JP7012781B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
ユーザの旅行や観光のプランを旅程の途中で柔軟に変更する技術が開示されている。
特開2016-139263号公報
近年、観光地にキャパシティ以上の観光客が押し寄せるオーバーツーリズムが問題視されている。しかしながら、従来の技術では、オーバーツーリズムの問題について検討されておらず、十分に対処することができなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、オーバーツーリズムによる混雑を緩和することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、訪問予定地におけるユーザのリアルタイムの行動に関するログデータと、前記訪問予定地に関するネットワーク上の情報とを取得する取得部と、前記取得部により取得された情報に基づいて、前記訪問予定地の混雑状況を推定する推定部と、前記推定部により推定された混雑状況に応じて、前記訪問予定地を巡る観光ルートを作成する作成部と、前記作成部により作成された観光ルートに従って観光案内に関する情報を提供する提供部と、を備え、前記取得部は、前記訪問予定地及びその周辺に所在する各ユーザのリアルタイムのログデータと、前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とを取得し、前記推定部は、前記取得部により取得されたリアルタイムのログデータに含まれる各ユーザの購買及び決済、各ユーザのSNSの投稿、各ユーザの端末装置に搭載されたセンサからのセンサデータ、近距離通信による各ユーザの端末装置間の距離に関する情報のうち少なくとも1つ前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とから、前記訪問予定地及びその周辺のリアルタイムの混雑状況を推定することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、オーバーツーリズムによる混雑を緩和することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、ユーザ情報データベースの一例を示す図である。 図6は、ログ情報データベースの一例を示す図である。 図7は、混雑情報データベースの一例を示す図である。 図8は、ルート情報データベースの一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図10は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、ユーザが案内を所望する観光地の混雑状況と、ユーザの属性や興味とに合わせて、当該観光地を巡る観光ルートを作成及び変更する場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とログサーバ200とを含む。端末装置10と情報提供装置100とログサーバ200とは、それぞれネットワークN(図2参照)を介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される。
端末装置10は、ユーザUにより利用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、ユーザから指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。また、端末装置10は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。ここでは、スマートフォンを例に説明する。
情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、観光地や施設等の訪問予定地を巡る際の経路案内等を行う情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。ここでは、情報提供装置100は、事前に訪問予定地の混雑状況を予測して観光ルート(観光周遊ルート、観光コース、観光プラン等)を作成する。また、情報提供装置100は、作成した観光ルートに従って観光案内している際に、訪問予定地又はそこまでの経路上(途中)に混雑が発生した場合(又は混雑の発生が予想される場合)には、混雑を回避し、その時点で混雑していない他の場所を新たな訪問予定地として案内するように観光ルートを変更する。
観光地は、例えば観光スポット、ランドマーク、城・城跡、寺社仏閣、公園、庭園、名所、旧跡、景勝地、温泉、山、水辺(海岸/湖畔/河川敷)等である。また、観光地は、観光農園や観光牧場等であってもよい。
施設は、例えば大型商業施設(ショッピングセンター/アウトレットモール/地下街)、娯楽施設(テーマパーク/遊園地/遊戯場/映画館/動物園/水族館/プール/入浴施設)、文化施設(ホール/劇場/図書館/美術館/博物館)、複合施設、スポーツ施設、宿泊施設(ホテル/旅館)、キャンプ場、駐車場、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、又は鉄道駅や道の駅、空港、港湾(乗船場)等である。また、施設は、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストア等の小売店、カフェやレストラン、酒場等の飲食店等の個々の店舗であってもよい。
ログサーバ200は、各種のログデータ(履歴情報)を取得する情報処理装置である。具体的には、ログサーバ200は、各地域(エリア)に所在する各ユーザの行動を示すログデータを取得する。例えば、ログサーバ200は、ユーザUの位置の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、ログサーバ200は、ユーザUが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、ログサーバ200は、ユーザUが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、ログサーバ200は、ユーザUによる購買の履歴である購買履歴を電子商取引サーバや電子決済サーバから取得する。また、ログサーバ200は、ユーザUによる投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNS(Social Networking Service)サーバから取得する。なお、ログサーバ200は、上述した情報の他にも各種の情報を取得可能である。例えば、ログサーバ200は、ユーザUの年齢、性別、家族構成、経済状況といったユーザUの属性に関する情報を取得する。
