JP7475041B2 - 係止部材およびそれを用いるシート体の取付け装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建設現場の防塵・防音シート等のシート体などに好適に、それらを大面積に繋ぎ合わせたり、足場などの支持部材に取付けたりすることができる取付け装置およびそれに用いられる係止部材に関する。
建設現場では、防塵や防音の要望が年々高くなり、そのための防塵・防音シートが、足場の外側などに設置されることが多い。現状、この防塵・防音シートでは、複数のシート体を、紐などで足場の支柱に括り付けて設置される。しかしながら、防塵・防音シートは、建物の外周を覆うので、非常に面積が広く、大面積にするために、シート体を何枚も繋ぎ合わせて使用する必要があり、設置や回収作業が非常に大変である。落下防止や侵入防止のネットなども同様である。
そこで、設置を改善するための新たなカバー部材が特許文献1で示されている。特許文献1は、足場の支柱部分でのシート体の隙間を無くして、見場を良くするためのものでもあるが、このカバー部材を支柱に取付け、カバー部材のピンにシート体のハトメ孔を引掛けることで、設置を可能にしている。
また、特許文献2では、複数枚のシート体を、そのハトメ孔を紐などで予め縦横に連結し、ジグザグに、横方向に畳み、続いて縦方向に畳んだ状態で保管や運搬を行い、上部のハトメ孔部分からクレーンで吊上げて、横方向のレールに展開してゆくことで、設置を行っている。
特開2019-2175号公報 特開2015-78556号公報
特許文献1は、見場は良くなり、シート体もピンに引掛けるだけであるが、カバー部材を支柱に固定する作業が必要である。また、特許文献2は、たとえば風の強い時にはシートを畳んだりすることも可能であるが、上部以外、下部や側部は、従来通り、ハトメ孔に紐を通して支柱に括り付けているので、作業性が悪い。
本発明の目的は、建設現場の防塵・防音シート等のシート体などを、容易に大面積に組合わせたり、足場などの支持部材に容易に取付けたりすることができる係止部材およびそれを用いるシート体の取付け装置を提供することである。
本発明の係止部材は、被着物に形成された孔部に進入し、進入後、進入部分の少なくとも一部が拡開することで、該被着物の前記孔部の周囲に係止する係止部材において、 前記被着物の孔部の一方の面側から他方の面側に進入可能な先端突部と、前記先端突部に連なり、前記少なくとも一部が拡開することで前記孔部の他方の面に係止可能な展開部と、前記展開部に連なり、前記被着物の一方の面を受ける受け部と、通電の有無によって態様が変化することで、前記展開部を拡開および縮閉させる作用部材とを備えて構成される。
上記の構成によれば、たとえば剛性の孔同士であるハトメ孔を合せて連結するような、被着物に形成された孔部に進入し、進入後、その進入部分が拡開(展開)することで、該被着物の前記孔部の周囲に係止する、所謂スナップ釦のような係止部材において、本発明では、特に展開部に作用部材(アクチュエータ)を設け、その作用部材が、通電の有無によって態様を変化させる、たとえば膨縮することで、前記展開部を拡開(展開)および縮閉(収束)する。
したがって、通電の有無によって、係止したり、係止状態を外したりすることができる係止部材を実現することができる。これによって、たとえば建設現場の防塵・防音シート等のシート材などを、容易に大面積に組合わせたりすることができる。また、特に取外し時には、通電または通電停止のスイッチ操作で、一斉にシート材などを落して回収したりすることができる。
そして、本発明の係止部材では、前記展開部は、円筒または角筒状に形成され、その外周部分に周方向に複数に分割された軸直角断面が円弧または平板状の複数のプレートを有し、前記各プレートの前端側は、前記先端突部の背後側で揺動自在に枢支され、その枢支点より後方側が、前記円筒または角筒の内部に収容される前記作用部材で、前記拡開(展開)および縮閉(収束)駆動されることを特徴とする。
上記の構成によれば、展開部を、周方向に複数に分割されて花弁状に開閉するプレートで構成し、その花弁の枢支点より後方側を駆動することで、プレートの後端縁と受け部との間に被着物を挟持することができる。
さらにまた、本発明の係止部材では、前記各プレートの前記枢支点より後方側は、圧縮バネによって前記拡開(展開)する方向に付勢されるとともに、前記作用部材は人工筋肉から成り、通電によって縮長して前記各プレートの後端側を前記縮閉(収束)する方向に駆動することを特徴とする。
