JP2010151362A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

貯湯式給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010151362A
JP2010151362A JP2008329220A JP2008329220A JP2010151362A JP 2010151362 A JP2010151362 A JP 2010151362A JP 2008329220 A JP2008329220 A JP 2008329220A JP 2008329220 A JP2008329220 A JP 2008329220A JP 2010151362 A JP2010151362 A JP 2010151362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
time
amount
storage tank
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008329220A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeharu Ando
丈晴 安東
Yoshiaki Fukumura
吉晃 福村
Toshikazu Mitani
俊数 三谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2008329220A priority Critical patent/JP2010151362A/ja
Publication of JP2010151362A publication Critical patent/JP2010151362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】浴槽に対する湯張りの完了の予定時刻の設定が行われた場合に、貯湯タンク内の残湯量の不足により、上記の予定時刻に湯張りが未完了になることを防止できる貯湯式給湯装置を提供する。
【解決手段】この貯湯式給湯装置は、湯張り完了の予定時刻t1が設定されると(S1)、湯張り開始時刻t2を算出し(S2)、そして貯湯タンク5の残湯量が湯張りに必要な所定量未満であるか否かの検出を行い(S3)、その検出の結果、前記残湯量が前記所定量未満の場合は、その不足湯量を沸き上げるのに要する所要時間Δ2を計算して不足湯量沸上開始時刻t3を算出し(S4)、現在時刻が時刻t3以降である場合には、貯湯タンク内の水を加熱して不足湯量を沸き上げる。
【選択図】図3

Description

本発明は、浴槽に対する湯張りまたは追い焚きの完了を予定する時刻の設定を行える貯湯式給湯装置に関する。
最近の貯湯式給湯装置では、設置スペースを小さくするために小容量(例えば浴槽の容量以下)の貯湯タンクを用いている。
またこの種の貯湯式給湯装置のなかには、浴槽に対する湯張りまたは追い焚き(以後、「湯張り等」と呼ぶ)の完了を予定する時刻の設定を行えるものがある。即ち、浴槽に対する湯張り等の完了を予定する時刻(予定時刻)の設定が行われると、その予定時刻から湯張り等に要する時間遡った時刻になると、湯張り等が開始されて当該予定時刻に完了される。
しかしこの様な貯湯式給湯装置では、貯湯タンクの容量が小さいので、湯張り等の開始前に貯湯タンク内の残湯量が少なくなると、湯張り等の途中で湯切れになり、予定時間に湯張り等を完了できなくなる。
この問題点を解決するものとして特許文献1の技術が開示されている。特許文献1では、予定時刻が設定されると、貯湯タンク内の水を加熱して貯湯タンク内の残湯量を全量状態にして、湯張り等の途中で湯切れする事を防止するものである。
特開2007−212057号公報
特許文献1では、貯湯タンクの容量が小さい場合は、予定時刻の設定後から湯張り等の開始までの間に大量出湯が発生すると、やはり湯張り等の開始直前に貯湯タンク内の残湯量が少なくなり、湯張り等の途中で湯切れになり、予定時間に湯張り等を完了できなくなる。
この発明の課題は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、浴槽に対する湯張りまたは追い焚きの完了を予定する時刻(予定時刻)の設定が行われた場合に、貯湯タンク内の残湯量の不足により、予定時刻に湯張りまたは追い焚きが未完了になることを防止できる貯湯式給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様は、貯湯タンク(5)と、前記貯湯タンク内の水を加熱する加熱手段(3)と、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出手段(150a)と、前記所定の浴槽(9)に対する湯張りまたは追い焚きを開始する第1時刻(t2)を設定する開始時刻設定手段(150d)と、前記残湯量検出手段の検出結果に基づき前記貯湯タンク内の残湯量が前記所定の浴槽に対する湯張りまたは追い焚きに必要な所定量未満であるか否かを監視する監視手段(150b)と、前記監視手段により前記残湯量が前記所定量未満であると判定された場合に、前記残湯量の前記所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する第1所要時間(Δt2)を算出し、前記第1時刻から前記第1所要時間遡った第2時刻(t3)を算出する沸上開始時刻算出手段(150c)と、現在時刻が前記第2時刻以降になると、前記加熱手段を動作させて前記貯湯タンク内の水を加熱させる制御手段(150e)と、を備えるものである。
本発明の第2の態様は、貯湯タンク(5)と、前記貯湯タンク内の水を加熱する加熱手段(3)と、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出手段(150a)と、前記所定の浴槽(9)に対する湯張りまたは追い焚きを開始する第1時刻(t2)を設定する開始時刻設定手段(150d)と、前記残湯量検出手段の検出結果に基づき前記貯湯タンク内の残湯量が前記所定の浴槽に対する湯張りまたは追い焚きに必要な所定量未満であるか否かを監視する監視手段(150b)と、前記監視手段により前記残湯量が前記所定量未満であると判定された場合に、前記残湯量の前記所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する第1所要時間(Δt2)を算出し、前記第1時刻から前記第1所要時間遡った第2時刻(t3)を算出する沸上開始時刻算出手段(150c)と、前記残湯量検出手段の検出結果に基づき1日における一定時刻毎の出湯量を推定する推定手段(150f)と、前記推定手段の推定結果に基づき、前記第1時刻と前記第2時刻との間の時刻間で発生する時刻間出湯量を算出する時刻間出湯量算出手段(150g)と、を備え、前記沸上開始時刻算出手段は更に、前記不足湯量に前記時刻間出湯量を加えた湯量を沸き上げるのに要する第2所要時間(Δt4)を算出し、前記第1時刻から前記第2所要時間遡った第3時刻(t3)を算出し、現在時刻が前記第3時刻以降になると、前記加熱手段を動作させて前記貯湯タンク内の水を加熱させる制御手段(150e)を更に備えるものである。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様に記載の貯湯式給湯装置であって、前記沸上開始時刻算出手段は、前記加熱手段の出力値として、その第1の出力値よりも低い第2の出力値を用いて前記第1所要時間を計算するものである。
本発明の第4の態様は、第1の態様または第2の態様に記載の貯湯式給湯装置であって、前記沸上開始時刻算出手段は、前記第1時刻から、前記第1所要時間と更に予め設定された所定時間とを遡って、前記第2時刻を算出するものである。
