JP4377017B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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  • Tires In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は冬用空気入りタイヤ、とくには、四輪駆動リクリエーショナルビークルに適用されて、雪上性能および氷上性能のそれぞれを高い次元で両立させる空気入りタイヤ、なかでも、それのトレッドパターンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両に適用されて、雪上性能および氷上性能の両性能を発揮し得る従来タイヤとしては、図2に展開図で示すような方向性トレッドパターンを有するものがある。
【0003】
これは、トレッド踏面部31の踏面中心に、周方向へほぼ直線状に延びるセンター溝32を設けるとともに、このセンター溝32を隔てて位置する内外二対の直線周溝33,34を設け、また、それぞれのトレッド踏面端から、相互に逆向きに延在してセンター溝32に達し、図では下方側で相互に接近するそれぞれの傾斜溝35と、センター溝32と直線周溝33との間で、周方向に隣接する傾斜溝35を相互に連通させる、傾斜溝35とは延在方向が逆の連通溝36とのそれぞれを設けることによって、踏面部31に八列のブロック列を区画し、さらに、連通溝36に隣接するそれぞれのブロック37,38には踏面幅方向に延びるそれぞれのサイプ39,40を、そして、その他のブロック41,42には、傾斜溝35とほぼ平行に延びるそれぞれのサイプ43,44を設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来技術にあっては、周方向に延在する溝の全てが直線もしくは直線状をなし、それらの溝はいずれも、実質的には、トレッド踏面部31の幅方向に延びるエッジ成分を有していないことから、それらの溝は、耐横すべり性を発揮することはできても、とくには雪上での、駆動および制動性能の向上にはほとんど寄与できないという問題があった。
【0005】
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、雪上および氷上でのすぐれた耐横すべり性を確保しつつ、駆動および制動性能のそれぞれをともに大きく向上させた空気入りタイヤを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の空気入りタイヤは、トレッド踏面部のそれぞれの側部域に、相互に対をなす広幅周方向溝を設けるとともに、それぞれの広幅周方向溝から、踏面中心側へ相互に逆方向に傾斜して延びて、広幅周方向溝と踏面中央域との間に延在する傾斜溝を設けてなる、方向性トレッドパターンを有するものにおいて、各傾斜溝を、少なくとも一の折曲部を経て折れ線状に延在させて、その折曲部以外では直線状に形成するとともに、各傾斜溝を、踏面中心を越えた位置で,他方側の広幅周方向溝から延びる傾斜溝の二本以上に開口させたものである。
【0007】
このタイヤでは、方向性トレッドパターンに特有のすぐれた排雪性能により、高い雪上性能をもたらし得ることはもちろん、とくに、傾斜溝を、少なくとも一の折曲部を経て延在させることで、通常はトレッド踏面の幅方向に延びる長いエッジ成分を有する傾斜溝に、周方向のエッジ成分を付与することができ、これにより雪上等での耐横すべり性を高めて雪上旋回性能等を向上させることができる。また、その傾斜溝を、排水性能の向上にも有効に寄与させることができる。
【0008】
ところで、傾斜溝を、折曲部以外では直線状に延びる折れ線状に形成することにより、トレッド接地面内のけり出し側形状にブロックエッジをほぼ一致させて、雪上での駆動性能を高めることができ、また直線状とすることで、横方向への排水性を向上させることができるとともに、折曲部の前と後で、溝の機能を分離させることができる。
【0009】
そしてまた、各傾斜溝を、それとは反対側から延びる傾斜溝の二本以上に開口させることにより、周方向に対して、鋭角となる溝を形成でき、排水性能、駆動・制動性能および旋回性能のそれぞれをともに有利に向上させることが可能になる。
さらに、踏面中心を越えた位置で上記開口を行わせることで、折曲部の手前側(周方向に対して大きな角度を持つ側)の傾斜溝をより長く設定できるため、氷上での駆動・制動性能を一層向上させることができる。
【0010】
ところで、傾斜溝は、折曲部を境に、それの両側部で、タイヤ周方向に対して相互に逆方向へ延在させることも可能であるが、好ましく、各傾斜溝を、その全長にわたって、いいかえれば、それの折曲部のいずれの側においてもともに、タイヤ周方向に対して同一方向に傾斜させ、これにより、排雪および排水性能の一層の向上をもたらす。
