JP5287507B2 - 風呂自動機能付き給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、風呂自動機能付き給湯機に関連し、特に浴槽内の水位制御に関するものである。
図9は従来の風呂自動機能付き給湯機の構成図である。図9において従来の風呂自動機能付き給湯機は、内部に湯水を貯めて使用者が入る浴槽100と、浴槽100に湯水を供給する給湯部101を有している。そして浴槽100に設けられた湯水の給湯口である風呂アダプター109と、給湯部101とを連絡する給湯経路に水位検出部102を設けて浴槽100内の湯水の水位を検出していた(例えば、特許文献1参照)。
また、風呂アダプター109と給湯部101とを連絡する給湯経路には給湯量検出部104が設けられており、運転の選択や設定を行う操作部103と、運転の状態及び設定値を示す表示部106とを有するリモコンにて浴槽100に供給する湯水の量を設定し、給湯量検出部104で設定した量を検出するまで給湯部101から浴槽100へ湯水が供給される。
特開2002−48394号公報
しかしながら、浴槽内の湯水の水位を検出する水位センサは、一般的にシリコン等を使用した半導体ダイアフラムをガラス台座に接合してチップ化しているものが主で、異種材質の接合で構成されているため通電による発熱により熱応力が発生し、通電初期から連続通電の状態で安定するまでに出力が変動する特性をもっているものがあった。
そのため、設置業者が風呂装置設置後の電源投入時にふろ試運転を行った時の水位センサの出力と、風呂自動機能付き給湯機を設置してからしばらく時間が経過してからの水位センサの出力とが異なってしまい、試運転時に設定された基準値がずれてしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、時間が経過しても最適な水位で湯張りを行うことができる風呂自動機能付き給湯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の風呂自動機能付き給湯機は、浴槽内の水位を検出する水位検出手段と、前記浴槽への注湯量を検出する注湯流量センサとを備え、試運転時に水位と前記浴槽の湯量との関係を設定する風呂自動機能付き給湯機であって、前記浴槽への湯張り量を設定する設定手段を有し、前記浴槽への湯張り運転時に、前記設定手段で設定した湯張り量だけ前記浴槽へ注湯するとともに、前記水位検出手段で前記浴槽内の湯水の現在水位を検出し、前記試運転時に設定した湯張り量に対応する水位と前記現在水位との差とに基づいて水位補正値を算出し、以降の湯張り運転では、前記算出された水位補正値と、前記試運転時に設定した湯張り量に対応する現在水位と前記水位検出手段で検出された現在水位との差とに基づいて、前記水位補正値を更新していくとともに、前記水位検出手段で検出された水位が、複数回連続して同じ数値となった場合には、その時点で前記水位補正値を確定し、以降の湯張り運転では前記水位補正値を更新しないことにより、時間に応じて水位センサの出力特性が変動しても、正しい水位を検出することができる。また、水位検出手段への通電等による試運転からの出力変動の収束に合わせて、水位検出手段で検出する水位の補正を確実に行うことができる。
本発明は、時間が経過しても最適な水位で湯張りを行うことができる風呂自動機能付き給湯機を提供することができる。
本発明の実施の形態1における風呂自動機能付き給湯機の構成図 同実施の形態1における水位センサの出力特性図 同実施の形態1における自動足し湯の説明図 同実施の形態1における自動足し湯の説明図 同実施の形態1における水位センサの出力特性と学習補正値との関係図 (a)初回湯張り運転時の水位図(b)初回湯張り運転時の水位図 (a)2回目以降の湯張り運転時の水位図(b)2回目以降の湯張り運転時の水位図 同実施の形態1における水位変遷のイメージ図 従来の風呂自動機能付き給湯機の構成図
