JP7297706B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来、各時刻における各観測点の人流量を精度良く予測する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2018-195215号公報
しかしながら、上述した技術は、予測時刻における対象観測点の予測流入量を算出しているに過ぎない。そのため、上述した技術では、施設や地域からの人流に基づき人の潜在的な移動傾向を予測してバス停留所やタクシーなどの配置を提案することができなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、拠点からの人流に基づいて交通機関の乗降場所の候補地を提案するための技術を提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、拠点を出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得する取得部と、ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定する推定部とを有し、前記推定部は、前記ユーザの端末装置の位置データに基づいて、前記ユーザの数が前記所定の条件を満たす複数の前記滞在場所の中間地点を交通機関の乗降場所の候補地として推定することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、拠点からの人流に基づいて交通機関の乗降場所の候補地を提案することができる。
図1は、実施形態に係る情報提供システムの一例を示す図である。 図2Aは、実施形態に係る交通機関の乗降場所の候補地推定処理の一例を示す図である。 図2Bは、実施形態に係る交通機関の乗降場所の候補地推定処理の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法およびプログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施形態]
〔1.情報提供システムの構成〕
まず、図1を用いて、情報処理装置の一例である端末装置100若しくは情報提供装置10を有する情報提供システム1の構成について説明する。図1は、実施形態に係る情報提供システム1の一例を示す図である。図1に示すように、情報提供システム1は、情報提供装置10、ログサーバ20、および端末装置100を有する。なお、情報提供システム1は、複数の端末装置100を有する。また、情報提供装置10と、ログサーバ20とは、同一のサーバ装置やクラウドシステム等により実現されてもよい。ここで、情報提供装置10、ログサーバ20、および端末装置100は、ネットワークN(例えば、図3参照)を介して有線または無線により通信可能に接続される。
情報提供装置10は、端末装置100に対して後述する提案データを提供する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
ログサーバ20は、各種のログデータを取得する情報処理装置である。具体的には、ログサーバ20は、各地域(エリア)に所在するユーザのネットワーク上の行動を示すログデータを取得する。例えば、ログサーバ20は、ユーザの位置の履歴である位置履歴を端末装置100から取得する。また、ログサーバ20は、ユーザが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)から取得する。また、ログサーバ20は、ユーザが閲覧したコンテンツの履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバから取得する。また、ログサーバ20は、ユーザによる購買の履歴である購買履歴を電子商取引サーバや電子決済サーバから取得する。また、ログサーバ20は、ユーザによる投稿の履歴である投稿履歴を口コミの投稿サービスを提供する投稿サーバやSNS(Social Networking Service)サーバから取得する。なお、ログサーバ20は、上述した情報の他にも各種の情報を取得可能である。例えば、ログサーバ20は、ユーザの年齢、性別、家族構成、経済状況といったユーザの属性に関する情報を取得する。
また、ログサーバ20は、各地域に所在する施設に関するネットワーク上の情報を取得する。例えば、ログサーバ20は、各地域に所在する施設を訪問したユーザに関するネットワーク上の情報を取得する。また、ログサーバ20は、取得した投稿履歴に基づいて、各地域に所在する施設を訪問したユーザにより投稿された情報であって、施設に関する情報を取得する。また、ログサーバ20は、各地域に所在する施設の所在地、平均価格(平均客単価)、カテゴリ(例えば、カフェやレストランといった店舗の業態のカテゴリ、イタリアンやフレンチといった店舗で取り扱われる料理のカテゴリ等)に関する情報を各施設の端末装置から取得する。また、ログサーバ20は、上述した情報の他にも各種の情報を取得可能である。例えば、ログサーバ20は、施設の営業時間、施設における喫煙の可否等の施設に関する情報を取得する。
また、ログサーバ20は、各地域に関するネットワーク上の情報を取得する。例えば、ログサーバ20は、各地域における気温、天気、標高、トイレの有無、屋根のある場所の有無、街灯の有無、犯罪率、平均地価、国勢調査の結果といった各地域に関するネットワーク上の情報を取得する。
端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置100は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、ユーザから指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、以下の説明では、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作と記載する場合がある。なお、端末装置100は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
〔2.情報提供システムが実行する処理について〕
