JP7002376B2 - ショックアブソーバ - Google Patents

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Description

本発明は、ショックアブソーバに関する。
特許文献1には、有底円筒状のシリンダの開口部にロッドガイド及びオイルシールが取り付けられた緩衝器が開示されている。ロッドガイドに形成されたガイドボアには、摺動部材としてのブッシュが圧入され、ブッシュにピストンロッドが挿通される。ロッドガイドとオイルシールとの間には、ロッドガイドを軸方向に貫通する通路を介してシリンダ上室と連通する油室が形成されている。
特開2011-214639号公報
特許文献1に記載の緩衝器では、ガイドボアの上端部に隙間が形成されているため、ブッシュとオイルシールとの間に異物が溜まりやすい。このため、溜まった異物がオイルシールとピストンロッドとの間に侵入し、オイルシールが損傷するおそれがある。
また、特許文献1に記載の緩衝器では、オイルシールを保持する補強部材とピストンロッドとの間に隙間が設けられている。この隙間は、大きすぎるとオイルシールのメインシールが入り込み、オイルシールが損傷するおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、シール部材の損傷を防止することを目的とする。
第1の発明は、ショックアブソーバであって、シリンダと、シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、ピストンに連結されたピストンロッドと、内周にピストンロッドが摺接する軸受及び軸受が挿入される貫通孔が設けられた軸受保持部材を有する軸受ユニットと、ピストンロッドの外周に摺接して作動流体の漏れを防ぐシール部材及びシール部材を保持するシール保持部材を有するシールユニットと、シールユニットと軸受ユニットとの間に設けられる圧力室と、ピストンロッドの外周に設けられピストンロッドの最伸長時に軸受保持部材に接触する、弾性変形可能なリバウンドクッションと、を備え、軸受保持部材には、伸側室の作動流体を圧力室に導く連通路が設けられ、シール保持部材は、シール部材が収容されるシール収容部と、ピストンロッドが挿通される挿通孔と、を有し、シール部材は、圧力室に導かれる伸側室の作動流体圧により、ピストンロッドの外周面及びシール収容部に押し付けられ、軸受は、シール部材に対向する軸受の一端面が軸受保持部材の貫通孔の開口面に一致する、または、貫通孔の開口面から突出するように設けられ、軸受の他端面は、貫通孔の軸方向内側に位置するように設けられ、ピストンロッドの最伸長時に、リバウンドクッションに接触しないことを特徴とする。
第1の発明では、軸受の一端面が軸受保持部材の貫通孔の開口面に一致する、または、貫通孔の開口面から突出するように、軸受が設けられるので、軸受の一端面側において、軸受保持部材とピストンロッドとの間に隙間が形成されない。このため、軸受とシール部材との間に異物が溜まることが抑制される。さらに、軸受の一端を支点としたピストンロッドの撓みが抑制されるので、シール保持部材とピストンロッドとの間の隙間を小さく設定することができる。また、ピストンロッドの最伸長時にリバウンドクッションが軸受に接触することに起因して、軸受が貫通孔からシール部材に向かって押し出されることを防止することができる。
の発明は、貫通孔が、軸受が挿入される大径部と、大径部よりもリバウンドクッション側に設けられ、大径部よりも内径が小さい小径部と、を有していることを特徴とする。
の発明では、小径部により軸受が貫通孔から抜け出ることが防止され、小径部によりリバウンドクッションが軸受に接触することをより効果的に防止できる。
第3の発明は、ショックアブソーバであって、作動流体が封入されたシリンダと、シリンダ内に摺動自在に設けられ、シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、シリンダに進退自在に挿入されてピストンに連結されたピストンロッドと、内周にピストンロッドが摺接する軸受及び軸受が挿入される貫通孔が設けられた軸受保持部材を有する軸受ユニットと、ピストンロッドの外周に摺接して作動流体の漏れを防ぐシール部材及びシール部材を保持するシール保持部材を有するシールユニットと、ピストンロッドの外周面に摺接するダストシールを有するダストシールユニットと、シールユニットと軸受ユニットとの間に設けられる圧力室と、を備え、軸受保持部材には、伸側室の作動流体を圧力室に導く連通路が設けられ、シール保持部材は、シール部材が収容されるシール収容部と、シール部材を軸方向に保持し支持部と、支持部に形成されピストンロッドが挿通される挿通孔と、を有し、シール部材は、圧力室に導かれる伸側室の作動流体圧により、ピストンロッドの外周面及びシール収容部に押し付けられ、軸受は、シール部材に対向する軸受の一端面が軸受保持部材の貫通孔の開口面に一致する、または、貫通孔の開口面から突出するように設けられ、ダストシールユニットは、ダストシールによって被覆されるインサート部材を有し、支持部に形成された挿通孔の内径は、インサート部材の貫通孔の内径よりも小さいことを特徴とする。
