JP2015053002A - 情報提示プログラム及びそれを利用した移動通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】動的な観光情報を位置に関連付けて地図上に配し、利用者の位置や時間に関連付けて知らせる。【解決手段】ネットワークを介してリアルタイムに投稿される動的な投稿コメントを検出する動的投稿コメント検出処理と、前記動的投稿コメント検出処理により検出された動的投稿コメントに含まれる位置に関連するコメントを、前記位置を含む地図に表示する動的コメント表示処理と、をコンピュータに実行させるための情報提示プログラム。【選択図】図2
Description
本発明は、移動型の携帯端末装置等において不特定多数の人が投稿した動的な投稿コメント情報等を位置情報に基づいて地図上に配置し、端末利用者の現在地と関連づけて情報を提示する情報提示技術に関する。
車両や交通網、交通機関の発達により、従来よりも手軽に観光地へ移動できるようになり、観光やショッピングを楽しむ上で、観光販促物やガイド雑誌などの情報を提示することが不可欠になってきている。
最近では、通信可能な携帯端末機器等を利用して観光情報を参照したり、地図表示機能を利用して周辺の地図を確認したり、GPS機能を利用して自分の現在地を地図上で確認したりすることで、観光情報をより便利に利用できるようになってきている。
図1は一般的な情報提示技術を用いた情報提示システムであって、情報表示用のクライアントが移動型の携帯端末装置(移動通信端末)、たとえばスマートフォンである場合のシステムの一構成例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、移動通信端末107a、107b、…、107nは、各種の指示を入力するタッチパネルなどの入力部101と、衛星からの電波を受信して現在位置を検出するGPS部102と、観光情報を格納した情報記憶部103と、移動型通信端末全体を制御するデータ処理部104と、処理結果を表示する表示部105と、公衆回線と接続しネットワーク上のデータを送受信するための送受信部106と、を有している。
このような構成の情報表示クライアント端末においては、クライアントシステム稼働開始後、データ処理部104が初期化処理を行う。また情報記憶部103に記憶された観光情報を元に、該当地域の地図画像を、送受信部106を経由して地図データサーバ110から取得し、位置に関連する情報、例えば東京タワー、スカイツリー、国会議事堂などと合わせて表示部105に表示する。GPS部102は衛星から電波を受信して、自装置が位置する現在位置の緯度および経度の検出を開始し、その検出結果をデータ処理部104に入力する。
データ処理部104はGPS部102から入力される現在地情報の緯度および経度の情報に基づき表示部105に現在位置を表すシンボルを表示する。また、現在地の緯度および経度情報が情報記憶部103に記憶された特定の位置情報の緯度および経度の近接位置に到達すると、位置情報への接近を知らせるために表示部105に接近を知らせる表示を行う。
情報表示クライアント端末は、ユーザから指示を受けるためのコマンドメニューを表示させるためのボタン(もしくはセンサー)を備えており、これが押されることでコマンドメニューを表示部105上に表示することができる。
なお、公知技術文献としては。旅行者情報収集システムに関する下記の特許文献1がある。
ところで、観光客等の多くが利用する観光情報は、いずれも既存の出版社や旅行会社などのサービス運用主体が事前に収集した静的な情報を、書籍やパンフレット又はそれらの電子データとして提供するものであった。これらの情報は、どこでも手に入る一般的な情報でしかない。このような静的な情報は、旅行計画の最初の段階では、どういった場所があるのかを調べるために大変有効な情報であるが、その場所が現在はどうなっているのか、どういった変化があるのか、これからそこに行くと何が見え何が手に入るのか、といった観光先の「今」を、現地に行くまで知ることはできないという問題があった。観光客が観光先の「今」を知りたがる理由としては、「今」そこに行くことに価値があるのか否かを速やかに判断したいという要望があるからである。このような情報が得られないままに現地を訪れた結果、静的情報の内容に反して、観光客の想像できなかった事象が発生し、結果として旅行における所望の目的を達成できなくなってしまう可能性もある。
また静的な情報からは知ることのできないような、地域における様々な旬な情報は、観光客にとって大変有意義な情報になりうる。飲食店、小売店の時間限定のセールや販売情報、商品の入荷情報が地域関係者から自発的に発信されると、それを見た観光客はその場所に足を向けるきっかけになる。この循環が地域の活性化につながる。
