JP7001699B2 - 4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1h-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルを調製する方法 - Google Patents

4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1h-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルを調製する方法 Download PDF

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Description

本発明は、4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル(一般名「チエンカルバゾン-メチル」で知られている)を調製するための改善された方法に関する。
置換チエン-3-イルスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン類の除草活性は、文献DE19933260A1及び文献WO01/05788A1から知られており、ここで、DE19933260A1の優先権が主張されている。
チエンカルバゾン-メチルなどの選択された置換チエン-3-イルスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノンは、特に優れた除草活性を有する。
優れた活性のために、上記除草剤の調製方法を改善することは、さらに、調製物の環境適合性に関しても、化学研究において絶えず努力されてきた。
文献DE19933260A1には、4つのさらなる代替え方法に加えて、代替(c)の使用、スルホニルイソシアネートを5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンと反応させることによる置換チエン-3-イルスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノンを調製する方法が開示されている。上記の代替方法の場合、場合により反応助剤の存在下、及び、適切な場合には希釈剤の存在下で、置換チオフェン-3-スルホニルクロリドを置換トリアゾリノン及び(チオ)シアン酸金属塩と反応させる可能性は、式スキーム(cf. DE19933260A1、第7頁)において概説のみされているが、詳細な例による実証はされていない。
代替方法(a)~(e)に関連して、場合による反応助剤は、DE19933260A1に開示されている。上記反応に関して、これらは、典型的には、使用し得る酸結合剤を示している。DE19933260A1の第9頁に記載されている選択には、カリウムtert-ブトキシド、並びに、アミン類(これは、トリブチルアミンを包含する)及びピリジン類(例えば、2-メチルピリジン、3-メチルピリジン、5-エチル-2-メチルピリジン、2,6-ジメチルピリジン)などの塩基性窒素化合物も含まれている。
対照的に、イミダゾール類は、DE19933260A1においては反応助剤として言及されていない。
文献DE 10 2004 063192A1は、DE199332601に開示された代替方法を用いてスルホニルイソシアネートを調製するための、スルホンアミド及びホスゲンから出発する方法を提案している(即ち、スルホニルイソシアネートを5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンと反応させることによるチエンカルバゾン-メチルの調製)。
しかしながら、DE 10 2004 063192A1に開示されている方法は、非常に毒性が高いと分類されるホスゲンを使用しているため、危険であり、従って、複雑で費用がかかる。
DE19933260A1 WO01/05788A1 DE 10 2004 063192A1
この背景に対して、本発明の目的は、置換チエン-3-イルスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン類(特に、チエンカルバゾン-メチル、即ち、式(I)で表される化合物)を調製するための改善された方法を提供することからなり、ここで、該改善された方法は、目標化合物であるチエンカルバゾン-メチルを高純度及び高収率で調製することを可能にすることが意図されている。
上記目的は、式(I)
Figure 0007001699000001
で表される化合物を調製するための請求項1に記載の方法により達成され、ここで、該方法は、式(II)
Figure 0007001699000002
で表される化合物を、式(III)
Figure 0007001699000003
〔式中、Meは、Li、Na、K又はCsである〕
で表されるシアン酸金属塩、式(IV)
Figure 0007001699000004
で表される化合物と反応させ、ここで、該反応を、式(V)
Figure 0007001699000005
〔式中、ラジカルR1は、置換されていない(C-C12)-アルキル又は置換されていないベンジルである〕
で表されるイミダゾールの存在下で実施することによる。
驚くべきことに、本発明による方法に関連して、アルキルで置換されているイミダゾール(特に、N-アルキルイミダゾール)を使用することによって、置換されているチエン-3-イルスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン類の調製が、特に、4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル(チエンカルバゾン-メチル)の調製が、特に高い純度及び収率で、可能になるということが分かった。
