JP6832893B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関するものである。たとえば、天井や梁に取り付けられる照明器具あるいは高天井から吊り下げられる照明器具に関するものである。
照明器具の本体内部の発熱部品に対して通気を可能にして効率よく放熱させる照明器具がある(例えば、特許文献1・図1参照)。
特開2010−80244号公報 特開2014−026803号公報 特開2014−002916号公報 特開2013−182777号公報 特開2009−238734号公報 特開2008−186776号公報 実願昭57−174662号(実開昭59−077704号)のマイクロフィルム
しかしながら、特許文献1における照明器具においては、本体内部の発熱部品の放熱には効果が期待されるが、本体下部の光源が発する熱の放熱に対しての有効性は低いという課題があった。
一方で、高出力な性能を要求される照明器具においては、その期待される性能を満足させるために搭載部品や器具そのものが大型化する傾向にある。しかしながら、より施工性の良いものを考えるとそれらはより小型・軽量のものであることが望ましい。
本発明は、点灯装置を一体化した照明器具において、光源と点灯装置との発熱を効率的に放熱する照明器具を提供することを目的とする。
本発明の照明器具は、
光源と、
前記光源と対向する天板と、
前記天板の前記光源と対向する面の反対側の面に取り付けられ、前記光源を点灯する点灯装置と、
前記光源と前記天板との間に空間を設けて前記光源と前記天板とを保持する本体と
を備えた照明器具であり、
前記光源は、前記天板と対向する側に放熱部材を有し、
前記照明器具の側面は、
前記放熱部材の周囲と前記空間の周囲との2か所に開口部を設けており、
前記照明器具の上面は、
前記天板の点灯装置の両側に排気口を設けていることを特徴とする。
本発明によれば、光源と天板との間に空間を設けているので、光源の熱的影響を点灯装置へ与えにくくすることができる。
実施の形態1の照明器具1の斜視図である。 実施の形態1の照明器具1の分解斜視図である。 実施の形態1の照明器具1の側面図である。 図3のB−B断面図である。 実施の形態1の照明器具1の下面図である。 実施の形態1の光源2の分解斜視図である。 実施の形態1の他の実施例を示す図である。 実施の形態1の他の実施例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の照明器具1の斜視図である。
図1において、Cは中心軸である。
図2は、本実施の形態の照明器具1の分解斜視図である。
図2において、点線はねじによるねじ止め個所を示している。
図3は、本実施の形態の照明器具1の側面図である。
図4は、図3のB−B断面図である。
図5は、本実施の形態の照明器具1の下面図である。
図6は、本実施の形態の光源2の分解斜視図である。
<<<照明器具1の説明>>>
照明器具1は、光源2と、本体3と、取付部45と、点灯装置100と、天板6とを備える。
照明器具1は、本体3と点灯装置100とが個別の筐体からなるものである。しかし、この実施の形態の照明器具1は、点灯装置100を天井裏などの別な場所に設置するものでもないし、点灯装置100を取付部45に取り付けるものでもないし、点灯装置100を本体3の内部に設置するものでもない。この実施の形態の照明器具1は、点灯装置100を本体3の天板6の外上部に取り付けるものであり、本体3と点灯装置100とを一体化したものである。
照明器具1は、取付部45を除くと、全体として、中心軸Cを中心とした筒状形状をしている。
点灯装置100は、本体3の筒状形状の上部に埋め込まれた状態で本体3に固定されている。
点灯装置100は、端子用カバー103を除き、本体3の外形線からはみ出ている部分はなく、本体3の外形以内に存在している。
なお、本体3と点灯装置100とが個別の筐体を有しているので、点灯装置100を天井裏などの別な場所に設置するようにしてもよい。
<<<本体3の説明>>>
本体3は、下端31と上端32が円状に開口した筒状の板金である。
本体3は、円筒状の側面33を有する。
側面33の上側面には、対向して1対の切欠き部34がある。
切欠き部34は、側面33の上端から下方に向かって逆台形形状に切欠いた部分である。
切欠き部34の逆台形形状は、天板6の装置配設部50の両端に形成された凹端部53の逆台形形状と合致している。
本体3の直径D対本体3の高さHの比は、おおよそ2対1であり、扁平な円筒形を呈している。
