JP6980446B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ幅方向の接地端から少なくともタイヤ赤道まで伸びる複数の主溝を備える空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤとして、タイヤ幅方向の接地端からタイヤ赤道まで伸びる複数の主溝を備える空気入りタイヤが、知られている(例えば、特許文献1)。そして、主溝がタイヤ周方向に対して傾斜しているため、雪上トラクションが大きくなる。
しかしながら、特許文献1に係る空気入りタイヤにおいては、ドライ性能、ウェット性能、及び雪上性能をバランスよく向上させることを課題としている。したがって、例えば、主として雪上及び氷上で使用する空気入りタイヤに対しては、雪上性能及び氷上性能をさらに向上させることが要望される。
特開2016−199120号公報
そこで、課題は、雪上性能及び氷上性能に優れた空気入りタイヤを提供することである。
空気入りタイヤは、タイヤ幅方向の第1接地端から少なくともタイヤ赤道まで伸び、タイヤ幅方向の第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる複数の第1主溝と、前記第2接地端から少なくともタイヤ赤道まで伸び、前記第1接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる複数の第2主溝と、前記第2主溝が二つの前記第1主溝と接続することで区画される複数の陸部と、を備え、前記陸部は、タイヤ幅方向のセンター領域に、前記第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる凹部を備える。
また、空気入りタイヤにおいては、前記陸部は、前記第1主溝同士を接続する少なくとも一つの陸溝と、前記陸溝で区画され、タイヤ幅方向で並列される複数のブロックと、を備え、前記凹部の少なくとも一つは、前記複数のブロックのうち、タイヤ赤道を含むセンターブロックに配置される、という構成でもよい。
また、空気入りタイヤにおいては、前記センターブロックに配置される前記凹部のうち、少なくとも一つは、前記センターブロックの全幅に亘って伸びる全幅凹部である、という構成でもよい。
また、空気入りタイヤにおいては、前記全幅凹部は、前記センターブロックの端部に配置される一対のブロック溝と、前記一対のブロック溝を接続し、前記ブロック溝よりも幅が狭いサイプと、を備える、という構成でもよい。
また、空気入りタイヤにおいては、前記複数のブロックのうち、前記センターブロックよりもタイヤ幅方向の外側に配置されるサイドブロックの少なくとも一つは、前記第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びて且つ前記サイドブロックの全幅に亘って伸びる全幅凹部を備え、前記センターブロックの前記全幅凹部の数は、前記サイドブロックの前記全幅凹部の数よりも、多い、という構成でもよい。
以上の如く、空気入りタイヤは、雪上性能及び氷上性能に優れた、という優れた効果を奏する。
図1は、一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド面の要部展開図である。 図2は、図1のII領域拡大図である。
以下、空気入りタイヤにおける一実施形態について、図1及び図2を参照しながら説明する。なお、各図において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係る空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ともいう)1は、一対のビード部(図示していない)と、各ビード部からタイヤ径方向の外側に延びるサイドウォール部(図示していない)と、一対のサイドウォール部のタイヤ径方向の外端部に連接され、外表面がトレッド面2aを構成するトレッド部2とを備えている。
なお、タイヤ1は、リム(図示していない)に装着されており、タイヤ1の内部は、空気により加圧されている。本実施形態に係るタイヤ1は、主に雪上及び氷上で用いられるタイヤ、例えば、除雪車に用いられるタイヤである。
図1において、第1の方向D1は、タイヤ回転軸と平行であるタイヤ幅方向D1であり、第2の方向D2は、タイヤ回転軸周りの方向であるタイヤ周方向D2である。また、タイヤ径方向は、タイヤ1の直径方向である。
タイヤ周方向D2の一方向(図1及び図2の下方向)は、第1周方向D21といい、他方向(図1及び図2の上方向)は、第2周方向D22という。本実施形態においては、第1周方向D21は、車両が前進する際の回転方向、即ち、タイヤ1の回転方向である。
また、タイヤ赤道面は、タイヤ回転軸に直交する面で且つタイヤ幅方向D1の中心に位置する面であり、タイヤ子午面は、タイヤ回転軸を含む面で且つタイヤ赤道面と直交する面である。なお、タイヤ赤道L1は、タイヤ赤道面のうち、トレッド面2aと交差する線である。
