JP7006470B2 - 車両前方構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントサイドメンバを備えた車両の前方構造に関する。
車両構造として、車両の前方の両側方にフロントサイドメンバを設けたものがある。
下記特許文献1には、各フロントサイドメンバの前端にフロントサイドメンバよりも幅広のクラッシュボックスが設けられ、クラッシュボックスの前端に左右のクラッシュボックスを繋ぐバンパリインフォースメントが設けられた構造が記載されている。フロントサイドメンバとクラッシュボックスとの連結部位には、三角ガゼットと呼ばれる三角形状の連結部材が取り付けられている。三角ガゼットは、一辺がフロントサイドメンバの車幅方向外側に接合され、一辺がクラッシュボックスの後方に接合された三角形状に形成されている。
この車両がバリアと微小ラップ衝突を起こして前方から荷重がかかった場合、三角ガゼットは、クラッシュボックスから受けた荷重をフロントサイドメンバ側方に伝達する。フロントサイドメンバは、伝達される車幅方向内向きの荷重が増大すると、荷重の入力点付近で内折れを起こす。そして、内折れしたフロントサイドメンバが、その内側にあるクロスメンバを押圧することで、車両の反対側のフロントサイドメンバにも荷重が伝達される。こうして、車両には、全体的に横向きの力が付与されて、衝突したバリアから遠ざけられることになる。
特開2017-24552号公報
上記特許文献1に記載の車両では、想定した大きさの荷重に対応できるように部材や構造の特性が決定される。このため、例えば、車両の高重量化にともなって増大する荷重に対して、対応できない部材や構造がでてくる。
本発明の目的は、想定よりも大きな荷重がガゼットに入力される場合において、当該荷重をフロントサイドメンバに伝達可能な車両構造を実現することにある。
請求項1にかかる本発明は、車両前方の両側方に設けられたフロントサイドメンバと、前記フロントサイドメンバの前方に設けられ、前記フロントサイドメンバよりも外側に拡がった拡幅部を有し、前方から受けた荷重を後方に伝達する荷重伝達部材と、前記フロントサイドメンバの外側面に後端部が取り付けられ、当該後端部から前方かつ外側に延びる斜め形状部を有し、当該斜め形状部の前端部が前記荷重伝達部材の前記拡幅部の後面に取り付けられたガゼットと、前記ガゼットの前記斜め形状部に沿って取り付けられ、前記後端部付近から前記前端部付近へと延びる形状を有する補強部材と、を備え、前記補強部材は、前記ガゼットの前記前端部を介して前記荷重伝達部材からの荷重を受ける前フランジと、前記フロントサイドメンバの前記外側面に接触して前記前フランジで受けた荷重を前記フロントサイドメンバの前記外側面に伝達する後フランジと、を備え、前記前フランジと前記後フランジとは、前記ガゼットの前記前端部と前記フロントサイドメンバの前記外側面とからそれぞれ離間するように前記ガゼットに取付けられていることを特徴とする車両前方構造である。
請求項2にかかる本発明は、両側方に設けられた前記フロントサイドメンバの内側には、当該両フロントサイドメンバ間の荷重伝達を行うサイドメンバ間荷重伝達部材が設けられ、前記サイドメンバ間荷重伝達部材における前記フロントサイドメンバとの対向面には、前記フロントサイドメンバにおける前記ガゼットの前記後端部の取り付け箇所よりも後方に、車高方向に延びる凹部が設けられていることを特徴とする車両前方構造である。
請求項3にかかる本発明は、前記補強部材は、鋼板を曲げ加工した二枚のパッチを重ね合わせて形成されていることを特徴とする車両前方構造である。また、請求項4にかかる本発明は、前記補強部材は、前記ガゼットの前記後端部に接触して前記後端部を介して前記前フランジで受けた荷重を前記フロントサイドメンバの前記外側面に伝達する第2の後フランジを備え、前記第2の後フランジは、前記ガゼットの前記後端部から離間するように前記ガゼットに取付けられていること、を特徴とする車両前方構造である。