切欠き部34の深さH1対本体3の高さHの比は、おおよそ3対7であり、最大でも、1対2が好ましい。
切欠き部34の上端の長さL1対本体3の直径Dの比は、おおよそ7対15であり、最大でも、1対2が好ましい。
切欠き部34の下端の長さL2対本体3の直径Dの比は、おおよそ3対15であり、最大でも、1対2が好ましい。
本体3の下端31には内側に折り曲げられた下鍔35がある。下鍔35は水平リング形状をしている。
本体3の上端32には内側に折り曲げられた上鍔36がある。上鍔36は水平リング形状をしている。
本体3の側面33の上側面には、切欠き部34を除き、複数の排気口9がある。
本体3の側面33には、固定アーム4をねじ止めするねじ切り穴37がある。
ねじ切り穴37は、1本の固定アーム4に対して上下方向に2か所ある。
<<<天板6の説明>>>
天板6は、本体3の上端32に取り付けられる板金である。
天板6は、本体3の上端32のカバーとなるとともに、点灯装置100を埋設するように取り付ける。
天板6は、装置配設部50と2枚の弧状板61を有する。
弧状板61の外形は、直線部と外形弧からなる。
弧状板61の直線部から、装置配設部50が下方に向かって形成されている。
弧状板61の外形弧は、本体3の直径と同じ直径を有している。
弧状板61の外形弧は、本体3の外周形状と一致する。
弧状板61には、外周に接近する位置に複数の排気口91が放射状に設けられている。
<<<装置配設部50の説明>>>
装置配設部50は、点灯装置100を配設する。
装置配設部50は、本体3の内部下方に窪んでいる。
装置配設部50は、天板6の中央を横断して溝状又はU字状又は側溝状に形成される。
装置配設部50は、天板6の中心を直径方向に横切って本体3の両側面まで上方向に広がって形成されている。
装置配設部50は、底板51と1対の傾斜板52とを有している。
底板51は、矩形(ほぼ矩形)である。
底板51の短辺は、本体3の直径と同じ長さの直径を有している弧である。
底板51の長辺は、本体3の直径よりも小さい長さの直線である。
底板51の形状は、点灯装置100の装置底板111とほぼ同じ形状である。
底板51の面積は、点灯装置100の装置底板111の面積以下である。
1対の傾斜板52は、底板51の両側にあって上に向かって次第に間隔が広がっている。
傾斜板52は、矩形(ほぼ矩形)である。
傾斜板52の下の長辺は底板51の長辺であり、傾斜板52の上の長辺は弧状板61の直線部である。
底板51と1対の傾斜板52とで形成する空間の形状は、断面が逆台形形状の六面体である。
底板51には、4か所の角にエンボス54が形成されている。
エンボス54は、底板51の表面よりも上に盛り上がった突起状の肉厚部分である。
エンボス54の中央にはねじ切り穴55があり、底板51の表面上でドーナツ形状を呈している。
エンボス54は、点灯装置100を底板51から隙間を設け浮かせて配設するものである。
<<<点灯装置100の説明>>>
点灯装置100は、本体3の上部に配設される。
点灯装置100は、端子台105を介して商用電源から供給される電力によって光源2を点灯する。
点灯装置100は、天板6に取り付けられる。
点灯装置100は、六面体の箱状であり直方体の形状をしている。
点灯装置100は、装置本体101と装置蓋102とを有する。装置本体101と装置蓋102とは、板金であり、点灯装置100の筐体を形成する。
点灯装置100は、個別の筐体を有しているので、点灯装置100だけで、市場で流通させることができる。
<<<装置蓋102>>>
装置蓋102は、下面が開放され、上板107と1対の長側板108と1対の短側板109とを有する。
上板107は、端子台105に商用電源の電線を挿入する端子口110を有している。
施工時に、端子台105に電線を挿入した後、端子口110は、端子用カバー103により覆われる。
端子用カバー103により、端子台105から点灯装置100の内部にほこりやごみが侵入することを防止することができる。
端子用カバー103は、上板107よりも上方向に突出しているが、端子台105を下方に下げて固定し、端子用カバー103を上板107から突出させないようにしてもよい。
なお、端子口110を上板107ではなく長側板108に設ければ、端子口の開口を側面に設けることができ、上部に端子口の開口がなくなるので、端子用カバー103を設ける必要はない。端子用カバー103がなければ、点灯装置100はすべて本体3の外形の内側に存在することになる。
<<<装置本体101>>>
装置本体101は、回路基板104と端子台105と取付金具106とを収納する。