トレッド面2aは、路面に接地する接地面を有しており、当該接地面のうち、タイヤ幅方向D1の外側端は、接地端2b,2cという。なお、該接地面は、タイヤ1を正規リムにリム組みし、正規内圧を充填した状態でタイヤ1を平坦な路面に垂直に置き、正規荷重を加えたときの路面に接地するトレッド面2aを指す。
正規リムは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ1ごとに定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば「Design Rim」、ETRTOであれば「Measuring Rim」となる。
正規内圧は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ1ごとに定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、ETRTOであれば「INFLATIONPRESSURE」である。
正規荷重は、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ1ごとに定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば上記の表に記載の最大値、ETRTOであれば「LOAD CAPACITY」である。
また、トレッド面2aの接地面うち、タイヤ幅方向D1の内側(中央)は、センター領域S1といい、タイヤ幅方向D1の外側は、サイド領域S2,S2という。センター領域S1及びサイド領域S2は、接地端2b,2c間をタイヤ幅方向D1で三つの領域に等分されている。なお、一般的に、センター領域S1の接地圧(タイヤ1が接地する際に、地面から受ける圧力)は、サイド領域S2の接地圧よりも、大きくなる。
トレッド部2は、一方の接地端2bからタイヤ赤道L1に向けて伸びる複数の主溝3と、他方の接地端2cからタイヤ赤道L1に向けて伸びる複数の主溝4とを備えている。また、トレッド部2は、主溝3,4で区画される複数の陸部5を備えている。
以下、図1における右側の右接地端2bから伸びる主溝3は、右主溝3といい、図1における左側の左接地端2cから伸びる主溝4は、左主溝4という。なお、斯かる「右」及び「左」は、説明の便宜上、使用しており、タイヤ1が車両に装着された際に、例えば、右主溝3は、右側に位置してもよく、左側に位置してもよい。
また、右主溝3が「第1主溝」とする場合においては、右接地端2bが「第1接地端」となり、左主溝4が「第2主溝」となり、左接地端2cが「第2接地端」となる。そして、左主溝4が「第1主溝」とする場合においては、左接地端2cが「第1接地端」となり、右主溝3が「第2主溝」となり、右接地端2bが「第2接地端」となる。
右主溝3は、右接地端2bから左接地端2c側にいくにつれて、第1周方向D21側に向けて伸びており、左主溝4は、左接地端2cから右接地端2b側にいくにつれて、第1周方向D21側に向けて伸びている。これにより、主溝3,4がタイヤ周方向D2に対して傾斜しているため、雪上及び氷上で、主溝3,4のエッジに、タイヤ周方向D2のトラクション(滑らずに引っ掛かる力)が発生する。
しかも、主溝3,4は、接地端2b,2cから少なくともタイヤ赤道L1まで伸びている。具体的には、右主溝3は、右接地端2bから、タイヤ赤道L1と左接地端2cとの間の位置(左接地端2cから離れた位置)まで伸びており、左主溝4は、左接地端2cから、タイヤ赤道L1と右接地端2bとの間の位置(右接地端2bから離れた位置)まで伸びている。
これにより、接地圧が最も大きくなるタイヤ赤道L1においては、多くの主溝3,4が存在しているため、主溝3,4のエッジ成分が多くなる。したがって、雪上及び氷上で、タイヤ周方向D2に発生するトラクションが大きくなるため、雪上性能及び氷上性能が向上する。
また、センター領域S1における主溝3,4の幅は、サイド領域S2における主溝3,4の幅よりも、狭くなっている。具体的には、右主溝3の幅は、左接地端2cにいくにつれて、狭くなっており、左主溝4の幅は、右接地端2bにいくにつれて、狭くなっている。
これにより、センター領域S1に多くの主溝3,4を配置することができるため、接地圧が大きいセンター領域S1に、主溝3,4のエッジ成分が多くなる。したがって、雪上及び氷上で、タイヤ周方向D2に発生するトラクションが大きくなるため、雪上性能及び氷上性能が向上する。
しかも、サイド領域S2における主溝3,4の幅が広くなっているため、雪のせん断により発生するトラクション(主溝3,4で雪が押し固められ、その雪をせん断することで発生する力)が大きくなる。したがって、雪上で、タイヤ周方向D2に発生するトラクションが大きくなるため、雪上性能が向上する。
