JP5877394B2 - コンテンツ提供システム、サーバ、及びコンテンツ提供方法 - Google Patents

コンテンツ提供システム、サーバ、及びコンテンツ提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ提供システム、サーバ、及びコンテンツ提供方法の技術に関する。
公共空間(店舗、売り場、街頭、広場、駅など)に表示端末を設置してコンテンツを表示し、商品の販売促進、広報、又は案内を行う、電子POP(Point of Purchase)やデジ
タルサイネージ(Digital Signage:電子看板)が知られている(例えば、特許文献1を
参照)。
特開2011−34193号公報
公共空間に表示端末を設置してコンテンツを表示し、商品の販売促進、広報、案内を行う電子POP(Point of Purchase)やデジタルサイネージ(以下、特に区別する必要があ
る場合を除いて単に電子POPという)が知られている。一方で、携帯電話、スマートフォンなどの携帯端末が普及しており、携帯端末によれば、店舗情報を含む種々のコンテンツの取得が可能である。また、ナビゲーション機能を有する携帯端末では、目的地までの経路誘導も可能である。
ここで、従来の電子POPでは、例えば、サーバと表示端末がネットワークを介して接続され、表示端末からのコンテンツの送信依頼に応じてサーバがコンテンツを表示端末へ送信し、表示端末の表示部にコンテンツを表示するといった態様が既に知られている。しかしながら、従来の電子POPは、各表示端末が独立して構成されており、表示端末同士を連携させたものではなく、また、携帯端末と表示端末を連携させたものでもない。
本発明では、上記した背景に鑑み、電子POPにおける表示端末の利用価値を従来よりも高める技術を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、以下の手段を採用する。すなわち、本発明は、サーバと、前記サーバとネットワークを介して接続されると共に公共空間に設置され、該サーバから提供されるコンテンツを表示する表示端末と、前記ネットワークに接続自在な携帯端末と、を備えるコンテンツ提供システムであって、前記サーバは、前記表示端末と前記携帯端末と通信し、前記表示端末の位置情報を含む表示端末の属性情報と、前記携帯端末の位置情報を含む携帯端末の属性情報と、コンテンツ情報とを含む管理情報を送受信するサーバ通信部と、前記管理情報を記憶するサーバ記憶部と、前記管理情報に基づいて、前記表示端末と前記携帯端末へ表示させるコンテンツを含む前記コンテンツ情報を抽出し、抽出したコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して該表示端末と該携帯端末へ送信するサーバ制御部と、を有し、前記表示端末は、前記サーバと前記携帯端末と通信し、該表示端末の属性情報と前記コンテンツ情報とを送受信する表示端末通信部と、前記表示端末通信部で送信する該表示端末の属性情報と前記表示端末通信部で受信した前記コンテンツ情報とを少なくとも記憶する表示端末記憶部と、前記表示端末記憶部に記憶される前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させる表示端末制
御部と、を有し、前記携帯端末は、前記サーバと前記表示端末と通信し、該携帯端末の属性情報と前記コンテンツ情報を送受信する携帯端末通信部と、前記携帯端末通信部で送信する該携帯端末の属性情報と前記携帯端末通信部で受信した前記コンテンツ情報とを少なくとも記憶する携帯端末記憶部と、該携帯端末の位置情報を取得して前記携帯端末通信部を介して取得した位置情報を含む属性情報を前記サーバへ送信し、前記携帯端末記憶部に記憶される前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記携帯端末の表示部に表示させる携帯端末制御部と、を有する。
本発明の表示端末は、電子POPやデジタルサイネージの表示端末として好適に用いることができる。本発明では、サーバが、携帯端末の属性情報、表示端末の属性情報、及びコンテンツ情報を管理情報として管理し、管理情報に基づいて携帯端末や表示端末へ送信するコンテンツを抽出し、送信することができる。属性情報には、携帯端末の位置情報が含まれていることから、サーバは、表示端末に表示するコンテンツを、例えば携帯端末の位置、すなわち利用者の移動に応じて変更することができる。すなわち、本発明によれば、表示端末に表示するコンテンツを特定の利用者を対象としたコンテンツとすることができる。また、携帯端末、すなわち利用者を中心として、複数の表示端末に表示するコンテンツを連携させることができる。その結果、電子POPやデジタルサイネージの表示端末の利用価値を従来よりも高めることができる。
サーバは、管理情報を管理し、必要に応じて管理情報の送受信を表示端末と携帯端末との間で行う。管理情報には、表示端末及び携帯端末の属性情報、コンテンツ情報が含まれる。各属性情報には、表示端末と携帯端末の夫々の位置情報が含まれる。携帯端末は移動することから、携帯端末の位置情報は適時更新される。属性情報には、表示端末と携帯端末の夫々を識別する識別情報、表示端末の設置場所に関する施設情報を含めることができる。コンテンツ情報には、表示端末と携帯端末の夫々に実際に表示される各種コンテンツ(例えば、テキスト、画像によって構成される広告情報)と、表示端末や携帯端末には実際には表示されないものの表示を実現する為に必要な情報(コンテンツの作成日や更新日、画素数、ファイルのサイズなど)が含まれる。
ここで、上述したコンテンツ提供システムにおいて、前記サーバ制御部は、前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記携帯端末が前記表示端末から所定の範囲内に位置するかどうかを判断し、前記携帯端末が所定の範囲内に位置する場合、前記表示端末へ表示させるコンテンツ情報であって、前記携帯端末の利用者に対応するコンテンツ情報を前記サーバ記憶部から抽出し、抽出したコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して前記表示端末へ送信し、前記表示端末制御部は、前記表示端末通信部を介して前記利用者に対応するコンテンツ情報を受信し、前記表示端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させるようにしてもよい。
本発明によれば、利用者の移動に対応させて特定の利用者へのコンテンツ情報を表示端末に表示することができる。所定の範囲は、表示端末の表示部に表示されるコンテンツを利用者が視認できる距離として適宜設定することができる。視認できる距離は、表示端末の表示部のサイズに応じて適宜設定することができる。利用者に対応するコンテンツ情報とは、従来の広告先が特定されていない一般向けのコンテンツと区別されるもので、ある特定の利用者を対象としたコンテンツである。特定の利用者は、対象が特定されていれば、複数人でもよい。
また、本発明のコンテンツ提供システムにおいて、前記サーバ制御部は、前記携帯端末の属性情報に基づいて、前記携帯端末の位置に応じて表示するコンテンツ情報を変更する表示端末を複数特定し、特定された各表示端末に表示させるコンテンツ情報であって前記携帯端末の利用者に対応するコンテンツ情報を前記サーバ記憶部から抽出し、抽出したコ
ンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して前記表示端末へ送信し、前記表示端末制御部は、前記表示端末通信部を介して前記利用者に対応するコンテンツ情報を受信し、前記表示端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させるようにしてもよい。
本発明によれば、特定の利用者に対応したコンテンツ情報を表示させる表示端末を複数特定し、特定した複数の表示端末同士の間で、表示する特定の利用者に対応したコンテンツ情報を互いに連携して表示することができる。例えば、利用者が目的地まで移動中の場合には、目的地までの経路途中に設置された表示端末では、コンテンツとして、目的地までの残りの距離や所要時間などを表示し、目的地に設置された表示端末では、コンテンツとして、目的地に関する情報、目的地が店舗である場合には商品情報などを表示することができる。
