JP6985918B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、テレスコ調整機構と、二次衝突時における衝撃吸収機構を備え、極めて簡単な構成にて衝撃吸収荷重の設定を実現することができるステアリング装置に関する。
従来、テレスコ調整機構と衝突事故時の二次衝突時における運転者を保護するための衝撃吸収装置を具備したものが種々存在している。この種のステアリング装置の一般的な構造として、二次衝突時にボルト軸による押圧力に抗してコラムが軸方向長孔に沿って移動するタイプのものが存在する。上記構成のものは、主に二次衝突時に、ボルト軸によって軸方向長孔の縁部が潰されながら移動するものである。
特開2017−36037号公報
特許文献1では、ボルト軸によってテレスコストッパとしての突出板片を圧潰した後、衝撃吸収長孔に形成された傾斜辺を圧潰することにより、二次衝突時の後半の衝撃吸収荷重を、徐々に増大させるものである。本願発明の出願人は、以前に特許文献1における発明を行った。この発明によって、二次衝突時における衝撃吸収の荷重を要求に応じたものに設定し易く、より一層良好な衝撃吸収を行うことができるようにしたものである。
そして、本発明では、さらなる開発を行い、二次衝突時における衝撃吸収の状態を、より一層、具体的な要求に応じることができるように設定することが試みられた。そこで、本発明の目的は、衝撃吸収の設定をより詳細にでき、しかも極めて簡単な構成とし、二次衝突時の衝撃吸収荷重の調整を行うことができ、あらゆる状況に応じた衝撃吸収ができるステアリング装置を提供することである。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく、鋭意、研究を重ねた結果、請求項1の発明を、コラムパイプと、第1垂下板状部と第2垂下板状部とを有し前記コラムパイプに固着されるハンガーブラケットと、前記コラムパイプを包持する包持本体部と締付部とを有するアウターコラムと、該アウターコラムを支持する固定ブラケットと、前記アウターコラムと、前記固定ブラケットとを締付及び解除すると共に二次衝突時にテレスコストッパ爪を圧潰するボルト軸を具備した締付具とを備え、前記第1垂下板状部と前記第2垂下板状部には軸方向に延びるテレスコ長孔と衝撃吸収長孔とからなる長孔部がそれぞれ形成されると共に、少なくとも何れか一方の該長孔部にはテレスコストッパ爪が設けられ、他方の前記長孔部には、上下方向寸法が次第に狭くなる複数の連続する傾斜辺からなる傾斜領域が設けられ、該傾斜領域の始点は前記テレスコストッパ爪よりも前方側に位置するステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1に記載のステアリング装置おいて、前記傾斜領域は、第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺を有し、前記第1傾斜辺は前記第2傾斜辺よりも傾斜角度を大きくしてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項3の発明を、請求項1に記載のステアリング装置おいて、前記傾斜領域は、第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺を有し、前記第2傾斜辺は前記第1傾斜辺よりも傾斜角度を大きくしてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項4の発明を、請求項1に記載のステアリング装置おいて、前記傾斜領域は、第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺と該第2傾斜辺の後方側に位置する第3傾斜辺とを有し、前記第1傾斜辺,前記第2傾斜辺及び前記第3傾斜辺は角度がそれぞれ異なるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