また、右主溝3と左主溝4とは、タイヤ赤道L1において、タイヤ周方向D2で交互に配置されている。そして、右主溝3の左端部は、左主溝4の右端部から離れた位置で、左主溝4と接続されており、左主溝4の右端部は、右主溝3の左端部から離れた位置で、右主溝3と接続されている。
これにより、陸部5は、タイヤ幅方向D1において、二列となるように並列されている。右側の陸部5は、二つの右主溝3、3と該二つの右主溝3,3と接続される一つの左主溝4とにより、区画されており、左側の陸部5は、二つの左主溝4,4と該二つの左主溝4,4と接続される一つの右主溝3とにより、区画されている。
陸部5は、右主溝3,3同士(又は左主溝4,4同士)を接続する少なくとも一つの陸溝6,6と、陸溝6,6で区画され、タイヤ幅方向D1で並列される複数のブロック7,8,9とを備えている。本実施形態においては、陸部5は、二つの陸溝6,6と、三つのブロック7,8,9とを備えている。なお、陸溝6の数量及びブロック7,8,9の数量は、特に、限定されない。
右主溝3,3同士を接続する陸溝6は、右接地端2bから左接地端2c側にいくにつれて、第2周方向D22側に向けて伸びている。また、左主溝4,4同士を接続する陸溝6は、左接地端2cから右接地端2b側にいくにつれて、第2周方向D22側に向けて伸びている。
これにより、陸溝6がタイヤ幅方向D1に対して傾斜しているため、雪上及び氷上で、陸溝6のエッジにタイヤ幅方向D1のトラクションが発生する。したがって、例えば、一般的に、除雪車が除雪する際に、タイヤ1にタイヤ幅方向D1の力が働くことに対して、タイヤ1がタイヤ幅方向D1に滑る(横滑りする)ことを抑制することができる。
しかも、右主溝3,3同士を接続する陸溝6は、タイヤ周方向D2に対して、右主溝3と反対方向に傾斜しており、左主溝4,4同士を接続する陸溝6は、タイヤ周方向D2に対して、左主溝4と反対方向に傾斜している。したがって、ブロック7,8,9の角部の角度が小さくなることを抑制することができるため、例えば、ブロック7,8,9の偏摩耗が発生する(角部が摩耗し過ぎる)ことを抑制することができる。
なお、陸溝6の深さは、主溝3,4の深さの少なくとも60%以上であり、好ましくは、主溝3,4の深さの70%以上である。これにより、タイヤ使用初期からタイヤ使用末期まで、陸溝6のエッジに、タイヤ幅方向D1のトラクションが発生する。また、陸溝6の深さは、主溝3,4の深さの100%以下である。
図2に示すように、右側の陸部5は、左接地端2c(図2においては、図示していない)側にいくにつれて第1周方向D21側に向けて伸びる複数の凹部7a,7b,8a〜8c,9a〜9cを備えている。即ち、右側の陸部5の凹部7a,7b,8a〜8c,9a〜9cは、タイヤ周方向D2に対して、右主溝3と同じ方向に傾斜している。なお、左側の陸部5は、右側の陸部5と略同じ構成であるため、以下に、説明しない。
凹部7a,7b,8a〜8c,9a〜9cは、全てのブロック7,8,9、即ち、センターブロック7及びサイドブロック8,9に配置されている。即ち、凹部7a,7b,8a〜8c,9a〜9cは、センター領域S1及びサイド領域S2に配置されている。
これにより、凹部7a,7b,8a〜8c,9a〜9cが、右主溝3と同じ方向で、タイヤ周方向D2に対して傾斜しているため、雪上及び氷上で、凹部7a,7b,8a〜8c,9a〜9cのエッジに、タイヤ周方向D2のトラクションが発生する。そして、接地圧が大きいセンター領域S1の凹部7a,7b,8a,8b(特に、センターブロック7の凹部7a,7b)においては、斯かるトラクションが大きくなるため、効果が大きくなる。
センターブロック7においては、第1の凹部7a,7aは、センターブロック7の端部にそれぞれ配置され、第2の凹部7bは、第1の凹部7a,7aの間であって、センターブロック7の中央に配置されている。また、サイドブロック8(9)においては、第1の凹部8a,8a(9a,9a)は、サイドブロック8(9)の端部にそれぞれ配置され、第2の凹部8b,8c(9b,9c)は、第1の凹部8a,8a(9a,9a)の間であって、サイドブロック8(9)の中央に配置されている。
そして、センターブロック7においては、第1及び第2の凹部7a,7bは、センターブロック7の全幅に亘って伸びる全幅凹部7a,7bである。それに対して、サイドブロック8(9)においては、第1の凹部8a(9a)は、サイドブロック8(9)の全幅に亘って伸びる全幅凹部8a(9a)であり、第2の凹部8b,8c(9b,9c)は、サイドブロック8(9)の一部のみに伸びる凹部である。
これにより、センターブロック7の全幅凹部7a,7bの数は、サイドブロック8(9)の全幅凹部8a(9a)の数よりも、多くなっている。本実施形態においては、センターブロック7の全幅凹部7a,7bの数は、三つであり、サイドブロック8,9の全幅凹部8a(9a)の数は、それぞれ二つである。
