JP5170394B2 - 温水機器ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば湯水加熱を行なう温水生成機器やその付属機器などが外装ケース内に収容されてユニット化された給湯器(給湯ユニット)のように、温水関連機器が外装ケース内に組み込まれてユニット化された温水機器ユニットに関する。
給湯器の一例としては、カバーパネルによって閉塞可能な前面開口部を有する外装ケース内に、燃焼器や熱交換器などの温水生成機器を収容し、かつその手前側には、温水生成機器の各部の動作制御を行なうための電装基板を配置させたものがある。このような給湯器においては、温水生成機器のメンテナンス作業を行なう場合において、外装ケースからカバーパネルを取り外しても、温水生成機器の手前には電装基板が存在するために、これが邪魔となる場合がある。このような場合、電装基板を取り外して、外装ケースから離れた箇所に保管させるようにしたのでは、電装基板の電気配線を全て外さなければならず、またその後に電気配線の接続作業を行なう必要があるため、その作業負担は大きい。一方、電気配線を外すことなく、電装基板を外装ケースの下方に電気配線を利用して宙づり状態にしたのでは、断線などの不具合を生じる場合があり、適切ではない。
このような不具合を解消するための手段としては、たとえば特許文献1に記載の手段を用いることが考えられる。同文献に記載された手段においては、電装基板に係合手段を設けておき、メンテナンス作業時には、前記電装基板を外装ケースの外部に取り出してからこの外装ケースのたとえば上部や下部の前面に係合させて、仮保持させるようにしている。このような手段によれば、電装基板から電気配線を外すことなく、この電装基板をメンテナンス作業の邪魔にならない配置とすることができる。
しかしながら、前記従来技術においては、次のような不具合があった。
すなわち、電装基板が外装ケース内に収容される場合、外装ケースの前面のカバーパネルを外した際に、できる限り容易にこの電装基板を検査し易くする観点や、あるいは外装ケースの奥部に位置する温水生成機器からの輻射熱の悪影響などをできる限り受けないようにする観点などから、電装基板の重要な部品類は、外装ケースの前面部に設けられる場合が多い。これに対し、前記従来技術において、電装基板を外装ケースの外部に仮保持させる場合、この電装基板の向きは、外装ケースに収容されていたときの向きと同一であり、電装基板の前面部がそのまま手前側を向いて露出した状態となる。
前記した仮保持状態では、外装ケース内の他の機器類のメンテナンス作業を行なう際に、作業者の身体や工具類などが電装基板の前面部に接触し易い。また、配管箇所のメンテナンスを行なう際には水が漏れる場合があるが、このような場合に電装基板の前面部に水が掛かり易いものとなる。このようなことから、前記従来技術においては、電装基板の前面部を適切に保護する必要がある場合であっても、この部分の保護を適切に図ることができず、ダメージを受けてしまう場合があった。
特開昭60−213767号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであって、外装ケース内に収容されている一部の機器を外部に取り出してから残余の機器のメンテナンス作業を行なう場合に、外部に取り出した機器の前面部がダメージを受ける不具合を適切に防止しつつ、前記メンテナンス作業を容易かつ適切に行なうことが可能な温水機器ユニットを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される温水機器ユニットは、温水生成機能および温水貯留機能の少なくとも一方の機能を有する第1の機器と、この第1の機器を内部に収容し、かつ前記第1の機器よりも手前にカバー部材を用いて閉塞可能な開口部を形成している外装ケースと、この外装ケース内に収容されて前記第1の機器の手前または側方に配置された第2の機器と、この第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されたときに、この第2の機器の全体または略全体が前記開口部およびこの開口部の手前領域から退避した配置となるように、前記第2の機器を仮保持させておくための仮保持手段と、を備えている、温水機器ユニットであって、前記第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されて仮保持されるときには、前記第2の機器の向きが前記外装ケース内に収容されていたときとは前後反転し、前記外装ケース内に収容されていたときの前面部が背面側を向くように構成されており、前記仮保持手段は、前記外装ケースまたは前記外装ケースに取り付けられた部材に設けられた第1の係合部と、前記第2の機器または前記第2の機器を支持するブラケットに設けられた第2の係合部と、を有しており、前記第1および第2の係合部は、前記第2の機器が外部に取り出されたときと、前記外装ケース内に収容されたときとのいずれにおいても、互いに係合して前記第2の機器の位置決め保持が可能な構成とされていることを特徴としている。
