JPH08145474A - 自動風呂給湯装置 - Google Patents
自動風呂給湯装置Info
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- JPH08145474A JPH08145474A JP29082294A JP29082294A JPH08145474A JP H08145474 A JPH08145474 A JP H08145474A JP 29082294 A JP29082294 A JP 29082294A JP 29082294 A JP29082294 A JP 29082294A JP H08145474 A JPH08145474 A JP H08145474A
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- Japan
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- outer case
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置製造時の組立作業や保守時のアフターサ
ービス作業を容易に行える自動風呂給湯装置を提供す
る。 【構成】 装置本体1を構成する主要部品をベースプレ
ート3に取付ける。外装ケース2に、主要部品を取付け
たベースプレート3が出し入れ可能で常時は閉塞される
開口部を設ける。外装ケース2の内壁部にベースプレー
ト3を引出し可能に支持する支持構造部4を設ける。ベ
ースプレート3を支持構造部4に支持させて、外装ケー
ス2に対して出し入れする。
ービス作業を容易に行える自動風呂給湯装置を提供す
る。 【構成】 装置本体1を構成する主要部品をベースプレ
ート3に取付ける。外装ケース2に、主要部品を取付け
たベースプレート3が出し入れ可能で常時は閉塞される
開口部を設ける。外装ケース2の内壁部にベースプレー
ト3を引出し可能に支持する支持構造部4を設ける。ベ
ースプレート3を支持構造部4に支持させて、外装ケー
ス2に対して出し入れする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】給湯源から浴槽に自動的に給湯す
る自動風呂給湯装置に関するものである。
る自動風呂給湯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動風呂給湯装置は、図7に全容を示し
たように、貯湯式電気温水器20を給湯源として用い、
装置本体1の内部を通して浴槽21に湯を供給して、浴
槽21への湯張りと,足し湯と,追い焚きと保温を行う
ようになっている。図7において、1aは循環ポンプ、
1bは混合弁、1cは追い焚きヒータ、1dは三方弁、
7は制御装置である。10aは水道水供給管、10bは
洗濯機への給水管、10cは温水器からの給湯管、10
dは浴槽への水往き管、10eは水戻り管である。な
お、1eは水量センサ、1fは水位センサ、1gは水温
センサ、1hは逆流防止装置である。近年の住宅事情で
は敷地が狭いために、自動風呂給湯装置を設置するスペ
ースも限定されている。そのために自動風呂給湯装置の
寸法も小さくなってきている。また、この種の装置は屋
外に設置される場合が殆どであるために、湿気や塵埃が
装置内部へ侵入するのを防止するために、外装ケースの
開口部分は1カ所(例えば正面のみ)に限定された構造
になっている。
たように、貯湯式電気温水器20を給湯源として用い、
装置本体1の内部を通して浴槽21に湯を供給して、浴
槽21への湯張りと,足し湯と,追い焚きと保温を行う
ようになっている。図7において、1aは循環ポンプ、
1bは混合弁、1cは追い焚きヒータ、1dは三方弁、
7は制御装置である。10aは水道水供給管、10bは
洗濯機への給水管、10cは温水器からの給湯管、10
dは浴槽への水往き管、10eは水戻り管である。な
お、1eは水量センサ、1fは水位センサ、1gは水温
センサ、1hは逆流防止装置である。近年の住宅事情で
は敷地が狭いために、自動風呂給湯装置を設置するスペ
ースも限定されている。そのために自動風呂給湯装置の
寸法も小さくなってきている。また、この種の装置は屋
