JP2015039533A - ドリンクホルダー - Google Patents

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JP2015039533A JP2013172176A JP2013172176A JP2015039533A JP 2015039533 A JP2015039533 A JP 2015039533A JP 2013172176 A JP2013172176 A JP 2013172176A JP 2013172176 A JP2013172176 A JP 2013172176A JP 2015039533 A JP2015039533 A JP 2015039533A
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順司 辻本
Junji Tsujimoto
順司 辻本
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Abstract

【課題】左側用と右側用の判別が容易で、かつ、容器を確実に保持し得るドリンクホルダーを提供する。【解決手段】ケーシング3と固定水平軸部と可動引出部材2と回転体5とを備え、ガイド筒部21に固定水平軸部を挿通すると共に回転体5を可動引出部材2に回転自在に保持させる。固定水平軸部は、先端部近傍に2個の小凸部を有し、かつ、ガイド筒部21の内周面に螺旋状凹溝部が形成される。可動引出部材2が収納状態から引出される際、小凸部に対して凹溝部が摺接して回転体5が90度回転しつつ引出し状態となって枠部20が左右一側方に偏在して水平状姿勢となる。可動引出部材2が引出し状態から収納される際、小凸部に対して凹溝部が摺接して回転体5を逆方向に90度回転させ収納状態で枠部20が鉛直状姿勢となるように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ドリンクホルダーに関する。
従来、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機の間柱に配設され、飲料用のカップや缶、又は、ペットボトル等の容器を保持するドリンクホルダーが提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−201917号公報
しかし、従来のドリンクホルダーは、容器を保持するリング状部材が、左右方向中央位置に配置され、左側用と右側用の区別が無かった。よって、遊技機の使用者が、どちら側のドリンクホルダーを使用すれば良いのか判らずに、間違って使用してしまう虞れがあった。また、例えば、パチンコ機の操作部が右端に設けられている場合、容器が間柱から左側に食みだしていると、操作の邪魔になるという欠点があった。
また、リング状部材の高さが低く、ペットボトル等の背の高い容器を確実に保持することができないという欠点があった。
そこで、本発明は、左側用と右側用の判別が容易で、かつ、容器を確実に保持し得るドリンクホルダーを提供することを目的とする。
本発明に係るドリンクホルダーは、隣り合う遊技機の間に配設された間柱に装着されるドリンクホルダーであって、前方開口部を有する縦長直方体形状のケーシングと、該ケーシングに内設される固定水平軸部と、上記ケーシングに収納自在に上記前方開口部から装入される可動引出部材と、容器保持用枠部にガイド筒部が延設された略P字形状の回転体とを、備え、上記ガイド筒部に上記固定水平軸部を挿通すると共に上記回転体を上記可動引出部材に回転自在に保持させ、上記固定水平軸部は、先端部近傍に2個の小凸部を有し、かつ、上記ガイド筒部の内周面に螺旋状凹溝部が形成され、上記可動引出部材が収納状態から引出される際、上記小凸部に対して上記凹溝部が摺接して上記回転体が90度回転しつつ引出し状態となって上記枠部が左右一側方に偏在して水平状姿勢となり、上記可動引出部材が上記引出し状態から収納される際、上記小凸部に対して上記凹溝部が摺接して上記回転体を逆方向に90度回転させ収納状態で上記枠部が鉛直状姿勢となるように構成されたものである。
また、上記可動引出部材の下部に、容器下部支持用の揺動アーム部が水平面内で揺動自在に取着され、上記可動引出部材が上記収納状態から引出される際、上記揺動アーム部が上記左右一側方に揺動して上記容器保持用枠部の下方位置に展開するように構成されているものである。
また、上記可動引出部材の左右両側に上記揺動アーム部を付替可能とし、左側用と右側用の両方向で使用可能として構成されているものである。