また、本発明のコンテンツ提供システムにおいて、前記携帯端末の属性情報には、該携帯端末の移動履歴情報が含まれ、前記サーバ制御部は、前記携帯端末の移動履歴情報に応じた特典を前記コンテンツ情報として前記サーバ記憶部から抽出し、抽出した特典としてのコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して前記携帯端末と前記表示端末とのうち少なくとも何れか一方の端末へ送信し、前記携帯端末制御部は、前記携帯端末通信部を介して前記特典としてのコンテンツ情報を受信した場合、受信した特典としてのコンテンツ情報を前記携帯端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記携帯端末の表示部に表示させ、前記表示端末制御部は、前記表示端末通信部を介して前記特典としてのコンテンツ情報を受信した場合、受信した特典としてのコンテンツ情報を前記表示端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させるようにしてもよい。

本発明によれば、利用者の移動履歴に応じた特典の付与が可能となる。例えば、利用者の移動距離や、利用者が立ち寄った箇所に応じた特典(例えば、クーポン)を発行することができる。また、特典を利用したかどうかに関する特典利用情報を取得することで、携帯端末の移動履歴、すなわち利用者の行動履歴と特典の利用情報とを紐付けて管理することができる。その結果、例えば、行動履歴毎の商品購入情報や注文情報を取得することができ、取得した情報は、次期商品開発に利用することが可能となる。
ここで、前記携帯端末は、経路誘導を行うナビゲーション部を有するものとすることができる。ナビゲーション機能を有する携帯端末を用いることで、表示端末までの経路誘導が可能となる。
また、前記携帯端末は、AR(Augumented Reality)機能を有するものでもよい。例えば、前記携帯端末は、現実空間を撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された現実空間に関する映像を表示する表示部と、前記映像に重ねて表示するコンテンツが格納された記憶装置にアクセスし、前記カメラの位置及び方位を含む位置情報に基づいて、前記映像に含まれる対象物のうち前記コンテンツを表示する対象物の位置情報及び該コンテンツを取得する取得部と、前記取得部で取得されたコンテンツを前記映像に重ね合わせて前記表示部に表示させる制御部と、を備え、前記制御部は、方位に関する方位基準線と距離に関する距離基準線を前記画面に設定し、前記カメラの位置情報と前記対象物の位置情報に基づいて、前記カメラに対する前記対象物の位置を算出し、前記方位基準線に基づいて前記画面における前記対象物の水平位置を特定し、前記距離基準線に基づいて前記画面における前記対象物の垂直位置を特定し、前記画面における前記対象物の表示位置を特定するものでもよい。
ここで、本発明は、上述したコンテンツ提供システムで実行されるコンテンツ提供方法として特定することもできる。また、本発明は、上述したコンテンツ提供システムを構成する、サーバ、表示端末、携帯端末として特定することもできる。また、本発明は、サーバや携帯端末で実行される方法として特定することもできる。例えば、本発明は、サーバと、該サーバとネットワークを介して接続され、該サーバから提供されるコンテンツを表示する表示端末と、前記ネットワークに接続自在な携帯端末と、を備えるコンテンツ提供システムにおける前記サーバであって、前記表示端末と前記携帯端末と通信し、前記表示端末の位置情報を含む表示端末の属性情報と、前記携帯端末の位置情報を含む携帯端末の
属性情報と、コンテンツ情報と含む管理情報を送受信するサーバ通信部と、前記サーバ通信部で受信した管理情報を記憶するサーバ記憶部と、前記管理情報に基づいて、前記表示端末と前記携帯端末へ表示させるコンテンツ情報を抽出し、抽出したコンテンツ情報を該表示端末と該携帯端末へ送信するサーバ制御部と、を有するサーバである。また、本発明は、サーバと、該サーバとネットワークを介して接続され、該サーバから提供されるコンテンツを表示する表示端末と、前記ネットワークに接続自在な携帯端末と、を備えるコンテンツ提供システムにおける前記サーバで実行されるコンテンツ提供方法であって、前記表示端末と前記携帯端末と通信し、前記表示端末の位置情報を含む表示端末の属性情報と、前記携帯端末の位置情報を含む携帯端末の属性情報と、コンテンツ情報と含む管理情報を送受信するサーバ通信ステップと、前記サーバ通信ステップで受信した管理情報を記憶するサーバ記憶ステップと、前記管理情報に基づいて、前記表示端末と前記携帯端末へ表示させるコンテンツ情報を抽出し、抽出したコンテンツ情報を該表示端末と該携帯端末へ送信するサーバ処理ステップと、を有するコンテンツ提供方法でもよい。
また、本発明は、コンテンツ提供システム、サーバ、表示端末、携帯端末で実行される処理を実現させるプログラムや、そのようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体として特定してもよい。この場合、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。なお、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、電子POPにおける表示端末の利用価値を従来よりも高めることができる。
実施形態に係るコンテンツ提供システムの構成を示す。 実施形態に係るサーバの機能ブロック図を示す。 サーバの記憶部に記憶される携帯端末管理データベースの一例を示す。 サーバの記憶部に記憶される表示端末管理データベースの一例を示す。 サーバの記憶部に記憶されるコンテンツデータベースの一例を示す。 実施形態に係る表示端末の機能ブロック図を示す。 実施形態に係る携帯端末の機能ブロック図を示す。 実施形態で説明するコンテンツ提供システムを活用するシチュエーションの一例を示す。 携帯端末の画面遷移図を示す。 ホーム画面を示す。 オープニング画面を示す。 アプリ選択画面を示す。 操作説明画面を示す。 地域(県)選択画面を示す。 地区(市)選択画面を示す。 利用者入力画面を示す。 ルート一覧画面を示す。 地図画面を示す。 カメラ案内画面を示す。 メニュー画面を示す。 言語選択画面を示す。 ルート詳細画面を示す。 バルーン表示変更画面を示す。 情報詳細画面を示す。 レーダ範囲変更画面を示す。 コンテンツ管理処理フローを示す。 コンテンツ変更処理フローを示す。 ルート登録処理フローを示す。 ルート変更処理フローを示す。 ルート・コンテンツの検索処理フローを示す。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態では、携帯端末にナビゲーション機能を有する携帯端、表示端末として電子POP端末を用いる場合を例に
説明する。
[実施形態]
<構成>
図1は、実施形態に係るコンテンツ提供システム100の構成を示す。実施形態に係るコンテンツ提供システム100は、サーバ1、携帯端末2、表示端末3を備える。表示端末3は、公共空間DSP31、店舗内DSP32を含む。サーバ1、携帯端末2、表示端末3は、互いにネットワークを介して接続されている。ネットワークには、電話回線網を利用したインターネットが例示されるが、ネットワークは、サーバ1、携帯端末2、表示端末3を電気的に接続し、通信可能とできるものであれば良くその態様は特に限定されない。また、携帯端末2、表示端末3の数は限定されない。
(サーバ)
サーバ1は、携帯端末2、表示端末3に提供するコンテンツの管理を行う。図2は、実施形態に係るサーバの機能ブロック図を示す。サーバ1は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14、記憶部15を備え、制御部11は、CPU111、メモリ112を有する。
サーバの操作部12は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、操作ボタン等を含む。サーバの表示部13は、例えば、液晶表示端末、プラズマディスプレイパネル、CRT(Cathode Ray Tube)、エレクトロルミネッセンスパネル等を含む。サーバの通信部14には、例えば、ネットワークへの接続を実現する通信モジュール(例えば、ネットワークカード)が例示される。
サーバの制御部11は、サーバのCPU(中央演算処理装置)111、サーバのメモリ112、を備える。サーバのCPU111は、サーバ1の各ハードウェアを制御し、また、サーバのメモリ112に格納された制御プログラムに従って、各機能部を機能させる。各機能部は、サーバのCPU111上で実行されるコンピュータプログラムとして構成することができる。また、これらの機能部は、専用のプロセッサとして構成してもよい。