請求項1にかかる本発明によれば、補強部材を用いることで、ガゼットの強度を補うことが可能となる。ガゼットと補強部材がフロントサイドメンバの同じ位置に荷重を入力する場合には、入力点を集中させることが可能となる。また、ガゼットと補強部材がフロントサイドメンバの近傍の異なる位置に荷重を入力する場合には、同じ位置に荷重を入力する場合に比べて、時間をかけて荷重伝達を行うことが可能となる。
請求項2にかかる本発明によれば、内折れしたフロントサイドメンバがサイドメンバ間荷重伝達部材の凹部に当接して、効率よく荷重を入力することが可能となり、さらに、反対側のフロントサイドメンバへも効率よく荷重伝達を行うことができる。
請求項3にかかる本発明によれば、補強部材の荷重に対する強度が高められ、大きな荷重伝達が可能となる。
本実施形態にかかる電動車両の前方左側付近を示す概略的な模式図である。 本実施形態にかかる三角ガゼットの斜視図である。 本実施形態にかかる補強パッチの斜視図である。 本実施形態にかかる三角ガゼットおよび補強パッチがフロントサイドメンバに入力する荷重の時間変化を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、実施形態について説明する。説明においては、理解を容易にするため、具体的な態様について示すが、これらは実施形態を例示するものであり、他にも様々な実施形態をとることが可能である。
図1は、本実施形態にかかる電動車両10のフレーム構造の一部を示す端面の模式図である。図面左下の矢印において、FR方向は進行方向前方(車長方向前方)を示しており、LH方向は、進行方向に向かって左側の方向(車幅方向左側)を示している。図面では、板状の部材を実線で示しているが、現実的には、ある程度の厚みを持っている。また、図面では、適宜、ボルトやナットなどの締結部材を省略しているため、板状部材が複数に分断されて描かれている部分があることに注意されたい。
電動車両10は、駆動用モータを駆動源とする車両である。電動車両10の前方の車幅方向左側には、車長方向に延びるフロントサイドメンバ12が設けられている。フロントサイドメンバ12は、図示していない車幅方向右側のフロントサイドメンバと対になって設けられたものであり、電動車両10のフレーム構造の一部を担っている。フロントサイドメンバ12は、曲げ加工された二つの鋼板を組み合わせて形成されており、その断面は矩形状となっている。フロントサイドメンバ12の前方部12aは、後方側に比べて、車幅方向外側に若干拡がっている。
フロントサイドメンバ12の前端には、鋼板でできた第1接続プレート14が接合されている。そして第1接続プレート14は、その前方のラジエータサポート16に接合されている。ラジエータサポート16は、車両の前方に設けられるラジエータを支えるために設けられた鋼板製の部材である。
ラジエータサポート16の前方には、衝撃吸収部材であり、かつ、荷重伝達部材であるクラッシュボックス18が設けられている。クラッシュボックス18は、本体部20と、その後面の第2接続プレート22と、前面の第3接続プレート24とを備える。本体部20は、曲げ加工した鋼板を組み合わせて中空の角筒形状に形成されており、筒長方向が電動車両10の車長方向を向くように設置されている。本体部20は、フロントサイドメンバ12よりも幅広に形成されている。具体的には、車幅方向内側については、本体部20の側面とフロントサイドメンバ12の側面は、ほぼ同じ位置に配置されている。しかし、車幅方向外側については、本体部20の側面は、フロントサイドメンバ12の側面よりも外側に拡がった拡幅部を形成している。本体部20の側面には、複数の凹ビード20aが設けられており、衝突時に塑性変形する場合の変形の起点となっている。鋼板で作られた第2接続プレート22と第3接続プレート24は、それぞれ、本体部20の後面及び前面に溶接されている。そして、後方の第2接続プレート22は、ラジエータサポート16とボルト及びナットの締結によって接合されている。
