JP2003114135A - 地理情報提供方法及び装置、ソフトウェア - Google Patents

地理情報提供方法及び装置、ソフトウェア

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JP2003114135A
JP2003114135A JP2001308992A JP2001308992A JP2003114135A JP 2003114135 A JP2003114135 A JP 2003114135A JP 2001308992 A JP2001308992 A JP 2001308992A JP 2001308992 A JP2001308992 A JP 2001308992A JP 2003114135 A JP2003114135 A JP 2003114135A
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Hiromi Ito
浩美 伊藤
Masatsugu Kidode
正継 木戸出
Yasuyuki Kono
恭之 河野
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Communications Research Laboratory
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Communications Research Laboratory
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一画面内に、利用者が予め指定した地域の
地図と、リアルタイムな情報や今話題となっている注目
すべき情報とを含んだ情報マップを提示し、個々の利用
者の要望に適した分かりやすいコースを提示できる地理
情報提供装置等を提供すること。 【解決手段】 利用者が所望の地域、時間帯、自己の属
性、嗜好の少なくともいずれかに係る条件を入力する条
件入力手段、利用者の訪問する訪問先を指定する訪問先
指定手段、該訪問先を訪問する際の訪問条件を、予め備
えられたデータベース情報・現在のリアルタイム情報・
該情報を利用する時点での状況を予測する予測情報の少
なくともいずれかに基づいて決定する訪問条件決定手段
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が様々な諸
条件を複合的に入力して、最適なコースを出力すること
が可能な地理情報提供の手法に関するものであり、特
に、時間的及び地理的に合致する情報を効果的に提供す
る方法に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地理情報提供装置は、利用者が指
定した日程において、いくつかの観光地を効率よく巡る
ことができる観光ルートを決める場合、予め行程が設定
された複数の観光ルートから、利用者が選択する、もし
くは、提供された情報を参考にして、利用者が、巡りた
い観光地を選択し、利用者自身が観光ルートを決定する
というものである。また、この選択された観光地を入力
し、入力された観光地に応じて、観光ルートを提示した
り、利用者の属性に応じて、予め利用者が巡りたいと思
うであろう観光地を想定し、この想定された観光地を提
示したりするようにしてあるものもある。
【0003】例えば、観光情報を提供するWWWサイト
では、利用者が予め指定した地域の地図上に、観光地、
駅・交通機関、公共施設、病院、金融機関、レジャー施
設、宿泊施設、店舗、食事処、土産店等が文字やイラス
ト等で表示されている。これらの文字やイラストはリン
ク部として設定されており、文字やイラストを選択決定
することにより、リンクされたファイル内にある詳細情
報を文字や画像や映像或いは音声によって得ることがで
きる。
【0004】旅行に関係するWWWサイトでは、観光地
やパックツアーの情報を発信し検索できるだけでなく、
旅行コースのシミュレーションを行なう機能を追加しよ
うとしているものが見受けられる。しかし、従来のWW
Wサイトをはじめとする地理情報提供装置では、利用者
の視点からの考慮が少なく、検索システムのデータ拡張
というだけで、旅行コースシミュレーションというタス
クを満足するには至っていない。また、観光シミュレー
ションのサイトで、目的別に観光地を検索できるものも
ある。しかし、ユーザに選択した観光地についての地理
的な認識がない場合、1日の観光コースとしては、距離
的に不可能な観光地をユーザが選択してしまい、その結
果、ユーザの希望する旅行期間内に観光地を回るコース
をシステムは抽出できず、ユーザはコース作成不能とい
う理由の明らかでない説明のないエラーを受けとること
も多かった。
【0005】また、複数の観光地を観光する場合の観光
コース決める場合、旅行案内や旅行情報誌等で予め用意
された観光地や観光ルートを参考に決めなければならな
いが、どのような観光地をどのように巡ることが望まし
いかを利用者自身で判断することは困難である。たとえ
利用者が巡りたい観光地を選択できたとしても、各観光
地を効率よく巡ることができる観光ルートを決定するに
は、各観光地における開催・開場時間、観光地間におけ
る移動手段や移動時間、道路交通状況等を考慮する必要
があり、上記選択された複数の観光地について無数に考
えられるルートの中から、最も効率のよいルートを利用
者自身が選択することは困難といえる。したがって、個
々の利用者の希望に十分対応することができずにいた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記従来技術が有していた問題を解決しようとするもので
あり、同一画面内に、利用者が予め指定した地域の地図
と、リアルタイムな情報や今話題となっている注目すべ
き情報とを含んだ情報マップを提示し、個々の利用者の