そこで、情報提供システム1では、情報提供装置10および端末装置100が、以下の提供処理を実行する。以下の説明では、端末装置100が実行する処理により、提案データがユーザに提供される処理の一例について説明するが、以下に説明する提供処理は、一部若しくは全てを情報提供装置10が実現してもよい。
例えば、情報提供装置10は、拠点を出発したユーザが所定時間以上(例えば、30分以上)滞在した滞在場所を取得し、ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定する。
なお、拠点や滞在場所は、例えば居住地や勤務地、商業施設等である。すなわち、拠点や滞在場所は、地域であってもよいし、施設等であってもよい。例えば、地域は、市街地や住宅地等であってもよいし、オフィス街等であってもよい。また、街区等であってもよい。また、大規模マンションであってもよい。施設は、小売業やサービス業の店舗等である。例えば、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントストア等の小売店、カフェやレストラン、酒場等の飲食店等の個々の店舗であってもよい。また、大型商業施設(ショッピングセンター/アウトレットモール/地下街)、娯楽施設(テーマパーク/遊園地/遊戯場/動物園/水族館/プール/入浴施設/公園/庭園/名所)、文化施設(ホール/劇場/図書館/美術館/博物館)、複合施設、宿泊施設、スポーツ施設、寺社仏閣、公共機関、金融機関、医療機関、教育機関、または鉄道駅や道の駅、空港、港湾(乗船場)等であってもよい。
また、交通機関の乗降場所は、滞在場所の地域内や敷地内の駐車場等であってもよいし、滞在場所の地域内または滞在場所の周辺の一般道路沿いの場所等であってもよい。なお、一般道路に限らず、私道等であってもよい。例えば幹線道路沿いの場所や、生活道路沿いの場所であってもよい。また、交通機関の乗降場所は、拠点と滞在場所とを結ぶように(拠点と滞在場所とが対になるように)、拠点側にも設置される。すなわち、拠点においても、上記の滞在場所と同様に、拠点の地域内や敷地内の駐車場等、または拠点の地域内または滞在場所の周辺の一般道路沿いの場所に、交通機関の乗降場所が設置される。
〔2-1.提供処理の一例について〕
以下、図1を用いて、提供処理の具体例について説明する。なお、以下の説明では、図1を用いて、情報の流れについて説明した後に、図2Aおよび図2Bを用いて、交通機関の乗降場所の候補地を推定する態様の具体例について説明する。
まず、複数のユーザの端末装置100は、端末装置100の位置データを情報提供装置10に定期的に送信する(ステップS11)。そして、情報提供装置10は、ログサーバ20から、端末装置100のユーザのネットワーク上の行動に関する各種ログデータを定期的に受信する(ステップS12)。
そして、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データ、および/または、ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、拠点を出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得する(ステップS13)。そして、情報提供装置10は、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所(例えば、1000人以上の場所等)を、バス停留所やタクシーなどを配置するのに適当な交通機関の乗降場所の候補地として推定する(ステップS14)。
そして、情報提供装置10は、交通機関の乗降場所の候補地の提案データを、バスやタクシー等の事業者または施設の運営者の端末装置100に配信する(ステップS15)。そして、バスやタクシー等の事業者または施設の運営者の端末装置100は、提案データを表示することとなる(ステップS16)。
なお、バスは、例えば路線バス(乗合バス)、高速バス、デマンドバス、コミュニティバス(自治体バス)、シャトルバス、スクールバス等である。また、タクシーは、ハイヤーや、乗合タクシー等であってもよい。また、交通機関の乗降場所は、例えばバス停留所やタクシー乗り場である。あるいは、流しのタクシーやフリー乗降制のバスが客を拾う場所、すなわち流しのタクシーやフリー乗降制のバスが巡回する場所であってもよい。また、交通機関は、バスやタクシーに限らず、バスやタクシーに類するものであってもよい。また、車種は問わない。また、情報提供装置10は、適当な交通機関の乗降場所の候補地を推定する際に、適当な交通機関を推定するようにしてもよい。
例えば、バスやタクシー等の事業者は、提案データに基づいて、バス停留所やタクシー乗り場の設置、または、流しのタクシーやフリー乗降制のバスの経由地(立ち寄り場所)等を検討する。また、施設の運営者は、提案データに基づいて、自身が運行する無料シャトルバスの停留所の設置、または、路線バスの停留所の誘致等を検討する。
〔2-1-1.交通機関の乗降場所の候補地推定処理の一例について〕
続いて、図2Aおよび図2Bを用いて、交通機関の乗降場所の候補地推定処理の一例について説明する。図2Aおよび図2Bは、実施形態に係る交通機関の乗降場所の候補地推定処理の一例を示す図である。
情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データに基づいて、図2Aに示す出発地点である拠点Gから出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所Rを取得する。
ここでは、滞在場所Rの例として、ユーザが最も多く存在する滞在場所R1と、滞在場所R1の次にユーザが多く存在する滞在場所R2と、滞在場所R2の次にユーザが多く存在する滞在場所R3とを示す。滞在場所R3よりもユーザの数が少ない滞在場所については省略する。なお、滞在場所R1、滞在場所R2および滞在場所R3のそれぞれに存在するユーザの数については任意である。ユーザの数が滞在場所R1>滞在場所R2>滞在場所R3の関係を満たしていれば十分である。例えば、滞在場所R1のユーザの数は1000人以上、滞在場所R2のユーザの数は100人以上1000人未満、滞在場所R3のユーザの数は10人以上1000人未満としてもよい。上記の滞在場所R1、滞在場所R2および滞在場所R3のそれぞれを示すマークの色、模様または大きさは識別のため異なるものとする。