また、ログサーバ200は、各地域に所在する施設に関するネットワーク上の情報を取得する。例えば、ログサーバ200は、各地域に所在する施設を訪問したユーザUに関するネットワーク上の情報を取得する。また、ログサーバ200は、取得した投稿履歴に基づいて、各地域に所在する施設を訪問したユーザUにより投稿された情報であって、施設に関する情報を取得する。また、ログサーバ200は、各地域に所在する施設の所在地やカテゴリ(例えば、カフェやレストランといった店舗の業態のカテゴリ、イタリアンやフレンチといった店舗で取り扱われる料理のカテゴリ等)に関する情報を各施設の端末装置から取得する。また、ログサーバ200は、上述した情報の他にも各種の情報を取得可能である。例えば、ログサーバ200は、施設の営業時間、施設における喫煙の可否等の施設に関する情報を取得する。
また、ログサーバ200は、各地域に関するネットワーク上の情報を取得する。例えば、ログサーバ200は、各地域における気温、天気、ニュース、道路交通情報、警報や注意報、積雪の深さ(積雪深)、標高、トイレの有無、駐車場の有無、屋根のある場所の有無といった各地域に関するネットワーク上の情報を取得する。また、ログサーバ200は、各地域や各施設におけるリアルタイムの混雑情報を取得する。なお、情報提供装置100又はログサーバ200は、取得した各ユーザの行動ログ(位置履歴、購買履歴、投稿履歴等)から、各地域や各施設におけるリアルタイムの混雑状況を推定してもよい。
〔1-1.情報提供方法の概要〕
まず、図1を参照して、本実施形態に係る情報提供方法の概要について説明する。
図1に示すように、ログサーバ200は、常時、各地域(エリア)に所在する各ユーザの端末装置10から、各ユーザの行動を示すログデータを取得する(ステップS1)。
図1では、ユーザUの例として、ユーザU1~U5の5名を示す。また、端末装置10の例として、端末装置10A~10Eの5台を示す。但し、実際には、これらの例に限定されない。
さらに、ログサーバ200は、各地域や、そこに所在する各施設に関するネットワーク上の情報を取得する(ステップS2)。
なお、ログサーバ200は、各ユーザの行動を示すログデータから、各地域や各施設に関する情報を抽出又は推定してもよい。
情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10から、所定の観光地を巡る観光案内の要求(リクエスト)を受信する(ステップS3)。
観光案内の要求には、例えば地域名や観光地名が含まれる。なお、観光案内の要求には、所定の地域において、ユーザUが訪問を所望する複数の訪問予定地が含まれていてもよい。
そして、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10からの観光案内の要求に応じて、ログサーバ200から、当該観光地及びその周辺に所在する各ユーザのログデータや、当該観光地及びその周辺に関する情報を取得する(ステップS4)。
そして、情報提供装置100は、取得したログデータや当該観光地及びその周辺に関する情報から、当該観光地及びその周辺の混雑状況を推定する(ステップS5)。
例えば、情報提供装置100は、当該観光地及びその周辺に所在する各ユーザの現在位置や位置履歴、各ユーザのSNSの投稿履歴、各ユーザの端末装置10に搭載された各種センサからのセンサデータ、各ユーザ間(端末装置間)の距離に関する情報等から、当該観光地及びその周辺の混雑状況を推定する。すなわち、情報提供装置100は、各ユーザから収集された大規模データ(ビッグデータ)を用いて、観光地及びその周辺の混雑状況を推定する。
このとき、情報提供装置100は、観光地及びその周辺の混雑状況について、時間帯ごとの混雑状況を推定してもよい。例えば、時間帯が「5~7時」ならば「空いている」、「7時~10時」ならば「混んでいる」等のように推定してもよい。
なお、実際には、ログサーバ200が、ログデータや当該観光地及びその周辺に関する情報から、当該観光地及びその周辺の混雑状況を推定してもよい。この場合、情報提供装置100は、ログサーバ200から、推定された当該観光地及びその周辺の混雑状況に関する情報を取得する。
そして、情報提供装置100は、当該観光地及びその周辺の混雑状況に関する情報に基づいて、混雑を回避するように、当該観光地を巡る観光ルートを作成する(ステップS6)。
例えば、情報提供装置100は、複数の訪問予定地のうち、比較的混雑の度合いが小さい(空いている)訪問予定地から訪問するように観光ルートを作成する。また、大勢のユーザが同じ時間帯に一か所に集中しないように、一定の人数ごとに訪問予定地を訪問する順番や時間が異なる観光ルートを作成する。すなわち、観光ルートには、ユーザUが訪問を所望する複数の訪問予定地が含まれている。
また、情報提供装置100は、過去の混雑状況に関する履歴情報から、早朝や夕暮れの方が空いていると予想される訪問予定地であれば早朝や夕暮れに訪問するように観光ルートを作成する。このとき、情報提供装置100は、ユーザUの属性や興味に合わせて観光ルートを作成する。例えば、有名な寺社を早朝に訪問し、その後、寺社巡りが好きな人には地元の穴場の神社を訪問する観光ルートを作成する。また、スイーツ好きな人には地元に新しくオープンした話題のカフェを訪問する観光ルートを作成する。このように、情報提供装置100は、ユーザUの属性や興味に応じて訪問予定地を分散させ、混雑を避けた観光ルートを立案し、提案する。
ユーザUの属性や興味に関する情報については、過去の行動のログデータから取得することも可能である。例えば、情報提供装置100は、ユーザUの過去の購買履歴や、ユーザUの過去の検索履歴、ユーザUのSNSの閲覧履歴や投稿履歴等から、ユーザUの属性や興味の対象を推定し、ユーザUに適した訪問予定地を決定してもよい。