の発明では、シール部材を支持部によって軸方向に支持し、ピストンロッドに押し付けられるシール部材の位置ずれを防止することができるので、ショックアブソーバのシール性を向上させることができる。さらに、軸受は、その一端面が軸受保持部材の貫通孔の開口面に一致する、または、貫通孔の開口面から突出するように設けられているので、軸受の一端面を、ピストンロッドの外周面と挿通孔の内周面との間の隙間の近くに位置させることができる。これにより、軸受の一端を支点としてピストンロッドが撓んだときの上記隙間におけるピストンロッドの撓み量が抑制されるので、上記隙間を小さく設定することができる。ピストンロッドの外周面と、シール部材を支持する支持部に形成される挿通孔の内周面との間の隙間を小さく設定することにより、シール部材が隙間に入り込むことに起因したシール部材の損傷を防止することができる。
本発明によれば、シール部材の損傷を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るショックアブソーバの断面図である。 本発明の第1実施形態に係るショックアブソーバにおけるロッドガイドアッセンブリを示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係るショックアブソーバにおけるブッシュとピストンロッド-シールハウジング間の隙間との位置関係について示す図。 第1実施形態の比較例に係るショックアブソーバにおけるブッシュとピストンロッド-シールハウジング間の隙間との位置関係について示す図。 本発明の第2実施形態に係るショックアブソーバにおけるロッドガイドアッセンブリを示す拡大断面図である。 本発明の実施形態の変形例に係るショックアブソーバにおけるロッドガイドアッセンブリを示す拡大断面図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態に係るショックアブソーバ10ついて説明する。本実施の形態に係るショックアブソーバ10は、自動車等の車両に利用され、シリンダ1が車輪及び車軸を有する走行装置に連結されるとともに、シリンダ1から突出するピストンロッド(以下、単にロッドとも記す)3の端部が車体フレームに連結された正立型に設定される。このため、路面の凹凸による衝撃が車輪に入力されると、シリンダ1にロッド3が出入りしてショックアブソーバ10が伸縮作動する。
ショックアブソーバ10は、自動車以外の車両に利用されてもよいし、シリンダ1が車体側に連結されるとともに、ロッド3が車輪側に連結された倒立型に設定されてもよい。以下の説明では、正立型のショックアブソーバ10を例に説明し、車体フレームに連結されるロッド3の先端部をショックアブソーバ10の上端部、走行装置に連結されるシリンダ1の先端部をショックアブソーバ10の下端部として、ショックアブソーバ10の上下方向を規定する。
ショックアブソーバ10は、車体フレームと走行装置との間に介装され、減衰力を発生させて車体の振動を抑制する装置である。ショックアブソーバ10は、図1に示すように、有底円筒状のシリンダ1と、シリンダ1の上側開口部に固定されるロッドガイドアッセンブリ100と、シリンダ1に進退自在に挿入される円柱状のロッド3と、ロッド3の下端部に連結される環状のピストン2と、を備える。
ピストン2は、シリンダ1内に摺動自在に設けられ、シリンダ1内を伸側室61と圧側室62とに区画する。ロッド3は、ロッドガイドアッセンブリ100により摺動自在に支持される。伸側室61及び圧側室62は、作動流体としての作動油が封入される液室(作用室)である。
ショックアブソーバ10は、シリンダ1に摺動自在に挿入され気室63を画成するフリーピストン4を備える単筒式ショックアブソーバである。フリーピストン4の外周には、気室63の気密性を保持するシール部材4aが設けられる。
シリンダ1の気室63側の下端部は閉塞される。シリンダ1の下端部には、ショックアブソーバ10を車両に取り付けるための連結部材1aが設けられる。
ショックアブソーバ10が収縮してロッド3がシリンダ1に進入すると、フリーピストン4が気室63側に移動し、進入したロッド3の体積の分だけ気室63の気体が圧縮される。ショックアブソーバ10が伸長してロッド3がシリンダ1から退出すると、フリーピストン4が圧側室62側に移動し、退出したロッド3の体積の分だけ気室63の気体が膨張する。これにより、ショックアブソーバ10の作動時のシリンダ1内の容積変化が補償される。