携帯端末管理部113は、携帯端末2に関する情報を管理する。具体的には、携帯端末
管理部113は、携帯端末2の属性情報の管理、すなわち携帯端末2の位置情報や識別情報のデータベースへの記録・更新、携帯端末2へ送信するコンテンツの抽出、及びデータベースへの記録・更新、利用者から投稿されるコンテンツやルートの受け付け、受け付けたコンテンツやルートのデータベースへの記録・更新等を行う。
表示端末管理部114は、表示端末3に関する情報を管理する。具体的には、表示端末管理部114は、表示端末3の属性情報の管理、すなわち表示端末3の位置情報や識別情報のデータベースへの記録・更新、表示端末3へ送信するコンテンツの抽出、及びデータベースへの記録・更新等を行う。
サーバの記憶部15は、サーバの制御部11の制御の下、属性情報やコンテンツを記憶する。サーバの記憶部15は、ハードディスクドライブ(以下、HDDとする。)や半導体メモリ等により構成することができる。なお、サーバの記憶部15は、サーバ1の内部及び外部の何れに設けてもよい。
ここで、図3Aは、サーバの記憶部15に記憶される携帯端末管理データベースの一例を示す。携帯端末管理データベースには、各携帯端末2の「識別番号」、「緯度、経度、高さ」、「コンテンツ」の項目が設けられ、各項目に対応する情報が互いに関連付けられて格納されている。「識別番号」は、各携帯端末2に割り当てられた固有の識別情報である。「緯度、経度、高さ」は、各携帯端末2の位置情報である。「コンテンツ」は、各携帯端末2に表示する情報である。例えば、「コンテンツ」には、携帯端末Aの現在地に対応したセール情報A、携帯端末Bに対応したランチ情報、携帯端末Cの現在地に対応したセール情報Bなどが含まれる。
図3Bは、サーバの記憶部15に記憶される表示端末管理データベースの一例を示す。表示端末管理データベースには、各表示端末3の「識別番号」、「緯度、経度」、「コンテンツ」の項目が設けられ、各項目に対応する情報が互いに関連付けられて格納されている。「識別番号」は、各表示端末3に割り当てられた固有の識別情報である。図3Bに示すデータベースでは、公共空間に設置されるディスプレイ(DSP)と店舗内に設置されるディスプレイ(DSP)が区別されている。「緯度、経度」は、各表示端末3の位置情報である。位置情報は、表示端末3の位置を特定できればよく、「緯度、経度」に代えて、店舗名や住所等でもよい。「コンテンツ」は、表示端末3に表示する情報であり、本発明の特定の利用者に対応したコンテンツに相当する。例えば、「コンテンツ」には、公共空間DSP−aに対応したセール情報AK、店舗内DSP−aに対応したセール情報ATなどが含まれる。
図3Cは、サーバの記憶部15に記憶されるコンテンツデータベースの一例を示す。コンテンツデータベースには、「施設名」、「緯度、経度」「対象エリア」、「対象時間」、「コンテンツ」の項目が設けられ、各項目に対応する情報が互いに関連付けられて格納されている。「施設名」は、広告を発信する施設名であり、店舗名、売り場の名称、街頭の名称、広場の名称、駅名などが例示される。「緯度、経度」は、施設の位置情報である。施設の位置情報は、住所でもよい。「対象エリア」は、配信するコンテンツの対象エリアであり、各施設を基準とした距離や所要時間などに応じて設定される。「対象時間」は、配信するコンテンツの対象時間であり、各施設で実施されるイベントなどの実施時間に応じて設定される。「対象時間」は、例えば、セール期間(時間)、ランチタイムを含む。「コンテンツ」は、各携帯端末2や各表示端末3へ表示する情報である。「コンテンツ」には、セール情報、ランチ情報など各種情報が含まれる。
(表示端末)
表示端末3は、サーバ1から送信されるコンテンツを表示部35に表示する。表示端末
3は、公共空間(街頭、広場、駅など)に設置される大型ディスプレイから、店舗内、売り場に設置される小型ディスプレイが含まれ、既存の電子POP端末、デジタルサイネージ(電子看板)によって構成することができる。表示端末の表示部35は、液晶表示端末、プラズマディスプレイパネル、CRT(Cathode Ray Tube)、エレクトロルミネッセンスパネル等を含む。図4は、実施形態に係る表示端末3の機能ブロック図を示す。表示端末3は、制御部33、操作部34、表示部35、通信部36、記憶部37を含む。
表示端末の制御部33は、サーバ1からの指示、利用者の操作指示に基づいて表示端末3の各部を制御する。表示端末の制御部33は、表示端末のCPU331、表示端末のメモリ332を含む。表示端末のCPU331は、表示端末3の各ハードウェアを制御し、また、表示端末のメモリ332に記録された制御プログラムに従って、コンテンツを表示端末の表示部35に表示させる。なお、表示端末3が有する各機能に対応する機能部を設けるようにしてもよい。換言すると、各機能部は、表示端末のCPU331上で実行されるコンピュータプログラムとして構成することができ、これらの各機能部は、専用のプロセッサとして構成してもよく、また、一つのプロセッサとして構成してもよい。表示端末のメモリ332は、各種データや制御プログラムを記憶するメモリ(記憶媒体)で、書換え可能なフラッシュメモリ等により構成される。
表示端末の操作部34は、利用者からの指示を受け付ける。表示端末の操作部34は、例えばタッチパネルや、押釦等により構成される。各種操作に対応する信号は、表示端末の制御部33に入力される。
表示端末の表示部35は、表示端末の制御部33からの信号に基づき画像を表示する。表示端末の表示部35は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成される。
表示端末の通信部36は、ネットワークと接続して、サーバ1や携帯端末2との通信等を行う。
表示端末の記憶部37は、各種情報を記憶する。例えば、表示端末の記憶部37は、サーバ1から送信されるコンテンツを記憶する。表示端末の記憶部37は、例えば、半導体メモリ等により構成することができる。
(携帯端末)
携帯端末2は、予め所定のアプリケーションがインストールされることで、ナビゲーション装置として機能する。携帯端末2には、スマートフォン(例えば、Android携帯(Android:登録商標)やiphone(登録商標))が例示される。図5は、実施形態に係る携帯端末2の機能ブロック図を示す。携帯端末2は、制御部21、操作部22、表示部23、カメラ24、通信部25、位置情報取得部26、方位センサ27、記憶部28を含む。なお、携帯端末2は、ネットワークへの通信機能を有していればよく、AR機能やナビゲーション機能は備えていなくともよい。
携帯端末の制御部21は、サーバ1からの情報、利用者の操作指示に基づいて携帯端末2の各部を制御する。携帯端末の制御部21は、携帯端末のCPU211、携帯端末のメモリ212を含む。携帯端末のCPU211は、携帯端末2の各ハードウェアを制御し、また、携帯端末のメモリ212に記録された制御プログラムに従って、AR技術を用いたナビゲーション機能を有する携帯端末として機能させる。なお、携帯端末2が有する各機能に対応する機能部を設けるようにしてもよい。換言すると、各機能部は、携帯端末のCPU211上で実行されるコンピュータプログラムとして構成することができ、これらの
各機能部は、専用のプロセッサとして構成してもよく、また、一つのプロセッサとして構成してもよい。携帯端末のメモリ212は、各種データや制御プログラムを記憶するメモリ(記憶媒体)で、書換え可能なフラッシュメモリ等により構成される。
各機能部には、以下が例示される。すなわち、解析部は、映像を解析して現実空間を構成する景色の境界を含む基準線を算出する。配置部は、解析部によって算出された基準線を基準にコンテンツを配置する。ナビゲーション部は、ルート探索の他、目的地までの経路表示や、解析部や配置部の解析結果に基づいてカメラ24で撮影された映像にコンテンツを重ね合わせて表示する。
携帯端末の操作部22は、使用者からの指示を受け付ける。携帯端末の操作部22は、例えばタッチパネルや、押釦等により構成される。本実施形態の携帯端末の操作部22は、タッチパネルによって構成されている。各種操作に応じて信号は、携帯端末の制御部21に入力される。
