JP6972239B2 - サーバシステム及びプログラム - Google Patents
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Description
ユーザ別の前記課金要素に係る課金履歴を管理する課金履歴管理手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、ユーザ管理部202、課金履歴管理部204、図12のユーザ管理データ600、課金履歴データ607、図15のステップS4)と、
前記ユーザのうち、課金の会計締め切り日時(以下単に「会計締め日」という)で区切られた単位会計期間のうちのN番目の単位会計期間における合計課金額が所与の閾値に達した閾値到達ユーザを検出する検出手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、閾値到達ユーザ検出部212、図15のステップS20)と、
前記閾値到達ユーザに対して、N番目の単位会計期間に係る会計締め日を経過するまでの間、前記課金要素の使用を制限する課金制限手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、課金制限部214、図16のステップS80〜S82,S86)と、
前記閾値到達ユーザに対して、(N+1)番目の単位会計期間の間、前記自動選択仕様を変更する自動選択仕様変更手段(例えば、図1の制御基板1150、図10のサーバ処理部200s、抽選仕様変更部216、図13のプレイデータ700、無料抽選仕様設定データ740、図15のステップS34〜図16のステップS38)と、
を備えたサーバシステムである。
すなわち、第13の発明として、前記自動選択要素は、前記ユーザの指示操作に応じて自動選択を行う要素であり、前記自動選択仕様には、無限個数の景品群のなかから所与の確率で景品を選択する第1選択方式と、予め定められた有限個数の景品群のなかから順番に景品を選択する第2選択方式とを少なくとも含む自動選択方式仕様が含まれ、前記自動選択仕様変更手段は、前記閾値到達ユーザに対する前記自動選択仕様を、前記第2選択方式による自動選択仕様に変更する、第1の発明のサーバシステムを構成することができる。
すなわち、第15の発明として、前記自動選択仕様変更手段が、N番目の単位会計期間において前記合計課金額が前記前記閾値に達した順に所定数の前記閾値到達ユーザを対象に、前記自動選択仕様の変更を行う、第1〜第14の何れかの発明のサーバシステムを構成することができる。
第1実施形態として、課金要素と、ゲームで利用可能なアイテムを抽選によって自動的に選択してプレーヤに付与する抽選要素を含むアクションRPGタイプのオンラインゲームを実行する場合の例を説明する。
図2は、本実施形態におけるゲームの概要を説明するための図である。
本実施形態のゲームは、プレーヤがメインキャラクタ4とサブキャラクタ5とを使用して、敵キャラクタ6と闘うアクションRPGである。
主表示部21では、メインキャラクタ4とサブキャラクタ5とが敵キャラクタ6と闘う様子が表示される。
有料抽選アイコン24は、有料抽選の実行操作を入力するためのアイコンである。本実施形態の有料抽選は、オンラインショッピングでは購入できないようなレアイティの高いアイテム7が景品に含まれる特別な抽選とされる。
無料抽選アイコン25は、有料抽選には劣るが、やはりオンラインショッピングでは購入できないようなアイテム7が景品に含まれる無料の抽選(無料の自動選択要素の一例)の実行操作を入力するためのアイコンである。
さて、一部のプレーヤの過度な課金を抑制するための直接的な方法としては、課金の会計締め切り日時(以下単に「会計締め日」という)で区切られた1単位会計期間当たりの課金額に上限を設定し、課金上限閾値に到達して以降はアイテム購入や有料抽選などの課金要素の使用を、当該単位会計期間の終了まで制限すればよい。