このような構成によれば、第2の機器を外装ケースの外部に取り出して所定の位置に仮保持させてから第1の機器のメンテナンス作業を行なう場合に、仮に、作業者の身体や工具類などが第2の機器に接触するような事態を生じても、前記第2の機器の本来の前面部は背面側を向いているために、この部分に工具類などが直接接触しないようにすることができる。また、仮に、外装ケースの手前側から第2の機器に向けて水が飛散するような事態を生じても、この第2の機器の本来の前面部には水が掛かり難くなる。このようなことから、本発明によれば、たとえば第2の機器の前面部が比較的ダメージを受けやすいものとされている場合であっても、前記従来技術とは異なり、その部分に大きなダメージを受け難くし、第2の機器を適切に保護することができる。
さらに、前記構成によれば、第1および第2の係合部が、第2の機器を外装ケースの外部に取り出したときの仮保持に利用されるだけではなく、第2の機器を外装ケース内に収容させる場合にも、この第2の機器の位置決め保持に利用することができるために、その構成は合理的であり、係合部の総数を少なくして構成の簡素化を図りつつ、第2の機器の取り付け作業の容易化を図ることができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1の係合部は、前記外装ケースの側壁の内面側に設けられ、前記第2の機器または前記ブラケットは、その幅方向一端から前記第2の機器の前後厚み方向に突出した突出部を有し、かつこの突出部の先端側に前記第2の係合部が設けられており、前記第2の機器が前記外装ケース内に収容されたときには、前記突出部は、前記第1の係合部よりも前記外装ケースの奥部側に位置した状態で前記第1および第2の係合部どうしが係合可能である一方、前記第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されたときには、前記突出部が前記開口部から前記外装ケース内に進入し、前記第1の係合部よりも手前に位置した状態で前記第1および第2の係合部どうしが係合可能な構成とされている。
このような構成によれば、第2の機器を外装ケースの外部に取り出して仮保持を行なう場合と、外装ケース内に収容させる場合とのいずれにおいても、第1および第2の係合部どうしを係合可能とすることが、簡易な構成によって適切に実現できる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記仮保持手段は、前記第2の機器を支持するブラケットを備えており、このブラケットは、前記第2の機器が前記外装ケース内に収容されているときに、前記第2の機器の背後に位置してこの第2の機器の背面部の全体または略全体に対面する背板部を有し、前記第2の機器は、前記外装ケースの外部に取り出されて仮保持されたときに前記背板部の背面側に位置するように構成されている。
このような構成によれば、第2の機器を外装ケースの外部に取り出して仮保持させているときには、この第2の機器の全体または略全体がブラケットの背板部の背面側に隠された状態となるため、第2の機器に工具類などが直接接触したり、水が掛かるといったことがより確実に防止される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ブラケットの背板部には、前記第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されて仮保持されるように前記ブラケットが前記外装ケースの外部に配置されたときに、前記外装ケースと前記背板部との間に、前記第2の機器に接続されている配線コードを通すための隙間を形成する切欠部が設けられている。
このような構成によれば、たとえば第2の機器を外装ケースの外部に仮保持させる際に、ブラケットが邪魔となってこのブラケットを避けるように第2の機器に接続されている配線コードを大きく迂回させるような必要がなくなり、配線コードの取り扱いも容易となる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明が適用された温水機器ユニットの一実施形態を示している。本実施形態の温水機器ユニットUは、図1および図2に示すように、外装ケース3、前面カバーパネル39、外装ケース3内に収容された温水生成機器1ならびに電装基板2、電装基板2を保持するブラケット4、およびこのブラケット4を掛止させるための係合部材5を備えている。ブラケット4および係合部材5の組み合わせは、本発明でいう仮保持手段の一例に相当する。
外装ケース3は、前面に開口部31が形成された内部空洞状の略直方体であり、たとえば薄手の金属板を用いて形成されている。この外装ケース3は、通常時においては、その前面部に前面カバーパネル39がネジ体90を用いて取り付けられ、開口部31が塞がれた状態で使用される。