第1の発明の風呂自動機能付き給湯機は、浴槽内の水位を検出する水位検出手段と、前記浴槽への注湯量を検出する注湯流量センサとを備え、試運転時に水位と前記浴槽の湯量との関係を設定する風呂自動機能付き給湯機であって、前記浴槽への湯張り量を設定する設定手段を有し、前記浴槽への湯張り運転時に、前記設定手段で設定した湯張り量だけ前記浴槽へ注湯するとともに、前記水位検出手段で前記浴槽内の湯水の現在水位を検出し、前記試運転時に設定した湯張り量に対応する水位と前記現在水位との差とに基づいて水位補正値を算出し、以降の湯張り運転では、前記算出された水位補正値と、前記試運転時に設定した湯張り量に対応する現在水位と前記水位検出手段で検出された現在水位との差とに基づいて、前記水位補正値を更新していくとともに、前記水位検出手段で検出された水
位が、複数回連続して同じ数値となった場合には、その時点で前記水位補正値を確定し、以降の湯張り運転では前記水位補正値を更新しないことにより、時間に応じて水位検出手段の出力特性が変動しても、正しい水位を検出することができ、湯張り運転終了後の水位制御(自動注湯制御や足し湯制御、追い焚き制御等)を行う際には補正した水位で制御することができる。
また、水位の計算値と実測値から生じるズレを補正することができ、水位制御の精度を向上させることができる。
また、水位検出手段への通電等による試運転からの出力変動の収束に合わせて、水位検出手段で検出する水位の補正を確実に行うことができる。
第2の発明の風呂自動機能付き給湯機は、特に第1の発明において、前記浴槽に残水がない状態から湯張り運転を行った場合には、前記水位補正値の更新を行うことにより、水位補正値を学習する時は、すべて同じ条件で学習し更新するため、精度良く水位の補正を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における風呂自動機能付き給湯機の構成図である。図1において、本発明の風呂自動機能付き給湯機は、内部に湯水を貯めて使用者が入浴を行う浴槽1と、浴槽1に湯水を供給する給湯部とで構成される。本実施の形態では給湯部は、湯を生成する加熱手段であるヒートポンプユニット2と、ヒートポンプユニット2で生成された高温水を貯え浴槽1へ供給するタンクユニット3で構成されている。
なお、ヒートポンプユニット2の構成について図示していないが、圧縮機、冷媒水熱交換器、減圧装置、蒸発器を冷媒配管で順次環状に接続したヒートポンプサイクルを有しており、冷媒水熱交換器で冷媒と水とを熱交換して高温水を生成している。また、本実施の形態では加熱手段としてヒートポンプを用いているが、これに限定されることはなく、例えば、電気ヒータや石油、ガスなどの他の燃料を用いて高温水を生成する構成であってもよい。
次に、タンクユニット3の構成について説明する。タンクユニット3の筐体内には、高温水を貯える貯湯タンク4が配設され、貯湯タンク4の下方部には給水源から低温水が供給される給水口5が設けられており、給水口5には給水管8が接続されている。そして貯湯タンクの上部には浴槽1へ供給する高温水が出湯する出湯口6が設けられており、出湯口6には出湯管7が接続されている。なお、図1には示していないが、出湯管7から湯水が供給されるのは浴槽1だけではなく、出湯管7から分岐して給湯端末(図示せず)などにも供給される。
さらに、貯湯タンク4内の低温水をヒートポンプユニット2へ送るための沸き上げポンプ9が設けられており、沸き上げポンプ9を駆動することで貯湯タンク4内の低温水がヒートポンプユニット2へ送られ、ヒートポンプユニット2内に配設される冷媒水熱交換器で高温水を生成し、生成した高温水を貯湯タンク4の上部から貯えていく。そして、貯湯タンク4内の湯水の温度を計測するサーミスタ(図示せず)の情報に基づいて、貯湯タンク4内の湯水が沸き上げられる。なお、貯湯タンク4内の湯水の温度を計測するサーミスタは、貯湯タンク4の側壁に複数個が設けられており、複数個のサーミスタが検知する温度に応じて湯水の有無を判断している。