要望に適した分かりやすいコースを提示できる地理情報
提供装置を提供することを目的としている。
【0007】特に、多角的に応用可能な情報を含むイン
ターネットの情報を有効に利用できるシステムを構築
し、ユーザの要求に合わせて、インターネット上の情報
を抽出し加工し、ユーザにわかりやすく提示するという
2つの要素を持つことで、利用者がインターネット上の
情報をより効率的に利用できるようにする。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の地理情報提供方法は、以下の特徴を備え
る。複数の地理的情報を、相互に関連づけて利用者に提
供する地理情報提供方法であって、利用者が所望の地
域、時間帯、自己の属性、嗜好の少なくともいずれかに
係る条件を入力する条件入力ステップ、該入力条件又
は、所定条件に関連して、利用者の訪問する訪問先を指
定する訪問先指定ステップ、該訪問先を訪問する際の訪
問条件を、予め備えられたデータベース情報・現在のリ
アルタイム情報・該情報を利用する時点での状況を予測
する予測情報の少なくともいずれかに基づいて決定する
訪問条件決定ステップ、当該地域における地理的位置関
係を示すマップと共に、該訪問先及び該訪問条件を、文
字、イラスト、画像、映像、音声の少なくともいずれか
によって提供する地理情報提供ステップの各ステップを
有する。
【0009】また、前記訪問先指定ステップは、訪問先
の候補となりうる訪問先候補を、任意の情報媒体から該
情報媒体における出現回数及び/又は出現場所に基づい
て収集すると共に、該収集された訪問先候補の中で、利
用者が所望の訪問先を指定する、又は訪問する時間的な
条件に合致するものを抽出する、の少なくともいずれか
の方法によって訪問先として指定する。
【0010】そして、前記地理情報提供方法は、交通手
段による移動に係る移動時間情報と、各訪問先に係るイ
ベント時間、アクセス時間、期間情報の少なくともいず
れかを含む訪問先固有時間情報と、一般生活にかかる時
間又は各訪問先に滞在する時間の少なくともいずれかを
含む生活時間情報と、訪問に費やすことのできる期間に
係る時間枠情報との少なくとも一つの情報から、各訪問
先を最適な経路で巡ることができるようにルートを選定
するルート選定ステップを含む。
【0011】また、前記ルート選定ステップにおいて、
前記移動時間情報・訪問先固有時間情報・生活時間情報
・時間枠情報の少なくとも一つの情報に、任意の情報媒
体から収集する情報を加味してルートを選定することを
特徴とする。
【0012】本発明の地理情報提供装置では、複数の地
理的情報を、相互に関連づけて利用者に提供し、該装置
が、次の手段を備える。 (1)利用者が所望の地域、時間帯、自己の属性、嗜好
の少なくともいずれかに係る条件を入力する条件入力手
段、(2)該入力条件又は、所定条件に関連して、利用
者の訪問する訪問先を指定する訪問先指定手段、(3)
該訪問先を訪問する際の訪問条件を、予め備えられたデ
ータベース情報・現在のリアルタイム情報・該情報を利
用する時点での状況を予測する予測情報の少なくともい
ずれかに基づいて決定する訪問条件決定手段、(4)当
該地域における地理的位置関係を示すマップと共に、該
訪問先候補及び該訪問条件を、文字、イラスト、画像、
映像、音声の少なくともいずれかによって提供する地理
情報提供手段。
【0013】また、前記の地理情報提供装置は、任意の
情報媒体にアクセスし、該媒体から情報を取得する情報
取得手段を備える構成でもよい。そして、前記訪問先指
定手段が、訪問先の候補となりうる訪問先候補を、該情
報取得手段によって取得された情報から、該媒体におけ
る出現回数及び/又は出現場所に基づいて収集すると共
に、該収集された訪問先候補の中で、利用者が所望の訪
問先を指定する訪問先手動指定部、又は訪問する時間的
な条件に合致するものを抽出する訪問先自動抽出部の少
なくともいずれかを有して訪問先を指定する構成にす
る。
【0014】前記情報取得手段は、新聞等の印刷物を読
み取る読取手段、又はコンピュータデータを読み込む読
込手段、インターネット等のネットワークに接続し、該
ネットワークにおける情報にアクセスするアクセス手段
のうち、少なくともいずれかであってもよい。
【0015】前記地理情報提供装置には、交通手段によ
る移動に係る移動時間情報と、各訪問先に係るイベント
時間、アクセス時間、期間情報の少なくともいずれかを
含む訪問先固有時間情報と、一般生活にかかる時間又は
各訪問先に滞在する時間の少なくともいずれかを含む生
活時間情報と、訪問に費やすことのできる期間に係る時
間枠情報との少なくとも一つの情報から、各訪問先を最
適な経路で巡ることができるようにルートを選定するル
ート選定手段を含んでもよい。
【0016】より具体的には、前記ルート選定手段にお
いて、前記移動時間情報・訪問先固有時間情報・生活時
間情報・時間枠情報の少なくとも一つの情報に、任意の
情報媒体から収集する情報を加味してルートを選定して
もよい。
【0017】また、前記地理情報提供装置は、携帯式端
末装置と送受信可能な通信手段を備え、利用者が該携帯
式端末装置で所定の条件を入力すると、該入力結果を地
理情報装置に送信し、該地理情報提供装置装置は、該入
力結果を受信して、該地理情報提供装置装置が備える前
記各手段によって処理を行い、再び携帯式端末装置に向
けて地理情報を送信して提供してもよい。
【0018】本発明においては、上記地理情報提供装置
を、市販のパーソナルコンピュータとソフトウェアで実
現可能なソフトウェアで提供することもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に示した
実施例に基づいて説明する。なお、実施形態は、本発明
の主旨から逸脱しないかぎり適宜変更可能なものであ
る。具体的な実施形態を説述する前に、本発明によるシ
ステムの基本思想について簡単に説明する。ユーザ側か
