JP7342087B2 - 映像作成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、動画を作成する映像作成プログラムに関する。
スマートフォン等の携帯無線端末では、静止画に加えて動画を撮影することが可能である。一般に、携帯無線端末を用いた動画撮影機能は、静止画撮影機能に比べて利用機会が少ないことから、動画撮影機能の利用機会を増やすためには何らかの工夫が必要である。例えば、携帯無線端末に備わる機能の利用を促す手法として、利用者に対してコンテンツ等のインセンティブを付与する手法が知られている。
特許文献1には、携帯電話機の現在位置の情報に関連するコンテンツを携帯電話機へ配信する技術が開示されている。また、特許文献2には、携帯電話機等を利用して行うゲームで使用するポイント得点を、移動距離等に基づいて決定する技術が開示されている。
特開2002-140450号公報 特開2004-357774号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、現在位置の情報に基づいたコンテンツを位置毎に準備しなければならず、運営が煩雑になる。また、特許文献2に記載の技術では、携帯電話機等の移動中に常時測位を行い続ける必要があり、携帯電話機等の電力消費に関して問題が生じる。いずれの技術も、積極的に動画撮影しようとする利用者の動機につなげることが難しい。
本発明の一態様によるプログラムは、動画カットを撮影する撮影部と、動画カットの撮影位置を示す情報を取得する測位部とを含む電子機器に、複数の動画カットをつなげて一つの動画を作成する映像プロジェクトを実行させる映像作成プログラムであって、一つの動画を構成する動画カットの数を撮影部による撮影に先立って予め入力する第1処理と、予め入力された数の動画カットの撮影を、撮影部に行わせる第2処理と、動画カットの撮影毎の撮影位置を示す情報を、測位部に取得させる第3処理と、予め入力された数の動画カットが撮影部により撮影されると、撮影毎の撮影位置を撮影順に直線で結び、予め入力された数の動画カットの撮影における総移動距離を算出する第4処理と、総移動距離に基づいて第1インセンティブを付与する第5処理と、予め入力された数の動画カットが撮影部により撮影されると、予め入力された数の動画カットをつなげて一つの動画を作成する第6処理と、を映像プロジェクトとしてコンピュータに実行させる。
本発明によれば、利用者に動画撮影の機会を増やしてもらうことが可能になる。
実施の形態に係る映像作成アプリを実行した電子機器で作成された動画を説明する模式図。 動画ファイルを説明する模式図。 映像作成アプリを実行する電子機器の要部構成を説明するブロック図。 図2の処理部で実行される映像作成アプリによる処理の流れを説明するフローチャート。 図2の処理部で実行される映像作成アプリによる処理の流れを説明するフローチャート。 総移動距離の算出方法を説明する図。 撮影一覧画面の一例を示す図。 編集画面の一例を示す図。 撮影画面の一例を示す図。 フィルタ決定画面の一例を示す図。 音楽決定画面の一例を示す図。 確認画面の一例を示す図。 地図確認画面の一例を示す図。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
<映像作成プログラムの概要>
始めに、実施の形態による映像作成プログラムを概説する。
映像作成プログラムは、スマートフォン等の電子機器で実行されるアプリケーションプログラム(application program)である。以後、単に映像作成アプリと呼ぶ。電子機器は、スマートフォン等の携帯無線端末に限らず、カメラおよび測位部が内蔵または接続可能なタブレット型コンピュータでもよい。
電子機器は、映像作成アプリを実行することにより、カメラで撮影された複数の動画カットに基づいて動画を作成することが可能になる。図1Aは、電子機器で作成された動画10を説明する模式図である。図1Aに例示する動画10は、1カット当たりの録画時間が4秒の動画カットを6カット分(動画カット1、動画カット2、動画カット3、…、動画カット6)つなげた構成を有している(4秒×6カット)。作成された動画10の再生時間は、エンドタイトル(end-title)等の表示時間を除いて24秒であり、動画カット1~6の総録画時間と等しい。
なお、1カット当たりの録画時間4秒、カット数6、総録画時間および動画10の再生時間24秒は一例であり、適宜変更してかまわない。
動画カット1~6はそれぞれ、動画カットの撮影(録画とも称する)を開始してから終了するまでのひとつながりの映像として撮影され記録された動画をいう。例えば、1秒当たりのフレーム数を30フレーム(30fps)にする場合、1カット当たりの録画時間が4秒の動画カット1は4秒×30fps=120フレームで構成される。動画カット2~6についても同様である。動画カット1~6をつなげた動画10は、120フレーム×6カット=720フレームで構成される。
なお、実施の形態では、動画カット1~6を撮影する撮影位置が異なることを想定している。つまり、電子機器の利用者に、異なる撮影地へ移動して動画カット1~6を撮影してもらうことを想定している。
(フィルタ処理)
実施の形態の映像作成アプリでは、動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成するが、加工処理を施した動画10を作成することも可能である。映像作成アプリで行う加工処理を、フィルタ処理と呼ぶことにする。