上記の構成によれば、非通電状態では、人工筋肉は伸長しているとともに、圧縮バネの弾発力によって各プレートは拡開(展開)しており、孔部に、この係止部材を前記先端突部から、各プレートを縮閉(収束)させつつ押込み、孔部を完全に通過すると、各プレートは圧縮バネの弾発力および人工筋肉の伸長力で復元し、所謂スナップ釦のようにして、パッチン止めで抜け止めを行うことができる。これに対して、通電によって人工筋肉を縮長させると、各プレートは縮閉(収束)し、孔部を通過して外すことが可能になる。
そして、人工筋肉は、圧電体に比べて、ストローク、すなわち、伸長時と縮長時との伸縮の差を大きくすることができ、係止状態を解除し易く、かつ外れ難くすることができる。また、電磁石に比べて、造り込み、すなわちたとえば前記ハトメ孔内などに入り込む該係止部材の構成を小さくすることができる。
また、本発明の係止部材では、前記各プレートの裏側には、予め定める角度以上での拡開(展開)を規制する規制部材が設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、各プレートは、圧縮バネによって拡開(展開)する方向に付勢され、人工筋肉によって縮閉(収束)する方向に駆動され、係止状態では、人工筋肉によって、規定の拡開(展開)状態で保持されることになる。そのため、係止状態で、それを解除する、すなわちプレートを拡開(展開)する方向に大きな力が加わると、人工筋肉が無理に引き延ばされてしまうことになる。そこで、規制部材を設けて拡開(展開)し過ぎないように制限することで、そのような不具合を未然に防止することができる。
さらにまた、本発明の係止部材では、前記作用部材は人工筋肉から成り、前記先端突部と受け部との間の軸方向に張架され、その人工筋肉の縮径および拡径によって、前記プレートを裏側からそれぞれ縮閉(収束)および拡開(展開)する方向に駆動することを特徴とする。
上記の構成によれば、花弁状の展開部を、内側で、軸方向に設けた人工筋肉を拡径させることで展開させ、縮径させることで縮閉させることができる。
また、本発明の係止部材では、前記展開部は、円筒または角筒の一部が切欠かかれ、その切欠かかれた開口部分から出没するプレートを有し、前記プレートの前端側は、前記先端突部の背後側で揺動自在に枢支され、その枢支点より後方側が、前記円筒または角筒の内部に収容される前記作用部材で、前記拡開(展開)および縮閉(収束)駆動されることを特徴とする。
上記の構成によれば、展開部を、周方向の一部に設けたプレートが開閉することで、被着物の孔部の周囲に係止したり、係止状態から外れたりすることができる。
さらにまた、本発明の係止部材では、シート体同士、或いはシート体と支柱との連結に使用されることを特徴とする。
上記の構成によれば、建築用の防塵・防音シート等のシート体は、周縁部に紐を通すハトメ孔が形成されているものもあるので、その場合、剛性の金具から成るそのハトメの孔に該係止部材を使用して、所謂パッチン止めで、かつ通電によって止めを解除でき、建築用の防塵・防音シート等を、極めて容易に扱う(着脱する)ことができる。
また、本発明のシート体の取付け装置は、前記の係止部材が第1の紐または帯状体の一方の端部に連結されて成り、その第1の紐または帯状体の他方の端部側が支柱に巻付けられることで、前記シート体を前記支柱に連結することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記建築用の防塵・防音シート等を、足場などに取付けるにあたって、前記の係止部材に第1の紐または帯状体(ベルト)の着いたものをシート体の取付け装置として用意し、その第1の紐または帯状体(ベルト)を、前記足場などの支柱に巻付けることで、シート体を支柱に連結する(取付ける)。
したがって、第1の紐または帯状体(ベルト)を支柱に巻付けておけば、前記のパッチン止めで固定でき、通電で一斉に外すことができる防塵・防音シート等の設置および撤収手段を実現することができる。こうして、着脱が容易になるので、風の強そうな日にはシートを外しておくような対応も容易になる。
さらにまた、本発明のシート体の取付け装置では、前記第1の紐または帯状体(ベルト)の他方の端部が連結され、前記支柱に巻付けられる第2の紐または帯状体(ベルト)と、前記第2の紐または帯状体(ベルト)の両端部にそれぞれ設けられる一対の部材から成り、該一対の部材が相互に締結することで、該第2の紐または帯状体(ベルト)が前記支柱に巻付けられる締結装置とをさらに備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、シート体を支柱に取付ける取付け装置において、直接シート体が取付けられる前記の係止部材から、第1の紐または帯状体が延びて、その第1の紐または帯状体を支柱に取付ける(括り付ける)にあたって、実際に支柱に巻付ける第2の紐または帯状体を用い、前記第1の紐または帯状体は、縫付けや鋲止めなどによって、予めこの第2の紐または帯状体に連結しておく。そして、この第2の紐または帯状体を支柱に巻付けるにあたって、その両端に一対の、たとえば雌雄の部材から成る締結装置を設け、この締結装置を締結することで、巻き付けを行う。
