JP7278893B2 - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係る照明器具1を示す組立斜視図であり、図2は、実施の形態1に係る照明器具1を示す分解斜視図である。図1及び図2に示すように、照明器具1は、天井等に取り付けられるものであり、天井等の被取付部(図示せず)に取り付けられる支持部100と、支持部100に保持される光源ユニット200とを備えている。照明器具1は、例えば体育館又は倉庫等といった高さが高い天井に取り付けられる。
支持部100は、アーム110と、固定部120と、接続部130とを有している。アーム110は、例えば板金を折り曲げてU字状に形成された部材であり、ボルト等の固定具によって被取付部に取り付けられる。固定部120は、例えば平板状の板金の両端を折り曲げた形状をなす部材であり、光源ユニット200を保持する。接続部130は、アーム110と固定部120とを接続するものであり、例えば2個のボルトと2個のナットとからなる。固定部120は、剛性がある金属で形成されており、接続部130によって、アーム110に対し揺動自在に取り付けられている。
光源ユニット200は、光を照射する光源部210(図3参照)と、光源部210からの熱を放散するヒートシンク220とを有する。また、光源ユニット200は、光源部210に電力を供給して点灯させる電源ユニット230と、光源部210を覆うようにヒートシンク220に取り付けられる光学カバー240とを有している。
図3は、実施の形態1に係る光源部210を示す下面図である。図3に示すように、光源部210は、複数の発光素子211と、複数の発光素子211が放射状に並べられた基板212とを有している。基板212は、円板状をなしており、縁部に切り欠き212bが形成されている。
図4は、実施の形態1に係るヒートシンク220を上側からみた場合の分解斜視図である。図4に示すように、ヒートシンク220は、角柱状をなしており、矩形板状のベース部221と、複数のフィン223aを有するフィン部223と、フィン部223を覆う矩形板状の庇部222とを有している。ベース部221、フィン部223及び庇部222は、例えばアルミニウム製の板を加工して形成されたものであり、組み合わせることによってヒートシンク220が製造される。ヒートシンク220は、アルミニウム板を板金加工して形成されることによって、射出成型の場合よりも重量を軽くすることができることに加え、成型用の金型が不要であるため、製造費用を抑えることができる。なお、アルミニウム板は、射出成型に用いられるアルミニウム材よりもアルミニウムの純度が高く、板厚が薄くても、射出成型に用いられるアルミニウム材と同等以上の放熱性を確保することができる。
電源ユニット230は、ヒートシンク220の庇部222の電源取付面22bに設けられ、光源部210に電源を供給する。電源ユニット230が電源取付面22bに設けられることによって、電源ユニット230から生じる熱をヒートシンク220に伝達させることができる。従って、ヒートシンク220は、電源ユニット230の温度が上昇することを抑制することができる。電源ユニット230は、図1及び図2に示すように、本体底部290と、点灯装置231と、端子台232と、信号用コネクタ233と、ケース270と、カバー280とを有している。
本体底部290は、点灯装置231を載置するものであり、ヒートシンク220の庇部222の電源取付面22bに取り付けられる。
点灯装置231は、電源回路231aを有しており、電線10を介して点灯するための電源を光源部210に供給する。
端子台232は、外部に設けられた商用電源(図示せず)からの電線10(図11参照)が接続され、電線10を介して商用電源から供給される電源を、点灯装置231の電源回路231aに供給する。端子台232は、略直方体状をなしており、電線10が接続される接続面232aを有している。端子台232は、傾斜した状態で配置されている。なお、端子台232は、ケース270に固定されてもよく、取付部材等によって傾斜した状態に保持されてもよい。
信号用コネクタ233は、外部に設けられた制御装置(図示せず)からの信号線(図示せず)が接続されるコネクタであり、傾斜した状態で配置されている。信号用コネクタ233は、信号線を介して送信される制御信号を、点灯装置231の電源回路231aに送信する。