クラッシュボックス18の前端には、バンパリインフォースメント26が設けられている。バンパリインフォースメント26は、鋼板をハット型に折り曲げて形成された部材であり、車幅方向に長く延びている。バンパリインフォースメント26は、車幅方向中央付近では車幅方向にほぼ平行であるが、車幅方向の両端側では、端側ほど電動車両10の後方側に位置するように緩やかに曲げられている。バンパリインフォースメント26の後面は、車幅方向左側では、クラッシュボックス18の第3接続プレート24とボルト及びナット28で締結されており、車幅方向右側でも、同様にして右側のクラッシュボックスの第3接続プレートと締結されている。
クラッシュボックス18における車幅方向外側の後方には、別途フレーム構造に取り付けられたアウトリガ30が配置されている。アウトリガ30は、荷重によって容易に潰れることがないように強固に作られており、荷重伝達部材として機能する。アウトリガ30は、前方のクラッシュボックス18とは若干距離を置いて設置されている。また、アウトリガ30は、その後方に設けられた第1接続プレート14及び三角ガゼット40と溶接等によって接合されている。アウトリガ30は、フロントサイドメンバ12よりも外側に配置された荷重伝達部材であり、クラッシュボックス18の外側部分と同様に、拡幅部を構成している。
三角ガゼット40は、フロントサイドメンバ12と、クラッシュボックス18と、アウトリガ30とを連結する三角形状の連結部材(ガゼット)である。図2は、三角ガゼットの斜視図である。図中には、一点鎖線42で断面形状を示している。三角ガゼット40は、3枚の鋼板である上面プレート44、側面プレート46、下面プレート48を溶接して形成されている。なお、図1の模式図では、上面プレート44と、側面プレート46のみが含まれる高さで切断した端面が図示されている。
図2に示すように、上面プレート44はほぼ三角形に作られているが、図2の奥側にはフロントサイドメンバ12の側面に溶接されるためのフランジが設けられている。また、フランジ44a、44bは、第1接続プレート14に溶接されるためのものである。フランジ44aは、クラッシュボックス18の本体部20に直接隣接する箇所に位置しており、フランジ44bは、アウトリガ30に隣接する箇所に位置している。
側面プレート46は、長方形に近い形状に作られているが、4辺にはフランジ46a、46b、46c、46dが設けられている。フランジ46aは、上面プレート44と溶接され、フランジ46bは、下面プレート48と溶接されている。フランジ46cは、アウトリガ30に溶接等によって接合される部位である。また、フランジ46dは、フロントサイドメンバ12の側面に荷重をかけるために設けられた部位である。フランジ46dは、フロントサイドメンバ12に溶接により接合されている。
下面プレート48は、上面プレート44と同様に三角形状に作られている。そして、下面プレート48には、フロントサイドメンバ12の側面に溶接されるフランジ48aが設けられている。
三角ガゼット40は、後述するように、衝突時に、前方からの荷重をフロントサイドメンバ12の側面に入力する役割を果たす。このとき、クラッシュボックス18及びアウトリガ30は、荷重伝達部材として、前方から受けた荷重を三角ガゼット40に伝達する。三角ガゼット40とフロントサイドメンバ12とが対面する箇所の後端部(側面プレート46のフランジ46dと、上面プレート44のフランジの端部と、下面プレート48のフランジ48aの端部)からみて、三角ガゼット40は、前方側ほど車幅方向外側に延びた斜め形状部を形成している。そして、この斜め形状部の前端部(側面プレート46のフランジ46cと、上面プレート44のフランジ44b)が、クラッシュボックス18及びアウトリガ30における車幅方向外側部分(拡幅部)から荷重を受けている。これにより、三角ガゼット40では、フロントサイドメンバ12に車幅方向内向きの荷重を入力することが可能となっている。また、三角ガゼット40は、上面プレート44、側面プレート46、下面プレート48を用いて立体的に構成されていることで、荷重に対する強度を高められている。
