JP6907699B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具の電源端子台の接続部分を保護する技術に関する。
従来、多目的ホール、体育館又は工場等の高天井に取り付けられ床面や壁面等を照らす天井等から吊り下げて設置されるLED(Light Emitting Diode)を光源とした照明器具が知られている。このような照明器具には、端子台カバーで覆われた商用電源を接続する端子台を備えている。
例えば、特許文献1、2には、端子台カバーで覆われた電源ケーブルが接続する端子台の構成が記載されている。
特開2016−207290号公報 特開2016−4720号公報
このような照明器具の設置の際は、照明器具を天井等に取り付けた後、端子台カバーを一旦取り外し、天井の孔から導出された又は天井に沿って引き回された電源ケーブルを端子台に接続した後、端子台カバーを再度、ねじ等で取り付ける作業が必要となる。照明器具の端子台カバーは、取り外した際の落下を防止するため、照明器具本体と落下防止ワイヤーで接続されていることが多い。
上述の設置作業を高所で行う場合、端子台カバーの取り外し及び取付けは、落下事故がないよう作業を慎重に行う必要があるため時間を要する。更に、取り外した端子台カバーを一旦、本体等に置くことにより、照明器具に傷をつけてしまうおそれがある。
そこで本発明は、端子台カバーを完全に取り外すことなく、点灯装置ケースに取り付けたまま電源ケーブルを端子台に接続できるようにするとともに、端子台カバーを可動させて端子台を覆うようにすることにより、作業性を改善した照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、電源ケーブルを接続する外部電線接続口を有する端子台と、光源を点灯させる点灯回路と、前記点灯装置と前記端子台を格納し、前記外部電線接続口が露出するように端子台取付窓が形成された点灯装置ケースと、前記端子台取付窓を覆う端子台カバーと、前記端子台カバーを可動可能に前記点灯装置ケースへ取り付ける可動支持具と、前記可動支持具によって支持された前記点灯装置ケースが可動するのを規制して、前記端子台カバーを前記点灯装置ケースに固定する固定具と、を備える。
端子台カバーを点灯装置ケースから取り外すことなく、電源ケーブルを端子台の外部電線接続口に接続することができるとともに、電源ケーブルを端子台の外部電線接続口に接続した後は、端子台カバーで再び端子台の外部電線接続口を覆うことにより、外部電線接続口に塵埃が蓄積するのを抑制することができる。
実施の形態1における照明器具を示す斜視図である。 図1の照明器具を他の角度から見た状態を示す斜視図である。 図1の照明器具から端子台カバーを外した状態を示す拡大斜視図である。 図1の照明器具の端子台カバーを示す斜視図である。 図4の端子台カバーを他の角度から見た状態を示す斜視図である。 図4の端子台カバーのベースカバー部を示す斜視図である。 図6のベースカバー部を他の角度から見た状態を示す斜視図である。 図4の端子台カバーの可動カバー部を示す斜視図である。 図8の可動カバー部を他の角度から見た状態を示す斜視図である。 実施の形態1における照明器具に電源ケーブルを取り付ける前の状態を示す斜視図である。 実施の形態1における照明器具に電源ケーブルを取り付ける過程を示す斜視図である。 実施の形態1における照明器具に電源ケーブルを取り付けた状態を示す斜視図である。 実施の形態2における照明器具の端子台カバーの周辺を拡大した斜視図である。 実施の形態2における照明器具に電源ケーブルを取り付ける過程を示す斜視図である。 実施の形態2における照明器具に電源ケーブルを取り付けた状態を示す斜視図である。 図15の照明器具を正面から見たときの正面図である。 実施の形態2における照明器具の変形例を示す正面図である。 実施の形態2における照明器具の他の変形例を示す正面図である。 実施の形態3における照明器具の端子台カバーの周辺を拡大した斜視図である。 実施の形態3における照明器具に電源ケーブルを取り付ける過程を示す斜視図である。 実施の形態4における照明器具の端子台カバーの周辺を拡大した斜視図である。 図21の端子台カバーを示す斜視図である。 実施の形態4における照明器具に電源ケーブルを取り付ける過程を示す斜視図である。 実施の形態4における照明器具に電源ケーブルを取り付けた状態を示す斜視図である。
実施の形態1.
