換気制御装置21は、排気ファン101_11及び排気ファン101_21の風量制御で、1階から2階、又は2階から1階への空気の搬送を実現することができる。
なお、上記の説明では、排気ファン101_11及び排気ファン101_21が用いられている場合について説明したが、排気ファン101ではなく、排気口263を備えてもよい。このような構成の場合、換気制御装置21は、給気ファン91_11及び給気ファン91_21の風量制御で、1階から2階、又は2階から1階への空気の搬送を実現することができる。
なお、上記の説明では、給気口262及び排気口263の何れか一方を備える構成について説明した。このような構成の場合、1階から2階へ、又は2階から1階への空気の搬送は、給気ファン91又は排気ファン101の風量制御で生成される部屋間の静圧差に応じて実施される。
なお、上記の説明では、搬送ファン71が1つだけ設けられた一例について説明したが、特にこれに限定されない。例えば、搬送ファン71を2つ用意し、1階から2階まで空気を搬送させるために1台の搬送ファン71が設けられ、2階から1階まで空気を搬送させるために別の1台の搬送ファン71が設けられ、換気制御装置21が、それぞれの搬送ファン71を制御することで、1階から2階への空気の搬送と、2階から1階への空気の搬送と、を別々に実現させてもよい。このような構成で、換気制御装置21は、搬送ファン71を2つ動作させることで、給気ファン91及び排気ファン101とは独立した空気の流れを作り出すことができる。
なお、上記の説明では、搬送ファン71の回転方向は一方向である一例について説明したが、特にこれに限定されない。例えば、1つの搬送ファン71を正転及び逆転することができるように搬送ファン駆動部73が構成されていれば、送風方向を吸込方向及び吹出方向といったように両方向に実現することができる。このような構成であれば、換気制御装置21は、空調装置80の稼働状況に応じて、1階から2階へ、又は2階から1階へと送風方向を切り換えることができる。この場合、1台の搬送装置51で、1階運転と、2階運転と、のそれぞれの空調装置80の運転パターンに対応することができるため、設置コストを低コストに抑えることができると共に、台数が少ない分だけ消費電力を低減することができるため、換気空調連携システム1は省エネ効果を高めることができる。
なお、上記の説明では、1階と2階とを連通するダクト251が1つ設けられた一例について説明したが、特にこれに限定されない。例えば、ダクト251が複数設けられていてもよい。なお、1階と、2階と、の間で空気が搬送されればよいため、階段等のように空間が連通している部分を活用することで、ダクト251を複数設けるようにしてもよい。このような構成であれば、ダクト251を家屋231に細かく張り巡らすことができるため、換気制御装置21は、冷熱又は温熱の回収効率を上げることができる。
なお、上記の説明では、1階を第1の空間に割り当て、2階を第2の空間に割り当てているが、それぞれの空間の区分については特にこれらに限定されない。例えば、給気設備35及び排気設備37のそれぞれの設置状況に応じて適宜割り当てる部屋が変更されてもよい。例えば、2階の寝室と、2階の2つの子供室のそれぞれと、にそれぞれ独立して給気設備35及び排気設備37が設けられていれば、換気制御装置21は、第1の空間を寝室に割り当て、第2の空間を2つの子供室のうちの1つの子供室に割り当ててもよい。
なお、給気設備35の設定場所及び排気設備37の設定場所が、家屋1階233及び家屋2階235といったように、階ごとに設けられている一例について説明したが、特にこれに限定されない。
<相違点の説明>
実施の形態1との相違点は、換気運転中、家屋2階235で冷房運転が行われている部屋があることが前提であって、換気制御装置21が、家屋2階235側に存在する冷熱を家屋1階233側に移動させる制御を行う点にある。
図11は、本発明の実施の形態2における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図12は、本発明の実施の形態2における2階の室内機81_3で生成された冷熱が1階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS32に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS33に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS34に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が冷房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が冷房運転中である場合、ステップS35に進む。一方、換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が冷房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がないか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がない場合、ステップS36に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がある場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の給気量>2階の排気量となるような目標制御量で制御する。例えば、図12に示すように、換気制御装置21は、2階の排気量を減少させることで、相対的に2階の給気量が2階の排気量と比べて多くなるように調整している。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の排気量>1階の給気量となるような目標制御量で制御する。例えば、図12に示すように、換気制御装置21は、1階の排気量を増加させることで、相対的に1階の排気量が1階の給気量と比べて多くなるように調整している。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必用換気量を満たさない場合、ステップS36に戻る。
図13は、本発明の実施の形態2における2階の室内機81_3で生成された冷熱が1階へ回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図13に示すように、2階では、家屋2階合計給気量が家屋2階合計排気量と比べて多く、1階では、家屋1階合計排気量が家屋1階合計給気量と比べて多い。よって、冷熱供給側の2階から冷熱回収側の1階へ空気が流れる。また、家屋合計給気量と、家屋合計排気量と、住宅全体必要換気量とが等しい。よって、常時換気の基準が満たされている。
<相違点の説明>
実施の形態1及び実施の形態2との相違点は、換気運転中、家屋1階233で暖房運転が行われている部屋があることが前提であって、換気制御装置21が、家屋1階233側に存在する温熱を家屋2階235側に移動させる制御を行う点にある。