項4に記載のステアリング装置おいて、前記第2傾斜辺は最大角度を有し、前記第3傾斜辺は最小角度に設定されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5の何れか1項に記載のステアリング装置において、前記傾斜領域は前記第1垂下板状部側及び前記第2垂下板状部側にそれぞれ形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、ハンガーブラケットの第1垂下板状部又は前記第2垂下板状部の少なくとも何れか一方の前記長孔部にテレスコストッパ爪が形成され、他方の長孔部には上下方向寸法が次第に狭くなる複数の連続する傾斜辺からなる傾斜領域が設けられ、該傾斜領域の始点は前記テレスコストッパ爪よりも前方側に位置する構成としたことにより、以下に述べる効果を奏する。
二次衝突時における締付具のボルト軸は、まずテレスコストッパ爪に当接し、且つ該テレスコストッパ爪を押し倒すように圧潰する。傾斜領域の始点がテレスコストッパ爪よりも前方側に位置することにより、テレスコストッパ爪の圧潰行程において、ボルト軸が傾斜領域に当接し始める。その後、ボルト軸が傾斜領域を圧潰しつつ、相対的に後方側へ移動することになる。
これにより、テレスコストッパ爪の圧潰行程において傾斜領域の圧潰荷重を発生させることができ、二次衝突時の衝撃吸収荷重を維持することができる。さらに、前記傾斜領域は、複数の連続する傾斜辺から構成されている。複数の傾斜辺をそれぞれ異なる傾斜角度とすることにより、ボルト軸の圧潰による抵抗荷重を変化させることができる。これにより、二次衝突時の衝撃吸収荷重を調整することができる。
請求項2の発明では、前記傾斜領域は、前記第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺を有し、前記第1傾斜辺は前記第2傾斜辺よりも傾斜角度を大きくした構成により、二次衝突時、ボルト軸によるテレスコストッパ爪の圧潰行程における第1傾斜辺の圧潰荷重を大きくし、その後は緩やかな衝撃吸収にすることができる。
請求項3の発明では、前記第2傾斜辺は前記第1傾斜辺よりも傾斜角度を大きくしたことにより、二次衝突時、ボルト軸によるテレスコストッパ爪の圧潰行程における第1傾斜辺の圧潰荷重を小さくし、その後は次第に強い衝撃吸収にすることができる。つまり、二次衝突時に受ける最初の荷重から大きく減少することなく、二次衝突後半の衝撃吸収は比較的緩やかなものにできる。
請求項4の発明では、前記傾斜領域は、前記第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺と該第2傾斜辺の後方側に位置する第3傾斜辺とを有し、前記第1傾斜辺,前記第2傾斜辺及び前記第3傾斜辺は角度がそれぞれ異なる構成により、二次衝突時の衝撃吸収行程において、より繊細な荷重調整を行うことができる。
請求項5の発明では、前記第2傾斜辺は最大角度を有し、前記第3傾斜辺は最小角度に設定される構成としたことにより、高い荷重を維持した衝撃吸収行程とすることができる。請求項6の発明では、前記傾斜領域は前記第1垂下板状部側及び前記第2垂下板状部側にそれぞれ形成されてなるステアリング装置としたことにより、二次衝突時の衝撃吸収行程における荷重を大きく設定できる。
(A)は本発明における第1実施形態における側面図、(B)は(A)の(α)部の一部断面にした拡大図、(C)は(B)のY1−Y1矢視拡大断面図、(D)は(C)のY2−Y2矢視断面図である。 (A)は図1(A)のY3−Y3矢視拡大断面図、(B)はコラムパイプ,ハンガーブラケット及びアウターコラムの一部切除した斜視図である。 (A)は本発明の第1実施形態におけるハンガーブラケットの第1垂下板状部の側面図、(B)は本発明の第1実施形態におけるハンガーブラケットの第2垂下板状部の側面図、(C)は本発明の第1実施形態における二次衝突時の衝撃吸収におけるストロークと荷重の関係を示すグラフである。 (A-I),(A-II)及び(B−I),(B−II)はボルト軸の圧潰行程の前半を示すハンガーブラケットとボルト軸とを第1垂下板状部及び第2垂下板状部の側面図である。 (C-I),(C-II)及び(D−I),(D−II)はボルト軸の圧潰行程の後半を示すハンガーブラケットとボルト軸とを第1垂下板状部及び第2垂下板状部の側面図である。 (A)は本発明における第1実施形態の変形例を示すハンガーブラケットの第2垂下板状部の側面図、(B)は本発明の第1実施形態の変形例における二次衝突時の衝撃吸収におけるストロークと荷重の関係を示すグラフである。 (A)は本発明における第2実施形態におけるハンガーブラケットの第2垂下板状部の側面図、(B)は本発明の第2実施形態における二次衝突時の衝撃吸収におけるストロークと荷重の関係を示すグラフである。 (A)は本発明における第3実施形態を示すハンガーブラケットの第1垂下板状部の側面図、(B)は本発明における第3実施形態を示すハンガーブラケットの第2垂下板状部の側面図である。 (A)及び(B)はテレスコ調整においてボルト軸に対しコラムパイプとハンガーブラケットが前後方向に移動する状態を示す要部側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。ここで、本発明において方向を示す文言として、前方側と、後方側とが存在する。この前方側及び後方側とは、本発明のステアリング装置を自動車に装着した状態で、自動車の前後方向を基準としたものである。具体的には、ステアリング装置の各構成部材において、自動車の前輪側を前方側とし、ハンドル(ステアリングホィール)9側を後方側とする〔図1(A)参照〕。
本発明は主に、図1に示すように、アウターコラムAと、固定ブラケット4と、締付具5と、コラムパイプ6と、ハンガーブラケット7と、長孔部8等によって構成される。また、コラムパイプ6内にはステアリングシャフト91が収納されている。アウターコラムAは、包持本体部1と締付部2とから構成されている。前記包持本体部1は、内部を中空形状とした略円筒状に形成され、具体的にはその内部は中空形状に形成された包持内周側面部1aを有している〔図1(A),図2参照〕。前記包持本体部1の直径方向下部側には、スリット部11が形成されている。
該スリット部11は、前記包持本体部1の軸方向の前方側から後方側に沿って、幅方向に非連続となる離間した部分である。前記スリット部11の幅方向両側で対向する縁部分が相互に近接することによって、前記包持内周側面部1aの直径が小さくなり、前記包持本体部1内に収納装着されたコラムパイプ6を締め付けてロック(固定)することができる。
包持本体部1の包持内周側面部1aは、ロック解除状態のときには、コラムパイプ6が摺動し易いように、該コラムパイプ6の外径よりも僅かに大きくなるように形成されている。また、包持本体部1は、コラムパイプ6の軸方向の略中間箇所を適宜軸方向において支持することができる長さとなるように形成されている。包持本体部1の軸方向の前方端部及び後方端部から前記コラムパイプ6がそれぞれ突出するようになっている。
前記アウターコラムAの下部には、締付部2,2が一体形成されている(図2参照)。両締付部2,2は、左右対称の形状であり、前記スリット部11の幅方向両側端の位置にそれぞれ一体的に形成されている。具体的には、前記スリット部11の幅方向両端又はその付近から略垂下状に形成された厚肉板状の部分である。
また、前記締付部2は、包持本体部1の軸方向前方側では垂直板形状である。また、締付部2の軸方向後方側ではブロック形状となり、前記包持本体部1の水平直径方向の両端の位置までの板厚を有するものである。また、締付部2の軸方向後方側では、幅方向寸法が包持本体部1の外周直径よりも僅かに大きく形成されることもある。
