JP7028573B2 - 足場におけるカバー部材用パネル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、足場構築体を外側から被うカバー部材を設けた足場におけるカバー部材用パネル装置に関する。
従来、緊結部材を固設した支柱を所定間隔毎に立設し、隣り合う支柱の緊結部材を連結することにより足場構築体を構築すると共に、該足場構築体を外側から養生シートや防音シート等から成るカバー部材により被わせた足場が公知である。
特開2015-78556号公報 特開2000-226934号公報 特開平8-128208号公報
このような足場のカバー部材は、一般的に、支柱の左右両側に位置する一対のカバー部材の側縁部を対向させ、それぞれの側縁部を支柱に係止することにより取付けられている。側縁部の係止は、例えば、該側縁部の端縁に設けられたハトメの孔を支柱の緊結部材に対して係止具を用いて係止することにより行われている。
このため、左右一対のカバー部材の間には、相互に対向する側縁部に沿って上下方向に延びる隙間が形成されており、見栄えが悪いだけでなく、ボルト・ナット等の小物が隙間を通じて外部空間に落下する危険がある。
しかも、養生シートや防音シート等のシート状のカバー部材は、強風に煽られると、側縁部が揺れるため、バタツキによる騒音を発生する問題があり、その際、前記隙間の広がりにより前記小物等の落下の危険を増すだけでなく、バタツキ時の応力集中により係止具が破損して支柱から脱落するおそれがある。
上記に鑑み、本発明は、支柱の左右両側に位置する一対のカバー部材の側縁部を外側から被うパネル装置を提供し、これにより、外部からの見栄えを良くすると共に、小物等の落下を防止して安全を期し、更に、カバー部材の側縁部を良好に納めさせることにより、強風等による側縁部のバタツキを防止することを課題としている。
そこで、本発明が手段として構成したところは、直交するX方向とY方向に関して、相互に離間して列設された支柱を連結することにより足場構築体を構築すると共に、足場構築体を外側からカバー部材により被わせて成る足場において、前記支柱に向けて配置された一対のカバー部材の対向する側縁部を外側から被うパネル装置であり、前記パネル装置は、前記支柱の外側に沿ってそれぞれ上下方向に延びるパネル部の両側に骨部を設けたパネル本体と、該パネル本体を前記支柱に固着する固着具を備え、Y方向に向かう一対のカバー部材の間における支柱に対して、パネル本体をY方向に沿わせた状態でパネル装置を固着することにより、パネル部により支柱及びカバー部材の対向する側縁部を被うと共に、骨部を該側縁部に臨ませるように構成され、更に、Y方向に向かうカバー部材とX方向に向かうカバー部材の間におけるコーナ部の支柱に対して、パネル本体をY方向に沿わせた状態で一方のパネル装置を固着し、パネル本体をX方向に沿わせた状態で他方のパネル装置を固着することにより、両パネル装置の間で相互に対向する骨部を近接させ、該骨部によりコーナ用閉鎖部を形成するように構成されて成る点にある。
パネル装置は、前記固着具を備えているので、該固着具に一対のカバー部材の対向する側縁部の端縁を係止する係止手段を設けることができる。
前記パネル本体の骨部は、前記カバー部材の側縁部に近接状態で臨まされる煽り止め部を備えることが好ましい。
足場構築体は、通常、支柱には周方向に間隔をあけて少なくとも4つ以上の緊結手段を備えた緊結部材が固設されており、隣り合う支柱の間で前記緊結部材を連結することにより構築されるところ、本発明の好ましい実施形態において、前記固着具は、前記緊結部材の緊結手段のうち足場構築体の外側に臨む緊結手段に固着されるように構成されており、前記パネル本体は、前記支柱の中心から前記固着具が固着される緊結手段の中央を通過する基準線R1に対して、左右対称形に形成されると共に、前記パネル本体と固着具は、前記基準線R1から前記支柱の中心廻りに左右45度の角度で傾斜させられた一対の傾斜線R2、R2の間で該傾斜線R2を越えない形状のものとして形成され、この際、前記骨部は、前記傾斜線R2に近接して臨むコーナ用閉鎖部を備えている。
前記パネル本体は、パネル部と骨部を一体に備えた押出成形材により形成され、その際、パネル本体の上端部と下端部にそれぞれ上部キャップと下部キャップを設け、上部キャップと下部キャップの相互に嵌脱自在な凹部と凸部を形成することが好ましい。