三角ガゼット40の斜め形状部の一部を構成する側面プレート46の後方には、補強部材である補強パッチ50が設けられている。図3は、補強パッチ50の斜視図である。図3の一点鎖線51は、補強パッチ50の断面形状を示している。補強パッチ50は、鋼板を曲げ加工して作製した2枚のパッチ52、54を、溶接によって立体的に一体化したものである。補強パッチ50は、三角ガゼット40の側面プレート46に取り付けられるパッチとして構成されており、側面プレート46に対応した形状に作られている。具体的には、ほぼ長方形の平坦な側面の周囲にフランジ56a、56b、56c、56d、56eが設けられている。このうち、フランジ56a、56b、56c、56dは、それぞれ、三角ガゼット40の側面プレート46のフランジ46a、46b、46c、46dと向き合うように形成されている。また、フランジ56eは、フランジ56dの外側に設けられており、フロントサイドメンバ12の側面と直接向き合う部分である。
補強パッチ50は、ボルト及びナット58によって、三角ガゼット40の側面プレート46の後面に固定される。このとき、側面プレート46のフランジ46c、46dと、補強パッチのフランジ56c、56dは、互いに若干離れるように作られている。また、フランジ56eは、フロントサイドメンバ12の側面と若干離れるように作られている。これにより、補強パッチ50は、通常の状態では荷重伝達を行わず、車体構造に歪みなどが生じた場合にのみ、荷重伝達を行うように構成されている。補強パッチ50からフロントサイドメンバ12への荷重伝達の一部は、補強パッチ50のフランジ56dから、三角ガゼット40のフランジ46dを介して行われる。また、補強パッチ50は、フランジ56dを通じても、直接、フロントサイドメンバ12に荷重伝達を行う。補強パッチ50は、2枚のパッチ52、54で立体的に形成されており、また、フランジ56a、56b、56c、56d、56eを備えているため、高い剛性を有しており、荷重が加わった場合にも変形を起しにくくなっている。
フロントサイドメンバ12の車幅方向内側には、エンコパクロス70が設けられている。エンコパクロス70は、車幅方向左側のフロントサイドメンバ12と、車幅方向右側のフロントサイドメンバとを繋ぐクロスメンバである。図面では一部しか示していないが、エンコパクロス70は、枠形状に作られており、内側には大きな空洞72が設けられている。この空洞72には、インバータや昇圧器を搭載したパワーコントロールユニット(PCU)と、PCUから電力供給を受ける駆動用モータなどが、エンコパクロス70に支持されて設置されている。
エンコパクロス70は、フロントサイドメンバ12と同様に、曲げ加工された2枚の鋼板を組み合わせて形成されており、矩形の断面形状を有している。そして、図示を省略しているが、エンコパクロス70の外側面は、フロントサイドメンバ12の内側の側面に、溶接あるいはボルト・ナットを用いるなどして、固定されている。これにより、エンコパクロス70は、車幅方向左側のフロントサイドメンバ12と右側のフロントサイドメンバとの間で荷重伝達を行うサイドメンバ荷重伝達部材として機能する。
エンコパクロス70におけるフロントサイドメンバ12と対面した部位には、周囲に比べて相対的に内側に凹んだ凹部74が設けられている。凹部74は、上下方向(車高方向であり、紙面では手前から奥行の方向)に一様に形成された溝状の凹みである。図1に示すように、この凹部74は、三角ガゼット40のフランジ46dがフロントサイドメンバ12の側面と対面する位置、及び、その近傍において補強パッチ50のフランジ56eの側面と対面する位置の両者よりも後方に設けられている。これにより、後述するように内折れしたフロントサイドメンバ12が引っ掛かる箇所となっている。
次に、微小ラップ衝突を例にあげて、電動車両10の衝突の過程について説明する。微小ラップ衝突は、電動車両10の車幅方向端側の1/4程度が、前方のバリア(障害物)と衝突するものである。