特に、旅行の前日には旅先やそこでの行動について事前に検索して調べることが予想されるため、観光の前日又は直近の検索履歴には、ユーザUが強く興味を抱いている訪問予定地やそこでの行動についての検索クエリ(キーワード)や検索結果が多く含まれている。
そして、情報提供装置100は、作成した観光ルートに従って、ユーザUの端末装置10に対して観光案内を実施する(ステップS7)。
すなわち、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10に対して観光案内に関する情報を提供する。例えば、情報提供装置100は、作成した観光ルートに従って、ユーザUに対して訪問予定地とそこまでの経路をナビゲートする。また、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、訪問予定地に関する詳細情報や、訪問予定地及びその周辺の施設のクーポン情報等を提供してもよい。
ここで、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10に対して観光案内をしている際に、訪問予定地又は経路上に混雑(過密、渋滞等)が発生した場合(又は混雑の発生が予想される場合)には、混雑を回避して他の場所への案内(ルート変更)を希望するか否かをユーザUに確認する(ステップS8)。
情報提供装置100は、ユーザUが他の場所への案内を希望しない場合、そのまま当初の訪問予定地に向けて現在の観光案内を継続する(ステップS9)。
情報提供装置100は、ユーザUが他の場所への案内を希望した場合、その時点でのユーザUの位置情報に基づいて、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所を検索し、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所の中から、新たな訪問予定地を決定する(ステップS10)。
なお、周辺の未訪問の場所は、ユーザUがまだ訪問していない周辺の観光地や施設等である。このとき、周辺の未訪問の場所は、作成した観光ルート(当初の観光ルート)には含まれていなかった場所であってもよい。また、周辺の未訪問の場所は、作成した観光ルートに含まれていた他の訪問予定地であってもよい。また、情報提供装置100は、ユーザUの属性や興味、又はその時点での要望(食事/休憩/コンビニでの買物を所望等)に応じて新たな訪問予定地を決定する。例えば、ユーザUが好きな食べ物等を提供する店舗がその周辺に所在する場合、その店舗を新たな訪問予定地として決定する。
そして、情報提供装置100は、新たな訪問予定地を訪問してから当初の訪問予定地を訪問するように観光ルートを変更する(ステップS11)。
すなわち、情報提供装置100は、新たな訪問予定地を訪問した後に、当初の訪問予定地も訪問できるように、観光ルートに含まれる訪問予定地の順番(訪問順)を組み直す。したがって、新たな訪問予定地は、当初の訪問予定地から著しく離れていない場所であると好ましい。また、変更後の観光ルートは、ユーザUの移動に無理のない観光ルートであると好ましい。
そして、情報提供装置100は、変更後の観光ルートに従って、ユーザUの端末装置10に対して新たな観光案内を実施する(ステップS12)。
なお、情報提供装置100は、新たな訪問予定地への観光案内をしている際に、新たな訪問予定地又はそこまでの経路上に混雑が発生した場合(又は混雑の発生が予想される場合)には、再度、混雑を回避して他の場所への案内を希望するか否かをユーザUに確認する(ステップS8に戻る)。
また、情報提供装置100は、新たな訪問予定地への観光案内をしている際に、当初の訪問予定地の混雑が緩和された際には、当初の訪問予定地への案内を希望するか否かをユーザUに確認してもよい。
〔2.情報処理システムの構成例〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とログサーバ200とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図2に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図2では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、ユーザUによって使用される情報処理装置であって、持ち運んだり移動させたりすることが可能な小型の可搬型機器や移動型機器である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、カーナビゲーションシステム、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートグラス等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報提供装置100と通信することができる。
情報提供装置100及びログサーバ200は、例えばPCやサーバ装置、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報提供装置100及びログサーバ200は、クラウドコンピューティングや分散コンピューティングにより実現されてもよい。例えば、情報提供装置100及びログサーバ200はそれぞれ、複数のサーバ装置を用いて分散処理を行ってもよい。
〔3.端末装置の構成例〕
次に、図3を用いて、端末装置10の構成について説明する。図3は、端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
(通信部11)
通信部11は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
(表示部12)
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
(入力部13)
入力部13は、ユーザUから各種操作を受け付ける入力デバイスである。入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。なお、入力部13は、ユーザUから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
(測位部14)
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