また、給水管8から分岐した給水分岐管10が設けられており、電動式混合弁11に出湯管7と給水分岐管10が接続されて適温の湯となるように湯水が混合される。さらに電動式混合弁11の出口側にはサーミスタ12が設けられており、サーミスタ12が設定温度となるように電動式混合弁11の開度が調節される。なお、設定温度は浴室や台所に設けられたリモコン装置で設定することができる。
また、電動式混合弁11の下流側には浴槽1への湯水の供給/停止を行う注湯弁13と、浴槽1へ供給される湯水の量を計測する流量センサ14が設けられており、注湯弁13の開閉により浴槽1への湯水の供給もしくは停止を行う。そして浴室等に設けられたリモコン装置で浴槽1への湯水の供給量を設定し、設定した量の湯が浴槽1へ供給される。
そして、流量センサ14の下流側で浴槽1へ湯水を供給するための配管は、二方向に分岐される。また、浴槽1には配管を接続するためのアダプター23が設けられており、アダプター23には二方向に分岐した配管がそれぞれ接続される。その結果、浴槽1への湯張り時には、注湯弁13を開くことによって二方向から浴槽1へ湯水を供給することができる。
また、二方向に分岐した一方の配管を第1の供給配管15、他方の配管を第2の供給配管16とすると、第1の供給配管15には、湯水の流れを検知するフロースイッチ17、浴槽1内の湯水の水位を検出する水位検出手段である水位センサ19、浴槽1内の湯水の温度を検知するサーミスタ20が設けられている。一方、第2の供給配管16には追い焚き熱交換器21、浴槽1内の湯水を搬送する風呂ポンプ18が設けられている。
追い焚き熱交換器21の高温側回路には、貯湯タンク4内の高温水を搬送し、低温側回路には、浴槽1内の湯水を搬送して、追い焚き熱交換器21で熱交換を行って追い焚きが可能となっている。追い焚き熱交換器21の高温側回路と、貯湯タンク4の底部との間には追い焚きポンプ22が設けられており、追い焚きポンプ22が駆動することによって、貯湯タンク4の上部から高温水を追い焚き熱交換器21へ送り、そして貯湯タンク4の底部へと搬送している。一方、追い焚き熱交換器21の低温側回路には、風呂ポンプ18が駆動することによって、浴槽1内の湯水を送り、浴槽1内の湯水を追い焚きしている。
また、浴室には風呂自動機能付き給湯機を制御するための設定手段であるリモコン装置30があり、リモコン装置30を操作することによって、浴槽1への湯張り温度、湯張り量などを設定している。そしてリモコン装置30で設定した情報は、タンクユニット3内に配設されているマイクロコンピュータを有する制御装置31に送られて、タンクユニット3内の機器が制御される。また制御装置31内には、水位を記憶するための水位記憶部32および通電時間を記憶する通電時間記憶部33を有している。
以上のように構成された風呂自動機能付き給湯機について、以下、その動作および作用を説明する。
まず、浴槽1への風呂試運転について説明する。ヒートポンプ式給湯機を設置後、初めて電源を投入すると、通電時間記憶部33が通電開始を検出して、通電開始からの経過時間の記憶を開始する。そして、台所に設置されたリモコン装置、もしくは浴室内に設置されたリモコン装置30で試運転のナビゲーションが起動される。そして設置工事作業者は、このナビゲーションに従って、浴槽1への湯張りの試運転を行い、配管の接続間違い等が無いか確認する。
風呂の試運転では、まず浴槽1に呼び水を5L注湯した後に、風呂ポンプ18を駆動し
、フロースイッチ17がONしないことで、浴槽1内に湯水が無いことを確認する。その後、注湯弁13を開いて浴槽1に20L注湯した後に、注湯弁13を閉じて、風呂ポンプ18を駆動し、フロースイッチ17がONするかどうかを確認する。もしフロースイッチがONしなければ、再度20L注湯して、フロースイッチがONになるかどうかを確認し、フロースイッチがONであることを確認するまでは繰り返し20L注湯して確認する。