本発明によれば、パネル装置8は、Y方向に向かう一対のカバー部材5、5の間における支柱2aに対して、固着具10によりパネル本体9をY方向に沿わせた状態で固着したとき、パネル本体9のパネル部11により、支柱2aと共にカバー部材5、5の側縁部5aを被うと共に、骨部12、12を両カバー部材5、5の側縁部5aに臨ませるように構成しているので、足場構築体1の外部から見たときの見栄えが良いだけでなく、カバー部材5、5の側縁部5a、5aが風に煽られないように被い保護することができる。しかも、パネル装置8は、2つのパネル装置8A、8Bを使用することにより、Y方向に向かうカバー部材5AとX方向に向かうカバー部材5Bの間におけるコーナ部の支柱2aに対して、一方のパネル装置8Aのパネル本体9をY方向に沿わせた状態で固着し、他方のパネル装置8Bのパネル本体9をX方向に沿わせた状態で固着することができるように構成され、この場合、両パネル装置8A、8Bの間で相互に対向する骨部12、12を近接させることによりコーナ用閉鎖部19、19を形成しているので、コーナ部に隙間が生じることがなく、見栄えが良いだけでなく、小物等が外部空間に向けて落下する危険を防止することができるという効果がある。
本発明の実施形態によれば、パネル装置8を構成する固着具10の係止手段17にカバー部材5の端縁5bを係止する構成であるから、パネル装置8の取付作業と、カバー部材5の取付作業がほぼ同時に進行可能となり、作業効率が向上する。しかも、支柱2aの緊結手段7aに強固に固着される固着具10の係止手段17にカバー部材5の端縁5bが取付けられるので、カバー部材5の安定した取付状態が可能になる。
本発明の実施形態によれば、パネル本体9の骨部12に煽り止め部18を形成しているので、カバー部材5の側縁部5aの煽動を好適に抑制することができる。
更に、本発明の実施形態によれば、支柱2aに対して上下方向に連設された複数のパネル装置8、8の相互において、パネル本体9に設けられた上部キャップ13と下部キャップ14の凹部15と凸部16が嵌合されるので、上下直線上に整列状態で連設することができ、仕上がりの良い取付設置を可能にすると共に、万一、上下中間位置のパネル装置8の固着具10が固着不良を生じた場合でも、その上下に連設されたパネル装置のパネル本体9、9により前記凹凸嵌合を介して保持しているので、落下が防止されるという利点がある。
本発明の1実施形態に係るパネル装置によりカバー部材の側縁部を被われた足場の1例を示す斜視図である。 足場構築体を構成する支柱と、本発明の1実施形態に係るパネル装置と、カバー部材の側縁部を分解状態で示す斜視図である。 本発明の1実施形態に係るパネル装置に関して、パネル本体の上端部と、固着具と、上部キャップを分解状態で示す斜視図である。 本発明の1実施形態に係るパネル装置に関して、パネル本体の下端部と、下部キャップを分解状態で示す斜視図である。 支柱の緊結部材に対するパネル装置の好ましい構成を示す横断面図である。 支柱とパネル装置とカバー部材の関係を示しており、(A)は足場構築体のY方向に関して支柱の両側に配置された一対のカバー部材の側縁部が1個のパネル装置で被われた状態を示す横断面図、(B)は足場構築体のY方向とX方向に交差するコーナ部において支柱の両側に配置された一対のカバー部材の側縁部が2個のパネル装置で被われた状態を示す横断面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
(足場構築来)図1に示すように、足場構築体1は、所定間隔をあけて立設された多数の支柱2を相互に連結することにより構築されている。図例の場合、相互に直交するX方向とY方向に関して、X方向に離間する支柱2a、2bは、横架材3により連結され、Y方向に離間する支柱2a、2a(2b、2b)は、横架材3に架設された足場板4により連結されている。そこで、構築された足場構築体1は、外側からカバー部材5により被われる。図示のように、Y方向に連設されるカバー部材5、5の対向する側縁部5a、5aは、足場構築体1の外側の支柱2aの左右両側に配置され、前記側縁部5a、5aの間に隙間Sを有している。尚、カバー部材5は、従来の養生シートや防音シート等のシート体により構成されるのが一般的であるが、板状体により構成されたものでも良い。
前記支柱の連結を可能にするため、図1及び図2に示すように、各支柱2は上下方向に所定間隔をあけて緊結部材6を固設しており、該緊結部材6は、支柱2を中心とする周方向に等間隔をあけて4つの緊結手段7を備えている。図例の場合、緊結部材6は、概ね星形のフランジ部材により形成され、該フランジ部材の楔孔により形成された緊結手段7に対して、前記横架材3やその他の連結部材の楔を打ち込むことにより緊結するように構成された楔緊結構造を示しているが、必ずしもこれに限定されるものではない。