また、測位部14は、GPS以外にも、種々の手法により位置を測位することができる。例えば、測位部14は、位置補正等のための補助的な測位手段として、下記のように、端末装置10の様々な通信機能を利用して位置を測位してもよい。
(Wi-Fi測位)
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
(ビーコン測位)
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
(地磁気測位)
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
(RFID測位)
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
測位部14は、必要に応じて、上述した測位手段の一つ又は組合せを用いて、端末装置10の位置を測位してもよい。
(センサ部20)
センサ部20は、端末装置10に搭載される各種のセンサを含む。図3に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
なお、上記した各センサ21~28は、あくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、センサ部20は、各センサ21~28のうちの一部を備える構成であってもよいし、各センサ21~28に加えてあるいは代えて、湿度センサ等その他のセンサを備えてもよい。
加速度センサ21は、例えば、3軸加速度センサであり、端末装置10の移動方向、速度、及び、加速度等の端末装置10の物理的な動きを検知する。ジャイロセンサ22は、端末装置10の角速度等に基づいて3軸方向の傾き等の端末装置10の物理的な動きを検知する。気圧センサ23は、例えば端末装置10の周囲の気圧を検知する。
端末装置10は、上記した加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23等を備えることから、これらの各センサ21~23等を利用した歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)等の技術を用いて端末装置10の位置を測位することが可能になる。これにより、GPS等の測位システムでは取得することが困難な屋内での位置情報を取得することが可能になる。
例えば、加速度センサ21を利用した歩数計により、歩数や歩くスピード、歩いた距離を算出することができる。また、ジャイロセンサ22を利用して、ユーザUの進行方向や視線の方向、体の傾きを知ることができる。また、気圧センサ23で検知した気圧から、ユーザUの端末装置10が存在する高度やフロアの階数を知ることもできる。
気温センサ24は、例えば端末装置10の周囲の気温を検知する。音センサ25は、例えば端末装置10の周囲の音を検知する。光センサ26は、端末装置10の周囲の照度を検知する。磁気センサ27は、例えば端末装置10の周囲の地磁気を検知する。画像センサ28は、端末装置10の周囲の画像を撮像する。
上記した気圧センサ23、気温センサ24、音センサ25、光センサ26及び画像センサ28は、それぞれ気圧、気温、音、照度を検知したり、周囲の画像を撮像したりすることで、端末装置10の周囲の環境や状況等を検知することができる。また、端末装置10の周囲の環境や状況等から、端末装置10の位置情報の精度を向上させることが可能になる。
(制御部30)
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
(送信部31)
送信部31は、例えば入力部13を用いてユーザUにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。
(受信部32)
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100やログサーバ200からの各種情報の要求を受信することができる。
(処理部33)
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
(記憶部40)
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
〔4.情報処理装置の構成例〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続される。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部120は、ユーザ情報データベース121と、ログ情報データベース122と、混雑情報データベース123と、ルート情報データベース124とを有する。
(ユーザ情報データベース121)
ユーザ情報データベース121は、ユーザUに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報データベース121は、ユーザUの属性等の種々の情報を記憶する。図5は、ユーザ情報データベース121の一例を示す図である。図5に示した例では、ユーザ情報データベース121は、「ユーザID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報を示す。また、「年齢」は、ユーザIDにより識別されるユーザUの年齢を示す。なお、「年齢」は、例えば35歳など、ユーザIDにより識別されるユーザUの具体的な年齢であってもよい。また、「性別」は、ユーザIDにより識別されるユーザUの性別を示す。
また、「自宅」は、ユーザIDにより識別されるユーザUの自宅の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、ユーザIDにより識別されるユーザUの勤務地(学生の場合は学校)の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「興味」は、ユーザIDにより識別されるユーザUの興味を示す。すなわち、「興味」は、ユーザIDにより識別されるユーザUが関心の高い対象を示す。なお、図5に示す例では、「興味」は、各ユーザUに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図5に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザUの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザUは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザUは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、ユーザID「U1」により識別されるユーザUは、「スポーツ」に興味があることを示す。