本実施の形態の照明器具の各構成について、図1〜図9を用いて説明する。
照明器具1000は、光源部100と、この光源部100が取り付けられた本体200と、この本体200に取り付けられ、天井などの被取付部に取り付けられる取付部300と、本体200に取り付けられ、光源部100に電力を供給する点灯装置400を備える。なお、図1に示す電源ケーブル500は外部から引き込まれ、点灯装置400に接続されて商用電源を供給する電線である。
光源部100は、本体200に取り付けられるものであり、光源である発光ダイオード110と、発光ダイオード110が発する光を反射して配光制御する反射部120と、反射部120が取り付けられ、本体200に固定される光透過性カバー130を備える。なお、発光ダイオード110と反射部120は、光透過性カバー130で覆われているため、図2には図示していない。
本体200は、光源部100の発光ダイオード110と光透過性カバー130が取り付けられる光源取付部210と、この光源取付部210に取り付けられ、発光ダイオード110が発熱した熱を放熱する放熱部220と、放熱部220を囲うように光源取付部210に設けられたシャーシ部230と、このシャーシ部230の光源取付部210と反対側である上部に取り付けられた天板240を備える。
取付部300は、コの字形状(あるいはUの字形状)に折り曲げられて形成され、その両端にボルトなどの締結具によって本体200が取り付けられる。なお、照明器具10000を天井などの被取付部に取り付ける際、取付部300のほかに、図に示すように落下防止帯310を取り付ける場合がある。この落下防止帯310は、災害などの予期しないトラブルなどにより、天井などの被取付部から照明器具1000が落下するのを防止するためものである。
点灯装置400は、本体200の上部の天板240に取り付けられる。
点灯装置400は、点灯装置ケース410と、点灯装置ケース410に格納された点灯回路420及び端子台430と、点灯装置ケース410に取り付けられた端子台カバー440を備える。なお、点灯回路420は、点灯装置ケース410に覆われているため、図示していない。
点灯装置ケース410は、一面が開口した箱状のケースであり、ケースを形成する面の少なくとも一面には、端子台430を露出させるための開口(端子台取付窓411)が形成される。
点灯回路420は、端子台430を介して商用電源から供給される電力によって発光ダイオード110を点灯させる。
端子台430は、商用電源の供給を受けるための電源ケーブル500が接続される外部電線接続口431と、点灯回路420へ接続するための内部配線が接続される内部電線接続口432と、点灯装置ケース410などに固定するための固定部433を備える。なお、内部電線接続口432と固定部433は、点灯装置ケース410に覆われているため、図示していない。
端子台カバー440は、点灯装置ケース410の端子台取付窓411の近傍に取り付けられるベースカバー部441と、このベースカバー部441に取り付けられ、端子台430の外部電線接続口431を覆う可動カバー部442と、可動カバー部442をスライド可能にベースカバー部441に固定する可動支持具443と、可動カバー部442がスライドしないように、ベースカバー部441に固定する固定具444を備える。
ベースカバー部441は、点灯装置ケース410の天面に固定される取付部441aと、取付部441aの一端から折り曲げられて形成され、点灯装置ケース410の側面(端子台取付窓411の側方)を覆う第一の保護部441bと、第一の保護部441bから折り曲げられて形成され、固定具444が取り付けられる固定部441cと、取付部441の他端から折り曲げられて形成された側面部441dを有する。
取付部441aは、点灯装置ケース410にネジ、リベットなどにより、固定するための固定穴441aaと、可動ケース部442をスライド可能に不完全ネジ、リベットなどの可動支持具443により固定される支持具取付穴441abとが形成される。
第一の保護部441bは、一部が切りかかれており、電源ケーブル500を引き込むための電線挿通部441baが形成されている。なお、電線挿通部441baに折り曲げ加工を施したり、保護テープを貼るなどして電線挿通部441baの角部(エッジ)が電源ケーブル500に当たらないようにすると、電源ケーブル500の外表面に傷が付くのを防止(抑制)することができる。