従って、本発明は、式(I)で表される化合物(チエンカルバゾン-メチル)が、特定の条件下で、即ち、1位が置換されているイミダゾール塩基の存在下又は1位が置換されているイミダゾール塩基(N-アルキルイミダゾール)を含んでいる塩基の混合物の存在下で、4-メトキシカルボニル-2-メチルチオフェン-3-スルホニルクロリド(式(II)で表される化合物)から、高い純度及び収率で、直接調製され得るという知見に基づいている。
反応スキーム:
Figure 0007001699000006
上記反応スキームは、該反応を反応の最初においてワンポット合成として実施する場合、4成分系が存在していることを示している。
二段階反応レジームの場合、式(V)で表されるN-アルキルイミダゾールの存在下で式(II)で表される化合物と式(III)で表される化合物からスルホニルイソシアネートが形成された後、当該混合物に、式(IV)で表される反応体「5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オン」のみを添加する。
上記反応体の合成、即ち、上記反応スキームにおける式(II)で表される化合物及び式(IV)で表される化合物の合成については、DE19933260A1の中で開示されている。式(III)で表される化合物及び式(V)で表される化合物は、市販されている。
1位がアルキルラジカルで置換されているイミダゾール(N-アルキルイミダゾール類)が、スルホニルイソシアネートの形成における活性化剤(activator)(=活性化剤(activating agent))として及び/又はスルホニルイソシアネートの形成における安定化剤として、特に良好に作用すると考えられる。
しかしながら、本発明の核心は、該シアン酸金属塩が式(V)で表されるN-アルキルイミダゾールの存在下でそれぞれのチオフェン化合物のスルホニル基(上記スキームにおける式(II)で表される4-(クロロスルホニル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル)と選択的に反応してスルホニルイソシアネートを生成すること、及び、このものから、次いで、置換されているチエン-3-イルスルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン(上記反応スキームにおける目標化合物「チエンカルバゾン-メチル(I)」)が形成されること、という驚くべき知見に関連している。
上記スキームに示されている反応の予期されない選択性は、トリアゾリノン(IV)がスルホニルイソシアネートが形成された後にのみ、そのスルホニルイソシアネートとさらに反応して、チエンカルバゾン-メチルを生成するという事実から成る。
さらに、化学反応においてシアン酸金属塩を使用することに関して、シアン酸金属塩が強塩基であることは非常に一般的な懸念事項である(例えば、シアン酸ナトリウム(NaOCN)はpH10である)。同時に、シアン酸金属塩はO-求核試薬として作用する。
N-アルキルイミダゾールの存在下、特に、N-メチルイミダゾールの存在下では、本発明に従って使用されるシアン酸金属塩のO-求核性は、驚くべきことであるが、特に、本反応の過程(即ち、その収率及び選択性)に影響を与えない。
このことは、ピリジン類、ピコリン類又は4-(ジメチルアミノ)ピリジン(DMAP)(これらは、例えば、ハロゲン化カルボニルの古典的な活性化剤と考えることができる)などの他の塩基性窒素化合物の使用には当てはまらない。同様のことは、KCOやカリウムtert-ブトキシド(KOtBu)などの無機塩基の使用に当てはまり、これらも不適切であることが示されている。
例えば、本発明による方法を使用する場合のチエンカルバゾン-メチルの収率は、他の代替的な塩基性窒素化合物を使用して反応を行う場合と比較して予想外に高いことが実施例によって実証された。
本発明による方法は、好ましくは、式(V)〔式中、ラジカルRは、非置換(C-C)-アルキル又は非置換ベンジルである〕で表されるイミダゾールの存在下で実施する。式(V)〔式中、ラジカルRは、置換(C-C)-アルキル又は置換ベンジルである〕で表されるイミダゾールの存在下で当該方法を実施することは、好ましくはないが、同様に、本発明の範囲内にある。
本発明による方法は、特に好ましくは、式(V)〔式中、ラジカルRは、非置換(C-C)-アルキルである〕で表されるイミダゾールの存在下で実施する。極めて特に好ましいのは、Rとして、非分枝鎖(C-C)-アルキル、即ち、メチル、エチル、n-プロピル又はn-ブチルである。
本発明による方法は、最も好ましくは、N-メチルイミダゾール(NMI)(即ち、式(V)のラジカルRがメチルである場合)の存在下で実施する。
本発明による方法によって式(I)で表される化合物を調製するために、該試薬は、好ましくは、等モル量で、又は、過剰量で、使用する。
一般に、1モルの塩化スルホニル(即ち、式(II)で表される化合物)に対して、1~2.5mol、好ましくは、1~2mol、特に好ましくは、1~1.8molの、式MeOCN(III)で表されるシアン酸金属塩を使用する。しかしながら、大過剰量の式(III)で表される化合物を使用することも、本発明の範囲内にある。
好ましい実施形態では、式MeOCN(III)で表される化合物におけるMeは、Na又はKである。本発明の方法における最も好ましいシアン酸金属塩は、NaOCNである。