電動車両10が、車両の進行方向左側で微小ラップ衝突を起した場合、まず、バンパリインフォースメント26が、後方に押されて塑性変形を開始するとともに、荷重の一部をクラッシュボックス18に伝達する。バンパリインフォースメント26の塑性変形が進行して、衝撃の吸収量が小さくなるにつれ、クラッシュボックス18に入力される荷重は増大する。クラッシュボックス18では、大きな荷重を受けた場合、複数の凹ビード20aを起点とする塑性変形を起して前後方向に潰れることで、衝突のエネルギーの一部を吸収する。
クラッシュボックス18は、荷重伝達部材として機能しており、クラッシュボックス18の後方では、クラッシュボックス18を通じて荷重が入力される。具体的には、第1接続プレート14を介して、フロントサイドメンバ12の前端に、後ろ向きの荷重が入力される。また、第1接続プレート14を介して、三角ガゼット40にも後ろ向きの荷重が入力される。そして、クラッシュボックス18の変形が起こって、アウトリガ30と接触した段階で、アウトリガ30にも荷重が入力される。これらの入力荷重は、クラッシュボックス18による衝撃吸収量が減るにつれて増大する。
アウトリガ30は、強固に形成されているため、その変形量は小さい。アウトリガ30も荷重伝達部材として構成されており、三角ガゼット40に多くの荷重を伝達する。また、三角ガゼット40も、強固に形成されているため、効率的に荷重伝達を行うことができる。三角ガゼット40の後方には物体がないため、三角ガゼット40に入力された荷重は、三角ガゼット40が接合されたフロントサイドメンバ12の側面に伝達される。特に、三角ガゼット40の後端部(側面プレート46のフランジ46d、上面プレート44のフランジの後端付近、下面プレート48のフランジ48aの後端付近)がフロントサイドメンバ12と接触する箇所には、大きな荷重が入力される。この箇所で三角ガゼット40からフロントサイドメンバ12に作用する荷重は、後ろ向き成分と、車幅方向内向きの成分ももつ。他方、フロントサイドメンバ12から三角ガゼット40には、抗力として、前向きの力と、車幅方向外向きの力が与えられる。これにより、三角ガゼット40は、強い圧縮方向の力を受ける。
なお、ボディ全体の破壊状況に起因して、クラッシュボックス18やアウトリガ30自体に、車幅方向内向きの荷重が入力される状況も考えられる。この場合には、三角ガゼット40からフロントサイドメンバ12に伝えられる車幅方向内向きの荷重は、さらに大きなものとなる。
補強パッチ50には、ボルト及びナット58を通じて、三角ガゼット40の側面プレート46に作用する荷重の一部が伝達される。そして、三角ガゼット40が若干変形した段階では、補強パッチ50のフランジ56cは、三角ガゼット40のフランジ46cを通じて、アウトリガ30からの荷重を受けるようになる。さらに、補強パッチ50のフランジ56eがフロントサイドメンバ12の側面に接触した後には、補強パッチ50は、直接、フロントサイドメンバ12の側面に荷重を伝達するようになる。このとき、補強パッチ50は、三角ガゼット40の斜め形状部と同様に機能する。
フロントサイドメンバ12には、第1接続プレート14を介して、前端から後ろ向きの大きな荷重が入力される。また、フロントサイドメンバ12の側面では、三角ガゼット40のフランジ46dと、補強パッチ50のフランジ56eから、後ろ向き及び車幅方向内向きの大きな荷重が入力される。車幅方向内向きの荷重の大きさが限界値を超えると、フロントサイドメンバ12は、フランジ46d及びフランジ56eの付近で塑性変形を起して、車幅方向内側に折れ曲がる内折れを起こす。一旦内折れが開始されると、フロントサイドメンバ12の前端からの力も内折れを促進するように作用して、内折れが進行する。やがて、内折れした部分は、フロントサイドメンバ12の車幅方向内側にあるエンコパクロス70に接触する。この段階では、バリアがさらに電動車両10の左前方に侵入してきており、フロントサイドメンバ12の前端がバリアに押されることで、内折れ部分も後方に移動していく。しかし、内折れ部分は、エンコパクロス70の凹部74にまで達すると、凹部74に引っ掛かるため、それ以上はエンコパクロス70の側面を滑ることができなくなる。この結果、フロントサイドメンバ12は、エンコパクロス70の凹部74付近に、大きな後ろ向きの荷重及び車幅方向内向きの荷重を伝達し続けることになる。