固定部441cには、可動カバー部442がスライドするのを規制するように、可動カバー部442をネジなどの固定具444によって締結するためのネジ穴(固定具取付穴441ca)が形成される。
可動カバー部442は、天面部442aと、天面部442aから折り曲げられて形成され、端子台430の外部電線接続口431(端子台取付窓411)に正対する部分をカバーする正面部442bと、正面部442bから折り曲げられて形成され、ベースカバー部441の第一の保護部441bに対向する面を保護する第二の保護部442cと、正面部442bから折り曲げられて形成し、天面部442aと対向するように設けられた底面部442dが形成される。
天面部442aは、可動支持具443が挿入される長穴442aaが形成される。
正面部442bは、端部から切りかかれ、固定具444が挿入される切欠穴442baが形成される。
第二の保護部442cは、ベースカバー部441の側面部441dと組み合わさって、端子台カバー440の側部を保護する。
底面部442dは、正面部442dから折り曲げ加工されることにより、正面部442bの剛性を上げるとともに、可動カバー部442がスライドする際に、天板240に面接触することによりスムーズにスライドするようにする機能を有する。
次に、照明器具1000(主に端子台カバー440)の組み立てについて説明する。
まず、放熱部220が取り付けられた光源取付部210にシャーシ部230を取り付け、このシャーシ部230に天板240を取り付け、本体200を組み立てる。
組み立てた本体200の光源取付部210に、ソケットなどを用いて発光ダイオード110を取り付けるとともに、反射部120が取り付けられた光透過性カバー130を取り付ける。このように、本体200に光源部100を取り付ける。
次に、点灯装置ケース410に、点灯回路420とこの点灯回路420と内部配線で接続された端子台430を組み込む。この際、端子台取付窓411から端子台430の外部電線接続口431を露出させる。この状態の点灯装置ケース410を本体200の天板240の上部に固定する。
次に、ベースカバー部441の取付部441aに可動カバー部442を載せ、可動カバー部442の天面部442aに開けられた長穴442aa及び支持具取付穴441abに可動支持具443を挿入する。この可動支持具443によって、可動カバー部442をベースカバー部441にスライド可能に取り付けることができる。さらに、固定具444を切欠穴442ba及び固定穴441aaに挿入してねじ込むことにより、ベースカバー部441に取り付けた可動カバー部442がスライドしないように締結させることができる。
次に天板240に取り付けた点灯装置ケース410の端子台取付窓411の近傍にベースカバー部441を取り付けることにより、端子台カバー440を点灯装置ケース410に取り付ける。
最後に、取付部300をボルトなどにより本体200に取り付けて照明器具1000を組み立てる。
次に、図10〜図12を用いて、端子台430に電源ケーブル500を取り付ける取付工程について説明する。
電源ケーブル500を取付ける際、施工者は先ず、固定具444を緩め、端子台カバー430の可動カバー部442を図11に示す開状態まで摺動させ、端子台430の外部電線接続口431を露出させる。
次に端子台430に電源ケーブル500を挿入した後、可動カバー部442を図12に示す閉状態まで摺動させ、外部電線接続口431を可動カバー部442で覆う。最後に固定具444を締め、可動カバー部442が摺動しないようにベースカバー部441に固定して、電源ケーブル500の取付作業が終了する。
このように、本実施の形態では、従来の端子台カバーのように端子台カバー430を取り外し取付けすることなく、可動カバー部442を摺動させることにより、外部電線接続口431を露出させ電源ケーブル500を挿入することができる。照明器具1000を天井などに取り付ける作業は高所作業となるため、端子台カバー430の脱着作業においては外した部品が落下しないように外した部品を固定する作業などが必要であるが、本実施の形態の端子台カバー430は脱着する必要がなくなるため、施工時の作業性が改善され、作業時間が短縮される。取り付ける照明器具1000の台数が多い場合は更に従来型の端子台カバーに比べ有用である。
また、固定具444のネジを緩めたり締めたりする作業を、照明器具1000の側面方向から行なうことができるので、施工者が目視確認をしながら作業を行なうことができる。
実施の形態2.