ケース270は、電源回路231aを有する点灯装置231、端子台232及び信号用コネクタ233を覆うように本体底部290に取り付けられて、点灯装置231、端子台232及び信号用コネクタ233を収納する。ケース270は、底面が開口した中空状の箱体であり、2個の側面271と、背面272と、正面273と、載置面274と、天面276とを有している。2個の側面271は、対向しており、本体底部290から起立した台形状をなしている。
図1及び図2に示すように、カバー280は、ケース270の端子開口274a及びコネクタ開口274bを露出又は遮蔽させるようにケース270にスライド自在に取り付けられている。カバー280は、保持部281と、庇282と、蓋部283とを有している。保持部281は、端子開口274aの側方を覆うものであり、本体底部290及び電源取付面22bに対し略垂直に延びる。保持部281には、水平状に延びる保持長穴281aが形成されている。保持長穴281aにネジ等の締結具がスライド自在に挿入される。保持長穴281aに挿入される締結具は、正面273に固定される。
光学カバー240は、有底角筒状の箱体であり、光源部210を覆いつつヒートシンク220のベース部221に固定されている。光学カバー240は、カバー固定ネジ(図示せず)によってヒートシンク220に固定されている。なお、光学カバー240の内側に、光源部210から照射された光の進行方向を制御するレンズユニットや光を反射するリフレクタ等を設けてもよい。
図10~図12は、実施の形態1に係るカバー280の動作を示す斜視図である。次に、カバー280の動作について説明する。図10に示すように、カバー280が端子開口274a及びコネクタ開口274bを覆っている状態において、作業者が、電線10を端子台232に接続する場合について例示する。図11に示すように、作業者は、カバー280をスライドさせて、端子開口274a及びコネクタ開口274bを露出させる。そして、作業者は、電線10を端子台232の接続面232aに接続させる。その際、電線10は、ケース270の載置面274に載置されており、ヒートシンク220の庇部222の電源取付面22bに接触しない。
図13は、実施の形態2に係る照明器具1000を示す側面図である。本実施の形態2は、載置面274の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
Claims (7)
- 光を照射する光源部と、
前記光源部が光源取付面に設けられ、前記光源部から発生する熱を放散するヒートシンクと、
前記ヒートシンクの前記光源取付面の他面である電源取付面に設けられ、前記光源部に電源を供給する電源ユニットと、を備え、
前記電源ユニットは、
電源回路と、
電線が接続面に接続され、前記電線を介して供給される電源を前記電源回路に供給する端子台と、
前記端子台の前記接続面を露出する端子開口が形成され、前記端子開口から露出した前記接続面に接続される前記電線が載置されて前記電源取付面から離間する載置面を有し、前記電源回路及び前記端子台を収納するケースと、を有し、
前記端子台は前記端子開口に嵌め込まれ、前記接続面と前記載置面とが面一となっている
光源ユニット。 - 前記載置面は、
前記電源取付面に対し傾斜している
請求項1記載の光源ユニット。 - 前記載置面は、
前記電源取付面に対し平行である
請求項1記載の光源ユニット。 - 前記電源ユニットは、
前記ケースの前記端子開口を露出又は遮蔽させるように前記ケースにスライド自在に取り付けられたカバーを更に有する
請求項1~3のいずれか1項に記載の光源ユニット。 - 前記カバーは、
前記端子開口の側方を覆う保持部と、
前記保持部に接続され、前記端子開口の上方を覆う庇と、を有する
請求項4記載の光源ユニット。 - 前記カバーは、
前記保持部の一端側と前記庇の一端側とを接続する蓋部を更に有し、
前記保持部の他端側と前記庇の他端側との間であり前記蓋部と対向する対向空間には、前記電線が挿入されている
請求項5記載の光源ユニット。 - 被取付部に取り付けられるアームと、
前記アームに揺動自在に取り付けられ、請求項1~6のいずれか1項に記載の光源ユニットと、を備える
照明器具。
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