ロッド3は、上端部がシリンダ1から延出し、下端部がシリンダ1に挿入される。ロッド3は、上端部にショックアブソーバ10を車両に取り付けるためのおねじ3aが形成され、下端部にナット8が螺合するおねじ3bが形成される。
ピストン2は、伸側室61と圧側室62とを連通する通路2a,2bを有する。ピストン2の伸側室61側には、複数の環状のリーフバルブを有する減衰バルブ5が設けられる。ピストン2の圧側室62側には、複数の環状のリーフバルブを有する減衰バルブ6が設けられる。ピストン2、減衰バルブ5、及び減衰バルブ6は、ナット8によりロッド3の端部に固定される。
減衰バルブ5は、ショックアブソーバ10の収縮時に伸側室61と圧側室62との差圧により開弁して通路2aを開放するとともに、通路2aを通って圧側室62から伸側室61に移動する作動油の流れに抵抗を与える。減衰バルブ5は、ショックアブソーバ10の伸長時に閉弁して通路2aを閉塞する。つまり、減衰バルブ5は、ショックアブソーバ10の収縮時に減衰力を発生する減衰力発生要素である。
減衰バルブ6は、ショックアブソーバ10の伸長時に開弁して通路2bを開放するとともに、通路2bを通って伸側室61から圧側室62に移動する作動油の流れに抵抗を与える。減衰バルブ6は、ショックアブソーバ10の収縮時に閉弁して通路2bを閉塞する。つまり、減衰バルブ6は、ショックアブソーバ10の伸長時に減衰力を発生する減衰力発生要素である。
図2に示すように、ロッドガイドアッセンブリ100は、ダストシール122を有するダストシールユニット120と、オイルシール132を有するオイルシールユニット130と、ロッド3を軸方向に移動自在に軸支する軸受ユニット140と、を有する。
シリンダ1の内周には、周方向に沿う溝が形成され、この溝に係止具としての止め輪(スプリングピン)9が嵌合される。シリンダ1の内周面から突出する止め輪9の上側に、軸受ユニット140、オイルシールユニット130、ダストシールユニット120をこの順に積層し、シリンダ1の上端部を内側にかしめ、かしめ部1bを形成する。これにより、かしめ部1bと止め輪9との間で、軸受ユニット140、オイルシールユニット130、ダストシールユニット120が積層状態でシリンダ1の上側開口部に固定される。
軸受ユニット140は、内周にロッド3が摺接するブッシュ(軸受)142と、ブッシュ142が挿入される貫通孔160を有する軸受保持部材としてのロッドガイド141と、を有する。ブッシュ142は、金属により円筒状に形成された円筒部(地金部分)の内周面にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の樹脂がコーティングされた軸受である。
ダストシールユニット120は、金属製のインサート部材121と、インサート部材121に被覆されるゴム製のゴム部材と、を有し、このゴム部材はダストシール122と外周シール123とを有する。ダストシール122は、ロッド3の外周面に摺接して、埃や雨水等の異物がシリンダ1内に侵入することを防止する。外周シール123は、シリンダ1の内周面に接触して、ロッドガイドアッセンブリ100の外周から作動油が漏れることを防止する。ダストシール122と外周シール123とは、連結ゴム部(不図示)により連結される。
オイルシールユニット130は、ロッド3の外周面に摺接して作動油の漏れを防ぐシール部材としてのオイルシール132と、オイルシール132の径方向外側に設けられオイルシール132を保持するシール部材としてのシールホルダ133と、オイルシール132及びシールホルダ133を保持するシール保持部材としてのシールハウジング131と、を有する。
金属製のシールハウジング131には、オイルシール132及びシールホルダ133を収容する凹形状のシール収容部であるシール収容凹部134が設けられる。シール収容凹部134は、小径凹部135と、小径凹部135よりも内径が大きい大径凹部136と、を有し、下端面(軸受ユニット140側の端面)が開口された段差形状を呈する。シールホルダ133は、大径凹部136の底面及び側面とロッドガイド141に当接した状態で保持される。オイルシール132は、シールホルダ133により小径凹部135の底面135a及びロッド3の外周面に押し付けられた状態で保持される。
シールハウジング131には、油室151に導かれる作動油圧により上方へ押圧されるオイルシール132を軸方向に支持する支持部137が形成される。つまり、支持部137の下端面(軸受ユニット140側の端面)が上述の小径凹部135の底面135aに相当する。この支持部137には、ロッド3が挿通される挿通孔138が形成される。挿通孔138は、小径凹部135の底面135aからシールハウジング131の上端面に亘って軸方向に貫通する貫通孔である。挿通孔138の内周面とロッド3の外周面との間には、環状の隙間139が形成される。