外に設置される場合が殆どであるために、湿気や塵埃が
装置内部へ侵入するのを防止するために、外装ケースの
開口部分は1カ所(例えば正面のみ)に限定された構造
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】外装ケースの開口部分
が1カ所(例えば正面のみ)に限定されているという事
情から、装置製造時の部品組立作業だけでなく、保守・
点検時の作業がやりずらいという状況にある。即ち、製
造組立時の手順としては、正面より両手を差し入れて奥
側より順に作業を進める方法をとらなければ組立ができ
ないという煩わしさがある。また、保守・点検時のアフ
ターサービスを実施する場合には、隙間のない所では特
殊工具を用いて作業を進める必要がある。更に、工具を
使用できるスペースを確保するために、点検を目的とす
る部品以外の余分な部品を多数取外さなければならない
場合もあり、作業能率が悪くなる問題があった。
が1カ所(例えば正面のみ)に限定されているという事
情から、装置製造時の部品組立作業だけでなく、保守・
点検時の作業がやりずらいという状況にある。即ち、製
造組立時の手順としては、正面より両手を差し入れて奥
側より順に作業を進める方法をとらなければ組立ができ
ないという煩わしさがある。また、保守・点検時のアフ
ターサービスを実施する場合には、隙間のない所では特
殊工具を用いて作業を進める必要がある。更に、工具を
使用できるスペースを確保するために、点検を目的とす
る部品以外の余分な部品を多数取外さなければならない
場合もあり、作業能率が悪くなる問題があった。
【0004】本発明の目的は、装置製造時の部品組立作
業や保守時のアフターサービス作業を容易にできる自動
風呂給湯装置を提供することにある。
業や保守時のアフターサービス作業を容易にできる自動
風呂給湯装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を図面に付
した符号を用いて説明する。本発明の自動風呂給湯装置
は、給湯源20から供給される湯を風呂の浴槽21に自
動的に給湯する機能を備えた装置本体1が外装ケース2
内に収納されてなる自動風呂給湯装置を対象にする。本
発明では、装置本体1を構成する主要部品をベースプレ
ート3に取付ける。外装ケース2には、主要部品を取付
けたベースプレート3が出し入れ可能で常時は閉塞され
る開口部を設ける。そして外装ケース2の内壁部にベー
スプレート3を引出し可能に支持する支持構造部4を設
ける。
した符号を用いて説明する。本発明の自動風呂給湯装置
は、給湯源20から供給される湯を風呂の浴槽21に自
動的に給湯する機能を備えた装置本体1が外装ケース2
内に収納されてなる自動風呂給湯装置を対象にする。本
発明では、装置本体1を構成する主要部品をベースプレ
ート3に取付ける。外装ケース2には、主要部品を取付
けたベースプレート3が出し入れ可能で常時は閉塞され
る開口部を設ける。そして外装ケース2の内壁部にベー
スプレート3を引出し可能に支持する支持構造部4を設
ける。
【0006】支持構造部4の構造は任意であるが、例え
ばベースプレート3の両端部をガイドする一対のガイド
レール5を備え、ガイドレールの少なくとも一方にベー
スプレートの一部と当接して、ベースプレートが更に奥
に入るのを阻止するストッパ部6を設けた構造にする。
このようにすると、簡単な構造で外装ケースに対するベ
ースプレートの出し入れを容易に行うことができる。
ばベースプレート3の両端部をガイドする一対のガイド
レール5を備え、ガイドレールの少なくとも一方にベー
スプレートの一部と当接して、ベースプレートが更に奥
に入るのを阻止するストッパ部6を設けた構造にする。
このようにすると、簡単な構造で外装ケースに対するベ
ースプレートの出し入れを容易に行うことができる。
【0007】また支持構造部4を、外装ケース2の底壁
部上に固定される板状固定部4aと、この板状固定部の
両端を互いに対向する向きにコの字状に曲げて形成した
ガイドレール支持部4bと、ガイドレール支持部の上に
固定したガイドレール5と、ガイドレール支持部の外装
ケース開口部側の端部に設けたストッパ部6とから構成
