JP5904353B2 - コンセント - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、屋外等に設置されるコンセントに関する。
近年では、電気自動車用の充電スタンドが設置されるようになってきている。また、一般家庭においても電動式の自転車が普及し、商用電源から電動式の自転車に充電できるようになっている。これら充電スタンドや一般家庭での充電にはプラグが接続可能なコンセントが屋外に設けられることから、雨水や塵埃等からコンセントを保護する必要があり、コンセントにカバーを設けたカバー付のコンセントが使用されている。
特開2007−103258号公報
この種のカバー付コンセントの設置に際しては、先ず、コンセント本体を外壁面等の被設置面に設置し、設置されたコンセント本体に対してカバーを装着する。このため、カバーをコンセント本体の上方から下方にスライドさせて装着する構成の場合、設置部分の上側の被設置面が突出していたり、他の造営物が設けられていた場合など、カバーを上下方向にスライドさせるための空間がコンセント本体の上側にない場合には、カバーをコンセント本体に装着することができない問題が生じている。このため、この種のカバー付コンセントにおいては、設置場所の制限を受け難いコンセントを如何にして構成するかが重要な課題になっている。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたもので、設置場所の制限を受け難くすることが可能なコンセントを提供しようとするものである。
本発明の実施形態におけるコンセントは、被設置面に取り付けるための取付部を外周部に設け、開口を有する箱状をなす本体と;本体内に設けられ、前記開口から挿通されるプラグの栓刃が接続される刃受け金具と;前記開口が露出するように形成されたプラグの栓刃が挿通される開口部を有し、前記開口部に向かって形成された縁部とともに、前記本体と本体の取付部を含む外周部を覆う、被設置面に略直交する方向から本体に対し着脱可能に装着されるカバー部材と;を具備しており、前記本体と前記カバー部材は、本体とカバー部材との間に形成され、前記縁部から構成される係合手段によって係合されてる。
本発明によれば、設置場所の制限を受け難くすることが可能なコンセントを提供することができる。
本発明の実施形態であるコンセントを外壁面に設置した状態を示す縦断面図。 同じくコンセントの係止手段を、一部を切り欠いて示す斜視図。 同じくコンセントを本体とカバー部材に分離して示す斜視図。 同じくコンセントを示し、(a)は蓋体を閉じた状態で示す斜視図、(b)は蓋体を開いた状態で示す斜視図。 同じくコンセントのカバー部材を背面から見た斜視図。
以下、本発明の実施形態について図に従い説明する。
本実施形態は、主として電気自動車を充電するために屋外に設置される200V仕様の屋外設置用のコンセント10を構成するもので、図1に示すように、屋外の外壁面等の被設置面Xに取り付けるための取付部11eを外周部に設けた箱状をなす本体11と;本体11内に設けられ、プラグPの栓刃P1が接続される刃受け金具12と;中間にプラグPの栓刃P1が挿通される開口部14dを有し、本体11の取付部11eを含む外周部を覆うよう略額縁状に形成され、被設置面Xに略直交するA方向から本体11に対し着脱可能に装着されるカバー部材14等で構成する。
本体11は、図3に示すように、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成された箱状をなし、上面板11a、下面板11bおよび側面板11c、11c、前面板11dで構成され、背面が開放された断面が矩形状をなす箱状に形成される。そして、外周部、本実施形態においては、上部の外周部および下部の外周部に、本体11を被設置面Xに取り付けるための取付部11eが形成されている。
取付部11eは、上面板11a、下面板11bの背面側を鍔状に一体に外方に向けて突出させて形成され、貫通する取付孔11fが形成されている。取付孔11fは、後述するように、本体11を設置するサポート21に対しネジS1によって取り付けるための孔で、上面側および下面側にそれぞれ1個ずつ、上下で計2個が形成されている。