フィルタ処理は、例えば、動画カット1~6のカラーをモノクロに加工したり、動画カット1~6の色合いをセピア調に加工したり、動画カット1~6の特定の色を強調したり、動画カット1~6の画面の特定部分をぼかしたり、動画カット1~6の画面全体をぼかしたりする等、画像処理効果を付加する処理である。
実施の形態の映像作成アプリでは、あらかじめ用意された複数のフィルタ処理の候補の中から利用者が任意に選んだフィルタ処理を施した動画10を作成することが可能である。利用者は、全ての動画カット1~6に対して同じフィルタ処理を選ぶことが可能である。また、動画10を構成する動画カット毎に異なるフィルタ処理を選ぶことも可能である。
映像作成アプリで動画10を作成する際に、撮影した動画カット1~6に対してそれぞれフィルタ処理を行い、フィルタ処理後の動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成してもよいし、撮影した動画カット1~6を一つにつなげた後にフィルタ処理を行って動画10を作成してもよい。
なお、動画カット1~6の色調等をそのまま生かした動画10を作成するために、フィルタ処理を省略してもよい。
図1Bは、動画ファイル100を説明する模式図である。一般に、動画10のデータ(動画10の情報101)は、オーディオ(Audio)のデータ(音の情報102)とともに、例えばMP4等のファイル形式で記録される。以後、動画10の情報101および音の情報102を格納するファイルを動画ファイル100と呼ぶことにする。動画10の情報101には、撮影位置の情報を含めることが可能である。
(音楽付加)
実施の形態の映像作成アプリでは、あらかじめ用意された複数の音楽の候補の中から利用者が任意に選んだ音楽の情報を、作成した動画10の情報101とともに動画ファイル100に記録することが可能である。映像作成アプリで用意される複数の音楽の情報は、例えば、BGM(background music)の情報である。
映像作成アプリで作成された動画ファイル100に基づく動画を一般の再生機器で再生させる場合、利用者は、音の情報102に基づいて再生されたBGMを聴きながら、動画10の情報101に基づく再生映像を鑑賞することが可能である。なお、上記映像作成アプリを実行した電子機器は、再生機器として動画10の情報101に基づく映像を再生する(BGM再生を含む)ことも可能である。
以上概説した映像作成アプリによれば、電子機器で複数の動画カット1~6を撮影し、複数の動画カット1~6にフィルタ処理を施し、フィルタ処理後の複数の動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成することができる。そして、作成した動画10の情報101を、BGMの情報(音の情報102)とともに動画ファイル100に格納することができる。このような映像作成アプリについて、以下に詳細に説明する。
<電子機器の例示>
図2は、映像作成アプリを実行する電子機器200の要部構成を例示するブロック図である。図2において、電子機器200は、スマートフォン等により構成されており、カメラ210と、通信部220と、入力部230と、出力部240と、処理部250と、記憶部260と、測位部270とを含む。
カメラ210は、被写体を撮影し、画像のデータを画像情報として処理部250へ出力する。カメラ210は、静止画を撮影することも、動画を撮影することも可能である。実施の形態では、4秒間の動画(上述した動画カット1~6に対応)を複数回(上述した6回に対応)撮影する。
通信部220は、例えば無線通信網、インターネット網、電話回線網などの通信ネットワークを介して接続される外部機器との間で無線通信を行う。
なお、映像作成アプリを実行中の電子機器200は、映像作成アプリに関する全ての処理を電子機器200で行うことが可能なため、映像作成アプリを実行中に映像作成アプリに関してサーバ等の外部機器と通信を行う必要は生じない。
入力部230は、タッチ操作部材およびスイッチ等の利用者が操作する各種操作部と、利用者が発する音声を入力するマイク部等を含む。出力部240は、例えば文字情報や画像等を表示する表示部と、音声等を再生するスピーカ部等を含む。利用者は、入力部230を介して映像作成アプリの起動操作および設定操作等の入力を、タップ操作または音声入力により行う。
処理部250は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路等から構成される。処理部250は、入力部230を介して入力された信号、通信部220を介して外部から受信した信号、および記憶部260に記憶されたデータ等に基づいて所定の処理を実行し、カメラ210、通信部220、出力部240、記憶部260、および測位部270等の電子機器200の各部に対する制御信号を出力する。
処理部250で行う処理により、利用者は、図3、図4を参照して後述する映像作成アプリの処理の流れに従って、カメラ210による動画カット1~6の撮影、上述したフィルタ処理および音楽の選択、および動画の作成処理等を、出力部240に表示される情報を確認しながら進めることができる。
記憶部260は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部260は、処理部250が実行する映像作成アプリを含む各種プログラムと、撮影される動画カット1~6の情報および作成される動画ファイル100等を含む各種のデータと、を記憶する。