本発明のドリンクホルダーによれば、引出し状態で、容器保持用枠部が、左側方か右側方のどちらか一方に偏在して、左側用か右側用かを容易に判別できる。よって、遊技機の使用者が、自分の使用すべき側のドリンクホルダーを正しく使用できる。また、狭小なスペースで区切られた隣接する遊技機間に於て、幅寸法を小さく設計でき、かつ、容器保持用枠部が隣の使用者の邪魔になることを防止できる。また、ペットボトル等の背の高い容器であっても、枠部が、容器の上下方向中間位置を包囲状に支持し、確実に保持できる。
本発明のドリンクホルダーの収納状態を示した斜視図である。 本発明のドリンクホルダーの引出し状態を示した斜視図である。 本発明のドリンクホルダーの分解図である。 本発明のドリンクホルダーの引出し状態を示した説明図であり、(a)は平面説明図であり、(b)は正面説明図であり、(c)は一部破断側面説明図である。 本発明のドリンクホルダーの作用を説明するための図であり、(a)は一部破断平面図であり、(b)一部破断斜視図である。 本発明のドリンクホルダーの作用を説明するための図であり、(a)は一部破断平面図であり、(b)一部破断斜視図である。 本発明のドリンクホルダーの作用を説明するための図であり、(a)は一部破断平面図であり、(b)一部破断斜視図である。 本発明のドリンクホルダーの作用を説明するための図であり、(a)は一部破断平面図であり、(b)一部破断斜視図である。 本発明のドリンクホルダーが装着される遊技機の間柱を例示した正面図である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図9に示すように、本発明のドリンクホルダーAは、隣り合う遊技機P,Pの間に配設された間柱50に装着され、図例中央位置のドリンクホルダーAのように、引出し状態とし、カップや缶、又は、ペットボトル等の大小様々な飲料用の容器Cを保持できるように構成されている。なお、一般的に、遊技機Pがパチンコ機である場合は、使用者は遊技機Pに向かって左側のドリンクホルダーAを使用し、遊技機Pがスロットマシーンである場合は、使用者は遊技機Pに向かって右側のドリンクホルダーAを使用する。
図1〜図3に示すように、本発明のドリンクホルダーは、前方開口部6を有する縦長直方体形状のケーシング3と、ケーシング3に内設される固定水平軸部1と、ケーシング3に収納自在に前方開口部6から装入される可動引出部材2と、容器保持用枠部20にガイド筒部21が延設された略P字形状の回転体5とを、備え、ガイド筒部21に、固定水平軸部1を挿通すると共に回転体5を可動引出部材2に回転自在に保持させている。
ケーシング3は、2つの分割部品から成り、弾性爪の係合とビス止めにより分割部品を組合せて固着している。ケーシング3の左右両側壁には、前後方向のスリット部30,30が上下2箇所に形成されている。
固定水平軸部1は、基端部1Bがケーシング3の(2つの)分割部品間に挟まれて、ビスB,Bによって一体に固着されている。固定水平軸部1は、ケーシング3の内部にて、片持ち梁状に支持されている。
可動引出部材2は、前方突出状の把手24が形成された前壁部25と、上端に筒保持部26が形成された後壁部27とを、有し、前壁部25と後壁部27が下壁部28によって連結されている。後壁部27は、筒保持部26の近傍で上下方向中間部に左右一対の突片27A,27Aを有し、下部に左右一対の突片27B,27Bを有している。ケーシング3に対して可動引出部材2の収納・引出しを行う際、中間部の突片27A,27Aは、ケーシング3の上側のスリット部30に内方から挿入されてガイドされ、下部の突片27B,27Bは、ケーシング3の下側のスリット部30に内方から挿入されてガイドされて、可動引出部材2が前後方向スライド自在に保持される。可動引出部材2は、回転体5の前端部を前壁部25の後ろ面に枢着して連結すると共に、筒保持部26にてガイド筒部21を支持し、回転体5を回転自在に保持している。
固定水平軸部1は、先端部1A近傍に、2個の小凸部11,11を有し、かつ、回転体5のガイド筒部21の内周面に螺旋状凹溝部22,22が形成されている。