してもよい。この場合には、ベースプレート3は、主要
部品を取付ける板状取付部3aと、板状取付部の開口部
側に位置する端部を下側に折り曲げて形成した前方壁部
3bとで形成する。このようにすると、ベースプレート
の前方壁部の一部がストッパ部に当接してベースプレー
トが更に奥に入るのを阻止することができ、位置決めが
容易になる。
部上に固定される板状固定部4aと、この板状固定部の
両端を互いに対向する向きにコの字状に曲げて形成した
ガイドレール支持部4bと、ガイドレール支持部の上に
固定したガイドレール5と、ガイドレール支持部の外装
ケース開口部側の端部に設けたストッパ部6とから構成
してもよい。この場合には、ベースプレート3は、主要
部品を取付ける板状取付部3aと、板状取付部の開口部
側に位置する端部を下側に折り曲げて形成した前方壁部
3bとで形成する。このようにすると、ベースプレート
の前方壁部の一部がストッパ部に当接してベースプレー
トが更に奥に入るのを阻止することができ、位置決めが
容易になる。
【0008】ストッパ部6と前方壁部3bの一部を、取
外し可能な結合手段を用いて結合すると、ベースプレー
トを支持構造部に確実に保持させることができる。
外し可能な結合手段を用いて結合すると、ベースプレー
トを支持構造部に確実に保持させることができる。
【0009】また外装ケース2の内壁部には、装置本体
1の制御回路を搭載した制御回路基板8を収納するシー
ルドケース9を、ケース開口部を通して出し入れできる
位置に、制御回路の基板表面をケース開口部側に露出さ
せるようにして取付けてもよい。このようにすると、装
置本体を組み立てる際の制御回路への配線の接続が容易
になる上、制御回路の点検及び修理が容易になる。
1の制御回路を搭載した制御回路基板8を収納するシー
ルドケース9を、ケース開口部を通して出し入れできる
位置に、制御回路の基板表面をケース開口部側に露出さ
せるようにして取付けてもよい。このようにすると、装
置本体を組み立てる際の制御回路への配線の接続が容易
になる上、制御回路の点検及び修理が容易になる。
【0010】そして装置本体1に含まれる複数本の内部
配管10と、この内部配管に接続されて外装ケース2の
外側に延びる複数の管継手11とを外装ケース2の内部
で接続するようにすると、装置の製造組立及び保守作業
時に、内外の配管の接続や接続解除が容易となり、装置
本体のケースへの出し入れに都合がよい。また、内部配
管及び管継手の一方の端部を他方の端部にシール部材1
2を介して嵌合するようにすると、両者を液密に連結す
ることができる。
配管10と、この内部配管に接続されて外装ケース2の
外側に延びる複数の管継手11とを外装ケース2の内部
で接続するようにすると、装置の製造組立及び保守作業
時に、内外の配管の接続や接続解除が容易となり、装置
本体のケースへの出し入れに都合がよい。また、内部配
管及び管継手の一方の端部を他方の端部にシール部材1
2を介して嵌合するようにすると、両者を液密に連結す
ることができる。
【0011】更に、内部配管及び管継手の外周部には両
者の端部を嵌合した状態で当接する一対の鍔部13をそ
れぞれ設けて、一対の鍔部が離れるのを阻止するよう
に、一対の鍔部を挟持するファスナ部材14を一対の鍔
部に嵌合し、内部配管及び管継手を結合してもよい。こ
のようにすると、内部配管と管継手の連結作業が容易に
なる。
者の端部を嵌合した状態で当接する一対の鍔部13をそ
れぞれ設けて、一対の鍔部が離れるのを阻止するよう
に、一対の鍔部を挟持するファスナ部材14を一対の鍔
部に嵌合し、内部配管及び管継手を結合してもよい。こ
のようにすると、内部配管と管継手の連結作業が容易に
なる。
【0012】
【作用】本発明の自動風呂給湯装置では、装置本体1の
製造組立に当っては、外装ケース2の外でベースプレー
ト3に装置本体1を構成する主要部品を取付ければよ
い。部品取付の終わったベースプレート3は、外装ケー
ス2の開口部から、ケース内壁部に設けた支持構造部4
に支持させるようにして、外装ケース内に挿入する。そ
してその後にケース2を閉塞する。
製造組立に当っては、外装ケース2の外でベースプレー
ト3に装置本体1を構成する主要部品を取付ければよ