図14は、本発明の実施の形態3における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図15は、本発明の実施の形態3における1階の室内機81_2で生成される温熱が2階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS52に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS53に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS54に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が暖房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が暖房運転中である場合、ステップS55に進む。一方、換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が暖房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がないか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、ステップS56に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がある場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の給気量>1階の排気量となるような目標制御量で制御する。例えば、図15に示すように、換気制御装置21は、1階の排気量を減少させることで、相対的に1階の給気量が2階の排気量と比べて多くなるように調整している。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の排気量>2階の給気量となるような目標制御量で制御する。例えば、図15に示すように、換気制御装置21は、2階の排気量を増加させることで、相対的に2階の排気量が2階の給気量と比べて多くなるように調整している。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必用換気量を満たさない場合、ステップS56に戻る。
図16は、本発明の実施の形態3における1階の室内機81_2で生成された温熱が2階へ回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図16に示すように、1階では、家屋1階合計給気量が家屋1階合計排気量と比べて多く、2階では、家屋2階合計排気量が家屋2階合計給気量と比べて多い。よって、温熱供給側の1階から温熱回収側の2階へ空気が流れる。また、家屋合計給気量と、家屋合計排気量と、住宅全体必要換気量とが等しい。よって、常時換気の基準が満たされている。
<相違点の説明>
実施の形態1〜実施の形態3との相違点は、換気運転中、家屋2階235で暖房運転が行われている部屋があることが前提であって、換気制御装置21が、家屋2階235側に存在する温熱を家屋1階233側に移動させる制御を行う点にある。
図17は、本発明の実施の形態4における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図18は、本発明の実施の形態4における2階の室内機81_3で生成された温熱が1階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS72に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS73に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS74に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が暖房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が暖房運転中である場合、ステップS75に進む。一方、換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が暖房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働していない部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働していない部屋がある場合、ステップS76に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働していない部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の給気量>2階の排気量となるような目標制御量で制御する。例えば、図18に示すように、換気制御装置21は、2階の排気量を減少させることで、相対的に2階の給気量が2階の排気量と比べて多くなるように調整している。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の排気量>1階の給気量となるような目標制御量で制御する。例えば、図18に示すように、換気制御装置21は、1階の排気量を増加させることで、相対的に1階の排気量が1階の給気量と比べて多くなるように調整している。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必用換気量を満たさない場合、ステップS76に戻る。
図19は、本発明の実施の形態4における2階の室内機81_3で生成された温熱が2階へ回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図19に示すように、2階では、家屋2階合計給気量が家屋2階合計排気量と比べて多く、1階では、家屋1階合計排気量が家屋1階合計給気量と比べて多い。よって、温熱供給側の2階から温熱回収側の1階へ空気が流れる。また、家屋合計給気量と、家屋合計排気量と、住宅全体必要換気量とが等しい。よって、常時換気の基準が満たされている。
<相違点の説明>
実施の形態1〜実施の形態4との相違点は、換気運転中、家屋1階233で冷房運転が行われ、換気制御装置21が、家屋2階235の室内温度と外気温度との比較を行うことが前提であって、家屋2階235の室内温度が外気温度と比べて低い場合、家屋2階235側に存在する冷熱を家屋1階233側に移動させる制御を行う点にある。
図20は、本発明の実施の形態5における換気制御装置21及び記憶装置27のそれぞれの詳細構成例を示す図である。図20に示すように、空調空間情報格納領域203に記憶される外気温度データ及び室内温度データが利用される。外気温度データは、例えば、室外機83の設けられている温度センサー141の検知結果が制御装置11に供給される。室内温度データは、例えば、室内機81に設けられる温度センサー145の検知結果が制御装置11に供給される。なお、温度センサー141は、例えば、室外機83の内部に内蔵されている。温度センサー145は、例えば、室内機81の内部に内蔵されている。