装置本体101の底には、装置底板111がある。
装置底板111には、エンボス54の4か所のねじ切り穴55と対向する位置に、4か所のねじ穴が形成されている。
点灯装置100は、装置蓋102をはずした状態で、4本のねじで、エンボス54のねじ切り穴55にねじ止めされる。
装置本体101は、装置蓋102で覆われる。装置蓋102の短側板109の下端を装置本体101にねじ止めして、装置本体101に装置蓋102を固定する。
点灯装置100の装置底板111は、天板6の底板51から底隙間95だけ離れている。底隙間95の高さは、エンボス54の高さに等しい。
また、点灯装置100の長側板108は、天板6の傾斜板52から脇隙間96だけ離れている。脇隙間96の幅は、上に向かって徐々に増加している。脇隙間96は、断面が直角三角形の三角柱の形状を呈している。
<<<断熱作用>>>
点灯装置100は、装置本体101を天板6に固定することで、本体3への配設がなされている。
装置本体101と天板6との固定部分(ねじ止め部分)以外の間には底隙間95と脇隙間96とを設け、本体3の両側面間にわたって通気できるようになっており、本体3の内部の光源2よりの熱的影響を点灯装置100へ伝えないようにしている。あるいは、逆に、点灯装置100からの熱的影響を本体3へ伝えないような形態となっている。
なお、底隙間95と脇隙間96とのいずれか一方のみでも構わない。
本体3および天板6の装置本体101が配設される窪み部分の形状は、1対の傾斜板52により、上方へ向かうにつれて徐々に開口する形で形成されており、本体3の内部の熱が上側部の外周方向へ流れやすくなる形状をとっている。すなわち、本体3の内部の高熱の空気上昇流が点灯装置100から遠ざかることになる。この傾斜板52による排気効果が存在するため、光源2と点灯装置100との熱的影響をさらに減少させることができる。
<<<作業スペース>>>
点灯装置100が配設される装置配設部50は窪んでいる。
点灯装置100の上面と本体3の上面とはほぼ同じ高さとなる。すなわち、装置配設部50のくぼみの深さは点灯装置100の高さ方向の長さと同じにする。換言すれば、上板107と弧状板61とは同一面にある。
点灯装置100の上面と本体3の上面とがほぼ同じ高さとなるとにより、取付アーム5の下の作業空間が広くなり、照明器具1の天井への取付時の作業スペースが確保される。
取付アーム5の中央下部の空間をより大きくしたければ、点灯装置100の高さを、本体3の上端32の面(弧状板61の面)より下にすればよい。
また、本実施の形態の例では、点灯装置100の長辺が、本体3の直径とほぼ同長、又は、本体3の直径以下である。
点灯装置100が本体3の外周からはみ出さないようにするため、点灯装置100の長辺を、装置配設部50の底板51の長辺の長さ以下にする。
なお、点灯装置100の長辺より本体3の直径が大きい場合、装置配設部50は天板6を端から端まで横断する必要はないので、天板6の中央部分で穴状に窪んでいてもよい。すなわち、装置配設部50の形状を、本体3の外周円と同心円で本体3の直径より小さい直径を有する凹形状穴としもよい。
また、点灯装置100の形状を円筒形状としてもよい。
<<<排気口9と排気口91の説明>>>
装置配設部50がある部分を除き、照明器具1の上側面と上面とに排気口(換気口)が設けられている。
すなわち、本体3の側面33の上側に排気口9が設けられ、天板6の弧状板61に排気口91が設けられている。このことにより、光源2で発せられた熱は本体3の内部を通り、器具上部から器具外部へ放出される。
排気口9は、放熱部材7よりも上の側面33の全周に設けられる。
排気口91は、弧状板61の外周に近いほうに設けられる。
本体3の排気口9が設けられた側面33の直径は、光源2の吸気口8が設けられた外周面の直径より大きい。したがって、放熱部材7からの熱気は本体3の内部で周囲に広がることができる。また、放熱部材7と天板6の底板51の間には空間180が存在している。この空間180は、熱気を上昇させながら熱気を周囲の排気口に導くための空間である。
このため、熱気は、点灯装置100から離れて放出される。空間180がなければ、放熱部材7から上昇する熱気が天板6の底板51に真下から当たり、底板51から点灯装置100に熱を伝える恐れがある。
なお、照明器具1の上側面と上面との両方に換気口を設けなくてもよく、どちらか一方に換気孔を有していればよい。
<<<光源2の説明>>>
光源2は、以下のものを有している。
(1)放熱部材7、
(2)放熱絶縁シート23、
(3)放熱部材7に放熱絶縁シート23を介して取り付けられる5枚の光源モジュール24、
