JP7443210B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
まず、図1、図2及び図3を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の第1の概要を示す説明図である。図2は、実施形態に係る情報処理方法の第2の概要を示す説明図である。図3は、実施形態に係る情報処理方法の第3の概要を示す説明図である。本実施形態では、新規ブランド(候補ブランド)と既存ブランドとの関係性であって、それぞれ異なる複数の関係性に基づいた散布図(点グラフ)を作成する。図1、図2及び図3に示された散布図に描かれた点は、各ブランドを示す。各点は、各ブランドが利用者の履歴情報の中で登場した回数(出現数)に応じて大きくなる。
本実施形態では、図1、図2及び図3に示すように、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10から、直接又は間接的に(各種サーバ等を経由して)、店舗や商品等に関する利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する(ステップS1)。例えば、情報提供装置100は、店舗内移動や商品購入等に関する利用者Uの位置や日時の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、情報提供装置100は、店舗や商品等に関して利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、情報提供装置100は、店舗や商品等に関して利用者Uが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uの購買の履歴である購買履歴を電子商取引サーバや電子決済サーバから取得する。また、情報提供装置100は、店舗や商品等に関する利用者Uの投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNS(Social Networking Service)サーバから取得する。なお、情報提供装置100は、上述した情報の他にも各種の情報を取得可能である。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの年齢、性別、家族構成、経済状況といった利用者Uの属性に関する情報を取得する。そして、情報提供装置100は、上記の各種情報を、利用者Uのコンテキスト(context)として使用してもよい。
ここで、図1を参照して、既存店舗データを用いた手法により、店舗誘致の提案やブランド把握を実施する場合について説明する。図1では、既存店舗との関連度(新規店舗に対する既存店舗の関連度)に関する散布図の一例を示す。この散布図において、縦軸は、既存店舗との関連重複数(既存店舗群との相性)を示す。横軸は、既存店舗との関連度平均(特定店舗との相性)を示す。図面上の点は、個々のブランドを示す。
次に、図2を参照して、利用者の位置情報や決済情報により、店舗誘致の提案やブランド把握を実施する場合について説明する。図2では、利用者との相性に関する散布図の一例を示す。この散布図において、縦軸は、店舗周辺地域(周辺エリア)を訪れる利用者(来訪利用者)との相性を示す。横軸は、店舗利用者(電子決済利用者)との相性を示す。図面上の点は、個々のブランドを示す。なお、店舗周辺地域を訪れる利用者(来訪利用者)には、店舗周辺地域に居住している利用者(居住者)を含めてもよいし、含めなくてもよい。
次に、図3を参照して、上述した様々なデータの掛け合わせにより、店舗誘致の提案やブランド把握を実施する場合について説明する。図3では、既存店舗や利用者との相性に関する3次元散布図(3D散布図)の一例を示す。この3次元散布図が示す3次元空間の直交座標系において、X軸は、店舗周辺地域を訪れる利用者との相性を示す。Y軸は、店舗利用者(電子決済利用者)との相性を示す。Z軸は、既存店舗との相性を示す。図面上の点は、個々のブランドを示す。なお、X軸、Y軸、Z軸は便宜上のものにすぎず、適宜入れ替えてもよい。このとき、次元数(もしくは変数)を増やしていくほど精度が上がると考えられる。
情報提供装置100は、既存及び/又は新規のブランド同士の関係性に応じた、店舗・商品レイアウトを提案する。
情報提供装置100は、デパート等のフロアに出店している既存ブランドの中から1つ又は複数を選択し、選択されたブランドと同一施設内のフロア(同一フロアに限らず他のフロアでも可)の既存ブランドとの相性を特定し、特定した相性度に応じた散布図を提供する。散布図の提供を受けた事業者は、この散布図に基づいてレイアウトの変更等を実現できる。
情報提供装置100は、デパート等のフロアに出店している既存ブランドについて、同一施設内のフロアに配置するブランド同士の関連性をすべて特定する。また、情報提供装置100は、当該フロア内で各ブランドを配置する配置位置(空の配置位置)を特定する。すなわち、既存ブランドの配置に関係なく、当該フロア内の全ての店舗設置可能エリア(区画)を特定する。そして、情報提供装置100は、所定のルールに基づいて、当該フロア内の各ブランドの配置位置を最適化する。例えば、同じ利用者が近くになるように配置する。あるいは、多くの利用者の履歴情報に登場するブランドほど大きな配置位置に配置する。
情報提供装置100は、ブランドが出店予定の新規ブランドである場合、上記処理により、出店シミュレーションができる。例えば、情報提供装置100は、デパート等のフロアに出店予定の新規ブランドと、同一施設内のフロアに存在する既存ブランドとの関連性をすべて特定する。また、情報提供装置100は、当該フロア内で各ブランドを配置する配置位置(出店予定の候補位置)を特定する。これにより、新規ブランドと、近隣のブランドとの相性を特定することができる。そして、情報提供装置100は、特定した相性度に応じた散布図を提供する。散布図の提供を受けた事業者は、この散布図に基づいてレイアウトの変更等を実現できる。
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図4に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
次に、図5を用いて、端末装置10の構成について説明する。図5は、端末装置10の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