また、本体11の上面板11aは、後述する係止手段15の係止受部材15bが一体に形成され、係止手段の入口に連続する部分を傾斜することにより、係止部材15aを係止受部材15bに嵌合するためのガイド面11a1を一体に形成している。また、本体11の前面板11dは、板面が斜め下方に向くように傾斜して形成され、後述するコンセントユニット13の挿入口13aが挿通される円形の開口11d1が形成されている。
なお、本体11は、背面全体が開放された箱状をなして構成したが、背面は電線を通すための挿通孔程度が形成され閉塞されたものでもよい。また、上面板11a、下面板11bおよび側面板11c、11cは、閉塞された板面に構成したが、板面の一部が開口されたものであってもよい。
刃受け金具12は、図1に示すように、本体11内に設けられ、プラグPの一対の栓刃P1が接続されるもので、電気絶縁性を有する合成樹脂からなるコンセントユニット13に対し、一対の刃受け金具12が内蔵されている。コンセントユニット13は、電気絶縁性を有する合成樹脂で箱状をなすように構成され、前面にプラグPの挿入口13aが一体に形成され、内部に刃受け金具12が、その栓刃挿入部12aが挿入口13aに面するようにして内蔵され、挿入口13aから挿入されたプラグPの栓刃P1が、刃受け金具12の栓刃挿入部12aから挿入されて電気的に接続される。
そして、コンセントユニット13の挿入口13aが、本体11の前面板11dに形成された開口11d1に臨むようにして本体11内に設けられる。この際、コンセントユニット13は、傾斜した前面板11dに取り付けられることによって、挿入口13aが斜め下方に向くように位置されて、すなわち、刃受け金具12の栓刃挿入部12aが斜め下方に向くようにして本体11内に設けられる。
なお、本実施形態において、刃受け金具12は、電源用の一対の刃受け金具と、アース用の刃受け金具で構成されている。また、刃受け金具12は、約30°の角度で斜め下方に向くようにコンセントユニット13に内蔵されて本体11内に設けられている。
カバー部材14は、図3に示すように、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成された箱状をなし、同様に箱状をなす本体11を、上下左右方向から略覆うように、上面板14a、下面板14bおよび側面板14c、14cで構成され、前面および背面が開放された断面が矩形の箱状をなすように形成されている。カバー部材14の内側形状および寸法は、本体11の外側形状および寸法より若干大きく形成し、カバー部材14内に本体11が挿入され多少の隙間を有して嵌合されるように構成する。
カバー部材14の前面には、その略中間にプラグPの栓刃P1が挿通される開口部14dを有し、この開口部14dの上下に対向し、開口部14dに向かって鍔状に一体に形成された一対の縁部14e、14eが形成される。これにより、カバー部材14の全体形状は、開口部14dと上下の縁部14eさらに左右の側面板14c、14cによって、深さのある略額縁状をなすように構成される。これにより、カバー部材14は、本体11の取付部11e、11eを含む外周部を覆うよう略額縁状に形成される。
そして、略額縁状をなすカバー部材14は、本体11に対して、本体11の全体を略覆うようにして被せられる。すなわち、カバー部材14の開放された背面側を、本体11の前面側に対向させて挿入し嵌合する。この挿入方向は、本体11が被設置面Xに設置された際の、被設置面Xと略直交する方向(図1中、矢印A方向)であって、カバー部材14を本体11に対し被せるようにして挿入する。
これにより、本体11の上面板11a、下面板11bおよび側面板11c、11cが、カバー部材14の上面板14a、下面板14bおよび側面板14c、14cによって覆われ、同時に、開口部14dが、本体の前面板11dに設けられたコンセントユニット13の挿入口13aを、外面に露出させるように対向させて装着される。