測位部270は、GPS(Global Positioning System)衛星や準天頂衛星などからの測位信号に基づいて電子機器200の現在位置を検出する。電子機器200の現在位置を示す信号は、処理部250へ出力される。
<フローチャートの説明>
図3および図4は、図2の処理部250で実行される映像作成アプリによる処理の流れを説明するフローチャートである。処理部250は、出力部240に表示されている図示しないアイコンのうち、映像作成アプリに関連付けられたアイコンが利用者によってタップ操作されると、図3、図4による処理を行う映像作成アプリを起動する。
図3のステップS1において、処理部250は、前回の映像プロジェクトの情報が記憶部260に存在するか否かを判定する。実施の形態では、複数の動画カット1~6を撮影し、撮影した動画カット1~6をつなげた動画10を作成する一連の処理を、映像プロジェクトと呼ぶことにする。処理部250は、以前に映像プロジェクトを実行した記録が記憶部260の中に記憶されている場合に、ステップS1を肯定判定して図4のステップS10へ進む。処理部250は、以前に映像プロジェクトを実行した記録が記憶部260の中に記憶されていない場合には、ステップS1を否定判定して図3のステップS10へ進む。すなわち、映像プロジェクトの実行が初回の場合はそのまま図3の処理を行い、2回目以降の映像プロジェクトの実行の場合は図4の処理へ進む。
図3のステップS10において、処理部250は、動画カットの数Nを入力してステップS20へ進む。動画カットの数Nは、一つの動画10を構成する動画カット数である。実施の形態では、利用者によってN=6が入力されるものとする。処理部250は、N=6が入力されると、総録画時間を24秒にするように、1カット当たりの撮影時間を4秒に決定する。仮に、N=12が入力される場合、処理部250は、総録画時間を24秒にするように、1カット当たりの撮影時間を2秒に決定する。ステップS10で行う処理を、第1処理と呼んでもよい。
ステップS20において、処理部250は、カメラ210により動画カットを撮影させてステップS30へ進む。処理部250は、例えば、出力部240に表示される撮影ボタン56(後述する図6C)がタップ操作されると、動画カットを4秒間撮影させる。ステップS20で行う処理を、第2処理と呼んでもよい。
ステップS30において、処理部250は、測位部270により電子機器200の現在位置を測位させてステップS40へ進む。測位部270は、例えば、動画カットの撮影を開始した時点の現在位置を示す情報を取得し、当該動画カットの撮影位置の情報として処理部250へ出力する。ステップS30で行う処理を、第3処理と呼んでもよい。
測位部270は、動画カットの撮影開始時点でのみ測位するので、動画カットの撮影中(実施の形態では4秒間)にも測位を継続する場合に比べて、電子機器200における消費電力を抑えることが可能になる。
ステップS40において、処理部250は、動画カットをN回撮影したか否かを判定する。処理部250は、動画カットの撮影回数がNに達した場合にステップS40を肯定判定してステップS50へ進む。処理部250は、動画カットの撮影回数がN回に満たない場合にはステップS40を否定判定してステップS20へ戻り、上記処理を繰り返す。実施の形態では、動画カットを6回撮影した場合にステップS50へ進む。
以上説明したステップS10~S40の処理では、一つの動画10を構成する4秒の動画カットを6回撮影するので、総録画時間が24秒になる。
また、実施の形態では、撮影途中の動画カット(動画カットの撮影回数がN回に達する前、あるいは、撮影回数がN回に達したものの、未だ一つの動画10の作成に使用されていない動画カット)が処理部250の指示により、記憶部260の所定領域(例えば、映像プロジェクト用の作業領域)に一時的に記憶されるものとする。そのため、例えば次の撮影位置へ移動中、あるいは、電子機器200で他のアプリが起動され、映像作成アプリの処理が中断される場合でも、撮影途中の動画カットを適切に保存しておくことが可能になる。
ステップS50において、処理部250は、総移動距離を算出してステップS60へ進む。図5は、総移動距離の算出方法を説明する図である。図5において、1回目に撮影された動画カット1の撮影位置41と、2回目に撮影された動画カット2の撮影位置42と、3回目に撮影された動画カット3の撮影位置43と、4回目に撮影された動画カット4の撮影位置44と、5回目に撮影された動画カット5の撮影位置45と、6回目に撮影された動画カット6の撮影位置46と、が地図上に示されている。
処理部250は、N=6回の動画カットの撮影毎の撮影位置41~46を撮影順に直線A、B、C、D、Eでそれぞれ結び、直線A~Eで示される距離の合計を、N=6回の動画カットの撮影における総移動距離として算出する。ステップS50で行う処理を、第4処理と呼んでもよい。
なお、撮影毎の撮影位置41~46を撮影順に結んだ直線A、B、C、D、Eが、図示しない所定幅の直線上に位置する場合には、重複する移動距離を除外するために、総移動距離から所定幅の直線上の距離を除外して算出するものとする。