通信部11は、ネットワークN(図4参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。また、入力部13は、例えば、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。なお、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図5に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100からのセンサ情報の要求を受信することができる。
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図6に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図4参照)と有線又は無線で接続される。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、関連度情報データベース123と、相性情報データベース124とを有する。
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する各種情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図7は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図7に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示すログデータに関する各種情報を記憶する。図8は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図8に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
関連度情報データベース123は、ブランドごとの既存ブランドとの関連度に関する各種情報を記憶する。図9は、関連度情報データベース123の一例を示す図である。図9に示した例では、関連度情報データベース123は、「対象ブランドID」、「既存ブランドID」、「関連度」といった項目を有する。
相性情報データベース124は、ブランドと利用者との相性に関する各種情報を記憶する。図10は、相性情報データベース124の一例を示す図である。図10に示した例では、相性情報データベース124は、「対象ブランドID」、「地域来訪者との相性」、「店舗利用者との相性」といった項目を有する。
図6に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図6に示す例では、制御部130は、取得部131と、算出部132と、生成部133と、提供部134とを有する。
取得部131は、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10から、直接又は間接的に(各種サーバ等を経由して)、ブランドに対する利用者Uの行動に関する各種の履歴情報を取得する。ブランドに対する利用者Uの行動に関する各種の履歴情報には、ブランドの知名度・認知度や集客力等が反映されている。取得部131は、取得された各種の履歴情報を記憶部120の履歴情報データベース122に記憶する。
算出部132は、取得部131により取得され、記憶部120に記憶された各種の履歴情報に基づいて、ブランド同士の関連度を算出する。すなわち、算出部132は、記憶部120の履歴情報データベース122に記憶された各種の履歴情報を読み出し、読み出された履歴情報に基づいて、ブランド同士の関連度を算出する。
生成部133は、ブランド同士の関連度を可視化した散布図を生成する。例えば、生成部133は、縦軸を既存ブランドとの関連重複数とし、横軸を既存ブランドとの関連度平均とする散布図を生成する。あるいは、生成部133は、縦軸をブランドが存在する所定のエリアを訪れた利用者との相性とし、横軸を電子決済の利用者との相性とする散布図を生成する。また、生成部133は、ブランド同士の関連度を可視化した3次元散布図を生成してもよい。
提供部134は、ブランド同士の関連度に基づく情報を、ブランドに関連する事業者に提供する。例えば、提供部134は、ブランド同士の関連度に基づくブランドの新たなレイアウトに関する情報を、ブランドが存在する場所においてブランドの配置を管理する事業者に提供する。
次に、図11を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図11は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上述してきたように、本願に係る情報提供装置100は、取得部131と、算出部132と、生成部133と、を備える。取得部131は、ブランドに対する利用者Uの行動に関する履歴情報を取得する。算出部132は、履歴情報に基づいて、ブランド同士の関連度を算出する。生成部133は、ブランド同士の関連度を可視化した散布図を生成する。例えば、生成部133は、縦軸を既存ブランドとの関連重複数とし、横軸を既存ブランドとの関連度平均とする散布図を生成する。あるいは、生成部133は、縦軸をブランドが存在する所定のエリアを訪れた利用者との相性とし、横軸を電子決済の利用者との相性とする散布図を生成する。また、生成部133は、ブランド同士の関連度を可視化した3次元散布図を生成してもよい。
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
10 端末装置
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
123 関連度情報データベース
124 相性情報データベース
130 制御部
131 取得部
132 算出部
133 生成部
134 提供部
200 店舗装置
Claims (11)
- ネットワークを介して、ブランドに対する利用者の行動に関する履歴情報を取得する取得部と、
前記履歴情報に基づいて、ブランド同士の関連度を算出する算出部と、
前記ブランド同士の関連度を可視化した散布図を生成する生成部と、
ネットワークを介して、前記散布図及び前記ブランド同士の関連度に基づく情報を、前記ブランドに関連する事業者に提供する提供部と、
を備え、