本発明の第5の態様は、第1の態様に記載の貯湯式給湯装置であって、前記制御手段は、現在時刻が前記第2時刻以降になった場合において、現在時刻と前記第2時刻との差が所定時間以上でない場合は、前記加熱手段を第1の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させ、現在時刻と前記第2時刻との差が前記所定時間以上である場合は、前記加熱手段を前記第1の出力値よりも高い第2の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させるものである。
本発明の第6の態様は、第2の態様に記載の貯湯式給湯装置であって、前記制御手段は、現在時刻が前記第3時刻以降になった場合において、現在時刻と前記第3時刻との差が所定時間以上でない場合は、前記加熱手段を第1の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させ、現在時刻と前記第3時刻との差が前記所定時間以上である場合は、前記加熱手段を前記第1の出力値よりも高い第2の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させるものである。
本発明の第1の態様によれば、現在時刻が第2時刻(不足湯量沸上開始時刻)以降になると、加熱手段を動作させて貯湯タンク内の水を加熱して沸き上げを開始するので、第1時刻(湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻)おいて湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンクに確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
本発明の第2の態様によれば、第1時刻から第2時刻の間に発生する可能性のある出湯量を推定して第3時刻を算出し、これに基づいて加熱手段を動作させるので、第1時刻から第2時刻の間に急に大量出湯があった場合でも、第1時刻に湯張りを完了させるにあたり、貯湯タンク内の残湯量が不足する事を防止できる。
本発明の第3の態様によれば、加熱手段の出力値として、その第1の出力値よりも低い第2の出力値を用いて前記第1所要時間を計算するので、加熱手段の第1の出力値(例えば実際の出力値)が想定よりも低い出力値であった場合や、第2時刻の算出後に大量の出湯があった場合でも、第1時刻において湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンクに確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
本発明の第4の態様によれば、第1時刻(湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻)から、不足湯量の沸き上げに要する第1所要時間だけでなく更に予め設定された所定時間遡って第2時刻(不足湯量沸上開始時刻)を計算するので、加熱手段の実際の出力値が想定よりも低い出力値であった場合や、第2時刻の算出後に大量の出湯があった場合でも、第1時刻において湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンクに確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
本発明の第5の態様によれば、現在時刻と第2時刻(不足湯量沸上開始時刻)との差が所定時間以上あって貯湯タンク内の残湯量の沸き上げが間に合わない場合は、加熱手段の出力値を第2の出力値に上げて貯湯タンク内の水を沸き上げるので、かかる場合でも、第1時刻(湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻)において、湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンクに確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
本発明の第6の態様によれば、現在時刻と第3時刻(第2不足湯量沸上開始時刻)との差が所定時間以上あって貯湯タンク内の残湯量の沸き上げが間に合わない場合は、加熱手段の出力値を第2の出力値に上げて貯湯タンク内の水を沸き上げるので、かかる場合でも、第1時刻(湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻)において、湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンクに確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
<第1実施形態>
≪全体構成≫
図1は、第1実施形態に係る貯湯式給湯装置1の構成図であり、図2は、この貯湯式給湯装置1の制御装置の構成図を示したものであり、図3は、この貯湯式給湯装置1の主要な動作のフローチャートである。
貯湯式給湯装置1は、ヒートポンプユニット(加熱手段)3により沸き上げられた湯を貯湯タンク5に貯湯し、その貯湯した湯を、利用者の操作に応じて、浴槽9に出湯し、または浴槽9以外の給湯部(例えば蛇口またはシャワー)7から出湯するものである。
貯湯タンク5は、例えば円筒状に形成されており、例えば350L(L:リットル)の容量を有している。貯湯タンク5の上部には、缶体上サーミスタ(水温検出手段)T1が配設されており、貯湯タンク5の側面には、複数の残湯量サーミスタ(水温検出手段)T2〜T6が、上下に沿って間隔を空けて配設されている。各サーミスタT1〜T6は、貯湯タンク5内の湯または水(以後、湯水と呼ぶ)の温度を測定するものである。
各サーミスタT1〜T6はそれぞれ、貯湯タンク5の残湯量K(例えばK=ゼロL)、残湯量A(例えばA=50L),残湯量B(例えばB=100L),残湯量C(例えばC=190L),残湯量D(例えばD=240L),残湯量E(例えばE=300L)に対応する高さ位置に配設されている。尚、貯湯タンク5内は常に湯水で満たされており、湯は貯湯タンク5の上部側から順に貯湯される。
貯湯タンク5の底面には、貯湯タンク5内に給水するための給水口5aが設けられている。この給水口5aは、第1給水管h1を介して、水道水が供給される第2給水管h2の分岐点N1に分岐接続されている。第1給水管h1には、第2給水管h2から流入した水が逆流する事を防止するための逆止弁B1と、第1給水管h1に流れる水の水温を検出する水温サーミスタ(水温検出手段)T7とが配設されている。
また貯湯タンク5の底面には、吐出口5bが設けられている。この吐出口5bは、第1吐出管h3を介して第2吐出管h4に分岐接続されている。各吐出管h3,h4の分岐接続点には、排水用三方弁B2が配設されている。
尚、第2吐出管h4の一端口は、HP(ヒートポンプユニット)循環往き口11に接続されており、また第2吐出管h4の他端口は、排水接続口13に接続されている。HP循環往き口11は、循環配管h5を介してHP循環戻り口15に接続されており、排水接続口13は、外部の排水管h6に接続されている。
尚、循環配管h5は、ヒートポンプユニット3内に引き込まれている。ヒートポンプユニット3により循環配管h5が加熱されることで、循環配管h5において、HP循環往き口11側から流入する水が沸き上げられてHP循環戻り口15側へと流出する。
尚、排水用三方弁B2は、例えば手動操作によりその弁体の開度が調整されることで、第1吐出管h3からの水を、第2吐出管h4におけるHP循環往き口11側または排水接続口13側に流出させるものである。この排水用三方弁B2は、通常時は、第1吐出管h3からの水をHP循環往き口11側に流出させるように調整されている。
第2吐出管h4には、排水用三方弁B2とHP循環往き口11との間において、排水用三方弁B2からの水をHP循環往き口11側に送り出すための循環ポンプP1が配設されている。
貯湯タンク5の上面には、第1入湯口5cが設けられており、貯湯タンク5の底面には、第2入湯口5dが設けられている。第1入湯口5cは、第1入湯管h7を介してHP循環戻り口15に接続されており、第2入湯口5dは、第2入湯管h9を介して第1入湯管h7に分岐接続されている。各入湯管h7,h9の分岐接続点には、三方弁B3が設けられている。