エンコパクロス70には、フロントサイドメンバ12の内折れが起こる前から、フロントサイドメンバ12を通じて、後ろ向きの荷重及び車幅方向内向きの荷重が入力される。そして、フロントサイドメンバ12が内折れした後には、車幅方向内向きの荷重も増大する。エンコパクロス70はサイドメンバ間荷重伝達部材として機能しており、エンコパクロス70に入力された荷重の一部は、反対側のフロントサイドメンバに伝達される。これによって、電動車両10のフレーム全体がバリアとは反対側に向かう横向きの力を受けることになり、電動車両10自体がバリアから遠ざかる方向に動くことになる。
このように、三角ガゼット40と補強パッチ50は、フロントサイドメンバ12を内折れさせる上で主要な役割を果たす。図4は、微小ラップ衝突時に、三角ガゼット40のフランジ46dと、補強パッチ50のフランジ56eが、フロントサイドメンバ12に入力する車幅方向内向きの力の大きさの時間変化を模式的に示した図である。横軸は、衝突からの時間(単位:ms)であり、縦軸は力の大きさ(単位:kN)を示している。実線Aのグラフは、三角ガゼット40のフランジ46dからの荷重であり、破線Bは補強パッチ50のフランジ56eからの荷重である。
図4に示すように、衝突直後(0ms~3ms頃)には、三角ガゼット40にも、補強パッチ50にも、ほとんど荷重は伝達されていない。しかし、約3ms後には、クラッシュボックス18を通じて三角ガゼット40に荷重が入力されはじめ、三角ガゼット40からフロントサイドメンバ12にも荷重が伝達されるようになる。やがて、アウトリガ30からの荷重も加わって、三角ガゼット40からの荷重は増大する。また、20ms頃からは、補強パッチ50からもフロントサイドメンバ12に荷重が入力されるようになる。三角ガゼット40からの荷重は、30ms頃に最大(約90kN)となって、その後、急速に値を減らす。また、補強パッチ50からの荷重も、同じく30ms頃に最大(約30kN)となるが、その後の減少量は少ない。そして、約45ms以降は、三角ガゼット40からの荷重が、補強パッチ50からの荷重よりも小さくなる状態になる。
荷重が最大となった30ms頃は、内折れが開始されたタイミングに相当する。内折れが起きて、フロントサイドメンバ12が内側に動き出すことで荷重は減少することになる。なお、三角ガゼット40からの荷重だけが急速に減少し、補強パッチ50からの荷重がほとんど減少していないのは、両者がフロントサイドメンバ12に接触している位置と、内折れの位置の関係によるものである。例えば、両者の間で内折れが起きて、フロントサイドメンバ12と三角ガゼット40の接触角度が浅くなり、フロントサイドメンバ12と補強パッチ50の接触角度が深くなる場合には、このような荷重の変化が生じることがある。
図4に示した例では、フロントサイドメンバ12の内折れは、三角ガゼット40からの荷重が約90kNで、かつ、補強パッチ50からの荷重が約30kNの時点で生じた。すなわち、フロントサイドメンバ12は、合計で約120kNの車幅方向内向きの荷重を受けた時点で、内折れを開始した。この場合、三角ガゼット40では、安全率も考慮する必要があるが、単純には90kNの荷重に対応できる性能があればよいことになる。これに対し、補強パッチ50を使用しない場合は、三角ガゼット40自体が、120kNの荷重に対応できる性能を持たなくてはならない。