環状のオイルシール132は小径凹部135に挿入され、環状のシールホルダ133は大径凹部136に圧入される。オイルシール132は、フッ素ゴム等の弾性部材により形成される。シールホルダ133は、ニトリルゴム等の弾性部材により形成される。
ロッドガイド141は、伸側室61とは反対側の端面(オイルシールユニット130側の端面)に、シールホルダ133に接触する接触部143と、シールホルダ133とは離間する非接触部144と、を有する。
接触部143は、シールホルダ133の外周部及びシールハウジング131に接触する。非接触部144は、シールホルダ133の内周部に対して軸方向に離間する。オイルシールユニット130と軸受ユニット140との間には、油室151が設けられる。油室151は、ロッドガイド141と、オイルシールユニット130の下端面と、ロッド3の外周面と、によって略環状の圧力室として画成される。油室151には、軸方向に窪む環状溝147が形成される。環状溝147は、油室151内の異物(コンタミ)を積極的に溜める凹部であり、異物がロッド3の周囲に溜まることを抑制する。
ロッドガイド141には、油室151と伸側室61とを連通する連通路146が形成される。連通路146は、ロッドガイド141を軸方向に貫通する貫通路146aと、シールハウジング131に対向するロッドガイド141の端面に径方向に延びて形成される径方向通路146bと、によって構成される。連通路146は、伸側室61の作動油を油室151に導く。
シールホルダ133の端面には、油室151に導かれる伸側室61の作動油圧が作用し、シールホルダ133が軸方向に圧縮されて径方向に膨出する。このため、オイルシール132がロッド3の外周面に押し付けられる。これにより、ロッド3の外周面が、オイルシール132によってシールされる。また、オイルシール132は、小径凹部135の底面135a(支持部137の下端面)によって軸方向に支持されているので、位置ずれすることなくロッド3に押し付けられる。したがって、ショックアブソーバ10のシール性を向上させることができる。
図3に示すように、ロッドガイド141には、ブッシュ142が圧入される貫通孔160が設けられる。貫通孔160は、ブッシュ142が挿入される大径部161と、大径部161の下方に連続して設けられる小径部162と、を有する。小径部162は、下方に向かって徐々に内径が小さくなるテーパ部と、テーパ部の下端から下方に延在するストレート部と、を有する。ストレート部は、軸方向の位置にかかわらず、内径が同じである。
ブッシュ142は、オイルシール132に対向するブッシュ142の上端面142aが、ロッドガイド141の貫通孔160の上部開口面160aに一致するように設けられる。ブッシュ142の上端面142aとオイルシール132の下端面との間の離間距離は、ショックアブソーバ10の作動中にオイルシール132とブッシュ142とが接触しない寸法に設定される。
このような構成を採用したことにより得られる本実施形態の作用効果を、図4に示す本実施形態の比較例に係るショックアブソーバ910と比較して具体的に説明する。
図4に示すように、本実施形態の比較例では、ブッシュ142は、ブッシュ142の下端面142bが、ロッドガイド141の貫通孔960の下部開口面960bに一致するように設けられる。つまり、本実施形態の比較例では、ブッシュ142の上端面142aが貫通孔960の上部開口面960aよりも下側、すなわち貫通孔960の内側に位置するように、ブッシュ142が配置される。
このように、本実施形態の比較例では、貫通孔960の上部(ブッシュ142の上端面142a側)において、ロッド3の外周面と貫通孔960の内周面との間に隙間969が形成される。つまり、ロッド3の周囲に環状の凹部が形成されるので、ブッシュ142とオイルシール132との間に異物が溜まりやすい。ロッド3がシリンダ1から退出するショックアブソーバ10の伸長時には、作動油が粘性抵抗によりロッド3に引きずられてオイルシール132とロッド3との間に侵入する。このため、本実施形態の比較例では、ロッド3の周囲に溜まった異物が作動油とともにオイルシール132とロッド3との間に侵入し、オイルシール132が損傷するおそれがある。
これに対して本実施形態では、図3に示すように、貫通孔160の上部(ブッシュ142の上端面142a側)において、ロッド3の外周面と貫通孔160の内周面との間に隙間が形成されていない。このため、本実施形態では、ブッシュ142とオイルシール132との間に異物が溜まることを抑制することができる。その結果、オイルシール132の損傷を防止することができる。
さらに、本実施形態では、比較例に比べて、ブッシュ142の上端面142aを、ロッド3の外周面と挿通孔138の内周面との間の隙間139の近くに位置させることができる。具体的には、図3に示す本実施形態における隙間139の上端A1とブッシュ142の上端B1との間の軸方向距離x1は、図4に示す比較例における隙間939の上端A9とブッシュ142の上端B9との間の軸方向距離x9よりも小さい(x1<x9)。