ら判断する作業効率の良さや、満足度などの高さを表す
ユーザビリティを考慮する際には、ユーザ中心のシステ
ム設計が有効である。その手法については、いろいろな
立場から検討されている、それらの手法は、ユーザの要
求を測るユーザ分析、タスク分析からなるシステム設計
と、ユーザに提示する画面のデザイン設計を中心とする
インタフェース作成の2つに分類できると考えられる。
これは、ユーザの要求に合わせてインターネット上の情
報を抽出し加工する要素がシステム設計に関係し、ユー
ザにわかりやすく提示する要素がインタフェース作成に
関係すると考えられる。本発明では、上記の要素をそれ
ぞれ向上させ、地理情報提供のシステムとして実施する
ことを目指している。
【0020】例えば、地理情報提供システムをWWWサ
イトとして提供するとき、そのようなタスク型サイトは
上質な情報をより有効に利用できることを目標としてい
る。この目標のために、タスク型サイトはより高度な検
索機能を搭載し、ユーザのタスク実行を支援する必要が
ある。ところが、ユーザの要求は多様であり、検索機能
の向上だけでは対応できないタスクが多数存在するとい
う問題がある。問題解決向きの検索技術やドメインフォ
ーカス型検索技術の開発も行なわれてきているが、ユー
ザ中心のデザインの立場から考慮すると、インターネッ
トの情報を参照するだけでなく、より積極的に利用する
システムを開発するべきである。
【0021】また、最近、ユーザビリティ評価としてイ
ンタフェースデザインのみが着目される傾向がある。こ
のため、ユーザにわかりやすく提示する要素に関する評
価が表面的なものにならざるを得ず、わかりやすく提示
するためにどのようなデータ要素をどのようなデータへ
加工する必要があるかなどの検討も不足していると考え
る。
【0022】以下、ユーザ中心のシステム設計を行い、
その設計のデータ要素や内部構造への影響を考察し、情
報を加工する部分を特に取り上げる。なお、このシステ
ム設計において、ある古都の観光地データベースを利用
した。
【0023】観光旅行コース作成タスクを観光における
概念という立場から分析した。まず、概念的に観光旅行
コース作成を定義すると、以下のように考えられる。観
光旅行とは土地から土地への移動である。ここで、土地
とは目的により分類される場所の集合を指し、目的とは
食べる、泊まる、観るなど旅行に関する行動、場所とは
ホテル、食堂、寺など具体的な観光地名をいう。また、
移動とは場所から場所への交通手段、交通手段とは車、
電車、徒歩など具体的な方法、移動時間とは出発時刻、
到着時刻や時刻表などから得られる移動にかかる時間を
いい、コース作成とはたどるべき道筋の選択、コース選
択とは土地と移動に関わる条件を選ぶ、道筋とはある時
間内に移動する順序を示す。
【0024】観光旅行コース作成は観光旅行とコース作
成という2つの概念に分割できる。上述の通り、観光旅
行とは、ある土地からある土地へと移動することであ
り、コース作成はたどるべき道筋を選択し、順番を決め
ることである。ある土地とは、自宅を含む出発地である
場合もあるし、観光地や宿泊地である場合もある。観光
旅行という概念中にある目的に応じて、土地は具体的な
場所へ変換される(図1)。土地から土地への移動で
は、交通という概念がリンクされ、利用する交通手段が
選択されるべき条件となる。
【0025】コース作成とはそれらをユーザが希望する
旅行期間の枠に当てはめる作業と定義できる。時間に
は、観光旅行の概念から抽出された移動と土地に関係す
る明示的な時間や、その場にどれくらい滞在するかとい
った一般概念に近い暗示的な時間といったものが存在す
る。以上の点から考慮して、このタスクにおいては、時
間概念の整理が必要であり、その提示や利用がユーザの
エラーを減らし、ユーザビリティを向上できると考え
る。ここで時間の概念の一部を整理しておく。 1.移動に関する時間 電車の時刻 車での移動時間 乗り換えにかかる時間 2.土地に関する時間(明示的な時間) イベント時間(開く時刻、閉まる時刻など) アクセス時間(駅からの徒歩) 期間情報 3.生活時間(暗示的な時間) 一般的生活にかかる時間(食事、睡眠など) 場所に滞在する時間(観光地滞在時間、食堂滞在時間な
ど) 4.時間枠(旅行期間) これらは、本システムにおいて、それぞれ(1)移動時
間情報、(2)訪問先固有時間情報、(3)生活時間情
報、(4)時間枠情報として組み込んでいる。
【0026】コース作成とは、観光旅行という概念で選
択された複数の土地から土地への移動を時系列に並べる
作業である。一般的にこの作業は人間でも難しい。それ
は時系列に並べる場合に、空間的な知識から最短時間を
算出して並べるだけではなく、交通手段に関するものな
ど明示的な時間制限と食事の時間といった人間の生活に
起因するなどの暗示的な時間制限などがあり、複数の時
間制約の中での判断が必要になるためと考えられる。実
際、各観光地でどれだけの滞在時間を取れば良いかなど
暗示的な時間に関する情報が、WWWサイトで提示され
るのは稀である。
【0027】このように考えると、本システムにおい
て、空間的な知識をユーザとシステムの間で共有するこ
とと、コース作成時の制約となりうる時間概念、特に暗
示的な時間知識の取り扱いが重要となることがわかる。
さらに、コース作成はある時間枠内にいくつかの移動系
列を埋め込む作業とみなすことができ、出力として旅行
期間に見合うある時間枠を準備し、その時間管理を行な
う機能が必要である。
【0028】ユーザモデルを作成する際には、一般にア
ンケートなどの情報を利用する。しかし、ハードウェア
などのマーケティングの観点から購入者リストを利用し
て網羅的に調査をするのと異なり、WWWサイトを利用
すると想定されるユーザで、なおかつタスクに合うユー
ザを網羅的に集めてアンケートを取ることは難しいと考
える。それ故、タスク型サイトの作成においてユーザ分
析がされにくいとも考えられる。