一方、自発的、リアルタイムに発信された動的な情報は、整理されずに発信されるため、初めてその土地を訪れる観光客が有効に利用することは極めて困難であるという問題がある。
本発明の目的は、位置と関連するリアルタイムな情報を地図上に提示することである。
本発明は、利用者に対して、事前収集した静的な情報に加えて、このような事前収集では得ることのできない口コミ、投稿など動的な情報を位置に関連付けて地図上に配し、利用者の位置や時間に関連付けて知らせることのできる情報提示配信技術である。
本発明の一観点によれば、ネットワークを介してリアルタイムに投稿される動的な投稿コメントを検出する動的投稿コメント検出処理と、前記動的投稿コメント検出処理により検出された動的投稿コメントに含まれる位置に関連するコメントを、前記位置を含む地図に表示する動的コメント表示処理と、をコンピュータに実行させるための情報提示プログラムが提供される。リアルタイムに投稿される位置に関する動的コメントを、当該位置を含む地図上に当該位置と関連付けて表示することで、最新の情報を提供することができる。また、コメントの内容自体が固定的なものでないため、いわゆるソフトで自然な感想などの情報を表示することが可能である。
さらに、前記動的投稿コメント検出処理における検出範囲の入力を受け付けて、前記動的投稿コメントのフィルタリングを行うフィルタリング処理をコンピュータに実行させるようにするとよい。また、前記フィルタリング処理を、前記位置の範囲を絞るための設定に基づいて行うようにするとよい。
前記設定は、現在位置の前方の近傍に存在するポイントの情報を受信した場合にポップアップを表示させる現在地基準範囲設定と、ユーザが選択した地域に関する前記動的投稿コメントに限定しポップアップを表示させる内容設定と、ユーザが地図上にマーカを設定し、そのマーカから設定半径以内に関連する投稿コメントを受信した際に限定しポップアップを表示させるマーカ位置基準範囲設定との少なくともいずれか1を含むようにすると良い。
動的コメントは雑多なものがあるため、それを全て表示すると表示が見にくくなり処理負担も増す。そこで、予め、フィルタリング処理で、動的コメントを絞ることで、適切なコメント表示を行うことができる。
前記位置と現在位置との差分の時間に対する変化で進行方向を判定し、進行方向の前方に存在するポイントを前記動的コメントの表示処理対象とするが、進行方向が後方の場合には、前記動的コメントの表示処理対象から外すことを特徴とする。進行方向と異なる表示を省くことで、見やすい画面とすることができる。
前記動的コメントの表示処理対象から外したデータを、一時的にメモリに格納し、再び前記位置に近づいた場合に格納データにより表示することを特徴とする。これにより、一旦は表示を見送った対象を有効活用することができる。
さらに、時間に依存しない静的データを、前記位置を含む地図に表示する静的コメント表示処理を有することを特徴とする。静的データと動的データを比較することで、より精度の良い情報を得ることが出来る。
前記動的コメント表示処理に先だって、新たな動的投稿コメントの新着表示を行う新着表示処理を行うことを特徴とする。
現在位置又は指定位置と、前記位置とに基づいて、前記現在位置又は前記指定位置から前記位置までのルートを地図上に表示するルート表示処理を行うことを特徴とする。
本発明は、地図データを表示可能であり、ネットワークを介してリアルタイムに投稿される動的な投稿コメントを検出する動的投稿コメント検出処理部と、前記動的投稿コメント検出処理部により検出された動的投稿コメントに含まれる位置に関連するコメントを、前記位置を含む地図に表示する動的コメント表示処理部と、を有する移動通信端末である。
本発明は、システム、プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
本発明によれば、位置と関連する動的な情報を地図上に提示することができる。
本明細書において、動的情報とは、SNSアプリなどを利用してリアルタイムに発信される投稿コメント情報等を指す。静的情報とは、リアルタイムには更新されず、例えば1年単位などで改訂されるような時間に大きく依存しない一般的な観光情報等を指す。
以下、本発明の一実施の形態による情報提示技術について図面を参照しながら説明を行う。