回転体5は、略D字状に形成された枠部20と、枠部20に一体状に連結されたガイド筒部21とをもって、略P字形状となるように形成されている。ガイド筒部21は、枠部20に一体成形された第1半筒体21Aと、半筒体21Aと組合されて円筒を形成する第2半筒体21Bとを、有し、第1半筒体21A・第2半筒体21B間に内装される一対のガイド片12,12を具備している。ガイド片12,12は、同一形状の2枚の弯曲板片から成り、2枚を組み合わせると螺旋状のスリットが形成されるように構成されている。このガイド片12,12の凹面どうしを対面させて相互に非接触状に近接させ、第1半筒体21Aと第2半筒体21Bの間に内装して、ガイド筒部21の内周面に螺旋状凹溝部22,22が形成される。
凹溝部22,22は、ガイド筒部21内で軸心を中心として回転対称位置に形成され、ガイド筒部21の入口から出口までの間で、90度捩じるように弯曲している。
可動引出部材2の下部には、容器下部支持用の揺動アーム部4が水平面内で揺動自在に取着されている。
揺動アーム部4は、基端部4Bの左右両側面に突起部14を有し、かつ、基端部4Bに上下方向の孔部40が形成されている。図1〜図3に於て、揺動アーム部4は、可動引出部材2の下部右側面に取着される第1取付部材41と、可動引出部材2の下部左側面に取着される第2取付部材42とによって支持され、孔部40に上下から軸部が挿入され、水平面内で右側に揺動自在に枢着されている。なお、可動引出部材2の下部には、窓部29が開設され、揺動アーム部4の(左側の)突起部14が窓部29内に差込まれ、さらに、第2取付部材42が窓部29に挿通され可動引出部材2の右側で揺動アーム部4を下から支持している。
本発明のドリンクホルダーは、可動引出部材2の左右両側に揺動アーム部4を付替可能として構成されている。
図示省略するが、第1取付部材41を可動引出部材2の下部左側面に取着し、第2取付部材42を可動引出部材2の下部右側面に取着して、揺動アーム部4を左側にて揺動可能として取着する(付替える)。なお、図1〜図3に於て、回転体5は、引出し状態で、枠部20を右側方に展開するように構成されているが、(ガイド片12,12を交換して)ガイド筒部21の螺旋状凹溝部22,22の捩じりの向きを逆方向とすれば、枠部20を左側方に展開するように構成できる。
つまり、本発明のドリンクホルダーは、ガイド片12,12を除いて、ほぼ全部品を共通部品として、左側用と右側用の両方向で使用可能に構成されている。即ち、遊技機Pがパチンコ機である場合には、枠部20が右側方に展開する形態とし、また、遊技機Pがスロットマシーンである場合には、枠部20を左側方に展開する形態として、左右両方向での使用に対応可能である。
上述した本発明のドリンクホルダーの使用方法(作用)について説明する。
図5に示すように、可動引出部材2が収納状態から引出される際、固定水平軸部1に沿ってガイド筒部21が案内されてスライドし、先端部1Aの小凸部11,11に凹溝部22,22が外嵌する。
次に、図6では、可動引出部材2がさらに引出され、小凸部11,11に対して螺旋状凹溝部22,22が摺接して、回転体5が回転する。回転体5の回転に伴って、枠部20が右側に揺動する。
次に、図7に示すように、可動引出部材2が前方へ引出されるのに伴って、回転体5がさらに回転し、枠部20が(右側に大きく)展開する。
そして、図8に於て、回転体5が90度回転し、引出し状態となって、枠部20が右側方に揺動して水平状姿勢となる。この際、揺動アーム部4は、突起部14がケーシング3の前方開口部6の周縁部に当接して、右側に(自動的に)揺動し、展開状となる。
図4に示すように、引出し状態に於て、容器保持用枠部20が揺動して右側方に偏在し、これと同時に、揺動アーム部4が右側方に揺動して枠部20の下方位置に(自動的に)展開する。引出し状態で、枠部20の上方から飲料容器Cを挿入し、飲料容器Cを揺動アーム部4上に載置して、(右側寄りに)保持する(図9参照)。
可動引出部材2が引出し状態から収納される際は、図8から図5に示すように、小凸部11,11に対して凹溝部22,22が摺接して、回転体5を逆方向に90度回転させ、収納状態で枠部20が鉛直状姿勢となる。この際、揺動アーム部4は、ケーシング3の前方開口部6に当接して、内側に収納される。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、可動引出部材2は、把手24を他の形状としても良い。