【0029】以上の分析からシステムのイメージを概観
する。図2には本発明に係る地理情報提供装置(1)の
概要図を示す。本装置(1)は、ユーザーが所望の地
域、時間帯、ユーザーの性別・年齢・職業等の属性、趣
味や関心事などの嗜好に係る条件をデータとしてCPU
部(2)に入力する入力手段(3)を備える。入力手段
(3)はキーボードやマウスを用いることができるが、
タッチパネルにすると操作性の向上が図られる。
【0030】情報の出力には出力手段(4)が配設さ
れ、CRTによる画像・映像の提供や、スピーカによる
音声出力などが行われる。これら入力手段(3)と出力
手段(4)を制御するのがユーザーインターフェース部
(2a)である。インターフェース部(2a)における
操作性の研究はすでに多くの研究開発が進められてお
り、既存の技術を用いることができる。
【0031】本発明では、上記インタフェース部(2
a)と共に、訪問条件決定手段(2b)が、CPU部
(2)の外部に接続される情報取得手段(5)、ROM
・RAM(6)、外部記憶装置(7)における様々な情
報、入力手段(3)からの入力条件を複合的に判断し、
訪問条件を決定する。従来の技術では、インターフェー
ス部(2a)の性能向上によって、機能性を高めようと
していたが、本発明ではそれとともに、訪問条件決定手
段(2b)における情報の複合的な処理によって機能性
の向上を実現している。情報取得手段(5)は、インタ
ーネット等から、後述するリアルタイム情報や注目情報
など、変化する情報にも対応して取得する手段であり、
インターネットへの接続機能、交通情報等へのアクセス
機能を有している。
【0032】その他、ROM・RAM(6)やハードデ
ィスク・CD−ROMなどの外部記憶装置(7)にはデ
ータベース情報や、渋滞予測等の予測情報の裏付けとな
る資料を格納することができる。さらに、情報取得手段
(5)、ROM・RAM(6)、外部記憶装置(7)に
は、上記時間情報(8)を備えることができる。
【0033】ここで時間情報について詳述する。まず、
出発場所と希望旅行期間などの時間枠に関する情報はユ
ーザから入力されるとする。続いて、システム側から土
地(県名やエリア名など)とユーザ分析から得られた目的
リスト(リラクゼーションや楽しみなど)が提示され、ユ
ーザはそのリストから選択を行なう。
【0034】例えば、土地を奈良県とし、目的を食事と
すると、出発地が遠方の場合は夕食に合う場所をリスト
し、近隣の場合は、昼食に合う場所をリストする。これ
は、暗示的な時間知識と照合することで可能となる。ま
た、選択された場所間の距離や移動時間の算出により、
コースとして成り立つかどうかの指針は提示できる。さ
らに、1日の生活サイクル時間と観光行動における滞在
時間の傾向を利用することで、余裕のある時間が発見で
きる。
【0035】それらの情報はシステムの出力の時間枠と
して、例えば帯グラフ状に提示すればユーザとの時間共
有がしやすく、ユーザに誤解を与えることが少ないと考
える。そして、空き時間をどのように利用するか、移動
可能な観光地例とその場所情報をユーザに提示すること
で、システムはこのタスクでの支援が可能となる。例え
ば、その地域内で夕陽が美しい場所があったとき、本発
明によるシステムでは、天候や時間枠を考慮して、夕陽
をみるという提案を行うこともできる。
【0036】また、本システムでは、前述の各時間情報
をさらにインターネットや新聞等の印刷物など、様々な
媒体から収集し、それを加味した情報の提示を行っても
よい。これによると、単にあらかじめ備えた時間情報に
従って提示ができるばかりでなく、さらに時々刻々と変
化する最新の時間に係る情報に基づき、動的な情報の提
示が可能になる。
【0037】本装置(1)の出力手段(4)で表示され
る情報マップは図3に示すような体裁をとってもよい。
すなわち、情報マップ(11)には、利用者が指定した
地域の地図(12)と日時(13)と天気(14)、該
地図(12)上には、該地域内の時々刻々と変化するリ
アルタイム情報と、新聞、雑誌、インターネット等の情
報媒体から、該情報媒体における出現回数、出現場所に
基づいて収集され、その収集された情報から、さらに有
用な情報として抽出された情報は、共通のキーワードを
含む情報ごとに分割された情報とWWWサイト運営者に
よる推薦情報が、該情報の発信地の該当する位置に、該
情報を表す文字、イラスト、画像、映像及び音声により
表示或いは提示する。また、画面内において、共通のキ
ーワードを含む情報ごとに分割された情報は、情報ごと
にロゴマーク表示する。これらの各情報には、上述した
移動に関する時間、土地に関する時間、生活時間、時間
枠の情報が含まれており、観光コースを作成する場合に
利用される。
【0038】地図(12)上に表示された文字、イラス
ト、画像、映像や画面内のロゴマークはリンク部として
設定してもよく、該文字、イラスト、画像、映像や該ロ
ゴマークを選択決定することにより、リンクされたファ
イル内にある、リアルタイム情報や詳細情報を得ること
ができるようにしてもよい。
【0039】利用者の年齢、性別、観光目的、旅行期
間、観光形態、交通手段等の利用者の属性、嗜好等の条
件を入力することにより、各利用者に適した情報を提示
可能にすることもできる。
【0040】利用者が地域を指定する方法は以下のよう
であってもよい。すなわち、情報マップ(11)の画面
内で、住所、駅名、郵便番号、観光地名のいずれかのカ
テゴリーを選択し、選択したカテゴリーに応じて、住
所、駅名、郵便番号、観光地名を入力することにより地
域を指定する方法、もしくは住所、駅名、郵便番号にお
いては、一覧表からも指定する方法、また、画面上に表
示されている日本地図上から指定する地域を選択し、地
域を指定する方法である。利用者により指定された地域
は平面地図で表示してもよい。地図の縮尺は、数段階に
設定され、画面上に表示されており、利用者が目的に応