尚、三方弁B3は、電動モータによりその弁体の開度が調整される電動式である。三方弁B3は、後述の制御装置150の制御によりその弁体の開度が調整されることで、第1入湯管h7にHP循環戻り口15側から流入する湯を、第1入湯管h7を通じて第1入湯口5c側に流出させ、または第2入湯管h9を通じて第2入湯口5d側に流出させるものである。
また貯湯タンク5の上面には、出湯口5eが設けられている。この出湯口5eは、第1出湯配管h10を介して給湯混合弁B4に接続されている。尚、第1出湯配管h10には、出湯口5e側から流入する湯が逆流する事を防止するための逆止弁B5が配設されている。
給湯混合弁B4には、更に、第2給水管h2の一端口が接続されると共に、給湯配管h11の一端口が接続されている。尚、第2給水管h2の他端口は、給水接続口17に接続されており、給水接続口17には、外部からの給水管h20が接続されている。また給湯配管h11の他端口は、給湯接続口19に接続されており、給湯接続口19には、配管h12を介して給湯部(例えば蛇口またはシャワー)7が接続されている。
給湯混合弁B4は、電動モータによりその弁体の開度が調整される電動式である。給湯混合弁B4は、後述の制御装置150の制御によりその弁体の開度が調整されることで、第1出湯配管h10からの湯と第2給水管h2からの水とを所望の混合比で混合し、その混合した湯を給湯配管h11を通じて給湯部7に流出させるものである。
尚、第2給水管h2には、例えば、給水接続口17と分岐点N1との間において、減圧弁B7と、逆止弁B6と、ストレーナS1とが配設されている。減圧弁B7は、給水接続口17側から流入した水の水圧を所定の水圧(例えば170kPa)に減圧するものである。逆止弁B6は、給水接続口17側から流入した水が逆流する事を防止するものである。ストレーナ20は、給水接続口17側から流入した水に含まれるゴミを取るものであり、そのメッシュ数は例えば#60である。また第2給水管h2には、例えば、給湯混合弁B4と分岐点N1との間において、分岐点N1側から流入した水が逆流する事を防止するための逆止弁B8が配設されている。
給湯配管h11には、給湯配管h11を流れる湯の水量を検出する給湯水量センサ(水量検出手段)W2と、給湯配管h11を流れる湯の温度を検出する給湯サーミスタ(水温検出手段)T9とが配設されている。
貯湯タンク5の上面には、第2出湯口5fが設けられている。この第2出湯口5fは、第2出湯配管h14を介して湯張り混合弁B11に接続されている。尚、第2出湯配管h14には、貯湯タンク5からの湯が逆流する事を防止するための逆止弁B10が配設されている。
湯張り混合弁B11には、更に、第3給水管h15の一端口が接続されると共に、第3出湯配管h16の一端口が接続されている。尚、第3給水管h15の他端口は、第2給水管h2の分岐点N4に接続されている。分岐点N4は、例えば、第2給水管h2における逆止弁B8と分岐点N1との間に位置している。また第3出湯配管h16の他端口は、風呂循環往き口23に接続されており、風呂循環往き口23には、配管h17を介して浴槽9が配設されている。
湯張り混合弁B11は、電動モータによりその弁体の開度が調整される電動式である。湯張り混合弁B11は、後述の制御装置150の制御によりその弁体の開度が調整されることで、第2出湯配管h14からの湯と第3給水管h15からの水とを所望の混合比で混合して、その混合した湯を、第3出湯配管h16を通じて浴槽9側に流出させるものである。
また第3出湯配管h16には、複合水弁25が配設されている。複合水弁25は、湯張り電磁弁B12と、湯張り水量センサ(水量検出手段)W1と、逆止弁B13,B14と、排水弁B16とを備えている。それら各要素B12,B13,W1,B14は、湯張り混合弁B11側からその順に第3出湯配管h16に配設されている。
尚、湯張り電磁弁B12は、電動モータによりその弁体の開度が調整される電動式である。湯張り電磁弁B12は、後述の制御装置150の制御によりその弁体の開度が調整されることで、第3出湯配管h16を流れる湯の水量を調整するものである。また湯張り水量センサW1は、第3出湯配管h16を流れる湯の水量を検出するものである。また各逆止弁B13,B14は、第3出湯配管h16を流れる湯が湯張り混合弁B11側に逆流する事または浴槽9からの湯が混合弁B11側に逆流する事を防止するものである。
第3出湯配管h16の分岐点N5には、外部に引き出された第4排水管h27の一端口が接続されており、排水弁B16は、その第4排水管h27に配設されている。尚、分岐点N5は、例えば、逆止弁B13と湯張り水量センサW1との間に位置している。
排水弁B16は、その弁体が開成することで、第3出湯配管h16に貯まった湯水を第4排水管h27から外部に排出するものである。この排水弁B16は、例えば、手動式に構成されて手動により、または電動式に構成されて後述の制御装置150の制御により、その弁体の開度が調整される様になっている。
また貯湯タンク5の底面には、追焚循環戻り口5gが設けられている。この追焚循環戻り口5gには、第1追焚循環配管h21の一端口が接続されている。第1追焚循環配管h21の他端口は、第2出湯配管h14の分岐点N8に接続されている。尚、分岐点N8は、第2出湯配管h14における逆止弁B10と湯張り混合弁B11の間に位置している。
また第1追焚循環配管h21の一部分は、追焚熱交換器25内に取り込まれている。
また第1追焚循環配管h21の分岐点N10は、第2出湯配管h14の分岐点N9に配管h22を介して接続されている。分岐点N9は、第2出湯配管h14における第2出湯口5fと逆止弁B10との間に位置しており、分岐点N10は、分岐点N8と追焚熱交換器25との間に位置している。
また第2出湯配管h14の分岐点N8には、外部に引き出された第3排水管h13の一端口が接続されている。第3排水管h13には、負圧作動弁付き逃し弁B9が配設されている。負圧作動弁付き逃し弁B9は、貯湯タンク5内の水圧が所定の水圧(例えば190kPa)以上の場合は、その弁体を開成して、貯湯タンク5内の湯水を、各部5f→N9→B10→N8→h13→N12→B9の経路を経て外部に排水し、他方、貯湯タンク5内の水圧が前記所定の水圧未満の場合は、その弁体を閉塞して、貯湯タンク5内の湯水が、上記の経路を経て外部に排水される事を禁止するものである。
また第2出湯配管h14の分岐点N9と第3排水管h13の分岐点N12とは、配管h23を介して接続されており、配管h23には、分岐点N12から分岐点N9に流れる湯が逆流する事を防止する逆止弁B17が配設されている。尚、分岐点N12は、第3排水管h13における分岐点N8と逃がし弁B9との間に位置している。
また第1追焚循環配管h21には、それに流れる湯を貯湯タンク5の追焚循環戻り口5g側に循環させるための熱交換循環ポンプP3が配設されている。ここでは、循環ポンプP3は、例えば、第1追焚循環配管h21における追焚熱交換器25と追焚循環戻り口5gとの間に配設されている。
第1追焚循環配管h21の分岐点N13には、外部に引き出された第4排水管h24の一端口が接続されており、第4排水管h24には、第1追焚循環配管h21中に貯まった水を排水するための水抜き栓B18が配設されている。水抜き栓B18は、例えば手動式のものが用いられている。
第3出湯配管h16の分岐点N14には、第2追焚循環配管h25の一端口が接続されている。第2追焚循環配管h25の他端口は、風呂循環戻り口27に接続されており、風呂循環戻り口27には、配管h26を介して浴槽9に接続されている。
第2追焚循環配管h25の一部分は、追焚熱交換器25内に引き込まれており、第1追焚循環配管h21との間で熱交換可能になっている。
第2追焚循環配管h25には、風呂循環ポンプP4と、風呂サーミスタ(水温検出手段)T10と、水流スイッチSW1と、水位センサYとが配設されている。