「単位期間」は、ゲーム内容やゲームの運営形態により適宜設定可能である。例えば、24時間、休日、1週間、10日、1ヶ月、2ヶ月、…と言った周期的に決まる期間は勿論のこと、特定イベントの開始から終了までといったゲーム運営者が任意に設定できる期間でもよい。
「会計締め日(会計締め切り日時)」は、例えば、月末や週末、毎月15日といった日付で指定される締め切り日時としてもよいし、週初め或いは前回の締め切り時点から所定時間までといった時間で指定される締め切り日時としてもよい。
本実施形態では、単位期間をカレンダー上の1ヶ月とし、単位会計期間も同じ1ヶ月として説明する。
第1仕様変更抽選の仕様は、標準抽選と同様に、固有の抽選ID30と、1日当たりの抽選上限回数32と、月末までの抽選上限回数34と、払出数36と、当選確率設定テーブル38とで記述される。ただし、第1仕様変更抽選は、標準抽選に比べて所定の高レアリティ条件を満たす景品(レアリティが比較的高い景品)の当選確率が標準抽選のそれよりも向上されている。つまり、プレーヤにとって有利に変更されている。なお、図示の例では、SレアとAレアの景品それぞれの当選確率をアップしているがこれに限らない。当選確率をアップさせるレアリティの種類と、当該レアリティの景品の数、アップさせる量は適宜設定可能である。
第2仕様変更抽選は、第1仕様変更抽選に比べてもよりプレーヤに有利に設定されている。具体的には、標準抽選に比べてSレアとAレアの景品(所定の高レアリティ条件を満たす景品)が追加されている。図示の例では、Sレア全体の当選確率はそのままに新たなSレアが追加されるとともに、新たなAレアが元のAレアと同じ当選確率のまま追加されているが、追加するレアリティの種類や数、当選確率は適宜設定可能である。なお、ここで追加される景品(図6中のSレア(2)の景品およびAレア(2)の景品)は、合計課金額が上限閾値に達した場合にのみ入手可能になる限定景品とすると好適である。
第3仕様変更抽選は、第2仕様変更抽選に比べてよりプレーヤに有利に設定されている。具体的には、第2仕様変更抽選よりも1日当たりの抽選上限回数32と、月末までの抽選上限回数34と、払出数36とがそれぞれ増加されている。これらの増加量は適宜設定可能である。また、抽選上限回数32と、月末までの抽選上限回数34と、払出数36との3つ全てを増加せず、何れか1つ又は2つでもよい。
図10は、本実施形態におけるサーバシステム1100の機能構成例を示す機能ブロック図である。本実施形態におけるサーバシステム1100は、操作入力部100sと、サーバ処理部200sと、音出力部390sと、画像表示部392sと、通信部394sと、サーバ記憶部500sとを備える。
本実施形態では、1)アカウントの付与制御部と、2)ユーザに関する個人情報を登録管理する登録情報管理部と、3)当該アカウントに紐付けられ課金時に対価の支払い原資として使用される仮想口座の設定と入出金制御すなわち電子決済に関する電子決済制御部と、4)当該アカウントのユーザによる課金要素に係る課金履歴の記憶管理する課金履歴管理部204と、5)ログイン/ログアウトの履歴を管理する第1のプレイ履歴管理部206と、6)それまでのゲーム進行状況に関するデータ(所謂ゲームセーブデータ)をアカウントと紐付けて記憶管理する第2のプレイ履歴管理部208と、しての機能を有する。勿論、これら以外のアカウントに紐付けられるデータの管理機能も適宜含めることもできる。
1)抽選要素で当選し得る景品のうちの所定の高レアリティ条件を満たす景品の当選確率を、変更を行わない場合の標準抽選の仕様に比べて高くする内容の抽選仕様に変更することができる(図5参照)。
2)抽選要素で当選し得る景品の種類を、標準抽選の仕様に比べて多くした抽選仕様に変更することができる(図6参照)。
3)合計課金額が閾値に達した場合にのみ景品となる限定景品を、標準抽選の仕様で当選し得る景品に追加することができる(図6参照)。
4)抽選1回当たりの当選可能景品数を、標準抽選の仕様に比べて多くした内容の抽選仕様に変更することができる(図7参照)。
5)単位期間1つ当たりの抽選可能回数を、標準抽選の仕様に比べて多くした内容の抽選仕様に変更することができる(図7参照)。