じて希望する縮尺を選択することがきる。また、地図は
平面図だけでなく、鳥瞰図として表示してもよく、利用
者は平面図と鳥瞰図とを随時変更できることとしてもよ
い。
【0041】移動に関する時間情報として、現在時刻或
いは利用者の指定した日時の鉄道・航空機・船・バス・
タクシー等の時刻、車での移動時間、乗り換えにかかる
時間等の時間情報を表示してもよい。駅、鉄道路線名及
び路線図、空港、港、バス乗降場、バス路線名及び路線
図、タクシー乗降場等の交通機関の所在地や名称は、文
字、イラスト、画像で地図上の所在地に該当する位置に
表示する。
【0042】駅に関する情報とは、駅名、住所、電話番
号、鉄道会社名、路線名、運行状況、時刻表、指定席の
空席状況等である。地図上の駅を表している文字、イラ
スト、画像を選択決定することにより、リンクされたフ
ァイル内にある、駅に関する情報を文字・イラスト・画
像・映像及び音声により表示或いは提示する。
【0043】空港に関する情報とは、空港名、航空会社
名、航路名、運行状況、時刻表等である。地図上の空港
を表している文字、イラスト、画像を選択決定すること
により、リンクされたファイル内にある、空港に関する
情報を文字、イラスト、画像、映像及び音声により表示
或いは提示する。
【0044】港に関する情報とは、港名、船舶会社名、
航路名、運行状況、時刻表等である。地図上の港を表し
ている文字、イラスト、画像を選択決定することによ
り、リンクされたファイル内にある、港に関する情報を
文字、イラスト、画像、映像及び音声により表示或いは
提示する。
【0045】バス乗降場、バス路線名及び路線図に関す
る情報とは、バス乗降場名、路線名、路線図、運行状
況、バス乗降場ごとの時刻表等である。地図上のバス乗
降場、路線名及び路線図を表している文字、イラスト、
画像を選択決定することにより、リンクされたファイル
内にある、バス乗降場、路線名及び路線図に関する情報
を文字、イラスト、画像・映像及び音声により表示或い
は提示する。
【0046】タクシー乗降場に関する情報とは、タクシ
ー会社名、電話番号、該タクシー乗降場における乗降状
況等である。地図上のタクシー乗降場を表している文
字、イラスト、画像を選択することにより、リンクされ
たファイル内にある、タクシー乗降場に関する情報を文
字、イラスト、画像、映像及び音声により表示或いは提
示する。
【0047】また、利用者の現在位置、現在時刻、交通
手段等の利用者データを入力し、目的地とする駅(15
a)、空港、港、バス乗降場(15b)、タクシー乗降
場を表す文字、イラスト、画像を選択決定すると、現在
地から指定した駅(15a)、空港、港、バス乗降場
(15b)、タクシー乗降場までのルート、所要時間、
所要金額、該駅(15a)・空港・港・バス乗降場(1
5b)・タクシー乗降場到着時においての乗車可能な交
通機関の路線名、航路名、出発時刻、空席状況、運航状
況を表示するようにしてもよい。表示された該情報の中
で利用者が乗車希望とする交通機関がある場合は、同一
画面内で、該交通機関の乗車券、特急券等のチケットの
購入や乗車予約することができるようにすることも可能
である。
【0048】渋滞、事故、交通規制等の道路交通情報
(16)を、道路交通情報システム(VICS)を利用し
て、表示してもよい。すなわち、地図上で渋滞や事故の
該当する位置は文字やイラストで表示する。現在の道路
交通情報をもとに、今後の渋滞の時間ごとの予想や、利
用者が指定した地域、日時の、過去における同様な気象
条件からの渋滞予想を地図上に文字やイラストで表示す
ることもできる。また、道路交通情報システムの画像お
よび映像を利用して、現在の道路状況を画像や映像とし
て表示することもできる。
【0049】天気(14)の情報を文字、イラスト、画
像及び音声で表示或いは提示してもよい。天気情報と
は、現在の天気はもちろん、地域、時間、週間ごとの天
気予想なども含む。したがって、利用者の指定する地
域、日時の利用者データを入力すれば、該地域、該日時
における天気予想を文字、イラスト、画像及び音声で表
示或いは提示することもできる。また、現在の天気から
ある時間後の天気を予測し、その天気に適した観光情報
を提供することも可能である。
【0050】病院・診療所(17)に関する情報を、文
字、イラスト、画像で地図上の所在地に該当する位置に
表示してもよい。病院・診療所に関する情報とは、病院
・診療所名、住所、電話番号、診療科目、診療時間、救
急医療の有無、入院施設の有無等の情報である。地図上
の病院・診療所を表している文字、イラスト、画像を選
択決定することにより、リンクされたファイル内にあ
る、病院・診療所に関する情報を文字、イラスト、画
像、映像及び音声により表示或いは提示することもでき
る。現時刻において、診療可能な病院・診療所は、文
字、イラスト、画像のスタイルを変更して表示してもよ
い。また、利用者の指定する日時、診療科目等の利用者
データを入力あいた場合、該日時における診療可能な病
院・診療所を文字、イラスト、画像及び音声で地図上お
よびリスト表示として表示或いは提示することもでき
る。
【0051】基本情報(18)として、官公庁、都道府
県庁、市・区役所、町村役場、警察署、郵便局等の公共
施設、銀行、信用金庫、消費者金融、ATM等の金融機
関、公衆トイレの所在地や名称を地図上の所在地に該当
する位置に、文字やイラストで表示する。車椅子利用者
も使用し得る公衆トイレであれば、車椅子をデザインし
たシンボルマークが表示してもよい。
【0052】新聞、雑誌、インターネット等の情報媒体
から、該情報媒体における出現回数、出現場所に基づい
て収集され、その収集された情報から、さらに有用な情
報を抽出したものを表示してもよい。抽出された情報
は、共通のキーワードもった情報として分割され、情報
ごとにロゴマーク表示する。ロゴマークとは、What′sN
ew!(19)、イベント(20)、観光(21)、食事