図21は、本発明の実施の形態5における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図22は、本発明の実施の形態5における2階に存在する冷熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_2を含む1階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。ここでは、空調装置80の運転と連携した換気運転の制御について説明する。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS92に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS93に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS94に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が冷房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が冷房運転中である場合、ステップS95に進む。一方、換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が冷房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がないか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、ステップS96に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がある場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階の各部屋の温度を取得する。
換気制御装置21は、2階の各部屋の温度の平均温度を求める。
換気制御装置21は、外気温度を取得する。
換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて低いか否かを判定する。換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて低い場合、ステップS100に進む。一方、換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて低くない場合、ステップS103に進む。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の給気量>2階の排気量となるような目標制御量で2階の給気ファン91_21及び2階の排気ファン101_21を制御する。つまり、換気制御装置21は、2階の給気量から2階の排気量を差し引いた値が正となるように給気ファン91_21及び排気ファン101_21を制御する。例えば、図22に示すように、2階の給気ファン91_21の送風量を増加させる。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の排気量>1階の給気量となるような目標制御量で1階の給気ファン91_11及び1階の排気ファン101_11を制御する。つまり、換気制御装置21は、1階の排気量から1階の給気量を差し引いた値が正となるように排気ファン101_11及び給気ファン91_11を制御する。例えば、図22に示すように、1階の給気ファン91_11の送風量を減少させる。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たさない場合、ステップS100に戻る。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行い、処理を終了する。
図23は、本発明の実施の形態5における2階に存在する冷熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_2を含む1階へ回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図23に示すように、1階では排気量が給気量に対し、30m3/h多く、2階では給気量が排気量に対し30m3/h多い。よって、1階と2階とを連通するダクト251を介して、2階から1階に30m3/hの空気が流れる。
なお、上記の説明は、換気制御装置21が給気ファン91の送風量を制御する一例であって、稼働中の室内機81がある部屋には外気からの給気量を低減させ、外気と比べて低温である2階の空気を1階に給気する運転であれば、特に限定されない。
<相違点の説明>
実施の形態1〜実施の形態5との相違点は、換気運転中、家屋2階235で冷房運転が行われ、換気制御装置21が、家屋1階233の室内温度と外気温度との比較を行うことが前提であって、家屋1階233の室内温度が外気温度と比べて低い場合、家屋1階233側に存在する冷熱を家屋2階235側に移動させる制御を行う点にある。
図24は、本発明の実施の形態6における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図25は、本発明の実施の形態6における1階に存在する冷熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_3を含む2階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS122に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS123に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS124に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が冷房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が冷房運転中である場合、ステップS125に進む。一方、換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が冷房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がないか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がない場合、ステップS126に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がある場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階の各部屋の温度を取得する。
換気制御装置21は、1階の各部屋の温度の平均温度を求める。
換気制御装置21は、外気温度を取得する。