携帯端末の表示部23は、携帯端末の制御部21からの信号に基づき画像を表示する。携帯端末の表示部23は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等で構成される。本実施形態の携帯端末の表示部23は、タッチパネルによって構成されている。なお、携帯端末の表示部23に表示されるコンテンツには、例えばサーバ1から送信される一行広告も含まれる。
カメラ24は、現実空間を撮影する。カメラ24は、光学系および受像素子を有する、デジタル画像を取得するモジュールによって構成される。取得されたデジタル画像は、携帯端末の表示部23に表示される。携帯端末2がARのナビゲーション装置として機能する場合には、取得された画像が携帯端末の記憶部28に保存され、コンテンツが重ね合わされた上で、携帯端末の表示部23に表示される。
携帯端末の通信部25は、ネットワークと接続して、サーバ1や他の携帯端末との通信等を行う。
位置情報取得部26は、一又は複数のGPS(Global Positioning
System)衛星からのGPS信号に基づき携帯端末の位置を検出する。検出された位置に関する位置情報は、携帯端末の制御部21へ入力される。その結果、携帯端末の制御部21は、携帯端末2の位置を把握することが可能となる。なお、位置情報取得部26は、例えば一又は複数の無線通信基地局からの信号に基づいて携帯端末2の位置を検出するようにしてもよい。位置情報の取得は、既存の技術を適宜用いることができる。
方位センサ27は、携帯端末2の方向(水平方向)・角度(垂直方向)を検出する。検出された、方向・角度に対応する信号は、携帯端末の制御部21に入力される。その結果、携帯端末の制御部21は、携帯端末2の方向・角度を把握することが可能となる。
携帯端末の記憶部28は、各種情報を記憶する。例えば、携帯端末の記憶部28は、カメラ24によって撮影された映像を記憶する。携帯端末の記憶部28は、例えば、半導体メモリ等により構成することができる。
<動作>
次に実施形態に係るコンテンツ提供システム100の動作について図面に基づいて説明する。図6は、実施形態で説明するコンテンツ提供システムを活用するシチュエーションの一例を示す。以下の説明では、携帯端末2をAR技術を利用したナビゲーション装置として機能させ、表示端末3として公共空間DSP31と店舗内DSP32を用い、公共空
間DSP31を経由して店舗内DSP32まで経路誘導する場合について説明する。
(携帯端末の画面遷移)
携帯端末2では、AR技術を利用したナビゲーション処理が行われる。図7は、携帯端末の画面遷移図を示す。携帯端末2は、AR技術を利用したナビゲーション装置として機能させる場合の関連画面として、図7に示すような画面を有する。具体的には、携帯端末2は、ホーム画面(G01)、オープニング画面(G02)、アプリ選択画面(G03)、操作説明画面(G04)、地域(県)選択画面(G05)、地区(市)選択画面(G06)、利用者入力画面(G07)、ルート一覧画面(G08)、地図画面(G09)、カメラ案内画面(G10)、メニュー画面(A)、言語選択画面(B)、ルート詳細画面(C)、バルーン表示変更画面(D)、情報詳細画面(E)、レーダ範囲変更画面(F)を有する。各画面の表示や画面の遷移は、携帯端末の制御部21が、利用者の操作に対応する信号、すなわち携帯端末の操作部22からの操作信号に基づいて行う。以下、各画面について説明する。
(ホーム画面)
ホーム画面(G01)は、携帯端末2が起動されることで表示される。すなわち、携帯端末の制御部21は、携帯端末2が起動され電力が供給されると、これを検知し、ホーム画面を携帯端末の表示部23に表示させる。ホーム画面では、携帯端末2にインストールされているアプリケーションのアイコンが表示される(図8A参照)。ホーム画面において、複数のアプリケーションを管理する管理アプリのアイコンが選択されると選択された管理アプリのオープニング画面へ遷移する。なお、サーバ1から送信されるセール情報やランチ情報などの一行広告は、ホーム画面、オープニング画面などに表示することができる。
(オープニング画面)
オープニング画面は、管理アプリのオープニング画面である。オープニング画面(G02)では、例えば「ようこそ!」が表示される(図8B参照)。具体的には、ホーム画面において管理アプリのアイコンが選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23にオープニング画面を表示させる。なお、図8Bにおける、「戻る」ボタン及び「Menu」ボタンは、携帯端末2に設けられたハードウェアキーである。「戻る」ボタンを選択することで、前画面への遷移が可能である。また、「Menu」ボタンを選択することで、メニュー画面(A)への遷移が可能である。オープニング画面は数秒間表示され、その後アプリ選択画面に自動遷移する。
(アプリ選択画面)
アプリ選択画面(G03)は、アプリケーションの選択画面である。アプリ選択画面では、例えば「ナビアプリ」、「他アプリ」が表示される(図8C参照)。具体的には、オープニング画面に遷移後、携帯端末の制御部21は、予め設定された遷移時間をカウントし、携帯端末の表示部23にアプリ選択画面を表示させる。「ナビアプリ」は、AR技術を利用したナビゲーションを行うアプリケーションを起動させる選択領域であり、「他アプリ」は、それ以外のアプリケーションの選択画面へ遷移するための選択領域である。「ナビアプリ」が選択されると、操作説明画面へ遷移する。
(操作説明画面)
操作説明画面(G04)は、「ナビアプリ」の操作説明画面である。操作説明画面では、例えば「1.地域(県)選択」、「2.市選択」、「3.利用者情報入力」、「4.ルート一覧」が表示される(図8D参照)。具体的には、アプリ選択画面において「ナビアプリ」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯
端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23に操作説明画面を表示させる。「1.地域(県)選択」、「2.市選択」、「3.利用者情報入力」、「4.ルート一覧」は、夫々の説明画面へ遷移するための選択領域である。例えば、「1.地域(県)選択」が選択されると、地域(県)選択の説明が表示される。また、操作説明画面には、「開始(県選択)へ」、「メニュー」、「言語」が表示されている。「開始(県選択)へ」は、地域(県)選択画面へ遷移するための選択領域である。「メニュー」は、メニュー画面へ遷移するための選択領域である。「言語」は、言語選択画面へ遷移するための選択領域である。「開始(県選択)へ」が選択されると、地域(県)選択画面へ遷移する。
(地域(県)選択画面)
地域(県)選択画面(G05)は、都道府県レベルで地域の選択を受け付ける画面である。例えば、地域(県)選択画面では、「秋田県」、「青森県」、「岩手県」が表示される(図8E参照)。操作説明画面において「開始(県選択)へ」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23に地域(県)選択画面を表示させる。「秋田県」、「青森県」、「岩手県」は、夫々の市町村レベルでの地域選択を受け付ける画面へ遷移するための選択領域である。例えば、「秋田県」が選択されると、地区(市)選択画面へ遷移する。
(地区(市)選択画面)
地区(市)選択画面(G06)は、市町村レベルで地域の選択を受け付ける画面である。例えば、地区(市)選択画面では、「秋田市」、「鹿角市」、「にかほ市」が表示される(図8F参照)。地域(県)選択画面において「秋田県」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23に秋田県に対応する地区(市)選択画面を表示させる。「秋田市」、「鹿角市」、「にかほ市」は、利用者情報入力画面へ遷移するための選択領域である。例えば、「秋田市」が選択されると、利用者入力画面へ遷移する。
(利用者入力画面)
利用者入力画面(G07)は、利用者の情報入力を受け付ける画面である。利用者入力画面では、「性別」、「年代」、「散策時間」、「旅の目的」、「ルート一覧」の項目が表示される(図8G参照)。地区(市)選択画面において例えば「秋田市」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23に利用者入力画面を表示させる。「性別」、「年代」、「散策時間」、「旅の目的」には、選択肢が設けられており、利用者は選択肢から利用者情報を入力することができる。「性別」では、「男」、「女」からの選択が可能である。「年代」では、「10代」、「20代」といった年代からの選択が可能である。「散策時間」では、「30分」、「1時間」といった所定の時間単位からの選択が可能である。「旅の目的」では、「観光」、「食事」などの旅の目的からの選択が可能である。なお、利用者入力画面には、上記の他、セール情報の有無やランチ情報の有無のチェックボックスを設けてもよい。各項目を選択後、「ルート一覧」が選択されると、ルート一覧画面へ遷移する。