ここで、図5に示す例では、「U1」、「LC11」及び「LC12」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「LC11」及び「LC12」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な値を図示する場合がある。
なお、ユーザ情報データベース121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報データベース121は、ユーザUの端末装置10に関する各種情報を記憶してもよい。また、ユーザ情報データベース121は、ユーザUのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等の属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報データベース121は、氏名、家族構成、職業、職位、収入、資格、居住形態(戸建、マンション等)、車の有無、通学・通勤時間、通学・通勤経路、定期券区間(駅、路線等)、利用頻度の高い駅(自宅・勤務地の最寄駅以外)、習い事(場所、時間帯等)、趣味、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(ログ情報データベース122)
ログ情報データベース122は、ユーザUの行動を示すログデータに関する各種情報を記憶する。図6は、ログ情報データベース122の一例を示す図である。図6に示した例では、ログ情報データベース122は、「ユーザID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報を示す。また、「位置履歴」は、ユーザUの位置の履歴である位置履歴を示す。また、「検索履歴」は、ユーザUが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す。また、「閲覧履歴」は、ユーザUが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴を示す。また、「購買履歴」は、ユーザUによる購買の履歴である購買履歴を示す。また、「投稿履歴」は、ユーザUによる投稿の履歴である投稿履歴を示す。
例えば、図6に示す例において、ユーザID「U1」により識別されるユーザUは、「位置履歴#1」の通りに移動し、「検索履歴#1」の通りに検索し、「閲覧履歴#1」の通りにコンテンツを閲覧し、「購買履歴#1」の通りに商品等を購入し、「投稿履歴」の通りに投稿したことを示す。
ここで、図6に示す例では、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購買履歴#1」及び「投稿履歴#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、ログ情報データベース122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ログ情報データベース122は、各ユーザの端末装置10に搭載された各種センサからのセンサデータを記憶してもよい。また、ログ情報データベース122は、各ユーザ間(端末装置間)の距離に関する情報を記憶してもよい。
(混雑情報データベース123)
混雑情報データベース123は、訪問予定地の混雑状況に関する各種情報を記憶する。図7は、混雑情報データベース123の一例を示す図である。図7に示した例では、混雑情報データベース123は、「場所ID」、「位置情報」、「混雑状況」といった項目を有する。
「場所ID」は、地域や観光地、施設等を識別するための識別情報を示す。例えば、「場所ID」は、地域名や観光地名、施設名等の名称であってもよい。名称は、略称や俗称であってもよい。また、「場所ID」は、識別番号等であってもよいし、地番や家屋番号等であってもよい。
また、「位置情報」は、地域や観光地、施設等の位置情報を示す。例えば、「位置情報」は、GPS測位データ、住所、緯度経度、地図上の座標データ等であってもよい。
また、「混雑状況」は、地域や観光地、施設等の混雑状況を示す。例えば、「混雑状況」は、「混んでいる」/「空いている」等のように示したものであってもよいし、混雑の度合いを複数の段階(5段階等)で示したものであってもよい。また、その場所における全体人数や人口密度等により示したものであってもよい。「混雑状況」は、その場所に所在する各ユーザの行動を示すログデータや、その場所に関するネットワーク上の情報等から推定される。
例えば、図7に示す例において、場所ID「場所#A」により識別される訪問予定地は、位置情報「位置情報#A」が示す位置に所在し、混雑状況「混雑状況#A」が示すような混雑状況にあることを示す。
なお、混雑情報データベース123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、混雑情報データベース123は、その場所の周辺に所在する他の場所に関する情報を記憶してもよい。また、混雑情報データベース123は、その場所に集まっている旅行者・観光客の属性(外国人、修学旅行生等)やその比率に関する情報を記憶してもよい。
(ルート情報データベース124)
ルート情報データベース124は、観光ルートに関する各種情報を記憶する。図8は、ルート情報データベース124の一例を示す図である。図8に示した例では、ルート情報データベース124は、「ルートID」、「訪問予定地」といった項目を有する。
「ルートID」は、観光ルートを識別するための識別情報を示す。例えば、「ルートID」は、観光ルートの名称であってもよいし、識別番号等であってもよい。
また、「訪問予定地」は、観光ルートに含まれる地域や観光地、施設等を示す。「訪問予定地」のうち少なくとも1つは、ユーザUが訪問を希望する地域や観光地、施設等である。