このように構成することで、たとえば雄の部材の突起部を雌の部材の凹部に押込んで、所謂パッチン止めでシート体の取付け装置を支柱に取付け、さらにその取付け装置にシート体を取付け、通電するだけで、外すことが可能になる。したがって、前記支柱に巻付けられている場合、通電を制御して、自重によって締結装置を外すことができる。これによって、たとえば支柱上の複数の締結装置を紐または帯状体で連結しておき、その複数の締結装置を順に外すことで、第2の紐または帯状体と該締結装置とを、纏めて回収することができる。
また、本発明のシート体の取付け装置では、前記の係止部材を備え、該係止部材を建築用の足場を構成する部材に取付けることで、前記シート体を前記足場に連結することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記防塵・防音シートのシート体を建築用の足場に取付けるにあたって、その足場を構成する部材、たとえば支柱、梁、踏み板、手摺に、前記の係止部材を備える取付け装置を取付ける。
このように構成することで、支柱、梁、踏み板、手摺などの足場を構成する部材に該シート体の取付け装置を取付け、さらにその取付け装置にシート体を取付ける。
したがって、前記足場を構成する部材に該取付け装置を取付けると、前記シート体を、そのハトメに紐を通して結ぶなどの煩雑な作業を行うことなく、足場に容易に取付けることができる。
さらにまた、本発明のシート体の取付け装置では、前記足場に連結され、前記孔部が形成された基板と、前記基板の孔部の周囲に設けられ、前記シート体のハトメに磁気吸着する磁石とを有し、前記係止部材は、紐状体で前記基板に連結され、前記基板の磁石に吸着された前記前記シート体のハトメと前記基板の孔部に連通して差込まれることを特徴とする。
上記の構成によれば、足場に取付けるシート体の取付け装置として、前記足場に連結され、前記孔部が形成された基板と、前記基板の孔部の周囲に設けられて、前記シート体のハトメに磁気吸着する磁石とを設ける。一方、前記係止部材は、紐状体で前記基板に連結しておく。
したがって、先ず基板にダミーで設けられた磁石に、シート体のハトメを磁気吸着させることで、シート体を足場に仮固定し、その後、紐状体で繋がれた係止部材を、揃ったハトメ孔から基板の孔部に連通して差込むことで、シート体を足場に本固定することができる。こうして、シート体を足場に固定する作業を容易に行うことができる。
また、本発明のシート体の取付け装置では、前記基板は、前記建築用の足場を構成する支柱のホルダに嵌め込まれて該支柱に取付けられることを特徴とする。
上記の構成によれば、くさび(ピケ)足場の場合、踏み板などを差込むためのホルダが、支柱の四方に形成されており、多くの場合に使われない外側のホルダに、前記取付け装置を差込んで取付ける。
したがって、クランプをネジ止めしたりするようなことはなく、前記踏み板をハンマーで叩いて嵌め込むだけのくさび(ピケ)足場の組立てと同時に、取付け装置も容易に取付けることができる。
本発明の係止部材およびそれを用いるシート体の取付け装置は、以上のように、ハトメ孔を合せて連結するような、被着物に形成された孔部に進入し、進入後、その進入部分が拡開(展開)することで、該被着物の前記孔部の周囲に係止する、所謂スナップ釦のような係止部材において、特に展開部に作用部材(アクチュエータ)を設け、その作用部材が、通電の有無によって態様を変化させることで、前記展開部を拡開(展開)および縮閉(収束)する。
それゆえ、通電の有無によって、係止したり係止状態を外したりすることができる係止部材を実現することができ、たとえば建設現場の防塵・防音シートなどのシート材を、容易に大面積に組合わせたりすることができる。また、特に取外し時には、スイッチ操作で、一斉にシート材を落して回収したりすることができる。
本発明の実施の一形態に係る係止部材の断面図であり、係止状態または非使用状態を示す図である。 本発明の実施の一形態に係る係止部材の断面図であり、取付け取外し時の状態を示す図である。 前記係止部材の動作を説明するための図1の斜視図である。 前記の係止部材を用いるシート体の取付け装置の使用状態を示す斜視図である。 図4の反対側から見た斜視図である。 本発明の実施の他の形態に係る係止部材の断面図であり、係止状態または非使用状態を示す図である。 本発明の実施の他の形態に係る係止部材の断面図であり、取付け取外し時の状態を示す図である。 本発明の実施のさらに他の形態に係る係止部材の断面図であり、係止状態または非使用状態を示す斜視図である。 前記の係止部材を用いる本発明の実施の他の形態に係るシート体の取付け装置の使用方法を説明する斜視図である。 前記の係止部材を用いる本発明の実施のさらに他の形態に係るシート体の取付け装置の分解斜視図である。
