JP6970965B2 - 給湯器 - Google Patents
給湯器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6970965B2 JP6970965B2 JP2017192935A JP2017192935A JP6970965B2 JP 6970965 B2 JP6970965 B2 JP 6970965B2 JP 2017192935 A JP2017192935 A JP 2017192935A JP 2017192935 A JP2017192935 A JP 2017192935A JP 6970965 B2 JP6970965 B2 JP 6970965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- bundle
- water heater
- housing
- earth leakage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
このような給湯器では、下部にバーナを、上部に熱交換器をそれぞれ配設した燃焼室を収容すると共に、器具の運転を制御するコントローラを収容している。このコントローラは、特許文献1に開示のように、ケース内に、電装基板を備えると共に、漏電ブレーカを収容したものが知られている。また、特許文献2に開示されるように、前面を開口する筐体の開口際へ横向きに設置されて、組み付けやメンテナンスを容易にしたものも知られている。
コントローラのボックス本体における漏電ブレーカとリモコン端子台との間に、筐体内の複数の電気部品に接続されるハーネスの束をボックス本体に後方から貫通させて電装基板の前側に引き出し可能とする通し孔が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、通し孔の下方で筐体の底板には、漏電ブレーカに接続される電源線の引き込み口が設けられて、底板上には、引き込み口の上方を覆って前面が開口し、通し孔を貫通するハーネスの束との間を仕切って電源線を前側へガイドするガイド体が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、ガイド体にガイドされた電源線は、通し孔を貫通した後、通し孔を貫通するハーネスの束とリモコン端子台との間を通って当該ハーネスの束の上側を回り込んで漏電ブレーカに接続されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、通し孔の下方で筐体の底板には、漏電ブレーカに接続される電源線の引き込み口が設けられて、底板上には、引き込み口の上方を覆って前面が開口し、通し孔を貫通するハーネスの束との間を仕切って電源線を前側へガイドするガイド体が設けられているので、引き込み口から電源線を差し込んだ際、ハーネスの束と干渉することなく前側へスムーズに引き出すことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加えて、ガイド体にガイドされた電源線を、通し孔を貫通させた後、通し孔を貫通するハーネスの束とリモコン端子台との間を通してハーネスの束の上側を回り込ませて漏電ブレーカに接続しているので、電源線を利用してハーネスがばらけることを防止可能となる。
図1は、給湯器1の外観を示す説明図で、(A)は正面、(B)は側面、(C)は底面をそれぞれ示している。この給湯器1は、天板3及び底板4、左右の側板5,5及び背板6に囲まれて前面を開口する縦長箱状の筐体2と、その筐体2の前面を閉塞するフロントカバー7とを有し、フロントカバー7の上部に、後述する排気フード23の前方に設けられた横長筒状の排気口8を突出させている。フロントカバー7の下部及び側部には、吸気口9,9・・が設けられ、背板6の上下には、壁面等への取付用のブラケット10,10が取り付けられている。
また、底板4には、水道管を接続するための水入口11、外部の給湯栓に繋がる外部配管を接続するための湯出口12、外部の浴槽に繋がる外部配管を接続するための風呂戻り口13及び風呂往き口14が設けられている。中央部には、外部のガス配管を接続するためのガス入口15が設けられて、その前方には、電源線の引き込み口16が設けられている。
筐体2内の上側には、燃焼室20が配置されている。この燃焼室20は、複数のバーナユニットを収容する下ケーシング21と、給湯熱交換器及び風呂熱交換器を収容する上ケーシング22とを組み付けてなり、上ケーシング22の上側に排気フード23が組み付けられている。水入口11に接続される給水管24は、燃焼室20と筐体2の左側の側板5との間を通って上方向に配設され、上ケーシング22の給湯熱交換器の給湯伝熱管の入口に接続されている。湯出口12に接続される出湯管25は、給水管24の前方で、燃焼室20と左側の側板5との間を通って上方向に配設され、上ケーシング22の前方を斜め上向きに横切った後、上ケーシング22の給湯伝熱管の出口に接続されている。
この給湯器1は、1つの燃焼室20に給湯熱交換器と風呂熱交換器とを併設して共通のバーナユニットで加熱する一缶二水路型で、これにより、燃焼室20の左右幅を小さくして筐体2を左右にコンパクト化している。
