JP6992618B2 - ドリンクホルダ構造 - Google Patents

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Description

本開示は、引出式のドリンクホルダ構造に関する。
車両の車室内等に装備されるドリンクホルダ構造の例として、ケース内に収納されたボックス及びホルダをスライド移動して使用する引出式のドリンクホルダ構造がある。この構造では、一つの装置でドリンクホルダとして使用したり、ボックスのみを使用したり、目的に応じて使い分けることが可能である。
例えば、ドリンクホルダとして使用したいユーザは、ケースから先ずボックスを引出し、次にホルダを引出して使用する。しかし、ボックス及びホルダの双方を別々に引出す必要があるため、使い勝手が悪くなる。このため、ボックスを引出す際に、ホルダを追従させる構造にすることが考えられるが、今度はボックスのみを使用したいいユーザにとって使い勝手が悪くなる。
上記問題点から、ボックス側に設けた突起と対向させてホルダ側にも突起を設け、ボックス及びホルダをスライド移動させる際に、ホルダ側の突起がボックス側の突起を乗越えた場合はホルダがボックスの移動に追従し、突起を乗越えない場合はホルダがボックスの移動に追従しない構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-228494号公報
しかしながら、上記構成では、ホルダをケースから引出すために、予め指を掛ける領域を確保したり、引出す途中で指を掛け直したりする必要が生じる。このため、ボックスの使用スペースが十分に確保できない場合や、操作性が悪くなる場合があった。
本開示の技術は、ボックスの使用スペースを十分に確保できると共に、操作性に優れたドリンクホルダ構造を提供することを目的とする。
本開示の技術は、収納スペースを有するボックス部と、ドリンクの容器を保持するホルダ部と、前記ボックス部及び前記ホルダ部を収納するケース部と、を備え、前記ボックス部及び前記ホルダ部は、前記ケース部から引出可能かつ前記ケース部へ収納可能に設けられ、さらに、前記ホルダ部は、前記ケース部に対して上向きに回動可能に設けられている、ことを特徴とする。
前記ケース部の側面に、前記ホルダ部が引出され又は収納される際の上下方向の動きを規制する溝部が設けられ、他方、前記ホルダ部の側面に、前記溝部と嵌合する突起部が設けられ、前記突起部を回転中心として前記ホルダ部が前記ケース部に対して上向きに回動する、ことができる。
前記溝部は、ループ状に形成されたループ部を有することができ、また、前記溝部は、溝幅が拡大された拡幅部を有することができる。
前記ホルダ部は、引出される側の前側部と収納される側の後側部とに分離され、前記前側部が前記後側部に対して上向きに回動可能に設けられていてもよい
本開示の技術によれば、ボックスの使用スペースを十分に確保できると共に、操作性に優れたドリンクホルダ構造を提供することができる。
本実施形態に係るドリンクホルダ構造の斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の分解斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造のボックス部の斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造のホルダ部を裏側から見た斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の係合機構の動作を説明する側面図であり、(A)は非係合時の状態、(B)は係合時の状態を示す。 従来のホルダ引出方法の一例(上側引出例)を示す概略図である。 従来のホルダ引出方法の他の例(下側引出例)を示す概略図であり、(A)は引出当初の状態、(B)は引出途中の状態、(C)は引出途中の状態を示す。 本実施形態に係るホルダ引出方法を示す側面図であり、(A)はホルダ部の引上時、(B)はホルダ部の下降時、(C)はホルダ部の押込時を示す。 他の実施形態に係るドリンクホルダ構造のケース部の斜視図である。 更に他の実施形態に係るドリンクホルダ構造のホルダ部の斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係るドリンクホルダ構造について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[本実施形態の構造]
(全体構造)