そして、フロースイッチがONしたことを確認すると、再度20Lを注湯し、この時の湯量を最少設定湯量(風呂ポンプ18で循環することができる最少の湯量)として、水位記憶部32に記憶し、基準水位とする。さらに、最少設定湯量からさらに60L注湯後に、水位センサ19で検知する上昇幅から、浴槽1の湯量と、水位との関係式を設定する。このように関係式を設定することで、湯量に対する水位を計算することができ、水位センサの検出値と比較して、設定どおりの水位になっているかどうかを確認・制御することができる。
ここで、具体的な数字を例にとって、本実施の形態について説明する。例えば、浴槽1へ「80L」の湯水を供給した状態で、フロースイッチ17がONすると、さらに「20L」を足した「100L」が最少設定湯量となる。そして「100L」供給した時点で、水位センサ19が検出する検出値が「20」とした場合は、基準水位を「20」として水位記憶部32に記憶される。なお、圧力センサが検出する検出値は、圧力センサが出力する出力値から様々な演算を行い検出される値である。そのため、圧力センサで検出する値は、本実施の形態の値に限定されることはない。
さらに「100L」から「60L」足した「160L」湯水を供給した時点の水位センサ19が検出する検出値が「38」だとすると、「10L」湯が増える毎に水位センサ19で検出する値が「3」上昇する関係が得られる。このような関係を求めておくことで、使用者が設定した湯量を浴槽1へ入れた後に、浴槽1内の湯水の水位が減った場合は、減った水位の分だけ湯量を自動で供給することが可能となる。
例えば、使用者がリモコン装置30で設定した湯張り量が「160L」とすると、その時の水位センサ19が検出する検出値が「38」となる。そして入浴を繰り返すうちに、入浴者が掛かり湯等のため浴槽1から湯水を取り出すと、浴槽1内の湯水量が減っていき、当初水位センサ19で水位「38」を検出していたものが、水位センサ19が検出する検出値が「32」となったとする。
つまり入浴者が浴槽1内の湯水を使用してしまったために、水位が「6」減ったことになる。よって、試運転時に求めた湯量と水位との関係式より、減じた水位「6」に対応する湯量は、(「6」/「3」)×「10L」で求めることができ、注湯弁13を開いて「20L」だけ注湯することで、常時「160L」の水位に保つことができ、非常に利便性の高い風呂装置を提供することができる。
次に、浴槽1への湯張り運転について説明する。まず、リモコン30にて湯張り量および湯張り温度を設定する。そして予約時刻になるか、もしくは開始ボタンを押すことで、注湯弁13が開くと共に、サーミスタ12で検出する湯温が、設定した湯張り温度となるように、電動式混合弁11の開度を調節する。そして、流量センサ14で設定した湯量を計測すると注湯弁13を閉じる。
また、浴槽1内には湯張り開始前から残湯がある場合もあり、その場合には、最少設定湯量よりも所定量少ない量の湯を注湯した時点で、一旦注湯弁13を閉じ、風呂ポンプ18を駆動させる。このときフロースイッチ17がオンした場合には、浴槽1に残湯があったと判断し、風呂ポンプ18を停止後、水位センサ19の検出値を取り込む。そして、試
運転時に求めた湯量と水位の関係式と、水位センサ検出値を比較して、設定湯量までの不足湯量を求め、その量を再度注湯する。
また、フロースイッチ17がオフであった場合には浴槽1に残湯はなかったと判断し、設定湯量までの残り分を再度注湯する。設定湯量注湯後、風呂ポンプ18を循環し、サーミスタ20で浴槽内の湯温を検出し、設定温度より低かった場合には沸き上げを行う。
沸き上げ時には風呂ポンプ18を駆動しながら、追い焚きポンプ22を駆動し、追い焚き熱交換器21で貯湯タンク4の湯と、浴槽1の湯を熱交換させて浴槽1内の湯水の温度を上げて浴槽1に再び戻している。サーミスタ20が設定温度を検出した時点で風呂ポンプ18の駆動を止め、水の動きが安定するのを待ってから水位センサ19で、浴槽1内の湯水の水位の検出を行い、設定水位になっているかを確認する。設定水位になっていれば自動湯張りは完了となる。
一方、水位センサ19の種類によっては、通電時間が経過するごとに実際の水位と、水位センサで検出する水位との差が大きくなってしまい、ある程度時間が経過すると安定して水位を検出することができるようになるという特性を有するものがある。このような水位センサの特性について以下説明する。