(ルート一覧画面)
ルート一覧画面(G08)は、ルートの検索結果を表示する画面である。ルート一覧画面では、検索結果として、「食べ歩きルート」、「歴史堪能ルート」、「お財布にやさしいルート」、「温泉めぐりルート」等が表示される(図8H参照)。利用者入力画面において例えば「ルート一覧」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応
する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の通信部25を介して、検索条件をサーバ1へ送信し、検索結果を受信する。そして、携帯端末の制御部21は、携帯端末の表示部23に検索結果を含むルート一覧画面を表示させる。「食べ歩きルート」、「歴史堪能ルート」、「お財布にやさしいルート」、「温泉めぐりルート」は、ルート詳細画面へ遷移するための選択領域である。なお、ルート一覧画面において、ルート上に表示装置3が設置されているか否かに関する情報を表示するようにしてもよい。例えば、「歴史堪能ルート」が選択されると、ルート詳細画面へ遷移する。
(ルート詳細画面)
ルート詳細画面(C)は、ルートの詳細を表示する画面である。ルート詳細画面では、ルート上の駅名や所要時間などが表示される(図9C参照)。ルート一覧画面において例えば「歴史堪能ルート」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23にルート詳細画面を表示させる。ルート詳細画面に含まれる情報は、ルート一覧画面を表示する際にサーバ1から取得してもよく、また、ルート詳細画面を表示する際にサーバ1から取得してもよい。ルート詳細画面では、更に「ルート決定」、「戻る」も表示されている。「ルート決定」は、地図画面へ遷移するための選択領域である。「戻る」は、前画面、すなわちルート一覧画面へ遷移するための選択領域である。「ルート決定」が選択されると、地図画面へ遷移する。
(地図画面)
地図画面(G09)は、選択されたルートの地図画面(俯瞰情報)を表示する。地図画面では、地図とともに、「案内開始ポイント」、「案内終了ポイント」、「バルーン」が表示される(図8I参照)。ルート詳細画面において「ルート決定」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の通信部25を介して、選択されたルート、現在地をサーバ1へ送信し、地図画面のデータを受信する。そして、携帯端末の制御部21は、携帯端末の表示部23に地図画面を表示させる。「案内開始ポイント」は、案内を開始する場所であり、「案内終了ポイント」は、案内を終了する場所である。「バルーン」は、お勧め場所や表示端末3の設置箇所に設けられており、「バルーン」が選択されると、場所ごとの説明が表示される。「バルーン」は、例えばジャンル毎に色分けされる。ジャンルには、施設、食べる、買う、道、川、山、休憩所、トイレ、駐車場、「公共空間DSP、店舗内DSP」が例示される。バルーンは、携帯端末2の位置や時間に応じて、表示態様を変更するようにしてもよい。なお、「バルーン」に代えて、「ピン」、「写真」、「イラスト」、「アイコン」等を用いてもよい。また、地図画面には、更に、「メニュー」、「言語」、「カメラ」、「現在地」、「表示変更」が表示される。「カメラ」は、カメラ案内画面へ遷移するための選択領域である。「現在地」は、現在地を中心に移動する地図画面へ遷移するための選択領域である。「表示変更」は、バルーン表示変更画面へ遷移するための選択領域である。「カメラ」が選択されると、カメラ案内画面へ遷移する。
(カメラ案内画面)
カメラ案内画面(G10)は、カメラ24で撮影された映像にコンテンツを重ね合わせた視界情報(現実空間統合画面)を表示する。カメラ案内画面では、カメラ24で撮影された映像に、「レーダ」、「バルーン」が表示される(図8J参照)。地図画面において「カメラ」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部23に入力される。携帯端末の制御部21は、カメラ24で撮影された映像を携帯端末の記憶部28に記憶させると共に、サーバ1から取得したコンテンツを上記映像に重ね合わせ、カメラ24で撮影された映像にコンテンツが重ね合わされたカメラ
案内画面を携帯端末の表示部23に表示させる。画面右下の円は、レーダのイメージビュー(以下、レーダ表示とする)であり、このレーダ表示には、自分(携帯端末の利用者)を中心に周囲の観光地情報などが種類で色分けされて表示される。「レーダ表示」を選択するとレーダ範囲変更画面への遷移が可能である。画面中央下の矢印は、次の目的地までの方角を示し、矢印の横には距離が合わせて表示される。この矢印と共に表示される距離は、次の目的地までの距離を示す。地図画面と同じくカメラ案内画面にも「バルーン」が表示され、「バルーン」の下にはバルーンに対応する場所までの距離が表示される。また、カメラ案内画面には、地図画面と同様の「メニュー」、「言語」、「表示変更」が表示される。更に、カメラ案内画面には、「地図」が表示され、この「地図」は、地図画面へ遷移するための選択領域である。
(メニュー画面)
メニュー画面(A)は、ナビアプリのメニューを表示する画面である。メニュー画面には、「利用者情報入力画面へ」、「ルート一覧画面へ」、「ナビアプリ終了」が表示される(図9A参照)。アプリ選択画面、操作説明画面、地域(県)選択画面、地区(市)選択画面、利用者入力画面、ルート一覧画面、地図画面、及びカメラ案内画面において「メニュー」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23にメニュー画面を表示させる。「利用者情報入力画面へ」は、利用者情報入力画面へ遷移するための選択領域である。「ルート一覧画面へ」は、ルート一覧画面へ遷移するための選択領域である。「ナビアプリ終了」は、アプリ選択画面へ遷移するための選択領域である。
(言語選択画面)
言語選択画面(B)は、ナビアプリで使用するテキストの選択を受け付ける画面である。言語選択画面には、「日本語」、「English」、「中文」、「???」が表示される(
図9B参照)。アプリ選択画面、操作説明画面、地域(県)選択画面、地区(市)選択画面、利用者入力画面、ルート一覧画面、地図画面、及びカメラ案内画面において「メニュー」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23に言語選択画面を表示させる。言語選択画面において「日本語」、「English」、「中文」、「???」の何れかが選択されると、ナビアプリの使用言語が変更され
る。なお、言語選択画面に表示される言語は、上記に限定されない。
(バルーン表示変更画面)
バルーン表示変更画面(D)は、地図画面及びカメラ案内画面で表示されるバルーン表示の設定を変更する画面である。バルーン表示変更画面には、バルーンのジャンルとして「施設」、「食べる」、「買う」、「道・川」、「山」、「休憩所・トイレ」、「駐車場」、「公共空間DSP、店舗内DSP」及び夫々に対応するチェックボックスが表示される(図9D参照)。地図画面、及びカメラ案内画面において「表示変更」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23にバルーン表示変更画面を表示させる。バルーン表示変更画面において「施設」、「食べる」、「買う」、「道・川」、「山」、「休憩所・トイレ」、「駐車場」、「公共空間DSP、店舗内DSP」の何れかが選択され(チェックボックスがチェックされ)、「決定」が選択されると、遷移元の画面(地図画面又はカメラ案内画面)へ遷移する。
(情報詳細画面)
情報詳細画面(E)は、地図画面及びカメラ案内画面で表示されるバルーンに対応する場所の詳細情報を表示する。情報詳細画面には、例えば、お店のお勧め品やイメージ画像
が表示される(図9E参照)。地図画面、及びカメラ案内画面において「バルーン」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、携帯端末の表示部23に選択された「バルーン」に対応する詳細情報を表示させる。なお、ホーム画面やオープニング画面などに表示される一行広告が選択された場合、情報詳細画面が表示されるようにしてもよい。情報詳細画面において「戻る」が選択されると、遷移元の画面(地図画面又はカメラ案内画面)へ遷移する。