図1は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の斜視図である。
ドリンクホルダ構造1は、収納スペースを有するボックス部10と、ドリンクの容器を保持するためのホルダ部20と、ボックス部10及びホルダ部20を収納するケース部30とを備えている。図1では、ドリンクホルダとして使用する状態を示しており、ボックス部10及びホルダ部20がケース部30から引出されている。これに対して、ボックス部10やホルダ部20を使用しない場合は、これらがケース部30内に収納される。なお、本明細書において、ボックス部10及びホルダ部20を引出す側を前側、ケース部30へ収納する側を後側として説明する。
図2は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の分解斜視図である。
本図に従って、ボックス部10、ホルダ部20及びケース部30の詳細について順に説明する。
(ボックス部10)
ボックス部10は、前壁11、左側壁12、右側壁13、底面15及び後壁18を有し、箱形状に形成されている。また、前壁11と後壁18との間には中間壁14が設けられ、前壁11、左側壁12、右側壁13及び中間壁14で区画される領域が収納スペースとしての収納部16とされる。また、左側壁12の下部にはボックス部10をケース部30からスライド移動させるために、スライド方向に沿って、ガイド凸部12aが設けられている。さらに、左側壁12の中央部には凹部機構17が形成されている。この凹部機構17の構造の詳細については後述する。また、図示されていないが、右側壁13においても左側壁12と同様に、下部にはガイド凸部が形成され、中央部には凹部機構が形成されている。
(ホルダ部20)
ホルダ部20は、ドリンクの容器を支持する支持部21と、支持部21とは段差を設けて形成された基部22とを有し、これらが左側面24及び右側面25(図4参照)によって連結されている。また、支持部21には、ドリンクの容器を保持するための保持孔26が形成されている。保持孔26は、2つのドリンクの容器を保持するために、2つの円が連結した孔形状とされているが、保持する物の形態や個数に応じて単独の円形状や他の形状にすることもできる。
また、左側面24においては、その後側の下部に下突起24aが設けられ、下突起24aの位置から更に後側の所定距離だけ離間した位置の上部に、上突起24bが設けられている。さらに、左側面24の中央部には、凹部機構17と係合する凸部機構27が設けられている。この凸部機構27の構造の詳細については後述する。また、図示されていないが、右側面25においても左側面24と同様に、下突起、上突起及び凸部機構が形成されている。
(ケース部30)
ケース部30は、底面31と、上面32と、左側面33と、右側面34とを有し、これらの面によって区画された領域がボックス・ホルダ収納部35とされる。ケース部30は、その前端と後端が開口されている。また、上面32は段差状に形成され、前側の高部面32aと後側の低部面32bとを有する。
左側面33には、前側から後側へのほぼ全域にわたって、2つのガイド溝36,37が設けられている。このうち、下側ガイド溝36は、ホルダ部20の左側面24に設けられた下突起24aと嵌合し、他方、上側ガイド溝37は上突起24bと嵌合する。下側ガイド溝36及び上側ガイド溝37は、共に、ホルダ部20がスライド移動する際に上下方向の動きを規制する。
また、上側ガイド溝37は、直線部38とループ部39とを有する。直線部38は、ホルダ部20の引出時におけるホルタ部20の上下方向の動きを規制し、ループ部39は、後述する引上時及び押込時におけるホルタ部20の上下方向の動きを規制する。ループ部39は、ホルダ部20の引上時における動きを規制する引上用溝39aと、ホルダ部20の押込時における動きを規制する押込用溝39bを含む。
また、左側面33の内側には、スライド移動方向に沿ってガイド凹部33aが形成されている。ガイド凹部33aは、ボックス部10の左側壁12に設けられたガイド凸部12aと嵌合し、ボックス部10がスライド移動する際の上下方向の動きを規制する。
また、図面では示していないが、右側面34においても左側面33と同様に、下側ガイド溝、上側ガイド溝及びガイド凹部を有している。
(凹部機構17)
図3は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造のボックス部の斜視図である。