換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて低いか否かを判定する。換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて低い場合、ステップS130に進む。一方、換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて低くない場合、ステップS133に進む。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の給気量>1階の排気量となるような目標制御量で1階の給気ファン91_11及び1階の排気ファン101_11を制御する。つまり、換気制御装置21は、1階の給気量から1階の排気量を差し引いた値が正となるように給気ファン91_11及び排気ファン101_11を制御する。例えば、図25に示すように、1階の給気ファン91_11の送風量を増加させる。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の排気量>2階の給気量となるような目標制御量で2階の給気ファン91_21及び2階の排気ファン101_21を制御する。つまり、換気制御装置21は、2階の排気量から2階の給気量を差し引いた値が正となるように排気ファン101_21及び給気ファン91_21を制御する。例えば、図25に示すように、2階の給気ファン91_21の送風量を減少させる。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たさない場合、ステップS130に戻る。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行い、処理を終了する。
図26は、本発明の実施の形態6における1階に存在する冷熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_3を含む2階へ回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図26に示すように、2階では排気量が給気量に対し、20m3/h多く、1階では給気量が排気量に対し20m3/h多い。よって、1階と2階とを連通するダクト251を介して、1階から2階に20m3/hの空気が流れる。
<相違点の説明>
実施の形態1〜実施の形態6との相違点は、換気運転中、家屋1階233で暖房運転が行われ、換気制御装置21が、家屋2階235の室内温度と外気温度との比較を行うことが前提であって、家屋2階235の室内温度が外気温度と比べて高い場合、家屋2階235側に存在する温熱を家屋1階233側に移動させる制御を行う点にある。
図27は、本発明の実施の形態7における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図28は、本発明の実施の形態7における2階に存在する温熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_2を含む1階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS152に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS153に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS154に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が暖房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が暖房運転中である場合、ステップS155に進む。一方、換気制御装置21は、1階で稼働している室内機81が暖房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がないか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、ステップS156に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がある場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階の各部屋の温度を取得する。
換気制御装置21は、2階の各部屋の温度の平均温度を求める。
換気制御装置21は、外気温度を取得する。
換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて高いか否かを判定する。換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて高い場合、ステップS160に進む。一方、換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて高くない場合、ステップS163に進む。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の給気量>2階の排気量となるような目標制御量で2階の給気ファン91_21及び2階の排気ファン101_21を制御する。つまり、換気制御装置21は、2階の給気量から2階の排気量を差し引いた値が正となるように給気ファン91_21及び排気ファン101_21を制御する。例えば、図28に示すように、2階の給気ファン91_21の送風量を増加させる。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の排気量>1階の給気量となるような目標制御量で1階の給気ファン91_11及び1階の排気ファン101_11を制御する。つまり、換気制御装置21は、1階の排気量から1階の給気量を差し引いた値が正となるように排気ファン101_11及び給気ファン91_11を制御する。例えば、図28に示すように、1階の給気ファン91_11の送風量を減少させる。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たさない場合、ステップS160に戻る。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行い、処理を終了する。
図29は、本発明の実施の形態7における2階に存在する温熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_2を含む1階へ回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図29に示すように、1階では排気量が給気量に対し、30m3/h多く、2階では給気量が排気量に対し30m3/h多い。よって、1階と2階とを連通するダクト251を介して、2階から1階に30m3/hの空気が流れる。
<相違点の説明>
実施の形態1〜実施の形態7との相違点は、換気運転中、家屋2階235で暖房運転が行われ、換気制御装置21が、家屋1階233の室内温度と外気温度との比較を行うことが前提であって、家屋1階233の室内温度が外気温度と比べて低い場合、家屋1階233側に存在する温熱を家屋2階235側に移動させる制御を行う点にある。
図30は、本発明の実施の形態8における換気制御装置21の制御例を説明するフローチャートである。図31は、本発明の実施の形態8における1階に存在する温熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_3を含む2階へ回収されるときの家屋231の排気量及び給気量の一例を示す図である。