風呂循環ポンプP4は、浴槽9内の湯水を風呂循環戻り口27から取り込んで第2追焚循環配管h25および第3出湯配管h16を循環させて風呂循環往き口23から浴槽9内に戻すためのものである。風呂サーミスタT10は、第2追焚循環配管h25を流れる湯水の温度を検出するものである。水流スイッチSW1は、第2追焚循環配管h25内を湯水が一定値以上の水流で循環しているか否かを検出するものであり、例えば、一定値以上の水流を検出するとオンし、一定値以上の水流を検出しない場合はオフになる。水位センサYは、浴槽9内の水位が浴槽9の追焚用吸水口9aよりも高いか否かを検出するものであり、例えば、所定水圧以上の水圧を検出すると、浴槽9内の水位が追焚用吸水口よりも高い事を検出するものである。これら各要素P4,T10,SW1,Yは、例えば、第2追焚循環配管h25における追焚熱交換器25と風呂循環戻り口27との間に配設されている。
またこの貯湯式給湯装置1は、図2の様に、制御装置150と、リモコン装置(設定入力手段)160とを備えている。制御装置150は、各サーミスタT1〜T10および各水量センサW1,W2の検出結果に基づき、各弁B3,B4,B11,B12、ヒートポンプユニット3および各循環ポンプP1,P3,P4を制御するものである。またリモコン装置160は、利用者の操作を受け付けるものである。
制御装置150は、残湯量検出部(残湯量検出手段)150aと、監視部(監視手段)150bと、沸上開始時刻算出部(沸上時刻算出手段)150cと、開始時刻設定部(開始時刻設定手段)150dと、制御部(制御手段)150eとを備えている。
残湯量検出部150aは、貯湯タンク5内の残湯量を検出するものであり、各サーミスタT1〜T6の検出結果に基づき、貯湯タンク5内の残湯と水との境界面のおおよその位置を検出し、その位置に基づき貯湯タンク5内の残湯量を検出する。例えば、残湯量検出部150aは、各サーミスタT1〜T3の検出温度が例えば75℃の高温で、サーミスタT4〜T6の検出温度が例えば20℃の低温である場合は、貯湯タンク5内の湯と水の境界面はおおよそサーミスタT3の高さ位置にあると判断し、貯湯タンク5内の残湯量は、サーミスタT3の高さ位置に対応する残湯量Bであると検出する。
開始時刻設定部150dは、リモコン装置160に対して浴槽9に対する湯張りまたは追い焚きの完了を予定する予定時刻が設定入力されると、湯張りまたは追い焚きに要する所要時間を計算し、上記の予定時刻からその計算した所要時間遡った時刻を、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)として設定する。
尚、上記の追い焚きには、浴槽9に張られた水を湯張り設定温度まで沸き上げるほか、浴槽9内に湯が張られている場合は、その湯を湯張り設定温度に維持するふろ保温機能も含まれるものとする。
監視部150bは、上記の予定時刻が設定入力されると、貯湯タンク5内の残湯量として、浴槽9に対する湯張りまたは追い焚きに必要な量(以後、所定量と呼ぶ)を計算する。例えば、湯張りの完了に必要な所定量としては、上記の所定量が浴槽9の容量に応じて予め設定されている場合は、その設定値(例えば湯張りまたは追い焚きに必要な量とシャワー1回分(30分)とを合わせた湯量)を用いる。またはリモコン装置160に湯張りの湯量が設定入力された場合は、その設定湯量を用いる。また追い焚きの完了に必要な所定量としては、リモコン装置160に設定入力された追い焚きの温度と浴槽9内の湯水の温度との温度差と、浴槽9内の湯水の量とに基づき、追い焚きの完了に必要な熱量を計算し、その熱量から上記の所定量を計算する。そして監視部150bは、残湯量検出部150aの検出結果に基づき、貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満であるか否かの判定を行う。
沸上開始時刻算出部150cは、監視部150bにより貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満であると判定された場合は、貯湯タンク5内の残湯量の上記の所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する所要時間(第1所要時間)を算出し、上記の湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻からその計算した所要時間遡った時刻(第2時刻)を、不足湯量沸上開始時刻として設定する。
尚、上記の所要時間(第1所要時間)は、例えば、不足湯量(単位:グラム)×沸上温度とタンク5内の水の温度との差(単位:℃)×水の比熱(単位:カロリー/(グラム・℃))÷ヒートポンプユニット3の出力値(例えば実際の出力値、単位:ワット)の演算式で求める事ができる。
制御部150eは、上記の沸上開始時刻と現在時刻とを比較する。そしてその比較の結果、現在時刻が上記の沸上開始時刻以降である場合は、制御部150eは、ヒートポンプユニット3を動作させて貯湯タンク5内の水を沸き上げさせ、他方、その比較の結果、現在時刻が上記の沸上開始時刻以降でない場合は、制御部150eは、貯湯タンク5内の水を加熱させない。尚、制御部150eは、残湯量検出部150aの検出残湯量が予め設定された停止残湯量以上になると、ヒートポンプユニット3を停止させる。
そして制御部150eは、現在時刻と上記の湯張り開始時刻との比較を行い、その比較の結果、現在時刻が上記の湯張り開始時刻以降になると、各弁B11,B12を制御して浴槽9への湯張りを開始する。そして制御部150eは、浴槽9の湯量が予め設定された量(例えばリモコン装置160に設定入力された量)になると、各弁B11,B12を制御して浴槽9への湯張りを終了する。また制御部150eは、現在時刻と上記の追い焚き開始時刻との比較を行い、その比較の結果、現在時刻が上記の追い焚き開始時刻以降になると、各循環ポンプP3,P4を動作させて浴槽9内の湯水の追い焚きを開始する。そして制御部150eは、浴槽9の湯の温度が所定温度(例えばリモコン160に設定入力した温度)になると、各循環ポンプP3,P4を停止して追い焚きを終了する。
また制御部150eは、例えばリモコン装置160への入力操作に基づきヒートポンプユニット3および循環ポンプP1を起動すると共に三方弁B3を制御して、貯湯タンク5内の水の沸き上げを行う。また制御部150eは、リモコン装置160への入力操作に基づき、給湯混合弁B4を制御して給湯部7から出湯する湯の温度を調整する。また制御部150dは、リモコン装置160への入力操作に基づき、湯張り混合弁B11を制御して浴槽9に出湯する湯の温度を調整すると共に、湯張り電磁弁B12を制御して浴槽9への出湯を制御する。
≪基本動作≫
この貯湯式給湯装置1では、外部の給水管h20中の水がその水圧により各部h2→N1→h1→B1→5aを通じて貯湯タンク5に供給されて、貯湯タンク5は常に満水状態に保たれる。
そして貯湯タンク5内の水を沸き上げる場合は、制御部150eの制御により、三方弁B3がまず第2入湯口5d側に全開され(即ち第1入湯口5c側は全閉され)、且つヒートポンプユニット3およびポンプP1が起動される。このポンプP1の起動により、貯湯タンク5内の水は、各部5b→B2→P1→11→h5→15→B3→5dの経路を経て流れる。またこのヒートポンプユニット3の起動により、循環配管h5がヒートポンプユニット3により加熱され、循環配管h5を流れる水が沸き上げられ、その沸き上げられた水は、第2入湯口5dから貯湯タンク5の下部に戻される。
そして一定時間経過して、ヒートポンプユニット3による加熱により所定の高温(例えば75℃)の湯が沸き上がると、制御部150eの制御により、三方弁B3が第1入湯口5c側に全開される(即ち第2入湯口5d側は全閉される)。これにより、貯湯タンク5内の水は、各部5b→B2→P1→11→h5→15→B3→5cの経路を経て流れ、その経路の途中で加熱されて、第1入湯口5cから貯湯タンクの上部に戻される。この状態が継続されることで、貯湯タンク5内の水は、ヒートポンプユニット3により所定の高温に沸き上げられて、貯湯タンク5の上部から貯湯されて行く。
その際、残湯量検出部150aは、貯湯タンク5に配設された各サーミスタT1〜T6の検出結果基づき、貯湯タンク5内の残湯量を検出している。そして貯湯タンク5内の残湯量が所定量(例えば後述の所定量)に達すると、制御部150eは、ヒートポンプユニット3およびポンプP1を停止して、貯湯タンク5内の水の沸き上げを停止する。
