JPH11234859A - ボックスジョイント - Google Patents

ボックスジョイント

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JPH11234859A
JPH11234859A JP10037848A JP3784898A JPH11234859A JP H11234859 A JPH11234859 A JP H11234859A JP 10037848 A JP10037848 A JP 10037848A JP 3784898 A JP3784898 A JP 3784898A JP H11234859 A JPH11234859 A JP H11234859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
plate portion
wall surface
plate
box joint
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10037848A
Other languages
English (en)
Inventor
Yu Yamamoto
祐 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH11234859A publication Critical patent/JPH11234859A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巾木部付近に設けられたコンセントボックス
に、プレート部さえ取り付けばカバーが巾木部分で浮く
ことなく使えるようにする。 【解決手段】 壁面Pに設けられる通線開口P1 を壁面
の裏側から略閉塞するコンセントボックス40に、壁面
の表側から取り付けられ、壁面の裏側から導出される配
線Lを通線開口を介して壁面の表側に導出するプレート
部11と、配線を外延させてプレート部を壁面の表側か
ら覆ってプレート部に取り付けられるカバー12とを備
えてなるボックスジョイント10であって、カバーとプ
レート部とは、カバーをプレート部に保持しつつ、かつ
プレート部に対してカバーを、予め定められた所定の一
方向Aにスライド移動させるスライド保持構造70を有
してなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンセントのコン
セントボックスから配線を外延させる際に用いるボック
スジョイントの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4および図5を用いて従来のボックス
ジョイントを説明する。図4は、従来のボックスジョイ
ントを含めた配管部材を示す分解斜視図である。図5
は、通線開口が巾木近くに設けられている場合に、従来
のボックスジョイントを使用した状態を示す一部破断図
である。
【0003】従来、壁面に設けられるコンセント用の通
線開口を利用して、壁面裏から電線や信号線などの各種
配線を、オフィス部屋内のOA機器近傍まで引き回す、
オフィス露出配線用の配管部材が知られている。
【0004】この配管部材は、ボックスジョイント10
と、給電ダクト20、30とを備えて構成される。
【0005】ボックスジョイント10は、プレート部1
1と、カバー12とを備えてなる。プレート部11は、
一部が切り欠かれた略板状であって、前面側にはカバー
12が取り付けられる。カバー12は、選択的にノック
アウト孔が開口可能なノックアウト孔カバー12a1
12a2 が設けられており、ノックアウト孔を通じて給
電ダクト20、30と内通可能に形成されている。給電
ダクト20、30は、中空の角柱状ダクトであって、前
面のケースカバー20a、30aを外せば、内部に電線
や電話線などが配線可能である。
【0006】壁面Pには、図4に示すように、コンセン
トボックス40が、壁面裏側から通線開口P1 を覆うよ
うに取り付けられている。コンセントボックス40は、
取り付け金具41を備えている。プレート部11は、取
り付け金具41にネジ止めされることによって、コンセ
ントボックス40に取り付けられる。施工作業者は、コ
ンセントボックス40につながっているパイプ50か
ら、電線や電話線などの配線Lを引き出し、さらに、配
線Lをプレート部11から壁面Pの表側に引き出してお
く。さらに、施工作業者は、カバー12のノックアウト
孔を開けてから、プレート部11にカバー12を取り付
ける。ボックスジョイント10は、プレート部11にカ
バー12が取り付けられることによって、通線開口P1
を壁面表側から略覆う。施工作業者は、給電ダクト2
0、30を、カバー12と内通するように接続した後、
ボックスジョイント10から壁面Pの表側に延出した配
線Lを、給電ダクト20、30に納めて、給電ダクト2
0、30にケースカバー20a、30aをネジ止めなど
で取り付ける。このような給電ダクト20、30は、壁
面Pの裏から引き出された電線や信号線などの各種配線
Lを、オフィス部屋内のOA機器近傍まで引き回す。
【0007】なお、コンセント用の通線開口P1 は、壁
面Pの下方に設けられる場合があり、この場合、図5に
示すように、ボックスジョイント10は、壁面Pの下方
の部分である所謂巾木部分60近くに位置することにな
る。この場合、カバー12は、巾木部分60の上端から
ずれDだけ下がった状態で固定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のボックスジョイント10においては、通線
開口P1 が巾木部分60近くに設けられていて、巾木部
分60が壁面Pよりも張り出している場合には、カバー
12は、巾木部分60の上端の高さが一般に不均一であ
ることにも起因して、巾木部分60に被さってしまい、
カバー12が巾木部分60によって浮いてしまい、カバ
ー12をプレート部11に取り付けづらいという問題点
があった。
【0009】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、巾木