(実施の形態1)
図1および図2は本発明の実施の一形態に係る係止部材1の断面図であり、図3は係止部材1の動作を説明するための図1の斜視図である。図1および図3は係止状態または非使用状態を示す図であり、図2は取付け取外し時の状態を示す図である。この係止部材1は、建設現場などにおいて、防塵・防音シートなどのシート体51,52を、大面積に繋ぎ合わせる際に用いられるものである。本実施形態の係止部材1は、たとえば、転落防止用や侵入防止用のネットを張るのに用いられてもよい。或いは、避難所の間仕切りシートなどを張るのに用いられてもよい。
本実施形態の係止部材1は、被着物である前記シート体51,52に形成されたハトメ部511,521の孔部512,522に進入し、進入後、進入部分2が拡開(展開)することで、前記シート体51,52の前記孔部512,522の周囲に係止する係止部材である。この係止部材1は、大略的に、前記進入部分2と、その進入部分2の基端側で、該進入部分2が立設され、進入しない部分である受け部3とを備えて構成される。
進入部分2は、相互に孔部512,522の位置が合せられて、端部が重ね合わされたシート体51,52の一方の面5111側から、他方の面5211側へ、孔部512,522に進入可能な先端突部21と、前記先端突部21に連なり、拡開(展開)可能な展開部22とを備えて構成される。先端突部21および展開部22は、受け部3に連なり、図1および図3で示す拡開(展開)状態で、図1で示すように、受け部3がハトメ部511,521の一方の面5111を受け、展開部22のプレート221の後端縁2211が他方の面5211を受ける(挟み込む)。図2で示す展開部22の縮閉(収束)状態で、進入部分2は孔部512,522に進退可能となる。そして注目すべきは、展開部22は、通電の有無によって膨縮することで、プレート221を、図1で示す拡開(展開)状態と、図2で示す縮閉(収束)状態とに駆動可能な作用部材222を備えて構成されることである。
本実施形態の係止部材1は、受け部3は円盤状に、進入部分2は大略円柱状に形成される。進入部分2の先端は、茸状に膨出し、尖鋭な先端を有する先端突部21に形成され、展開部22は、円筒状に形成され、その外周部分に周方向に等分割(図3の例では4分割)された軸直角断面が円弧状の複数(図3の例では4つ)のプレート221を有する。進入部分2は、ハトメ部511,521の円形の孔部512,522に通ればよく、たとえば先端突部21が四角錐台状に形成され、展開部22が四角筒状に形成され、プレート221が平板状に形成されてもよい。
そして、各プレート221の前端部2212は、先端突部21の背後側で、軸2213を枢支点として揺動、すなわち開閉自在とされ、後端部2214は、内側に屈曲されて、孔部512,522からの取外し時に該孔部512,522の周縁に引掛からないようになっている。同様に、プレート221の前端部2212は、孔部512,522への進入時に該孔部512,522の周縁に引掛からないように、内側に屈曲されている。
さらに、展開部22は、上述のように周方向に複数に分割されて花弁状に開閉するプレート221を有し、その開閉の枢支点(軸2213)より後方側を、作用部材222で駆動することで、プレート221の後端縁2211と受け部3との間に孔部512,522の周縁部を挟持することができるようになっている。その作用部材222には、本実施形態では、人工筋肉を使用している。本実施形態の人工筋肉は、非通電状態では、図1および図3で示すように伸長しており、通電状態では、図2で示すように縮長する。通電のために、人工筋肉の両端の電極2221,2222にはソケット2231,2232が被せられ、そのソケット2231,2232の間は、配線224によって、電池225およびスイッチ226の回路が形成されている。
また、上述のような非通電状態で伸長している人工筋肉に合せて、各プレート221の枢支点より後方側には、圧縮バネ227が設けられている。したがって、圧縮バネ227であるので、プレート221を拡開(展開)する方向に弾発力を発揮しており、非通電状態では、人工筋肉から成る作用部材222は伸長し、また該圧縮バネ227が伸長させ、プレート221は拡開(展開)している。これに対して、通電されると、圧縮バネ227の弾発力に抗して作用部材222は縮長し、プレート222を縮閉(収束)する方向に駆動する。ここで、人工筋肉の収縮力よりも圧縮バネ227の弾発力の方が、力の加減が容易で、また大きな力を発生させ易い。そのため、本実施形態では、枢支点(軸2213)から、圧縮バネ227が近い方に配置され、作用部材222が遠い方に配置されている。