さらに、カバー部材14は、本体11の取付部11e、11eを含む外周部を覆うように略額縁状に形成され、取付部11e、特に上下の各取付孔11fにおける防水・防塵が図れる。本実施形態においては、カバー部材14の上下に縁部14eを設けることによって、上部の縁部14eの先端部が本体11の上面板11aに当接、下部の縁部14eの先端部が本体11の前面板11dに当接する。このため、確実に取付部11e、11eが外方から視認できないようになっている。これにより、取付孔11fおよびネジS1のネジ頭を覆い隠すための蓋を別部品として用意することなく、コスト低減を図ることができるとともに、外観を良好にして見栄えをよくすることができ、さらに、いたずら防止を図ることが可能になる。
そして、上記のように装着された本体11とカバー部材14は、係止手段15によって着脱可能に係止され、また着脱が可能な係合手段16によって、さらに係合されて装着される。
先ず、係止手段15について説明する。係止手段15は、図2、図5に示すように、本体11の上面板11aとカバー部材14における上面板14aの内面との間に形成された係止部材15aと、この係止部材が挿入される係止受部材15bを有して構成される。
係止部材15aは、本実施形態では、断面が略逆T字形をなし、所定の幅を有する幅広の係止板15a1からなり、T字の根元部分がカバー部材14の上面板14aの内面に一体に形成される。
係止受部材15bは、本実施形態では、ガイド溝15b1からなり、係止板15a1におけるT字の両端部が挿入される一対の対向する凹溝を有して、本体11の上面板11aの外面に一体に形成される(図2)。また、ガイド溝15b1の入口は、上面板11aに形成されたガイド面11a1に連続するように形成し、係止板15a1の先端部がガイド面11a1によってガイドされガイド溝15b1内に挿入され嵌合される。
なお、幅広の係止板15a1の幅寸法aは、対向するガイド溝15b1間の寸法bと略等しいか若干小さく形成する(a≦b)。また係止板15a1の厚さ寸法t1は、凹溝の溝幅寸法t2と略等しいか若干小さく形成し(t1≦t2)、ガイド溝15b1には、係止板15a1が挿入され嵌合される空間部sが形成されるように構成する。また、係止板15a1およびガイド溝15b1の長手方向は、被設置面Xに対して直交する方向、すなわち、本体11が被設置面Xに設置された際の、被設置面Xと略直交する方向(図1矢印A方向)に沿って形成される。
これにより、図2に示すように、係止板15a1の両端部をガイド溝15b1の凹溝に対して、図中矢印A方向にスライドさせることによって、係止板15a1とガイド溝15b1が嵌合し両者が係止される。その結果、ガイド溝15b1を形成した本体11と、係止板15a1を形成したカバー部材14とが係止される。しかも、Aと逆方向にスライドさせることによって両者の係止状態を簡単に解除させることができる。
なお、スライドさせる矢印A方向は、本体11が被設置面Xに設置された際の、被設置面Xと略直交する方向(図1矢印A方向)と同様の方向であり、係止手段15における係止板15a1とガイド溝15b1は、カバー部材14を本体11に対し被せるようにして挿入する操作によって、自動的に嵌合して係止され、しかも、カバー部材14を逆方向にスライドさせることにより係止手段の係止状態が自動的に解除され、カバー部材14を本体11から取り外すことができる。
この際、カバー部材14は、被設置面Xと略直交する方向(図1矢印A方向)にスライドさせて本体11に対し挿入するので、設置部分の上側の被設置面Xが突出していたり、他の造営物が設けられていた場合などでも、これら突出や造営物によって邪魔されることなく、カバー部材14を本体11に確実に装着することができ、設置場所の制限を受け難くすることが可能になる。
因みに、カバー部材を本体の上方から下方(被設置面Xと平行する鉛直方向)にスライドさせて装着する場合には、これら突出や造営物が邪魔になって装着することができず、コンセントの設置場所を変更しなければならない。
さらに、カバー部材14と本体11の装着状態は、幅広の係止板15a1がガイド溝15b1の凹溝に対して嵌合し係止されるので、両者が互いに係止される部分の面積が広くなり、カバー部材14が本体11に対して左右および上下方向にガタツクことなく確実に係止して取り付けることが可能になる。
