JP6979433B2 - 給湯機および給湯機制御方法 - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係る給湯機Sの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る給湯機Sの構成図である。
タンクユニットTUは、タンク1と、ストレーナ2と、減圧弁3と、給湯用混合弁4と、湯張り用混合弁5と、湯張り用開閉弁6と、浴槽汚水のタンクへの逆流を防止するための逆流防止装置7と、循環調整弁8と、風呂循環ポンプ9と、追焚き用熱交換器10と、ヒートポンプの沸き上げ制御に用いる三方弁11と、排水弁12と、逃し弁13と、逆止弁CV1〜7と、制御部20と、温度センサ21〜29と、フローメータ31,32と、水位センサ33と、を備えている。
口に配管46が接続されている。
ヒートポンプユニットHPUは、圧縮機51と、液冷媒熱交換器52と、膨張弁53と、空気熱交換器54と、送風ファン55と、循環ポンプ56と、制御部57と、温度センサ58〜60と、を備えている。
リモコンRCは、浴槽Bの近くに設置されるふろリモコンRC1と、給湯端末(図示せず)の近くに設置される台所リモコンRC2と、を備えている。使用者はリモコンRC(RC1,RC2)の操作部(図示せず)を操作することにより、各種の運転を指令したり、給湯温度、湯張り温度、追焚き温度等を設定したりすることができる。
以降、給湯機Sが足し湯の際の注湯量等を制御する方法について、比較例と本発明の実施形態とを対比して説明する。
まず、比較例の制御方法について説明する。比較例の制御方法では、予め、浴槽Bにおけるレベル1からレベルN(Nは正の整数)までの複数段階の水位を定義しておく。そして初期設定において、制御部20は単位湯量ΔQを算出し、単位湯量ΔQに基づいて各水位レベルの水位に対応する湯量を算出してテーブルに記憶する。このテーブルを、以降、水位テーブルとも称する。初期設定の後の湯張りや足し湯の処理においては、水位テーブルに記憶された水位から湯張りの設定水位Hsを選択し、設定水位Hsに対応する湯量を注湯する。この設定水位Hsが、足し湯の目標水位Hdとなる。これらの処理について、図2,図3を用いて説明する。
湯張り用開閉弁6が開くと、水道圧により、ストレーナ2から浴槽Bへと向かう湯の流れが発生する。ストレーナ2を経由して逆止弁CV3から流入した水と、ストレーナ2,タンク1を順に経由して逆止弁CV5から流入した湯は、湯張り用混合弁5で設定温度に混合される。混合された湯は、湯張り用開閉弁6,配管42,配管41を順に経由し、循環アダプタ49を通って浴槽Bに注湯される。
給湯機Sは、目標水位Hdと現在の実測水位Hmとの差分に単位湯量ΔQを乗算して算出した湯量を消費された湯量と判断する。この消費された湯量分の湯を注湯することにより、目標水位Hdまで足し湯を行う。足し湯の際の湯の流れは以下である。逆止弁CV5から流入した湯とストレーナ2から流入した水とが足され、湯張り用混合弁5,湯張り用開閉弁6,フローメータ32,配管42,配管41を順に経由し、循環アダプタ49を通って浴槽Bに注湯される。
次に、本発明の実施形態の制御方法について説明する。本実施形態の制御方法では、比較例の制御方法とは異なり、水位テーブルを用いない。本実施形態の制御方法は、初期設定で算出した単位湯量ΔQを湯張りにおいて最適化することにより、使用者の設定と実際に湯張りや足し湯において注湯される水位との関係を一定化させるものである。以降、本実施形態の制御方法について、図4〜7を用いて説明する。
図4は本実施形態に係る給湯機Sの初期設定の処理を示すフローチャートである。初期設定の開始時点で、風呂循環ポンプ9には稼働に十分な呼び水が供給されているものとする。本実施形態の初期設定は、給湯機Sの設置工程の一部として行われることが好ましい。すなわち、本実施形態の初期設定は、リモコンRCを最初に起動したときに、リモコンRCの初期画面から実行されることが好ましい。このように初期設定が実行されることにより、使用者が初期設定の実行前に湯張りを行ってしまい、湯張りや足し湯において設定と異なる注湯がなされてしまう問題を防止できる。
図5〜8を用いて、本実施形態の湯張りの処理を説明する。本実施形態においては、使用者は水位レベルではなく設定湯量Qsを設定する。後述するように、水位センサ33で取得される水位は様々な影響を受け得るため、湯量で設定を行うことにより、使用者の設定に対して実際に注湯される湯の水位を、水位レベルで設定した場合よりも均一化させることができる。
S 給湯機
9 風呂循環ポンプ(循環ポンプ)
20 制御部(制御手段、判定手段)
32 フローメータ
33 水位センサ
41〜48 配管(循環回路)
49 循環アダプタ
S113 単位湯量算出処理
S200 予測水位算出処理
S213 実測水位測定処理
S2140 水位差分算出処理
S208a,S208,S215,S216,S226 目標水位設定処理
S218 単位湯量更新処理
Claims (3)
- 浴槽に注湯された湯量を測定するフローメータと、
前記浴槽の実測水位を測定する水位センサと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記注湯によって上昇した水位と前記湯量とに基づいて前記浴槽の高さあたりの単位湯量を算出し、
設定湯量と前記単位湯量とに基づいて予測水位を算出し、
前記実測水位と前記予測水位との差分が所定値以内の場合は、前記実測水位の値を足し湯における目標水位として設定し、
前記差分が所定値を超えた場合は、前記予測水位の値を前記目標水位として設定し、
所定回数連続で前記差分が所定値を超えた場合は、前記差分が小さくなるように前記単位湯量の更新を行う給湯機。 - 前記制御部が、前記差分が0にならないように前記単位湯量を更新することを特徴とする請求項1に記載の給湯機。
- 初期設定ステップと、湯張りステップと、を含む給湯機制御方法であって、
前記初期設定ステップは、注水の水量と当該注水によって上昇した水位に基づいて浴槽の高さあたりの単位湯量を算出する単位湯量算出処理を行い、
前記湯張りステップは、
設定湯量と前記単位湯量とに基づいて予測水位を算出する予測水位算出処理を行い、
前記設定湯量の注湯が完了した後、実測水位を測定する実測水位測定処理を行い、
前記実測水位と前記予測水位との差分を算出する水位差分算出処理を行い、
前記差分が所定値以内の場合は、前記実測水位の値を足し湯における目標水位として設定する目標水位設定処理を行い、
前記差分が所定値を超えた場合は、前記予測水位の値を前記目標水位として設定する目標水位設定処理を行い、
所定回数連続で前記差分が所定値を超えた場合は、前記差分が小さくなるように前記単位湯量を更新する単位湯量更新処理を行う、給湯機制御方法。
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