い。部品取付の終わったベースプレート3は、外装ケー
ス2の開口部から、ケース内壁部に設けた支持構造部4
に支持させるようにして、外装ケース内に挿入する。そ
してその後にケース2を閉塞する。
【0013】装置本体1の保守やアフターサービスで点
検・修理を行う場合には、外装ケース2の蓋を除き、開
口部から支持構造部4に支持されたベースプレート3を
ケース外に適宜に引出して行う。以上により、装置の製
造組立作業や保守・アフターサービスの作業性が極めて
良好になり、作業能率が向上する。
検・修理を行う場合には、外装ケース2の蓋を除き、開
口部から支持構造部4に支持されたベースプレート3を
ケース外に適宜に引出して行う。以上により、装置の製
造組立作業や保守・アフターサービスの作業性が極めて
良好になり、作業能率が向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例の概略構造を示したもの
で、1は装置本体であり、2はこの装置本体1を収納す
る外装ケースであり、3は装置本体1を構成する主要部
品が取付けられたベースプレートである。図1には、図
7に示した装置本体1の主要部品のうち、循環ポンプ1
a、混合弁1b、追い焚きヒータ1c、三方弁1dが図
示されている。また図1に示した装置本体1には、図7
に示した5本の内部配管(10a〜10e)のうち2本
の配管が示されている。その一つは水道水を供給するた
めの水道水供給管10aであり、他方は洗濯機に浴槽2
1の湯を注水するために用いる給水管10bである。図
1には図示されていない配管は、図7に示した温水器2
0から給湯される湯が流れる給湯管10cと、循環回路
を構成する往き管10d及び水戻り管10eである。上
記の部品以外に、装置本体1には、図7に示した水量セ
ンサ1e、水位センサ1f、水温センサ1g、逆流防止
装置1h等が含まれている。
する。図1は本発明の実施例の概略構造を示したもの
で、1は装置本体であり、2はこの装置本体1を収納す
る外装ケースであり、3は装置本体1を構成する主要部
品が取付けられたベースプレートである。図1には、図
7に示した装置本体1の主要部品のうち、循環ポンプ1
a、混合弁1b、追い焚きヒータ1c、三方弁1dが図
示されている。また図1に示した装置本体1には、図7
に示した5本の内部配管(10a〜10e)のうち2本
の配管が示されている。その一つは水道水を供給するた
めの水道水供給管10aであり、他方は洗濯機に浴槽2
1の湯を注水するために用いる給水管10bである。図
1には図示されていない配管は、図7に示した温水器2
0から給湯される湯が流れる給湯管10cと、循環回路
を構成する往き管10d及び水戻り管10eである。上
記の部品以外に、装置本体1には、図7に示した水量セ
ンサ1e、水位センサ1f、水温センサ1g、逆流防止
装置1h等が含まれている。
【0015】外装ケース2は、前述の主要部品を取付け
たベースプレート3が出し入れ可能で常時は閉塞される
開口部2Aを有している。この開口部2Aは、図示しな
い蓋部材によって閉塞される。通常、開口部は外装ケー
スの正面側に設けられる。ケース2の下部内壁部即ち底
壁部2B上には、ベースプレート3を引出し可能に支持
する支持構造部4が設けられている。またケース2の一
方の側壁2Cには、前述の5本の内部配管が接続される
5個の管継手が挿入される貫通孔2a〜2eが設けられ
ている。
たベースプレート3が出し入れ可能で常時は閉塞される
開口部2Aを有している。この開口部2Aは、図示しな
い蓋部材によって閉塞される。通常、開口部は外装ケー
スの正面側に設けられる。ケース2の下部内壁部即ち底
壁部2B上には、ベースプレート3を引出し可能に支持
する支持構造部4が設けられている。またケース2の一
方の側壁2Cには、前述の5本の内部配管が接続される
5個の管継手が挿入される貫通孔2a〜2eが設けられ
ている。
【0016】支持構造部4は、図2及び図3に詳細に示
すように、外装ケース2の底壁部2B上に固定される板
状固定部4aと、この板状固定部4aの両端が互いに対
向する向きにコの字状に曲げられて形成された1対のガ
イドレール支持部4bと、このガイドレール支持部4b