6)抽選仕様を変更開始タイミングから経過するに従って、有利の程度を低減させるように抽選仕様を変更することができる。
7)閾値到達が検出された単位会計期間において合計課金額が閾値に達するまでに要した所要時間に応じて、抽選仕様を変更することができる(図9の到達日数を参照)。
8)抽選仕様の変更が行われた単位会計期間よりも過去の単位会計期間におけるプレイ頻度に応じて、抽選仕様を変更することができる(図9のプレイ頻度を参照)。
9)抽選仕様の変更が行われた単位会計期間よりも過去の単位会計期間において、合計課金額が閾値に達した単位会計期間の数に応じて、抽選仕様を変更することができる(図9の到達回数を参照)。
10)抽選仕様の変更が行われた単位会計期間よりも過去の単位会計期間において、合計課金額が閾値に達した単位会計期間の連続数に応じて、抽選仕様を変更することができる(図9の連続数を参照)。
11)閾値到達ユーザに対する抽選仕様を、無限個数の景品群のなかから所与の確率で当選する景品を選択する第1抽選方式から、予め定められた有限個数の景品群のなかから順番に当選する景品を選択する第2抽選方式とへ変更することができる(図8参照)。
12)現在の単位会計期間において、閾値到達ユーザとして検出された検出順で所定数の閾値到達ユーザを対象に、抽選仕様の変更を行うことができる。
本実施形態におけるサーバ記憶部500sは、サーバシステムプログラム501と、サーバプログラム503と、配信用ゲームクライアントプログラム505と、ゲーム初期設定データ510と、アイテム購入初期設定データ512と、有料抽選初期設定データ514と、無料抽選初期設定データ520と、変更ポイント算出用関数ライブラリ540と、仕様変更抽選選択テーブル550と、を記憶する。
本実施形態では、図12に示すように、一つのユーザ管理データ600には、固有のアカウント601と、アイテム購入などの課金の支払に使用される仮想口座残高603と、プレイ履歴データ605と、課金履歴データ607と、ゲームセーブデータ609と、閾値到達履歴データ610と、抽選仕様変更履歴データ612と、無料抽選仕様セーブデータ614と、無料抽選実行履歴データ616と、を含む。勿論、これら以外のデータも適宜含めることができる。
次に、サーバシステム1100における処理の流れについて説明する。ここで説明する処理の流れは、サーバ処理部200sがサーバシステムプログラム501とサーバプログラム503とを実行することにより実行される。
そして、肯定の場合(ステップS10のYES)、無料抽選仕様設定データ740を標準抽選定義データ521(図11参照)で上書きして初期状態に戻す(ステップS12)。
これ以降、サーバシステム1100は、ユーザ端末1500からの操作入力に応じてメインキャラクタ4と、使用サブキャラクタとされるサブキャラクタ5との動作を制御し、敵キャラクタ6を登場させてその動作を制御する。
具体的には、ステップS8のセーブデータの反映に伴い無料抽選仕様設定データ740(図13参照)が仕様変更抽選に設定されている場合、又はプレーヤに現在の単位会計期間に該当する抽選仕様変更履歴データ612(図12参照)がある場合には既に仕様変更が実施されていると判定する。
また、1日当たりの抽選上限回数32や、月末までの抽選上限回数34、払出数36を増加させた仕様変更抽選では(図7参照)、それらの値の1つ又は複数を経過時間に応じて低下させるとしてもよい。低下させないとしてもよい。
対して、合計課金額710が上限閾値に達していれば(ステップS82のYES)、サーバシステム1100は、課金要素の使用を制限し課金要素の実行不可を通知する(ステップS86)。
具体的には、プレーヤのユーザ管理データ600の無料抽選実行履歴データ613(図12参照)を参照して、当日実行された無料抽選の回数と、当月実行された無料抽選の回数とをそれぞれ算出する。そして、無料抽選仕様設定データ740の示す仕様変更抽選の定義データの1日当たりの抽選上限回数32と月末までの抽選上限回数34と、それぞれ比較して判定する(図5〜図8参照)。