また給湯部7から所望の給湯温度の湯を出湯する場合は、まず利用者によりモコン装置160に所望の給湯温度の設定が入力される。そして利用者により給湯部7が開操作されると、貯湯タンク5内の湯が第1出湯配管h10を通じて給湯混合弁B4に流入すると共に第2給水管h2からの水が給湯混合弁B4に流入して、給湯混合弁B4において、それら湯および水が所定の混合比で混合されて給湯配管h11を通じて給湯部7から出湯される。その際、給湯サーミスタT9により給湯配管h11に流れる湯の温度が検出され、その検出温度が上記の所望の給湯温度になる様に、制御部150eにより給湯混合弁B4の弁体の開度が制御され、給湯部7から出湯される湯の温度が上記の所望の給湯温度に調整される。
また浴槽9に湯張りを行う場合は、まず利用者によりモコン装置160に所望の湯張り温度および所望の湯張り湯量が設定される。そして利用者によりリモコン装置160に湯張り開始の操作が入力されると、制御部150eにより湯張り電磁弁B12の弁体が開成される。これにより貯湯タンク5内の湯が各部5f→N9→B10→N8を通じて湯張り混合弁B11に流入すると共に第2給水管h2からの水が各部h2→N4を通じて湯張り混合弁11に流入して、湯張り混合弁11において、それら湯と水とが所定の混合比で混合されて第3出湯配管h16を通じて浴槽9に出湯される。その際、給湯サーミスタT8により第3出湯配管h16に流れる湯の温度が検出され、その検出温度が上記の所望の湯張り温度になる様に、制御部150eにより湯張り電磁弁B11の弁体の開度が制御され、浴槽9に出湯される湯の温度が上記の所望の湯張り温度に調整される。尚、その際、ポンプP3は停止しているので、貯湯タンク5内の湯が第1追焚循環配管h21を流れて貯湯タンク5の追焚循環戻り口5gに戻る循環が発生すると、湯張り混合弁B11に流入する湯量が変化して湯張り開始時刻の制度が悪化するため、これを防ぐべくポンプP3を停止する事が望ましい。
そして制御部150eにより、湯張り水量センサW1の検出結果に基づき、浴槽9に上記の所望の湯張り湯量の湯が出湯された事が検知されると、湯張り電磁弁B12の弁体が閉塞されて、浴槽9への湯張りが終了する。尚、リモコン装置160に湯張りの完了を予定する時刻が設定入力された場合は、後述の様に、その予定時刻に湯張りが完了する様に湯張り開始時刻が計算されて湯張りが行われる。
また浴槽9内の湯水の追い焚きを行う場合は、リモコン装置160に入力された追焚開始の指示に応じて、制御部150eの制御により、各循環ポンプP3,P4が起動される。これにより、貯湯タンク5内の湯は、各部5→5f→N9→B10→N8→N10または各部5→5f→N9→h22→N10を経て、更に各部N10→25→N13→P3→5g→5を経て追焚用熱交換器25と貯湯タンク5との間を循環する。そして浴槽9内の湯水は、各部9→h26→27→Y→SW1→T10→P4→25→N14→23→h17→9を経て追焚熱交換器25と浴槽9との間を循環する。そして追焚用熱交換器25内で、貯湯タンク5からの湯と浴槽9からの湯水との間で熱交換が行われて、浴槽9内の湯水が追い焚きされる。そして制御部150eにより、風呂サーミスタT10の検出温度に基づき、浴槽9からの湯水の温度がリモコン装置160に予め設定された追焚温度になった事が検知されると、制御部150eの制御により、各循環ポンプP3,P4が停止されて追い焚きが終了する。
尚、熱交換器25で熱交換された貯湯タンク5からの湯は、水として追焚循環戻り口5gから貯湯タンク5に戻されるので、追い炊きにより第2出湯口5fから出湯した湯量の分だけ貯湯タンク5内の残湯量は減少する。
尚、リモコン装置160に追い焚きの完了を予定する時刻が設定入力された場合は、後述の様に、その予定時刻に追い焚きが完了する様に追い焚き開始時刻が計算されて追い焚きが行われる。
≪浴槽9に対する湯張りまたは追い焚きの完了予定時刻が設定された場合の動作≫
図3は、浴槽9に対する湯張りまたは追い焚きの完了予定時刻が設定された場合の動作を説明するフローチャートである。以下では、説明便宜上、浴槽9に対する湯張りの完了予定時刻が設定された場合で動作を説明する。
ステップS1で、リモコン装置160に対して湯張りの完了の予定時刻t1が設定入力されると、ステップS2で、開始時刻設定部150dにより、湯張りに要する所要時間Δt1が計算され、上記の予定時刻t1から所要時間Δt1遡った時刻t2(=t1−Δt1)が湯張り開始時刻として設定される。
そしてステップS3で、監視部150bにより、貯湯タンク5内の残湯量として、浴槽9に対する湯張りに必要な量(以後、所定量と呼ぶ)が計算され、残湯量検出部150aの検出結果に基づき貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満であるか否かの判定が行われる。
そしてステップS3で、貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満であると判定されると、ステップS4で、沸上開始時刻算出部150cにより、貯湯タンク5内の残湯量の上記の所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する所要時間Δt2が算出され、上記の湯張り開始時刻t2から所要時間Δt2遡った時刻t3(=t2−Δt2)が、不足湯量沸上開始時刻として設定される。
そしてステップS5で、制御部150eにより、現在時刻と不足湯量沸上開始時刻t3との比較が行われ、その比較の結果、現在時刻が不足湯量沸上開始時刻t3以降である場合は、ステップS6で、制御部150eにより、ヒートポンプユニット3および循環ポンプP1が動作されると共に三方弁B3が制御されて、貯湯タンク5内の水が沸き上げられて、貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量以上にされる。そしてステップS3に戻る。尚、貯湯タンク5内の残湯量が停止残湯量以上になると、制御部150eにより、ヒートポンプユニット3および循環ポンプP1が停止されて、貯湯タンク5内の水の沸き上げは停止される。
他方、ステップS5の判定の結果、現在時刻が不足湯量沸上開始時刻t3以降でない場合は、ステップS3に戻る。現在時刻から不足湯量沸上開始時刻t3までの間に湯が消費される場合があり、残湯量についての判断を再度行うためである。
そしてステップS3の判定の結果、貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満でない場合は、ステップS7に進み、制御部150dにより、現在時刻と湯張り開始時刻t2との比較が行われ、その比較の結果、現在時刻が湯張り開始時刻t2以降である場合は、制御部150dにより、浴槽9への湯張りが行われる。即ち制御部150dにより各弁B11,B12が制御されて、貯湯タンク5内の湯が上記の≪基本動作≫の様にして浴槽9に出湯される。そして浴槽9に所定量(例えばリモコン装置160に設定入力された湯張り湯量)の湯が張られると、制御部150dにより湯張りが終了される。
尚、この動作説明では湯張りの場合で説明したが、追い焚きの場合も、湯張りの場合と同様の処理の流れで考えればよい。
以上の様に構成された貯湯式給湯装置1によれば、現在時刻が不足湯量沸上開始時刻(第2時刻)以降になると、ヒートポンプユニット(加熱手段)3を動作させて貯湯タンク5内の水を加熱して沸き上げを開始するので、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)おいて湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンク5に確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
尚、この実施形態では、湯張り開始時刻t2から湯張り完了予定時刻t1までの間に大量出湯が発生する可能性があるが、特許文献1で出湯が懸念される予定時刻から湯張り完了予定時刻までの間の長さに比べると短いので、大量出湯が発生する確率は低い。
<第2実施形態>