したがって、接地圧が最も大きくなるセンターブロック7に、全幅凹部7a,7bが多く配置されているため、凹部7a,7bのエッジ成分が多くなる。これにより、雪上及び氷上で、タイヤ周方向D2に発生するトラクションが大きくなるため、雪上性能及び氷上性能が向上する。
しかも、例えば旋回時に接地端2b,2c側から入力される力によって変形し易いサイドブロック8,9に、全幅凹部8a,9aが少なく配置されているため、サイドブロック8,9の剛性が低下することを抑制している。これにより、例えば、サイドブロック8,9に偏摩耗が発生することを抑制することができる。
ところで、センターブロック7の第1の全幅凹部7aは、センターブロック7の端部に配置される一対のブロック溝7c,7cと、一対のブロック溝7c,7cを接続し、ブロック溝7cよりも幅が狭いサイプ7dとを備えている。なお、ブロック溝7cの幅は、1.6mm以上であり、サイプ7dの幅は、1.6mm未満である。
また、サイドブロック8(9)の全幅凹部8a(9a)は、サイドブロック8(9)の端部に配置される一対のブロック溝8d,8d(9d,9d)と、一対のブロック溝8d,8d(9d,9d)を接続し、ブロック溝8d(9d)よりも幅が狭いサイプ8e(9e)とを備えている。なお、ブロック溝8d(9d)の幅は、1.6mm以上であり、サイプ8e(9e)の幅は、1.6mm未満である。
これにより、全幅凹部7a,8a,9aがブロック7,8,9の全幅に亘って伸びているため、エッジ成分が大きくなる。しかも、ブロック溝7c,8d,9dの幅がサイプ7d,8e,9eの幅よりも広いため、雪上及び氷上で、ブロック溝7c,8d,9dのエッジにより生じるトラクションが大きくなる。一方、サイプ7d,8e,9eの幅がブロック溝7c,8d,9dの幅よりも狭いため、全幅凹部7a,8a,9aであるにも関わらず、ブロック7,8,9の内部の剛性が低下することを抑制している。
したがって、例えば、雪上性能及び氷上性能を向上させるだけでなく、ブロック7,8,9の偏摩耗が発生することを抑制できる。なお、サイプ7d,8e,9eが複数の湾曲部を備えた形状であるため、ブロック7,8,9の内部の剛性が低下することを効果的に抑制している。
また、センターブロック7の第2の全幅凹部7bの幅は、全体に亘って、サイプ7d,8e,9eの幅よりも広いブロック溝(幅が1.6mm以上の凹部)のみから成る。一方、センターブロック7の第2の全幅凹部7bの深さは、センターブロック7の第1の全幅凹部7aの深さよりも、浅くなっている。なお、センターブロック7の第2の全幅凹部7bは、屈曲部を備えた形状である。
これにより、第2の全幅凹部7bの幅が広いため、雪上及び氷上で、第2の全幅凹部7bのエッジにより生じるトラクションが大きくなる。しかも、全幅凹部7bの深さが浅く、全幅凹部7bが屈曲部を備えているため、全幅凹部7bであるにも関わらず、センターブロック7の内部の剛性が低下することを抑制している。したがって、例えば、雪上性能及び氷上性能を向上させるだけでなく、センターブロック7の偏摩耗が発生することを抑制できる。
なお、センターブロック7の第2の全幅凹部7bの深さは、例えば、主溝3,4の深さの5%〜30%である。また、センターブロック7の第1の全幅凹部7a及びサイドブロック8,9の全幅凹部8a,9aの深さは、例えば、主溝3,4の深さの5%〜50%である。
以上より、本実施形態に係る空気入りタイヤ1は、タイヤ幅方向D1の第1接地端2b(2c)から少なくともタイヤ赤道L1まで伸び、タイヤ幅方向D1の第2接地端2c(2b)側にいくにつれてタイヤ周方向D2の一方D21側に向けて伸びる複数の第1主溝3(4)と、前記第2接地端2c(2b)から少なくともタイヤ赤道L1まで伸び、前記第1接地端2b(2c)側にいくにつれてタイヤ周方向D2の一方D21側に向けて伸びる複数の第2主溝4(3)と、前記第2主溝4(3)が二つの前記第1主溝3,3(4,4)と接続することで区画される複数の陸部5と、を備え、前記陸部5は、タイヤ幅方向D1のセンター領域S1に、前記第2接地端2c(2b)側にいくにつれてタイヤ周方向D2の一方D21側に向けて伸びる凹部7a,7b,8a,8bを備える。
斯かる構成によれば、複数の第1主溝3(4)及び第2主溝4(3)は、接地端2b,2c(2c,2b)から伸び、反対の接地端2c,2b(2b,2c)側にいくにつれてタイヤ周方向D2の一方D21側に向けて伸びている。これにより、主溝3,4は、タイヤ周方向D2に対して傾斜しているため、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが大きくなる。
また、一般的にタイヤ幅方向D1のセンター領域S1の接地圧がサイド領域S2の接地圧よりも大きくなることに対して、複数の主溝3,4は、接地端2b,2cから少なくともタイヤ赤道L1まで伸びている。これにより、複数の主溝3,4がセンター領域S1に存在しているため、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが大きくなる。