(4)光源モジュール24を放熱部材7に固定する1枚のリフレクタ25、
(5)本体3に取り付けられ、本体3の内部に吸気する吸気口8が形成され、環状帯状をしている吸気カバー部27、
(6)吸気カバー部27の内部にパッキン28を介して取り付けられる円盤状の透明又は半透明の光透過性カバー部29、
光源2は、本体3の下端31に取り付けられる。
光源2は、本体3の内部に配置される放熱部材7と、放熱部材7の周囲に配置された吸気口8とを有する。
光透過性カバー部29は、発光面の前面に設けられる平面または曲面を有したカバーである。
光源モジュール24は、基板の表面に半田付けされた複数の発光ダイオード素子からなる。
光源モジュール24として、例えば蛍光ランプやLEDランプ等を用いてもよい。
光源モジュール24として、単数又は複数個の光源素子やタイプの異なる光源素子を搭載してもよい。
光源2は、光源モジュール24が配置された発光面とは反対面側に放熱部材7を配設している。
光源2は、本体3の内部に放熱部材7を収納する形で、本体3の下部に固定される。
光源2の外郭枠には、外部よりの空気を取り込むための吸気口8(換気口)が設けられている。
吸気カバー部27は、全体として、環状帯状をしている。
吸気カバー部27は、小径の高さH2の内筒部173と、大径の高さH3(H2<H3)の外筒部175とを有している。内筒部173と外筒部175の形状は、ともに、環状帯状である。
内筒部173の下端部からは内鍔部172が中心に向かって形成されている。内鍔部172の開口形状は、5つの花びらがある花の外形形状を呈している。
内筒部173と外筒部175とは、水平リング状の中リング部174で連続している。中リング部174には8個のネジ穴があり、ネジにより放熱部材7が固定される。
放熱部材7の円板状のベースプレート121の外縁は、中リング部174と面で接触することで熱的に接続され、放熱効果を向上させる。
外筒部175には、360度方向に複数の吸気口8が形成されている。
吸気口8は、放熱部材7の周囲に複数形成されている。
吸気口8は、光源2の下側面に垂直方向に形成されており、吸気口8の形状は、長方形である。
外筒部175の端部からは外鍔部176が外側に向かって水平に形成されている。外鍔部176の形状はリング形である。外鍔部176には4個の穴があり、ネジ又はリベットにより外鍔部176に本体3の下鍔35が固定される。
また、外鍔部176には、本体3の下鍔35のひっかけ部(図示せず)に引っ掛けるための4個の切り欠き178がある。切り欠き178は、外鍔部176を外側からコの字状に切り欠いた形状をしている。
前述したように、吸気カバー部27は、リング状に形成され、側面が帯状をなし、この帯状の側面に吸気口8となる複数の開口が形成される。
この吸気カバー部27は、上下方向が円形状に開口している。
外筒部175と外鍔部176とにより形成された上方向側の開口が、本体3の下端31の開口部分に取り付けられる。
内筒部173と内鍔部172とにより形成された下方側の開口には光透過性カバー部29が内鍔部172の内側に取り付けられて下方側の開口が閉塞される。
吸気カバー部27の吸気口8から空気が流入することによって、本体3の内側に配置される放熱部材7の間に空気が流入する。
吸気カバー部27の側面の吸気口8から吸気された空気は、放熱部材7の放熱フィン122の下側かつ横方向から斜め上方向へ吹き込み、放熱部材7の放熱フィン122の熱によって加熱されながら上昇していく。
放熱フィン122は半径方向Rと一致する放射状に配置される。放熱フィン122の放射方向を半径方向Rに対して所定角度となるように配置してもよい。吸気口8から流入した空気は、放熱フィン122の熱を受けて温度が上昇して、本体3の空間180により渦巻き状の上昇気流を発生させることが期待でき、煙突トンネル効果によって放熱作用の向上が期待できる。
光透過性カバー部29は、85%以上の光透過性を有する樹脂あるいはガラスでできている。光透過性カバー部29の形状は、円板である。
パッキン28は、環状の弾性ゴムでできている。弾性ゴムは、例えば、シリコンゴムが用いられる。パッキン28の半径方向の断面はU字形状をしており、内側に光透過性カバー部29の外周縁を挿入する。光透過性カバー部29を装着したパッキン28の外径は、内筒部173の内径以下であり、ほぼ、同じ径にするのが望ましい。
<<<取付部45の説明>>>
取付部45は、本体3の上部で照明器具1を天井の取付面に設置する。
取付部45は、取付アーム5と、1対の固定アーム4とを有する。