温水生成機器1および電装基板2は、図面ではその詳細が省略されているが、本発明でいう第1および第2の機器の一例に相当する。この温水機器ユニットUは、たとえば瞬間式給湯器として構成されており、温水生成機器1は、燃焼器と、この燃焼器によって発生された燃焼ガスから熱回収を行なう伝熱管を備えた熱交換器とが組み合わされた構成を有し、かつ外装ケース3の外部から前記伝熱管に供給されてくる水を加熱して温水を生成してから、この温水を外装ケース3の外部に出湯させることが可能である。この温水生成機器1は、外装ケース3内の奥部寄りの位置に収容されている。
電装基板2は、温水生成機器1の駆動制御を行なうための制御回路を有しており、制御回路を構成する種々の電子部品および電気部品がプリント基板上に搭載された構成を有している。この電装基板2は、ブラケット4の前面側にネジ止めされるなどして取り付けられ、かつこのブラケット4が後述するように係合部材5に掛止されることによって、温水生成機器1よりも手前側(開口部31寄り)に配されて外装ケース3内に収容されている。
ブラケット4は、電装基板2を支持するための部材であるが、係合部材5との係合によって電装基板2を外装ケース3の内部および外部のいずれにも配置可能とするものである。このブラケット4は、たとえば薄手の金属板を用いて構成されており、電装基板2の背面部の全体または略全体に対面する背板部40を有している。この背板部40の幅方向一端側の下部近辺には、切欠部43が形成されているが、この切欠部43は、電装基板2と温水生成機器1とを繋ぐ電気配線コード29がブラケット4に干渉することを少なくするのに役立つ。
係合部材5は、ブラケット4と同様に薄手の金属板を用いて形成されている。図3によく表われているように、この係合部材5は、外装ケース3の側壁30aの内面側に固定して取り付けられている。この係合部材5は、ブラケット4を掛止させるための手段として、上下方向に適当な距離だけ離間した一対の第1の係合部51a,51bを有している。これら第1の係合部51a,51bは、上下方向に延びたベースプレート部50から外装ケース3の内方に向けて突出した上向きフック状であり、上部開口状の切欠凹部51a’,51b’を有している。一方、ブラケット4は、背板部40の一側縁が屈曲されることにより形成され、かつこのブラケット4の前後厚み方向に適当な寸法Lだけ突出した突出部42と、この突片部42の先端縁に設けられた一対の第2の係合部41a,41bとを有している。これら第2の係合部41a,41bは、第1の係合部51a,51bに係合可能な下向きフック状であり、下部開口状の切欠凹部41a’,41b’を有している。
ブラケット4は、次に述べるように、電装基板2を外装ケース3の内部に配置させる場合と、外装ケース3の外部に配置させる場合とのいずれにもおいても、係合部材5に掛止可能となっている。すなわち、電装基板2を外装ケース3内に収容させる場合には、図3の実線で示すように、ブラケット4の背板部40や突出部42を第1の係合部51a,51bよりも外装ケース3の奥部側に配置させることにより、第2の係合部41a,41bを第1の係合部51a,51bにその上方側から係合させることが可能である。なお、このように係合させた場合には、係合部材5に設けられている固定部54の孔部54aと、ブラケット4に設けられている孔部44aとが重なり合い、これらの孔部54a,44aにネジ体を挿通することによって、係合部材5とブラケット4との固定が確実化されるようになっている。
電装基板2を外装ケース3の外部に配置させる場合には、図3の仮想線に示すように、電装基板2およびブラケット4の前後を反転させてから、ブラケット4の背板部40や突出部42を第1の係合部51a,51bよりも手前側に配置させることにより、第2の係合部41a,41bを第1の係合部51a,51bにその上方側から係合させることが可能である。この係合状態においては、図4および図5に示すように、ブラケット4の突出部42が開口部31から外装ケース3内に進入することにより、このブラケット4と外装ケース3との不当な干渉が適切に回避される。そして、ブラケット4の背板部40の全体および電装基板2の全体は、外装ケース3の開口部31の一側方、または外装ケース3の側壁30aの一側方に位置する。
次に、前記した温水機器ユニットUの作用について説明する。
まず、電装基板2を外装ケース3内に収容する場合には、図1および図2に示した態様でブラケット4を係合部材5に掛止させる。このことにより、電装基板2を温水生成機器1の手前側に適切に配置させることができる。既述したように、ブラケット4と係合部材5とは、孔部54a,44aを利用してネジ止めすることもできるために、それらの固定も確実なものとしておくことができる。
次いで、温水機器ユニットUのメンテナンス作業を行なう場合において、温水生成機器1のメンテナンス作業を行なうときには、その手前側に位置する電装基板2を外装ケース3の外部に取り出す。この取り出し時においては、ブラケット4と係合部材5との係合状態を一旦解除させるが、ブラケット4および電装基板2を外装ケース3の外部に取り出した後には、これらブラケット4および電装基板2を前後反転させることによって、図4および図5に示した態様でブラケット4を係合部材5に再度掛止(仮保持)させる。この仮保持状態においては、電装基板2の全体およびブラケット4の略全体が外装ケース3の開口部31を避けた配置となり、外装ケース3の開口部31を略全開状態とすることができる。したがって、ブラケット4および電装基板2が温水生成機器1のメンテナンス作業を行なう際の大きな邪魔にはならないようにできる。