また、第2主溝4(3)が二つの第1主溝3,3(4,4)と接続することで、二つの第1主溝3,3(4,4)と一つの第2主溝4(3)とにより、複数の陸部5が区画されている。そして、陸部5は、一般的に接地圧が大きいセンター領域S1に、凹部7a,7b,8a,8bを備えており、凹部7a,7b,8a,8bは、第2接地端2c(2b)側にいくにつれてタイヤ周方向D2の一方D21側に向けて伸びている。
これにより、凹部7a,7b,8a,8bが、タイヤ周方向D2に対して、第1主溝3(4)と同じ方向で傾斜しているため、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが効果的に大きくなる。したがって、空気入りタイヤ1は、雪上性能及び氷上性能に優れている。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、前記陸部5は、前記第1主溝3,3(4,4)同士を接続する少なくとも一つの陸溝6と、前記陸溝6で区画され、タイヤ幅方向D1で並列される複数のブロック7,8,9と、を備え、前記凹部7a,7b,8a,8bの少なくとも一つ7a,7bは、前記複数のブロック7,8,9のうち、タイヤ赤道L1を含むセンターブロック7に配置される、という構成である。
斯かる構成によれば、複数のブロック7,8,9は、第1主溝3,3(4,4)同士を接続する少なくとも一つの陸溝6で区画され、タイヤ幅方向D1で並列されている。そして、一般的に、複数のブロック7,8,9の接地圧のうち、タイヤ赤道L1を含むセンターブロック7の接地圧が最も高いことに対して、凹部7a,7b,8a,8bの少なくとも一つ7a,7bは、センターブロック7に配置されている。これにより、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが効果的に大きくなる。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、前記センターブロック7に配置される前記凹部7a,7bのうち、少なくとも一つ7a,7bは、前記センターブロック7の全幅に亘って伸びる全幅凹部7a,7bである、という構成である。
斯かる構成によれば、センターブロック7に配置される凹部7a,7bのうち、少なくとも一つ7a,7bが、センターブロック7の全幅に亘って伸びる全幅凹部7a,7bであるため、凹部7a,7bのエッジ成分が大きくなる。これにより、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが大きくなる。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、前記全幅凹部7aは、前記センターブロック7の端部に配置される一対のブロック溝7c,7cと、前記一対のブロック溝7c,7cを接続し、前記ブロック溝7cよりも幅が狭いサイプ7dと、を備える、という構成である。
斯かる構成によれば、一対のブロック溝7c,7cは、センターブロック7の端部に配置されると共に、ブロック溝7cの幅は、サイプ7dの幅よりも、広くなっている。これにより、ブロック溝7cで発生する、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが大きくなる。
また、サイプ7dは、一対のブロック溝7c,7cを接続しており、センターブロック7の内部に配置されていると共に、サイプ7dの幅は、ブロック溝7cの幅よりも、狭くなっている。これにより、凹部7aがセンターブロック7の全長に亘って伸びているにも関わらず、センターブロック7の内部の剛性が低下することを抑制している。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、前記複数のブロック7,8,9のうち、前記センターブロック7よりもタイヤ幅方向D1の外側に配置されるサイドブロック8,9の少なくとも一つ8,9は、前記第2接地端2c(2b)側にいくにつれてタイヤ周方向D2の一方D21側に向けて伸びて且つ前記サイドブロック8,9の全幅に亘って伸びる全幅凹部8a,9aを備え、前記センターブロック7の前記全幅凹部7a,7bの数は、前記サイドブロック8,9の前記全幅凹部8a,9aの数よりも、多い、という構成である。
斯かる構成によれば、サイドブロック8,9の少なくとも一つ8,9は、第2接地端2c(2b)側にいくにつれてタイヤ周方向D2の一方D21側に向けて伸びる全幅凹部8a,9aを備えている。これにより、全幅凹部8a,9aが、タイヤ周方向D2に対して、第1主溝3(4)と同じ方向で傾斜しているため、サイドブロック8,9においても、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが効果的に大きくなる。