このように、補強パッチ50は、三角ガゼット40の強度を補う上で有用である。例えば、車両の製造にあたっては、複数車種のプラットフォームを共通化する場合があり、車両の重量によらず、同じ三角ガゼット40を使用することが考えられる。このため、電池を大量に搭載するなどして高重量化した車種を新たに開発する際に、従来の軽重量の車両で使われていた三角ガゼット40を使用しなければならない状況がでてくる。この場合には、補強パッチ50を併用することで、三角ガゼット40の強度不足が解消されることになる。もちろん、高重量化を見越して、最初から耐荷重性能が高い三角ガゼット40を導入することも一案である。しかし、この場合には、多くの車両には、必要以上の性能をもつ三角ガゼット40が搭載されることになるため、製造コストの上昇や、車両重量の増加をもたらすことになる。この観点からも、適宜、補強パッチ50を導入する有用性が認められる。
なお、図4を参照した上述の説明では、フロントサイドメンバ12の内折れが開始される荷重を、三角ガゼット40からの荷重と、補強パッチ50からの荷重とを単純に合計して見積もった。厳密に検討する場合には、三角ガゼット40がフロントサイドメンバ12を押す位置と、補強パッチ50がフロントサイドメンバ12を押す位置が若干異なることを考慮すればよい。ただし、両者の距離がそれほど離れていない場合には、この違いを無視した近似計算が可能となる。
本実施態様は、様々に変形することが可能である。例えば、図2に示した例では、三角ガゼット40は3枚の鋼板を組み合わせで形成されているが、大きな荷重がかかる側面プレート46を1枚ではなく2枚の鋼板を用いて形成してもよい。また、三角ガゼット40では、最も大きな荷重がかかる斜め形状部を強固に作られていれば、必ずしも三角形の形状でなくてもよい。
補強パッチ50についても様々に変形可能である。上述の説明では、補強パッチ50は、三角ガゼット40の側面プレート46にボルト及びナット58を用いて締結されるとした。しかし、補強パッチ50を、側面プレート46に溶接によって接合するようにしてもよい。
補強パッチ50は、三角ガゼット40の斜め形状部の荷重伝達を補うことが可能であれば、その形状や設置位置を変更することも可能である。例えば、補強パッチ50を、三角ガゼット40の側面プレート46の後方ではなく、前方に設けるようにしてもよい。また、補強パッチ50は、三角ガゼット40の側面プレート46だけでなく、上面プレート44あるいは下面プレート48の一部を覆うようなものであってもよい。このように、補強パッチ50は、三角ガゼット40の壁面に取り付けられる板状のパッチとして様々に構成することができる。あるいは、補強パッチ50に代えて、例えば、1本または複数本の円柱や角柱などの棒形状(内部は密でもよいし中空のパイプでもよい)に形成された補強部材を用いてもよい。なお、補強パッチ50などの補強部材は、アウトリガ30などの前方の部材と直接接合させてもよいし、フロントサイドメンバ12の側面に直接接合させてもよいし、この両者に直接接合させてもよい。補強部材を三角ガゼット40以外と接合させる場合、この補強部材をさらに三角ガゼット40に接合させてもよいし、接合させなくてもよい。
また、上述の説明では、補強パッチ50は、一部の荷重は、三角ガゼット40を介してフロントサイドメンバ12に伝え、残る荷重は、その近傍において、直接、フロントサイドメンバ12に伝える構成について説明した。これに代えて、補強パッチ50が伝達する全ての荷重を、三角ガゼット40を介してフロントサイドメンバ12に伝達するようにしてもよい。この場合には、フロントサイドメンバ12に与えられる車幅方向内向きの荷重が集中することで、フロントサイドメンバ12の内折れ開始に必要となる荷重を低減できる可能性がある。これは、三角ガゼット40と補強パッチ50の耐荷重性能を低くできることにもつながる。あるいは、補強パッチ50が伝達する全ての荷重を、直接フロントサイドメンバ12に伝達するようにしてもよい。三角ガゼット40が伝達する箇所は、三角ガゼット40による伝達箇所の付近(両者の荷重伝達箇所の外縁が最も近接した部分の距離が例えば70mm以内、50mm以内、30mm以内など)とする。この場合、三角ガゼット40と補強パッチ50は、荷重を相対的に分散して長時間かけてフロントサイドメンバ12に与えることが可能となり、さらに、ある程度荷重を集中して与えることでフロントサイドメンバ12を内折れさせることも可能となる。