この実施形態に係る貯湯式給湯装置は、第1実施形態において、沸上開始時刻算出部150cでの所要時間(即ち、貯湯タンク5内の残湯量の上記の所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する所要時間)の算出で使用するヒートポンプユニット3の出力値として、その実際の出力値(第1の出力値)よりも低い出力値(例えば実際の出力値の90%:第2の出力値)を用いる様にしたものである。
以上の様に構成された貯湯式給湯装置によれば、ヒートポンプユニット(加熱手段)3の出力値として、その実際の出力値(第1の出力値)よりも低い出力値(第2の出力値)を用いて所要時間を計算するので、ヒートポンプユニット3の実際の出力値が想定よりも低い出力値であった場合や、不足湯量沸上開始時刻(第2時刻)の算出後に大量の出湯があった場合でも、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)において湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンク5に確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
<第3実施形態>
この実施形態に係る貯湯式給湯装置は、第1実施形態において、沸上開始時刻算出部150cでの不足湯量沸上開始時刻(第2時刻)の算出に際して、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)から、上記の所要時間(即ち、貯湯タンク5内の残湯量の上記の所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する所要時間)と更に予め設定された所定時間とを遡って、不足湯量沸上開始時刻を算出する様にしたものである。
尚、上記の所定時間としては、予め固定値として設定しても良く、または不足湯量に応じて、または予定時刻および不足湯量沸上開始時刻が設定される時間帯に応じて、または予定時刻と不足湯量沸上開始時刻との間の時間長に応じて、異なる時間を採用する様にしても良い。
以上の様に構成された貯湯式給湯装置によれば、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)から、不足湯量の沸き上げに要する所要時間だけでなく更に予め設定された所定時間遡って不足湯量沸上開始時刻(第2時刻)を計算するので、ヒートポンプユニット(加熱手段)3の実際の出力値が想定よりも低い出力値であった場合や、第2時刻の算出後に大量の出湯があった場合でも、第1時刻において湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンク5に確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
<第4実施形態>
この実施形態に係る貯湯式給湯装置は、第1実施形態において、不足湯量沸上開始時刻と湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻との間で発生する可能性のある出湯量を考慮して不足湯量沸上開始時刻を修正する様にしたものである。
図4は、この実施形態に係る貯湯式給湯装置の制御装置150の構成概略図である。この実施形態の制御装置150は、第1実施形態において更に、推定部(推定手段)150fと、時刻間出湯量算出部(時刻間出湯量算出手段)150gとを備えている。
推定部150fは、残湯量検出部150aの検出結果に基づき1日における一定時刻毎の出湯量を推定する。より詳細には、推定部150fは、残湯量検出部150aの検出結果に基づき、例えば、1日における一定時刻毎(例えば零時から1時間毎)の出湯量の平均値を算出し、その算出結果を1日における一定時刻毎の出湯量とする。
時刻間出湯量算出部150gは、沸上開始時刻算出部150cにより不足湯量沸上開始時刻が算出されると、その不足湯量沸上開始時刻と湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻との間の時間に発生する可能性のある出湯量(時刻間出湯量)を算出する。
そしてこの実施形態の沸上開始時刻算出部150cは、第1実施形態において更に、算出した不足湯量に、時刻間出湯量算出部150gにより算出された上記の時刻間出湯量を加えた湯量を沸き上げるのに要する所要時刻(第2所要時間)を算出し、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)からその計算した所要時間遡った時刻を、第2不足湯量沸上開始時刻として設定する。
そしてこの実施形態の制御部150eは、現在時刻と上記の第2不足湯量沸上開始時刻との比較を行い、その比較の結果、現在時刻が上記の第2不足湯量沸上開始時刻以降である場合は、ヒートポンプユニット3を動作させて貯湯タンク3内の水を加熱させ、他方、その比較の結果、現在時刻が上記の第2不足湯量沸上開始時刻以降でない場合は、貯湯タンク3内の水を加熱させない。
次に図5に基づき、この実施形態の貯湯式給湯装置での浴槽9に対する湯張りまたは追い焚きの完了予定時刻が設定された場合の動作を説明する。以下では、説明便宜上、浴槽9に対する湯張りの完了予定時刻が設定された場合で動作を説明する。
ステップS1で、リモコン装置160に対して湯張りの完了の予定時刻t1が設定入力されると、ステップS2で、開始時刻設定部150dにより、湯張りに要する所要時間Δt1が計算され、上記の予定時刻t1から所要時間Δt1遡った時刻t2(=t1−Δt1)が湯張り開始時刻として設定される。
そしてステップS3で、監視部150bにより、貯湯タンク5内の残湯量として、浴槽9に対する湯張りに必要な量(以後、所定量と呼ぶ)が計算され、残湯量検出部150aの検出結果に基づき貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満であるか否かの判定が行われる。
そしてステップS3で、貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満であると判定されると、ステップS4で、沸上開始時刻算出部150cにより、貯湯タンク5内の残湯量の上記の所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する所要時間Δt2が算出され、上記の湯張り開始時刻t2から所要時間Δt2遡った時刻t3(=t2−Δt2)が、不足湯量沸上開始時刻として設定される。
そしてステップS9で、時刻間出湯量算出部150gにより、推定部150fにより予め推定された1日における一定時刻毎の出湯量に基づき、湯張り開始時刻t2と不足湯量沸上開始時刻t3との間の時間に発生する可能性のある出湯量(時刻間出湯量)が算出される。
そしてステップS10で、沸上開始時刻算出部150cにより、ステップS3で算出された不足湯量に、ステップS9で算出された上記の時刻間出湯量を加えた湯量を沸き上げるのに要する所要時刻Δt4が算出され、湯張り開始時刻t2から所要時間Δt4遡った時刻が、第2不足湯量沸上開始時刻t4として設定される。
そしてステップS11で、制御部150eにより、現在時刻と第2不足湯量沸上開始時刻t4との比較が行われ、その比較の結果、現在時刻が第2不足湯量沸上開始時刻t4以降である場合は、制御部150eにより、ヒートポンプユニット3および循環ポンプP1が動作されると共に三方弁B3が制御されて、貯湯タンク5内の水が沸き上げられて、貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量以上にされる。そしてステップS3に戻る。尚、貯湯タンク5内の残湯量が停止残湯量以上になると、制御部150eにより、ヒートポンプユニット3および循環ポンプP1が停止されて、貯湯タンク5内の水の沸き上げは停止される。
他方、ステップS11の判定の結果、現在時刻が第2不足湯量沸上開始時刻t4以降でない場合は、ステップS3に戻る。