両締付部2,2の外面を外側面21aと称する。また、両締付部2,2の対向する内面を内側面21bと称する。前記外側面21aは、平坦面であり、締付部2,2が後述する固定ブラケット4の両固定側部41,41にて挟持された状態で、該固定側部41と、前記外側面21aとは接触することができる構成となっている。前記両締付部2,2には、前記アウターコラムAの軸方向に直交する方向で且つ包持本体部1の水平直径方向に対して平行となる方向に沿って締付用貫通孔22,22が形成されている。前記包持本体部1の前後方向の前方側には、アーム部3が形成されている。
次に、固定ブラケット4は、幅方向両側に形成された固定側部41,41と取付頂部42とから構成されている。両固定側部41,41には、略上下方向又は縦方向に長孔とした調整孔43,43が形成されている〔図1(A),図2(A)参照〕。締付具5は、ボルト軸51とロックレバー部52と締付カム53とナット54とから構成されている〔図2(A)参照〕。
前記締付具5はロックレバー部52及び締付カム53と共にナット54によって装着される。コラムパイプ6は、その内部にステアリングシャフトの中間部分が内装され、コラムパイプ6の後方側から突出するステアリングシャフトの先端にはステアリングホィール(ハンドル)9が装着されている。
次に、ハンガーブラケット7は、第1垂下板状部71,第2垂下板状部72と底板部78とから構成される(図1,図2等参照)。第1垂下板状部71と第2垂下板状部72は、前記コラムパイプ6の軸方向に沿って延長し、且つコラムパイプ6の直径方向下方側で所定間隔をおいて平行となるように配置され、第1垂下板状部71と第2垂下板状部72の上端が固着される。〔図1(C),図2(A),(B)参照〕
第1垂下板状部71と第2垂下板状部72の下端には、前記底板部78が形成され、第1垂下板状部71と第2垂下板状部72と、底板部78とによって、長手方向に直交する断面は、略逆門形状或いは角U字形状に形成されている〔図1(C),図2(A)参照〕。そして、第1垂下板状部71と第2垂下板状部72には、それぞれに長孔部8,8が形成される。それぞれの長孔部8は、その前後方向を長手方向とする長孔で、それぞれ上辺8Uと下辺8Lとを有している。
該長孔部8の略中間位置には、テレスコストッパ爪81が形成されている。該テレスコストッパ爪81を基準として長手方向の前方側がテレスコ長孔82とし、後方側を衝撃吸収長孔83とする〔図1(B),図2(B)参照〕。換言すると、長孔部8において、テレスコ長孔82の領域と、衝撃吸収長孔83の領域との境にテレスコストッパ爪81が存在するものであり、長孔部8はテレスコストッパ爪81によって、テレスコ長孔82と衝撃吸収長孔83に仕切られる構成となる〔図1(B),(D)、図3(A)参照〕。
テレスコ長孔82は、主にテレスコ調整に使用される部位であり、衝撃吸収長孔83は、主に二次衝突時にステアリングコラムが前方側に向かって移動する際に使用される部位である。第1垂下板状部71及び第2垂下板状部72のそれぞれテレスコ長孔82の高さ方向寸法は、前記ボルト軸51の直径よりも大きく、ボルト軸51が僅かに余裕を有して挿入且つ円滑に摺動可能となっている。
前記テレスコストッパ爪81は、第1垂下板状部71側の長孔部8に形成される。そして、第2垂下板状部72側の長孔部8には、後述する傾斜領域84が設けられる。前記テレスコストッパ爪81は、二次衝突時には、締付具5のボルト軸51が衝突し、押し倒されるようにして圧潰される〔図4(B−I),図5(C−I)参照〕。
テレスコストッパ爪81は、軸状又は棒状をなしており、長孔部8の下辺8L又は上辺8Uの何れか一方側から他方側に向かって形成されている〔図1(B),図3(A)等参照〕。テレスコストッパ爪81は、二次衝突時にボルト軸51との衝突によりその付根部分から突出する方向が折れ曲がる方向に向かって傾斜することが好ましい。
テレスコストッパ爪81は、二次衝突時においてボルト軸51の衝突時の押圧力にて圧潰され、その圧潰状態は、テレスコストッパ爪81がその付け根部から倒れる状態となる(図4,図5参照)。テレスコストッパ爪81が形成されている部分の後方側には、該テレスコストッパ爪81が倒れたときに、該テレスコストッパ爪81を収納する凹み部85が形成されている。