対して、制限に該当すれば(ステップS102のYES)、サーバシステム1100は無料抽選の制限に達したので実行できない旨をプレーヤに通知する(ステップS106)。
ゲーム終了条件はゲーム内容に応じて適宜設定可能である。例えば、プレーヤキャラクタの全滅、敵キャラクタの全滅、プレイ開始日時702から所定時間経過した場合、ゲームステージの終了、ゲーム世界での所定時間の経過、など適宜設定可能である。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、基本的には第1実施形態と同様に実現されるが、ゲーム進行制御の処理主体がユーザ端末1500である点が異なる。以降では、主に第1実施形態との差異について述べることとし、第1実施形態と同様の構成要素については同じ符号を付与して説明は省略するものとする。
本実施形態の端末記憶部500は、端末システムプログラム502と、ゲームプログラム506と、を記憶する。そして、ゲーム進行制御部210がユーザ端末1500Bにて処理されるのに伴って、ユーザ管理データ600と単位会計期間別変更実施対象者リスト620(図11参照)を除くゲーム初期設定データ510〜現在日時800までが、端末記憶部500にて記憶される。
なお、ユーザ端末1500Bが、ゲーム進行制御部210の全てを担うのではなく、その一部に限定して担う構成としてもよい。
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明を適用可能な形態は上記形態に限定されるものではなく適宜構成要素の追加・省略・変更を施すことができる。
例えば、上記実施形態では、クライアント・サーバ型のコンピュータシステムにてオンラインゲームを実現する例を挙げたが、複数のユーザ端末1500をピアツーピア接続したコンピュータシステムにおいて実現するとしてもよい。その場合、何れかのユーザ端末1500に第1実施形態のサーバシステム1100としての機能を担わせる。或いは、複数のユーザ端末1500で第2実施形態のようにゲーム進行制御部210が有する機能を分担して担う構成としてもよい。
更には、上記実施形態ではオンラインゲームを例示したが、ユーザ端末1500がスタンドアローンで実行するゲーム、換言すると単独のコンピュータからなるコンピュータシステムにおいて実行するゲームにおいても同様に適用できる。この場合、基本的には図10及び図17で示した機能構成を、ユーザ端末1500単独で実現するものと読み替えれば良い。
また、例えば、上記実施形態ではゲームジャンルを一例としてアクションRPGとしたが、課金要素と抽選要素とを含むゲームであればゲームジャンルはこれに限らず適宜設定可能である。例えば、パズルゲーム、戦術シミュレーションゲーム、シューティングゲーム、恋愛ゲーム、育成ゲーム、レースゲーム、パズルゲーム、アクションゲーム、音楽ゲーム、スポーツゲーム、などに本実施形態を適用することもできる。
また、上記実施形態では無料抽選の仕様を変更したが、例えば無料抽選がそもそも用意されないケースでは有料抽選の仕様を変更する構成としてもよい。具体的には、合計課金額710が上限閾値に到達した場合、有料抽選の仕様のうち抽選実行対価の課金額を「0」に変更するとしても良い。或いは、抽選実行対価を所定の「専用パスアイテム」或いは「専用チケットアイテム」の使用に変更し、現在の単位会計期間でのみ有効なそれらのアイテムを閾値到達ユーザとして検出されたプレーヤに別途付与するとしてもよい。
また、上記実施形態では、当選確率式の仕様変更抽選の定義を予め用意しておく構成としているがこれに限らない(図5、図6、図7参照)。例えば、1日当たりの抽選上限回数32、月末までの抽選上限回数34、払出数36、当選確率設定テーブル38の各景品に対応づけられる当選確率を、それぞれ到達日数712や、到達回数714,連続数716、プレイ頻度718をパラメータとして含む関数(或いはテーブルデータ)として定義しておき、その都度1日当たりの抽選上限回数32、月末までの抽選上限回数34、払出数36、当選確率設定テーブル38の各景品に対応づけられる当選確率を算出・決定する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、単位会計期間を1ヶ月として、前月の合計課金額が課金上限閾値に達したプレーヤについて、翌月に無料抽選の仕様を変更するとしたが、課金上限に達したと検知された単位会計期間と、無料抽選の仕様が変更される単位会計期間との関係はこれに限らない。すなわち、前月と当月といった直前直後の関係に限らず、2ヶ月前(或いはそれ以上前の月)と当月の関係であってもよい。