図2は水位センサ19の特性をグラフにし、経過時間に応じてどのような水位として検出しているかを図で表したものである。図2に示すように、水位センサの出力特性は、通電時間が経過するごとに変動し、ある程度時間が経過すると(図2においては70時間経過以降)、水位センサの出力が安定する。図2を用いて具体的な数字を例にとって説明する。
まず、状態Aの試運転において、「160L」入れた時の水位センサの検出値が「38」を示していたとする。上述したように試運転では水位と湯量との関係式を算出するので、水位記憶部では「160L」入れた時の、圧力センサの検出値は「38」であると記憶する。
ところが、50時間経過後の状態Bにおいて、使用者がリモコン装置で「160L」を設定して湯張り運転を行うと、流量センサ14が「160L」を計測するまで注湯弁13が開き、湯張りを行う。そして「160L」注湯した後に、水位センサ19で浴槽1内の水位を計測すると、「160L」注湯して実際の水位は「38」であるにもかかわらず、圧力センサの特性ゆえに「31.5」であると間違えて認識してしまう。つまり通常の水位よりも所定量α(本実施の形態では「6.5」)だけ低い位置にあると認識してしまう。
さらに、100時間経過後の状態Cにおいて、使用者がリモコン装置で「160L」を設定して湯張り運転を行うと、流量センサ14が「160L」を計測するまで注湯弁13が開き、湯張りを行う。そして「160L」注湯した後に、水位センサ19で浴槽1内の水位を計測すると、「160L」注湯して実際の水位は「38」であるにもかかわらず、圧力センサの特性ゆえに「31」であると間違えて認識してしまう。つまり通常の水位よりも所定量β(本実施の形態では「7」)だけ低い位置にあると認識してしまう。
そして状態Cの状態、つまり実際には「38」の水位であるにもかかわらず、水位センサの特性のため「31」と認識されている状態で、湯張り運転を終了すると、風呂自動機能付き給湯機の設定によっては、自動で補水する制御を行ってしまう。
ここで、従来の給湯機においても実施されている自動補水の制御について図3を用いて
説明する。リモコン装置30で自動足し湯をするように設定しておくと、水位センサ19で検出した水位が、設定水位よりも所定値低いと検出すれば、自動的に注湯弁13が開き、設定温度の湯が浴槽1へ供給される。そして水位が、リモコン装置30で設定した水位(湯量)となるまで浴槽1への湯の供給が継続される。
このような自動足し湯が行われる制御において、水位センサに時間的な特性がある場合、実際の水位に対して、圧力センサ19では実際の水位よりも低いと認識してしまい、実水位と、検出水位とが乖離しているため、自動的に足し湯が行われ、その結果、思いもよらない湯量を浴槽1へ供給してしまいかねない状況になる。この状況についてさらに詳しく、図4を用いて説明する。
図4の上段には実際の風呂の水位を示した状態、下段には水位センサが認識している水位を示す。図4の上段左図に示すように、実際には「160L」注湯して設定水位まで湯張りが行われているにもかかわらず、下段左図に示すように、水位センサ19には時間的特性があり、水位センサ19が検出する値は、設定水位よりも所定量βだけ低い水位であると誤って検知してしまう。
その結果、自動的に足し湯をする運転を行っていた場合、湯張りをしてすぐであるにもかかわらず、下段右図に示すように、水位センサ19が設定水位と検知する水位まで足し湯をしてしまう。しかしながら、実際の水位は、設定水位よりも所定水位γだけ高い位置まで湯張りを行ってしまうことになり、浴槽1の形状によっては、浴槽1から湯水があふれ出てしまうことになる。
このように、水位センサ19が時間的に変化する特性を有している場合には、浴槽1へ無駄に湯水を供給してしまい、ひいては、貯湯タンク4内の湯水の湯切れが発生してしまうことになってしまう。