部付近に設けられたコンセントボックスに、プレート部
さえ取り付けばカバーが巾木部分で浮くことなく使える
ようにしたボックスジョイントを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、壁面
に設けられる通線開口を壁面の裏側から略閉塞するコン
セントボックスに、壁面の表側から取り付けられ、壁面
の裏側から導出される配線を前記通線開口を介して壁面
の表側に導出するプレート部と、前記配線を外延させて
前記プレート部を壁面の表側から覆って前記プレート部
に取り付けられるカバーとを備えてなるボックスジョイ
ントであって、前記カバーとプレート部とは、カバーを
プレート部に保持しつつ、かつプレート部に対してカバ
ーを、予め定められた所定の一方向にスライド移動させ
るスライド保持構造を有してなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るボックスジョ
イントの一実施の形態を図1乃至図3に基づいて詳細に
説明する。
【0012】図1は、ボックスジョイントを示す図で、
(a) はプレート部の平面図、(b) はカバーの背面図であ
る。図2は、ボックスジョイントを示す分解斜視図であ
る。図3は、ボックスジョイントを壁面に取り付けた状
態を示す一部破断図である。
【0013】ボックスジョイント10は、例えばABS
樹脂製であって、プレート部11と、カバー12とを備
えてなる。
【0014】プレート部11は、図1(a) に示すよう
に、略長方形板状のベース11aと、ベース11aの一
面側の中央部分に立設する中心立設部11bとを備えて
形成される。ベース11aの四隅には、弾性爪部11a
1 、11a2 、11a3 、11a4 が、中心立設部11
bが立設する方向と同じ方向に、突設されている。ま
た、ベース11aは、中心立設部11bの両側部分に、
適宜切り落とし可能な切り欠き部11a5 、11a6
形成されている。図1(a) は、切り欠き部11a5を切
り落としたプレート部11を示している。さらに、ベー
ス11aの、中心立設部11bの両端近傍には、長孔1
1a7 、11a8 が設けられている。
【0015】中心立設部11bは、ベース11aに向け
て窪んでおり、中央部には、ベース11aと平行な断面
で切った断面形状がそれぞれ三角形であるような一対の
突起71a1 、71a2 が、立設されている。一対の突
起71a1 、71a2 は、それぞれひとつの頂角を互い
に向きあわせている。この一対の突起71a1 、71a
2 は、プレート側のスライド保持構造71を構成する。
なお、一対の突起71a1 、71a2 は、或る程度の弾
性を有している。
【0016】カバー12は、プレート部11を覆うボッ
クス形状であって、プレート部11と対向する一面が開
口しており、図1に示すように、プレート部11とカバ
ー12との中心軸を合わせた状態で、プレート部11よ
りも、片方にwずつの余長を備える。また、カバー12
の、プレート部11と対向しない4つの側面には、それ
ぞれ、着脱可能なノックアウト孔カバー12a1 、12
2 、12a3 、12a4 が設けられている。
【0017】さらに、カバー12は、カバー12の開口
面と反対側の他面12bに、カバー側のスライド保持構
造72を有する。カバー側のスライド保持構造72は、
他面12bに立設する立設片であり、表面には、一対の
突起71a1 、71a2 の間で係止可能な波状凹凸形状
72aが形成されている。
【0018】カバー12は、図2に示すように、プレー
ト部11を覆うようにしてプレート部11に取り付けら
れる。このとき、カバー12は、弾性爪部11a1 、1
1a 2 、11a3 、11a4 が内面で係止することと、
波状凹凸形状72aが、一対の突起71a1 、71a2
に挟持されることとによって、プレート部11に保持さ
れる。また、一対の突起71a1 、71a2 に弾性が備
えられているため、カバー12に、図2に示すような一
対の長孔11a7 、11a8 を結ぶ一方向Aの力をかけ
ると、カバー側のスライド保持構造72が、プレート側
のスライド保持構造71に対して、スライドする。
【0019】プレート側のスライド保持構造71と、カ
バー側のスライド保持構造72とは、カバー12をプレ
ート部11に保持するとともに、プレート部11に対し
てカバー12を、予め定められた所定の一方向Aに余長
2wの範囲だけスライド移動させる、所謂ラチェット機
構の、スライド保持構造70を構成する。
【0020】このようなボックスジョイント10は、図
3に示すように、プレート部11が、長孔11a7 、1
1a8 で壁面Pの通線開口P1 の周縁に位置する、コン
セントボックス40の取り付け金具41に、ネジ止めさ
れることによって、コンセントボックス40に取り付け
られる。カバー12は、プレート部11の弾性爪部11
1 、11a2 、11a3 、11a4 が内面に係止する
とともに、カバー側のスライド保持構造72がプレート
側スライド保持構造7で挟持されることによって、プレ
ート部11に取り付く。このようにして、ボックスジョ
イント10は、通線開口P1 を壁面Pの表側から塞ぐ。
【0021】ボックスジョイント10は、通線開口P1
が巾木部分60の近傍に設けられ且つ巾木部分60が壁
面Pより大きく出っ張っている場合にも、カバー12を
所定の矢印Aの一方向に引き上げれば、巾木部分60は
カバー12の取り付けの妨げにはならない。
【0022】さらに、ボックスジョイント10は、ノッ
クアウト孔カバー12a1 、12a 2 、12a3 、12
4 や切り欠き部11a5 、11a6 を適宜取り外し
て、従来と同様に、給電ダクト20と内通可能に形成さ
れる。配線Lは、通線開口P1を通じて壁面Pの裏から
切り欠き部11a5 、11a6 を通されて、給電ダクト
20に送り込まれる。
【0023】従って、ボックスジョイント10は、壁面
Pに設けられる通線開口P1 を壁面Pの裏側から略閉塞
するコンセントボックス40に、壁面Pの表側から取り
付けられ、壁面Pの裏側から導出される配線Lを通線開
口P1 を介して壁面Pの表側に導出するプレート部11