以上のように、本実施形態の係止部材1では、剛性の孔同士であるハトメ部511,521の孔部512,522を合せて、進入部分2が進入し、進入後、その進入部分2の展開部22のプレート221が拡開(展開)することで、該孔部512,522の周囲に係止する、所謂スナップ釦のような係止部材1において、特に展開部22に作用部材(アクチュエータ)222を設け、その作用部材222が、通電の有無によって膨縮することで、展開部22を拡開(展開)および縮閉(収束)する。
したがって、通電の有無によって、係止したり、係止状態を外したりすることができる係止部材を実現することができる。これによって、たとえば建設現場の防塵・防音シートなどのシート体51,52を、容易に大面積に組合わせ(繋ぎ合わせ)たりすることができる。また、多数の係止部材1の配線224を並列に接続しておくことで、特に取外し時には、スイッチ226の操作で、一斉にシート体51,52を落して回収することができる。
また、本実施形態の係止部材1では、作用部材(アクチュエータ)222として、非通電状態では伸長し、通電すると縮長する人工筋肉を用い、さらに圧縮バネ227を併設している。したがって、非通電で作用部材(人工筋肉)222が伸長した状態で、圧縮バネ227の弾発力によって各プレート221が拡開(展開)した該係止部材1を、先端突部21から孔部512,522に押込んでゆくことで、各プレート221は縮閉(収束)され、圧縮バネ227は圧縮され、作用部材(人工筋肉)222は弛緩してゆく。先端突部21および展開部22が孔部512,522を完全に通過すると、各プレート221は圧縮バネ227の弾発力および作用部材222の伸長力で復元し、所謂スナップ釦のようにして、パッチン止めで抜け止めを行うことができる。これに対して、通電によって作用部材(人工筋肉)222を縮長させると、各プレート221は縮閉(収束)し、孔部512,522を通過して外すことが可能になる。
そして、人工筋肉は、圧電体に比べて、ストローク、すなわち、伸長時と縮長時との伸縮の差を大きくすることができ、係止状態を解除外し易く、かつ外れ難くすることができる。また、電磁石に比べて、造り込み、すなわちたとえばハトメ部511,521の孔部512,522内などに入り込む該係止部材1の構成を小さくすることができる。
また、本実施形態の係止部材1では、各プレート221の裏側には、予め定める角度以上での拡開(展開)を規制する規制部材228を設けている。これは、各プレート221は、圧縮バネ227によって拡開(展開)する方向に付勢され、作用部材(人工筋肉)222によって縮閉(収束)する方向に駆動され、係止状態では、作用部材(人工筋肉)222によって、規定の拡開(展開)状態で保持されることになるためである。そのため、係止状態で、それを解除する、すなわちプレート221を拡開(展開)する方向に大きな力が加わると、作用部材(人工筋肉)222が無理に引き延ばされてしまうことになる。そこで、規制部材228を設けて、拡開(展開)し過ぎないように制限することで、そのような不具合を未然に防止することができる。
図1および図2では、規制部材228は、蝶番2281で連結された板状体2282,2283と、それらの板状体2282,2283の端部をプレート221および展開部22の本体229にそれぞれ連結するブラケット2284,2285とを備えて構成される折畳み可能な規制部材である。規制部材228としては、紐状体や、本体229から出没するロッドなどで構成されてもよい。
図4および図5は、上述のように構成される係止部材1を用いるシート体の取付け装置6の使用状態を示す斜視図である。この取付け装置6は、たとえば建築現場の足場の外側の支柱7に、防塵・防音シートのシート体51,52の、端部や周縁の適宜の箇所に形成される前記ハトメ部511,521を括り付けるものである。このような用途では、現状、そのハトメ部511,521のハトメ孔512,522に紐を通して、支柱7に括り付けられている。図4は足場(内)側から見ており、図5は外側から見ている。
取付け装置6は、前記の係止部材1と、第1のベルト61と、第2のベルト62と、締結装置8とを備えて構成される。第1および第2のベルト61,62に代えて、紐状体が用いられてもよい。第1のベルト61は、それぞれの係止部材1に対応して設けられ、該係止部材1が一方の端部612に、縫い付けやハトメなどで取付けられる。第2のベルト62は、その両端に設けられる締結装置8を嵌着することで、支柱7に巻付くことが可能になっている。第2のベルト62には、第1のベルト61の他方の端部611が、縫い付けやハトメ613などで取付けられる。したがって、締結装置8を締結して第2のベルト62が支柱7に巻付けられると、第2のベルト62は、図4および図5で示すように、支柱7から両腕を拡げたようになり、その両腕に前記シート体51,52が張架される。