このように水位センサ19の種類によっては、出力特性が時間によって変化するものがあり、本実施の形態では、水位センサ19の出力を補正することで、最適な水位制御を実現することができる。次に通電時間による補正について説明する。
図5に示すように、使用する水位センサに応じてそれぞれ特性を有しており、本実施の形態における水位センサにおいては、図5に示すような特性を持っている。つまり、60時間を経過するまでは、図5の曲線を表す関係式(出力変動Y(h))を有しており、60時間経過後は、一律「−7」の関係を有している。
そこで、本実施の形態では、湯張り時の湯量と水位との関係から、水位センサ19の検出値を補正するようにしている。本実施の形態では、分かりやすいように10時間毎に湯張りを行った場合を例にとって説明する。
まず、試運転時から10時間経過した時に1回目の湯張り運転を行う。湯張り運転時には、上述したようにリモコン30で設定した湯張り量および湯張り温度となるように、注湯弁13が開いて浴槽1へ湯水が供給される。そして、流量センサ14で設定した湯量を計測すると注湯弁13を閉じる。つまり、流量センサ14で湯量を計測しているので、流量センサ14が故障していない限り、試運転で設定した水位に対応する湯量が注湯されているはずである。例えば、試運転時に160Lに対応する水位の検出値は「38」となることが分かっているので、160Lの湯水の湯張りを行った場合、水位センサ19で検出する水位は「38」となるはずである。
しかしながら、水位センサ19の出力特性により、実際の水位が「38」であるにもか
かわらず、水位センサ19は「36」であると検出してしまう。図6(a)(b)は初回の湯張り時における浴槽1内の水位を示した図である。図6(a)に示すように、実際の水位よりも、水位センサ19で検出する水位は低く検出されていることが分かる。
そこで、本実施の形態では、試運転時に求めた湯量と水位との関係式より、湯量に対応する水位を算出し、水位センサ19が実際に検出した水位との差から、学習補正値を算出している。
具体的には、160Lの湯張りを行った場合、試運転時の湯量と水位との関係式より、160Lに対応する水位は「38」であることが算出される。次に、実際の水位センサ19で検出している水位が「36」となっていた場合、「38」−「36」=「2」の差が算出される。つまり、水位センサ19が検出している値に、差分「2」を加算した値が実際の水位であることが分かる。そしてそれ以降の浴槽1内の水位制御は、水位センサ19で検出する水位に差分を補正した値が実測値であるとして制御されることで、浴槽1内の水位を正確に制御することができる。
本実施の形態では、水位センサ19の検出ばらつきを考慮して、関係式から算出した水位と、水位センサ19で検出した水位との差分をさらに半分にした値を学習補正値としている。つまり本実施の形態では、学習補正値(初回水位補正値)は以下の式に基づいて算出されている。
初回水位補正値=差分/2 このように補正することで、水位センサ19の検出ばらつきを吸収することができ、浴槽1内の湯水をあふれさせることがない。本実施の形態では、図5の下表に示すように、差分を半分にした値を学習補正値とし学習している。つまり、本実施の形態の場合、1回目の湯張りでは差分「2」が検出されたので、補正値を差分の半分とし「1」を補正値として学習し、水位センサ19で検出する水位に学習補正値「1」を加算した値の水位として認識するようにしている。
次に、2回目以降の湯張り運転時の水位制御について説明する。本実施の形態では試運転から20時間経過したときに2回目の湯張り運転をしたとする。また、1回目の湯張り運転と同様に160Lの湯張りを行うとし、以降の湯張り運転においても160Lの湯張り運転を行うものとして説明する。
2回目以降の湯張り運転時には、1回目の湯張り運転時に求めた学習補正値を有しているため、前回もとめた学習補正値を基に、今回学習する学習補正値を算出する。図7(a)(b)は2回目以降の湯張り運転時の水位を示した図である。図5、図7に示すように、2回目の湯張り運転では、160Lの湯張りを行った結果、水位センサ19では「34」の水位を検出する。