の上に固定されたガイドレール5と、ガイドレール支持
部4bのケース開口部2A側の端部に設けられたストッ
パ部6とから構成されている。板状固定部4aは、スポ
ット溶接等により底壁部2Bに固定されている。ガイド
レール5は、長手方向と直交する方向の断面形状がL字
形をなしており、ガイドレール支持部4bの上にスポッ
ト溶接により固定されている。また2つのストッパ部6
には、図示しないねじが螺合されるねじ孔6aがそれぞ
れ形成されている。
すように、外装ケース2の底壁部2B上に固定される板
状固定部4aと、この板状固定部4aの両端が互いに対
向する向きにコの字状に曲げられて形成された1対のガ
イドレール支持部4bと、このガイドレール支持部4b
の上に固定されたガイドレール5と、ガイドレール支持
部4bのケース開口部2A側の端部に設けられたストッ
パ部6とから構成されている。板状固定部4aは、スポ
ット溶接等により底壁部2Bに固定されている。ガイド
レール5は、長手方向と直交する方向の断面形状がL字
形をなしており、ガイドレール支持部4bの上にスポッ
ト溶接により固定されている。また2つのストッパ部6
には、図示しないねじが螺合されるねじ孔6aがそれぞ
れ形成されている。
【0017】ベースプレート3は、図1及び図2に示す
ように、装置本体1の主要部品が取付けられる板状取付
部3aと、この板状取付部3aのケース開口部2A側に
位置する端部が下側に折り曲げられて形成された前方壁
部3bとからなる。前方壁部3bの両端には、取付用の
ねじが挿入される貫通孔3cが形成されている。ベース
プレート3は、この貫通孔3cに挿入された図示しない
ねじが、ストッパ部6に形成したねじ孔6aに螺合され
て、支持構造部4に対して固定される。
ように、装置本体1の主要部品が取付けられる板状取付
部3aと、この板状取付部3aのケース開口部2A側に
位置する端部が下側に折り曲げられて形成された前方壁
部3bとからなる。前方壁部3bの両端には、取付用の
ねじが挿入される貫通孔3cが形成されている。ベース
プレート3は、この貫通孔3cに挿入された図示しない
ねじが、ストッパ部6に形成したねじ孔6aに螺合され
て、支持構造部4に対して固定される。
【0018】装置を組立る際には、装置本体1の主要部
品を取付けたベースプレート3を、両端側をガイドレー
ル5にガイドさせて、外装ケース2の開口部2Aからケ
ース内部に挿入する。前方壁部3b両端部がストッパ部
6に当接して、ベースプレート3がケースの奥に入り過
ぎるのが阻止される。そして前方壁部3bの両端部に設
けた貫通孔3cとストッパ部6に設けたねじ孔6aにね
じを挿入してストッパ部6に対してねじ止めする。
品を取付けたベースプレート3を、両端側をガイドレー
ル5にガイドさせて、外装ケース2の開口部2Aからケ
ース内部に挿入する。前方壁部3b両端部がストッパ部
6に当接して、ベースプレート3がケースの奥に入り過
ぎるのが阻止される。そして前方壁部3bの両端部に設
けた貫通孔3cとストッパ部6に設けたねじ孔6aにね
じを挿入してストッパ部6に対してねじ止めする。
【0019】次に図4に示すように、装置本体1の制御
回路を搭載した制御回路基板8を収納した金属製のシー
ルドケース9を、外装ケース2の内壁部に固定する。本
実施例では、シールドケース9が一端に開口部を有する
箱形形状を有しており、制御回路基板8は基板表面を開
口部側に露出するように即ち開口部側に向けるようにし
て、シールドケース9内に配置されている。シールドケ
ース9は、外装ケース2の天板を構成する壁部2Dの内
壁部上にねじ止めされている。本実施例では、シールド
ケース9が、外装ケース2の開口部2A寄りの位置に固
定されているため、回路に故障が発生した場合には、ベ
ースプレート3を引き出すことなく、外装ケース2の図
示しない蓋部材を外すだけで、回路の点検や修理をする
ことができる。
回路を搭載した制御回路基板8を収納した金属製のシー
ルドケース9を、外装ケース2の内壁部に固定する。本
実施例では、シールドケース9が一端に開口部を有する
箱形形状を有しており、制御回路基板8は基板表面を開
口部側に露出するように即ち開口部側に向けるようにし
て、シールドケース9内に配置されている。シールドケ