ステップS60において、処理部250は、第1インセンティブを付与してステップS70へ進む。処理部250は、ステップS50で算出した総移動距離が、あらかじめ定めた所定距離(例えば10km)を超えた場合に、利用者に対して第1インセンティブを付与する。例えば、後述するステップS80において決定する音楽の情報の候補曲の数を、第1インセンティブとして増やす。第1インセンティブを付与された利用者は、付与されていない利用者に比べて、より多くの候補曲の中から楽曲を選ぶことができる。ステップS60で行う処理を、第5処理と呼んでもよい。
なお、処理部250は、後述するステップS70において決定するフィルタ処理の候補の数を、第1インセンティブとして増やしてもよい。
ステップS70において、処理部250は、フィルタ処理を決定してステップS80へ進む。処理部250は、映像作成アプリであらかじめ用意された複数のフィルタ処理の候補の中から利用者により選択されたフィルタ処理を、動画10に用いるフィルタ処理に決定する。
ステップS80において、処理部250は、動画10の情報101に付加する音楽を決定してステップS90へ進む。処理部250は、映像作成アプリであらかじめ用意された複数のBGMの候補曲の中から利用者により選択されたBGMの情報を、動画10の情報101とともに動画ファイル100に記録する音の情報102として決定する。
ステップS90において、処理部250は、複数の動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成し、ステップS100へ進む。処理部250は、ステップS70で決定したフィルタ処理も行う。ステップS90で行う処理を、第6処理と呼んでもよい。
ステップS100において、処理部250は、作成した動画10の情報101に、ステップS80で決定した音の情報102を付加して動画ファイル100に記録するとともに、動画ファイル100を記憶部260の所定の領域に記録して図3による処理を終了する。換言すると、ステップS100では動画10の情報101にステップS80で決定した音楽の情報が付加される。ステップS100で行う処理を、第10処理と呼んでもよい。
図4は、処理部250が2回目以降の映像プロジェクトにおいて実行するフローチャートである。処理部250は、図3のステップS1を肯定判定した場合に図4のステップS10へ進む。図4において図3のフローチャートと同一符号の処理は、図3で説明した処理と同様のため説明を省略する。
実施の形態では、ステップS60AおよびステップS65の処理が図3と異なるので、図3と相違する処理を中心に説明する。
ステップS50の次に進むステップS60Aにおいて、処理部250は、前回行った映像プロジェクトの処理においてステップS60で付与した第1インセンティブと異なる第1インセンティブを付与してステップS65へ進む。処理部250は、ステップS50で算出した総移動距離が、前回行った映像プロジェクトの処理において算出された総移動距離を超えた場合に、利用者に対して前回の第1インセンティブと異なる内容の第1インセンティブを付与する。例えば、ステップS80において決定する音の情報102の候補曲として、前回付与した曲と異なる候補曲を第1インセンティブとして追加する。ステップS60Aで行う処理を、第9処理と呼んでもよい。
ステップS65において、処理部250は、第2インセンティブを付与してステップS70へ進む。処理部250は、過去に行った複数の映像プロジェクトの処理においてそれぞれ算出された総移動距離の合計が、あらかじめ定めた所定距離(例えば100km)を超えた場合に、利用者に対して第2インセンティブを付与する。例えば、ステップS80において決定する音の情報102の候補曲の数を、第2インセンティブとして増やす。第2インセンティブとして追加する候補曲は、ステップS60Aで追加する候補曲とは異なってもよく、追加する曲数も、ステップS60Aで追加する曲数よりも増えてよい。第2インセンティブを付与された利用者は、付与されていない利用者に比べて、より多くの候補曲の中から楽曲を選ぶことができる。ステップS65で行う処理を、第8処理と呼んでもよい。
なお、処理部250は、ステップS70において決定するフィルタ処理の候補の数を、第2インセンティブとして増やしてもよい。
<表示画面の例示>
図6A~図6Dおよび図7A~図7Cは、映像作成アプリを起動した電子機器200の処理部250から送出される制御信号に基づいて出力部240に表示される表示画面であって、入力部230としての操作画面の一例を示す図である。
<撮影一覧画面>
図6Aは、映像プロジェクトにおいて撮影した動画カットの一覧を表示する撮影一覧画面であり、映像作成アプリのホーム画面に相当する。図6Aに示す撮影一覧画面は、例えば、処理部250がフローチャート(図3、図4)の処理を行う前に表示させる。
符号61~66は、各動画カットを代表する1フレーム(1コマと呼んでもよい)のサムネイル(thumbnail)表示を示す。サムネイル表示は、動画カットのデータサイズのままで表示すると大きすぎて一覧性が悪くなることを避けるためにデータサイズを縮小した縮小画像(サムネイル画像)の表示をいう。
サムネイル表示61、63、64および66は、電子機器200を横長に構えて撮影した場合のサムネイル表示であり、サムネイル表示62および65は、電子機器200を縦長に構えて撮影した場合のサムネイル表示である。撮影した動画カットが多数あり一度に表示できない場合には、利用者は、スクロール操作によって表示されていないサムネイル表示を閲覧することが可能になる。