(22)、宿泊施設(23)、土産(24)、文化施設
(25)、ユニバーサル施設(26)、WEB(27)
などで、リンク部として設定され、ロゴマークを選択決
定することにより、リンクされたファイル内にある、情
報を得ることができる。また、地図上に、該情報の該当
する位置に情報内容を表した文字やイラストで表示し、
ロゴマークと同様にしてリンク部として設定することも
できる。
【0053】What′s New!(19)マークのリンクファ
イルには、キーワード情報の中で、特にWWWサイト運
営者が推薦する情報を文字、イラスト、画像、映像及び
音声で表示あるいは提示する。
【0054】イベント(20)マークのリンクファイル
には、イベントに関する情報を文字、イラスト、画像、
映像及び音声で表示或いは提示する。イベントに関する
情報とは、利用者が指定した地域内或いは周辺で行われ
るイベント情報が含まれ、開催日時、開催場所、開催時
の天気、料金、出演者等である。また、該イベントが過
去において行われていた場合には、その模様を文字、画
像、映像及び音声により表示或いは提示できることとし
てもよい。イベント情報は、現在開催中のイベントか
ら、利用者が指定した日程期間中、その後一週間以内、
その後一ヶ月以内、季節ごと等と時系列で提示すること
もできる。
【0055】観光(21)、食事(22)、宿泊施設
(23)、土産(24)マークのリンクファイルには、
観光地、食事、土産品や土産店等の観光に関する情報を
文字、イラスト、画像、映像及び音声で表示或いは提示
する。観光に関する情報とは、観光スポットの観光が可
能な期間や時間、料金、混雑状況、天気、食事処の混雑
状況、宿泊施設の空室状況等のリアルタイム情報や食事
処の営業案内、土産物や土産店案内等である。
【0056】文化施設(25)マークのリンクファイル
には、映画館、動物園、植物園、水族館、博物館、美術
館、遊園地、劇場等の文化施設に関する情報を文字、イ
ラスト、画像、映像及び音声で表示或いは提示する。文
化施設に関する情報とは、該施設の開園時間、料金、混
雑状況、天気等である。
【0057】ユニバーサル施設(26)マークのリンク
ファイルには、障害者でも利用し得る施設や交通機関、
視覚障害者が盲導犬と共に利用できる施設や、障害者が
介助を受けられる施設等のユニバーサル施設(26)に
関する情報を文字、イラスト及び音声で表示或いは提示
する。
【0058】WEB(27)マークのリンクファイルに
は、利用者が指定した地域内或いは該地域の周辺から発
信されているWWWサイトや、利用者が指定した地域内
或いは該地域の周辺の観光地を紹介しているWWWサイ
ト等の、利用者が指定した地域に関する情報を発信して
いるWWWサイトの情報を文字、イラストで表示する。
また、文字、イラストは、該WWWサイトにリンクする
こともできる。
【0059】各情報の情報発信元に対して、双方向通信
ができるようにしてもよい。利用者は簡単に情報発信元
と連絡をとることができ、また、同一画面内で、各情報
に応じて、問い合わせ、購入、予約等をすることが可能
である。
【0060】利用者が地図(12)上に表示、或いはリ
スト表示してある観光地情報からいくつかの訪問先であ
る観光地を選択し入力すれば、該観光地を効率よく巡る
観光コース(29)を作成する機能を備えてもよい。該
観光コース(29)は、天気情報、交通情報、移動に関
する時間情報、観光地の開催時刻等のイベント時間及び
観光地から観光地までのアクセス時間及び期間情報を含
む土地に関する時間情報、食事や睡眠等の一般生活にか
かる時間及び観光地滞在時間や食事等にかかる時間含む
生活時間等情報の少なくとも一つ或いはいくつかを加味
して作成し、地図(12)上に表示し、同時に行程表
(30)を表示する。
【0061】また、この際に、利用者の年齢、性別、交
通手段、旅行期間、観光形態等の利用者の属性、嗜好等
の条件を入力すれば、個々の利用者に適した観光コース
を作成し、地図上に該観光コースを表示し同時に観光コ
ース行程表を表示する。観光コースに関する情報は、観
光コース、観光案内、交通手段、移動時間、使用料金等
を文字、イラスト、画像、映像及び音声で表示或いは提
示する。
【0062】旅行期間が複数日ある場合には、日ごとの
観光コースを作成し、該観光コースを表示することもで
きる。また、利用者の旅行期間に対して、選択された観
光地が多い場合には、コースの特徴に応じて、複数の観
光コースが提示され、利用者が提示された複数の観光コ
ースから選択できることとしてもよい。利用者は、同一
画面内から、該観光コースにおける、観光地、宿泊施
設、食事、土産品、の購入や予約、交通機関の乗車券等
の購入や予約することも可能である。
【0063】また、利用者は観光地を選択することな
く、利用者の年齢、性別、交通手段、観光目的、旅行期
間、観光形態等の利用者の属性、嗜好等の条件を入力し
ても、利用者に適した観光コースを作成し、該観光コー
スを表示することができる。
【0064】情報マップ(11)は、携帯電話やカーナ
ビゲーションシステムや携帯GPS端末等の情報携帯端
末に提示することを可能としてもよい。これを利用すれ
ば、利用者が移動中であっても随時利用者は観光情報を
得ることができる。また、カーナビゲーションシステム
や携帯GPS端末等を使用している場合には、利用者が
現在位置データを入力する必要はなく、利用者の現在位
置は、随時情報携帯端末に認識され、地図上に文字やイ
ラストで表示される。このため、利用者の現在位置から
目的地までの交通手段や移動時間等の情報が、リアルタ
イムで簡単に、より正確に得られる。
【0065】
【発明の効果】本発明の地理情報提供方法及び装置、ソ
フトウェアは、上述の構成を備えるので、以下の効果を
奏する。本発明の地理情報提供方法及び装置、ソフトウ
ェアによれば、同一画面内に、利用者の所望する地域に
おける地理的位置関係を示すマップと、リアルタイム情