このコントローラ30は、湯出口12に接続された外部配管の給湯栓が開栓されて給水管24から器具内に通水されると、バーナユニットを燃焼させ、給湯熱交換器において水とバーナの燃焼排気とを熱交換させて、出湯管25及び外部配管を通って給湯栓から出湯させる。また、出湯温度が外部のリモコンで設定された設定温度になるように、バーナユニットの燃焼量(ガス量)や通水量、燃焼ファンの回転数等を制御する出湯温制御を行う。
一方、外部に接続された給湯リモコン又は風呂リモコンの自動スイッチを押すと、コントローラ30は、バーナユニットを燃焼させて風呂熱交換器において水とバーナの燃焼排気とを熱交換させ、出湯管25と風呂戻り管26とを接続する落とし込み管28(図2,4)を介して出湯管25から設定量の湯を浴槽に供給する湯張り制御や追い焚き制御等を行う。
コントローラ30は、図2,3に示すように、電装基板31を収容して前面を開口する正面視矩形状のボックス本体32と、ボックス本体32の前面を閉塞する前カバー33とからなる。前カバー33は、ボックス本体32へ着脱可能に取り付けられ、前カバー33を取り外せば、ボックス本体32の底面に取り付けられている正面視矩形状の電装基板31が露出する。ボックス本体32の上面には、下ケーシング21の前面にネジ止めするためのネジ止め片34,34が突設され、下面には、筐体2の底板4の前端に係止する係止片35が折曲形成されている。
電装基板31は、上下方向の寸法がボックス本体32よりも短い大きさとなって、ボックス本体32の上側寄りに取り付けられている。電装基板31の下側左右でボックス本体32には、漏電ブレーカ36と、リモコン接続用のリモコン端子台37とが、それぞれ端子部を前側にして、且つ互いに端子部が対向する向きで、両者間に間隔をあけて設置されている。
また、電源線46も同様に引き込み口16から通し孔45を利用して漏電ブレーカ36の側方近傍でボックス本体32に貫通させることができる上、ガイド体47によって中継ハーネス40の束Tとの干渉も生じないため、引き込み口16から前方へスムーズに引き出して漏電ブレーカ36への接続を簡単に行うことができる。
こうして配線したボックス本体32に前カバー33を被せて筐体2内で位置決めして固定すれば、コントローラ30の組み付けは完了する。
特にここでは、給水管24や出湯管25、風呂戻り管26、風呂往き管27等の各配管は、正面視でコントローラ30の側方或いは後方に配設されて前側に位置しないので、フロントカバー7を取り外せば、コントローラ30自体の着脱も配管が邪魔になることなく行える。
また、ガイド体47にガイドされた電源線46を、通し孔45を貫通させた後、通し孔45を貫通する中継ハーネス45の束Tとリモコン端子台37との間を通して中継ハーネス40の束Tの上側を回り込ませて漏電ブレーカ36に接続しているので、電源線46を利用して中継ハーネス40がばらけることを防止可能となる。
また、上記形態では、ボックス本体の下部に浅底部を形成して通し孔を設けているが、浅底部とせずに通し孔を設けてもよい。さらに、通し孔の位置は左右方向の中央に限らず、漏電ブレーカとリモコン端子台との形状や配置によっては左右何れかへずれていても差し支えない。
また、ガイド体の形状も上記形態に限らず、底板から切り起こし形成したり、引き込み口と一体に形成したりしてもよい。さらに、通し孔と引き込み口との左右のずれ等によってハーネスの束との干渉のおそれが小さければ、ガイド体を省略することもできる。
Claims (3)
- バーナ及び熱交換器を有する燃焼室を収容して前面が開口する筐体を備え、前記筐体内の下部に、上側に電装基板を、下側左右に漏電ブレーカとリモコン端子台とをそれぞれ収容して前面が開口するボックス本体と、そのボックス本体の前面を開閉可能な前カバーとを含むコントローラを横向きに設置してなる給湯器であって、
前記コントローラの前記ボックス本体における前記漏電ブレーカと前記リモコン端子台との間に、前記筐体内の複数の電気部品に接続されるハーネスの束を前記ボックス本体に後方から貫通させて前記電装基板の前側に引き出し可能とする通し孔が形成されていることを特徴とする給湯器。 - 前記通し孔の下方で前記筐体の底板には、前記漏電ブレーカに接続される電源線の引き込み口が設けられて、前記底板上には、前記引き込み口の上方を覆って前面が開口し、前記通し孔を貫通する前記ハーネスの束との間を仕切って前記電源線を前側へガイドするガイド体が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
- 前記ガイド体にガイドされた前記電源線は、前記通し孔を貫通した後、前記通し孔を貫通する前記ハーネスの束と前記リモコン端子台との間を通って当該ハーネスの束の上側を回り込んで前記漏電ブレーカに接続されていることを特徴とする請求項2に記載の給湯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017192935A JP6970965B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 給湯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017192935A JP6970965B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 給湯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019066114A JP2019066114A (ja) | 2019-04-25 |