しかも、全幅凹部8a,9aは、サイドブロック8,9の全幅に亘って伸びているため、エッジ成分が大きくなる。これにより、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが大きくなる。このように、サイドブロック8,9においても、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションがさらに大きくなる。
また、センターブロック7の全幅凹部7a,7bの数は、サイドブロック8,9の全幅凹部8a,9aの数よりも、多くなっている。これにより、一般的に接地圧が最も大きくなるセンターブロック7に、全幅凹部7a,7bが多く配置されているため、タイヤ周方向D2の雪上及び氷上トラクションが効果的に大きくなる。一方、例えば旋回時に接地端2b,2c側から入力される力によって変形し易いサイドブロック8,9に、全幅凹部8a,9aが少なく配置されているため、サイドブロック8,9の剛性が低下することを抑制している。
なお、空気入りタイヤ1は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、空気入りタイヤ1は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、凹部7a,7b,8a〜8c,9a〜9cは、センターブロック7及びサイドブロック8,9に配置されている、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。
例えば、凹部7a,7bは、センターブロック7のみに配置されている、という構成でもよく、また、凹部8a,8bは、サイドブロック8のみに配置されている、という構成でもよい。要するに、凹部は、陸部5のうち、タイヤ幅方向D1のセンター領域S1に、少なくとも一つ備えられている、という構成であればよい。
(2)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、センターブロック7の凹部7a,7bは、全て全幅凹部7a,7bである、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、センターブロック7の凹部7a,7bの少なくとも一つは、全幅凹部7a,7bである、という構成が好ましく、また、センターブロック7の凹部の全てが、全幅凹部でなく、センターブロック7の一部のみに伸びる凹部である、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、サイドブロック8(9)の、第1の凹部8a(9a)は、全幅凹部8a(9a)であり、第2の凹部8b,8c(9b,9c)は、サイドブロック8(9)の一部のみに伸びる凹部である、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、サイドブロック8(9)の凹部の全てが、全幅凹部である、という構成でもよく、また、サイドブロック8(9)の一部のみに伸びる凹部である、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、センターブロック7の、第1の凹部7aは、ブロック溝7c,7cとサイプ7dとを備え、第2の凹部7bは、ブロック溝のみから成る、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、センターブロック7の凹部は、サイプ(幅が1.6mm未満の凹部)のみから成る、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、センターブロック7の全幅凹部7a,7bの数は、サイドブロック8(9)の全幅凹部8a(9a)の数よりも、多い、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、センターブロック7の全幅凹部7a,7bの数は、サイドブロック8(9)の全幅凹部8a(9a)の数と、同じ、という構成でもよく、また、サイドブロック8(9)の全幅凹部8a(9a)の数よりも、少ない、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、センター領域S1における主溝3,4の幅は、サイド領域S2における主溝3,4の幅よりも、狭い、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、センター領域S1における主溝3,4の幅は、サイド領域S2における主溝3,4の幅と、同じ、という構成でもよく、また、サイド領域S2における主溝3,4の幅よりも、広い、という構成でもよい。
(7)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、右主溝3と左主溝4とは、タイヤ赤道L1において、タイヤ周方向D2で交互に配置されている、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、右主溝3と左主溝4とは、タイヤ赤道L1において、タイヤ周方向D2で交互に配置されていない、という構成でもよい。