(レーダ範囲変更画面)
レーダ範囲変更画面(F)は、カメラ案内画面で表示されるレーダ表示の範囲を変更する画面である。レーダ範囲変更画面には、「50m」、「100m」、「200m」、「500m」、「1km」、「2km」、「3km」が表示される(図9F参照)。カメラ案内画面において「表示変更」が選択されると、携帯端末の操作部22がこれを検知し、対応する操作信号が携帯端末の制御部21に入力される。携帯端末の制御部21は、この操作信号を受け、レーダ範囲変更画面を表示させる。レーダ範囲変更画面において何れかの範囲が選択されると、カメラ案内画面へ遷移する。
(サーバの動作)
サーバ1では、コンテンツの管理、ルートの管理、コンテンツ・ルートの検索等が行われる。
まず、コンテンツの管理について説明する。コンテンツの管理には、コンテンツ情報の新規登録(以下、コンテンツ登録処理という)と既に登録されているコンテンツの変更(以下、コンテンツ変更処理)が含まれる。以下の説明では、コンテンツの管理を、サーバ1のコンピュータを用いて行う例を説明するが、外部のコンピュータや携帯端末を用いて行うこともできる。図10は、コンテンツ登録処理フローを示す。ステップS01では、サーバの制御部11は、管理者(例えば広告出稿者)からの指示に基づきブラウザを起動する。サーバの操作部12を介して管理画面のアドレス及びパスワードが入力されると、対応する操作信号がサーバの制御部11へ入力される。サーバの制御部11は、この操作信号を受け、サーバの表示部13にコンテンツの管理画面を表示させる。ブラウザが起動されると、ステップS02へ進む。
ステップS02では、サーバの制御部11は、コンテンツの登録を行う。具体的には、サーバの制御部11は、サーバの表示部13に登録画面を表示させ、コンテンツの登録を受け付ける。具体的には、携帯端末2に表示させる「ナビ画面に使用する建物などのコンテンツ」、「一行広告」、表示端末3に表示させる「セール情報」、「ランチ情報」などの登録を受け付ける。新規のコンテンツがサーバの操作部12を介して入力されると、サーバの制御部11は、入力されたコンテンツをサーバの記憶部15のデータベースに登録する。以上により、コンテンツ登録処理が終了する。
次に、コンテンツ変更処理について説明する。図10は、コンテンツ変更処理フローを示す。ステップS11は、ステップS01と同様であり、サーバの制御部11は、管理者からの指示に基づきブラウザを起動し、サーバの表示部13にコンテンツの管理画面を表示させる。ブラウザが起動されると、ステップS12へ進む。
ステップS12では、サーバの制御部11は、コンテンツの検索を行う。具体的には、サーバの制御部11は、サーバの表示部13に検索画面を表示させ、コンテンツの検索条件を受け付ける。コンテンツの検索画面では、コンテンツ番号や、コンテンツ名称の入力が可能であり、これらを入力後、「検索」が選択されると入力されたコンテンツ番号やコンテンツ名称に基づいて検索が実行される。すなわち、コンテンツ番号やコンテンツ名称
などがサーバの操作部32を介して入力されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、コンテンツを検索する。コンテンツが検索されると、ステップS13へ進む。
ステップS13では、サーバの制御部11は、コンテンツの変更を行う。具体的には、サーバの制御部11は、まず、サーバの表示部13に検索結果画面を表示させる。コンテンツの検索結果画面には、検索されたコンテンツがリスト表示される。また、各コンテンツの横には、「削除」が表示されており、「削除」が選択されるとコンテンツが削除される。次に、サーバの制御部11は、コンテンツの検索結果一覧からコンテンツが選択されると、サーバの表示部13に選択されたコンテンツの変更画面を表示させる。コンテンツの変更画面(基本情報)では、コンテンツ番号とコンテンツ名称が表示され、これらの変更が可能である。コンテンツ番号又はコンテンツ名称がサーバの操作部12を介して入力されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、データベースを更新する。また、サーバの制御部11は、コンテンツ変更画面(基本情報)において「付加情報」が選択されると、サーバの表示部13に、コンテンツの変更画面(付加情報)を表示させる。コンテンツの変更画面(付加情報)では、コンテンツの詳細情報である付加情報が表示され、これらの変更が可能である。付加情報がサーバの操作部12を介して入力されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、データベースを更新する。以上により、コンテンツ変更処理が終了する。
次に、ルートの管理について説明する。ルートの管理には、ルート情報の新規登録(以下、ルート登録処理という)と既に登録されているルートの変更(以下、ルート変更処理)が含まれる。以下の説明では、ルートの管理も、サーバ1のコンピュータを用いて行う例を説明するが、外部のコンピュータや携帯端末を用いて行うこともできる。図12は、ルート登録処理フローを示す。ステップS21では、サーバ1(以下、単にサーバともいう)の制御部11は、管理者からの指示に基づきブラウザを起動し、サーバの表示部13にルート管理を行う管理画面を表示させる。ルート管理画面には、「コンテンツ情報」タブと、「ルート情報」タブが表示される。ブラウザが起動されると、ステップS22へ進む。
ステップS22では、サーバの制御部11は、ルートの登録を行う。具体的には、まず、サーバの制御部11は、サーバの表示部13に登録画面(基本情報)を表示させ、ルートの登録を受け付ける。ルートの登録画面(基本情報)では、ルート番号とルート名称が表示され、これらの登録が可能である。ルート番号又はルート名称がサーバの操作部12を介して入力されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、ルートの登録を行う。また、サーバの制御部11は、ルート登録画面(基本情報)において「コンテンツリスト」が選択されると、サーバの表示部13に、ルート登録画面(コンテンツリスト)を表示させる。ルート登録画面(コンテンツリスト)では、ルートを構成するコンテンツの登録が可能であり、登録されたコンテンツが順次リストとして表示される。ルートを構成するコンテンツがサーバの操作部12を介して入力されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、ルートを構成するコンテンツをデータベースへ登録する。なお、ルート登録画面(コンテンツリスト)では、「地図」が表示される。「地図」を選択することでルート確認画面へ遷移する。ルート確認画面では、ルートとルートを構成するコンテンツが表示される。ルート確認画面には、「閉じる」が表示され、「閉じる」が選択されると、ルート登録画面(コンテンツリスト)へ遷移する。以上により、ルート登録処理が終了する。
次に、ルート変更処理について説明する。図13は、ルート変更処理フローを示す。ステップS31は、ステップS21と同様であり、サーバの制御部11は、管理者や利用者からの指示に基づきブラウザを起動し、サーバの表示部13にルート管理画面を表示させ
る。ブラウザが起動されると、ステップS32へ進む。
ステップS32では、サーバの制御部11は、コンテンツの検索を行う。具体的には、サーバの制御部11は、サーバの表示部13に検索画面を表示させ、コンテンツの検索条件を受け付ける。ルート検索画面では、ルート番号や、ルート名称の入力が可能であり、これらを入力後、「検索」が選択されると、入力されたルート番号やルート名称に基づいて検索が実行される。すなわち、ルート番号やルート名称などがサーバの操作部12を介して入力されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、ルートを検索する。ルートが検索されると、ステップS33へ進む。