ここでは、「訪問予定地」は複数存在し、「訪問予定地」ごとに「場所ID」、「混雑状況」といった項目を有する。
「場所ID」は、地域や観光地、施設等を識別するための識別情報を示す。また、「混雑状況」は、地域や観光地、施設等の混雑状況を示す。
例えば、図8に示す例において、ルートID「ルート#1」により識別される管区及びルートは、「訪問予定地1」、「訪問予定地2」等を含むことを示す。また、「訪問予定地1」は、場所ID「場所#11」により識別される訪問予定地であり、混雑状況「混雑状況#11」が示すような混雑状況にあることを示す。また、「訪問予定地2」は、場所ID「場所#12」により識別される訪問予定地であり、混雑状況「混雑状況#12」が示すような混雑状況にあることを示す。
なお、ルート情報データベース124は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ルート情報データベース124は、それぞれの訪問予定地までの所要時間や到着予定時刻、及びそれぞれの訪問予定地での滞在予定時間等のスケジュール情報を記憶してもよい。また、ルート情報データベース124は、それぞれの訪問予定地までの移動手段に関する情報を記憶してもよい。
(制御部130)
図4に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図4に示す例では、制御部130は、取得部131と、推定部132と、作成部133と、変更部134と、提供部135とを有する。
(取得部131)
取得部131は、通信部110を介して、ユーザUの端末装置10から、所定の観光地を巡る観光案内の要求(リクエスト)を取得する。
また、取得部131は、ユーザUの端末装置10からの観光案内の要求に応じて、通信部110を介して、ログサーバ200から、当該観光地及びその周辺に所在する各ユーザのログデータや、当該観光地及びその周辺に関する情報を取得する。なお、取得部131は、通信部110を介して、ユーザUの端末装置10から、直接、該観光地及びその周辺に所在する各ユーザのログデータを取得してもよい。
(推定部132)
推定部132は、取得したログデータや当該観光地及びその周辺に関する情報から、当該観光地及びその周辺の混雑状況を推定する。
(作成部133)
作成部133は、当該観光地及びその周辺の混雑状況に関する情報に基づいて、混雑を回避するように、当該観光地を巡る観光ルートを作成する。
(変更部134)
変更部134は、作成された観光ルートに従って観光案内がなされている際に、訪問予定地又は経路上に混雑(過密、渋滞等)が発生した場合(又は混雑の発生が予想される場合)には、通信部110を介して、混雑を回避して他の場所への案内(ルート変更)を希望するか否かをユーザUに確認する。
そして、変更部134は、ユーザUが他の場所への案内を希望した場合、その時点でのユーザUの位置情報に基づいて、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所を検索し、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所の中から、新たな訪問予定地を決定する。すなわち、変更部134は、未訪問の場所を検索する検索部と、新たな訪問予定地を決定する決定部とを含む(図示省略)。
そして、変更部134は、新たな訪問予定地を訪問してから当初の訪問予定地を訪問するように観光ルートを変更する。
(提供部135)
提供部135は、ユーザUの端末装置10に対して観光案内に関する情報を提供する。例えば、提供部135は、作成された観光ルートに従って、ユーザUの端末装置10に対して観光案内を実施する。また、提供部135は、観光ルートが変更された場合、変更後の観光ルートに従って、ユーザUの端末装置10に対して新たな観光案内を実施する。
〔5.処理手順〕
次に、図9を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図9は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
例えば、情報提供装置100は、ネットワークN(図2参照)を介して、ユーザの端末装置10から、所定の観光地を巡る観光案内の要求(リクエスト)を取得する(ステップS101)。
そして、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10からの観光案内の要求に応じて、ネットワークNを介して、ログサーバ200から、当該観光地及びその周辺に所在する各ユーザのログデータや、当該観光地及びその周辺に関する情報を取得する(ステップS102)。
そして、情報提供装置100は、取得したログデータや当該観光地及びその周辺に関する情報から、当該観光地及びその周辺の混雑状況を推定する(ステップS103)。
そして、情報提供装置100は、当該観光地及びその周辺の混雑状況に関する情報に基づいて、混雑を回避するように、当該観光地を巡る観光ルートを作成する(ステップS104)。
そして、情報提供装置100は、作成した観光ルートに従って、ユーザUの端末装置10に対して観光案内を実施する(ステップS105)。
ここで、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10に対して観光案内をしている際に、訪問予定地又は経路上に混雑(過密、渋滞等)が発生した場合(又は混雑の発生が予想される場合)には、混雑を回避して他の場所への案内(ルート変更)を希望するか否かをユーザUに確認する(ステップS106)。
情報提供装置100は、ユーザUが他の場所への案内を希望しない場合(ステップS106;No)、そのまま当初の訪問予定地に向けて現在の観光案内を継続する(ステップS107)。
情報提供装置100は、ユーザUが他の場所への案内を希望した場合(ステップS106;Yes)、その時点でのユーザUの位置情報に基づいて、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所を検索し、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所の中から、新たな訪問予定地を決定する(ステップS108)。