但し、上記の滞在場所R1、滞在場所R2および滞在場所R3については、説明の簡略化のために識別したものに過ぎず、実際には、ユーザの数によって段階的に区切られていなくてもよい。例えば、ユーザの数に応じて、滞在場所Rを示すマークの色濃度や大きさを徐々に変化させてもよい。
なお、図2Aにおいて、鉄道駅の例として、A駅、B駅、C駅を示しているが、これらの鉄道駅については、滞在場所Rの表示を省略している。鉄道駅やその周辺施設にユーザが多く存在するのは自明である上に、バス停留所やタクシー乗り場が既に存在しているものと推定されるからである。但し、実際には、鉄道駅についても、滞在場所Rの表示対象としてもよい。
また、情報提供装置10は、地図データに基づいて、拠点Gから滞在場所Rへ向かいやすく、バスやタクシー等の乗降車が容易な場所を、図2Bに示す交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定する。そして、情報提供装置10は、交通機関の乗降場所の候補地Bの提案データを、バスやタクシー等の事業者または施設の運営者の端末装置100に提供する。
例えば、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データに基づいて、複数の滞在場所Rが密集している場所のうち、ユーザの数が最も多い滞在場所R1を交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
また、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データに基づいて、複数の滞在場所Rが密集している場所のうち、それぞれの滞在場所Rに所在するユーザにとって利便性が高い中間地点を交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
ここで、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データに基づいて、図2Bに示す出発地点である拠点Gから週2回以上等の高頻度で出発するユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
また、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データに基づいて、図2Bに示す滞在場所Rを週2回以上等の高頻度で訪問するユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
また、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データに基づいて、図2Bに示す滞在場所Rに到着して3時間以上等の長時間滞在するユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
なお、情報提供装置10は、ユーザの端末装置100の位置データから、端末装置100のユーザが日常的に(夜間または昼間に)長時間滞在する場所(例えば、居住地または勤務地等)を推定することで、図2Bに示す滞在場所Rとなるエリアを推定してもよい。
また、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データ、および、図2Bに示す拠点Gまたは滞在場所Rでの決済データに基づいて、拠点Gまたは滞在場所Rにおいて消費行動(購買行動等)を行ったユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
更に、情報提供装置10は、ユーザの端末装置100の位置データ、および、図2Bに示す拠点Gまたは滞在場所Rでの決済データに基づいて、拠点Gまたは滞在場所Rにおける決済額が所定の閾値を超えるユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを、交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、拠点Gから滞在場所Rへの訪問方法(例えば、「滞在場所」+「アクセス」等)が検索された端末装置100を推定し、当該端末装置100の位置データに基づいて、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
このとき、情報提供装置10は、ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータとして、滞在場所Rに関するキーワードが入力された数が所定の閾値を超える滞在場所Rを、交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。例えば、滞在場所についての検索回数が多いということは、それだけ滞在場所に興味を持っているユーザが多いということを意味する。
また、情報提供装置10は、複数のユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、拠点Gから滞在場所Rへ移動するユーザであって、バスやタクシーでの移動を希望するユーザの端末装置100を推定し、当該端末装置100の位置データに基づいて、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。例えば、情報提供装置10は、バスやタクシーでの移動を希望している旨が推定される検索クエリ(例えば、「バス停留所」+「バス時刻表」、「タクシー」+「配車」等)を検索に用いたユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