また、上記実施形態では、仕様変更を行う期間を1単位の単位会計期間内としたが、これに限らない。複数単位の単位会計期間とすることもできる。例えば、変更ポイントPc(図9参照)や、変更ポイントPcを算出するために参照したパラメータ値(到達日数、到達回数、…)に基づいて定められた、何単位の単位会計期間を仕様変更の有効期間とするかの条件に従って、仕様変更の有効期間とする単位会計期間の長さを決定することができる。
また、上記実施形態では、抽選要素の抽選方式を原則、当選確率式(第1抽選方式)とし、第n仕様変更抽選の仕様とされた場合に、順次払出方式(第2抽選方式)に変更することとして説明した。しかし、抽選要素を全て順次払出方式(第2抽選方式)とし、景品の種類および数を、合計課金額が課金上限閾値に達しない場合と、N番目の単位会計期間で達した後の(N+1)番の単位会計期間の間とで異なるように構成してもよい。
抽選要素(自動選択要素)以外のゲーム要素についても、合計課金額が課金上限閾値に達しない場合と、N番目の単位会計期間で達した後の(N+1)番の単位会計期間の間とで異なる仕様に変更するようにしてもよい。例えば、ゲーム中に、アイテムやキャラクタ等の物々交換や売買を行う仲介人やバイヤー、商人等のNPC(ノンプレイヤブルキャラクタ)を登場させ、これら物々交換や売買を行うゲーム要素を組み込む。そして、合計課金額が課金上限閾値に達しない場合と、N番目の単位会計期間で達した後の(N+1)番の単位会計期間の間とで、物々交換や売買における交換レートを変更することとしてもよい。また、物々交換や売買ではなく、アイテム等を消費媒体とする抽選要素として、1回の抽選に要する消費媒体の消費量を、合計課金額が課金上限閾値に達しない場合と、N番目の単位会計期間で達した後の(N+1)番の単位会計期間の間とで変更することとしてもよい。
上記実施形態では、N番目の単位会計期間における合計課金額が課金上限閾値に達したユーザ(閾値到達ユーザ)については、(N+1)番目の単位会計期間の間、抽選仕様を変更する(以下「第1の変更」という)こととして説明した。これに加えて、N番目の単位会計期間に係る会計締め日(会計締め切り日時)を経過するまでの間、抽選仕様を変更する(以下「第2の変更」という)こととしてもよい。第2の変更に係る仕様は、第1の変更に係る仕様と同一としてもよいし、異なることとしてもよい。例えば、第1の変更については、上述したポイントP1〜P4のうちの全部又は一部のポイントに基づいて変更する仕様を決定することとし、第2の変更については、上述したポイントP1〜P4のうちの全部又は一部のポイントを用いて変更する仕様を決定することとしてもよい。また、変更する仕様の内容を異なることとしても勿論よい。
5…サブキャラクタ
6…敵キャラクタ
7…アイテム
22…操作アイコン表示部
3…購入アイコン
24…有料抽選アイコン
25…無料抽選アイコン
30…抽選ID
32…1日当たりの抽選上限回数
34…月末までの抽選上限回数
36…払出数
38…当選確率設定テーブル
39…払出順設定テーブル
200s…サーバ処理部
202…ユーザ管理部
204…課金履歴管理部
206…第1のプレイ履歴管理部
208…第2のプレイ履歴管理部
210…ゲーム進行制御部
212…閾値到達ユーザ検出部
214…課金制限部
216…抽選仕様変更部
218…抽選実行部
500s…サーバ記憶部
503…サーバプログラム
510…ゲーム初期設定データ
512…アイテム購入初期設定データ
514…有料抽選初期設定データ
520…無料抽選初期設定データ