以上のように、本発明に係るドリンクホルダーは、隣り合う遊技機P,Pの間に配設された間柱50に装着されるドリンクホルダーであって、前方開口部6を有する縦長直方体形状のケーシング3と、ケーシング3に内設される固定水平軸部1と、ケーシング3に収納自在に前方開口部6から装入される可動引出部材2と、容器保持用枠部20にガイド筒部21が延設された略P字形状の回転体5とを、備え、ガイド筒部21に固定水平軸部1を挿通すると共に回転体5を可動引出部材2に回転自在に保持させ、固定水平軸部1は、先端部1A近傍に2個の小凸部11,11を有し、かつ、ガイド筒部21の内周面に螺旋状凹溝部22,22が形成され、可動引出部材2が収納状態から引出される際、小凸部11,11に対して凹溝部22,22が摺接して回転体5が90度回転しつつ引出し状態となって枠部20が左右一側方に偏在して水平状姿勢となり、可動引出部材2が引出し状態から収納される際、小凸部11,11に対して凹溝部22,22が摺接して回転体5を逆方向に90度回転させ収納状態で枠部20が鉛直状姿勢となるように構成されたので、引出し状態で、容器保持用枠部20が、左側方か右側方のどちらか一方に偏在して、左側用か右側用かを容易に判別できる。よって、遊技機の使用者が、自分の使用すべき側のドリンクホルダーを正しく使用できる。また、狭小なスペースで区切られた隣接する遊技機間に於て、幅寸法を小さく設計でき、かつ、容器保持用枠部20が隣の使用者の邪魔になることを防止できる。また、ペットボトル等の背の高い容器であっても、枠部20が、容器の上下方向中間位置を包囲状に支持し、確実に保持できる。
また、可動引出部材2の下部に、容器下部支持用の揺動アーム部4が水平面内で揺動自在に取着され、可動引出部材2が収納状態から引出される際、揺動アーム部4が左右一側方に揺動して容器保持用枠部20の下方位置に展開するように構成されているので、枠部20に挿入された容器が倒れるのを防止し、確実に保持できる。可動引出部材2の引出しに伴って、揺動アーム部4が自動的に展開して至便であり、しかも、枠部20と干渉することなく展開・収納でき、狭幅スペースに設置できる。
また、可動引出部材2の左右両側に揺動アーム部4を付替可能とし、左側用と右側用の両方向で使用可能として構成されているので、複数台のパチンコ機の間に配設された間柱、あるいは、複数台のスロットマシーンの間に配設された間柱、の両方に装着でき、左右両方向での使用に対応できる。ガイド片12,12を除いて、ほぼ全部品を共通部品として、左側用と右側用に切換え可能であり、コストを低減できる。
1 固定水平軸部
1A 先端部
2 可動引出部材
3 ケーシング
4 揺動アーム部
5 回転体
6 前方開口部
11 小凸部
20 枠部
21 ガイド筒部
22 凹溝部
50 間柱
P 遊技機

Claims (3)

  1. 隣り合う遊技機(P)(P)の間に配設された間柱(50)に装着されるドリンクホルダーであって、
    前方開口部(6)を有する縦長直方体形状のケーシング(3)と、該ケーシング(3)に内設される固定水平軸部(1)と、上記ケーシング(3)に収納自在に上記前方開口部(6)から装入される可動引出部材(2)と、容器保持用枠部(20)にガイド筒部(21)が延設された略P字形状の回転体(5)とを、備え、上記ガイド筒部(21)に上記固定水平軸部(1)を挿通すると共に上記回転体(5)を上記可動引出部材(2)に回転自在に保持させ、
    上記固定水平軸部(1)は、先端部(1A)近傍に2個の小凸部(11)(11)を有し、かつ、上記ガイド筒部(21)の内周面に螺旋状凹溝部(22)(22)が形成され、
    上記可動引出部材(2)が収納状態から引出される際、上記小凸部(11)(11)に対して上記凹溝部(22)(22)が摺接して上記回転体(5)が90度回転しつつ引出し状態となって上記枠部(20)が左右一側方に偏在して水平状姿勢となり、上記可動引出部材(2)が上記引出し状態から収納される際、上記小凸部(11)(11)に対して上記凹溝部(22)(22)が摺接して上記回転体(5)を逆方向に90度回転させ収納状態で上記枠部(20)が鉛直状姿勢となるように構成されたことを特徴とするドリンクホルダー。
  2. 上記可動引出部材(2)の下部に、容器下部支持用の揺動アーム部(4)が水平面内で揺動自在に取着され、
    上記可動引出部材(2)が上記収納状態から引出される際、上記揺動アーム部(4)が上記左右一側方に揺動して上記容器保持用枠部(20)の下方位置に展開するように構成されている請求項1記載のドリンクホルダー。
  3. 上記可動引出部材(2)の左右両側に上記揺動アーム部(4)を付替可能とし、左側用と右側用の両方向で使用可能として構成されている請求項2記載のドリンクホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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