JP6970965B2 true JP6970965B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=66340485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017192935A Active JP6970965B2 (ja) | 2017-10-02 | 2017-10-02 | 給湯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6970965B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145474A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-07 | Kyushu Henatsuki Kk | 自動風呂給湯装置 |
JP5170394B2 (ja) * | 2008-02-15 | 2013-03-27 | 株式会社ノーリツ | 温水機器ユニット |
US8297525B1 (en) * | 2008-07-22 | 2012-10-30 | Niagara Industries, Inc. | Digital control system for tankless water heater assembly |
JP5527606B2 (ja) * | 2010-07-28 | 2014-06-18 | 株式会社ノーリツ | 加熱装置及び加熱装置のスペース形成部材 |
-
2017
- 2017-10-02 JP JP2017192935A patent/JP6970965B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019066114A (ja) | 2019-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5300660B2 (ja) | 壁掛け型空気調和装置 | |
PL211735B1 (pl) | Jednostka konstrukcyjna zblokowanej instalacji grzewczej | |
JP6727648B2 (ja) | 給湯器 | |
JP6970965B2 (ja) | 給湯器 | |
JP5527606B2 (ja) | 加熱装置及び加熱装置のスペース形成部材 | |
JP5053244B2 (ja) | 換気装置 | |
JP2008180466A (ja) | 電装箱 | |
US7633017B2 (en) | Integrated junction box operable with gas valve | |
JP6789136B2 (ja) | 浴室乾燥機 | |
ITPN20110055A1 (it) | Apparecchiatura di riscaldamento | |
JP2020057716A (ja) | 制御装置 | |
JP2011052880A (ja) | 冷凍冷蔵庫 | |
JP6832580B2 (ja) | 給湯器 | |
JP2018031488A (ja) | 給湯器 | |
JP7093536B2 (ja) | 給湯器 | |
JP5984001B2 (ja) | 基板の固定構造、並びに、熱源機 | |
JP7093538B2 (ja) | 食器洗浄機用ブースター | |
CN110192071B (zh) | 浴室干燥机 | |
JP7460102B2 (ja) | 給湯器、給湯器の組み替え方法 | |
JP2015049025A (ja) | 空気調和機 | |
CN116568968B (zh) | 换气装置 | |
JPH0711320Y2 (ja) | 燃焼器具のリモコンコード導入構造 | |
CN109140752B (zh) | 供热水装置 | |
JP6909431B2 (ja) | 燃焼装置およびこれを備えた給湯装置 | |
JP7361545B2 (ja) | 給湯装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211019 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211020 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6970965 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |