JP7013324B2 - 配線器具覆い具、及び配線器具覆い部材の設置構造 - Google Patents
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Description
次に、隠ぺい装置60は、図8(b)に示すように、壁表面42と配線器具固定体32との間に配置される背面板61aを有する基台61と、基台61に組み付けられてもしくは備えられて、配線器具装置30の壁表側を覆い隠すカバー体62とを備えている。
前記台座部材に着脱自在に嵌合する嵌合部を有し、前記配線器具及び前記配線器具固定体を化粧する化粧プレートを覆い隠す覆い部材と、
からなるものであって、
前記一対の被挟持部は、前記固定ビスを緩めた状態で前記配線器具固定体の裏面と前記壁表面との隙間に挿入可能に形成されているとともに、前記一対の被挟持部の間隔が前記一対の固定ビスの間隔より大きく形成されて、前記一対の固定ビスの並び方向の両外側にそれぞれ配置可能なものであり、
前記覆い部材は、前記化粧プレートの周囲を囲む周壁と、該周壁の一端側を繋ぎ前記配線器具と前記化粧プレートとを覆い隠す天壁と、を備え、一部の前記周壁の他端側の先端縁は、前記台座部材の連結部が配置可能に切欠かれているとともに、前記一部を除く周壁の先端縁は、前記壁表面と略接するように形成されたものである。
請求項3の配線器具覆い具は、覆い部材が、前記ケーブルを内外を貫通するように配置すべく、除去可能な閉塞部により閉塞された貫通孔が設けられたものである。
請求項4の配線器具覆い具は、化粧プレートが、矩形状に形成され、前記配線器具固定体の前面に固定されるプレート枠と、該プレート枠に嵌着されるプレート本体と、からなり、台座部材が、前記プレート枠の対向する二対の辺またはこのうちいずれか一対の辺の外側縁と当接する当接段部を有するものである。
台座部材は、前記化粧プレートの周囲の一辺に沿う立ち壁が設けられ、該立ち壁は、前記化粧プレートの壁表側の突出長より大きく突出形成され、他の対向する辺に、前記覆い部材がスライド移動により嵌合する被嵌合部が設けられている。
請求項6の配線器具覆い部材の設置構造は、覆い部材が、前記台座部材に対して、前記壁表面に沿う方向へのスライド移動により着脱可能であり、前記覆い部材のスライド方向と前記配線器具からのケーブルの引出し方向とは同一のものである。
配線器具覆い具は、室内の壁孔に配線器具を設置した配線器具装置に取り付けられて配線器具等の壁表側を覆うものである。ここで、配線器具としては、コンセントやスイッチ等が挙げられる。
台座部材10の一対の被挟持部11,11は、固定ビス34を緩めた状態で配線器具固定体32の裏面32bと壁表面42との隙間に挿入可能に形成されているとともに、一対の被挟持部11,11の間隔L1は一対の固定ビス34,34の間隔L2より大きく形成されて、一対の固定ビス34,34の並び方向の両外側にそれぞれ配置可能である、つまり、被挟持部11は、固定ビス34が貫通することなく、配線器具固定体32の裏面32bと壁表面42とで挟持されることにより取り付けられる。したがって、固定ビス34を壁裏側固定体33から完全に取り外すことなく配線器具覆い具1を既設の配線器具固定体32の裏面32bと壁表面42との間に挿入し設置することができるから、その作業を効率良く行なうことができる。これは、覆い具1が取り付けられている配線器具装置30から配線器具覆い具1を着脱するときも同様である。
加えて、台座部材10の被挟持部11の先端部は、配線器具固定体32と壁表面42との隙間に挿入し易くするために、先細りの楔形状に形成してもよい。
そして、上記実施形態において、壁裏側固定体33は、配線ボックスからなるが、これに限らず、壁裏面41に当接可能な枠状体であってもよい。
加えて、上記実施形態の化粧プレート35は、プレート枠36とプレート本体37とからなるが、前述のように、プレート枠36とプレート本体37とが一体化されたものであってもよい。
2 配線器具覆い部材の設置構造 31 配線器具
10 台座部材 32 配線器具固定体
11 被挟持部 32b 裏面
12 連結部 33 壁裏側固定体