該凹み部85は、テレスコストッパ爪81が倒れた時の形状と略同等であり、該テレスコストッパ爪81が倒れて凹み部85に収納されると、衝撃吸収長孔83の前方側付近は略平坦状となり、ボルト軸51は、衝撃吸収長孔83の後方側端部まで、円滑に移動自在となる。
衝撃吸収長孔83の高さ方向寸法は、下辺8L側にもうけられた段差部86によって、テレスコ長孔82の高さ方向寸法よりも大きく形成されている。そして、ボルト軸51によってテレスコストッパ爪81が倒され、該テレスコストッパ爪81が凹み部85に収納された後の衝撃吸収長孔83側の下辺8Lは、テレスコ長孔82側の下辺8Lよりもさらに低い位置となるように形成される(図3参照)。第2垂下板状部72側の長孔部8の上辺8Uには、傾斜領域84が形成されている(図3参照)。
以下の説明では、テレスコストッパ爪81は、下辺8L側より突出形成されたものとし、傾斜領域84は上辺8U側に形成されるものとして説明する。傾斜領域84以外の上辺8U及び下辺8Lは、前後方向に沿うコラムパイプ6の軸芯線Lに対して平行となる。傾斜領域84は、複数の傾斜辺から構成されている。該傾斜辺は、2以上であり、複数の傾斜辺が前後方向に連続している。
本発明の第1実施形態として、傾斜領域84は、2つの傾斜辺から構成されるものである。2つの傾斜辺は、第1傾斜辺84aと第2傾斜辺84bと称する。第1傾斜辺84aは、傾斜領域84において常に、傾斜領域84の最前方に位置する傾斜辺である。第1傾斜辺84aと第2傾斜辺84bとは、異なる傾斜角度を有しており、第1傾斜辺84aの傾斜角度をθ1とし、第2傾斜辺84bの傾斜角度をθ2とする。第1傾斜辺84aの傾斜角度θ1と、第2傾斜辺84bの傾斜角度θ2とは、共にコラムパイプ6の前後方向に延在する軸芯線Lを基準にした勾配の角度である(図3参照)。
そして、傾斜領域84の第1傾斜辺84aの始まる位置を始点P1と称する。また、第2傾斜辺84bの始まる位置を始点P2と称する。そして、第1傾斜辺84aの終点は、そのまま第2傾斜辺84bの始点P2となる。第1傾斜辺84aの始点P1は、前記テレスコストッパ爪81の位置よりも前方側に対応する位置である。
また、テレスコストッパ爪81は、第1傾斜辺84aの範囲内に位置するものであり、換言するとテレスコストッパ爪81の位置は始点P1と始点P2の間に位置することになる(図3参照)。また、図中Peは、傾斜領域84の終端を示す。本発明の第1実施形態では、第2傾斜辺84bの終端が傾斜領域84の終端Peである(図3参照)。そして、前記テレスコ長孔82の範囲内では、前記ボルト軸51は、前記第1傾斜辺84aに干渉されない構成としている。
本発明のステアリング装置において、テレスコ調整時では、ボルト軸51に対してテレスコ長孔82を有するハンガーブラケット7がコラムパイプ6と共に前後方向に移動するものである(図9参照)。換言するとボルト軸51とテレスコ長孔82とは、相対的に前後方向に移動するものである。つまり、相対的には、ボルト軸51は、テレスコ長孔82内を前後方向に摺動するものといえる。
そして、テレスコ調整時においてコラムパイプ6と共にハンガーブラケット7が前方側へ最大限移動したときに、ボルト軸51がテレスコストッパ爪81の前端縁と当接するが、このとき、ボルト軸51は傾斜領域84の第1傾斜辺84aからは干渉を受けないものである。ここで、前述した干渉を受けないとは、テレスコ調整時では、ボルト軸51が第1傾斜辺84aに、テレスコストッパ爪81よりも先に当接せず、第1傾斜辺84aから圧力荷重を受けないことである。