図2は、本発明の実施の形態による情報提示システムの一構成例を示す機能ブロック図である。本実施の形態による情報提示システムは、地図データを格納するとともに位置と静的な情報とを関連付けて格納する一般的な地図データサーバ210(静的情報収集サーバ)と、SNSアプリなどのリアルタイムに投稿される投稿情報を収集するリアルタイム投稿情報収集サーバ(動的情報収集サーバ)211と、地図データや観光案内等の地図関連データをサーバ210、211から受け取るスマートフォンなどの複数の移動通信端末207a、207b、…、207nとから構成され、この移動通信端末207a、207b、…、207nは、例えば、無線回線によって基地局208と接続されている。基地局208は、例えば有線のインターネット209によりネットワーク接続され、これを介して地図データサーバ210、リアルタイム投稿情報収集サーバ211と、が接続されている。
従って、移動通信端末207a、207b、207nと、地図データサーバ210、リアルタイム投稿情報収集サーバ211とは、基地局208に至る無線回線及びインターネット209を通じて接続している。
基地局208は、移動通信端末207a、207b、207nの無線送受信手段として、例えば携帯電話を利用した場合は携帯電話事業者の基地局に相当する。
地図データサーバ210は、公知の地図データ提供サービスを行うサーバであり、例えば、ASP形式の地図画像配信サービスを利用することができる。
リアルタイム投稿情報収集サーバ211は、基地局208、インターネット209を経由して移動通信端末207a、207b、207nと接続しており、インターネット上に投稿されたさまざまな動的情報の中から、飲食、イベントなどのサービスや施設の現在状況等に関連する特定の投稿コメントのみを収集、集約し、移動通信端末207a、207b、207nへ情報提供する。
移動通信端末207a等のデータ処理部204においては、動的な投稿コメントをリアルタイム情報取得処理部204aで取得し、取得した動的な投稿コメントに付加された地名、緯度経度情報等から地図上にポイントする地点(位置)を登録するための処理を行う緯度経度変換処理部204bと、リアルタイム投稿情報収集サーバ211から新たに取得した新着投稿コメントをポップアップで利用者に通知する新着情報通知処理部204cと、地図上に登録された地点が付近に近付いていることを利用者に通知する近接情報通知処理部204dと、を有している。
図3は、事前にサービス事業から提供される静的な観光情報の一構成例を示す図であり、地図上の位置マーカと関連付けられている。図3に示すように、静的データは、例えば、番地や名称などの地名301、緯度経度302、東京タワーなどの地名タイトル303、その地名に関する詳細な説明文章等304、詳細説明を補足するための写真等305により構成されるが、それ以外にも必要に応じて項目を増減することができる。データは事前に端末利用者が保有する移動通信端末207a、207b、207nの記憶部などに記憶されることで組み込まれている。
図4は、リアルタイム投稿情報収集サーバ211が保持する動的な投稿コメントの一構成例を示す図である。図4に示すように、動的データは、例えば、投稿日時401、投稿タイトル402、投稿者のプロフィールを表す代表的な写真である投稿者写真403、投稿者名404、投稿コメント405、地域名称406、緯度経度407、写真408を有している。尚、ここで、投稿者写真403、投稿者名404、写真408が任意である。地域名称は、ハッシュタグで記載されていても良い。これら動的データは、リアルタイム投稿情報収集サーバ211によって、例えば公衆回線上から特定のキーワードを検索キーとして検索・収集され、その都度、リアルタイム投稿情報収集サーバ211内の情報記憶部に蓄積され、移動通信端末207a、207b、…、207nからの転送要求に応じて移動通信端末207a、207b、…、207nに転送する。
移動通信端末207においても、できる限り最新の情報を獲得するために、図13に示すように、例えば比較的短い時間間隔でリアルタイム投稿情報収集サーバ211へアクセス(ステップ1301)し、図4の日時401を参照して新着投稿コメントなどの動的データがあるかどうかをチェック(ステップ1302)する。もし、新しい投稿コメント等が作成されていれば(ステップ1302でYes)、投稿コメント405、地域名称406、緯度経度407などの各種データをダウンロードする(ステップ1303)。ステップ1304で、投稿新着ポップアップを表示する処理をフィルタリングする後述する図10のようなポップアップフィルタリング設定がなされているか否か(フィルタリングされているデータか否か)を判定し(ステップ1304)、フィルタリングされていれば(On)、ステップ1305でダウンロードデータ(緯度経度407)の位置はフィルタリング設定の範囲内であるか否かを判定し、Yesであれば、ステップ1304でOffの場合とともに、投稿コメント405等の投稿新着情報のポップアップ表示を行う(図5A,6参照ステップ1306)。ステップ1305でNoの場合には、ステップ1306をスルーして処理を終了する。