13 立ち壁 34 固定ビス
14 縦壁 35 化粧プレート
15 被嵌合部 36 プレート枠
16 当接段部 37 プレート本体
20 覆い部材 40 壁孔
21 周壁 42 壁表面
21a 先端縁 50 ケーブル
22 天壁 L1 一対の被挟持部の間隔
23 嵌合部 L2 一対の固定ビスの間隔
24 貫通孔 H 覆い部材の周壁の切欠高さ
Claims (6)
- 壁裏側に配置された壁裏側固定体に一対の固定ビスで固定されて壁表側に配線器具を臨ませる配線器具固定体と、壁表面と、の間で挟持される一対の被挟持部と、該一対の被挟持部どうしを連結する連結部と、を有する略コ字状の台座部材と、
前記台座部材に着脱自在に嵌合する嵌合部を有し、前記配線器具と前記配線器具固定体を化粧する化粧プレートとを覆い隠す覆い部材と、
からなる配線器具覆い具であって、
前記一対の被挟持部は、前記固定ビスを緩めた状態で前記配線器具固定体の裏面と前記壁表面との隙間に挿入可能に形成されているとともに、前記一対の被挟持部の間隔が前記一対の固定ビスの間隔より大きく形成されて、前記一対の固定ビスの並び方向の両外側にそれぞれ配置可能であり、
前記覆い部材は、前記化粧プレートの周囲を囲む周壁と、該周壁の一端側を繋ぎ前記配線器具と前記化粧プレートとを覆い隠す天壁と、を備え、一部の前記周壁の他端側の先端縁は、前記台座部材の連結部が配置可能に切欠かれているとともに、前記一部を除く周壁の先端縁は、前記壁表面と略接するように形成されていることを特徴とする配線器具覆い具。 - 前記台座部材は、前記被挟持部に前記覆い部材の嵌合部が嵌合する被嵌合部を有し、
前記覆い部材の嵌合部は、前記被挟持部の延びる方向に前記覆い部材をスライド移動させることで前記被挟持部の被嵌合部に嵌合可能であることを特徴とする請求項1に記載の配線器具覆い具。 - 前記覆い部材は、ケーブルを内外を貫通するように配置すべく、除去可能な閉塞部により閉塞された貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線器具覆い具。
- 前記化粧プレートは、矩形状に形成され、前記配線器具固定体の前面に固定されるプレート枠と、該プレート枠に嵌着されるプレート本体と、からなり、
前記台座部材は、前記プレート枠の対向する二対の辺またはこのうちいずれか一対の辺の外側縁と当接する当接段部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配線器具覆い具。 - 壁孔に配置される配線器具を壁表側に臨ませる配線器具固定体が、壁裏側に配置された壁裏側固定体に一対の固定ビスで固定され、前記固定ビスを緩めた状態で前記配線器具固定体の裏面と壁表面との隙間に挿入可能な厚さに形成された一対の被挟持部を有する台座部材の該各被挟持部が、前記一対の固定ビスの並び方向における両外側にそれぞれ配置されて、前記配線器具固定体と前記壁表面との間で挟持され、前記配線器具固定体に、該配線器具固定体を化粧する化粧プレートが取着されており、前記配線器具及び前記化粧プレートを覆い隠す覆い部材が前記台座部材に取着され、
前記覆い部材は、前記化粧プレートの周囲を囲む矩形状の周壁と、該周壁の一端側を繋ぎ前記配線器具及び前記化粧プレートを覆い隠す天壁と、を備え、一辺を除く他の辺の周壁における他端側の先端縁は、前記壁表面と略接するとともに、前記一辺の周壁は、前記化粧プレートの壁表側の突出長より大きく前記壁表面から後退しており、
前記台座部材は、前記化粧プレートの周囲の一辺に沿う立ち壁が設けられ、該立ち壁は、前記化粧プレートの壁表側の突出長より大きく突出形成され、他の対向する辺に、前記覆い部材がスライド移動により嵌合する被嵌合部が設けられていることを特徴とする配線器具覆い部材の設置構造。 - 前記覆い部材は、前記台座部材に対して、前記壁表面に沿う方向へのスライド移動により着脱可能であり、前記覆い部材のスライド方向と前記配線器具からのケーブルの引出し方向とは同一であることを特徴とする請求項5に記載の配線器具覆い部材の設置構造。
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