JP6719813B2 - ルーバ換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器収納箱等に外付けされるルーバ換気装置に関する。
従来、屋外に設置される電気機器収納箱においては、筐体に設けられる換気口の防塵および防水性能を確保したフード付きの換気装置が備えられている。例えば特許文献1に記載の換気装置は、フードの背面側にルーバを挿入した状態で、筐体の内側からフードがネジ止めされる構造を有している。
実開平06−13304号公報
上述した従来のフード付きの換気装置は、筐体の内側からネジ等で取り付けられる。そのため、筐体が大型で換気装置の前後にまで作業員の両手が届かない現場では、作業員一人では換気装置を筐体に取り付けることができないという課題があった。
本発明は、電気機器収納箱の筐体への取付作業性を向上させたルーバ換気装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するためになされた本発明は、電気機器収納箱の筐体の換気口に対応した開口部を有するベース部材と、前記ベース部材の開口部に対し外側から取り付けられるルーバユニットと、前記ベース部材に着脱可能に装着されるカバー部材とを備えるフード付きルーバ換気装置であって、前記ベース部材には、前記筐体に当該ベース部材を外側から固定するための固定手段と、前記ルーバユニットを仮止めするための係止手段と、前記ベース部材および前記ルーバユニットを前記筐体の内側から共締めで当該筐体に固定するための第2の固定手段とを設けたことを特徴とするものである。
この構成のルーバ換気装置によれば、ルーバユニットをベース部材に仮止めした状態で筐体に取り付けが可能であり、ルーバユニットを筐体の外から手で支える必要がなく、作業員一人でもルーバ換気装置の取り付けが可能になる。したがって、ルーバ換気装置の取付作業性を向上させることができる。
この構成によれば、ベース部材を筐体の外側から一次的に固定するため、筐体の内側からベース部材を固定する際の作業性を向上させることができる。
また、前記ベース部材の前面には、前記ルーバユニットの外面に適合して当該ルーバユニットを所定の設置位置にガイドする段部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、ルーバユニットの位置合わせが容易となり、ルーバ換気装置の取付作業性を更に向上させることができる。
また、前記ベース部材および前記ルーバユニットを前記筐体の内側から共締めで当該筐体に固定するための第2の固定手段が前記段部内に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、第2の固定手段をベース部材の段部内に形成したことにより、当該固定手段がルーバユニットにより塞がれる。したがって、悪戯等でカバー部材が取り外されても、筐体の外側からはルーバユニットやベース部材を取り外すことができない。
本発明によれば、ルーバユニットをベース部材に仮止めした状態で筐体に取り付けが可能であり、作業員一人でもルーバ換気装置の取り付けが可能になる。したがって、ルーバ換気装置の取付作業性を向上させることができる。
ルーバ換気装置を前上方から見た斜視図である。 ルーバ換気装置を後上方から見た斜視図である。 ルーバ換気装置の分解斜視図である。 カバー部材を後上方から見た斜視図である。 ベース部材を前上方から見た斜視図である。 ルーバユニットを前上方から見た斜視図である。 ルーバユニットを後上方から見た斜視図である。
本発明に係るルーバ換気装置の好適な実施形態を、以下図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態によるルーバ換気装置10であり、前上方から見た斜視図である。図2はそのルーバ換気装置10を後上方から見た斜視図である。図3は、ルーバ換気装置10の分解斜視図である。ルーバ換気装置10は、屋外等に設置される電気機器収納箱の換気口に取り付けられ、風雨や埃が筐体内に吹き込まないようにするためにフード状のカバー部材20を備えている。