【0011】
またここでは、傾斜溝の折曲部を、踏面中心を越えた位置、いいかえれば、踏面中心より他方側の広幅周方向溝寄りの位置に設けることが好ましく、これによれば、傾斜溝の、折曲部より手前側部分の長さをより長くすることができ、雪上での駆動・制動性能をより向上させることができる。
【0012】
また好ましくは、傾斜溝の折曲部近傍部分の溝幅を、それの、広幅周方向溝への開口幅より狭幅として、トレッド踏面中央域の、接地圧の高くなる部分のネガティブ率を小さくすることで、実接地面積を大きくして氷上性能の向上をもたらす。この一方で、傾斜溝の、踏面部側部域での溝幅を広くすることで、傾斜溝からの雪ばなれ性を高めることができ、この結果として、雪上での駆動および制動性能を向上させることができる。
【0013】
ここで、傾斜溝の折曲部より先端側の平均溝幅を、それの、広幅周方向溝への開口幅の25〜80%の範囲とした場合には、踏面中央域のネガティブ率をより適正ならしめて、雪上および氷上の両性能を一層有効に向上させることができる。すなわち、上記平均溝幅が25%未満では、踏面中央域のネガティブ率が小さくなりすぎて雪上性能の低下のうれいがあり、それが80%を越えると高い氷上性能をもたらし得ないおそれがある。
なおこのことは、平均溝幅を35〜70%の範囲とした場合により顕著である。
【0014】
そして、より好ましくは傾斜溝の溝幅を、それの、広幅周方向溝への開口部から折曲部に向けて漸減させる。溝幅を急激に、減らした場合には、センター部とショルダー部の剛性の不均一から偏摩耗が懸念されることになるところ、漸減させた場合には、耐摩耗性を有利に向上させることができる。
【0015】
また好ましくは、傾斜溝の、折曲部より先端側部分の、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度を、他の部分のそれより10〜45°小さくする。これによれば、他の部分をラグ溝の如くに、駆動・制動性能に有効な溝として機能させることができ、また先端側部分の延在方向をより周方向に近付けることで、排水性、耐横すべり性の発揮に有効に寄与させることができる。
【0016】
なお、上記他の部分のタイヤ周方向に対する角度は、45〜85°の範囲とすることが好ましい。45°未満では、駆動・制動性能の低下が否めず、85°を越えると、騒音の増大が懸念される。
【0017】
このようなタイヤにおいてより好ましくは、それぞれの広幅周方向溝を、ほぼ鋸歯状に延びる、長短二種類の辺部分からなるジグザグ溝とし、長辺部分の、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度を1〜20°の範囲とする。
【0018】
広幅周方向溝をジグザグ溝とすることで、それに、踏面幅方向に延びるエッジ成分を付与することができ、その広幅周方向溝を、雪上および氷上での駆動および制動性能の確保に有効に寄与させることができる。ここで、上記角度を1°未満とした場合には、エッジ成分の増加が十分ではなく、上述した性能の向上を期し難く、20°を越える値としたときは、ブロックの形状が複雑になって、ブロックに偏摩耗が発生し易く、また、ブロック剛性が低下し易い不都合がある。
【0019】
また好ましくは、広幅周方向溝の長辺部分の、タイヤ周方向に対する延在方向を、傾斜溝のそれとは逆方向として、トレッド踏面部の側部域に形成されるブロックから鋭角隅部を取り除いて、そこへの偏摩耗の発生を防止する。
【0020】
さらに好ましくは、対をなす広幅周方向溝の内側に、対をなす細幅周方向溝を設け、それぞれの細幅周方向溝を、ほぼ鋸歯状に延びる長短二種類の辺部分からなるジグザグ溝とするとともに、細幅周方向溝の長辺部分の、タイヤ周方向に対する延在方向を、広幅周方向溝の長辺部分のそれとは逆方向とする。
【0021】
これによれば、細幅周方向溝をもって、雪上および氷上での耐横すべり性を大きく向上させることができ、また、この細幅周方向溝をもジグザグ溝とすることで、駆動および制動性能のそれぞれを有効に向上させることができる。また、この細幅周方向溝の長辺部分の延在方向を広幅周方向溝の長辺部分のそれとは逆方向とすることで、細幅周方向溝をもって排水性能を有利に向上させることができる。
【0022】
かかるタイヤにおいて、周方向溝と傾斜溝とに区画されるブロックのそれぞれに複数本のサイプを設けた場合には、サイプエッジによる水膜切断作用およびサイプ内への吸水作用の下で、氷上性能のより一層の向上をもたらすことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下のこの発明の実施の形態を図面に示すところに基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態を示す、トレッドパターンの展開図であり、図中1はトレッドを、2はトレッド踏面部をそれぞれ示す。