尚、フィルタリングは、信頼性の高いSNSや発信源、より参照数の多いソースなどを選別することが好ましい。同様な情報は、1つの情報としてまとめて整理すると、同じ情報を何回も表示しなくて良い。
また、フィルタリングは、移動通信端末毎にデフォルトの設定を異なるものとして、利用者に適した情報を表示できるようにしても良い。利用者に適したとは、より動的なコメントを好む場合、より静的なコメントを好む場合、あるSNSなどの情報ソースを好む場合などである。
データをダウンロードすると、図14のフローチャートに示すようなフローで、新着投稿データを地図上へマッピングする。
まず、ダウンロードした動的データにGPS情報などによる緯度経度情報(緯度経度407)があるかどうかをチェックし(ステップ1401)、もし緯度経度情報があれば、その付近に静的な観光情報があるかどうかを調べる(ステップ1404)。もし新着投稿データと静的な観光データとの位置間の距離がある一定値よりも小さい場合は、例えば静的データのグループの中のデータとして新着投稿コメント405を動的データとして表示する(ステップ1405)。また、もし新着投稿データとは別の古い既存の投稿データが近くにある場合には(ステップ1406で「ある」)、新着投稿コメントを既存の古い投稿コメントのグループへ加える(図9(b)参照: ステップ1407)。近所に静的なデータも動的な投稿コメントも存在しない場合は(ステップ1406で「ない」)、新着投稿コメントを新たな動的情報として地図上に配置する(ステップ1408)。
もし新着投稿コメントに緯度経度ではなく場所情報(地域名称406など)が記載されていれば(ステップ1402で「ある」)、その名称をキーにして地図データサーバ210へ問い合わせ(ステップ1403)、GPS情報を得て、場所情報を緯度経度情報へ変換し、ステップ1404に進む。
リアルタイム投稿情報収集サーバから受信した投稿情報に記載された場所、もしくは位置情報から地図上に配置された投稿コメントの位置情報(緯度経度)407は、ユーザの移動通信端末の位置情報と比較され、もしある一定範囲内の距離に近づいたならば、例えば、図5Aに示す画面構成例などを表示することでその旨を知らせ、ユーザにポイントへの接近を通知するようにする。尚、GPSに基づく位置の時間に対する変化(差分)で進行方向を判定し、進行方向の前方に存在するポイントの動的データを表示対象とするが、進行方向の後方へ向かう場合(目標から遠ざかる場合)には、表示対象から外しても良い。その場合に、一時的に表示データをメモリに格納し、再び近づいた場合に格納データにより表示するようにすれば、道に迷ったり、何度も同じ道を行ったり来たりした場合の処理負担が軽減できる。
もしその地点が静的な観光情報と動的な投稿コメントの混合したポイントであれば、その画面構成例としては、位置を印象付けるアイコン501、地名(場所の名前、施設の名前等)502、どの程度近づいたか知らせるメッセージ503、そのポイントにおける紹介写真504等、そのポイントに関する説明詳細505などで構成された静的な観光情報要素と、そのポイントを地図上に表して表示する地図画面への遷移(地図)ボタン506、動的な投稿コメントの投稿者氏名507、投稿者のプロフィール写真508等、投稿がなされた時間509(現在からの時間)、投稿コメントの内容510、投稿者が撮影した写真511等、これ以外の別の投稿を見るために押す「その他の投稿コメント」ボタン512、閉じるボタン513などで構成される。ただし、画面表示要素が非常に多いことから、画面はスクロール形式で表示されることになるため、表示領域515の範囲内で、スクロールバー514を表示する。
尚、遷移(地図)ボタン506を押すと、必要に応じて、現在地から該当ポイントまでのルートを地図上に表示させることができる。このルートを地図上に引くために必要な情報は、現在地の緯度経度と、該当ポイントの緯度経度である。
ここで、地図データサーバ210に上記2点の緯度経度を通知すると、ルートを記載した地図情報が公知の技術により移動通信端末207(スマートフォン)に返される。
ルートの引き方、表示も含めて地図データサーバに依存するが、ルートは距離の最短ルート、所要時間の最短ルートなどのいずれでも良く、交通手段別にルートや所要時間を提示することができるようにしても良い。
図5Bは、詳細情報の表示例を示すコメントリストの例を示す図であり、例えば投稿者表示(アイコン等)521と、投稿者名522,投稿時刻523と、投稿コメントの表示(例えば、最初の50字など)524と、図7に進むボタン525とを有する。