また、情報提供装置10は、複数のユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに含まれる位置履歴に基づいて、拠点Gから出発したユーザであって、鉄道を利用するため、拠点Gや滞在場所Rから遠く離れた駅に移動しているユーザの端末装置100を推定し、当該端末装置100の位置データに基づいて、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。すなわち、情報提供装置10は、拠点Gから滞在場所Rまでの直通の交通機関が存在せず、鉄道を利用しての遠回りの移動を強いられているユーザの端末装置100を推定し、当該端末装置100の位置データに基づいて、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
また、情報提供装置10は、複数のユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、自家用車や鉄道で拠点Gから滞在場所Rへ移動するのが不便なユーザの端末装置100を推定し、当該端末装置100の位置データに基づいて、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。例えば、情報提供装置10は、駐車場の不足などにより滞在場所Rの近くに駐車することが困難な場合や、拠点Gと滞在場所Rとを結ぶ適当な鉄道路線が存在しない場合、そのような当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
ここで、情報提供装置10は、例えば、地図配信等のサービスを実行する外部サーバ等から、端末装置100のユーザの所在地(例えば、居住地または勤務地等)の位置を推定するデータを取得してもよい。また、情報提供装置10は、端末装置100のユーザの購入履歴等を管理する外部サーバ等から、端末装置100のユーザの決済データを収集してもよい。
〔3.情報提供装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報提供装置10の機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る情報提供装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、情報提供装置10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100、およびログサーバ20との間で情報の送受信を行う。
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部12は、位置データベース121、属性データベース122、履歴データベース123、および地図データベース124を有する。
位置データベース121には、端末装置100の位置データを記憶する。ここで、位置データは、GPS(Global Positioning System)、携帯基地局、およびアクセスポイント等に基づいて取得される位置座標等であってもよい。
属性データベース122は、端末装置100のユーザ(契約者)の属性データを記憶する。ここで、属性データは、ユーザの年齢、性別、家族構成、自宅、勤務地、職業、職位、収入、居住形態、車の有無、習い事、ライフスタイル等を含んでいてもよい。また、属性データは、ユーザのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等に関するデータであってもよい。
履歴データベース123には、端末装置100のユーザのネットワーク上の行動を示すログデータが登録される。ここで、ログデータは、位置履歴、検索履歴、閲覧履歴、購買履歴、投稿履歴等を含んでいてもよい。また、ログデータは、実店舗におけるクレジットカード、デビットカード、電子マネー、バーコード決済、または、QRコード(登録商標)決済等のキャッシュレス決済による決済履歴等を含んでいてもよい。
地図データベース124には、地図データが登録される。ここで、地図データは、複数の縮尺のラスタ形式の地図描画用の画像、ベクタ形式の地図描画用の画像等を含んでいてもよい。例えば、地図データは、縮尺に従ってメッシュ化された地図データ(例えば、JIS規格の第1~3次地域区画メッシュデータ、および、100mメッシュデータ等)等であってもよい。また、地図データは、地図上の地物、注記、および記号に関する地図オブジェクトデータを含んでいてもよい。
制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報提供装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。図3に示すように、制御部13は、取得部14、推定部15、および提供部16を有する。
取得部14は、拠点を出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得する。また、取得部14は、端末装置100の位置データを取得する。また、取得部14は、ログサーバ20から各種ログデータを取得する。なお、取得部14は、ユーザの端末装置100の位置データに基づいて、拠点を出発したユーザの滞在場所を取得してもよい。また、取得部14は、検索サーバ(検索エンジン)から、端末装置100における検索データを取得してもよい。
推定部15は、交通機関の乗降場所の候補地を推定する。例えば、推定部15は、ユーザの端末装置100の位置データに基づいて、拠点を出発したユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザの端末装置100の位置データに基づいて、拠点を出発する頻度が所定の閾値を超えるユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザの端末装置100の位置データに基づいて、滞在場所を訪問する頻度が所定の閾値を超えるユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザの端末装置100の位置データに基づいて、滞在場所に滞在する時間が所定の閾値を超えるユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザの端末装置100の位置データ、および、決済データに基づいて、拠点または滞在場所において消費行動を行ったユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