ステップS33では、サーバの制御部11は、ルートの変更を行う。具体的には、サーバの制御部11は、まず、サーバの表示部13にルート検索結果一覧画面を表示させる。ルート検索結果一覧画面には、検索されたルートがリスト表示される。また、各ルートの横には、「削除」が表示されており、「削除」が選択されるとコンテンツが削除される。次に、サーバの制御部11は、ルート検索結果一覧からルートが選択されると、サーバの表示部13に選択されたルートの変更画面を表示させる。ルート変更画面(基本情報)では、ルート番号とルート名称が表示され、これらの変更が可能である。ルート番号又はルート名称がサーバの操作部12を介して入力されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、データベースを更新する。また、サーバの制御部11は、ルート変更画面(基本情報)において「コンテンツリスト」が選択されると、サーバの表示部13に、ルート変更画面(コンテンツリスト)を表示させる。ルート登録画面(コンテンツリスト)では、ルートを構成するコンテンツの変更が可能であり、変更されたコンテンツが順次リストとして表示される。ルートを構成するコンテンツがサーバの操作部12を介して変更されると、サーバの制御部11は、サーバの記憶部15のデータベースにアクセスし、ルートを構成するコンテンツを変更する。なお、ルート登録画面(コンテンツリスト)では、「地図」が表示される。「地図」を選択することでルート確認画面へ遷移する。以上により、ルート変更処理が終了する。
(ルート・コンテンツの検索)
次に、ルート・コンテンツの検索について説明する。図14は、ルート・コンテンツの検索処理フローを示す。ステップS41では、サーバの制御部11は、検索条件を取得する。具体的には、サーバの制御部11は、携帯端末2から送信される、携帯端末の識別番号、現在地、検索条件(地域(県、市)、性別、年代、散策時間、旅の目的、レーダ範囲、現在の時刻、セール情報の有無、ランチ情報の有無等)を取得する。検索条件が取得されると、ステップS42へ進む。
ステップS42では、サーバの制御部11は、目的地までのルート、携帯端末2及び表示装置3に表示すべきコンテンツを検索する。具体的には、サーバの制御部11は、データベースにアクセスし、携帯端末2の識別番号、現在地、方位、検索条件、時間等に基づいて、データベースから目的地までのルートと携帯端末2及び表示装置3に表示すべきコンテンツを抽出する。ルートの抽出は、サーバ1に格納されるナビゲーションデータベースにアクセスして実行する。ナビゲーションデータベースは、施設名、施設の位置情報によって構成することができる。コンテンツの抽出に際しては、サーバの制御部11は、コンテンツデータベースにアクセスし、携帯端末2の位置情報と現在の時間に関する情報に基づいて、提供できるコンテンツを抽出する。また、サーバの制御部11は、抽出したルート上に存在する表示端末3を特定する。
ここで、サーバの制御部11は、特定された表示端末3へ表示させるコンテンツについては、携帯端末2が表示端末3を基準として所定の距離に近づいた場合にコンテンツを表示させる。目的地までのルートと表示すべきコンテンツが検索されると、ステップS43
へ進む。
ステップS43では、サーバの制御部31は、検索結果を携帯端末2及び表示端末3へ提供する。すなわち、サーバの制御部11は、データベースから抽出されたルート・コンテンツを携帯端末2及び表示装置3へ送信する。以上により、ルート・コンテンツの検索が完了する。
(適用例)
以上を踏まえ、実施形態に係るコンテンツ提供システム100で提供されるサービスの流れについて図6に基づいて説明する。
ステップS51では、携帯端末の表示部23に一行広告が表示される。この一行広告は、予め利用者が登録した情報に基づいて、サーバ1が携帯端末2の位置や時間に応じて自動配信してもよく、また、携帯端末2からの検索要求に応じて配信してもよい。一行広告には、セール情報やランチ情報が含まれる。一行広告が表示されるとステップS52へ進む。
ステップS52では、一行広告に基づいて、目的地として店舗が選択される。例えば、携帯端末の表示部23に表示される一行広告を選択することで、広告の詳細ページが表示され、詳細ページに記載された位置情報を選択することで目的地としての店舗が選択される。店舗が選択されるとステップS53へ進む。
ステップS53では、携帯端末2で経路誘導が開始される。経路誘導中は、携帯端末の表示部23に目的地の店舗情報を表示するようにしてもよい。経路誘導が開始されると、ステップS54へ進む。
ステップS54では、携帯端末2にルート中に設置された表示端末3(公共空間DSP31)に関する情報が表示される。公共空間DSP31に関する情報には、公共空間DSP31までのルートや所要時間、公共空間DSP31を経由した場合の特典などが含まれる。公共空間DSP31に関する情報が表示されるとステップS55へ進む。
ステップS55では、表示端末3(公共空間DSP31)に、携帯端末2の利用者に対応したコンテンツが表示される。例えば、携帯端末2が表示端末3の半径15m以内に位置すると、携帯端末2の利用者に対応したコンテンツが表示される。公共空間DSP31には、「○○さん、目的地(○○店舗)までは残り○○メートルです」といったコンテンツが表示される。このようなコンテンツ表示は、携帯端末2の言語選択画面で選択された利用者の言語に合わせた表示が可能である。なお、公共空間DSP31は携帯端末2に比べて大型の表示部を有する。そこで、上記特定の利用者向けのコンテンツは、公共空間DSP31の表示部を分割して表示してもよく、また、一般向けのコンテンツと特定の利用者向けのコンテンツを交互に表示するようにしてもよい。
なお、複数の公共空間DSP31を列状に配置し、携帯端末2の移動に応じて各公共空間DSP31に表示されるコンテンツを切り替えるようにしてもよい。すなわち、一端側に位置する公共空間DSP31に表示されたコンテンツを他端側に向けて携帯端末2の移動速度に合わせて順次切り替えるようにしてもよい。携帯端末2の利用者に対応したコンテンツが表示されると、ステップS56へ進む。
ステップS56では、携帯端末2が目的地(店舗)に近づくと、サーバ1によってクーポンが発行され、その旨が携帯端末の表示部23に表示される。なお、クーポンの発行のタイミングは、目的地としての店舗への進入時、店舗と携帯端末との距離が一定以下にな
った時、店舗に侵入しただけでなく店舗内DSP32と携帯端末2との距離が一定以下になった時など、適宜設定することができる。なお、クーポンは、携帯端末2の移動距離や、目的地までに通過した経由地点の数などに応じて、その内容に変化をつけてもよい。例えば、クーポンは、移動距離が1km以上であれば20%オフ、移動距離が500m〜1km未満であれば10%オフ、移動距離が500m以下であれば5%オフとすることができる。また、クーポンは、公共空間DSPを経由した数が2つ以上であれば20%オフ、公共空間DSP31を経由した数が1つであれば10%オフとすることができる。クーポンが発行されるとステップS57へ進む。
ステップS57では、表示端末3(店舗内DSP32)に、携帯端末2の利用者に対応したコンテンツが表示される。例えば、携帯端末2が店舗内DSP32の半径5m以内に位置すると、携帯端末2の利用者に対応したコンテンツが表示される。店舗内DSP32には、例えば「○○さん、ご来店ありがとうございます。」といったコンテンツが表示される。このようなコンテンツ表示も、公共空間DSP31の表示と同じく、携帯端末2の言語選択画面で選択された利用者の言語に合わせた表示が可能である。店舗内における携帯端末2の位置特定は、例えば携帯端末2にWiFi(wireless fidelity)機能を持た
せ、店舗内に無線LANのアクセスポイントを設置し、サーバ1がアクセスポイントから発信される電波情報を取得して行うことができる。また、携帯端末2の利用者に対応したコンテンツの表示は、サーバ1が店舗の入り口から店舗内DSP32までの距離に応じて表示する時間を推定して行うようにしてもよい。また、表示端末の操作部34を介してアカウントやパスワードの入力を受け付けて照合し、上記メッセージを表示するようにしてもよい。また、表示端末3と携帯端末2に赤外線通信、IC機能を持たせ、非接触で相互通信させてクーポン番号を携帯端末に入力するようにしてもよい。携帯端末2の利用者に対応したコンテンツが表示されると、処理が終了する。
なお、クーポンを利用したかどうかに関する特典利用情報を取得することで、携帯端末2の移動履歴、すなわち利用者の行動履歴とクーポンの利用情報とを紐付けて管理することができる。その結果、例えば、行動履歴毎の商品購入情報や注文情報を取得することができ、取得した情報は、次期商品開発に利用することが可能となる。
(効果)