実施の形態1の端子台カバーは、2つの部品で構成する場合について説明したが、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、1つの部品で端子台カバー203を形成するものである。
本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については、同符号を付して説明を省略する場合がある。
本実施の形態の照明器具及び端子台カバーの構造について、図13を用いて説明する。
図13において、端子台カバー600は直方体の形状であり、点灯装置ケース410に取り付けられたとき、端子台430の外部電線接続口431(端子台取付窓411)に正対する正面部610と、この正面部610から折り曲げられ、点灯装置ケース410の上面と連なるように形成された天面部620と、この天面部620の両側から、本体200の天面部620に向かって折り曲げられて形成された第一の保護部630、第二の保護部640を有する。
第一の保護部630は、さらに、点灯装置ケース410に沿うように折り曲げられて形成された支持片631を有する。
支持片631は、可動支持具443が挿入される支持具取付穴631aが形成される。
第二の保護部640は、電源ケーブル500が挿通される電線挿入部641が形成され、点灯装置ケース410に沿うように折り曲げられて形成された固定片642を有する。
固定片642は、端部から切り込まれた切欠部642aが形成される。
このように、端子台カバー600は、1つの部品で構成するため、ネジ止め、リベット止めなどの組み立て工程を少なくすることができ、製造がし易く、安価である。
次に、端子台カバー600を点灯装置ケース410に取り付けられた状態について説明する。
端子台カバー600が外部電線接続口431(端子台取付窓411)を覆うように、支持片631及び固定片642を点灯装置ケース410に押し当てる。
この状態で、可動支持具443(例えば、リベット)を支持具取付穴631aに挿入し、端子台カバー600がこの可動支持具443を軸に回転可能な状態で点灯装置ケース410に固定する。この際、支持片631と点灯装置ケース410との間にプラスチック製のスペーサを介在させて、可動支持具443を貫通させると、端子台カバー600を回転動作させたときに、点灯装置ケース410に傷が付くのを防止することができ、また、端子台カバー600の回転動作をスムーズにすることができる。
次に、固定具444を切欠部642aに挿入し、固定具444が点灯装置ケース410にねじ込まれることにより、固定片642を点灯装置ケース410に締結し、端子台カバー600が回転するのを規制する。
次に、図14、図15を用いて、端子台430に電源ケーブル500を取り付ける取付工程について説明する。
図14は、本実施の形態における端子台カバー600の開状態を示しており、図15は、本実施の形態における端子台カバー600の閉状態を示している。
電源ケーブル500を取付ける際、施工者は先ず、固定具444を緩め、端子台カバー600を図14に示す開状態まで回転させ、端子台430の外部電線接続口431を露出させる。次に端子台430に電源ケーブル500を挿入した後、端子台カバー600を図15に示す閉状態まで回転させ、外部電線接続口431を端子台カバー600で覆う。最後に固定具444を締め、端子台カバー600が回転動作しないように点灯装置ケース410に固定して、電源ケーブル500の取付作業が終了する。
なお、電源ケーブル500が端子台カバー600に噛みこむことを防止する目的で、クランプにより電源ケーブル500を天板240に固定する構成としてもよい。クランプを設けることにより、施工時に電源ケーブル500をクランプに固定する手間が増えるものの、電源ケーブル500を端子台430に挿入し、端子台カバー600を図15に示す閉状態にする作業性が向上させることができる。
また、光源部100が下向きとなるように照明器具1000を設置した場合、端子台カバー600の回転動作は、上下方向に対するものであるので、端子台カバー600を点灯装置ケース410に固定する際、端子台カバー600の加重が点灯装置ケース410に向かって掛かるため、端子台カバー600が点灯装置ケース410の所定の位置に収まりやすくすることができる。
また、固定具444のネジを緩めたり締めたりする作業を、照明器具1000の側面方向から行なうことができるので、施工者が目視確認をしながら作業を行なうことができる。
また、端子台カバー600の上面をひさし状に延長した形状としてもよい。このように構成することにより、端子台カバー600の上面(ひさし部分)が点灯装置ケース410の上面に重なるので、端子台カバー600と点灯装置ケース410との隙間から端子台カバー600の内部、特に、端子台430の外部電線接続口431に、ほこりやごみが侵入するのを抑制することができる。
また、図17のように支持片650を端子台カバー600の高さの中段くらいに位置するように形成してもよく、あるいは、図18のように、支持片660を端子台カバー600の高さの上端くらいに位置するように形成してもよい。
実施の形態3.