締結装置8は、前記所謂スナップ釦のようにして利用可能なものであり、対を成す雄部材82と雌部材83とを備えて構成される。雄部材82には、第2のベルト62の長さ調整を可能とするアジャスター部81が設けられており、支柱7の径に対応することができる。雄部材82を雌部材83に嵌め込むことで、図示しない爪で該雄部材82を係止して抜け止めを行い、リリース釦84を操作することで、前記爪が外れ、雄部材82が雌部材83から離反する。
したがって、係止部材1単体では、用途として、建築用の防塵・防音シートのシート体51,52同士の連結、つまり継ぎ足しや大面積化に使用される可能性が高いのに対して、この取付け装置6を用いることで、さらにシート体51,52と支柱7との連結を行うことができる。つまり、シート体51,52は、その周縁部に、剛性の金具から成るハトメ部511,521の孔部512,522が形成されており、そこに係止部材1を押込んで、所謂パッチン止めで足場に設置し、かつ通電によって撤収することができる取付け装置を実現することができる。こうして、建築用の防塵・防音シートを、極めて容易に扱う(着脱する)ことができる。また、着脱が容易になるので、風の強そうな日にはシートを外しておくような対応も容易になる。
ここで、作用部材(人工筋肉)222に対する電池225およびスイッチ226は、係止部材1に内蔵されて、近距離無線通信などで、スイッチ226としてのリレーなどを駆動してもよい。その場合、個別の制御も容易になる。しかしながら、上述の取付け装置6は、図4および図5で示すように、支柱7の長手方向に沿って、複数設けられることが多い。なお、支柱7は、柱となる鉛直方向に立設されるだけでなく、横方向の梁として設置される場合も含む。したがって、電池225およびスイッチ226は、配線224の引回しによって、共用化して、纏めて係止状態を解除することも可能である。
そこで本実施形態では、図4および図5で示すように、複数の第2のバンド62間を連結する第3のバンド63を設けている。その第3のバンド63には、第2のバンド62が連結されるだけでなく、図4および図5で示すように、第2のバンド62から第1のバンド61に形成された配線を介して、係止部材1に接続される配線641,642を設けている。したがって、シート体51,52の撤収時に、配線641,642間に通電することで、スイッチ226をONしたことになり、係止部材1からシート体51,52を、落下させて外すことができる。そして、締結装置8を外すことで、第2のベルト62およびそれに連結される第1のベルト61ならびに第3のベルト63も、支柱7から落下させて外すことができる。
(実施の形態2)
図6および図7は本発明の実施の他の形態に係る係止部材1aの断面図であり、それぞれ図1および図2に対応しており、図1および図3と同様に、図6は係止状態または非使用状態を示す図であり、図7は取付け取外し時の状態を示す図である。係止部材1aにおいて、係止部材1に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。配線224、電池225およびスイッチ226などは省略している。注目すべきは、この係止部材1aでは、作用部材である人工筋肉222が、先端突部21と受け部3との間の軸方向に張架され、その人工筋肉222の縮径(図7の状態)および拡径(図6の状態)によって、プレート221を裏側からそれぞれ縮閉(収束)および拡開(展開)する方向に駆動することである。
そのため、進入部分2aの展開部22aの本体229aは、糸巻き状に中央部分が小径に形成され、その小径部分2291の周囲に、各プレート221に対応する人工筋肉222が設けられる。本体229aにおいて、小径部分2291の両側で、大径のフランジ部分2292,2293の内、前方側のフランジ部分2292は、その外周面に先端突部21を搭載し、外周縁の枢支点(軸2213)でプレート221を枢支し、内周面には周方向に等間隔(90°毎)に、ソケット2231が設けられる。後方側のフランジ部分2293は、ハトメ部511,521を挿通する軸となるとともに、前記小径部分2291側に収納孔22931が穿設されており、その収納孔22931には出没自在にピストン2294が設けられている。ピストン2294には、ソケット2232が設けられる。