報と、情報媒体から自動的に収集された情報とを文字、
イラスト、画像、映像、音声の少なくともいずれかによ
って提供する構成をとるので、利用者は、各情報を至っ
て簡単に、且つ視覚的に得ることができる。また、利用
者の年齢や性別といった利用者独自の属性や嗜好の応じ
た観光情報を提供する構成をとるので、個々の利用者
は、利用者自身に適した観光情報を得ることができ、利
用者独自の観光コースを作成することができる。
【0066】新聞、雑誌、WWWサイト等の情報媒体か
ら、該情報媒体における出現回数及び/又は出現場所に
基づいて収集された情報を提供し、また、該情報から利
用者の旅行期間に合致する情報を提供する構成をとるの
で、利用者は、現在話題となっている注目すべき情報
を、或いは利用者の旅行期間中における注目すべき情報
を得ることができる。仮に利用者が過去に観光したこと
がある地域であっても、新しい観光コースを提供するこ
とができ、利用者が繰返して該地域を訪れることができ
る。このため、利用者にとっても、観光産業にとっても
大変有益である。
【0067】生活時間、土地に関する時間、移動に関す
る時間、時間枠の時間情報の少なくとも一つから、利用
者が選択した複数の観光地を最適な経路で巡ることがで
きる観光ルートを提供する構成をとるので、利用者は、
観光地を効率よく巡ることができ、旅行期間を有効に利
用することができる。
【0068】また、生活時間、土地に関する時間、移動
に関する時間の少なくとも一つの時間情報に、WWWサ
イト等の情報媒体から収集する情報を加味して、観光ル
ートを提供する構成をとるので、リアルタイムな情報に
基づいて観光ルートが作成されるので、利用者は、観光
地を順調に巡ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】土地と場所の関係を示した説明図
【図2】本発明による地理情報提供装置の概要図
【図3】本発明による情報マップ画面の説明図
【符号の説明】
1 本発明における地理情報提供装置 2 CPU 2a ユーザーインターフェース部 2b 訪問条件決定手段 3 入力手段 4 出力手段 5 情報取得手段 6 ROM・RAM 7 外部記憶装置 8 時間情報 11 情報マップ 12 地図 13 日時 14 天気情報 15 駅・バス停車場 16 交通情報 17 病院・診療所情報 18 公共施設、金融機関、公衆トイレ等の基本情
報 19 What′s New!情報 20 イベント情報 21 観光情報 22 食事情報 23 宿泊情報 24 土産情報 25 文化施設情報 26 ユニバーサル施設情報 27 WEB情報 28 観光コース工程表 29 観光コース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 恭之 奈良県生駒市高山8916−5 奈良先端科学 技術大学院大学内 Fターム(参考) 2C032 HB06 HB25 HC08 HC11 HC27 HC31 HD18 HD21 HD23 2F029 AA07 AB07 AB13 AC02 AC09 AC13 AC18 5B075 PR08 UU14 5H180 AA21 BB05 CC12 FF03 FF12 FF13 FF22 FF33

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の地理的情報を、相互に関連づけて利
    用者に提供する地理情報提供方法であって、 利用者が所望の地域、時間帯、自己の属性、嗜好の少な
    くともいずれかに係る条件を入力する条件入力ステッ
    プ、 該入力条件又は、所定条件に関連して、利用者の訪問す
    る訪問先を指定する訪問先指定ステップ、 該訪問先を訪問する際の訪問条件を、予め備えられたデ
    ータベース情報・現在のリアルタイム情報・該情報を利
    用する時点での状況を予測する予測情報の少なくともい
    ずれかに基づいて決定する訪問条件決定ステップ、 当該地域における地理的位置関係を示すマップと共に、
    該訪問先及び該訪問条件を、文字、イラスト、画像、映
    像、音声の少なくともいずれかによって提供する地理情
    報提供ステップの各ステップを有することを特徴とする
    地理情報提供方法。
  2. 【請求項2】前記訪問先指定ステップが、 訪問先の候補となりうる訪問先候補を、任意の情報媒体
    から該情報媒体における出現回数及び/又は出現場所に
    基づいて収集すると共に、 該収集された訪問先候補の中で、利用者が所望の訪問先
    を指定する、又は訪問する時間的な条件に合致するもの
    を抽出する、の少なくともいずれかの方法によって訪問
    先として指定する請求項1に記載の地理情報提供方法。
  3. 【請求項3】前記地理情報提供方法が、交通手段による
    移動に係る移動時間情報と、各訪問先に係るイベント時
    間、アクセス時間、期間情報の少なくともいずれかを含
    む訪問先固有時間情報と、一般生活にかかる時間又は各
    訪問先に滞在する時間の少なくともいずれかを含む生活
    時間情報と、訪問に費やすことのできる期間に係る時間
    枠情報との少なくとも一つの情報から、各訪問先を最適
    な経路で巡ることができるようにルートを選定するルー
    ト選定ステップを含む請求項1又は2に記載の地理情報
    提供方法。
  4. 【請求項4】前記ルート選定ステップにおいて、 前記移動時間情報・訪問先固有時間情報・生活時間情報
    ・時間枠情報の少なくとも一つの情報に、任意の情報媒
    体から収集する情報を加味してルートを選定することを
    特徴とする請求項3に記載の地理情報提供方法。
  5. 【請求項5】複数の地理的情報を、相互に関連づけて利
    用者に提供する地理情報提供装置であって、該装置が、 利用者が所望の地域、時間帯、自己の属性、嗜好の少な