更に、推定部15は、ユーザの端末装置100の位置データ、および、決済データに基づいて、滞在場所における決済額が所定の閾値を超えるユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を、交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、滞在場所への訪問方法が検索された端末装置100を推定し、当該端末装置100の位置データに基づいて、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータとして、滞在場所に関するキーワードが入力された数が所定の閾値を超える滞在場所を、交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。例えば、推定部15は、ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、所定の期間(例えば、直近の1か月)の間に滞在場所の名称を検索クエリとして入力したユーザの端末装置100を推定し、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所(例えば、1000人を超える滞在場所等)を、交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、複数のユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、拠点Gから滞在場所Rへ移動するユーザであって、バスやタクシーでの移動を希望するユーザの端末装置100を推定し、当該端末装置100の位置データに基づいて、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。例えば、推定部15は、バスやタクシーでの移動を希望している旨が推定される検索クエリ(例えば、「バス停留所」+「バス時刻表」、「タクシー」+「配車」等)を検索に用いたユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所Rを交通機関の乗降場所の候補地Bとして推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、交通機関以外の移動体(自家用車や鉄道等)で拠点を出発したユーザを推定し、当該ユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を、交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
また、推定部15は、ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、交通機関以外の移動体(自家用車や鉄道等)で拠点を出発するのが不便なユーザの端末装置100を推定し、当該端末装置100のユーザの数が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
更に、推定部15は、上記の条件を満たす滞在場所であって、拠点から滞在場所までの道路状況(交通渋滞、規制状況等)が所定の条件を満たす滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定してもよい。
提供部16は、交通機関の乗降場所の候補地の提案データを提供する。提供部16は、交通機関の乗降場所の候補地の位置データを含む当該候補地の提案データを提供してもよい。提供部16は、候補地を示す地図データを含む当該候補地の提案データを提供してもよい。
〔4.端末装置の構成〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る端末装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、端末装置100は、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、情報提供装置10との間で情報の送受信を行う。
入力部120は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部130は、各種情報を表示するための表示装置であり、すなわち、画面である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。また、以下の説明では、出力部130を画面と記載する場合がある。
物理センサ140は、端末装置100の各種の物理的な情報を検出するセンサであり、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、気圧センサ、温度センサ、音量センサ、明度センサ等である。なお、物理センサ140は、GPS等の測位システムを用いて、端末装置100の現在位置を推定するセンサであってもよい。また、端末装置100は、上記の加速度センサやジャイロセンサ、気圧センサ等を利用した歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)等の技術を用いて端末装置100の位置を測位することが可能である。これにより、GPS等の測位システムでは取得することが困難な屋内での位置情報を取得することが可能になる。
制御部150は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報表示プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部150は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部150は、要求部151と、操作制御部152と、表示処理部153とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部150の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部150が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、操作制御部152から検索ワード等のテキストデータを受信した場合は、検索サーバに対して受信したテキストデータを含む、検索要求を送信する。