図4に示すように、本実施形態の比較例では、ロッド3に横力が作用し、ブッシュ142の上端B9を固定支点としてロッド3が撓んだときに、隙間939の上端A9におけるロッド3の撓み量(径方向の変形量)が本実施形態よりも大きくなる。ロッド3とシールハウジング131とが干渉すると、異音及び摩耗が発生する。このため、本実施形態の比較例では、ロッド3とシールハウジング131との干渉を避けるために、挿通孔938の外径を本実施形態の挿通孔138の外径よりも大きく設定する必要がある。しかしながら、オイルシール132は、作動油圧によってシール収容凹部134の底面135aに押し付けられている。このため、挿通孔938の内周面とロッド3の外周面との間の隙間939が大きすぎると、オイルシール132が隙間939に入り込み、オイルシール132が損傷するおそれがある。
これに対して、本実施形態では、上述したように、ブッシュ142が貫通孔160の上部に配置され、図3に示す軸方向距離x1が比較例の軸方向距離x9(図4参照)よりも小さく設定されている。したがって、本実施形態では、ブッシュ142の上端B1を固定支点としてロッド3が撓んだときに、隙間139の上端A1におけるロッド3の撓み量が比較例よりも小さくなる。このため、本実施形態では、支持部137に形成される挿通孔138の外径を比較例の挿通孔938の外径よりも小さく設定することができる。これにより、本実施形態の隙間139は、比較例の隙間939よりも小さくなる。その結果、本実施形態では、挿通孔138の内周面とロッド3の外周面との間の隙間139にオイルシール132が入り込むことが防止され、オイルシール132が損傷することを防止できる。
ブッシュ142は、上部開口面160aから貫通孔160の内側に挿入される。小径部162の内径は、大径部161の内径及びブッシュ142の外径よりも小さいため、ブッシュ142を貫通孔160に取り付ける際、ブッシュ142が貫通孔160から抜け出ることはない。
図1に示すように、ロッド3に固定されるピストン2から所定距離だけ上方に離れた位置には、環状のストッパ171が固着され、ストッパ171により環状のリバウンドクッション170が支持される。リバウンドクッション170は、ゴム等の弾性部材により形成され、ロッド3の外周に設けられる。リバウンドクッション170は、ロッド3の最伸長時にロッドガイド141に接触して弾性変形し、最伸長時のショックアブソーバ10の衝撃を緩和する。
リバウンドクッション170は、ロッドガイド141に接触して弾性変形した際に、リバウンドクッション170の一部が貫通孔160の内側に入り込むことがある。図4に示す本実施形態の比較例のように、ブッシュ142の下端面142bが下部開口面960bに一致するように位置している場合、リバウンドクッション170がブッシュ142に接触し、ブッシュ142が貫通孔960から上方に押し出されてしまう。ブッシュ142が、貫通孔960から上方に突出する量(突出高さ)が大きすぎると、ブッシュ142とオイルシール132とが接触し、オイルシール132が損傷してしまう。
本実施形態では、図3に示すように、ブッシュ142の下端面142bが、下部開口面160bよりも上側、すなわち貫通孔160の軸方向内側に位置している。ブッシュ142の下端面142bと、貫通孔160の下部開口面160bとの間の距離は、ロッド3の最伸長時に、リバウンドクッション170がブッシュ142に接触しない距離に設定される。つまり、本実施形態では、リバウンドクッション170によりブッシュ142が上方へ押し出されることが防止される。これにより、ブッシュ142とオイルシール132との接触に起因したオイルシール132の損傷が防止される。
さらに、本実施形態では、ブッシュ142が挿入される大径部161よりもリバウンドクッション170側(下側)に、大径部161よりも内径が小さい小径部162が設けられている。換言すれば、ブッシュ142の下端面142bと貫通孔160の下部開口面160bとの間に、ブッシュ142の外径よりも小さい内径の小径部162が設けられている。このため、リバウンドクッション170が貫通孔160に入り込む量を抑制できる。これにより、ブッシュ142の下端面142bと貫通孔160の下部開口面160bとの間の距離を小さくできる。つまり、本実施形態によれば、小径部162を設けない場合に比べてブッシュ142の軸長を長く設定することができ、ロッド3の偏心を抑制できる。
上述した第1実施形態によれば、次の作用効果を奏する。
ブッシュ142は、上端面142aがロッドガイド141の貫通孔160の上部開口面160aに一致するように設けられているので、ブッシュ142の上端面142a側において、ロッドガイド141とロッド3との間に隙間が形成されない。このため、ブッシュ142とオイルシール132との間に異物が溜まることが抑制される。したがって、ブッシュ142とオイルシール132との間に溜まった異物がオイルシール132に接触することを起因としたオイルシール132の損傷を防止することができる。