ボックス部10の左側壁12は、その主要面を構成する基面12bと、基面12bとは異なる面であって、基面12bよりも内側に形成された従面12cとを含んでいる。基面12bと従面12cとの境界部(即ち、段差部)には、上下方向に延びる鉛直溝12dが形成されている。鉛直溝12dは、凹部機構17をなし、後述するホルダ部20の凸部機構27と係合するように構成されている。また、図面では示していないが、右側壁13においても左側壁12と同様に、基面と該基面よりも内側に形成された従面とを有し、それらの境界部には鉛直溝が形成され、凹部機構とされている。
なお、本実施形態では、凹部機構17の具体例として鉛直溝12dの構造を示したが、これには限定されず、L字形状等の所定形状を有する溝や貫通孔であってもよい。
(凸部機構27)
図4は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造のホルダ部を裏側から見た斜視図である。
ホルダ部20の左側面24の中央部には、その一部が内側に屈曲されて、リブ24cが形成されている。リブ24cは、凸部機構27をなし、ボックス部10の左側壁12に形成された凹部機構17の鉛直溝12dと係合する。同様に、ホルダ部20の右側面25の中央部には、その一部が内側に折り曲げられて、リブ25cが形成されている。リブ25cも凸部機構27をなし、ボックス部10の右側壁13に形成された凹部機構の鉛直溝(不図示)と係合する。
なお、本実施形態では、凸部機構27の具体例としてリブ24c,25cの構造を示したが、これには限定されず、左側面24(あるいは右側面25)と一体的に形成された突起や左側面24(あるいは右側面25)の内側表面に設けられた突起物であってもよい。
また、図4に示すように、ホルダ部20の基部22の裏面側には、上下方向に延びるストッパ28が形成されている。ストッパ28は、以下のようにストッパとしての機能を有する。即ち、ホルダ部20がケース部30から引出されてスライド移動する際に、ホルダ部20のストッパ28がボックス部10の中間壁14に当接すると、ホルダ部20の移動が抑止される。
(凹部機構17及び凸部機構27による係合機構の動作)
図5は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の係合機構の動作を説明する側面図であり、(A)は非係合時の状態、(B)は係合時の状態を示す。
図5(A)において、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24aは、ケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝36の最前端に位置している。即ち、図5(A)に示す状態は、ホルダ部20がケース部30から最も引き出された状態である。この状態の時、ホルダ部20の凸部機構27をなすリブ24c(図4参照)は、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dよりも後側に位置しており、リブ24cと鉛直溝12dとは係合していない。この状態から、ボックス部10を後側に移動させると、鉛直溝12dの位置が後側に移動してリブ24cの位置と重なる結果、リブ24cは図5(A)の矢印に示す通り鉛直溝12d内を下方に移動して係止し、図5(B)に示す如く係合状態となる。
[従来の引出方法の問題点]
次に、従来の引出式ドリンクホルダ構造を用いてホルダを引出す場合の問題点について説明する。
図6は、従来のホルダ引出方法の一例(上側引出例)を示す概略図である。この方法は、ホルダ部120の上側から指を引っ掛けてホルダ部120を引出す方法である。しかし、この方法では、ホルダ部120に指を掛けるため、予めケース部130からホルダ部120をスペースL分引出しておく必要がある。このため、ボックス部110の収納スペースが減少してしまい、使い勝手が悪くなる。
これに対して、図7は、従来のホルダ引出方法の他の例(下側引出例)を示す概略図である。この方法は、ホルダ部120の下側から指を引っ掛けてホルダ部120を引出す方法である。この方法では、ホルダ部120がケース部130に完全に収納されている状態であっても指を掛けることができるので(図7(A)参照)、上記の上側引出例のように予めケース部130からホルダ部120をスペースL分引出しておく必要はない。しかし、指をホルダ部120の下側に掛けたまま引出すと、指とボックス部110の先端部とがぶつかり、最後まで引き出すことができない(図7(B)参照)。従って、この方法では、引出す途中で指を上から掛け直して最後まで引き出すことが必要となり(図7(C)参照)、操作性が悪くなってしまう。