そこで、左右両側に一対のカバー部材5、5が配置された支柱2aには、外側から該カバー部材の側縁部5a、5aに跨るパネル装置8が設置される。
(パネル装置)
図2ないし図5に示すように、パネル装置8は、支柱2aの外側に沿って上下方向に延びるパネル本体9と、前記支柱2aに固設された緊結部材6の緊結手段7のうち足場構築体1の外側に臨む緊結手段7aにパネル本体9を固着する固着具10を備えている。
(パネル本体)
前記パネル本体9は、前記支柱2aと共に前記カバー部材5の対向する側縁部5aの端縁5bを足場構築体の外側から被うパネル部11と、該パネル部11の両側から前記カバー部材5の側縁部5aに臨む骨部12、12を備えている。
図示実施形態の場合、パネル本体9は、前記パネル部11を帯状平板部11aにより形成すると共に、前記骨部12を柱状筒部12aにより形成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、パネル部11は、偏平筒状等に形成しても良く、骨部12は、翼片状に形成しても良い。
このようなパネル本体9は、アルミニウム等によりパネル部11と骨部12、12を一体に備えた押出成形材により形成することが好ましく、該パネル本体9の上端部と下端部にそれぞれ上部キャップ13と下部キャップ14を装着することが好ましい。
図3に示すように、上部キャップ13は、前記パネル部11を構成する帯状平板部11aの上端部を嵌入させるスリット13aと、前記骨部12、12を構成する柱状筒部12aの上端部に嵌挿される栓部13bを備えており、これらを相互に嵌合した状態で、図示省略したビスにより固着される。
図4に示すように、下部キャップ14は、前記パネル部11を構成する帯状平板部11aの下端部を嵌入させるスリット14aと、前記骨部12、12を構成する柱状筒部12aの下端部に嵌挿される栓部14bを備えており、これらを相互に嵌合した状態で、図示省略したビスにより固着される。
上部キャップ13と下部キャップ14の相互には、嵌脱自在な凹部15と凸部16が形成されており、複数のパネル本体9を上下方向に連設状態で支柱2aに取付け設置する際、パネル本体9の相互間で前記凹部15と凸部16が嵌合され、上下方向の直線上に整列された連設を可能にすると共に、このような凹凸嵌合を介して上下に連設されたパネル装置8、8のパネル本体9、9を相互に保持する。尚、図例の場合、上部キャップ13に2つの凹部15を設け、下部キャップ14に2つの凸部16を設けた構成を示しているが、反対に、上部キャップ13に凸部16を設け、下部キャップ14に凹部15を設けても良く、更には、上部キャップ13に凹部15と凸部16を並設すると共に、下部キャップ14に1組の凸部16と凹部15を並設し、相互に凹凸嵌合するように構成しても良い。
(固着具)
前記固着具10は、パネル本体9の骨部12、12の間でパネル部11の内側面にボルト・ナット等を介して固着されており、支柱2aに固設された緊結部材6の緊結手段7aに着脱自在に固着される。図示実施形態の場合、フランジにより形成された緊結部材6の楔孔とされた緊結手段7aに対して固着するため、固着具10は、金属板を折曲することにより形成された上顎部10a及び下顎部10bと、その間に挿通された楔片10cを備えており、上下顎部10a、10aの間に前記フランジを挿入した状態で、楔片10cを楔孔に嵌入する楔緊結方式として構成されている。
図1及び図2に示すように、固着具10は、支柱2aに固設された緊結部材6の上下間隔に対応して、パネル本体9の長手方向に所定間隔をあけて複数個(図示実施形態の場合は2個)が設けられている。
(カバー部材の係止手段)
カバー部材5は、図2に示すように、通常、端縁5bに所定間隔をあけてハトメの孔等から成る取付孔5cを設けている。従って、カバー部材5は、前記取付孔5cを索条やフック金具等の取付手段により、支柱2aに直接に取付けるようにしても良いが、本発明の実施形態は、パネル装置8に前記取付孔5cを係止する係止手段17を設け、取付作業の効率を向上させている。つまり、足場構築体1にパネル装置8を取付ける作業と、該パネル装置8にカバー部材5の端縁5b(取付孔5c)を取付ける作業をほぼ同時に進行可能とすることにより、作業効率が向上する。