しかしながら、実際の水位は「38」であるので、「38」−「34」=「4」の差分が発生することになる。初回湯張り運転時においては、差分の半分を学習補正値としたが、2回目以降の湯張り運転では、水位センサ19で検出する値が、実際の水位に近づくようにするために、学習補正値(今回水位補正値)は以下の式に基づいて算出されている。
今回水位補正値=(前回水位補正値+差分)/2 このように、補正することで、水位センサ19の検出ばらつきを考慮しつつ、複数回の湯張りを行うたびに学習補正値を更新していくことで、より実際の水位に近づいていくので、精度よく水位を用いた制御を行うことができる。
本実施の形態では、図5の下表に示すように、2回目の湯張り運転では、差分(実際の
水位と検出した水位との水位差)が「4」であり、前回学習した学習補正値が「1」であるため、今回の学習補正値は、(「1」+「4」)/2=「2.5」と算出され、水位センサ19で検出する水位に学習補正値「2.5」を加算した値の水位として認識するようにしている。つまり、2回目の湯張り運転では、「34」+「2.5」=「36.5」の水位であると認識して、水位制御がなされる(実際の水位は「38」)。
そして、2回目以降の湯張り運転を10時間毎に行ったとすると、図5の下表に示すように、6回目以降の水位差が「7」で安定していることが分かる。つまり、水位センサ19の出力変動が、時間経過と共に変化していき、水位差「7」で収束したことが分かる。一方、2回目以降の学習補正値は、徐々に実際の水位差に近づいていき、10回目の湯張り時点では、水位差「7」に対して、学習補正値が「6.95」となり、水位差に対して正確な補正が行われていることがわかる。
そこで、本実施の形態では、水位センサ19で検出される水位が、複数回連続して同じ数値になったときには、水位センサ19の出力変動が収束したとしている。つまり、本実施の形態では、6回目〜10回目の湯張り運転では、160Lの湯張りを行った場合、水位センサ19で検出する水位は「31」である。このように5回連続して同じ水位を検出しているので、水位センサ19の出力変動が収束したとして、学習補正値は10回目の湯張り運転時に求めた「6.95」を最終の補正値として確定し、以降の湯張り運転(11回目以降の湯張り運転)では、学習補正値の更新は行わないこととしている。
図8は、湯張り回数を重ねることで、補正した水位が収束していくイメージを示した図である。図8に示すように、実際の水位に対して、水位センサ19で検出する水位を補正した水位が近づいていくことが分かり、本実施の形態の場合10回目の湯張り運転では、実際の水位と補正水位との差が殆どなくなっているので、学習補正値を更新する必要がなくなる。よって、以降の湯張り運転を、確定した学習補正値で制御することで、正確な湯張り運転を行うことができる。なお、本実施の形態では、5回連続して同じ水位を検出した場合に学習補正値を確定しているが、これに限定されることなく、複数回連続する回数は適宜変更できる。
また、風呂自動運転においては、浴槽1が空の状態から湯張りを行う場合と、浴槽1に残水がある状態から湯張りを行う場合とが考えられる。そのため、湯張り運転をした場合に、まず、試運転時に求めた最少設定湯量よりも所定量だけ少ない湯量、すなわち風呂ポンプ18で循環することができる最少の湯量よりも少ない湯量を、注湯弁13を開けて浴槽1内へ供給する。
そして流量センサ14で最少設定湯量よりも所定量だけ少ない湯量を供給したことを検出すると、注湯弁13を一旦閉じて風呂ポンプ18を駆動する。そして風呂ポンプ18を駆動した結果、フロースイッチ17がONするかどうかを確認し、フロースイッチ17がONした場合には、浴槽1内に残水があると判断し、フロースイッチ17がONしない場合には、浴槽1内に残水がないと判断する。