新規ボタン51は、撮影を始める場合に利用者がタップ操作する操作ボタンである。処理部250は、新規ボタン51がタップ操作されるとステップS1(図3)の処理を開始する。撮影一覧ボタン52は、当画面(図6A)の初期表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための操作ボタンである。地図確認ボタン53は、地図画面上で動画カット1~6の撮影位置を表示する画面(後述する図7C)に表示を切替えるための操作ボタンである。その他の作業ボタン54は、ここで説明する以外の他の作業項目に関する表示(図示省略)を行わせるための操作ボタンである。
<編集画面>
図6Bは、撮影した動画カット1~6の編集画面を例示する図である。図6Bに示す編集画面は、例えば、利用者が撮影一覧画面におけるサムネイル表示61をタップ操作した場合に表示される。表示領域C61は、サムネイル表示61に対応する動画カット1を再生表示する領域を示しており、動画カット1を構成する複数のフレームのうちカーソルC61Sで示されたフレームのサムネイル画像を表示する。利用者は、削除ボタン75をタップ操作することにより、動画カット1からカーソルC61Sに対応するフレームの画像の削除操作を行うことができる。
撮影画面ボタン76は、撮影画面(図6C)に表示を切替えて撮影を始める場合の操作ボタンである。戻るボタン55は、撮影一覧画面(図6A)の表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための操作ボタンである。
編集ボタン71は、当画面(図6B)の初期表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための操作ボタンである。フィルタボタン72は、フィルタ決定画面(後述する図6D)に表示を切替えるための操作ボタンである。音楽ボタン73は、音楽決定画面(後述する図7A)に表示を切替えるための操作ボタンである。確認ボタン74は、確認画面(後述する図7B)に表示を切替えるための操作ボタンである。
実施の形態では、編集画面(図6B)、後述するフィルタ決定画面(図6D)、後述する音楽決定画面(図7A)、および後述する確認画面(図7B)の間で相互の画面切替えを可能にするため、編集ボタン71、フィルタボタン72、音楽ボタン73、および確認ボタン74が共通に表示されている。また、上記撮影一覧画面(図6A)の表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための戻るボタン55も、各画面(図6B、図6D、図7Aおよび図7B)において共通に表示されている。
<撮影画面>
図6Cは、撮影画面を例示する図である。図6Cに示す撮影画面は、処理部250がフローチャート(図3、図4)のステップS20の処理を行う場合に表示させる。図6Cには電子機器200を縦長に構えて撮影する場合の撮影画面を例示するが、電子機器200を横長に構えて撮影することも可能である。
実施の形態では、撮影ボタン56がタップ操作される毎に、カメラ210により動画カットが4秒間撮影される。インジケータ57および表示58は、総録画時間のうち録画済時間を示す。図6Cでは、4秒間の動画カット1~3を録画した状態、換言すると、総録画時間24秒のうちの12秒が録画済である状態を示す。編集ボタン77は、編集画面(図6B)に表示を切替えて編集を行うための操作ボタンである。
<フィルタ決定画面>
図6Dは、フィルタ決定画面を例示する図である。図6Dに示すフィルタ決定画面は、処理部250がフローチャート(図3、図4)のステップS70の処理を行う場合に表示させる。表示領域600には、撮影済の動画カットのデータサイズを縮小したサムネイル画像が表示される。フィルタ候補ボタン81、82、83、…は、映像作成アプリにあらかじめ用意されている複数のフィルタ処理の候補を示す。フィルタ候補ボタン81、82、83、…には、上述したセピア調、モノクロ等のフィルタ処理がそれぞれ対応付けられている。利用者が、任意のフィルタ候補ボタン82をタップ操作することにより、操作されたフィルタ候補ボタン82に対応するフィルタ処理が、動画10の作成に用いる動画カット1~6に施すフィルタ処理に決定される。また、操作されたフィルタ候補ボタン82に対応するフィルタ処理が、表示領域600に表示されているサムネイル画像に行われる。利用者は、フィルタ処理による画像処理効果を表示領域600に表示されるサムネイル画像でリアルタイムに確認することが可能である。利用者は、他のフィルタ候補ボタンを操作しなおして、表示領域600に表示されているサムネイル画像に異なるフィルタ処理を行わせ、画像処理効果の違いを比較することも可能である。
なお、映像作成アプリにあらかじめ用意されている複数のキーワードの候補を示すキーワードボタン(図示省略)をフィルタ決定画面に表示させて、利用者が、任意のキーワードボタンをタップ操作することにより、操作されたキーワードボタンに対応する複数のフィルタ処理の候補を示すフィルタ候補ボタンを改めてフィルタ決定画面に表示させてもよい。利用者が、任意のフィルタ候補ボタンをタップ操作することにより、操作されたフィルタ候補ボタンに対応するフィルタ処理が行われたサムネイル画像が表示領域600に表示される。