本実施の形態は、実施の形態2の端子台カバーの回転方向を変更したものである。本実施の形態において、実施の形態1及び2に記載の構成と同じ構造については、同符号を付し説明を省略する。
本実施の形態の照明器具及び端子台カバーの構造について、図19を用いて説明する。
図19は、本実施の形態における端子台カバー700の開状態を示している。
図19において、端子台カバー700は直方体の形状であり、点灯装置ケース410に取り付けられたとき、端子台430の外部電線接続口431(端子台取付窓411)に正対する正面部710と、この正面部710から折り曲げられ、点灯装置ケース410の上面と連なるように形成された天面部720と、この天面部720の両側から、本体200の天面部720に向かって折り曲げられて形成された第一の保護部730、第二の保護部740を有する。
天面部720は、可動支持具443が挿入される支持具取付穴721と端部から切り込まれた切欠部722が形成される。
第二の保護部740は、電源ケーブル500が挿通される電線挿入部741が形成される。
このように、端子台カバー700は、1つの部品で構成するため、ネジ止め、リベット止めなどの組み立て工程を少なくすることができ、製造がし易く、安価である。
次に、図19を用いて、端子台カバー700を点灯装置ケース410に取り付けられた状態について説明する。
端子台カバー700が外部電線接続口431(端子台取付窓411)を覆うように、端子台カバー700を点灯装置ケース410に押し当てる。このとき、端子台カバー700の天面部720の一部が点灯装置ケース410の上面に重なった状態となる。
この状態で、可動支持具443(例えば、リベット)を支持具取付穴721に挿入し、端子台カバー700がこの可動支持具443を軸に回転可能な状態で点灯装置ケース410に固定する。この際、天面部720(支持具取付穴721近傍)と点灯装置ケース410の上面との間にプラスチック製のスペーサを介在させて、可動支持具443を貫通させると、端子台カバー700を回転動作させたときに、点灯装置ケース410に傷が付くのを防止することができ、また、端子台カバー700の回転動作をスムーズにすることができる。
次に、図20を用いて電源ケーブル500を端子台430に接続する工程について説明する。
図20は、本実施の形態における端子台カバー700の開状態を示している。
電源ケーブル500を取付ける際、施工者は先ず、固定具444を緩め、端子台カバー700を点灯装置ケース410手前方向(図20のA方向)に回転動作させ、端子台430の外部電線接続口431を露出させる。
電源ケーブル500を電線挿入部741に通した後、端子台430に電源ケーブル500を挿入する。その後、端子台カバー700を点灯装置ケース410に接触させた閉の状態まで回転させ、外部電線接続口431を端子台カバー700で覆う。最後に固定具444を締め、端子台カバー700が回転しないように点灯装置ケース410に固定して、電源ケーブル500の取付作業が終了する。
本実施の形態では、固定具444が端子台カバー700の上方にあるため、照明器具1000を見下ろすようにして作業すると、容易に電源ケーブル500の取付作業を行なうことができる。
このように、回転の軸となる可動支持具443が点灯装置ケース410の角部近傍であるため、端子台カバー700を回転動作させ易い。また、切欠部722の切り欠き形状を、少なくとも端子台カバー700の回転動作するときの固定具444の軌跡に合わせると、端子台カバー700をスムーズに回転動作させることができ、端子台カバー700を点灯装置ケース410側に回転動作させるとき、切欠部722が固定具444をガイドすることができる。
実施の形態4.