換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していないか否かを判定する。換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働していない場合、ステップS182に進む。一方、換気制御装置21は、各階の室内機81が稼働している場合、ステップS183に進む。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行う。
換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋があるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がある場合、ステップS184に進む。一方、換気制御装置21は、2階で室内機81が稼働している部屋がない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が暖房運転中であるか否かを判定する。換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が暖房運転中である場合、ステップS185に進む。一方、換気制御装置21は、2階で稼働している室内機81が暖房運転中でない場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がないか否かを判定する。換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がない場合、ステップS186に進む。一方、換気制御装置21は、1階で室内機81が稼働している部屋がある場合、処理を終了する。
換気制御装置21は、1階の各部屋の温度を取得する。
換気制御装置21は、1階の各部屋の温度の平均温度を求める。
換気制御装置21は、外気温度を取得する。
換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて高いか否かを判定する。換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて高い場合、ステップS190に進む。一方、換気制御装置21は、平均温度が外気温度と比べて高くない場合、ステップS193に進む。
換気制御装置21は、1階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、1階の給気量>1階の排気量となるような目標制御量で1階の給気ファン91_11及び1階の排気ファン101_11を制御する。つまり、換気制御装置21は、1階の給気量から1階の排気量を差し引いた値が正となるように給気ファン91_11及び排気ファン101_11を制御する。例えば、図31に示すように、1階の給気ファン91_11の送風量を増加させる。
換気制御装置21は、2階の給排気量を制御する。具体的には、換気制御装置21は、2階の排気量>2階の給気量となるような目標制御量で2階の給気ファン91_21及び2階の排気ファン101_21を制御する。つまり、換気制御装置21は、2階の排気量から2階の給気量を差し引いた値が正となるように排気ファン101_21及び給気ファン91_21を制御する。例えば、図31に示すように、2階の給気ファン91_21の送風量を減少させる。
換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たすか否かを判定する。換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たす場合、処理を終了する。一方、換気制御装置21は、住宅全体必要換気量を満たさない場合、ステップS190に戻る。
換気制御装置21は、デフォルト設定で換気運転を行い、処理を終了する。
図32は、本発明の実施の形態8における1階に存在する温熱が特定の条件の場合に稼働中の室内機81_3を含む2階へ回収されるときの空気の流れの一例を示す図である。図32に示すように、2階では排気量が給気量に対し、20m3/h多く、1階では給気量が排気量に対し20m3/h多い。よって、1階と2階とを連通するダクト251を介して、1階から2階に20m3/hの空気が流れる。
Claims (23)
- 少なくとも、第1の排気装置と、第2の排気装置と、を有する排気設備と、
少なくとも、第1の給気装置と、第2の給気装置と、を有する給気設備と、
少なくとも、第1の空調装置と、第2の空調装置と、を有する空調設備と、
を備えた建物に含まれる、少なくとも、第1の空間及び該第1の空間と連通する第2の空間のそれぞれの空気の状態を、前記排気設備、前記給気設備、又は前記空調設備に、制御させる制御装置であって、
前記排気設備及び前記給気設備のそれぞれを制御する換気制御装置と、
前記空調設備を管理する空調管理装置と、
を備え、
前記第1の空調装置は、
前記第1の空間の前記空気の状態を調和し、該空気の状態に関する情報として空調管理情報を取得し、
前記第2の空調装置は、
前記第2の空間の前記空気の状態を調和し、該空気の状態に関する情報として空調管理情報を取得し、
前記空調管理装置は、
前記空調設備から取得した前記空調管理情報のそれぞれを前記換気制御装置に供給し、
前記換気制御装置は、
前記空調管理装置から供給された前記空調管理情報に基づいて、
少なくとも、前記第1の排気装置及び前記第1の給気装置の何れか1つを制御することで、前記第1の空間の前記空気の状態を制御し、
少なくとも、前記第2の排気装置及び前記第2の給気装置の何れか1つを制御することで、前記第2の空間の前記空気の状態を制御するものであって、
前記排気設備の合計排気量と、前記給気設備の合計給気量と、を制御の前後で同一に保たせつつ、
前記第1の排気装置、前記第2の排気装置、前記第1の給気装置、及び前記第2の給気装置のうち、少なくとも何れか1つを制御することで、前記第1の空間と、前記第2の空間との間で差圧を生じさせ、前記第1の空間と、前記第2の空間との間の前記空気の流れを制御する
ことを特徴とする制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第1の空調装置が稼働し、前記第2の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第1の空調装置が冷房運転を行い、前記第2の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第1の空調装置が暖房運転を行い、前記第2の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第1の空調装置が稼働し、前記第2の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第1の空調装置が冷房運転を行い、前記第2の空調装置が停止し、前記第2の空間の室内温度が前記建物の周囲の外気温度と比べて小さい場合、前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第1の空調装置が暖房運転を行い、前記第2の空調装置が停止し、前記第2の空間の室内温度が前記建物の周囲の外気温度と比べて大きい場合、