ボルト軸51が第1傾斜辺84aと当接して、第1傾斜辺84aの圧潰を開始するのは、二次衝突時にテレスコストッパ爪81を後方側に押し倒すようにして圧潰を開始した後である。具体的には、テレスコストッパ爪81を後方側に押し倒す行程つまり圧潰行程にて第1傾斜辺84aに当接し、該第1傾斜辺84aの圧潰を始める。二次衝突時にボルト軸51がテレスコストッパ爪81を押し倒す圧潰行程において、第1傾斜辺84aを圧潰することによる衝撃吸収も開始されることになる。これにより、テレスコストッパ爪81の圧潰後に衝撃吸収荷重が下がることなく維持することができる。
第2傾斜辺84bは、前述したように、第1傾斜辺84aの後方側に連続形成されるものであり、第2傾斜辺84bの傾斜角度θ2を、第1傾斜辺84baの傾斜角度θ1よりも小さく形成している〔図3(B)参照〕。
つまり、
Figure 0006985918
である。
上記第1実施形態では、第2傾斜辺84bは第1傾斜辺84aに対して傾斜が緩やかに形成されている。二次衝突時、デレスコストッパ爪81の圧壊荷重が維持されつつ、衝撃吸収荷重が大きく増加していき、その後、緩やかに増加していく。図3(C)は、本発明の第1実施形態における二次衝突時の衝撃吸収におけるストロークと荷重の関係を示すグラフである。
第1実施形態の変形例として、第2傾斜辺84bの傾斜角度θ2を、第1傾斜辺84aの傾斜角度θ1よりも大きく形成することもある〔図6(A)参照〕。
つまり、
Figure 0006985918
である。
上記第1実施形態の変形例では、第1傾斜辺84aは第2傾斜辺84bに対して傾斜が緩やかに形成されている。二次衝突時、テレスコストッパ爪81の圧壊荷重が維持されつつ、衝撃吸収荷重が緩やかに増加していき、その後、大きく増加していく。図6(B)は、本発明の第1実施形態の変形例における二次衝突時の衝撃吸収におけるストロークと荷重の関係を示すグラフである。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。傾斜領域84は、3つの傾斜辺から構成されるものである〔図7(A)参照〕。3つの傾斜辺は、第1実施形態における第1傾斜辺84aと第2傾斜辺84bに加えて第3傾斜辺84cが加わる。第2実施形態においても、第1傾斜辺84aは、傾斜領域84において最前方に位置する傾斜辺である。
第1傾斜辺84a,第2傾斜辺84b及び第3傾斜辺84cとは、それぞれ異なる傾斜角度を有している。第3傾斜辺84cの傾斜角度をθ3とする。第3傾斜辺84cの傾斜角度θ3は、前述した傾斜角度θ1,θ2と同様に、コラムパイプ6の前後方向に延在する軸芯線Lを基準にした勾配の角度である。そして、第3傾斜辺84cの始まる位置を始点P3と称する。つまり、第2傾斜辺84bの終点は、そのまま第3傾斜辺84cの始点P3となる。
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、第1傾斜辺84aの始点P1は、テレスコストッパ爪81の前方側に位置し、テレスコストッパ爪81は、第1傾斜辺84aの範囲内に位置する。第2実施形態における第1傾斜辺84aの構成の条件は、第1実施形態における第1傾斜辺84aと同等である。第1傾斜辺84aの傾斜角度θ1と、第2傾斜辺84bの傾斜角度θ2と、第3傾斜辺84cの傾斜角度θ3の大小関係は、第2傾斜辺84bの傾斜角度θ2を最大とし、第3傾斜辺84cの傾斜角度θ3を最小に設定することが好適である〔図7(A)参照〕。
つまり、
Figure 0006985918
である。
図7(B)は、第2実施形態における二次衝突時の衝撃吸収におけるストロークと荷重の関係を示すグラフである。第2実施形態では、3つの傾斜辺、つまり第1傾斜辺84a,第2傾斜辺84b及び第3傾斜辺84cの少なくとも2つの傾斜角度が異なる場合も含まれる。つまり、前後方向に連続しない第1傾斜辺84aの傾斜角度θ1と、第3傾斜辺84cの傾斜角度θ3は等しくすることもある。
さらに、傾斜領域84は、4つ以上の傾斜辺から構成される実施形態も存在する。つまり、傾斜領域84は、第1傾斜辺84a,第2傾斜辺84b,第3傾斜辺84c,・・・第n傾斜辺84xとから構成されるものである。前記nは正の整数であり、前後方向最後に位置する傾斜辺を総称するものである。