さらに、概して、1モルの塩化スルホニルに対して、同様に、1~2mol、好ましくは、1~1.5mol、特に好ましくは、1~1.1molの、5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オン(即ち、式(IV)で表される化合物)を使用する。
しかしながら、大過剰量の式(IV)で表される化合物を使用することも、本発明の範囲内にある。
該方法は、有機溶媒の中で実施し、ここで、非極性溶媒及び極性溶媒が適している。
適切な非極性溶媒は、トルエン、クロロベンゼン、キシレン、メチルtert-ブチルエーテル、メチルイソプロピルエーテル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル及び酢酸ブチルである。
極性溶媒は、特に好ましくは、アセトニトリル、ブチロニトリル、テトラヒドロフラン(THF)、メチル-THF、ジメトキシエタン、スルホラン、ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミドからなる群から選択される。
溶媒として最も好ましいのは、アセトニトリル及びTHFである。
異なる溶媒の混合物も使用することができる。
該反応体の上記反応は、好ましくは、20°~110°の温度範囲内で、3時間から24時間の期間(反応時間、反応期間)にわたって実施する。
極めて特に好ましいのは、30°~90°の温度範囲内における該反応体の上記反応である。該反応体の上記反応は、最も好ましくは、50°~80°の温度範囲内で実施する。
本発明のさらなる態様は、式(V)
Figure 0007001699000007
〔式中、ラジカルRは、非置換(C-C12)-アルキル又は非置換ベンジルである〕
で表されるイミダゾールの、式(I)
Figure 0007001699000008
で表される化合物を調製するための使用に関する。
好ましいのは、式(V)〔式中、Rは、非置換(C-C)-アルキルである〕で表されるイミダゾールの使用である。
特に好ましいのは、式(V)〔式中、Rは、非分枝鎖で非置換の(C-C)-アルキル、即ち、メチル、エチル、n-プロピル又はn-ブチルである〕で表されるイミダゾールの使用である。
最も好ましいのは、式(V)〔式中、Rは、メチルである〕で表されるイミダゾールの使用である。
実施例:
本発明による調製方法は、ワンポット法として実施することができるか、又は、2段階反応として実施することができる。
ワンポット法においては、全ての化学物質を有機溶媒の中で混合させ、次いで、撹拌しながら加熱する。当該反応の発熱をより良好に制御するためには、例えば、式(III)、式(IV)及び式(V)で表される試薬を最初にアセトニトリルに装入し、次いで、その反応温度で、溶液としての式(II)で表される塩化スルホニルをゆっくりと計量供給することも適切である
反応中に、該活性成分又はその塩は反応混合物から沈殿し、そして、それは、その後、簡単に濾過することができる。
当該活性成分を不溶性のLi塩、Na塩、K塩又はCa塩として単離するために、反応の終わりに、その混合物にLiOH、KCO、NaHCO、NaOH、NaCO、CaCO又はKOHなどの無機塩基を添加するのが特に有利である。NaHCOを使用するのが好ましい。このようにして、当該活性成分を非常に高い純度で単離することが可能である。
使用する塩基の量は、該反応を実施するときに使用するシアン酸金属塩の量に依存する。1当量(eq)のみのNaOCNを使用する場合、該活性成分を完全に塩に変換させるためには、対応するように、1eq.の塩基が必要である(実施例1)。例えば、2eqのシアン酸金属塩(例えば、2eqのNaOCN)を使用して該反応を実施する場合、追加の塩基は必要ではない(cf. 実施例3)。
該塩を酸(例えば、HCl、HSO)で処理することによって、該活性成分が放出され、濾過後に単離される。
式(VI)で表されるスルホニルイソシアネートを生成させるために、最初に、式(II)で表される化合物を式(V)で表される化合物の存在下でMeOCNと反応させることも可能である。次いで、第2段階において、そのスルホニルイソシアナートを、場合により前もって単離することなく、式(IV)で表される5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンと反応させる。
段階1の後におけるスルホニルイソシアネートの含有量の分析、確認及び決定は、式(VII)で表される対応するカルバメートを生成させるためのメタノールによる誘導体化に基づいている。
Figure 0007001699000009
必要に応じて、該イソシアネートを、減圧蒸留によって単離及び精製することができる。
Figure 0007001699000010
上記表は、本発明による方法を使用し且つN-ブチルイミダゾール及びN-メチルイミダゾールを使用した場合のチエンカルバゾン-メチルの収率が、他の窒素塩基と比較して予想外に高いことを立証している。対照的に、比較として窒素塩基トリブチルアミンを使用する場合、目標生成物のチエンカルバゾン-メチルは、液体クロマトグラフィー(LC)により低い%範囲内で検出可能である。酸結合剤カリウムtert-ブトキシド(KOtBu)を使用する場合、生成物の検出は不可能である。
合成実施例
実施例1
4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル(ワンポット法)