またその地点が動的な投稿コメントのみのポイントであれば、その画面構成は図6に示すとおり位置を印象付けるアイコン601、地名602、近づいたことを知らせるメッセージ603、動的な投稿コメントの投稿者のプロフィール写真604、投稿者氏名605、投稿時間606、投稿コメント詳細607、投稿者撮影写真608、該当する位置情報を示す地図への遷移ボタン609、その他投稿コメントを閲覧するためのボタン610、閉じるボタン611で構成される。ただし、画面表示要素が非常に多いことから、画面はスクロール形式で表示されることになるため、表示領域613の範囲内で、スクロールバー612を表示する。遷移(地図)ボタン609を押すと、必要に応じて、現在地から該当ポイントまでのルートを地図上に表示させることができる。
なお「その他の投稿コメント」512、または610の延長で表示される、投稿コメントの詳細情報を表示する画面は、図7に示すとおり、位置を印象付けるアイコン701、地名702、動的な投稿コメントの投稿者のプロフィール写真703、投稿者氏名704、投稿時間705、投稿コメント詳細706、投稿者撮影写真707、該当する位置情報を示す地図への遷移ボタン708、また画面表示要素が非常に多くなった場合は画面はスクロール形式で表示されることになるため、表示領域710の範囲内で、スクロールバー709を表示する。地図ボタン708を押すと、必要に応じて、現在地から該当ポイントまでのルートを地図上に表示させることができる。
図5A、図6、図7に示される該当位置情報を示す地図への遷移ボタン506、609、708を押下した先で表示される地図上の位置を表す画面は、図9に示すとおりであり、背景地図901、地図上に配置されたポイント902(アイコン)で表される。移動通信端末207の利用者が、この画面でポイント902を押下すると、図9(b)に示すように、そのポイント902に関連する情報にアクセスするための情報窓(噴出し)903が表示され、地名904、静的な情報へのアクセスのためのボタンアイコン905、その地点に関連するコメントのみを整理した画面へ飛ぶためのボタンアイコン906で構成されるUIが表示され、そのポイントには動的なコメントがあることを利用者に理解させることができる。
また、目標に近づいたことを知らせることとは別に、リアルタイム投稿情報収集サーバ211にアクセスして最新の投稿コメントを入手した場合に、移動通信端末207の利用者に対して知らせるためのポップアップ画面を図8に示す。その画面はポップアップ枠801、動的コメントを印象付けるアイコン802、新しいコメントがあることなどを知らせる通知メッセージ803、新着コメント一覧の表示をさせるための「新着コメント一覧の表示」ボタン804、閉じるボタン805で構成される。
ただし、単にリアルタイム投稿情報収集サーバ211から新着情報を受け取ったタイミングでポップアップを表示してしまうと、移動通信端末207の利用者の希望しないポップアップを表示していることも十分に考えられるため、ポップアップ表示のためのフィルタリング条件を定義し、その設定に基づいてポップアップを表示するようにすることが好ましい。そのフィルタリング条件は図10に示す「ポップアップフィルタリング設定」画面等で設定することができる。
この画面は「ポップアップフィルタリング設定」という画面タイトル1001、フィルタリングを有効にしないための設定「Off」ボタン1002、フィルタリングを有効にするための設定「On」ボタン1003を有する。フィルタリング設定には大きく3種類存在し、一つ目は現在地前方の近傍に存在するポイントの情報を受信した場合にポップアップを表示させる現在地基準範囲設定である。近傍の距離の半径は1005で入力する。二つ目は移動通信端末207のユーザが選択した地域に関する投稿コメントに限定しポップアップを表示させる内容設定1004である。どこの地域かは地域一覧1007で選択する。三つ目は移動通信端末ユーザが地図上にマーカを設定し、そのマーカから設定半径以内に関連する投稿コメントを受信した際に限定しポップアップを表示させるマーカ位置基準範囲設定1008である。位置指定ボタン1009を押すと画面に地図が表示されるため、移動通信端末207のユーザは、中心位置を指定し、そこから外側をフィルタリングするフィルタリング境界を例えば半径1010で入力して設定する。このフィルタリングを利用することで、ユーザの希望に沿った地域、場所に関する投稿コメントの新着ポップアップを表示させることができる。
フィルタリング条件を、任意に選択した結果としての表示を次の遷移画面や小画面などで参照しながら、フィルタリング条件を適宜調整するようにすると良い。