図3に示すように、ベース部材30は、電気機器収納箱の筐体90の外面に取り付けられる取付基板である。ベース部材30と筐体90との間には、例えば防水性のパッキン60が介装される。本実施形態では、ベース部材30の前面(外側に相当)に、フィルタ50を保持するルーバユニット40が設けられ、ルーバユニット40を覆うカバー部材20が、前方からベース部材30に着脱可能に取り付けられる。フィルタ50は、ベース部材30の開口部31を覆う位置で、ルーバユニット40内に介装される。
カバー部材20は、その背面側がベース部材30の前面側に係合することで、ベース部材30に装着される。ここで、図4にカバー部材20の背面側の構造を示し、図5にベース部材30の前面側の構造を示す。
カバー部材20は、例えば合成樹脂により一体成型される部材であり、上板部20a、側板部20b、20b、前傾斜板部20cを備え、裏面側および下部側が開放された、いわゆるフード状の形態を有している。カバー部材20をベース部材30の開口部を覆うように装着すると、当該カバー部材20の下部に、左側板部20b、前傾斜板部20c、右側板部20bおよびベース部材30で囲われる通気用の開口が画成される。
カバー部材20の側板部20b、20bの下部後端隅部には、嵌合凹部22、22がそれぞれ形成されている。嵌合凹部22は、側板部20bの側面の一部と前面の一部が四角に切り欠かれた形状となっている。また、カバー部材20の側板部20b、20bには、嵌合凹部22、22に隣接して互いに開放部21内に向かって突出する突起片23、23が形成されている。
カバー部材20の内壁には、左側板部20b、前傾斜板部20cおよび右側板部20bに亘り突出する補強リブ24が形成されている。補強リブ24は、カバー部材20の下端から突起片23の高さに相当する高さ位置に形成される。補強リブ24の端部は突起片23、23に接続しておらず、それらの間には間隙25が設けられている。このような補強リブ24により、カバー部材20全体の強度を確保するとともに、後述するようにカバー部材20の着脱に際して押圧されたときの側板部20b、20bの弾性変形をある程度許容している。
ベース部材30は、中央に通気用の開口部31を有する略台形状の取付板部32を有する合成樹脂製の部材からなる。ベース部材30の左右両端の下方部には、嵌合凸部33、33が形成されている。これら嵌合凸部33、33に、カバー部材20の側板部20b、20bの隅部に形成した嵌合凹部22、22を係合させることで、カバー部材20がベース部材30に着脱可能に装着される。
また、ベース部材30には、上述したカバー部材20の突起片23、23を案内するフランジ状のガイド部34が形成されている。ガイド部34は、取付板部32の前方側に当該取付板部32の側辺および上辺に沿い、それらと一定の距離だけ離間して対向している。ガイド部34の左右両下端は、ベース部材30の底板部(覆い部)35に接続しており、その接続部分が規制片36、36となっている。
カバー部材20の嵌合凹部22、22にベース部材30の嵌合凸部33、33を係合させた装着位置では、カバー部材20の突起片23、23が、ベース部材30の規制片36、36に係止した状態にある。そのため、カバー部材20の前方への移動、つまり取り外しが規制される。
また、ガイド部34において、規制片36、36よりも上方であって、かつ、嵌合凸部33、33よりも若干上方の位置に切欠き部37、37が形成されている。
また、ベース部材30には、当該ベース部材30を筐体90に外側から固定するためのネジ穴(第1の固定手段)80が穿設されている。ベース部材30の開口部31の周辺の2箇所には、ルーバユニット40を仮止めするため先端に鈎状の返しを有する係止片(係止手段)38、38が突出形成されている。更に、開口部31周辺の四隅には、仮止めしたルーバユニット40とともにベース部材30を電気機器収納箱の筐体90にネジ91、91、・・・で固定するためのネジ穴(第2の固定手段)39、39、・・・が形成されている。
図6は、ルーバユニット40を前上方から見た斜視図である。図7は、ルーバユニット40を後上方から見た斜視図である。ルーバユニット40は、前面側に複数枚のガラリ(羽根板)41、41を有し、背面の支持枠部42でフィルタ50が内部に支持されている。ルーバユニット40の背面四隅には、インサートナット43、43、・・・が形成されている。
かかる構成のルーバ換気装置10を電気機器収納箱の筐体90へ取り付ける方法について説明する。
(ベース部材の取付)
先ず、ベース部材30のネジ穴80にネジ92を前方から挿入し、筐体90のタップ孔93にネジ92を螺入することにより、ベース部材30が外側から筐体90にネジ止めされる。