上述したように、各画面(図6B、図6D、図7Aおよび図7B)において共通に表示されているボタンの説明については省略する。なお、フィルタ決定画面(図6D)において、フィルタボタン72は、当画面(図6D)の初期表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための操作ボタンである。
<音楽決定画面>
図7Aは、音楽決定画面を例示する図である。図7Aに示す音楽決定画面は、処理部250がフローチャート(図3、図4)のステップS80の処理を行う場合に表示させる。音楽候補ボタン91、92、93、…は、映像作成アプリにあらかじめ用意されている複数のおすすめ音楽の候補を示す。音楽候補ボタン91、92、93、…には、音楽を再生するための音の情報がそれぞれ対応付けられている。利用者が、任意の音楽候補ボタンをタップ操作することにより、操作された音楽候補ボタンに対応する音の情報が、動画10の情報101とともに動画ファイル100に記録する音の情報102として決定される。
利用者は、音楽候補ボタン91、92、93、…の右側に表示されている再生ボタンをタップ操作することにより、対応する音楽を再生させて試聴することも可能である。
音楽候補ボタン94、95、96、…は、映像作成アプリにあらかじめ用意されている複数のお気に入り音楽の候補を示す。音楽候補ボタン94、95、96、…には、利用者が過去に選択した音楽を再生するための音の情報がそれぞれ対応付けられている。利用者が、任意の音楽候補ボタンをタップ操作することにより、操作された音楽候補ボタンに対応する音の情報が、動画10の情報101とともに動画ファイル100に記録する音の情報102として決定される。上述したように、利用者は、音楽候補ボタン94、95、96、…の右側に表示されている再生ボタンをタップ操作することにより、対応する音楽を試聴することも可能である。
なお、フィルタ決定画面の場合と同様に、映像作成アプリにあらかじめ用意されている複数のキーワードの候補を示すキーワードボタンを音楽決定画面に表示させて、利用者が、任意のキーワードボタンをタップ操作することにより、操作されたキーワードボタンに対応する複数の音楽の候補を示す音楽候補ボタンを改めて音楽決定画面に表示させてもよい。
上述したように、各画面(図6B、図6D、図7Aおよび図7B)において共通に表示されているボタンの説明については省略する。なお、音楽決定画面(図7A)において、音楽ボタン73は、当画面(図7A)の初期表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための操作ボタンである。
<確認画面>
図7Bは、確認画面を例示する図である。図7Bに示す確認画面は、処理部250がフローチャート(図3、図4)のステップS80とステップS90との間に表示させる。利用者は、N=6回に分けて撮影された動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成するステップS90の処理へ進む前に、6つの動画カット1~6を確認する。表示領域600には、ステップS80で決定した音の情報102に基づくBGM再生とともに、ステップS70で決定したフィルタ処理が行われた動画カット1~6のサムネイル画像が続けて表示される。
バー表示601は、動画カット1~6の総録画時間24秒のうちどこまで再生済かを示す。利用者がバー表示601のつまみを左右にずらす操作により、再生位置を進めたり、戻したりすることが可能である。
上述したように、各画面(図6B、図6D、図7Aおよび図7B)において共通に表示されているボタンの説明については省略する。なお、確認画面(図7B)において、確認ボタン74は、当画面(図7B)の初期表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための操作ボタンである。
<地図確認画面>
図7Cは、地図確認画面を例示する図である。図7Cに示す地図確認画面は、撮影一覧画面(図6A)において地図確認ボタン53がタップ操作されると、撮影一覧画面に代えて表示される。
地図確認画面では、動画10を作成するために用いる動画カット1~6の各撮影位置を示すマーク31と、動画カット1~6を代表するサムネイル画像32とが、地図上に表示される。また、動画カット1~6の撮影位置に基づいてステップS50で算出された総移動距離(実施の形態では22.15km)が、動画カットの数N(実施の形態では6カット)とともに表示される(符号33)。
撮影一覧ボタン52、地図確認ボタン53、およびその他の作業ボタン54は、撮影一覧画面(図6A)において説明したボタンと同様であるため、説明を省略する、なお、地図確認ボタン53は、当画面(図7C)の初期表示へ戻る(換言すると、表示を切替える)ための操作ボタンである。
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)映像作成アプリは、動画カット1~6を撮影する撮影部としてのカメラ210と、動画カット1~6の撮影位置を示す情報を取得する測位部270とを含む電子機器200の処理部250で実行される映像作成プログラムである。