と、配線Lを外延させてプレート部11を壁面Pの表側
から覆ってプレート部11に取り付けられるカバー12
とを備えてなるボックスジョイント10であって、プレ
ート部11とカバー12とは、カバー12をプレート部
11に保持しつつ、かつプレート部11に対してカバー
12を、予め定められた所定の一方向Aにスライド移動
させるスライド保持構造70を有してなるように構成し
たため、カバー12は、プレート部11に対して一方向
Aにスライド移動させて、巾木部分60から離すことが
できて、カバー12をプレート部11に浮いた状態で取
り付けることがなくなる。
【0024】なお、上記実施の形態においては、スライ
ド保持構造70は、プレート部11に、一対の突起71
1 、71a2 であるプレート側のスライド保持構造7
1を設け、カバー12に、立設片であるカバー側のスラ
イド保持構造72を設けて構成した場合を例示したが、
本発明はこれに限らず、スライド保持構造は、プレート
部に立設片を、カバーに一対の突起を備えて構成したも
のであってもよい。
【0025】また、上記実施の形態においては、スライ
ド保持構造70は、ラチェット機構によりスライド運動
を行うものを例示したが、本発明はこれに限らず、スラ
イド保持構造は、カバーをプレート部に保持しつつ、か
つプレート部に対してカバーを、予め定められた所定の
一方向にスライド移動させる機能を有するものならば、
どのようなものであってもかまわない。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、プレー
ト部とカバーとは、カバーをプレート部に保持しつつ、
かつプレート部に対してカバーを、予め定められた所定
の一方向にスライド移動させるスライド保持構造を有し
てなるように構成したため、カバーは、プレート部に対
して一方向にスライド移動させることにより、例えば巾
木部分や凹凸などのある壁面の障害部分から離すことが
できて、カバーをプレート部に浮いた状態で取り付ける
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態のボックスジョイン
トを示す説明図である。
【図2】同上のボックスジョイントを示す斜視図であ
る。
【図3】同上のボックスジョイントを壁面に取り付けた
状態を示す破断図である。
【図4】従来のボックスジョイントを含めた配管部材を
示す分解斜視図である。
【図5】通線開口が巾木近くに設けられている場合に、
従来のボックスジョイントを使用した状態を示す破断図
である。
【符号の説明】
10 ボックスジョイント 11 プレート部 12 カバー 40 コンセントボックス 70 スライド保持構造 A 所定の一方向 L 配線 P 壁面 P1 通線開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に設けられる通線開口を壁面の裏側
    から略閉塞するコンセントボックスに、壁面の表側から
    取り付けられ、壁面の裏側から導出される配線を前記通
    線開口を介して壁面の表側に導出するプレート部と、前
    記配線を外延させて前記プレート部を壁面の表側から覆
    って前記プレート部に取り付けられるカバーとを備えて
    なるボックスジョイントにおいて、前記カバーとプレー
    ト部とは、カバーをプレート部に保持しつつ、かつプレ
    ート部に対してカバーを、予め定められた所定の一方向
    にスライド移動させるスライド保持構造を有してなるこ
    とを特徴とするボックスジョイント。
JP10037848A 1998-02-19 1998-02-19 ボックスジョイント Withdrawn JPH11234859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10037848A JPH11234859A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 ボックスジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10037848A JPH11234859A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 ボックスジョイント

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Publication Number Publication Date
JPH11234859A true JPH11234859A (ja) 1999-08-27

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ID=12508965

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10037848A Withdrawn JPH11234859A (ja) 1998-02-19 1998-02-19 ボックスジョイント

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JP (1) JPH11234859A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019205236A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 未来工業株式会社 配線器具覆い具、及び配線器具覆い部材の設置構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019205236A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 未来工業株式会社 配線器具覆い具、及び配線器具覆い部材の設置構造

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Effective date: 20050510