JP6988250B2 - 車両用開閉体装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、開閉体制御装置は、操作入力部により検出される操作入力の態様に基づいて、開閉体の作動状態を変更する。このため、当該開閉作動をよりユーザーの意図に応じた作動状態に変更することが可能である。
ユーザーが急いでいるときには、操作入力部の操作入力時間は変化すると考えられる。このため、操作入力部への操作入力時間に応じて、開閉体の開閉作動の速度を変更することにより、よりユーザーの意図に即した開閉体の開閉作動を実行できる。たとえば、ユーザーが急いでいるときには、より迅速に開閉体を開閉作動させることが好ましいので、開閉速度を速くする。
以下、車両用開閉体装置の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、車両用開閉体装置としてのパワースライドドア装置1は、開閉体としてのスライドドア2と、スライドドア2を駆動するドアアクチュエータ10と、このドアアクチュエータ10の作動を制御する開閉体制御装置としてのドアECU20(電子制御装置)と、を備えている。
詳しくは、ドアアクチュエータ10は、スライドドア2を開閉する駆動力の駆動源となるモータ11を有している。ドアECU20は、モータ11に対する駆動電力の供給を通じてドアアクチュエータ10の作動を制御する。また、ドアアクチュエータ10は、図示しない駆動ケーブルを介してスライドドア2を開閉駆動する開閉駆動部12を備えている。
つぎに、操作入力について説明する。
ユーザーが操作入力部7に対して行う操作入力は、操作入力部7を単に一度操作(押下)した場合と、操作入力部7に対して一定の操作を行った場合の2つに分けることができる。一定の操作は、操作入力部7を単に一度操作するのではなく、一手間かかるような操作である。一定の操作の一例としては、操作入力部7を長押し操作することである。
つぎに、ドアECU20により行われる、開作動中のスライドドア2を反転作動あるいは作動停止させる際の操作入力状態の判定処理の手順を説明する。ここでは、一例として、スライドドア2が開作動している場合について説明する。
ドアECU20は、スライドドア2が停止状態にある旨判定される場合(ステップS1のYES)、操作入力があるか否かを判定する(ステップS2)。なお、スライドドア2が停止状態にあるときの一例が全閉状態である。
(1)比較例として、スライドドア2の開作動中に、操作入力部7が操作されたか否かに基づいて、スライドドア2の開作動を停止させる場合、すなわち操作入力部7の操作入力の態様に応じて制御を変化させない場合には、ユーザーの意図に応じて的確にスライドドア2を開閉作動させることは困難であった。たとえば、スライドドア2の開作動中にユーザーが反転作動させたいと考えたとき、操作入力部7を操作することによりスライドドア2を所定の位置で停止させた後、再度操作入力部7を操作することによりスライドドア2を閉作動させる必要があり、手間であった。
つぎに、車両用開閉体装置の第2実施形態について説明する。ここでは、第1実施形態との違いを中心に説明する。
つぎに、ドアECU20により行われる、開作動中のスライドドア2の反転作動あるいは作動停止させる際の判定処理の手順を説明する。
ドアECU20は、スライドドア2が停止状態にある旨判定される場合(ステップS11のYES)、一定の操作入力が行われたか否かを判定する(ステップS12)。
これに対し、ドアECU20は、スライドドア2の開作動中に操作入力が行われた旨判定できない場合(ステップS18のNO)、処理を終了する。
(5)ユーザーは、スライドドア2の開作動を開始する時点で、スライドドア2の開作動中に作動を停止させるのか、あるいは反転作動させるのかを、既に決めていることもある。本実施形態では、ドアECU20は、スライドドア2が停止状態にある場合に、一定の操作入力(操作入力部7の長押し操作)があったか否かに基づいて、以後行われるスライドドア2の制御を切り分けている。
つぎに、車両用開閉体装置の第3実施形態について説明する。ここでは、第1実施形態との違いを中心に説明する。
つぎに、ドアECU20により行われる、操作入力部7の操作入力の態様に応じたスライドドア2の作動制御の変更について図5〜図7を用いて説明する。
ドアECU20は、スライドドア2が開閉作動中でない場合(ステップS21のNO)、操作入力があるか否かを判定し(ステップS22)、操作入力がある旨判定される場合(ステップS22のYES)、スライドドア作動速度可変制御を実行する(ステップS30)。
(スライドドア作動速度可変制御)
つぎに、スライドドア作動速度可変制御について、図6を用いて説明する。
ドアECU20は、操作入力部7の操作が中時間の操作でない旨判定する場合(ステップS33のNO)、すなわち操作入力部7の操作が長時間の操作である旨判定される場合、スライドドア2の開閉作動を低速作動させる(ステップS35)。
つぎに、途中停止可変制御について、図7を用いて説明する。
ドアECU20は、操作入力部7の操作が短時間の操作か否かを判定する(ステップS41)。