前記算出部は、対象ブランドに対する他ブランドの関連度を、店舗や商品といった各ブランドに対する利用者の行動に基づいて求めるものであって、前記対象ブランドの店舗と前記他ブランドの店舗とが既に存在している別の場所において、利用者が前記対象ブランドの店舗と前記他ブランドの店舗との両方を訪問した履歴や、利用者が前記対象ブランドの商品と前記他ブランドの商品との両方を購入した履歴、あるいは利用者が前記対象ブランドの店舗又は商品と前記他ブランドの店舗又は商品との両方に関する検索や投稿を行った履歴の出現頻度及び重複頻度から、前記対象ブランドに対する前記他ブランドの関連度を算出する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記生成部は、対象ブランドと一定関連度以上のブランドを全て抽出し、出現数と特徴度でマッピングする際に、縦軸を対象ブランドと同じエリア内の他ブランド群の全体との相性を示す値として当該対象ブランドとの関連度が一定関連度以上の他ブランドの数をカウントした関連重複数とし、横軸を対象ブランドと前記他ブランド群の一部の特定ブランドとの相性を示す値として当該対象ブランドと他ブランドとの関連度の平均値とする散布図を生成し、
前記散布図において、縦軸で上にいくほど対象ブランドと他ブランド群の全体との相性がよく、横軸で右にいくほど対象ブランドと一部の特定ブランドとの相性が強いことを示す
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記対象ブランドは、既に出店又は発売済みの既存ブランドであり、
前記算出部は、前記対象ブランドである既存ブランドと、周辺エリアに存在する他の既存ブランドとの関連度を算出し、
前記生成部は、前記既存ブランドに対する前記他の既存ブランドの関連度を可視化した散布図を生成する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記対象ブランドは、新たに出店又は発売予定の新規ブランドであり、
前記算出部は、前記対象ブランドである新規ブランドと、周辺エリアに存在する既に出店又は発売済みの既存ブランドとの関連度を算出し、
前記生成部は、前記新規ブランドに対する前記既存ブランドの関連度を可視化した散布図を生成する
ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記算出部は、同じ施設内の同じフロアに存在する店舗ごとのブランドのうち、対象ブランドに対する他ブランドの関連度を算出し、
前記生成部は、前記フロアにおける前記対象ブランドに対する他ブランドの関連度を可視化した散布図を生成し、
前記提供部は、前記フロアにおける前記対象ブランドに対する他ブランドの関連度を可視化した散布図に基づく情報を事業者に提供する
ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記算出部は、同じ店舗内の同じ商品棚に配置された商品ごとのブランドのうち、対象ブランドに対する他ブランドの関連度を算出し、
前記生成部は、前記商品棚における前記対象ブランドに対する他ブランドの関連度を可視化した散布図を生成し、
前記提供部は、前記商品棚における前記対象ブランドに対する他ブランドの関連度を可視化した散布図に基づく情報を事業者に提供する
ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記提供部は、前記対象ブランドに対する他ブランドの関連度に基づく前記対象ブランドの新たなレイアウトに関する情報を、前記対象ブランドが存在する場所において前記対象ブランドの配置を管理する事業者に提供する
ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記生成部は、同一施設内のフロアに出店しているブランドの中から1つ又は複数を選択し、選択されたブランドと同一施設内のフロアの他ブランドとの関連度を算出し、算出された関連度に応じた散布図を生成し、
前記提供部は、前記散布図に基づいてレイアウトの変更を行うため、生成された散布図を事業者に提供する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記生成部は、同一施設内のフロアに配置している又は出店予定のブランドと他ブランドとの関連性をすべて算出し、算出された関連度に応じた散布図を生成し、
前記提供部は、前記散布図に基づいてレイアウトの最適化又は出店シミュレーションを行うため、生成された散布図を事業者に提供する
ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
ネットワークを介して、ブランドに対する利用者の行動に関する履歴情報を取得する取得工程と、
前記履歴情報に基づいて、ブランド同士の関連度を算出する算出工程と、
前記ブランド同士の関連度を可視化した散布図を生成する生成工程と、
ネットワークを介して、前記散布図及び前記ブランド同士の関連度に基づく情報を、前記ブランドに関連する事業者に提供する提供工程と、
を含み、
前記算出工程では、対象ブランドに対する他ブランドの関連度を、店舗や商品といった各ブランドに対する利用者の行動に基づいて求めるため、前記対象ブランドの店舗と前記他ブランドの店舗とが既に存在している別の場所において、利用者が前記対象ブランドの店舗と前記他ブランドの店舗との両方を訪問した履歴や、利用者が前記対象ブランドの商品と前記他ブランドの商品との両方を購入した履歴、あるいは利用者が前記対象ブランドの店舗又は商品と前記他ブランドの店舗又は商品との両方に関する検索や投稿を行った履歴の出現頻度及び重複頻度から、前記対象ブランドに対する前記他ブランドの関連度を算出する
ことを特徴とする情報処理方法。 - ネットワークを介して、ブランドに対する利用者の行動に関する履歴情報を取得する取得手順と、
前記履歴情報に基づいて、ブランド同士の関連度を算出する算出手順と、
前記ブランド同士の関連度を可視化した散布図を生成する生成手順と、
ネットワークを介して、前記散布図及び前記ブランド同士の関連度に基づく情報を、前記ブランドに関連する事業者に提供する提供手順と、
をコンピュータに実行させるための情報処理プログラムであって、
前記算出手順では、対象ブランドに対する他ブランドの関連度を、店舗や商品といった各ブランドに対する利用者の行動に基づいて求めるため、前記対象ブランドの店舗と前記他ブランドの店舗とが既に存在している別の場所において、利用者が前記対象ブランドの店舗と前記他ブランドの店舗との両方を訪問した履歴や、利用者が前記対象ブランドの商品と前記他ブランドの商品との両方を購入した履歴、あるいは利用者が前記対象ブランドの店舗又は商品と前記他ブランドの店舗又は商品との両方に関する検索や投稿を行った履歴の出現頻度及び重複頻度から、前記対象ブランドに対する前記他ブランドの関連度を算出する
ことを特徴とする情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
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