ース9は、外装ケース2の天板を構成する壁部2Dの内
壁部上にねじ止めされている。本実施例では、シールド
ケース9が、外装ケース2の開口部2A寄りの位置に固
定されているため、回路に故障が発生した場合には、ベ
ースプレート3を引き出すことなく、外装ケース2の図
示しない蓋部材を外すだけで、回路の点検や修理をする
ことができる。
【0020】図4において16は電源部品の漏電遮断
器、17はノイズコンデンサ、18は端子台であり、こ
れらの部品もブラケットを介してベースプレート3上に
取り付けられる。図示していないが、端子台18には多
数の配線が接続されている。
器、17はノイズコンデンサ、18は端子台であり、こ
れらの部品もブラケットを介してベースプレート3上に
取り付けられる。図示していないが、端子台18には多
数の配線が接続されている。
【0021】装置本体1に含まれる複数本の内部配管1
0は、外装ケース2の側壁2Cに形成した貫通孔2a〜
2eに取付けられる複数の管継手に、外装ケース2の内
部で接続される。図5はこの接続態様を示したもので、
10は内部配管、11は外装ケース2の側壁に貫通させ
て取付けられる管継手である。図5において、ケースの
側壁2Cの手前側が外装ケース2の外側になる。図6は
接続される内部配管10と、管継手11との各端部を対
向させて示したもので、12は両者の嵌合時のシール部
材となるOリング、13は内部配管10及び管継手11
の各外周部に、両者の端部を嵌合した状態で当接するよ
うに設けた一対の鍔部である。図5に示した当接した一
対の鍔部13が離れるのを阻止するように、一対の鍔部
13を挟持するファスナ部材14を一対の鍔部13に嵌
合して、内部配管10と管継手11とを確実に結合して
いる。
0は、外装ケース2の側壁2Cに形成した貫通孔2a〜
2eに取付けられる複数の管継手に、外装ケース2の内
部で接続される。図5はこの接続態様を示したもので、
10は内部配管、11は外装ケース2の側壁に貫通させ
て取付けられる管継手である。図5において、ケースの
側壁2Cの手前側が外装ケース2の外側になる。図6は
接続される内部配管10と、管継手11との各端部を対
向させて示したもので、12は両者の嵌合時のシール部
材となるOリング、13は内部配管10及び管継手11
の各外周部に、両者の端部を嵌合した状態で当接するよ
うに設けた一対の鍔部である。図5に示した当接した一
対の鍔部13が離れるのを阻止するように、一対の鍔部
13を挟持するファスナ部材14を一対の鍔部13に嵌
合して、内部配管10と管継手11とを確実に結合して
いる。
【0022】次に、本実施例の装置で保守点検,修理時
等に装置本体1を外装ケース2から取出す作業の手順を
述べる。まず初めにケース開口部2Aを閉塞する図示し
ない蓋部材を外す。次に各部の配線を外した後、図4に
示した制御回路基板8を収納したシールドケース9を取
外す。また漏電遮断器16、ノイズコンデンサ17、端
子台18等を取付けたブラケットを外す。次に、装置本
体1の内部配管10a〜10eと外装ケース2に取付け
た管継手11との連結部分で当接する1対の鍔部13に
嵌合したファスナ部材14を取外して、内部配管と管継
手の連結を解除する。そして、ベースプレート3の前方
壁部3bの両端と、ガイドレール支持部4bのストッパ
部6とを結合している止めねじを外してから、装置本体
1の主要部品を取付けたベースプレート3を外装ケース
2の開口部2Aから外部に引出して、所要の保守点検,
修理等を行う。保守点検,修理後は、上記と逆の順序で
装置を再組み立てする。
等に装置本体1を外装ケース2から取出す作業の手順を
述べる。まず初めにケース開口部2Aを閉塞する図示し
ない蓋部材を外す。次に各部の配線を外した後、図4に
示した制御回路基板8を収納したシールドケース9を取
外す。また漏電遮断器16、ノイズコンデンサ17、端
子台18等を取付けたブラケットを外す。次に、装置本
体1の内部配管10a〜10eと外装ケース2に取付け
た管継手11との連結部分で当接する1対の鍔部13に
嵌合したファスナ部材14を取外して、内部配管と管継
手の連結を解除する。そして、ベースプレート3の前方
壁部3bの両端と、ガイドレール支持部4bのストッパ