521…標準抽選定義データ
522…第1仕様変更抽選定義データ
523…第2仕様変更抽選定義データ
524…第3仕様変更抽選定義データ
525…第n仕様変更抽選定義データ
540…変更ポイント算出様関数ライブラリ
550…仕様変更抽選選択テーブル
600…ユーザ管理データ
601…アカウント
603…仮想口座残高
605…プレイ履歴データ
607…課金履歴データ
610…閾値到達履歴データ
612…抽選仕様変更履歴データ
614…無料抽選仕様セーブデータ
616…無料抽選実行履歴データ
620…単位会計期間別変更実施対象者リスト
700…プレイデータ
701…プレーヤアカウント
704…ゲーム進行制御データ
710…合計課金額
712…到達日数
714…到達回数
716…連続数
718…プレイ頻度
722…到達日数基準ポイント
724…到達回数基準ポイント
726…連続数基準ポイント
728…プレイ頻度基準ポイント
730…変更ポイント
740…無料抽選仕様設定データ
1000…ゲームシステム
1100…サーバシステム
1150…制御基板
1500…ユーザ端末
1550…制御基板
P1…到達日数基準ポイント
P2…到達回数基準ポイント
P3…連続数基準ポイント
P4…プレイ頻度基準ポイント
Pc…変更ポイント
W2…ゲーム画面
Claims (15)
- 複数の自動選択要素と、課金要素とを含むゲームの実行を制御するサーバシステムであって、
ユーザ別の前記課金要素に係る課金履歴を管理する課金履歴管理手段と、
前記ユーザのうち、課金の会計締め切り日時(以下単に「会計締め日」という)で区切られた単位会計期間のうちのN番目の単位会計期間における合計課金額が所与の閾値に達した閾値到達ユーザを検出する検出手段と、
前記閾値到達ユーザに対して、N番目の単位会計期間に係る会計締め日を経過するまでの間、前記課金要素の使用を制限する課金制限手段と、
前記閾値到達ユーザに対して、(N+1)番目の単位会計期間の間、前記複数の自動選択要素のうちの仕様変更対象の自動選択要素(以下「対象自動選択要素」という)の自動選択仕様を変更する自動選択仕様変更手段であって、1)当該対象自動選択要素で選択され得る景品の種類、2)当該対象自動選択要素に係る各景品の選択確率、3)所与の単位期間当たりの当該対象自動選択要素に係る抽選可能回数、のうちの何れかを、変更を行わない場合の標準仕様と異なるように当該自動選択仕様を変更する自動選択仕様変更手段と、
を備えたサーバシステム。 - 前記対象自動選択要素は、前記複数の自動選択要素のうち、前記課金制限手段による前記課金要素の使用制限下でユーザが実施可能な自動選択要素である、
請求項1に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、前記対象自動選択要素で選択され得る景品のうちの所定の高レアリティ条件を満たす景品の選択確率を、前記標準仕様に比べて高くする内容の仕様に変更する、
請求項1又は2に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、付与する対象が前記閾値到達ユーザに限られた限定景品を、前記対象自動選択要素で選択され得る景品に追加した内容の仕様に変更する、
請求項1〜3の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、自動選択1回当たりの選択景品数を、前記標準仕様に比べて多くする内容の仕様に変更する、
請求項1〜4の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記単位会計期間には複数の前記単位期間が含まれ、
前記対象自動選択要素は、前記ユーザの指示操作に応じて抽選を行う要素であり、
前記自動選択仕様変更手段は、前記単位期間1つ当たりの抽選可能回数を、前記標準仕様に比べて多くする内容の仕様に変更する、