[本実施形態に係るホルダ引出方法]
図8は、本実施形態に係るホルダ引出方法を示す側面図である。
本実施形態に係るホルダ引出方法では、予めケース部30からボックス部10を引出しておき、先ず、ホルダ部20先端の爪部23の下側に指を引っ掛けてホルダ部20を引出す。この際、指に軽く上向きの力を与えながらホルダ部20の引出しを行う。引出中、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24a及び上突起24bは、図8(A)の矢印に示すように、それぞれケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝36及び上側ガイド溝37に沿って移動する。上突起24bは、先ず上側ガイド溝37の直線部38に沿って移動するため、ホルダ部20は水平にスライド移動する。上突起24bは、その後、ループ部39の引上用溝39aに沿って移動するため、ホルダ部20の爪部23の位置は上向きに上昇する(図8(A)参照)。上突起24bがループ部39の引上用溝39aに沿って移動できる間は、ホルダ部20は、上突起24bを回転中心としてケース部30に対して上向きに回動可能な状態となっている。このため、ホルダ部20のボックス部10に対する傾斜角度を変えることによって、ホルダ部20の爪部23の下側に掛けた指がボックス部10の前壁11と衝突することを防止できる。
次に、図8(B)に示すように、ホルダ部20をケース部30から完全に引出した後、ホルダ部20の爪部23を下向きに下降させる。即ち、ホルダ部20を、上突起24bを中心としてケース部30に対して下向きに回動させる。なお、この状態では、ホルダ部20の下突起24a及び上突起24bは、それぞれケース部30の下側ガイド溝36及び上側ガイド溝37の最前端に位置している。
ホルダ部20を収納する場合は、図8(C)に示すように、ホルダ部20をケース30の方向へと水平方向に押込む。この際、上突起24bは、図8(C)の矢印に示すように、ループ部39の収納用溝39bに沿って移動した後、直線部38に沿って後端へと移動する。他方、下突起24aも、図8(C)の矢印に示すように、下側ガイド溝36に沿って後端へと移動する。
[本実施形態の効果]
本実施形態に係るドリンクホルダ構造では、ホルダ部20の下突起24aと嵌合する下側ガイド溝36と、上突起24bと嵌合する上側ガイド溝37とが設けられている。また、上側ガイド溝37はループ部39を有し、ループ部39は、ホルダ部20の引上時における動きを規制する引上用溝39aと、ホルダ部20の押込時における動きを規制する押込用溝39bの2つの形状の異なる溝を含んでいる。
このため、上突起24bが引上用溝39aに沿って移動できる間は、ホルダ部20は、上突起24bを回転中心としてケース部30に対して上向きに回動可能な状態となる。よって、ホルダ部20のボックス部10に対する傾斜角度を変えることにより、ホルダ部20の爪部23の下側に掛けた指がボックス部10の前壁11と衝突することを防止できる。
従って、従来例のように、ホルダ部20の爪部23の下側に掛けた指を途中で上側に掛け直す必要がなく、そのまま最後まで引出しても指がボックス部10の前壁11と衝突することがない。このため、1アクションで最後までホルダ部20の引出操作が可能となり、操作性が向上する。このように、ユーザが特に意識すること無く、わずらわしい操作から開放される。
また、本実施形態に係るドリンクホルダ構造では、上記の通り、ホルダ部20の爪部23を有しているので、爪部23の下側から指を掛けることができ、ホルダ部20の上側から指を掛ける必要がない。このため、ケース部30からホルダ部20を予め引出しておく必要もなく、ボックス部10の収納部16を最大限に利用することができる。
[他の実施形態]
以上、本開示の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、ケース部30の上側ガイド溝37の一部にループ部39を設けたが、図9に示すケース部30’のように、ループ部39に代えて、溝幅が直線部38に比べて拡大された拡幅部39’を設けてもよい。この構成においても、ループ部39を設けた場合と同様に、ホルダ部20がケース部30に対して上向きに回動可能となる。