    くともいずれかに係る条件を入力する条件入力手段と、 該入力条件又は、所定条件に関連して、 利用者の訪問する訪問先を指定する訪問先指定手段と、 該訪問先を訪問する際の訪問条件を、予め備えられたデ
    ータベース情報・現在のリアルタイム情報・該情報を利
    用する時点での状況を予測する予測情報の少なくともい
    ずれかに基づいて決定する訪問条件決定手段と、 当該地域における地理的位置関係を示すマップと共に、
    該訪問先候補及び該訪問条件を、文字、イラスト、画
    像、映像、音声の少なくともいずれかによって提供する
    地理情報提供手段とを備えることを特徴とする地理情報
    提供装置。
  6. 【請求項6】前記地理情報提供装置が、 任意の情報媒体にアクセスし、該媒体から情報を取得す
    る情報取得手段を備え、 前記訪問先指定手段が、 訪問先の候補となりうる訪問先候補を、該情報取得手段
    によって取得された情報から、該媒体における出現回数
    及び/又は出現場所に基づいて収集すると共に、 該収集された訪問先候補の中で、利用者が所望の訪問先
    を指定する訪問先手動指定部、又は訪問する時間的な条
    件に合致するものを抽出する訪問先自動抽出部の少なく
    ともいずれかを有して訪問先を指定する請求項5に記載
    の地理情報提供装置。
  7. 【請求項7】前記情報取得手段が、新聞等の印刷物を読
    み取る読取手段、又はコンピュータデータを読み込む読
    込手段、インターネット等のネットワークに接続し、該
    ネットワークにおける情報にアクセスするアクセス手段
    のうち、少なくともいずれかである請求項6に記載の地
    理情報提供装置。
  8. 【請求項8】前記地理情報提供装置が、交通手段による
    移動に係る移動時間情報と、各訪問先に係るイベント時
    間、アクセス時間、期間情報の少なくともいずれかを含
    む訪問先固有時間情報と、一般生活にかかる時間又は各
    訪問先に滞在する時間の少なくともいずれかを含む生活
    時間情報と、訪問に費やすことのできる期間に係る時間
    枠情報との少なくとも一つの情報から、各訪問先を最適
    な経路で巡ることができるようにルートを選定するルー
    ト選定手段を含む請求項6又は7に記載の地理情報提供
    装置。
  9. 【請求項9】前記ルート選定手段において、 前記移動時間情報・訪問先固有時間情報・生活時間情報
    ・時間枠情報の少なくとも一つの情報に、任意の情報媒
    体から収集する情報を加味してルートを選定することを
    特徴とする請求項8に記載の地理情報提供装置。
  10. 【請求項10】前記地理情報提供装置が、 携帯式端末装置と送受信可能な通信手段を備え、 利用者が該携帯式端末装置で所定の条件を入力すると、
    該入力結果を地理情報装置に送信すると、 該入力結果を受信して、該地理情報提供装置装置が備え
    る前記各手段によって処理を行い、 再び携帯式端末装置に向けて地理情報を送信して提供す
    る請求項5ないし9に記載の地理情報提供装置。
  11. 【請求項11】複数の地理的情報を、相互に関連づけて
    利用者に提供する地理情報提供ソフトウェアであって、 利用者が所望の地域、時間帯、自己の属性、嗜好の少な
    くともいずれかに係る条件を入力する条件入力部と、 該入力条件又は、所定条件に関連して、 利用者が訪問する訪問先を指定する訪問先指定部と、 該訪問先候補を訪問する際の訪問条件を、予め備えられ
    たデータベース情報・現在のリアルタイム情報・該情報
    を利用する時点での状況を予測する予測情報の少なくと
    もいずれかに基づいて決定する訪問条件決定部と、 当該地域における地理的位置関係を示すマップと共に、
    該訪問先候補及び該訪問条件を、文字、イラスト、画
    像、映像、音声の少なくともいずれかによって提供する
    地理情報提供部の各部を備えたことを特徴とする地理情
    報提供ソフトウェア。
  12. 【請求項12】前記地理情報提供ソフトウェアが、 新聞、WWWサイト等の任意の情報媒体にアクセスし、
    該媒体から情報を取得する情報取得部を備え、 前記訪問先指定部が、 訪問先の候補となりうる訪問先候補を、該情報取得部に
    よって取得された情報から、該媒体における出現回数及
    び/又は出現場所に基づいて収集すると共に、 該収集された訪問先候補の中で、利用者が所望の訪問先
    を指定する訪問先手動指定部、又は訪問する時間的な条
    件に合致するものを抽出する訪問先自動抽出部の少なく
    ともいずれかを有して訪問先を指定する請求項9に記載
    の地理情報提供ソフトウェア。
  13. 【請求項13】前記地理情報提供ソフトウェアが、交通
    手段による移動に係る移動時間情報と、各訪問先に係る
    イベント時間、アクセス時間、期間情報の少なくともい
    ずれかを含む訪問先固有時間情報と、一般生活にかかる
    時間又は各訪問先に滞在する時間の少なくともいずれか
    を含む生活時間情報と、訪問に費やすことのできる期間
    に係る時間枠情報との少なくとも一つの情報から、各訪
    問先を最適な経路で巡ることができるようにルートを選
    定するルート選定部を含む請求項9又は10に記載の地
    理情報提供ソフトウェア。
  14. 【請求項14】前記ルート選定手段において、 前記移動時間情報・訪問先固有時間情報・生活時間情報
    ・時間枠情報の少なくとも一つの情報に、任意の情報媒
    体から収集する情報を加味してルートを選定することを
    特徴とする請求項13に記載の地理情報提供ソフトウェ
    ア。
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