次に、係合手段16について説明する。係合手段16は、図1に示すように、本体11の上面板11aとカバー部材14における上面板14aの内面との間に形成され、樹脂の弾性によって着脱が可能な手段によって構成される。すなわち、係合手段16は、本体11の上面板11aの前面側に一体に形成された係合受爪16aと、樹脂製カバー部材14の上側の縁部14eに一体に形成され、先端に鉤状の係合爪16bを有する係合腕部16cで構成される。本実施形態において、係合爪16bは、縁部14eの幅方向の全体に亘って形成されている。
これにより、T字の係止板15a1をガイド溝15b1にスライドさせる操作と同時に、カバー部材14における係合腕部16cの係合爪16bが矢印A方向に移動し、本体11の係合受爪16aと係合される。これにより、係合受爪16aを形成した本体11と、係合腕部16cを形成したカバー部材14とが係合される。しかも、係合腕部16cを、図1に示すように、開口部14dからドライバー等の工具を挿入し、上方(図中矢印B方向)に湾曲させることによって、両者の係合状態を簡単に解除させることができる。
上記構成から明らかなように、本体11とカバー部材14は、係止手段15によりガタツクことなく確実に係止されるとともに、係合手段16によって簡単に外れることなく、さらに確実に係合される。しかも、簡単に着脱が可能になるように装着される。
図1中、18は、本体11に設けられたコンセントユニット13の挿入口13a、すなわち、刃受け金具12の栓刃挿入部12aを閉塞するための蓋体で、電気絶縁性を有する合成樹脂で矩形状をなす板状に一体に形成される(図3)。矩形状をなす蓋体18の大きさは、挿入口13aを覆うことができ、かつ、カバー部材14の開口部14dよりも小さいが、開口部14dを略覆い開口部の蓋としての機能を有する寸法に形成し、その下辺部18aが本体11の前面板11dの下辺部11gに対して軸支される。
すなわち、本体11の下辺部11gの両側には、樹脂からなる別体の軸受18bがネジS2によって固定され(図1)、この一対の軸受18b間に蓋体18の下辺部18aを介在させ、両者にわたって軸18cを挿通して、蓋体18を本体11の前面板11dに軸支する。なお、軸受18bと蓋体18の下辺部18aには、コイルスプリング(図示省略)を介在させて、蓋体18が常時コンセントユニット13の挿入口13aおよびカバー部材14の開口部14dを塞ぐ方向に付勢させる。
また、蓋体18の上辺部18dには、外方に向けて斜めに傾斜させた摘み部18eが一体に形成される。さらに、蓋体18内面の略中央部分には、ロック部19が設けられる。ロック部19は、刃受け金具12に接続されたプラグPを本体11側に係合し、抜け止めの作用をなす鉤状の係合爪で構成される。
そして、蓋体18は、上記のように構成されることによって、プラグPを接続しない不使用時には、コンセントユニット13の挿入口13aおよびカバー部材14に開口部14dを塞ぎ、防水および防塵等の作用を果たす。同時に使用時には、カバー部材14の開口部14dから、摘み部18eを指で摘んで、図4(a)中、矢印Cで示す方向に開くことによって、図4(b)のように、挿入口13aが外面に露出し、プラグPを刃受け金具12に対して差し込むことが可能になる。
また、プラグPを刃受け金具12に差し込むと、図1に示すように、プラグPの図中、矢印D方向の移動により、プラグPの外面(図中、下面)に形成されたロック用の段部P2に対して、ロック部19の係合爪が係合し、プラグの抜け止めがなされる。この抜け止めは、蓋体18に設けられたスプリングの弾力により、常時閉方向に付勢されている蓋体に対してプラグPを、矢印D方向に向けてスライドさせることによって、ロック部19の係合爪がプラグPの段部P1に対し自動的に係合し、係合した状態から蓋体18を開く操作(矢印C方向の操作)によって自動的に解除される。
また、蓋体18は、上記のように、矢印C方向の操作によって開かれた際に、蓋体18の下辺部18aの端面18a1が、本体11前面の下辺部11gに当接して停止する。この際、樹脂製の下辺部11gの割れを防止するために、蓋体18の下辺部18aの端面18a1の幅が広くなるように、蓋体18の肉厚寸法が上辺部18dから下辺部18aに向かうにしたがって厚くなるように構成する。
これにより、蓋体18の端面18a1が、本体11の下辺部11gに当接した際に、面積の広い蓋体端面18a1が本体11の下辺部11gに当接し、局部的な力が本体11の樹脂製下辺部11gにかからないようにして割れを防止することが可能になる。