そして、情報提供装置100は、新たな訪問予定地を訪問してから当初の訪問予定地を訪問するように観光ルートを変更する(ステップS109)。
そして、情報提供装置100は、変更後の観光ルートに従って、ユーザUの端末装置10に対して新たな観光案内を実施する(ステップS110)。
最後に、情報提供装置100は、観光案内を終了するか否かを判断する(ステップS111)。
情報提供装置100は、観光案内を終了する場合(ステップS111;Yes)には、一連の処理を終了する。例えば、情報提供装置100は、ユーザUが観光ルートに含まれる全ての(又は最後の)訪問予定地を訪問した場合には、観光案内を終了する。また、情報提供装置100は、観光ルートに含まれる残りの訪問予定地の全てに混雑が発生しており、ユーザUがこれ以上観光案内を望まない場合にも、観光案内を終了する。
情報提供装置100は、観光案内を終了しない場合(ステップS111;No)には、現在の観光案内を継続し、残りの訪問予定地又はその経路上に混雑が発生した場合(又は混雑の発生が予想される場合)には、混雑を回避して他の場所への案内を希望するか否かをユーザUに確認する(ステップS106に戻る)。
〔6.変形例〕
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、情報提供装置100は、ユーザUの属性や興味に合わせて観光ルートを作成又は変更しているが、さらに、ユーザUの利用可能な移動手段に合わせて観光ルートを作成又は変更してもよい。例えば、情報提供装置100は、ユーザUが、徒歩、車(自家用車、レンタカー等)、タクシー、電車、バス等のいずれの移動手段を利用するかによって、異なる観光ルートを作成してもよい。また、情報提供装置100は、訪問予定地の混雑状況に応じて、訪問予定地までの最適な移動手段を決定した上で、その移動手段を用いた観光ルートを作成してもよい。
また、上記実施形態において、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10から、所定の観光地を巡る観光案内の要求(リクエスト)を受信した際に、観光ルートを作成しているが、実際には、ユーザUからの観光案内の要求に関係なく、ユーザUが興味を持ちそうな訪問予定地を推定し、推定した訪問予定地の混雑の発生に応じて自発的に観光ルートを作成し、ユーザUに観光ルートを提案するようにしてもよい。このとき、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10に対して、複数の観光ルートに関する情報を提供し、ユーザUに観光ルートを選択させるようにしてもよい。情報提供装置100は、ユーザUが選択した観光ルートに従って、観光案内を実施する。
なお、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10内の一機能として実装されてもよい。例えば、情報提供装置100は、ユーザUの端末装置10のうちの一台であってもよい。また、ユーザUの端末装置10として、情報提供装置100を直接操作してもよい。すなわち、端末装置10と情報提供装置100とは、同一の装置であってもよい。
また、情報提供装置100は、ログサーバ200内の一機能として実装されてもよい。例えば、情報提供装置100は、ログサーバ200のうちの一台であってもよい。すなわち、情報提供装置100とログサーバ200とは、同一の装置であってもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報提供装置100は、情報処理装置は、取得部131と、推定部132と、作成部133と、提供部135と、を備える。取得部131は、訪問予定地におけるユーザの行動に関するログデータと、訪問予定地に関するネットワーク上の情報とを取得する。推定部132は、取得部131により取得された情報に基づいて、訪問予定地の混雑状況を推定する。作成部133は、推定部132により推定された混雑状況に応じて、訪問予定地を巡る観光ルートを作成する。提供部135は、作成部133により作成された観光ルートに従って観光案内に関する情報を提供する。
このように、本願に係る情報提供装置100は、特定の観光地に旅行客が集中するオーバーツーリズムによる混雑を緩和することができる。また、オーバーツーリズムの問題に限らず、近年の感染症対策等の観点から混雑や過密状態を避けるという社会的要請に答えることもできる。また、ダイナミックプライシング(Dynamic Pricing)を活用した旅行商品を提案することもできる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図10は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USBメモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のフレームワーク等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現する等、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」等に読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報データベース
122 ログ情報データベース
123 混雑情報データベース
124 ルート情報データベース
130 制御部
131 取得部
132 推定部
133 作成部
134 変更部
135 提供部
200 ログサーバ

Claims (12)

  1. 訪問予定地におけるユーザの行動に関するリアルタイムのログデータと、前記訪問予定地に関するネットワーク上の情報とを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された情報に基づいて、前記訪問予定地の混雑状況を推定する推定部と、
    前記推定部により推定された混雑状況に応じて、前記訪問予定地を巡る観光ルートを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された観光ルートに従って観光案内に関する情報を提供する提供部と、
    を備え、
    前記取得部は、前記訪問予定地及びその周辺に所在する各ユーザのリアルタイムのログデータと、前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とを取得し、