そして残水がないと判断された場合には、設定湯量になるまでの残りの湯量を浴槽1へ供給し、学習補正値の更新を行うが、残水がありと判断された場合は、その時点での水位を水位センサ19で検出し、前回学習された学習補正値と、試運転時に求めた湯量と水位との関係式を基に、現在浴槽1内にどれくらいの湯量があるかを算出する。そして、設定湯量までの不足分を浴槽1へ供給して湯張り運転を終了とする。
この場合は、湯張り運転は残水ありの状態から行われているので、残水なしの状態から学習している補正値と異なってしまう可能性があるので、残水有りの状態から湯張り運転
が行われた場合については、学習補正値の更新は行わないようにしている。このように学習補正値の更新を行うことで、すべての更新において同条件で行うため、精度良く学習補正値を算出することができる。
以上のように、本実施の形態の風呂自動機能付き給湯機は、水位センサの出力特性に応じて、水位センサが検出する値を補正することができるので、水位センサの出力特性に左右されることなく、最適な水位制御を行うことができるとともに、その結果、湯張り自動運転を行った後、すぐに水位センサの誤検知による自動足し湯を行わないので、貯湯タンク4の高温湯を無駄に使用することなく、ひいては、貯湯タンク4の湯切れを防止することができる。なお、上記説明に使用した数値(水位や湯量)は一例を示しただけであり、限定されるものではないため、給湯機によって異なるものとなる。
また、本実施の形態では、湯張り運転時の水位センサの出力に基づいて水位補正値を算出し学習したが、本実施の形態のように水位センサ19への通電時間に応じて出力特性が分かっているときは、水位センサ19への通電時間に応じて水位補正値を算出しても良いが、水位センサ19の出力特性が不明な時には、本実施の形態のように湯張り運転時の水位補正を行うことで、どのような水位センサにも対応することができる。
以上のように、本発明に係る風呂自動機能付き給湯機は、給湯部にヒートポンプサイクルと給湯サイクルが一体に構成された一体型ヒートポンプ式給湯機、別体に構成された分離型ヒートポンプ式給湯機、給湯用熱交換器で加熱したお湯をそのまま出湯できる直接出湯型ヒートポンプ式給湯機などの各種ヒートポンプ給湯機、さらには熱源に電気ヒータを用いる電気温水器、ガス給湯機などにも用いることができる。
1 浴槽
2 ヒートポンプユニット
3 タンクユニット
4 貯湯タンク
5 給水口
6 出湯口
7 出湯管
8 給水管
9 沸き上げポンプ
10 給水分岐管
11 電動式混合弁
12 サーミスタ
13 注湯弁
14 流量センサ
15 第1の供給配管
16 第2の供給配管
17 フロースイッチ
18 風呂ポンプ
19 水位センサ
20 サーミスタ
21 追い焚き熱交換器
22 追い焚きポンプ
23 アダプタ
30 リモコン装置
31 制御装置
32 水位記憶部
33 通電時間記憶部

Claims (2)

  1. 浴槽内の水位を検出する水位検出手段と、前記浴槽への注湯量を検出する注湯流量センサとを備え、試運転時に水位と前記浴槽の湯量との関係を設定する風呂自動機能付き給湯機であって、前記浴槽への湯張り量を設定する設定手段を有し、前記浴槽への湯張り運転時に、前記設定手段で設定した湯張り量だけ前記浴槽へ注湯するとともに、前記水位検出手段で前記浴槽内の湯水の現在水位を検出し、前記試運転時に設定した湯張り量に対応する水位と前記現在水位との差とに基づいて水位補正値を算出し、以降の湯張り運転では、前記算出された水位補正値と、前記試運転時に設定した湯張り量に対応する現在水位と前記水位検出手段で検出された現在水位との差とに基づいて、前記水位補正値を更新していくとともに、前記水位検出手段で検出された水位が、複数回連続して同じ数値となった場合には、その時点で前記水位補正値を確定し、以降の湯張り運転では前記水位補正値を更新しないことを特徴とする特徴とする風呂自動機能付き給湯機。
  2. 前記浴槽に残水がない状態から湯張り運転を行った場合には、前記水位補正値の更新を行うことを特徴とする請求項1に記載の風呂自動機能付き給湯機。
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