上記により、カバー部材14を有する防水型のコンセント10が構成される。なお、上記に構成されたコンセント10は、パッキングを有する裏面枠20およびサポート21によって、被設置面Xに設置される。
次に、上記に構成されたコンセント10の設置手順および作動につき説明する。なお、上記に構成されたコンセント10は、図3に示すように、本体11とカバー部材14を分離した状態にしておく。そして、図1に示すように、被設置面、例えば、一般家庭の建物における外壁面Xに対し、本体11の背面側が外壁面Xと略平行に、すなわち、略鉛直方向になるように設置する。設置は、先ず、サポート21を外壁面Xに予め形成された設置孔X1の外周に木ネジ等によって取り付け、さらにサポート21に対してパンキングを有する裏面枠20をネジによって取り付ける。
次に、本体11の刃受け金具12に対して200Vの電源が供給されるように電気配線を行う。次に、裏面枠20に対し、本体11外周部の取付部11e、11eを合せ、ネジS1、S1を取付孔11f、11fに挿通し、サポート21のネジ孔20aに対してねじ込み固定する。
次に、カバー部材14を用意し、カバー部材14の開放された背面を、本体11の前面板11dを被せるように位置合せをし、カバー部材14を、被設置面Xと略直交する方向(図1矢印A方向)に移動させ、本体11をカバー部材14内に挿入する。
この際、カバー部材14は、被設置面Xと略直交するA方向に移動させることにより本体11に装着することができるので、設置部分の上側の外壁面X1が突出していたり、他の造営物が設けられていた場合などでも、これら突出や造営物によって邪魔されることなく、カバー部材14を本体11に確実に装着することができ、設置場所の制限を受け難くすることが可能になる。
この移動操作に伴って、先ず、係止手段15の係止板15a1が、傾斜するガイド面11a1にガイドされ、ガイド溝15b1に自動的に嵌合して係止される。同時に、係合手段16の係合爪16bが係合受爪16aに乗り上げ、係合腕部16cが樹脂の弾性に抗して上方に撓み、さらなる移動によって係合爪16bが係合受爪16aを乗り越える。これによって、係合腕部16cが樹脂の弾性力によって下方に復帰し、係合爪16bと係合受爪16aが自動的に係合し、カバー部材14が本体11に対して容易に外れることなく確実に装着される。なお、係合手段16の係合は、係止手段15の係止状態が完了したと略同時になされる。
この際、係止手段15および係合手段16は、ともにカバー部材14の本体11に対する装着のための移動操作によって、自動的に係止および係合がなされるので、カバー部材14と本体11との間における係止や係合のための格別な操作が不要となり施工が簡素化される。
上記のように外壁面Xに設置されたコンセント10は、次のようにして使用される。すなわち、電気自動車を充電する場合には、図4(a)の状態から、図4(b)に示すように、蓋体18の摘み部18eを摘んで開放する。これにより、カバー部材14の開口部14dが開放されて、コンセントユニット13の挿入口13aが外方に露出される。
この状態で図1に示すように、プラグPを本体11の斜め下方から挿入し、栓刃P1を挿入口13aに差し込み充電を開始する。そして、蓋体18の摘み部18eを離すことによってロック部19の係合爪が、プラグPのロック用の段部P2に対して自動的に係合され、使用中に不用意にプラグPがコンセント10から抜けないように保持される。
これにより、プラグPを差し込んだ状態、すなわち、コンセントの使用中において、プラグPの上面および両側面側がカバー部材14によって覆われ、上方からの雨水および横方向からの雨水に対してプラグの栓刃P1が挿入された挿入口13aの近辺、すなわち、電気接続部への雨水の侵入を防ぐことが可能となる。
次に充電が終了した状態で、蓋体18の摘み部18eを、図1中、矢印C方向に若干開放して、ロック部19の係合爪とプラPの段部P2の係合を解除し、プラグPをコンセント10の挿入口13aから引き抜く。この操作によって、図4(a)に示すように、蓋体18がスプリングの作用によって、自動的に閉位置に向かって回動し、カバー部材14の開口部14dおよび挿入口13aを閉じる。