200mLのアセトニトリルの中に、25.4gの4-(クロロスルホニル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル、6.5gのNaOCN、12.9gのN-メチルイミダゾール及び12.9gの5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンを最初に装入し、70℃まで加熱する。その混合物を撹拌しながら同温度で12時間加熱し、そして、20℃まで冷却した。
その混合物に8.5gのNaHCOを添加し、その懸濁液を、さらに、20℃で3時間撹拌した。その沈澱物を濾過し、50mLの10% HCl及び100mLの水で洗浄し、50℃で乾燥させた。これによって、31.6gの4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルが得られた(理論値の80%、融点201℃、及び、純度99%)。
実施例2
4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル(ワンポット法)
220mLのアセトニトリルの中に、25.4gの4-(クロロスルホニル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル、11.7gのNaOCN、8.2gのN-メチルイミダゾール及び12.9gの5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンを最初に装入し、70℃まで加熱する。その混合物を撹拌しながら同温度で18時間加熱し、そして、20℃まで冷却した。その混合物に1.7gのNaHCOを添加し、その懸濁液を、さらに、20℃で2時間撹拌した。その混合物を60℃まで加熱し、その沈澱物を濾過し、50mLのアセトニトリルで洗浄した。その後、その沈澱物を70mLの20% HSO、100mLの熱水(70℃)及び50mLのアセトンで洗浄し、50℃で乾燥させた。これによって、31.4gの4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルが得られた(理論値の79%、純度98%)。
実施例3
4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル(ワンポット法)
200mLのアセトニトリルの中に、25.4gの4-(クロロスルホニル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル、13gのNaOCN、12.9gのN-メチルイミダゾール及び12.9gの5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンを最初に装入し、70℃まで加熱する。その混合物を撹拌しながら同温度で12時間加熱し、そして、20℃まで冷却した。
その沈澱物を濾過し、50mLの10% HCl及び100mLの水で洗浄し、50℃で乾燥させた。これによって、33.6gの4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルが得られた(理論値の84.4%、純度98%)。
実施例4
4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル(2段階法)
150mLのアセトニトリルの中に、25.4gの4-(クロロスルホニル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル、6.5gのNaOCN、12.9gのN-メチルイミダゾールを最初に装入し、その混合物を50℃で4時間加熱した。その懸濁液を、アルゴン下、ガラスフリットを通して濾過し、その濾液に、12.5gの5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンを添加した。次いで、その混合物を70℃で8時間加熱し、そして、20℃まで冷却した。
その混合物に、8gのNaHCO及び1mLの水を添加し、その懸濁液をさらに3時間撹拌した。その沈澱物を濾過し、50mLの10% HCl及び100mLの水で洗浄し、50℃で乾燥させた。これによって、29.6gの4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルが得られた(理論値の75.6%、融点201℃、及び、純度>99%)。
実施例5
4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル(2段階法)
150mLのアセトニトリルの中に、25.4gの4-(クロロスルホニル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル、11.7gのNaOCN、12.3gのN-メチルイミダゾールを最初に装入し、その混合物を50℃で4時間加熱した。その懸濁液を、アルゴン下、ガラスフリットを通して濾過し、その濾液に、12.5gの5-メトキシ-4-メチル-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オンを添加した。その後、その混合物を70℃で12時間加熱し、そして、20℃まで冷却した。
その混合物に、1.7gのNaHCO及び1mLの水を添加し、その懸濁液をさらに3時間撹拌した。その沈澱物を濾過し、50mLの10% HCl及び100mLの水で洗浄し、50℃で乾燥させた。これによって、30.5gの4-[(4,5-ジヒドロ-3-メトキシ-4-メチル-5-オキソ-1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル)カルボニル)スルファモイル]-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルが得られた(理論値の77%、及び、純度98%)。