そしてステップS3の判定の結果、貯湯タンク5内の残湯量が上記の所定量未満でない場合は、ステップS7に進み、制御部150dにより、現在時刻と湯張り開始時刻t2との比較が行われ、その比較の結果、現在時刻が湯張り開始時刻t2以降である場合は、制御部150dにより、浴槽9への湯張りが行われる。即ち制御部150dにより、各弁B11,B12が制御されて、貯湯タンク5内の湯が上記の≪基本動作≫の様にして浴槽9に出湯される。そして浴槽9に所定量(例えばリモコン装置160に設定入力された湯張り湯量)の湯が張られると、制御部150dにより湯張りが終了される。
尚、この動作説明では湯張りの場合で説明したが、追い焚きの場合も、湯張りの場合と同様の処理の流れで考えればよい。
以上の様に構成された貯湯式給湯装置によれば、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)から不足湯量沸上開始時刻(第2時刻)の間において発生する可能性のある出湯量を推定し、その出湯量を考慮して第2不足湯量沸上開始時刻(第3時刻)を算出し、その時刻に基づきヒートポンプユニット(加熱手段)3を動作させるので、第1時刻から第2時刻の間において急に大量出湯があった場合でも、第1時刻において湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンク5に確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
<第5実施形態>
この実施形態に係る貯湯式給湯装置は、第1実施形態において、制御部150eの動作を下記の様に変更したものである。
即ちこの実施形態の制御部150eは、第1実施形態と同様に現在時刻と不足湯量沸上開始時刻との比較を行い、その判定の結果、現在時刻が不足湯量沸上開始時刻以降である場合は、更に、現在時刻と不足湯量沸上開始時刻との差が所定時間以上であるか否かの判定を行う。そしてその判定の結果、現在時刻と不足湯量沸上開始時刻との差が所定時間以上でない場合は、ヒートポンプユニット3の出力値を第1の出力値にして貯湯タンク5内の水を加熱させ、他方、その判定の結果、現在時刻と不足湯量沸上開始時刻との差が前記所定時間以上である場合は、ヒートポンプユニット3の出力値を第1の出力値よりも高い第2の出力値にして貯湯タンク5内の水を加熱させる。
上記の所定時間としては、特に限定されないが例えば数10分を採用しても良い。また上記の第2の出力値としては、例えばヒートポンプユニット3の最高出力値を採用してもよく、上記の第1の出力値としては、例えばヒートポンプユニット3の最高出力値よりも低い出力値(例えば最高出力値の80%から90%程度の出力値)を採用しても良い。
以上の様に構成された貯湯式給湯装置によれば、現在時刻と不足湯量沸上開始時刻(第2時刻)との差が所定時間以上あって貯湯タンク5内の残湯量の沸き上げが間に合わない場合(例えば大幅に間に合わない場合)は、ヒートポンプユニット(加熱手段)3の出力値を第2の出力値に上げて貯湯タンク5内の水を沸き上げるので、かかる場合でも、湯張り開始時刻または追い焚き開始時刻(第1時刻)において、湯張りまたは追い焚きに必要な量の残湯量を貯湯タンク5に確保でき、湯張りまたは追い焚きの完了の予定時刻までに湯張りまたは追い焚きを完了できる。
尚、第2,第3および第5実施形態は、第1実施形態に適用する場合で説明したが、第4実施形態に適用しても構わない。
特に第5実施形態を第4実施形態に適用する場合は、制御部150eは、現在時刻と第2不足湯量沸上開始時刻との比較を行い、その判定の結果、現在時刻が第2不足湯量沸上開始時刻以降である場合は、更に、現在時刻と不足湯量沸上開始時刻との差が所定時間以上であるか否かの判定を行う。そしてその判定の結果、現在時刻と第2不足湯量沸上開始時刻との差が所定時間以上でない場合は、ヒートポンプユニット3の出力値を第1の出力値にして貯湯タンク5内の水を加熱させ、他方、その判定の結果、現在時刻と第2不足湯量沸上開始時刻との差が前記所定時間以上である場合は、ヒートポンプユニット3の出力値を第1の出力値よりも高い第2の出力値にして貯湯タンク5内の水を加熱させる。尚、この場合の効果は、第5実施形態の効果と同じである。
第1実施形態に係る貯湯式給湯装置の配管を中心とした構成概略図である。 第1実施形態に係る貯湯式給湯装置の制御装置の構成概略図である。 第1実施形態に係る貯湯式給湯装置の主要部分の動作を説明するフローチャートである。 第4実施形態に係る貯湯式給湯装置の制御装置の構成概略図である。 第4実施形態に係る貯湯式給湯装置の主要部分の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 貯湯式給湯装置
3 ヒートポンプユニット
5 貯湯タンク
7 給湯部
9 浴槽
25 追焚熱交換器
h1 第1給水管
h2 第2給水管
h3 第1吐出管
h4 第2吐出管
h5 循環配管
h6 外部の排水管
h7 第1入湯管
h9 第2入湯管
h10 第1出湯配管
h11 給湯配管
h13 第3排水管
h14 第2出湯配管
h15 第3給水管
h16 第3出湯配管
h20 給水管
h21 第1追焚循環配管
h24 第4排水管
h25 第2追焚循環配管
h27 第4排水管
SW1 水流スイッチ
T1 缶体上サーミスタ
T2〜T6 残湯量サーミスタ
T7 水温サーミスタ
T8 湯張りサーミスタ
T9 給湯サーミスタ
T10 風呂サーミスタ
U1 第1の設定値
U2 第2の設定値
V1 第3の設定値
V2 第4の設定値
W2 給湯水量センサ
W1 湯張り水量センサ
Y 水位センサ

Claims (6)

  1. 貯湯タンク(5)と、
    前記貯湯タンク内の水を加熱する加熱手段(3)と、
    前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出手段(150a)と、
    前記所定の浴槽(9)に対する湯張りまたは追い焚きを開始する第1時刻(t2)を設定する開始時刻設定手段(150d)と、
    前記残湯量検出手段の検出結果に基づき前記貯湯タンク内の残湯量が前記所定の浴槽に対する湯張りまたは追い焚きに必要な所定量未満であるか否かを監視する監視手段(150b)と、
    前記監視手段により前記残湯量が前記所定量未満であると判定された場合に、前記残湯量の前記所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する第1所要時間(Δt2)を算出し、前記第1時刻から前記第1所要時間遡った第2時刻(t3)を算出する沸上開始時刻算出手段(150c)と、
    現在時刻が前記第2時刻以降になると、前記加熱手段を動作させて前記貯湯タンク内の水を加熱させる制御手段(150e)と、
    を備えることを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 貯湯タンク(5)と、
    前記貯湯タンク内の水を加熱する加熱手段(3)と、
    前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出手段(150a)と、
    前記所定の浴槽(9)に対する湯張りまたは追い焚きを開始する第1時刻(t2)を設定する開始時刻設定手段(150d)と、
    前記残湯量検出手段の検出結果に基づき前記貯湯タンク内の残湯量が前記所定の浴槽に対する湯張りまたは追い焚きに必要な所定量未満であるか否かを監視する監視手段(150b)と、
    前記監視手段により前記残湯量が前記所定量未満であると判定された場合に、前記残湯量の前記所定量に対する不足湯量を沸き上げるのに要する第1所要時間(Δt2)を算出し、前記第1時刻から前記第1所要時間遡った第2時刻(t3)を算出する沸上開始時刻算出手段(150c)と、
    前記残湯量検出手段の検出結果に基づき1日における一定時刻毎の出湯量を推定する推定手段(150f)と、
    前記推定手段の推定結果に基づき、前記第1時刻と前記第2時刻との間の時刻間で発生する時刻間出湯量を算出する時刻間出湯量算出手段(150g)と、
    を備え、