これにより、コンセントの不使用時において、コンセントの挿入口近辺、すなわち、電気接続部が蓋体18およびカバー14によって覆われ、上方からの雨水および横方向からの雨水や塵埃等の侵入を防ぐことが可能となる。
同時に、蓋体18がスプリングによって、何ら操作をせず自動的に確実に閉位置に向かって回動させることができ、また、プラグを抜くことによって、蓋体18がスプリングによって、何ら操作をせずに自動的に確実に閉位置に向かって回動するので、蓋体18による挿入口13aの閉止操作を忘れても確実に閉止することができる。さらに、スプリングの作用によって、例えば、台風などの風雨の強いときにおいても、不用意な蓋体18の開放、飛散等を防止することが可能になる。同時に、カバー部材14によって本体11の取付部11e、11eが覆われているので、取付部11e、11eにおける防水・防塵が図れるとともに、外観を良好にして見栄えをよくすることができ、さらに、いたずら防止を図ることが可能になる。
なお、保守・点検・修理等の際に、カバー部材14を本体11から取り外す場合には、カバー部材14の開口部14dからドライバー等の工具によって、縁部14eに設けられた係合手段16の係合腕部16cを、図1中、矢印B方向に撓ませることによって、係合爪16aと係合受爪16bとの係合を解除し、上記と逆方向にカバー部材14をスライド移動させるだけで、簡単に取り外すことができる。この場合も係止手段15や係合手段16の格別な解除操作を行うことなく、カバー部材14の取り外し操作によって自動的に解除させることができ、保守・点検・修理等が容易になる。
以上、本実施例において、係止手段15の係止部材15aを構成する係止板15a1をカバー部材14に設け、係止受部材15bを構成するガイド溝15b1を本体11に設けたが、逆にしてもよい。すなわち、係止板15a1を本体11に設け、ガイド溝15b1をカバー部材14に設けて構成してもよい。
また、蓋体18は、本体11に対してシャッターのように鉛直方向にスライドさせることによって開閉がなされるようにしてもよい。さらに、蓋体18は、本体11に対して着脱することができるように構成したものであってもよい。また、蓋体18はカバー部材14の開口部14dを塞ぐようにすることが、安全性および外観意匠的にも好ましいが、少なくとも充電部となる挿入口13a近辺を覆っていればよい。
また、本実施形態のコンセントは、屋外に設置されるカバー付のコンセントに適用され
ることが好ましいが、屋内に設置されるコンセントでもよく、また、1口用でも2口用、3口用でもよく、その口数に限定されない。さらに、アース端子付のコンセント等であってもよく、特定のコンセントには限定されない。以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
10 コンセント
11 本体
11d1 開口
11e 取付部
12 刃受け金具
14 カバー部材
14d 開口部
14e 縁部
15 係止手段
15a 係止部材
15b 係止受部材
16 係合手段
X 被設置面
P プラグ
P1 栓刃

Claims (3)

  1. 被設置面に取り付けるための取付部を外周部に設け、開口を有する箱状をなす本体と;
    本体内に設けられ、前記開口から挿通されるプラグの栓刃が接続される刃受け金具と;
    前記開口が露出するように形成されたプラグの栓刃が挿通される開口部を有し、前記開口部に向かって形成された縁部とともに、前記本体と本体の取付部を含む外周部を覆う、被設置面に略直交する方向から本体に対し着脱可能に装着されるカバー部材と;
    を具備しており、前記本体と前記カバー部材は、本体とカバー部材との間に形成され、前記縁部から構成される係合手段によって係合されていることを特徴とするコンセント。
  2. 前記縁部は、前記本体に当接することを特徴とする請求項1に記載のコンセント。
  3. 前記本体と前記カバー部材は、本体とカバー部材との間に形成された幅広の係止部材と、この係止部材が挿入される係止受部材を有する係止手段によって着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1または2に記載のコンセント。
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