本実施の形態は、実施の形態3の端子台カバーの回転方向を変更したものである。本実施の形態において、実施の形態1〜3に記載の構成と同じ構造については、同符号を付し説明を省略する。
本実施の形態の照明器具及び端子台カバーの構造について図21、図22を用いて説明する。
図21、図22において、端子台カバー800は直方体の形状であり、点灯装置ケース410に取り付けられたとき、端子台430の外部電線接続口431(端子台取付窓411)に正対する正面部810と、この正面部810から折り曲げられ、点灯装置ケース410の上面と連なるように形成された天面部820と、この天面部820の両側から、本体200の天面部820に向かって折り曲げられて形成された第一の保護部830、第二の保護部840を有する。
天面部820は、天板240に接触する部分に突出するような形状の支持具取付片821を有する
支持具取付片821には、可動支持具443が挿入される長穴が形成される。そのため、実施の形態1〜3の支持具取付穴と異なり、本実施の形態の支持具取付穴821は、可動支持具443を軸として端子台カバー800を回転させることができるほか、端子台カバー800を支持取付穴821と第二の保護部840を結ぶ方向にスライド可動させることができるようにするための機能を有する。
第二の保護部840は、端部から切り込まれた切欠部821と、電源ケーブル500が挿通される電線挿入部842が形成される。
次に、図23、図24を用いて電源ケーブル500を端子台430に取り付ける作業工程について説明する。
図23は、本実施の形態における端子台カバー800の開状態を示しており、図24は本実施の形態における端子台カバー800の閉状態を示している。
電源ケーブル500を取付ける際、施工者はまず、固定具444を緩める。端子台カバー430を回転させようとすると固定具444側の板金である第二の保護部840が、点灯装置カバー410と干渉する。可動支持具430が留めている支持具取付穴821を利用することにより、干渉している板金を引き出して摺動させ、その後、回転させることができる。このようにして、端子台430の外部電線接続口431を露出させる。
電源ケーブル500を端子台430の外部電線接続口431に電源ケーブル500を挿入する。その後、端子台カバー800を点灯装置ケース410に接触させた閉の状態まで回転させ、電線挿入部841に通すとともに、外部電線接続口431を端子台カバー800で覆う。最後に固定具444を締め、端子台カバー800が摺動したり、回転したりしないように、点灯装置ケース410に固定して、電源ケーブル500の取付作業が終了する。
本実施の形態では、端子台カバー430の開口部の側に設けられた固定具444を緩めることにより、電源ケーブル500の接続作業を行うことができるため、照明器具1000の側面方向から施工者が目視確認をすることができ、作業性を向上させることができる
1000 照明器具、100 光源部、110 発光ダイオード、120 反射部、130 光透過性カバー、200 本体、210 光源取付部、220 放熱部、230 シャーシ部、240 天板、300 取付部、310 落下防止具、400 点灯装置、410 点灯装置ケース、411 端子台取付窓、420 点灯回路、430 端子台、431 外部電線接続口、432 内部電線接続口、433 固定部、440 端子台カバー、441 ベースカバー部、441a 取付部、441aa 固定穴、441ab 支持具取付穴、441b 第一の保護部、441ba 電線挿通部、441c 固定部、441ca 固定具取付穴、441d 側面部、442 可動カバー部、442a 天面部、442aa 長穴、442b 正面部、442ba 切欠穴、442c 第二の保護部、442d 底面部、443 可動支持具、444 固定具、500 電源ケーブル、600 端子台カバー、610 正面部、620 天面部、630 第一の保護部、631 支持片、631a 支持具取付穴、640 第二の保護部、641 電線挿入部、642 固定片、642a 切欠部、650 第一の保護部、660 第一の保護部、700 端子台カバー、710 正面部、720 天面部、721 支持具取付穴、722 切欠部、730 第一の保護部、740 第二の保護部、741 電線挿入部、800 端子台カバー、810 正面部、820 天面部、821 支持具取付片、821a 支持具取付穴、830 第一の保護部、840 第二の保護部、841 切欠部、842 電線挿入部。

Claims (3)

  1. 本体と、
    前記本体の天面側に配置されるように前記本体に取り付けられ、天井などの被取付部に取り付けられる取付部と、を備え、
    前記本体は、
    電源ケーブルを接続する外部電線接続口を有する端子台と、
    光源を点灯させる点灯回路と、
    前記端子台の前記外部電線接続口が形成された部分が露出するように、前記取付部が前記被取付部に取り付けられたときに前記被取付部と交差する面に端子台取付窓が形成され、前記点灯回路と前記端子台を格納した点灯装置ケースと、
    前記端子台取付窓及び前記外部電線接続口を覆う端子台カバーと、
    前記端子台カバーが前記点灯装置ケースに取り付けた状態を保持し、かつ可動可能に前記点灯装置ケースへ取り付ける可動支持具と、
    前記可動支持具によって支持された前記点灯装置ケースが可動するのを規制して、前記端子台カバーを前記点灯装置ケースに固定する固定具と、
    を備えることを特徴とする照明器具。
  2. 前記可動支持具は、前記端子台カバーがスライド可動するように支持することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記可動支持具は、前記端子台カバーが回転動作するように支持することを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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