実施例6
4-(メトキシカルボニルスルファモイル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル
150mLのアセトニトリルの中に、25.4gの4-(クロロスルホニル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチル、6.5gのNaOCN、12.9gのN-メチルイミダゾールを最初に装入し、その混合物を50℃で4時間加熱した。その懸濁液を、アルゴン下、ガラスフリットを通して濾過し、30mLのメタノールを添加した。1時間経過した後、その溶液を完全に濃縮し、その沈澱物を水で洗浄し、乾燥させた。これによって、24gの4-(メトキシカルボニルスルファモイル)-5-メチルチオフェン-3-カルボン酸メチルが得られた(1 H NMR: (d6 DMSO) 2.72 (s), 3.62 (s), 3.79 (s), 8.01 (s), 12 .01 (s) ppm)。

Claims (15)

  1. 式(I)
    Figure 0007001699000011
    で表される化合物を調製する方法であって、式(II)
    Figure 0007001699000012
    で表される化合物を、式(III)
    Figure 0007001699000013
    〔式中、Meは、Li、Na、K又はCsである〕
    で表されるシアン酸金属塩、及び、式(IV)
    Figure 0007001699000014
    で表される化合物と反応させ、ここで、該反応を、式(V)
    Figure 0007001699000015
    〔式中、ラジカルRは、置換されていない(C-C12)-アルキル又は置換されていないベンジルである〕
    で表されるイミダゾールの存在下で実施する、前記調製方法。
  2. が、置換されていない(C-C)-アルキル又は置換されていないベンジルであることを特徴とする、請求項1に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  3. が、置換されていない(C-C)-アルキルであることを特徴とする、請求項2に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  4. が、メチル、エチル、n-プロピル又はn-ブチルであることを特徴とする、請求項3に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  5. がメチルであることを特徴とする、請求項4に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  6. 式MeOCN(III)で表される化合物におけるMeが、Na又はKであることを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  7. 前記反応を、アセトニトリル、ブチロニトリル、テトラヒドロフラン(THF)、メチル-THF、ジメトキシエタン、スルホラン、ジメチルホルムアミド及びジメチルアセトアミドからなる群から選択される極性溶媒の中で実施することを特徴とする、請求項1~6のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  8. 前記反応を、アセトニトリルとTHFからなる溶媒混合物の中で実施することを特徴とする、請求項1~6のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  9. 前記反応体の前記反応を、
    ・ 20°~110°の温度範囲内で、及び、
    ・ 3時間~24時間の反応時間で、
    実施することを特徴とする、請求項1~8のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  10. 前記反応体の前記反応を、30°~90°の温度範囲内で実施することを特徴とする、請求項9に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  11. 前記反応体の前記反応を、50°~80°の温度範囲内で実施することを特徴とする、請求項10に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  12. 式(V)
    Figure 0007001699000016
    〔式中、ラジカルRは、置換されていない(C-C12)-アルキル又は置換されていないベンジルである〕
    で表されるイミダゾールの、請求項1~9のいずれかに記載されている式(I)
    Figure 0007001699000017
    で表される化合物を調製する方法のための使用。
  13. が、置換されていない(C-C)-アルキルであることを特徴とする、請求項12に記載の式(V)で表されるイミダゾールの使用。
  14. が、メチル、エチル、n-プロピル又はn-ブチルであることを特徴とする、請求項13に記載の式(V)で表されるイミダゾールの使用。
  15. がメチルであることを特徴とする、請求項14に記載の式(V)で表されるイミダゾールの使用。
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