本発明の第3実施形態としては、傾斜領域84は、ハンガーブラケット7の第1垂下板状部71及び第2垂下板状部72にそれぞれの長孔部8に形成されたものである(図8参照)。つまり、第1垂下板状部71と第2垂下板状部72には、同一形状の長孔部8,8が形成されたものである。テレスコストッパ爪81は、第1垂下板状部71側のみに形成されるものであるが、テレスコストッパ爪81は、第1垂下板状部71と第2垂下板状部72にそれぞれ形成しても良い。
次に、本発明の主な構成部材の組み付けについて説明する。アウターコラムAの包持本体部1の包持内周側面部1aにコラムパイプ6が包持される。該コラムパイプ6に固着されたハンガーブラケット7は、アウターコラムAの両締付部2,2間に配置される。そして、固定ブラケット4の両固定側部41,41との間に前記アウターコラムAの両締付部2,2が挟持され、両固定側部41,41の調整孔43,43と、両締付部2,2に形成された両締付用貫通孔22,22と、ハンガーブラケット7のテレスコ長孔82に締付具5のボルト軸51が貫通し、ロックレバー部52及び締付カム53と共にナット54によって装着される〔図2(A)参照〕。
前記締付カム53は、前記ロックレバー部52の回動操作により、固定ブラケット4の両固定側部41,41を介して前記締付部2,2が押圧され、両方が締付具5によって締め付けられる。これによって、前記アウターコラムAの包持本体部1のスリット部11の間隔が狭まり、アウターコラムAに装着されたコラムパイプ6が軸方向にロック(固定)される。
ハンガーブラケット7は、前記アウターコラムAの両締付部2,2間に配置される。そして、前記締付具5による前記アウターコラムAの締付時において、両締付部2,2は接近するが、前記ハンガーブラケット7は、前記両締付部2,2と離間するように構成される〔図2(A)参照〕。したがって、締付具5による締付時であっても、両締付部2,2と、ハンガーブラケット7の第1垂下板状部71及び第2垂下板状部72とは非接触状態であり、衝撃吸収動作を妨げることはない。
次に、二次衝突時の動作について説明する。以下の説明、本発明の第1実施形態の構成の元で行う。二次衝突により、まず、第1垂下板状部71側に設けられたテレスコストッパ爪81に締付具5のボルト軸51が相対的に衝突し、ここから二次衝突における最初の衝撃吸収が開始される〔図4(AのI)参照〕。ボルト軸51がテレスコストッパ爪81と衝突した瞬間は、ボルト軸51は、第1傾斜辺84aとはまだ当接していない〔図4(AのII)参照〕。
つまり、二次衝突の瞬間は、ボルト軸51とテレスコストッパ爪81とのみで衝撃吸収が行われる。しかし、第1傾斜辺84aの始点P1は、テレスコストッパ爪81の位置よりも前方側に位置しており、そのために、ボルト軸51が第1傾斜辺84aの始点P1を通過し、テレスコストッパ爪81に当接するときには、ボルト軸51と第1傾斜辺84aとは近接しつつある〔図4(AのII)参照〕。
そして、ボルト軸51がテレスコストッパ爪81を後方側に押し倒して衝撃吸収を行う圧潰行程で〔図4(BのI)参照〕、ボルト軸51が第1傾斜辺84aを圧潰し始め、ボルト軸51と第1傾斜辺84aとの間でも衝撃吸収動作が行われる〔図4(BのII)参照〕。つまり、ボルト軸51とテレスコストッパ爪81及びボルト軸51と第1傾斜辺84aとの両方による衝撃吸収動作となる。以上の行程が二次衝突発生時の前半の衝撃吸収動作となる。
次に、ボルト軸51が相対的に衝撃吸収長孔83の後方側に移動を続けると、ボルト軸51は、第1傾斜辺84aから第2傾斜辺84bの始点P2に到達し、ボルト軸51は第2傾斜辺84bを圧潰し始め〔図5(CのI及びII)参照〕る。そしてさらに、そのまま第2傾斜辺84bの終点Peまで相対的に移動し、後半の衝撃吸収動作を行うことになる〔図5(DのI及びII)。