さらに、ブッシュ142の上端B1を固定支点としたロッド3の撓みが抑制されるので、シールハウジング131とロッド3との間の隙間139を小さく設定することができる。これにより、シールハウジング131とロッド3との間の隙間139にオイルシール132が入り込むことに起因したオイルシール132の損傷を防止することができる。
<第2実施形態>
図5を参照して、本発明の第2実施形態に係るショックアブソーバ210について説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、図中、上記第1実施形態で説明した構成と同一の構成または相当する構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態では、ブッシュ142の上端面142aがロッドガイド141の貫通孔160の上部開口面160aに一致するように、ブッシュ142が位置決めされていた。これに対して、第2実施形態では、ブッシュ142の上端面142aがロッドガイド141の貫通孔160の上部開口面160aから突出するように、ブッシュ142が位置決めされている。つまり、ブッシュ142の上端面142aは、貫通孔160の上部開口面160aよりも上側、すなわち貫通孔160の外側に位置している。ブッシュ142の突出量(突出高さ)は、ショックアブソーバ210の作動中にオイルシール132とブッシュ142とが接触しない寸法に設定される。
このように、第2実施形態では、ブッシュ142の上端部が貫通孔160からオイルシール132に向かって突出しているので、ブッシュ142の上端面142a側において、ロッドガイド141とロッド3との間に隙間が形成されない。このため、第1実施形態と同様、ブッシュ142とオイルシール132との間に異物が溜まることが抑制され、オイルシール132の損傷が防止される。
さらに、ブッシュ142の上端B2と隙間139の上端A2との間の軸方向距離x2が、第1実施形態の軸方向距離x1(図3参照)よりも小さい(x2<x1)。したがって、第2実施形態では、第1実施形態よりもシールハウジング131とロッド3との間の隙間139を小さく設定することができる。これにより、シールハウジング131とロッド3との間の隙間139にオイルシール132が入り込むことに起因したオイルシール132の損傷を第1実施形態よりも効果的に防止できる。
次のような変形例も本発明の範囲内であり、変形例に示す構成と上述の実施形態で説明した構成を組み合わせたり、上述の異なる実施形態で説明した構成同士を組み合わせたり、以下の異なる変形例で説明する構成同士を組み合わせることも可能である。
<変形例1>
ロッドガイド141の貫通孔160の形状は、上記実施形態で説明した形状に限定されない。たとえば、図6に示すように、小径部362の内周面とロッド3の外周面との間の距離ができるだけ近くなるように、小径部362を形成してもよい。本変形例1では、大径部161と小径部362との間に、ロッド3の中心軸に直交する段差面が形成される。このように、小径部362を大径部161の下端から径方向内側に向かって突出するように形成することにより、第1実施形態よりもロッドガイド141の耐久性を向上することができる。また、第1実施形態において、図3に示す貫通孔160の下部開口面160bとブッシュ142の下端面142bとの間の距離を十分に確保できる場合には、貫通孔160の小径部162を省略してもよい。
<変形例2>
リバウンドクッション170を備えていないショックアブソーバ10に本発明を適用することもできる。この場合、ブッシュ142の軸長を長く設定し、ブッシュ142の下端面142bを貫通孔160の下部開口面160bに一致させてもよい。少なくとも、ブッシュ142の上端面142aがロッドガイド141の貫通孔160の上部開口面160aに一致する、または、貫通孔160の上部開口面160aから突出するように、ブッシュ142が配置されていればよい。
<変形例3>
上記実施形態では、単筒式のショックアブソーバ10を例に説明したが、本発明は、これに限定されない。2つのシリンダの隙間に気室が形成される複筒式のショックアブソーバや、気室としてシリンダの外部にタンクを設けたショックアブソーバ等に本発明を適用してもよい。
<変形例4>
上記実施形態では、シリンダ1に封入される作動流体が作動油である例について説明したが、本発明はこれに限定されない。水等、種々の作動流体を採用することができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