映像作成アプリは、電子機器200に、複数の動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成する映像プロジェクトを実行させるアプリであって、一つの動画10を構成する動画カット1~6の数Nを入力する第1処理(ステップS10)と、入力された数Nの動画カット1~6の撮影を、カメラ210に行わせる第2処理(ステップS20)と、動画カット1~6の撮影毎の撮影位置を示す情報を、測位部270に取得させる第3処理(ステップS30)と、撮影毎の撮影位置を撮影順に直線で結び、入力された数Nの動画カット1~6の撮影における総移動距離を算出する第4処理(ステップS50)と、総移動距離に基づいて第1インセンティブを付与する第5処理(ステップS60)と、入力された数Nの動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成する第6処理(ステップS90)と、を映像プロジェクトとしてコンピュータに実行させる。
このように構成したので、動画カット1~6の撮影毎の撮影位置41~46を移動する直線A~Eで示される移動距離の合計である総移動距離によって第1インセンティブが付与される。これにより、利用者が撮影地を積極的に移動して動画カット1~6を撮影し、動画カット1~6をつなげた一つの動画10を作成しようとする利用者の動機につながることが期待される。換言すると、利用者に動画撮影の機会を増やしてもらうことが可能になる。
(2)上記第1処理~第6処理からなる映像プロジェクトを複数回実行させて、複数個の動画10を作成させる第7処理と、複数回の映像プロジェクトの第4処理でそれぞれ算出された複数個の総移動距離を合計し、合計した総移動距離に基づいて第1インセンティブと異なる第2インセンティブを付与する第8処理(ステップS65)とを、さらにコンピュータに実行させる。
このように構成したので、一つの動画10を作成する映像プロジェクトを繰り返し実行させる利用者の動機につながることが期待される。換言すると、利用者に動画撮影の機会を増やしてもらうことが可能になる。
(3)後から実行された映像プロジェクトの第4処理で算出された総移動距離が、先に実行された映像プロジェクトの第4処理で算出された総移動距離よりも長い場合に、後から実行された映像プロジェクトの第5処理で付与される第1インセンティブの内容を、先に実行された映像プロジェクトの第5処理で付与された第1インセンティブの内容と異ならせる第9処理(ステップS60A)を、さらにコンピュータに実行させる。
このように構成したので、これにより、利用者が、前回の映像プロジェクトよりも長い距離を積極的に移動して動画カット1~6を撮影し、動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成しようとする利用者の動機につながることが期待される。換言すると、利用者に動画撮影の機会を増やしてもらうことが可能になる。
(4)映像プロジェクトの第6処理で作成された動画10の情報101に音楽の情報を付する第10処理(ステップS100)を、さらにコンピュータに実行させ、第1インセンティブおよび/または第2インセンティブは、第10処理において付すことが可能な音楽の情報である。
動画カット1~6に基づいて作成される動画10に付すことが可能な音楽の情報がインセンティブとして付与されることで、音楽の情報が付与されることを望む利用者がさらに動画10を作成しようとする動機につながることが期待される。換言すると、利用者に動画撮影の機会を増やしてもらうことが可能になる。
(5)第4処理は、撮影毎の撮影位置を撮影順に結んだ直線が、所定幅の直線上に位置する場合に総移動距離から所定幅の直線上の距離を除外して算出する。
このように構成したので、重複する移動距離を除外して、総移動距離を適切に算出することが可能になる。また、利用者が、新たな撮影地へ積極的に移動して動画カット1~6を撮影し、動画カット1~6をつなげて一つの動画10を作成しようとする利用者の動機につながることが期待される。
上記実施の形態は、種々の形態に変形することができる。以下、変形例について説明する。
(変形例1)
上述したように、実施の形態における動画カットの1カット当たりの録画時間4秒、カット数6、総録画時間および動画10の再生時間24秒は一例である。総録画時間および動画10の再生時間は、12秒に縮めてもよいし、48秒に延ばしてもよい。
(変形例2)
上述した実施の形態では、映像作成アプリを実行する電子機器200の処理部250が、入力された撮影回数Nに応じて、総録画時間が24秒となるように1カット当たりの録画時間4秒を決定した。この代わりに、1カット当たりの録画時間を、利用者による撮影操作の継続時間に基づいて決定するように構成してもよい。
変形例2において、処理部250は、図3のステップS10~S40に代えて、以下の代替ステップS10A、代替ステップS20A、および代替ステップS30Aの処理を行う。
処理部250は、代替ステップS10Aにおいて、出力部240に表示される撮影ボタン56に対するタップ時間に応じて、カメラ210により動画カットを撮影させる。例えば、タップ時間が0.1秒から0.5秒の場合は、1カット当たりの撮影時間を0.5秒とする。タップ時間が0.5秒から1.0秒の場合は、1カット当たりの撮影時間を1.0秒とする。タップ時間が1.0秒から1.5秒の場合は、1カット当たりの撮影時間を1.5秒とする。以降同様に、0.5秒刻みで動画カットの撮影時間を決定する。ただし、1カット当たりの最長の撮影時間を4秒とする。
処理部250は、代替ステップS20Aにおいて、測位部270により電子機器200の現在位置を測位させて代替ステップS30Aへ進む。測位部270は、ステップS30の場合と同様に、動画カットの撮影を開始した時点の現在位置を示す情報を取得し、当該動画カットの撮影位置の情報として処理部250へ出力する。