本実施形態は、電動車両10を例に挙げて説明した。しかし、駆動モータをもたずに内燃機関のみを駆動源とする車両、あるいは、駆動モータとともに内燃機関を駆動源とするハイブリット型の車両でも、同様に実施可能である。こうした場合に、サイドメンバ間荷重伝達部材としては、エンコパクロス70に代えて、例えば、細長形状のクロスメンバが用いられてもよいし、内燃機関自体で代替してもよい。
なお、以上の説明では、微小ラップ衝突を例に説明を行ったが、本実施形態にかかる車両構造は、他の衝突形態においても、荷重伝達や衝撃吸収において同様に機能することが可能である。
10 電動車両、12 フロントサイドメンバ、12a 前方部、14 第1接続プレート、16 ラジエータサポート、18 クラッシュボックス、20 本体部、20a 凹ビード、22 第2接続プレート、24 第3接続プレート、26 バンパリインフォースメント、28、58 ナット、30 アウトリガ、40 三角ガゼット、42、51 一点鎖線、44 上面プレート、44a、44b、46a、46b、46c、46d、48a、56a、56b、56c、56d、56e フランジ、46 側面プレート、48 下面プレート、50 補強パッチ、52、54 パッチ、70 エンコパクロス、72 空洞、74 凹部。

Claims (4)

  1. 車両前方の両側方に設けられたフロントサイドメンバと、
    前記フロントサイドメンバの前方に設けられ、前記フロントサイドメンバよりも外側に拡がった拡幅部を有し、前方から受けた荷重を後方に伝達する荷重伝達部材と、
    前記フロントサイドメンバの外側面に後端部が取り付けられ、当該後端部から前方かつ外側に延びる斜め形状部を有し、当該斜め形状部の前端部が前記荷重伝達部材の前記拡幅部の後面に取り付けられたガゼットと、
    前記ガゼットの前記斜め形状部に沿って取り付けられ、前記後端部付近から前記前端部付近へと延びる形状を有する補強部材とを備え、
    前記補強部材は、前記ガゼットの前記前端部を介して前記荷重伝達部材からの荷重を受ける前フランジと、前記フロントサイドメンバの前記外側面に接触して前記前フランジで受けた荷重を前記フロントサイドメンバの前記外側面に伝達する後フランジと、を備え、
    前記前フランジと前記後フランジとは、前記ガゼットの前記前端部と前記フロントサイドメンバの前記外側面とからそれぞれ離間するように前記ガゼットに取付けられていること、
    特徴とする車両前方構造。
  2. 請求項1に記載の車両前方構造において、
    両側方に設けられた前記フロントサイドメンバの内側には、当該両フロントサイドメンバ間の荷重伝達を行うサイドメンバ間荷重伝達部材が設けられ、
    前記サイドメンバ間荷重伝達部材における前記フロントサイドメンバとの対向面には、前記フロントサイドメンバにおける前記ガゼットの前記後端部の取り付け箇所よりも後方に、車高方向に延びる凹部が設けられていることを特徴とする車両前方構造。
  3. 請求項1に記載の車両前方構造において、
    前記補強部材は、鋼板を曲げ加工した二枚のパッチを重ね合わせて形成されていることを特徴とする車両前方構造。
  4. 請求項1に記載の車両前方構造において、
    前記補強部材は、前記ガゼットの前記後端部に接触して前記後端部を介して前記前フランジで受けた荷重を前記フロントサイドメンバの前記外側面に伝達する第2の後フランジを備え、
    前記第2の後フランジは、前記ガゼットの前記後端部から離間するように前記ガゼットに取付けられていること、
    を特徴とする車両前方構造。
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