本発明は、主な構成を、少なくとも一方の長孔部8には、テレスコストッパ爪81が設けられ、他方の前記長孔部8には、上下方向寸法が次第に狭くなる複数の連続する傾斜辺からなる傾斜領域84が設けられ、該傾斜領域84の始点P1はテレスコストッパ爪81よりも前方側に位置する構成としたものである。
このような構成によって、二次衝突時に締付具5のボルト軸51は、テレスコストッパ爪81の圧潰行程において傾斜領域84に当接し、該傾斜領域84を圧潰しつつ、相対的に後方側へ移動し、傾斜領域の圧潰荷重を発生させることができ、二次衝突時の衝撃吸収荷重を維持することができる。
さらに、前記傾斜領域84は、複数の連続する傾斜辺(第1傾斜辺84a,第2傾斜辺84b,第3傾斜辺84c等)から構成されており、複数の傾斜辺をそれぞれ異なる傾斜角度とすることにより、これに対応して、ボルト軸51の圧潰による抵抗荷重を変化させることができ、二次衝突時の衝撃吸収荷重を適宜調整することができる。
A…アウターコラム、1…包持本体部、2…締付部、4…固定ブラケット、
5…締付具、51…ボルト軸、6…コラムパイプ、7…ハンガーブラケット、
71…第1垂下板状部、72…第2垂下板状部、8…長孔部、8U…上辺、8L…下辺、
81…テレスコストッパ爪、82…テレスコ長孔、83…衝撃吸収長孔、
84…傾斜領域、84a…第1傾斜辺、84b…第2傾斜辺、84c…第3傾斜辺。

Claims (6)

  1. コラムパイプと、第1垂下板状部と第2垂下板状部とを有し前記コラムパイプに固着されるハンガーブラケットと、前記コラムパイプを包持する包持本体部と締付部とを有するアウターコラムと、該アウターコラムを支持する固定ブラケットと、前記アウターコラムと、前記固定ブラケットとを締付及び解除すると共に二次衝突時にテレスコストッパ爪を圧潰するボルト軸を具備した締付具とを備え、前記第1垂下板状部と前記第2垂下板状部には軸方向に延びるテレスコ長孔と衝撃吸収長孔とからなる長孔部がそれぞれ形成されると共に、少なくとも何れか一方の該長孔部にはテレスコストッパ爪が設けられ、他方の前記長孔部には、上下方向寸法が次第に狭くなる複数の連続する傾斜辺からなる傾斜領域が設けられ、該傾斜領域の始点は前記テレスコストッパ爪よりも前方側に位置することを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置おいて、前記傾斜領域は、第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺を有し、前記第1傾斜辺は前記第2傾斜辺よりも傾斜角度を大きくしてなることを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1に記載のステアリング装置おいて、前記傾斜領域は、第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺を有し、前記第2傾斜辺は前記第1傾斜辺よりも傾斜角度を大きくしてなることを特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項1に記載のステアリング装置おいて、前記傾斜領域は、第1傾斜辺と該第1傾斜辺の後方側に位置する第2傾斜辺と該第2傾斜辺の後方側に位置する第3傾斜辺とを有し、前記第1傾斜辺,前記第2傾斜辺及び前記第3傾斜辺は角度がそれぞれ異なることを特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項4に記載のステアリング装置おいて、前記第2傾斜辺は最大角度を有し、前記第3傾斜辺は最小角度に設定されてなることを特徴とするステアリング装置。
  6. 請求項1,2,3,4又は5の何れか1項に記載のステアリング装置において、前記傾斜領域は前記第1垂下板状部側及び前記第2垂下板状部側にそれぞれ形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
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