【0024】
ここでは、トレッド踏面部2のそれぞれの側部域に、相互に対をなす広幅周方向溝3を設けるとともに、これらのそれぞれの広幅周方向溝3から、踏面部1の中心側へ相互に逆向きに傾斜して延びて、踏面中心を越えた位置で折れ曲がるそれぞれの傾斜溝4を設け、また、広幅周方向溝3の内側に、相互に対をなす細幅周方向溝5を設ける。
【0025】
ここで、広幅周方向溝3は、ほぼ鋸歯状に延びる長短二種類の辺部分からなるジグザグ溝とし、図に示すところでは、それぞれの広幅周方向溝3の長辺部分3aの相互を、上方側に向けて相互に接近する延在姿勢とするとともに、各長辺部分3aの、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度を1〜20°の範囲とする。
【0026】
またここにおけるそれぞれの傾斜溝4は、広幅周方向溝3への開口部から、それの折曲部4aまで、図の下方側に向けて相互に接近する延在姿勢の下で、幅を漸減させつつ直線状に延びる。そして、その折曲部4aより先端側の部分は、図の下方側への折曲して、これも直線状に延在し、他方側の広幅周方向溝3から延びる傾斜溝4の二本に、それらの傾斜溝4の折曲部4aより手前側の位置で開口する。
【0027】
このような傾斜溝4において、それの折曲部4aより先端側部分4bの平均溝幅は、それの、広幅周方向溝3への開口幅の25〜80%の範囲とすることが好ましく、より好ましくは35〜70%の範囲とする。
また好ましくは、傾斜溝4の上記先端部分4bの、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度を、それの他の部分、すなわち、広幅周方向溝3と折曲部4aとの間の本体部分4cのそれより10〜45°の範囲で小さくする。
ところで、その本体部分4cの、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度は45〜85°の範囲とすることが好ましい。
【0028】
なお、図に示すところでは、それぞれの広幅周方向溝3より外側部分に、トレッド端から広幅周方向溝3に達する横溝6を設け、それらの横溝6を、タイヤ周方向に対し、傾斜溝4と同方向に幾分傾けて延在させることにより、これも方向性を有するショルダーブロック列を区画し、これにより、トレッド踏面部1に総計八列のブロック列を形成することとしているも、ショルダーブロック列は、横溝6を設けることに代えて、傾斜溝4をトレッド踏面端またはトレッド端まで延在させることによって構成することもできる。
【0029】
さらにここでは、対をなすそれぞれの細幅周方向溝5をもまた、ほぼ鋸歯状に延びる長短二種類の辺部分からなるジグザグ溝とするも、それらの周方向溝5の長辺部分5aの相互を、周方向溝3の長辺部分3aとは逆に、図の下方側に向けて相互に接近する延在姿勢とする。
【0030】
そして、このようなそれぞれの溝により区画されるそれぞれのブロックには、傾向的に、隣接する傾斜溝4または横溝6の延在方向に延びる複数本のサイプ7を形成する。
【0031】
以上のように構成してなるトレッドパターンによれば、方向性トレッドパターンに固有の高い雪上性能の下で、とくに、傾斜溝4を折曲部4aを経て延在させることで、雪上および氷上での耐横すべり性および旋回性能を一層向上させるとともに、すぐれた排水性能をもたらすことができる。
また、その傾斜溝4を折れ線状に延在させることで、前述したように、溝の機能を分離させて、駆動・制動性能と、排水および耐横すべり性能を高い次元で両立させることができる。
さらに、傾斜溝4を、踏面中心を越えた位置で、それとは反対側から延びる二本の傾斜溝4の本体部分4cにそれぞれ開口させることで、雪上および氷上での駆動および制動性能をさらに高めることができる。
【0032】
これらの結果として、雪上および氷上でのすぐれた耐横すべり性を確保してなお、駆動および制動性能を大きく向上させ、併せて、高い旋回性能をも実現することができる。
【0033】
【実施例】
サイズが265/70R16のタイヤのトレッドパターンを図1に示すものとした実施例タイヤにおいて、
広幅周方向溝3の溝幅を7.0mm、長辺部分3aの、タイヤ周方向に対する角度を6°とし、
傾斜溝4の本体部分4cの、広幅周方向溝3への開口幅を11.5mm、折曲部4aでの幅を6.5mmとするとともに、それの先端側部分4bのうちの、二本の傾斜溝間に挟まれる部分の溝幅を7.0mmとし、また、傾斜溝本体部分4cの、タイヤ周方向に対する角度を70°、先端側部分4bのそれを67°とするとともに、それら両者の交角を142°とし、
さらに、細幅周方向溝5の溝幅を6.5mmとした場合における、
雪上および氷上フィーリング、雪上および氷上制動性能および雪上駆動性能のそれぞれを求め、従来タイヤをコントロールとして指数評価したところ表1に示す通りとなった。