処理部250は、代替ステップS30Aにおいて、動画カットの総録画時間が24秒を超えているか否かを判定する。処理部250は、総録画時間が24秒を超えている場合に代替ステップS30Aを肯定判定し、図3のステップS50へ進む。ステップS50以降の処理は、上述した実施の形態の説明と同様である。
処理部250は、総録画時間が24秒に満たない場合には、代替ステップS30Aを否定判定して代替ステップS10Aへ戻り、上記処理を繰り返す。すなわち、処理部250は、総録画時間が24秒を超えるまで、タップ時間に応じた撮影時間で動画カットの撮影を行わせる。
なお、処理部250は、総録画時間が24秒を超えている場合において、カメラ210で最後に撮影された動画カットのうち総録画時間24秒を超過した分については、出力部240にメッセージを表示させるなどして、超過分を削除する編集操作を行うように、利用者に促してもよい。また、総録画時間24秒を超過した分を自動的に削除してもよい。
以上説明した変形例2による代替ステップS10A~S30Aの処理では、一つの動画10を構成する動画カットの録画時間を、利用者による撮影操作の継続時間に基づいて決定させることが可能になる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施の形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施の形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1~6 動画カット、10 動画、31 マーク、32,61~66 サムネイル表示、41~46 撮影位置、51 新規ボタン、52 撮影一覧ボタン、53 地図確認ボタン、54 その他の作業ボタン、55 戻るボタン、56 撮影ボタン、71,77 編集ボタン、72 フィルタボタン、73 音楽ボタン、74 確認ボタン、81~83 フィルタ候補ボタン、91~96 音楽候補ボタン、100 動画ファイル、101 動画の情報、102 音の情報、200 電子機器、210 カメラ、220 通信部、230 入力部、240 出力部、250 処理部、260 記憶部、270 測位部、600,C61 表示領域、601 バー表示、C61S カーソル

Claims (5)

  1. 動画カットを撮影する撮影部と、前記動画カットの撮影位置を示す情報を取得する測位部とを含む電子機器に、複数の前記動画カットをつなげて一つの動画を作成する映像プロジェクトを実行させる映像作成プログラムであって、
    前記一つの動画を構成する前記動画カットの数を前記撮影部による撮影に先立って予め入力する第1処理と、
    前記予め入力された数の動画カットの撮影を、前記撮影部に行わせる第2処理と、
    前記動画カットの撮影毎の撮影位置を示す情報を、前記測位部に取得させる第3処理と、
    前記予め入力された数の動画カットが前記撮影部により撮影されると、前記撮影毎の撮影位置を撮影順に直線で結び、前記予め入力された数の動画カットの撮影における総移動距離を算出する第4処理と、
    前記総移動距離に基づいて第1インセンティブを付与する第5処理と、
    前記予め入力された数の動画カットが前記撮影部により撮影されると、前記予め入力された数の動画カットをつなげて一つの動画を作成する第6処理と、
    を前記映像プロジェクトとしてコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムにおいて、
    前記映像プロジェクトを複数回実行させて、複数個の動画を作成させる第7処理と、
    前記複数回の前記映像プロジェクトの前記第4処理でそれぞれ算出された複数個の前記総移動距離を合計し、合計した総移動距離に基づいて前記第1インセンティブと異なる第2インセンティブを付与する第8処理とを、
    さらにコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  3. 請求項2に記載のプログラムにおいて、
    後から実行された前記映像プロジェクトの前記第4処理で算出された前記総移動距離が、先に実行された前記映像プロジェクトの前記第4処理で算出された前記総移動距離よりも長い場合に、前記後から実行された前記映像プロジェクトの前記第5処理で付与される前記第1インセンティブの内容を、前記先に実行された前記映像プロジェクトの前記第5処理で付与された前記第1インセンティブの内容と異ならせる第9処理を、
    さらにコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    前記映像プロジェクトの前記第6処理で作成された動画の情報に音楽の情報を付する第10処理を、さらにコンピュータに実行させ、
    前記第1インセンティブは、前記第10処理において付すことが可能な音楽の情報であることを特徴とするプログラム。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、
    前記第4処理は、前記撮影毎の撮影位置を撮影順に結んだ直線が、所定幅の直線上に位置する場合に前記総移動距離から前記所定幅の直線上の距離を除外して算出することを特徴とするプログラム。
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