したがって、人工筋肉222が伸長した図7の状態ではピストン2294は収納孔22931に没入しており、人工筋肉222が拡径して縮長した図6の状態ではピストン2294は収納孔22931から突出し、こうして人工筋肉222の伸縮を吸収する。ピストン2294および人工筋肉222を戻すために、ピストン2294に引張りバネを設けて、収納孔22931側に引き戻すようにしてもよい。また、図6および図7では省略しているが、プレート221の開度を規制する規制部材228が設けられてもよい。
このように構成することで、花弁状の展開部22aを、内側で、軸方向に設けた人工筋肉222を拡径させることで展開させ、縮径させることで縮閉させることができる。
(実施の形態3)
図8は本発明の実施のさらに他の形態に係る係止部材1bの断面図であり、図1および図6に対応しており、図1および図6と同様に、係止状態または非使用状態を示す図である。注目すべきは、本実施形態の係止部材1bでは、進入部分2bの展開部22bにおいて、本体229bは、円筒または角筒の一部が切欠いて形成され、その切欠き2291の開口部分2292から出没するプレート221bを有し、そのプレート221bの前端側は、先端突部21の背後側で軸2213により揺動自在に枢支され、その枢支点より後方側が、切欠き2291の内部に収容される人工筋肉222で、前記拡開(展開)および縮閉(収束)駆動されることである。プレート221は、平板である。
このように構成することで、展開部22bを、周方向の一部に設けたプレート221bが開閉することで、被着物の孔部512,522の周囲に係止したり、係止状態から外れたりすることができる。作用部材としては、人工筋肉222に代えて、電磁プランジャなどが用いられてもよい。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の他の形態に係る取付け装置9の使用方法を説明する斜視図である。この取付け装置9も、図4および図5の取付け装置6と同様に、建築現場の足場の外側の支柱7aに、防塵・防音シートのシート体51,52の、端部や周縁の適宜の箇所に形成されるハトメ部511,521を括り付けるものである。図9では、理解し易くするために、係止部材9を1個だけ拡大して示している。図9の例では、足場は、くさび(ピケ)足場を例示しているが、枠組足場や単管足場などの何れでもよい。そして、そのハトメ部511,521のハトメ孔512,522に、図1~図3で示す係止部材1を通して、支柱7aに括り付ける。係止部材1に代えて、図6および図7で示す係止部材1aまたは図8で示す係止部材1bが用いられてもよい。
取付け装置9は、基板91と、ハトメ92と、紐状体93と、フック94とを備えて構成される。基板91は、帯状に形成され、その中央裏面に設けられたフック94が、支柱7aのホルダ71に差込まれて固定されることで、支柱7aから両腕を拡げたようになり、その両腕に前記シート体51,52が張架される。フック94が設けられていれば、足場を構成する他の部材、たとえば梁72や踏み板73に、該取付け装置9が取付けられてもよい。基板91には、その両端に、ハトメ92が設けられている。そのハトメ92のハトメ孔921にハトメ部511,521のハトメ孔512,522が連通した状態で、前記係止部材1が差込まれることで、シート体51,52が支柱7aに取付けられることになる。
係止部材1は、別途に、複数個が配線と共に一体で連結構成されていてもよいが、この図9では、個別に、基板91に、紐状体93によってぶら下げられており、作業者は、ハトメ孔921;512,522同士を合せた後、そのぶら下がっている該係止部材1を把持し、差込むことで、良好な作業性で作業を行うことができる。その場合、係止部材1は、電池および無線の制御信号を受信して開閉するようにしてもよいが、コネクタを設けておき、該取付け装置9を支柱7aに取付けた後、コネクタを接続することで、開閉駆動を可能にしてもよい。
このように構成することで、本実施形態の取付け装置9では、前記防塵・防音シートのシート体51,52を建築用の足場に取付けるにあたって、ハトメ孔512,522に紐を通して結ぶなどの煩雑な作業を行うことなく、係止部材1を差込むだけで、容易に取付けることができる。
好ましくは、ハトメ92が磁石から成り、前記ハトメ部511,521に磁気吸着することである。このように構成することで、基板91にダミーで設けられたハトメ92に、シート体51,52のハトメ部511,521を磁気吸着させることで、シート体51,52を足場に仮固定し、その後、紐状体93で繋がれた係止部材1を、揃ったハトメ孔921;512,522に連通して差込むことで、シート体51,52を足場に本固定することができる。こうして、シート体51,52を足場に固定する作業を、より容易に行うことができる。