以上説明した実施形態に係るコンテンツ提供システム100によれば、サーバ1で、携帯端末2の属性情報、表示端末の属性情報、及び各種コンテンツを管理情報として管理し、管理情報に基づいて携帯端末2や表示端末3へ送信するコンテンツを抽出し、送信することができる。属性情報には、携帯端末2の位置情報が含まれていることから、表示端末3に表示するコンテンツを、例えば携帯端末2の位置、すなわち利用者の移動に応じて変更することができる。すなわち、表示端末3に表示するコンテンツを利用者の行動と連携させることができる。その結果、電子POPデジタルサイネージの表示端末の利用価値を従来よりも高めることができる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限らず、可能な限りこれらの組合せを含むことができる。
1・・・サーバ
2・・・携帯端末
3・・・表示端末

Claims (5)

  1. サーバと、
    前記サーバとネットワークを介して接続されると共に公共空間に設置され、該サーバから提供されるコンテンツを表示する表示端末と、
    前記ネットワークに接続自在な携帯端末と、を備えるコンテンツ提供システムであって、
    前記サーバは、
    前記表示端末と前記携帯端末と通信し、前記表示端末の位置情報を含む表示端末の属性情報と、前記携帯端末の位置情報を含む携帯端末の属性情報と、コンテンツ情報とを含む管理情報を送受信するサーバ通信部と、
    前記管理情報を記憶するサーバ記憶部と、
    前記管理情報に基づいて、前記表示端末と前記携帯端末へ表示させるコンテンツを含む前記コンテンツ情報を抽出し、抽出したコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して該表示端末と該携帯端末へ送信するサーバ制御部と、を有し、
    前記表示端末は、
    前記サーバと前記携帯端末と通信し、該表示端末の属性情報と前記コンテンツ情報とを送受信する表示端末通信部と、
    前記表示端末通信部で送信する該表示端末の属性情報と前記表示端末通信部で受信した前記コンテンツ情報とを少なくとも記憶する表示端末記憶部と、
    前記表示端末記憶部に記憶される前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させる表示端末制御部と、を有し、
    前記携帯端末は、
    前記サーバと前記表示端末と通信し、該携帯端末の属性情報と前記コンテンツ情報を送受信する携帯端末通信部と、
    前記携帯端末通信部で送信する該携帯端末の属性情報と前記携帯端末通信部で受信した前記コンテンツ情報とを少なくとも記憶する携帯端末記憶部と、
    該携帯端末の位置情報を取得して前記携帯端末通信部を介して取得した位置情報を含む属性情報を前記サーバへ送信し、前記携帯端末記憶部に記憶される前記コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記携帯端末の表示部に表示させる携帯端末制御部と、を有し、
    前記サーバ制御部は、前記携帯端末の属性情報に基づいて、前記携帯端末の位置に応じて表示するコンテンツ情報を変更する表示端末を複数特定し、特定された各表示端末に表
    示させるコンテンツ情報であって前記携帯端末の利用者に対応するコンテンツ情報を前記サーバ記憶部から抽出し、抽出したコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して前記表示端末へ送信し、
    前記表示端末制御部は、前記表示端末通信部を介して前記利用者に対応するコンテンツ情報を受信し、前記表示端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させる、
    コンテンツ提供システム。
  2. 前記サーバ制御部は、前記携帯端末の位置情報に基づいて、前記携帯端末が前記表示端末から所定の範囲内に位置するかどうかを判断し、前記携帯端末が所定の範囲内に位置する場合、前記表示端末へ表示させるコンテンツ情報であって、前記携帯端末の利用者に対応するコンテンツ情報を前記サーバ記憶部から抽出し、抽出したコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して前記表示端末へ送信し、
    前記表示端末制御部は、前記表示端末通信部を介して前記利用者に対応するコンテンツ情報を受信し、前記表示端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させる、請求項1に記載のコンテンツ提供システム。
  3. 前記携帯端末の属性情報には、該携帯端末の移動履歴情報が含まれ、
    前記サーバ制御部は、前記携帯端末の移動履歴情報に応じた特典を前記コンテンツ情報として前記サーバ記憶部から抽出し、抽出した特典としてのコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して前記携帯端末と前記表示端末とのうち少なくとも何れか一方の端末へ送信し、
    前記携帯端末制御部は、前記携帯端末通信部を介して前記特典としてのコンテンツ情報を受信した場合、受信した特典としてのコンテンツ情報を前記携帯端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記携帯端末の表示部に表示させ、
    前記表示端末制御部は、前記表示端末通信部を介して前記特典としてのコンテンツ情報を受信した場合、受信した特典としてのコンテンツ情報を前記表示端末記憶部へ記憶させ、該コンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させる、請求項1又は2に記載のコンテンツ提供システム。
  4. サーバと、該サーバとネットワークを介して接続され、該サーバから提供されるコンテンツを表示する表示端末と、前記ネットワークに接続自在な携帯端末と、を備えるコンテンツ提供システムにおける前記サーバであって、
    前記表示端末と前記携帯端末と通信し、前記表示端末の位置情報を含む表示端末の属性情報と、前記携帯端末の位置情報を含む携帯端末の属性情報と、コンテンツ情報と含む管理情報を送受信するサーバ通信部と、
    前記サーバ通信部で受信した管理情報を記憶するサーバ記憶部と、
    前記管理情報に基づいて、前記表示端末と前記携帯端末へ表示させるコンテンツ情報を抽出し、抽出したコンテンツ情報を該表示端末と該携帯端末へ送信するサーバ制御部と、を有し、
    前記サーバ制御部は、前記携帯端末の属性情報に基づいて、前記携帯端末の位置に応じて表示するコンテンツ情報を変更する表示端末を複数特定し、特定された各表示端末に表示させるコンテンツ情報であって前記携帯端末の利用者に対応するコンテンツ情報を前記サーバ記憶部から抽出し、抽出したコンテンツ情報を前記サーバ通信部を介して前記表示端末へ送信し、前記利用者に対応するコンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させる、
    サーバ。
  5. サーバと、該サーバとネットワークを介して接続され、該サーバから提供されるコンテンツを表示する表示端末と、前記ネットワークに接続自在な携帯端末と、を備えるコンテ
    ンツ提供システムにおける前記サーバで実行されるコンテンツ提供方法であって、
    前記表示端末と前記携帯端末と通信し、前記表示端末の位置情報を含む表示端末の属性情報と、前記携帯端末の位置情報を含む携帯端末の属性情報と、コンテンツ情報と含む管理情報を送受信するサーバ通信ステップと、
    前記サーバ通信ステップで受信した管理情報を前記サーバが有するサーバ記憶部に記憶するサーバ記憶ステップと、
    前記管理情報に基づいて、前記表示端末と前記携帯端末へ表示させるコンテンツ情報を抽出し、抽出したコンテンツ情報を該表示端末と該携帯端末へ送信するサーバ処理ステップと、を有し、
    前記サーバ処理ステップでは、前記携帯端末の属性情報に基づいて、前記携帯端末の位置に応じて表示するコンテンツ情報を変更する表示端末を複数特定し、特定された各表示端末に表示させるコンテンツ情報であって前記携帯端末の利用者に対応するコンテンツ情報を前記サーバ記憶部から抽出し、抽出したコンテンツ情報を前記表示端末へ送信し、前記利用者に対応するコンテンツ情報に含まれるコンテンツを前記表示端末の表示部に表示させる、
    コンテンツ提供方法。
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