(8)また、上記実施形態に係る空気入りタイヤ1においては、トレッド部2は、トレッド面2aに、タイヤ周方向D2の全長に亘って伸びる周溝を備えていない、という構成である。しかしながら、空気入りタイヤ1は、斯かる構成に限られない。例えば、雪上性能及び氷上性能が満足できる場合には、トレッド部2は、トレッド面2aに、タイヤ周方向D2の全長に亘って伸びる周溝を備えている、という構成でもよい。
(9)また、空気入りタイヤ1は、ブロック7,8,9の中央部に打設される金属製のピンを備えている、という構成でもよい。斯かる構成によれば、ピンの一部が、トレッド面2aから突出しているため、雪上及び氷上で、該ピンに、トラクションが発生する。これにより、雪上性能及び氷上性能がさらに向上できる。
1…空気入りタイヤ、2…トレッド部、2a…トレッド面、2b…接地端、2c…接地端、3…主溝、4…主溝、5…陸部、6…陸溝、7…センターブロック、7a…凹部(全幅凹部)、7b…凹部(全幅凹部)、7c…ブロック溝、7d…サイプ、8…サイドブロック、8a…凹部(全幅凹部)、8b…凹部、8c…凹部、8d…ブロック溝、8e…サイプ、9…サイドブロック、9a…凹部(全幅凹部)、9b…凹部、9c…凹部、9d…ブロック溝、9e…サイプ、D1…タイヤ幅方向、D2…タイヤ周方向、D21…第1周方向、D22…第2周方向、L1…タイヤ赤道、S1…センター領域、S2…サイド領域

Claims (4)

  1. タイヤ幅方向の第1接地端から少なくともタイヤ赤道まで伸び、タイヤ幅方向の第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる複数の第1主溝と、
    前記第2接地端から少なくともタイヤ赤道まで伸び、前記第1接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる複数の第2主溝と、
    前記第2主溝が二つの前記第1主溝と接続することで区画される複数の陸部と、を備え、
    前記陸部は、前記第1主溝同士を接続する少なくとも一つの陸溝と、前記陸溝で区画され、タイヤ幅方向で並列される複数のブロックと、を備え、
    前記複数のブロックは、タイヤ赤道を含むセンターブロックを含み、
    前記センターブロックは、前記第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる凹部を備え
    前記センターブロックの凹部は、幅が1.6mm以上であるブロック溝を備える、空気入りタイヤ。
  2. タイヤ幅方向の第1接地端から少なくともタイヤ赤道まで伸び、タイヤ幅方向の第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる複数の第1主溝と、
    前記第2接地端から少なくともタイヤ赤道まで伸び、前記第1接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる複数の第2主溝と、
    前記第2主溝が二つの前記第1主溝と接続することで区画される複数の陸部と、を備え、
    前記陸部は、タイヤ幅方向のセンター領域に、前記第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びる凹部を備え、
    前記陸部は、前記第1主溝同士を接続する少なくとも一つの陸溝と、前記陸溝で区画され、タイヤ幅方向で並列される複数のブロックと、を備え、
    前記凹部の少なくとも一つは、前記複数のブロックのうち、タイヤ赤道を含むセンターブロックに配置され、
    前記センターブロックに配置される前記凹部のうち、少なくとも一つは、前記センターブロックの全幅に亘って伸びる全幅凹部である、空気入りタイヤ。
  3. 前記全幅凹部は、前記センターブロックの端部に配置される一対のブロック溝と、前記一対のブロック溝を接続し、前記ブロック溝よりも幅が狭いサイプと、を備える、請求項に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記複数のブロックのうち、前記センターブロックよりもタイヤ幅方向の外側に配置されるサイドブロックの少なくとも一つは、前記第2接地端側にいくにつれてタイヤ周方向の一方側に向けて伸びて且つ前記サイドブロックの全幅に亘って伸びる全幅凹部を備え、
    前記センターブロックの前記全幅凹部の数は、前記サイドブロックの前記全幅凹部の数よりも、多い、請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
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