    前記沸上開始時刻算出手段は更に、前記不足湯量に前記時刻間出湯量を加えた湯量を沸き上げるのに要する第2所要時間(Δt4)を算出し、前記第1時刻から前記第2所要時間遡った第3時刻(t3)を算出し、
    現在時刻が前記第3時刻以降になると、前記加熱手段を動作させて前記貯湯タンク内の水を加熱させる制御手段(150e)
    を更に備えることを特徴とする貯湯式給湯装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯装置であって、
    前記沸上開始時刻算出手段は、前記加熱手段の出力値として、その第1の出力値よりも低い第2の出力値を用いて前記第1所要時間を計算することを特徴とする貯湯式給湯装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯装置であって、
    前記沸上開始時刻算出手段は、前記第1時刻から、前記第1所要時間と更に予め設定された所定時間とを遡って、前記第2時刻を算出することを特徴とする貯湯式給湯装置。
  5. 請求項1に記載の貯湯式給湯装置であって、
    前記制御手段は、現在時刻が前記第2時刻以降になった場合において、現在時刻と前記第2時刻との差が所定時間以上でない場合は、前記加熱手段を第1の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させ、現在時刻と前記第2時刻との差が前記所定時間以上である場合は、前記加熱手段を前記第1の出力値よりも高い第2の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させることを特徴とする貯湯式給湯装置。
  6. 請求項2に記載の貯湯式給湯装置であって、
    前記制御手段は、現在時刻が前記第3時刻以降になった場合において、現在時刻と前記第3時刻との差が所定時間以上でない場合は、前記加熱手段を第1の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させ、現在時刻と前記第3時刻との差が前記所定時間以上である場合は、前記加熱手段を前記第1の出力値よりも高い第2の出力値で前記貯湯タンク内の水を加熱させることを特徴とする貯湯式給湯装置。
JP2008329220A 2008-12-25 2008-12-25 貯湯式給湯装置 Pending JP2010151362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329220A JP2010151362A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 貯湯式給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008329220A JP2010151362A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 貯湯式給湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010151362A true JP2010151362A (ja) 2010-07-08

Family

ID=42570660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008329220A Pending JP2010151362A (ja) 2008-12-25 2008-12-25 貯湯式給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010151362A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012220034A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
CN103574906A (zh) * 2012-07-30 2014-02-12 珠海格力电器股份有限公司 热泵热水器的开、停机控制方法
JP2014156957A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Rinnai Corp 風呂装置
JP2019039595A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 株式会社ノーリツ 貯湯給湯装置
JP2019196860A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 三菱電機株式会社 給湯システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012220034A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
CN103574906A (zh) * 2012-07-30 2014-02-12 珠海格力电器股份有限公司 热泵热水器的开、停机控制方法
CN103574906B (zh) * 2012-07-30 2016-03-09 珠海格力电器股份有限公司 热泵热水器的开、停机控制方法
JP2014156957A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Rinnai Corp 風呂装置
JP2019039595A (ja) * 2017-08-24 2019-03-14 株式会社ノーリツ 貯湯給湯装置
JP2019196860A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 三菱電機株式会社 給湯システム
JP7112045B2 (ja) 2018-05-09 2022-08-03 三菱電機株式会社 給湯システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009085439A (ja) 給湯装置
JP2010151362A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2008025980A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP6177149B2 (ja) 貯湯システム
JP4277834B2 (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP5401117B2 (ja) 給湯機
JP5200578B2 (ja) 給湯装置
JP2018096658A (ja) 給湯装置
JP5521344B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP5387551B2 (ja) 給湯システム
JP5493550B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP5304602B2 (ja) 給湯装置およびその制御方法
JP2005043000A (ja) 貯湯式給湯器の浴水追い焚き装置
JP6080731B2 (ja) 給湯機
JP5965731B2 (ja) 貯湯タンクの沸き上げ方法及び貯湯式給湯機
JP4383238B2 (ja) 給湯装置
JP5569490B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2006194542A (ja) 貯湯式給湯装置
JP6286312B2 (ja) 貯湯システム
JP2010281489A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2005315505A (ja) 追焚き機能付き電気温水器及び浴槽水温度調整方法
JP5050641B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2012042091A (ja) 給湯機
JP4887881B2 (ja) 給湯装置
JP2016031227A (ja) 貯湯式給湯装置