操作制御部152は、入力部120を介して受け付けたユーザの操作にしたがって、各種制御を実行する。例えば、操作制御部152は、ユーザが入力部120に対して各種選択操作を行った場合は、選択操作内容を表示処理部153に出力する。また、操作制御部152は、入力部120を介して受け付けたスクロール操作やタップ操作等、ユーザの操作の内容を表示処理部153に出力する。
表示処理部153は、受信した各種データを出力部130に表示する。例えば、表示処理部153は、各種の検索結果、ウェブページまたは提案データを表示する処理を実行する。表示処理部153は、例えば、CPUやMPU等によって、RAMを作業領域として実行されることにより実現される。
〔5.端末装置100の処理フロー〕
次に、図5を用いて、制御情報を実行した端末装置100と情報提供装置10が実行する表示処理の手順について説明する。図5は、実施形態に係る提供処理の流れの一例を示すフローチャートである。
例えば、情報提供装置10は、複数のユーザの端末装置100の位置データ、および、当該ユーザが端末装置100を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、出発地点である拠点から出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得する(ステップS101)。
そして、情報提供装置10は、拠点から滞在場所へ向かいやすく、バスやタクシー等の乗降車が容易な場所を推定し、当該場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定する(ステップS102)。
そして、情報提供装置10は、交通機関の乗降場所の候補地を示す地図データを含む当該設置位置の提案データを作成する(ステップS103)。
そして、情報提供装置10は、交通機関の乗降場所の候補地の提案データを、バスやタクシー等の事業者または施設の運営者の端末装置100に配信する(ステップS104)。
そして、バスやタクシー等の事業者または施設の運営者の端末装置100は、受信した提案データを表示する(ステップS105)。
〔6.変形例〕
上記では、提供処理の一例について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。以下、提供処理の変形例について説明する。なお、以下に説明する提供処理は、端末装置100側が発揮する機能により実現されてもよく、情報提供装置10側が発揮する機能により実現されてもよい。
〔6-1.装置構成〕
上記実施形態では、情報提供システム1に、各種のログデータを取得する機能を備えるログサーバ20が含まれる例について説明したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報提供装置10は、各種のログデータを取得する機能を備えていてもよい。このような場合、情報提供装置10は、ログサーバ20を介さず、端末装置100から各種のログデータを取得して蓄積してもよい。このような構成を有する場合、情報提供システム1は、ログサーバ20を有さずともよい。
また、上記実施形態において、情報提供装置10は、拠点を出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得しているが、このとき、情報提供装置10は、ユーザの位置履歴に基づいて、ユーザが拠点や滞在場所を出発した時間や、滞在場所に到着した時間から滞在場所を出発までの時間についても取得することができる。
このような場合、情報提供装置10は、地図データ上に、拠点から出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を、時間帯ごとに分けて表示してもよい。また、情報提供装置10は、時間帯ごとに分けた交通機関の乗降場所の候補地の提案データを、バスやタクシー等の事業者または施設の運営者の端末装置100に配信してもよい。
また、情報提供装置10は、拠点や滞在場所から所定の人数以上のユーザが移動するタイミングに合わせて、バスやタクシーが交通機関の乗降場所に到着するように、交通機関の運行スケジュールに関する提案データを、バスやタクシー等の事業者または施設の運営者の端末装置100に配信してもよい。
〔6-2.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔6-3.プログラム〕
また、上述してきた実施形態に係る情報提供装置10および端末装置100は、例えば図6に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図6は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が端末装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150の機能を実現する。また、コンピュータ1000が情報提供装置10として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部13の機能を実現する。
〔7.効果〕
上述したように、情報提供装置10は、拠点からの人流に基づいて交通機関の乗降場所の候補地を提案することができる。また、情報提供装置10は、需要が高そうな場所に交通機関の乗降場所の配置を提案することができる。また、情報提供装置10は、拠点を出発したユーザが多く所在する場所を考慮して、交通機関の乗降場所の候補地を提案することができる。また、情報提供装置10は、商業施設などから人々が向かう位置としてここにバス停留所を配置するとよいと拠点や候補地の近隣のバス事業者や商業施設の運営者に提案することができる。また、情報提供装置10は、実際にユーザが多く所在する場所と既存のバス停留所等とのずれを考慮して、既存のバス停留所等の移動先として、交通機関の乗降場所の候補地を提案することができる。また、情報提供装置10は、どの2点間を結ぶか(どの場所とどの場所を結ぶか)を決める際、または、多点間を結ぶルートを決定する際、ある拠点からの人流を考慮して交通機関の乗降場所の候補地を提案することができる。また、情報提供装置10は、人流だけでなく車線等の道路環境を考慮して交通機関の乗降場所の候補地を提案することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報提供システム