また、本実施形態では、ケース部30の上側ガイド溝37の一部にループ部39を設けたが、上側ガイド溝37の形状と下側ガイド溝36の形状を入れ換えて、下側ガイド溝36にループ部39あるいは拡幅部39’を設けることもできる。この場合は、回転中心となるホルダ部20の突起が上突起24bから下突起24aに替わり、ホルダ部20の回動可能領域も変わってくる。従って、ホルダ部20の回動可動領域を確保するために、必要に応じてケース部30の端部に切欠き等を設けてもよい。
さらに、本実施形態では、ホルダ部20の下突起24aと嵌合する下側ガイド溝36と、上突起24bと嵌合する上側ガイド溝37の2本のガイド溝をケース部30の側面に設けたが、ホルダ部20に設ける突起を1個のみとし、この突起と嵌合する1本のガイド溝のみをケース部30の側面に設けることもできる。この場合は、ループ部39又は拡幅部39’のような形状を設けずに直線部38のみでも、直線部38の任意の箇所で、上記突起を回転中心としてケース部30に対してホルダ部20が回動可能な状態となる。但し、図8(B)に示すように、ホルダ部20をボックス部10に下降させる際に、ホルダ部20の位置が安定しなくなるため、固定部材等により別途固定することが好ましい。
また、ユーザが意図的にホルダ部20を回動させなくても、ホルダ部20をケース部30から水平方向に引出している段階で、ホルダ部20の回動を許容するように、ガイド溝の形状を適宜変更してもよい。
さらに、ケース部30に設けたガイド溝の形状を変えるだけでなく、図10に示すホルダ部20’のように、ホルダを支持部(前側部)21と基部(後側部)22の2つに分離し、基部22の側面側に設けられた突起22bを支持部21の側面側に設けられた貫通孔21bに嵌め込むことによって、ホルダ部20の支持部21を基部22に対して回動可能にすることもできる。
また、本実施形態に係るドリンクホルダ構造は、車両の車室内に装備される用途だけでなく、車両以外の飲食店や休憩場所等のデスク等に用いられるものであってもよい。
1 ドリンクホルダ構造
10 ボックス部
11 前壁
12 左側壁
12a ガイド凸部
12b 基面
12c 従面
12d 鉛直溝
13 右側壁
13b 基壁
13c 従壁
14 中間壁
15 底面
16 収納部
17 凹部機構
18 後壁
20,20’ ホルダ部
21 支持部(前側部)
21a 支持側面部
21b 貫通孔
22 基部(後側部)
22a 側面部
22b 突起部
23 爪部
24 左側面
24a 下突起(突起部)
24b 上突起(突起部)
24c リブ
25 右側面
25c リブ
26 ドリンク収納部
27 凸部機構
28 ストッパ
30 ケース部
31 底面
32 上面
32a 高部面
32b 低部面
33 左側面
33a ガイド凹部
34 右側面
35 ボックス・ホルダ収納部
36 下側ガイド溝(溝部)
37,37’ 上側ガイド溝(溝部)
38 直線部
39 ループ部
39’ 拡幅部
39a 引上用溝
39b 押込用溝

Claims (5)

  1. 収納スペースを有するボックス部と、
    ドリンクの容器を保持するホルダ部と、
    前記ボックス部及び前記ホルダ部を収納するケース部と、を備え、
    前記ボックス部及び前記ホルダ部は、前記ケース部から引出可能かつ前記ケース部へ収納可能に設けられ、
    さらに、前記ホルダ部は、前記ケース部に対して上向きに回動可能に設けられている、
    ことを特徴とするドリンクホルダ構造。
  2. 前記ケース部の側面に、前記ホルダ部が引出され又は収納される際の上下方向の動きを規制する溝部が設けられ、他方、前記ホルダ部の側面に、前記溝部と嵌合する突起部が設けられ、
    前記突起部を回転中心として前記ホルダ部が前記ケース部に対して上向きに回動する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドリンクホルダ構造。
  3. 前記溝部は、ループ状に形成されたループ部を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のドリンクホルダ構造。
  4. 前記溝部は、溝幅が拡大された拡幅部を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のドリンクホルダ構造。
  5. 前記ホルダ部は、引出される側の前側部と収納される側の後側部とに分離され、前記前側部が前記後側部に対して上向きに回動可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドリンクホルダ構造。
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