ショックアブソーバ10,210は、作動油が封入されたシリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に設けられ、シリンダ1内を伸側室61と圧側室62とに区画するピストン2と、シリンダ1に進退自在に挿入されてピストン2に連結されたピストンロッド3と、内周にピストンロッド3が摺接するブッシュ142及びブッシュ142が挿入される貫通孔160が設けられたロッドガイド141を有する軸受ユニット140と、ピストンロッド3の外周に摺接して作動油の漏れを防ぐオイルシール132及びオイルシール132を保持するシールハウジング131を有するシールユニット(オイルシールユニット130)と、オイルシールユニット130と軸受ユニット140との間に設けられる油室151と、を備え、ロッドガイド141には、伸側室61の作動油を油室151に導く連通路146が設けられ、シールハウジング131は、オイルシール132が収容されるシール収容凹部134と、ピストンロッド3が挿通される挿通孔138と、を有し、オイルシール132は、油室151に導かれる伸側室61の作動油圧により、ピストンロッド3の外周面及びシール収容凹部134に押し付けられ、ブッシュ142は、オイルシール132に対向するブッシュ142の一端面(上端面142a)がロッドガイド141の貫通孔160の開口面(上部開口面160a)に一致する、または、貫通孔160の上部開口面160aから突出するように設けられる。
この構成では、ブッシュ142の上端面142aがロッドガイド141の貫通孔160の上部開口面160aに一致する、または、貫通孔160の上部開口面160aから突出するように、ブッシュ142が設けられるので、ブッシュ142の上端面142a側において、ロッドガイド141とピストンロッド3との間に隙間が形成されない。このため、ブッシュ142とオイルシール132との間に異物が溜まることが抑制される。したがって、ブッシュ142とオイルシール132との間に溜まった異物がオイルシール132に接触することを起因としたオイルシール132の損傷を防止することができる。さらに、ブッシュ142の上端B1,B2を支点としたピストンロッド3の撓みが抑制されるので、シールハウジング131とピストンロッド3との間の隙間139を小さく設定することができる。これにより、シールハウジング131とロッド3との間の隙間139にオイルシール132が入り込むことに起因したオイルシール132の損傷を防止することができる。
ショックアブソーバ10,210は、ピストンロッド3の外周に設けられピストンロッド3の最伸長時にロッドガイド141に接触する、弾性変形可能なリバウンドクッション170をさらに備え、ブッシュ142の他端面(下端面142b)が、貫通孔160の軸方向内側に位置している。
この構成では、ピストンロッド3の最伸長時にリバウンドクッション170がブッシュ142に接触することに起因して、ブッシュ142が貫通孔160からオイルシール132に向かって押し出されることを防止することができる。これにより、ブッシュ142とオイルシール132とが接触することに起因したオイルシール132の損傷を防止することができる。
ショックアブソーバ10,210は、貫通孔160が、ブッシュ142が挿入される大径部161と、大径部161よりもリバウンドクッション170側に設けられ、大径部161よりも内径が小さい小径部162,362と、を有している。
この構成では、小径部162,362によりブッシュ142が貫通孔160から抜け出ることが防止され、小径部162,362によりリバウンドクッション170がブッシュ142に接触することをより効果的に防止できる。
ショックアブソーバ10,210は、シールハウジング131が、オイルシール132を軸方向に支持する支持部137を有し、支持部137に挿通孔138が形成される。
この構成では、オイルシール132を支持部137によって軸方向に支持し、ピストンロッド3に押し付けられるオイルシール132の位置ずれを防止することができるので、ショックアブソーバ10,210のシール性を向上させることができる。さらに、ブッシュ142は、その上端面142aがロッドガイド141の貫通孔160の上部開口面160aに一致する、または、貫通孔160の上部開口面160aから突出するように設けられているので、ブッシュ142の上端面142aを、ピストンロッド3の外周面と挿通孔138の内周面との間の隙間139の近くに位置させることができる。これにより、ブッシュ142の上端B1,B2を支点としてピストンロッド3が撓んだときの上記隙間139におけるピストンロッド3の撓み量が抑制されるので、上記隙間139を小さく設定することができる。