10 情報提供装置
11、110 通信部
12 記憶部
121 位置データベース
122 属性データベース
123 履歴データベース
124 地図データベース
13、150 制御部
14 取得部
15 推定部
16 提供部
20 ログサーバ
100 端末装置
120 入力部
130 出力部
140 物理センサ
151 要求部
152 操作制御部
153 表示処理部

Claims (13)

  1. 拠点を出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得する取得部と、
    前記ユーザの数が所定の条件を満たす前記滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定する推定部と
    を有し、
    前記推定部は、前記ユーザの端末装置の位置データに基づいて、前記ユーザの数が前記所定の条件を満たす複数の前記滞在場所の中間地点を交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記推定部は、前記ユーザの端末装置の位置データに基づいて、前記拠点を出発する頻度が所定の閾値を超える前記ユーザを推定し、当該ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記推定部は、前記ユーザの端末装置の位置データに基づいて、前記滞在場所を訪問する頻度が所定の閾値を超える前記ユーザを推定し、当該ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記推定部は、前記ユーザの端末装置の位置データに基づいて、前記滞在場所に滞在する時間が所定の閾値を超える前記ユーザを推定し、当該ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部は、前記ユーザの端末装置の位置データ、および、決済データに基づいて、前記拠点または前記滞在場所において消費行動を行った前記ユーザを推定し、当該ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記推定部は、前記ユーザの端末装置の位置データ、および、決済データに基づいて、前記拠点または前記滞在場所における決済額が所定の閾値を超える前記ユーザを推定し、当該ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記推定部は、前記ユーザが端末装置を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、前記滞在場所に関する検索を行った前記ユーザを推定し、当該端末装置の前記ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記推定部は、前記ユーザが端末装置を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、前記交通機関に関する検索を行った前記ユーザを推定し、当該端末装置の前記ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記推定部は、前記ユーザが端末装置を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、前記交通機関以外の移動体で前記拠点を出発した前記ユーザを推定し、当該ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記推定部は、前記ユーザが端末装置を用いて行ったネットワーク上の行動に関するログデータに基づいて、前記交通機関以外の移動体で前記拠点を出発するのが不便な前記ユーザの前記端末装置を推定し、当該端末装置の位置データに基づいて、当該端末装置の前記ユーザの数が前記所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  11. 前記推定部は、更に、前記拠点から前記滞在場所までの道路状況が所定の条件を満たす前記滞在場所を、前記交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする請求項1~10のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    拠点を出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得する取得工程と、
    前記ユーザの数が所定の条件を満たす前記滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定する推定工程と
    を含み、
    前記推定工程では、前記ユーザの端末装置の位置データに基づいて、前記ユーザの数が前記所定の条件を満たす複数の前記滞在場所の中間地点を交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  13. 拠点を出発したユーザが所定時間以上滞在した滞在場所を取得する取得手順と、
    前記ユーザの数が所定の条件を満たす前記滞在場所を交通機関の乗降場所の候補地として推定する推定手順と
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記推定手順では、前記ユーザの端末装置の位置データに基づいて、前記ユーザの数が前記所定の条件を満たす複数の前記滞在場所の中間地点を交通機関の乗降場所の候補地として推定する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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