(7)ドアECU20は、ユーザーの操作入力部7の操作入力の態様に応じて、スライドドア2の開閉作動の作動状態を変更している。すなわち、ドアECU20は、スライドドア2が開閉作動していない(スライドドア2が停止状態にある)ときには、操作入力部7の操作入力時間に応じて、スライドドア2の開閉作動の作動速度を変更した状態で、スライドドア2を開閉作動させることができる。また、ドアECU20は、スライドドア2が開閉作動しているときには、操作入力部7の操作入力時間に応じて、スライドドア2の開閉作動中の作動停止の可否を変更できる。これらにより、ユーザーの意図に応じて、より的確にスライドドア2を開閉作動できる。
・第1および第2実施形態では、図3および図4のフローチャートにおいて、スライドドア2の開作動中にスライドドア2を反転作動あるいは作動停止させる際の判定処理の手順を説明したが、スライドドア2の閉作動中にスライドドア2を反転作動あるいは作動停止させるものであってもよい。たとえば、ドアECU20は、スライドドア2の閉作動中に、操作入力部7が長押し操作された場合、即時にスライドドア2を反転作動させるものであってもよい。すなわち、ドアECU20は、スライドドア2の開閉作動中に、操作入力部7に一定の操作が行われた場合に、即時にスライドドア2を反転作動させるものであってもよい。このため、たとえば図3のステップS3および図4のステップS13,S16は、「スライドドア2の開閉作動」に変更される。
・第3実施形態では、ドアECU20は、操作入力部7の操作が短時間の操作である場合には、たとえスライドドア2の開閉作動中に操作入力部7が操作されたとしてもスライドドア2の開閉作動の停止を許容しないこととしたが、この場合にはスライドドア2の反転作動が実行されるものとしてもよい。
Claims (6)
- 車両に設けられた開口部を開閉する開閉体と、
前記開閉体を開閉作動させる開閉体駆動装置と、
車両に設けられて、前記開閉体を開閉作動させるための操作入力を検出する操作入力部と、
前記操作入力部への操作入力に基づいて、前記開閉体駆動装置を制御することにより、前記開閉体を開閉作動させる開閉体制御装置と、を備え、
前記開閉体制御装置は、前記操作入力部により検出される操作入力の態様に基づいて、前記開閉体の作動状態を変更する車両用開閉体装置であって、
前記開閉体制御装置は、
前記開閉体が停止状態にある場合、前記操作入力部に第1の操作入力が入力されるとき、前記開閉体を開閉作動させ、
前記開閉体が開閉作動状態にある場合、前記操作入力部に前記第1の操作入力が入力されるとき、前記開閉体の開閉作動を停止させ、
前記開閉体が開閉作動状態にある場合、前記操作入力部により第1の操作入力と異なる態様である第2の操作入力が入力されるとき、前記開閉体の開閉作動を反転作動させる車両用開閉体装置。 - 車両に設けられた開口部を開閉する開閉体と、
前記開閉体を開閉作動させる開閉体駆動装置と、
車両に設けられて、前記開閉体を開閉作動させるための操作入力を検出する操作入力部と、
前記操作入力部への操作入力に基づいて、前記開閉体駆動装置を制御することにより、前記開閉体を開閉作動させる開閉体制御装置と、を備え、
前記開閉体制御装置は、前記操作入力部により検出される操作入力の態様に基づいて、前記開閉体の作動状態を変更する車両用開閉体装置であって、
前記開閉体制御装置は、
前記開閉体が停止状態にある場合、前記操作入力部に第1の操作入力が入力されるとき、前記開閉体を開閉作動させ、
前記開閉体が開閉作動状態にある場合、前記操作入力部に前記第1の操作入力が入力されるとき、前記開閉体の開閉作動を停止させるのに対し、
前記開閉体が停止状態にある場合、前記操作入力部に第2の操作入力が入力されるとき、前記開閉体を開閉作動させ、
前記開閉体が開閉作動状態にある場合、前記操作入力部に前記第1の操作入力が入力されるとき、前記開閉体の開閉作動を反転作動させる車両用開閉体装置。 - 請求項1または2に記載の車両用開閉体装置において、
前記第1の操作入力は、前記操作入力部が単に1度操作されたことであり、
前記第2の操作入力は、前記操作入力部を操作した時間が定められた時間閾値を超える長時間操作されたこと、あるいは複数回操作されたことである車両用開閉体装置。 - 請求項1または2に記載の車両用開閉体装置において、
前記第1の操作入力は、前記開閉体の開閉が周囲へ報知される所定の状況でないときにおいて、前記操作入力部により操作入力が検出されたことを示す操作入力であり、
前記第2の操作入力は、前記所定の状況であるときにおいて、前記操作入力部により操作入力が検出されたことを示す操作入力である車両用開閉体装置。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用開閉体装置において、
前記開閉体制御装置は、
前記操作入力部への操作入力時間に応じて前記開閉体の開閉速度を変更する車両用開閉体装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用開閉体装置において、
前記開閉体制御装置は、
前記開閉体が開閉作動中である場合、
前記操作入力部への操作入力時間に応じて、前記開閉体の開閉作動の途中停止を許容するか否かを決定する車両用開閉体装置。
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JP2017154525A JP6988250B2 (ja) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | 車両用開閉体装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2017
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