前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第2の空調装置が稼働し、前記第1の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第2の空調装置が冷房運転を行い、前記第1の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第2の空調装置が暖房運転を行い、前記第1の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項8に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第2の空調装置が稼働し、前記第1の空調装置が停止している場合、前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第2の空調装置が冷房運転を行い、前記第1の空調装置が停止し、前記第1の空間の室内温度が前記建物の周囲の外気温度と比べて小さい場合、前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記第2の空調装置が暖房運転を行い、前記第1の空調装置が停止し、前記第1の空間の室内温度が前記建物の周囲の外気温度と比べて大きい場合、前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する
ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する場合、
前記第1の空間における給気量から前記第1の空間における排気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第1目標制御量で、前記第1の給気装置及び前記第1の排気装置を制御し、
前記第2の空間における排気量から前記第2の空間における給気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第2目標制御量で、前記第2の排気装置及び前記第2の給気装置を制御する
ことを特徴とする請求項2〜13の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する場合、
前記第1の空間における排気量から前記第1の空間における給気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第3目標制御量で、前記第1の排気装置及び前記第1の給気装置を制御し、
前記第2の空間における給気量から前記第2の空間における排気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第4目標制御量で、前記第2の排気装置及び前記第2の給気装置を制御する
ことを特徴とする請求項2〜13の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記空気の流れを前記第1の空間から前記第2の空間の方向に制御する場合、
前記第2の空間における排気量から前記第1の空間における排気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第5目標制御量で、前記第2の排気装置及び前記第1の排気装置を制御し、
前記第1の空間における給気量から前記第2の空間における給気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第6目標制御量で、前記第1の給気装置及び前記第2の給気装置を制御する
ことを特徴とする請求項2〜13の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記換気制御装置は、
前記空気の流れを前記第2の空間から前記第1の空間の方向に制御する場合、
前記第1の空間における排気量から前記第2の空間における排気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第7目標制御量で、前記第1の排気装置及び前記第2の排気装置を制御し、
前記第2の空間における給気量から前記第1の空間における給気量を引いたときの差異が正の状態を維持させる第8目標制御量で、前記第2の給気装置及び前記第1の給気装置を制御する
ことを特徴とする請求項2〜13の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第1の排気装置は、
第1の排気ファンと、
前記第1の排気ファンを駆動させる第1の排気ファン駆動部と、
を備え、
前記換気制御装置は、
前記第1の排気ファン駆動部を制御し、前記第1の排気ファンの送風量を制御する
ことを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第2の排気装置は、
第2の排気ファンと、
前記第2の排気ファンを駆動させる第2の排気ファン駆動部と、
を備え、
前記換気制御装置は、
前記第2の排気ファン駆動部を制御し、前記第2の排気ファンの送風量を制御する
ことを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第1の給気装置は、
第1の給気ファンと、
前記第1の給気ファンを駆動させる第1の給気ファン駆動部と、
を備え、
前記換気制御装置は、
前記第1の給気ファン駆動部を制御し、前記第1の給気ファンの送風量を制御する
ことを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第2の給気装置は、
第2の給気ファンと、
前記第2の給気ファンを駆動させる第2の給気ファン駆動部と、
を備え、
前記換気制御装置は、
前記第2の給気ファン駆動部を制御し、前記第2の給気ファンの送風量を制御する
ことを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第1の空間と、前記第2の空間との間を通風する風路に、前記第1の空間から前記第2の空間に送風する第1の搬送設備をさらに備えた前記建物にある前記第1の空間及び前記第2の空間のそれぞれの前記空気の状態を制御する制御装置であって、
前記第1の搬送設備は、
第1の搬送ファンと、
前記第1の搬送ファンを駆動させる第1の搬送ファン駆動部と、
を備え、
前記換気制御装置は、
前記第1の搬送ファン駆動部を制御し、前記第1の搬送ファンの送風量を制御する
ことを特徴とする請求項1〜21の何れか一項に記載の制御装置。 - 前記第1の空間と、前記第2の空間との間を通風する風路に、前記第2の空間から前記第1の空間に送風する第2の搬送設備をさらに備えた前記建物にある前記第1の空間及び前記第2の空間のそれぞれの前記空気の状態を制御する制御装置であって、
前記第2の搬送設備は、
第2の搬送ファンと、
前記第2の搬送ファンを駆動させる第2の搬送ファン駆動部と、
を備え、
前記換気制御装置は、
前記第2の搬送ファン駆動部を制御し、前記第2の搬送ファンの送風量を制御する
ことを特徴とする請求項1〜21の何れか一項に記載の制御装置。
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