前記係止手段17は、パネル本体9に設けても良いが、図示実施形態のように、前記固着具10の上顎部10aに設けることが好ましい。これにより、支柱2aの緊結手段7aに強固に固着された固着具10の係止手段17にカバー部材5の端縁5bが取付けられることになるので、カバー部材5の取付状態も安定することになる。
図例の場合、上顎部10aの左右に位置して立設した2本のピン17aにより係止手段17を構成し、図2に矢印で示すように、カバー部材5の端縁5bを捻じることにより、取付孔5cを上下向き姿勢とさせた状態でピン17aに挿入係止させるように構成しているが、これに限定されるものではない。例えば、ピン17aの上端部に水平方向のフックを折曲形成しておけば、取付孔5cを横向き姿勢としたままの状態で挿入係止させることが可能になる。
(特徴的構成と作用)
図5に示すように、パネル装置8は、支柱2aに固設された緊結部材6の緊結手段7aに固着具10を固着することにより取付けられ、支柱2aの左右両側に位置するカバー部材5、5の取付孔5cを前記係止手段17、17に係止することにより、該カバー部材5を取付状態として保持する。この状態において、パネル本体9のパネル部11が支柱2aと共にカバー部材5、5の側縁部5aを被い、該パネル部11の両側の骨部12、12が両カバー部材5、5の側縁部5aに臨まされる。
図示実施形態の場合、上述のように、パネル本体9は、アルミニウム等の押出成形材により形成され、パネル部11を構成する帯状平板部11aと、骨部12、12を構成する柱状筒部12a、12aを一体に備えているので、足場構築体1の外部から見たときの見栄えが良いだけでなく、柱状筒部12a、12aが補強骨として帯状平板部11aを補強した長尺体を構成し、風雨に耐え得る剛性を備えている。
これにより、カバー部材5、5の側縁部5a、5aは、外側からパネル部11により被われた状態で、外部から強風を受けないように保護される。
ところで、カバー部材5は、全体として強風を受けることが不可避であり、その際、全体的に煽られる脈動が側縁部5aに伝播すると、それにより煽られる端縁5b(取付孔5c)が脱落するおそれがある。このため、図示実施形態のように、パネル本体9の骨部12に、カバー部材5の側縁部5aに近接状態で臨まされる煽り止め部18を形成することが好ましい。これにより、側縁部5aの煽動を抑制することができるので、端縁5b(取付孔5c)に対する煽動の伝播を好適に防止することができる。
本発明の好ましい実施形態において、図5に示すように、パネル本体9は、支柱2aの中心から固着具10が固着される緊結手段7aの中央を通過する基準線R1に対して、左右対称形に形成されている。図例の場合、パネル本体9のみならず固着具10及び係止手段17を含むパネル装置8の全体(ただし楔片10cの形状を除く)の形状について、基準線R1に対する左半部8Lと右半部8Rが線対称となるように形成されている。
そして、パネル本体9と固着具10は、前記基準線R1から支柱2aの中心廻りに左右45度の角度で傾斜させられた一対の傾斜線R2、R2の間で該傾斜線R2を越えない形状のものとして形成され、前記骨部12には、前記傾斜線R2に近接して臨むコーナ用閉鎖部19が形成されている。
このような構成としているため、パネル装置8は、図1及び図6(A)に示すように、Y方向に連設されるカバー部材5、5の対向する側縁部5a、5aを被う場合だけでなく、図6(B)に示すように、Y方向とX方向に交差して延設された足場構築体1のコーナ部においても、パネル装置8により、コーナ部に位置するカバー部材5の側縁部5aを好適に被うことが可能となる。
コーナ部においては、図6(B)に示すように、2つのパネル装置が使用される。X方向に関しては、X方向の外側に臨む緊結手段7aに固着具10を固着することにより第1パネル装置8Aを取付けると共に、Y方向に配置されたカバー部材5Aの端縁5b(取付孔5c)を係止手段17に係止する。そして、Y方向に関しては、Y方向の外側に臨む緊結手段7bに固着具10を固着することにより第2パネル装置8Bを取付けると共に、X方向に配置されたカバー部材5Bの端縁5b(取付孔5c)を係止手段17に係止する。
これにより、コーナ部に位置して、支柱2aに2つのパネル装置8A、8Bを相互に干渉することなく取付けることが可能になり、Y方向のカバー部材5AとX方向のカバー部材5Bの対向する側縁部5a、5aを好適に被うことができる。しかも、2つのパネル装置8A、8Bの間で、相互にコーナ用閉鎖部19、19が近接させられているので、隙間を生じるようなことはなく、見栄えが良いだけでなく、小物等が外部空間に向けて落下する危険を防止することができる。
1 足場構築体
2(2a、2b) 支柱
3 横架材
4 足場板
5(5A、5B) カバー部材
5a 側縁部
5b 端縁
5c 取付孔
6 緊結部材
7(7a) 緊結手段
8(8A、8B) パネル装置
9 パネル本体
10 固着具
10a 上顎部
10b 下顎部
10c 楔片
11 パネル部
11a 帯状平板部
12 骨部
12a 柱状筒部
13 上部キャップ
13a スリット
13b 栓部
14 下部キャップ
14a スリット
14b 栓部
15 凹部
16 凸部
17 係止手段
17a ピン
18 煽り止め部
19 コーナ用閉鎖部

Claims (5)

  1. 直交するX方向とY方向に関して、相互に離間して列設された支柱を連結することにより足場構築体を構築すると共に、足場構築体を外側からカバー部材により被わせて成る足場において、前記支柱(2a)に向けて配置された一対のカバー部材(5)(5)の対向する側縁部(5a,5a)を外側から被うパネル装置であり、
    前記パネル装置(8)は、前記支柱(2a)の外側に沿ってそれぞれ上下方向に延びるパネル部(11)の両側に骨部(12,12)を設けたパネル本体(9)と、該パネル本体を前記支柱に固着する固着具(10)を備え、
    Y方向に向かう一対のカバー部材(5)(5)の間における支柱(2a)に対して、パネル本体(9)をY方向に沿わせた状態でパネル装置(8)を固着することにより、パネル部(11)により支柱(2a)及びカバー部材(5)(5)の対向する側縁部(5a)(5a)を被うと共に、骨部(12,12)を該側縁部(5a)(5a)に臨ませるように構成され、
    更に、Y方向に向かうカバー部材(5A)とX方向に向かうカバー部材(5B)の間におけるコーナ部の支柱(2a)に対して、パネル本体(9)をY方向に沿わせた状態で一方のパネル装置(8A)を固着し、パネル本体(9)をX方向に沿わせた状態で他方のパネル装置(8B)を固着することにより、両パネル装置(8A)(8B)の間で相互に対向する骨部(12)(12)を近接させ、該骨部(12)(12)によりコーナ用閉鎖部(19)(19)を形成するように構成されて成ることを特徴とする足場におけるカバー部材用パネル装置。
  2. 前記支柱は、周方向に間隔をあけて少なくとも4つ以上の緊結手段を備えた緊結部材を固設し、隣り合う支柱の間で前記緊結部材を連結することにより足場構築体を構築する構成において、
    前記固着具(10)は、前記緊結部材(7)の緊結手段のうち足場構築体の外側に臨む緊結手段に固着されるように構成されており、
    前記パネル本体(9)は、前記支柱(2a)の中心から前記固着具(10)が固着される緊結手段の中央を通過する基準線(R1)に対して、左右対称形に形成されると共に、
    前記パネル本体(9)と固着具(10)は、前記基準線(R1)から前記支柱(2a)の中心廻りに左右45度の角度で傾斜させられた一対の傾斜線(R2,R2)の間で該傾斜線(R2)を越えない形状のものとして形成されており、
    前記骨部(12)は、前記傾斜線(R2)に近接して臨むコーナ用閉鎖部(19)を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載の足場におけるカバー部材用パネル装置。
  3. 前記固着具(10)は、一対のカバー部材(5,5)の対向する側縁部の端縁(5b,5b))を係止する係止手段(17,17)を設けて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の足場におけるカバー部材用パネル装置。
  4. 前記パネル本体(9)の骨部(12)は、前記カバー部材の側縁部(5a)に近接状態で臨まされる煽り止め部(18)を備えて成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の足場におけるカバー部材用パネル装置。
  5. 前記パネル本体(9)は、パネル部(11)と骨部(12,12)を一体に備えた押出成形材により形成されており、該パネル本体の上端部と下端部にそれぞれ上部キャップ(13)と下部キャップ(14)を設け、上部キャップと下部キャップの相互に嵌脱自在な凹部(15)と凸部(16)を形成して成ることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の足場におけるカバー部材用パネル装置。
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