請求項1〜5の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、前記対象自動選択要素の自動選択仕様を、前記変更を行わない場合の標準仕様に比べて、前記閾値到達ユーザに有利な内容に変更し、且つ、前記(N+1)番目の単位会計期間における時間経過に従って当該有利の程度を低減させるように前記対象自動選択要素の自動選択仕様を変更する、
請求項1〜6の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、前記合計課金額が前記閾値に達するまでに要した所要時間に応じて、前記対象自動選択要素の自動選択仕様を変更する、
請求項1〜7の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、少なくともN番目の単位会計期間における前記閾値到達ユーザのプレイ頻度に応じて、前記対象自動選択要素の自動選択仕様を変更する、
請求項1〜8の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、前記閾値到達ユーザが、過去に前記合計課金額が前記閾値に達した前記単位会計期間の数に応じて、前記対象自動選択要素の自動選択仕様を変更する、
請求項1〜9の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、前記合計課金額が前記閾値に達した前記単位会計期間の連続数に応じて、前記対象自動選択要素の自動選択仕様を変更する、
請求項1〜10の何れか一項に記載のサーバシステム。 - 前記対象自動選択要素は、前記ユーザの指示操作に応じて自動選択を行う要素であり、
前記対象自動選択要素の自動選択仕様には、所与の確率で景品を選択する第1選択方式と、所与の順番に景品を選択する第2選択方式とを少なくとも含む自動選択方式仕様が含まれ、
前記自動選択仕様変更手段は、前記閾値到達ユーザに対する前記対象自動選択要素の自動選択仕様を、前記第1選択方式から前記第2選択方式による自動選択仕様に変更する、
請求項1に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択要素は、予め定められた有限個数の景品群のなかから、前記ユーザの指示操作に応じて自動的に景品を選択して前記ユーザに付与する要素であり、
前記自動選択仕様変更手段は、前記自動選択要素の選択元となる前記景品群を、前記合計課金額が前記閾値に達しない場合と、N番目の単位会計期間で達した後の(N+1)番の単位会計期間の間とで異なる仕様に変更する、
請求項1に記載のサーバシステム。 - 前記自動選択仕様変更手段は、N番目の単位会計期間において前記合計課金額が前記前記閾値に達した順に所定数の前記閾値到達ユーザを対象に、前記対象自動選択要素の自動選択仕様の変更を行う、
請求項1〜11の何れか一項に記載のサーバシステム。 - コンピュータシステムに、複数の自動選択要素と、課金要素とを含むゲームの実行を制御させるためのプログラムであって、
ユーザ別の前記課金要素に係る課金履歴を管理する課金履歴管理手段、
前記ユーザのうち、課金の会計締め切り日時(以下単に「会計締め日」という)で区切られた単位会計期間のうちのN番目の単位会計期間における合計課金額が所与の閾値に達した閾値到達ユーザを検出する検出手段、
前記閾値到達ユーザに対して、N番目の単位会計期間に係る会計締め日を経過するまでの間、前記課金要素の使用を制限する課金制限手段、
前記閾値到達ユーザに対して、(N+1)番目の単位会計期間の間、前記複数の自動選択要素のうちの仕様変更対象の自動選択要素(以下「対象自動選択要素」という)の自動選択仕様を変更する自動選択仕様変更手段であって、1)当該対象自動選択要素で選択され得る景品の種類、2)当該対象自動選択要素に係る各景品の選択確率、3)所与の単位期間当たりの当該対象自動選択要素に係る抽選可能回数、のうちの何れかを、変更を行わない場合の標準仕様と異なるように当該自動選択仕様を変更する自動選択仕様変更手段、
として前記コンピュータシステムを機能させるためのプログラム。
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