(ルーバユニットの設置)
次に、ルーバユニット40の背面側を、ベース部材30の係止片38、38に係止して仮止めしておき、筐体90の内側から複数(4本)のネジ91を、ネジ穴94、39に挿入し、最後にルーバユニット40の背面側のインサートナット43に螺入することにより、ルーバユニット40およびベース部材30が共締めされて筐体90にしっかりと本締めされる。
なお、ルーバユニット40をベース部材30に仮止めした状態で、ベース部材30をネジ92で外側から筐体90に一次的に固定した後、筐体90の内側からネジ91でルーバユニット40およびベース部材30を筐体90に本締めしてもよい。
従来、筐体90が大型であったり、換気装置10を取り付ける換気口が扉から遠い例えば背板にあるときには、換気装置10の前後に作業員の両手を回しても手が届かないこともあり、その場合、作業員一人では換気装置10を取り付けできないという課題があった。しかし、本実施形態では、ルーバユニット40を仮止めしたベース部材30を筐体90の外側から第1の固定手段で固定した後、筐体90の内側からルーバユニット40およびベース部材30を共締めで第2の固定手段で固定するため、筐体90が大型でも作業員一人で換気装置10を設置することができる。
また、ベース部材30の前面には、ルーバユニット40の外面に適合して当該ルーバユニット40を所定の設置位置にガイドする段部73が形成されていることが好ましい。このような段部73を設けることにより、ルーバユニット40を所定の設置位置に容易に位置合わせすることができ、作業性を向上させることができる。
なお、段部73は、係止片38の高さよりも浅く形成されているが、同じ高さであってもよい。係止片38は、ルーバユニット40に隠れ見えない構造となっており、段部73でガイドすることにより、ルーバユニット40の位置合わせをしながら容易に係止させることができる。
また、第2の固定手段であるネジ穴39、39、・・・を段部73より内側に形成したことにより、ネジ穴39、39、・・・がルーバユニット40により塞がれ、カバー部材20が取り外されても、ネジ穴39、39、・・・に対する悪戯等を防止することができる。また、ルーバユニット40があることにより、ネジ穴39の隙間から水の浸入も防ぐこともできる。
(カバー部材の装着)
カバー部材20をベース部材30に装着するには、先ず、カバー部材20の突起片23、23を切欠き部37、37の外側を通してガイド部34の奥に設置し、側板部20b、20bを押圧して内側に撓ませながらカバー部材20を下方に移動させる。そしてカバー部材20の下部とベース部材30の底板部(覆い部)35とが当接する装着位置で押圧を開放することで嵌合凸部33と嵌合凹部22とが係合し、これによりカバー部材20がベース部材30に容易に装着される。
10 ルーバ換気装置
20 カバー部材
21 開放部
22 嵌合凹部
23 突起片
30 ベース部材
31 開口部
32 取付板部
33 嵌合凸部
34 ガイド部
35 底板部
36 規制片
38 係止片
39 ネジ穴(第2の固定手段)
40 ルーバユニット
42 支持枠部
43 インサートナット
50 フィルタ
73 段部
80 ネジ穴(第1の固定手段)
90 筐体

Claims (2)

  1. 電気機器収納箱の筐体の換気口に対応した開口部を有するベース部材と、前記ベース部材の開口部に対し外側から取り付けられるルーバユニットと、前記ベース部材に着脱可能に装着されるカバー部材とを備えるフード付きルーバ換気装置であって、前記ベース部材には、前記筐体に当該ベース部材を外側から固定するための固定手段と、前記ルーバユニットを仮止めするための係止手段と、前記ベース部材および前記ルーバユニットを前記筐体の内側から共締めで当該筐体に固定するための第2の固定手段とを設けたことを特徴とするルーバ換気装置。
  2. 前記ベース部材の前面には、前記ルーバユニットの外面に適合して当該ルーバユニットを所定の設置位置にガイドする段部が形成され、前記第2の固定手段が前記段部より内側に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のルーバ換気装置。
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