    前記推定部は、前記取得部により取得されたリアルタイムのログデータに含まれる各ユーザの購買及び決済、各ユーザのSNSの投稿、各ユーザの端末装置に搭載されたセンサからのセンサデータ、近距離通信による各ユーザの端末装置間の距離に関する情報のうち少なくとも1つ前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とから、前記訪問予定地及びその周辺のリアルタイムの混雑状況を推定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、ユーザの端末装置から前記訪問予定地を巡る観光案内の要求を取得し、前記観光案内の要求に応じて、前記訪問予定地におけるユーザの行動に関するログデータと、前記訪問予定地に関するネットワーク上の情報とを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 観光案内を実施している間に、前記推定部により推定された混雑状況に応じて、前記観光ルートを変更する変更部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記変更部は、観光案内を実施している間に、前記推定部により推定された混雑状況に応じて、他の場所への案内を希望するか否かをユーザに確認する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更部は、ユーザが他の場所への案内を希望した場合、ユーザの位置情報に基づいて、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所を検索し、混雑が発生していない周辺の未訪問の場所の中から、新たな訪問予定地を決定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記変更部は、ユーザの属性に応じた場所を、新たな訪問予定地として決定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記変更部は、新たな訪問予定地を訪問してから当初の訪問予定地を訪問するように観光ルートを変更する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の情報処理装置。
  8. 前記作成部により作成された観光ルートは、複数の訪問予定地を含み、
    前記変更部は、前記推定部により推定された混雑状況に応じて、前記複数の訪問予定地のそれぞれの訪問順を変更する
    ことを特徴とする請求項3~7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記推定部は、前記取得部により取得された情報に基づいて、前記訪問予定地までの経路上の混雑状況を推定し、
    前記変更部は、前記推定部により推定された混雑状況に応じて、前記観光ルートを変更する
    ことを特徴とする請求項3~8のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記推定部は、前記訪問予定地の時間帯ごとの混雑状況を推定する
    ことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    訪問予定地におけるユーザの行動に関するリアルタイムのログデータと、前記訪問予定地に関するネットワーク上の情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された情報に基づいて、前記訪問予定地の混雑状況を推定する推定工程と、
    前記推定工程において推定された混雑状況に応じて、前記訪問予定地を巡る観光ルートを作成する作成工程と、
    前記作成工程において作成された観光ルートに従って観光案内に関する情報を提供する提供工程と、
    を含み、
    前記取得工程では、前記訪問予定地及びその周辺に所在する各ユーザのリアルタイムのログデータと、前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とを取得し、
    前記推定工程では、前記取得工程において取得されたリアルタイムのログデータに含まれる各ユーザの購買及び決済、各ユーザのSNSの投稿、各ユーザの端末装置に搭載されたセンサからのセンサデータ、近距離通信による各ユーザの端末装置間の距離に関する情報のうち少なくとも1つ前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とから、前記訪問予定地及びその周辺のリアルタイムの混雑状況を推定することを特徴とする情報処理方法。
  12. 訪問予定地におけるユーザの行動に関するリアルタイムのログデータと、前記訪問予定地に関するネットワーク上の情報とを取得する取得手順と、
    前記取得手順において取得された情報に基づいて、前記訪問予定地の混雑状況を推定する推定手順と、
    前記推定手順において推定された混雑状況に応じて、前記訪問予定地を巡る観光ルートを作成する作成手順と、
    前記作成手順において作成された観光ルートに従って観光案内に関する情報を提供する提供手順と、
    をコンピュータに実行させ、
    前記取得手順では、前記訪問予定地及びその周辺に所在する各ユーザのリアルタイムのログデータと、前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とを取得し、
    前記推定手順では、前記取得手順において取得されたリアルタイムのログデータに含まれる各ユーザの購買及び決済、各ユーザのSNSの投稿、各ユーザの端末装置に搭載されたセンサからのセンサデータ、近距離通信による各ユーザの端末装置間の距離に関する情報のうち少なくとも1つ前記訪問予定地及びその周辺に関する情報とから、前記訪問予定地及びその周辺のリアルタイムの混雑状況を推定することを特徴とする情報処理プログラム。
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Citations (10)

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