取付アーム5と固定アーム4とは、同一幅の平板状をしている。
取付アーム5の両端に固定アーム4の上端がねじ止めされ、取付部45は全体としてコ形状をしている。
取付アーム5の中央および中央周辺には、天井からの吊ボルトを通す貫通孔や天井の取付面に固定するための複数のねじ穴が形成されている。
固定アーム4の下方には、本体3の側面33にねじ止めされる舌片43がある。
固定アーム4の下端には、中心に向かって直角に折り曲げられた下支え41がある。
下支え41は、本体3の下鍔35を下から支えるものであり、固定アーム4から本体3が落下するのを防止している。下支え41の両側には、上方向に突出した1対の爪42がある。下鍔35には、爪42に対向した位置に爪穴44があり、爪42が爪穴44に挿入され、固定アーム4から本体3が外れてしまうことを防止している。
取付アーム5は、取付面(たとえば天井面)に取り付けられ、照明器具を天井に取り付ける。
1対の固定アーム4は、取付アーム5を天板6および点灯装置100から離れた位置に固定する。
天板6および点灯装置100と取付アーム5との間には、照明器具1の天井への取付時の作業スペース空間がある。
取付アーム5は、本体3の両側面に締結された固定アーム4の上端に両端を支持される形態をとっている。この形態により器具設置時に必要とされる施工スペースを必要に応じて確保することが可能となる。
取付部45は、本体3の側面に締結されてもよいし、本体3の上部に締結されてもよい。たとえば、器具設置に幅方向の距離が必要なく、狭い場所への取付けが要求されるのであれば、固定アーム4を中心方向に直角に曲げて固定アーム4をL字状にして、取付部45の全体形状を矩形のC形状にして、固定アーム4を天板6の上面(弧状板61)に締結できる形状にして、取付アーム5を支持することにより、器具小型・軽量化が見込まれる。
なお、取付部45は、一つの部品を折り曲げてコ字状に作成してもよい。
本実施の形態の例では、点灯装置100の延在方向と取付アーム5は直交する形で配設されているが、点灯装置100の延在方向と取付アーム5が平行する形態で配設してもよい。直交する形で配設されれば、取付部45を本体3の外的衝撃に対する補強とすることができ、平行する形で配設されれば点灯装置100を取付部45の補強とすることができる。
<<<製造方法の説明>>>
以下に、照明器具1の製造方法を説明する。
1.本体3の上から筒内に光源2を入れ、本体3の下鍔35と光源2の外鍔部176とをねじ止めする。
2.本体3の上端32に天板6をかぶせ、本体3の上鍔36と天板6の弧状板61とをねじ止めする。
3.光源2の電線179を点灯装置100の装置本体101の回路基板104に締結する。
4.点灯装置100の装置本体101を天板6の装置配設部50に配置し、装置本体101の装置底板111と装置配設部50の底板51のエンボス54とをねじ止めする。
5.装置本体101に端子用カバー103がついた装置蓋102をかぶせ、装置本体101に装置蓋102をねじ止めする。
6.固定アーム4の下支え41の爪42を爪穴44に挿入して、取付部45の固定アーム4を側面33にねじ止めする。
この状態で、図1の照明器具1が完成し、現場に出荷することができる。
<<<施工方法の説明>>>
以下に、照明器具1の施工方法を説明する。
1.端子用カバー103を装置蓋102からはずす。
2.天井からの交流電源の電線を端子台105に接続する。
3.端子用カバー103を装置蓋102に装着する。
4.ボルト締め又はねじ止めを用いて、取付アーム5を天井の取付面に取り付ける。
この状態で、照明器具1の施工が完成する。
<<<効果>>>
本実施の形態によれば、点灯装置100は、天板6および本体3の窪み部分に収まるように配設され、本体3の上面と点灯装置100の上面が同じ高さとなるので、照明器具1の天井取付時に取付アーム5の下の施工作業スペースを確保しつつも器具全高を抑えることが可能となる。
本実施の形態によれば、光源2の発する熱を本体3の上部に換気孔を設けることにより、器具外へ効率的に放出すると共に、光源2の熱的影響を点灯装置100へ与えにくくしながらも、点灯装置100を本体3の上部へ埋設して配設することで、照明器具の小型・軽量化を図ることができ、さらに、照明器具の設置作業スペースを確保することができる。
本実施の形態によれば、照明器具1が点灯装置100を備えており、点灯装置100を別途天井裏など離隔場所に設置する必要がないので、施工が容易である。
また、照明器具1の外郭から点灯装置100がはみ出していないので作業スペースがあり、天井設置工事が容易である。
<<<変更例>>>
変更例1.