部6とを結合している止めねじを外してから、装置本体
1の主要部品を取付けたベースプレート3を外装ケース
2の開口部2Aから外部に引出して、所要の保守点検,
修理等を行う。保守点検,修理後は、上記と逆の順序で
装置を再組み立てする。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、装置本体の主要構成部
品をベースプレートに取付け、外装ケースの内壁部にベ
ースプレートを引出し可能に支持する支持構造部を設け
て、外装ケースの開口部から支持構造部に対してベース
プレートを出し入れすることにより、装置本体の主要構
成部品を容易に外装ケースに対して出し入れすることが
できるので、装置製造時の部品組立作業や保守点検,修
理等のアフターサービス作業を容易に行うことができる
上、作業能率を大幅に向上させることができる利点があ
る。
品をベースプレートに取付け、外装ケースの内壁部にベ
ースプレートを引出し可能に支持する支持構造部を設け
て、外装ケースの開口部から支持構造部に対してベース
プレートを出し入れすることにより、装置本体の主要構
成部品を容易に外装ケースに対して出し入れすることが
できるので、装置製造時の部品組立作業や保守点検,修
理等のアフターサービス作業を容易に行うことができる
上、作業能率を大幅に向上させることができる利点があ
る。
【図1】本発明の自動風呂給湯装置の一実施例の要部の
構成の概要を示す斜視図である。
構成の概要を示す斜視図である。
【図2】ベースプレートと支持構造部の要部の拡大部分
斜視図である。
斜視図である。
【図3】支持構造部の構成を示す拡大部分正面図であ
る。
る。
【図4】本実施例の装置本体の部品取付態様を示す斜視
図である。
図である。
【図5】内部配管と外装ケースに取付けた管継手との連
結態様を示す斜視図である。
結態様を示す斜視図である。
【図6】内部配管と管継手の連結部の構成を示す断面図
である。
である。
【図7】自動風呂給湯装置の構成を示す図である。
1 装置本体 2 外装ケース 3 ベースプレート 3a 板状取付部 3b 前方壁部 4 支持構造部 4a 板状固定部 4b ガイドレール支持部 5 ガイドレール 6 ストッパ部 8 制御回路基板 9 シールドケース 10,10a〜10e 内部配管 11 管継手 12 シール部材 13 鍔部 14 ファスナ部材 20 貯湯式電気温水器(給湯源) 21 浴槽
Claims (6)
- 【請求項1】給湯源から供給される湯を風呂の浴槽に自
動的に給湯する機能を備えた装置本体が外装ケース内に
収納されてなる自動風呂給湯装置において、 前記装置本体を構成する主要な部品がベースプレートに
取付けられ、 前記外装ケースは前記主要な部品が取付けられた前記ベ
ースプレートが出し入れ可能で常時は閉塞される開口部
を備えており、 前記外装ケースの内壁部には前記ベースプレートを引出
し可能に支持する支持構造部が設けられていることを特
徴とする自動風呂給湯装置。 - 【請求項2】前記支持構造部は前記ベースプレートの両
端部をガイドする一対のガイドレールを備えており、 前記一対のガイドレールの少なくとも一方には前記ベー
スプレートの一部と当接して前記ベースプレートが更に
奥に入るのを阻止するストッパ部が設けられている請求
項1に記載の自動風呂給湯装置。 - 【請求項3】前記支持構造部は、前記外装ケースの底壁
部上に固定される板状固定部と、該板状固定部の両端が
互いに対向する向きにコの字状に曲げられて形成された
ガイドレール支持部と、前記ガイドレール支持部の上に
固定されたガイドレールと、前記ガイドレール支持部の
前記開口部側の端部に設けられたストッパ部とから構成
され、 前記ベースプレートは、前記主要な部品が取付けられる
板状取付部と、前記板状取付部の前記開口部側に位置す
る端部が下側に折り曲げられて形成された前方壁部とか
らなり、 前記前方壁部の一部が前記ストッパ部に当接して前記ベ
ースプレートが更に奥に入るのが阻止される請求項1に
記載の自動風呂給湯装置。 - 【請求項4】前記ストッパ部と前記前方壁部の一部が取
外し可能な結合手段を用いて結合されている請求項3に
記載の自動風呂給湯装置。 - 【請求項5】前記外装ケースの内壁部には、前記装置本