図11に観光客が移動通信端末で投稿コメントの情報を閲覧するケースを示す。ある経路1101上を進行方向1102に向かって進む観光客がいた場合、正面右の「xxパンや」1103にある一定距離以下まで近づくと、1104が表示され、目標まで近づいていることを利用者へ伝える。複数の位置に関する情報表示を、現在位置の進行につれて近づく順番に表示1104が次々に現れるようにしたり、複数を色分け表示により識別可能に表示したりしても良い。
図12は、この仕組みを実現するための処理の流れを示すフローチャート図である。すべての静的情報の位置、および投稿コメントの位置の一覧を取得(ステップ1201)し、現在地の前方に存在する情報のうち、一番距離が近いものとの距離が一定値より小さいかどうかを判断する(ステップ1202)。このとき、もしその距離が一定値以下である場合には、目標位置に接近したことを例えばポップアップで表示する(ステップ1203)。
ここで、取得した動的情報を、位置と関連付けて図2に示す動的コメント情報の記憶部212に記憶するようにしても良い。取得した動的情報のIDのみを記憶しておき、同じ投稿コメントにIDで問い合わせするようにしても良い。このようにすることで、業者が移動通信端末の貸し出しをする場合などに、日付が近ければ同様の提示をすれば良いため、その際のサーバとのやり取りを低減することもできる。これを新たな準静的コメントとして、それ以外のさらに新しい動的コメントを取得して更新していくようにしても良い。
本実施の形態による情報配信技術によれば、次のような効果がある。
(1)リアルタイム投稿コメント情報を情報収集サーバから受信した際、投稿コメントに緯度経度がある場合にはその緯度経度情報に基づいて地図上に配置される。なお緯度経度情報が示す位置にすでに静的な観光情報が存在する場合には、そのグループとデータが統合されて表示されるようになる。
(1)リアルタイム投稿コメント情報を情報収集サーバから受信した際、投稿コメントに緯度経度がある場合にはその緯度経度情報に基づいて地図上に配置される。なお緯度経度情報が示す位置にすでに静的な観光情報が存在する場合には、そのグループとデータが統合されて表示されるようになる。
(2)リアルタイム投稿コメント情報を情報収集サーバから受信した際、投稿コメントに場所を表す情報がある場合には、その場所に基づいたジオコーディングを行い、得られた緯度経度情報を元に地図上に配置することができる。
(3)地図上に配置された投稿コメントはユーザが設定するフィルタリングの条件に応じて、ポップアップ表示/非表示することができる。また旅行中の旅先において、地図上に配置した観光情報や投稿コメントの現在位置の距離が閾値以下になったとき、移動端末上にその場所が近づいたことを示すポップアップを表示する。
(4)リアルタイム投稿情報を情報収集サーバから受信した際、フィルタリングの条件に応じて移動端末の画面上に新着投稿コメントを受信したことを表す画面を表示する。フィルタリング条件は複数あり、旅先で現在位置との距離が設定した条件範囲以内であれば、ポップアップを表示する。また旅先ではない別の場所にいた場合でも、新着を受け取りたい場所の地域、もしくは緯度経度をフィルタリング設定しておけば、設定した地域に関して新着コメント通知を受け取ることができる。
尚、上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
提示は表示部への表示に、音声などによる報知を含んでも良い。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
本発明は、観光案内装置に利用可能である。
201…入力部、202…GPS部、203…情報記憶部、204…データ処理部、204a…リアルタイム情報取得処理部、204b…緯度経度変換処理部、204c…新着情報通知処理部、204d…近接情報通知処理部、205…表示部、206…送受信部、207a、207b、…、207n…移動通信端末、208…基地局、209…インターネット、210…地図データサーバ、211…リアルタイム投稿情報収集サーバ(動的情報収集サーバ)。
Claims (10)
- ネットワークを介してリアルタイムに投稿される動的な投稿コメントを検出する動的投稿コメント検出処理と、
前記動的投稿コメント検出処理により検出された動的投稿コメントに含まれる位置に関連するコメントを、前記位置を含む地図に表示する動的コメント表示処理と
をコンピュータに実行させるための情報提示プログラム。 - さらに、
前記動的投稿コメント検出処理における検出範囲の入力を受け付けて、前記動的投稿コメントのフィルタリングを行うフィルタリング処理をコンピュータに実行させるための請求項1に記載のプログラム。 - 前記フィルタリング処理を、前記位置の範囲を絞るための設定に基づいて行うことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
- 前記設定は、現在位置の前方の近傍に存在するポイントの情報を受信した場合にポップアップを表示させる現在地基準範囲設定と、ユーザが選択した地域に関する前記動的投稿コメントに限定しポップアップを表示される内容設定と、ユーザが地図上にマーカを設定し、そのマーカから設定半径以内に関連する投稿コメントを受信した際に限定しポップアップを表示させるマーカ位置基準範囲設定との少なくともいずれか1を含むことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
- 前記位置と現在位置との差分の時間に対する変化で進行方向を判定し、進行方向の前方に存在するポイントの前記動的コメントの表示処理対象とするが、進行方向が後方の場合には、前記動的コメントの表示処理対象から外すことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記動的コメントの表示処理対象から外したデータを、一時的にメモリに格納し、再び前記位置に近づいた場合に格納データにより表示することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
- さらに、時間に依存しない静的データを、前記位置を含む地図に表示する静的コメント表示処理を有することを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のプログラム。
- 前記動的コメント表示処理に先だって、新たな動的投稿コメントの新着表示を行う新着表示処理を行うことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のプログラム。
- 現在位置又は指定位置と、前記位置とに基づいて、前記現在位置又は前記指定位置から前記位置までのルートを地図上に表示するルート表示処理を行うことを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載のプログラム。
- 地図データを表示可能であり、
ネットワークを介してリアルタイムに投稿される動的な投稿コメントを検出する動的投稿コメント検出処理部と、
前記動的投稿コメント検出処理部により検出された動的投稿コメントに含まれる位置に関連するコメントを、前記位置を含む地図に表示する動的コメント表示処理部と
を有する移動通信端末。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013186548A Pending JP2015053002A (ja) | 2013-09-09 | 2013-09-09 | 情報提示プログラム及びそれを利用した移動通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015053002A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5839313B1 (ja) * | 2015-06-04 | 2016-01-06 | 株式会社秋山写真工房 | 旅行マーケティングデータ提供システム |
JP2017003488A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム |
JP2020119416A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 悦 溝端 | 地域情報表示システム |
-
2013
- 2013-09-09 JP JP2013186548A patent/JP2015053002A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5839313B1 (ja) * | 2015-06-04 | 2016-01-06 | 株式会社秋山写真工房 | 旅行マーケティングデータ提供システム |
JP2017004476A (ja) * | 2015-06-04 | 2017-01-05 | 株式会社秋山写真工房 | 旅行マーケティングデータ提供システム |
JP2017003488A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 三菱電機株式会社 | ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム |
JP2020119416A (ja) * | 2019-01-28 | 2020-08-06 | 悦 溝端 | 地域情報表示システム |
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