ピストンロッド3の外周面と、オイルシール132を支持する支持部137に形成される挿通孔138の内周面との間の隙間139を小さく設定することにより、オイルシール132が隙間139に入り込むことに起因したオイルシール132の損傷を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1・・・シリンダ、2・・・ピストン、3・・・ピストンロッド、10,210・・・ショックアブソーバ、61・・・伸側室、62・・・圧側室、130・・・オイルシールユニット(シールユニット)、131・・・シールハウジング(シール保持部材)、132・・・オイルシール(シール部材)、134・・・シール収容凹部(シール収容部)、137・・・支持部、138・・・挿通孔、140・・・軸受ユニット、141・・・ロッドガイド(軸受保持部材)、142・・・ブッシュ(軸受)、142a・・・上端面(一端面)、142b・・・下端面(他端面)、146・・・連通路、151・・・油室(圧力室)、160・・・貫通孔、160a・・・上部開口面(開口面)、161・・・大径部、162,362・・・小径部、170・・・リバウンドクッション

Claims (2)

  1. 作動流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、前記シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダに進退自在に挿入されて前記ピストンに連結されたピストンロッドと、
    内周に前記ピストンロッドが摺接する軸受及び前記軸受が挿入される貫通孔が設けられた軸受保持部材を有する軸受ユニットと、
    前記ピストンロッドの外周に摺接して作動流体の漏れを防ぐシール部材及び前記シール部材を保持するシール保持部材を有するシールユニットと、
    前記シールユニットと前記軸受ユニットとの間に設けられる圧力室と、
    前記ピストンロッドの外周に設けられ前記ピストンロッドの最伸長時に前記軸受保持部材に接触する、弾性変形可能なリバウンドクッションと、を備え、
    前記軸受保持部材には、前記伸側室の作動流体を前記圧力室に導く連通路が設けられ、
    前記シール保持部材は、
    前記シール部材が収容されるシール収容部と、
    前記ピストンロッドが挿通される挿通孔と、を有し、
    前記シール部材は、前記圧力室に導かれる前記伸側室の作動流体圧により、前記ピストンロッドの外周面及びシール収容部に押し付けられ、
    前記軸受は、前記シール部材に対向する前記軸受の一端面が前記軸受保持部材の前記貫通孔の開口面に一致する、または、前記貫通孔の開口面から突出するように設けられ、
    前記軸受の他端面は、前記貫通孔の軸方向内側に位置するように設けられ、前記ピストンロッドの最伸長時に、前記リバウンドクッションに接触しない
    ことを特徴とするショックアブソーバ。
  2. 作動流体が封入されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動自在に設けられ、前記シリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンと、
    前記シリンダに進退自在に挿入されて前記ピストンに連結されたピストンロッドと、
    内周に前記ピストンロッドが摺接する軸受及び前記軸受が挿入される貫通孔が設けられた軸受保持部材を有する軸受ユニットと、
    前記ピストンロッドの外周に摺接して作動流体の漏れを防ぐシール部材及び前記シール部材を保持するシール保持部材を有するシールユニットと、
    前記シールユニットと前記軸受ユニットとの間に設けられる圧力室と、
    前記ピストンロッドの外周に設けられ前記ピストンロッドの最伸長時に前記軸受保持部材に接触する、弾性変形可能なリバウンドクッションと、を備え、
    前記軸受保持部材には、前記伸側室の作動流体を前記圧力室に導く連通路が設けられ、
    前記シール保持部材は、
    前記シール部材が収容されるシール収容部と、
    前記ピストンロッドが挿通される挿通孔と、を有し、
    前記シール部材は、前記圧力室に導かれる前記伸側室の作動流体圧により、前記ピストンロッドの外周面及びシール収容部に押し付けられ、
    前記軸受は、前記シール部材に対向する前記軸受の一端面が前記軸受保持部材の前記貫通孔の開口面に一致する、または、前記貫通孔の開口面から突出するように設けられ、
    前記軸受の他端面は、前記貫通孔の軸方向内側に位置するように設けられ、前記ピストンロッドの最伸長時に、前記リバウンドクッションに接触せず、
    前記貫通孔は、
    前記軸受が挿入される大径部と、
    前記大径部よりも前記リバウンドクッション側に設けられ、前記大径部よりも内径が小さい小径部と、を有している
    ことを特徴とするショックアブソーバ。
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