体の制御回路が搭載された制御回路基板を収納するシー
ルドケースが、前記開口部を通して出し入れできる位置
に前記制御回路の基板表面を前記開口部側に露出させる
ようにして取付けられている請求項1に記載の自動風呂
給湯装置。 - 【請求項6】前記装置本体に含まれる複数本の内部配管
と前記内部配管に接続されて前記外装ケースの外側に延
びる複数の管継手とは前記外装ケースの内部で接続され
ており、 前記内部配管及び前記管継手の一方の端部が他方の端部
にシール部材を介して嵌合され、 前記内部配管及び前記管継手の外周部には両者の端部が
嵌合された状態で当接する一対の鍔部がそれぞれ設けら
れ、 前記一対の鍔部が離れるのを阻止するように前記一対の
鍔部を挟持するファスナ部材が前記一対の鍔部に嵌合さ
れて前記内部配管及び前記管継手が結合されている請求
項1に記載の自動風呂給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29082294A JPH08145474A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動風呂給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29082294A JPH08145474A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動風呂給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08145474A true JPH08145474A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17760936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29082294A Withdrawn JPH08145474A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 自動風呂給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08145474A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019066114A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
WO2020188790A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱電機株式会社 | ヒートポンプサイクル装置およびヒートポンプ給湯器 |
JP2021042879A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | リンナイ株式会社 | 給湯装置 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29082294A patent/JPH08145474A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019066114A (ja) * | 2017-10-02 | 2019-04-25 | 株式会社パロマ | 給湯器 |
WO2020188790A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 三菱電機株式会社 | ヒートポンプサイクル装置およびヒートポンプ給湯器 |
JPWO2020188790A1 (ja) * | 2019-03-20 | 2021-10-21 | 三菱電機株式会社 | ヒートポンプサイクル装置およびヒートポンプ給湯器 |
JP2021042879A (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-18 | リンナイ株式会社 | 給湯装置 |
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