【0034】
ここで、従来タイヤは、図2に示すトレッドパターンを有する同サイズのタイヤとし、表中の指数値は大きいほどすぐれた結果を示すものとした。
【0035】
【表1】
Figure 0004377017
【0036】
なおここで、雪上フィーリングは、圧雪路面のテストコートにおける制動性、発進性、直進性および旋回性を総合的にフィーリング評価することにより求め、
雪上制動性能は、圧雪上を40km/hからフル制動したときの制動距離を計測することにより求め、
雪上駆動性能は、圧雪上で50mの距離を走行するに要する時間を計測することにより求め、
氷上フィーリングは、氷盤路面のテストコースにおける制動性、発進性、直進性および旋回性を総合的にフィーリング評価することにより求め、
氷上制動性能は、氷盤上を20km/hからフル制動したときの制動距離を計測することにより求めた。
【0037】
【発明の効果】
かくして、この発明によれば、上記実施例からも明らかなように、雪上および氷上におけるすぐれた耐横すべり性を実現してなお、雪上および氷上のそれぞれにおける高い駆動および制動性能をもたらすことができ、併せて、雪上および氷上での旋回性能を大きく向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示すトレッドパターンの展開図である。
【図2】 従来技術を示すトレッドパターンの展開図である。
【符号の説明】
1 トレッド部
2 トレッド踏面部
3 広幅周方向溝
3a,5a 長辺部分
4 傾斜溝
4a 折曲部
4b 先端側部分
4c 本体部分
5 細幅周方向溝
6 横溝
7 サイプ

Claims (11)

  1. トレッド踏面部のそれぞれの側部域に、相互に対をなす広幅周方向溝を設けるとともに、それぞれの広幅周方向溝から、踏面中心側へ相互に逆方向に傾斜して延びる傾斜溝を設けてなる、方向性トレッドパターンを有する空気入りタイヤにおいて、
    各傾斜溝を、少なくとも一の折曲部を経て折れ線状に延在させるとともに、各傾斜溝を、踏面中心を越えた位置で、他方側の広幅周方向溝から延びる傾斜溝の二本以上に開口させてなる空気入りタイヤ。
  2. 各傾斜溝を、その全長にわたって、タイヤ周方向に対して同一方向に傾けてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 傾斜溝の折曲部を、踏面中心を越えた位置に設けてなる請求項1もしくは2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 傾斜溝の折曲部近傍部分の溝幅を、それの、広幅周方向溝への開口幅より狭幅としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 傾斜溝の、折曲部より先端側の平均溝幅を、それの、広幅周方向溝への開口幅の25〜80%の範囲としてなる請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 傾斜溝の溝幅を、それの、広幅周方向溝への開口部から折曲部に向けて漸減させてなる請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 傾斜溝の、折曲部より先端側部分の、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度を、他の部分のそれより10〜45°小さくしてなる請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. それぞれの広幅周方向溝を、ほぼ鋸歯状に延びる、長短二種類の辺部分からなるジグザグ溝とし、長辺部分の、タイヤ周方向に対する鋭角側の角度を1〜20°の範囲としてなる請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 広幅周方向溝の長辺部分の、タイヤ周方向に対する延在方向を、傾斜溝のそれとは逆方向としてなる請求項8に記載の空気入りタイヤ。
  10. 対をなす広幅周方向溝の内側に、対をなす細幅周方向溝を設け、それぞれの細幅周方向溝を、ほぼ鋸歯状に延びる長短二種類の辺部分からなるジグザグ溝とするとともに、細幅周方向溝の長辺部分の、タイヤ周方向に対する延在方向を、広幅周方向溝の長辺部分のそれとは逆方向としてなる請求項8もしくは9に記載の空気入りタイヤ。
  11. 周方向溝と傾斜溝とにより区画されるブロックに複数本のサイプを設けてなる請求項1〜10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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