図7に示すように、脇隙間96を均一幅にしてもよい。その場合には、傾斜板52は、垂直板となる。また、底板51の面積は点灯装置100の装置底板111の面積よりも大きくなる。脇隙間96が均一幅の場合は、点灯装置100の下部から放熱しやすくなる。
変更例2.
図8に示すように、装置配設部50の底板51の下に、2枚の排気ガイド板181を設け、熱気を両サイドにガイドしてもよい。排気ガイド板181は、底板51の長辺と同じ長さの長辺を有する矩形の板金であり、2枚の排気ガイド板181で断面がV字の閉空間182を形成する。閉空間182の内部の空気が断熱効果を有するため、熱が底板51に伝わりにくい効果がある。
2枚の排気ガイド板81は、図4に示す照明器具1に設けてもよい。
変更例3.
ねじ、ねじ穴、ねじ切り穴の代わりに、ボルト・ナット、ボルト穴でもよいし、リベット、リベット穴でもよい。
また、ねじ止め、ボルト・ナット止め、リベット止めを混在させてもよい。また、接着剤を用いてもよい。
本体3と光源2とは、電気的安全性を高めるため分解できないように、リベット止めをすることが望ましい。
本体3と取付部45は、本体3の落下を防止するため、リベット止めをすることが望ましい。
1 照明器具、2 光源、23 放熱絶縁シート、24 光源モジュール、25 リフレクタ、27 吸気カバー部、28 パッキン、29 光透過性カバー部、3 本体、31 下端、32 上端、33 側面、34 切欠き部、35 下鍔、36 上鍔、37 ねじ切り穴、4 固定アーム、41 下支え、42 爪、43 舌片、44 爪穴、45 取付部、5 取付アーム、6 天板、61 弧状板、7 放熱部材、8 吸気口、9 排気口、91 排気口、50 装置配設部、51 底板、52 傾斜板、53 凹端部、54 エンボス、55 ねじ切り穴、95 底隙間、96 脇隙間、100 点灯装置、101 装置本体、102 装置蓋、103 端子用カバー、104 回路基板、105 端子台、106 取付金具、107 上板、108 長側板、109 短側板、110 端子口、111 装置底板、121 ベースプレート、122 放熱フィン、172 内鍔部、173 内筒部、174 中リング部、175 外筒部、176 外鍔部、178 切り欠き、179 電線、180 空間、181 排気ガイド板。

Claims (2)

  1. 光源と、
    前記光源と対向する天板と、
    前記天板の前記光源と対向する面の反対側の面に取り付けられ、前記光源を点灯する点灯装置と、
    前記光源と前記天板との間に空間を設けて前記光源と前記天板とを保持する本体と
    を備えた照明器具であり、
    前記光源は、前記天板と対向する側に放熱部材を有し、
    前記照明器具の側面は、
    前記放熱部材の周囲と前記空間の周囲との2か所に開口部を設けており、
    前記照明器具の上面は、
    前記天板の点灯装置の両側に排気口を設けている照明器具。
  2. 前記空間は、前記光源の上方に上昇気流を発生させ、煙突トンネル効果によって放熱する請求項1に記載の照明器具。
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