また好ましくは、くさび(ピケ)足場の場合、踏み板73などを差込むためのホルダ71が、支柱7aの四方に形成されていることから、本実施形態の取付け装置9では、多くの場合に使われない、つまり空いている外側のホルダ71に、該取付け装置9のフック94を差込んで取付けるので、クランプをネジ止めしたりするようなことはなく、前記踏み板73などをハンマーで叩いて嵌め込むだけのくさび(ピケ)足場の組立てと同時に、該取付け装置9も容易に取付けることができる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施のさらに他の形態に係る取付け装置9a,9bの分解斜視図である。これらの取付け装置9a,9bは、上述の取付け装置9に類似しており、フック94は省略している。図10(a)の取付け装置9aでは、帯状の基板91aに、係止部材1,1a,1bが挿通する孔部911が形成され、その周囲に設けた収納凹所912に、磁石95が嵌込まれる。磁石95は、周方向に均等に設けられることが好ましい。
また、図10(b)の取付け装置9bでは、基板91bの表面側で、孔部911の周囲が座刳りされており、それによって形成された環状の凹所913に、環状の磁石96が嵌込まれる。或いは、基板を表裏のプレートと、それらのプレートに挟まれる中間のプレートとの3層構造とし、中間のプレートの孔部を大径とし、そこに環状の磁石を嵌込んで表裏のプレートで磁石を挟込み、表裏のプレートおよび磁石の孔部を連通して係止部材1,1a,1bが差込まれるようにしてもよい。すなわち、該取付け装置9bの基板91bの表面側に、磁石96を覆うプレートを設けるようなものである。
このように構成してもまた、磁石95,96がハトメ部511,521に磁気吸着して位置決めが行われ、孔部911とハトメ孔512,522とを揃えて、係止部材1,1a,1bを連通して差込むことで、シート体51,52を容易に固定することができる。基板91a,91bは、布やゴムなどの柔軟性のある材料で構成されてもよい。
1,1a,1b 係止部材
2,2a,2b 進入部分
21 先端突部
22,22a,22b 展開部
221,221b プレート
222 作用部材
2231,2232 ソケット
227 圧縮バネ
228 規制部材
229,229a,229b 本体
2291 小径部分
2292,2293 フランジ部分
22931 収納孔
2294 ピストン
3 受け部
51,52 シート体
511,521 ハトメ部
512,522 孔部
6,9 取付け装置
61 第1のベルト
62 第2のベルト
63 第3のベルト
641,642 配線
7,7a 支柱
71 ホルダ
72 梁
73 踏み板
8 締結装置
81 アジャスター
82 雄部材
83 雌部材
9,9a,9b 取付け装置
91,91a,91b 基板
92 ハトメ
921 ハトメ孔
93 紐状体
94 フック
95,96磁石

Claims (4)

  1. 被着物に形成された孔部に進入し、進入後、進入部分の少なくとも一部が拡開することで、該被着物の前記孔部の周囲に係止する係止部材において、
    前記被着物の孔部の一方の面側から他方の面側に進入可能な先端突部と、
    前記先端突部に連なり、前記少なくとも一部が拡開することで前記孔部の他方の面に係止可能な展開部と、
    前記展開部に連なり、前記被着物の一方の面を受ける受け部と、
    通電の有無によって態様が変化することで、前記展開部を拡開および縮閉させる作用部材と
    を備え、
    前記展開部は、円筒または角筒状に形成され、その外周部分に周方向に複数に分割された軸直角断面が円弧または平板状の複数のプレートを有し、
    前記各プレートの前端側は、前記先端突部の背後側で揺動自在に枢支され、その枢支点より後方側が、前記円筒または角筒の内部に収容される前記作用部材で、前記拡開および縮閉駆動されることを特徴とする係止部材。
  2. 前記各プレートの枢支点より後方側は、圧縮バネによって前記拡開する方向に付勢されるとともに、
    前記作用部材は人工筋肉から成り、通電によって縮長して前記各プレートの後端側を前記縮閉する方向に駆動することを特徴とする請求項1記載の係止部材。
  3. 前記各プレートの裏側には、予め定める角度以上での拡開を規制する規制部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載の係止部材。
  4. 前記作用部材は人工筋肉から成り、前記先端突部と受け部との間の軸方向に張架され、その人工筋肉の縮径および拡径によって、前記プレートを裏側からそれぞれ縮閉および拡開する方向に駆動することを特徴とする請求項1記載の係止部材。
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