前記したようにブラケット4および電装基板2を前後反転させた仮保持状態においては、電装基板2の本来の前面部が背面側を向くために、このことによって電装基板2の前面部が保護されることとなる。とくに、本実施形態においては、電装基板2の手前側にブラケット4の背板部40が存在するため、この背板部40によって電装基板2が保護される。より具体的には、メンテナンス作業時には、たとえば作業者の身体や工具類がブラケット4に触れる場合があるが、このような場合において、工具類などが電装基板2に直接触れることは好適に回避される。また、温水生成機器1の配管箇所などを修理するようなときには、水が電装基板2に向けてその手前側から飛散する場合もあり得るが、この水が電装基板2に直接掛かることもブラケット4によって防止されることとなる。
さらに、電気配線コード29は、電装基板2が外装ケース3内に収容されていたときには、たとえば電装基板2からその背後に向けて延びているが、電装基板2を前後反転させて外装ケース3の一側方に仮保持させる場合には、この電気配線コード29を電装基板2に接続させたまま、単に開口部31側に引きずり出すように延ばせばよいだけとなる。電装基板2を外装ケース3の外部に仮保持させるからといって、これに伴って、電気配線コード29の経路を大きく変更するような必要もない。したがって、電気配線コード29の取り扱いも容易となる。とくに、本実施形態によれば、ブラケット4を外装ケース3の外部に仮保持させた際においても、切欠部43の部分に電気配線コード29を通すための隙間を形成することができるために、たとえばブラケット4の下方を大きく迂回させるように電気配線コード29を設定する必要もなく、その取り扱いが一層容易となる。
本実施形態では、電装基板2を外装ケース3内に収容させる場合と、外装ケース3の外部に配置させる場合とのいずれの場合においても、係合部材5の第1の係合部51a,51bとブラケット4の第2の係合部41a,41bとを係合させて、電装基板2の位置決め保持が可能とされている。このため、電装基板2を外装ケース3内に収容させる場合と外部に配置させる場合とで互いに異なる係合手段を用いる場合と比較すると、全体の構成を簡素とし、製造コストを廉価にすることができる。
図6は、本発明の他の実施形態を示している。同図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図6に示す実施形態においては、外装ケース3の側壁30aに、第1の係合部としての1または複数の貫通孔51cが設けられている。この貫通孔51cは、たとえば上部よりも下部の方が幅狭な形状である。これに対し、第2の機器2Aの一側面には、第2の係合部としての1または複数の凸部41cが設けられている。この凸部41cは、先端部よりも基端部の方が小径であり、この凸部41cの先端部を貫通孔51cの上部の幅広部に挿通させた後に下降させて、この凸部41cの基端部を貫通孔51cの下部の幅狭部に配置させることによって、貫通孔51cからの抜け止めが図られた状態で貫通孔51cの下部周縁に係合させることが可能である。
本実施形態においては、同図の実線で示すように、第2の機器2Aを外装ケース3内に収容させたときに、貫通孔51cおよび凸部41cを係合させて第2の機器2Aの位置決め保持を図ることができる。また、同図の仮想線で示すように、第2の機器2Aを外装ケース3の外部に取り出したときには、これを前後反転させることによって、やはり貫通孔51cおよび凸部41cを係合させて第2の機器2Aを位置決め保持(仮保持)が可能となる。
本実施形態から理解されるように、本発明でいう第1および第2の係合部は、フック状以外の形態とすることができる。また、本発明でいう第1の係合部を、外装ケースに直接設けた構成とすることが可能である。同様に、本発明でいう第2の係合部を、第2の機器に直接設けた構成とすることも可能である。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る温水機器ユニットの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
本発明でいう第1の機器は、温水生成機能および温水貯留機能の少なくとも一方の機能を有すればよい。第1の機器としては、燃焼器と伝熱管を備えた熱交換器とが組み合わされた温水生成機器以外として、たとえば湯水加熱を行なうヒートポンプ、コージェネレーションシステム機器、あるいはヒートポンプやコージェネレーションシステム機器などによって加熱生成された温水を貯留するための貯湯タンクなどを適用することができる。したがって、本発明に係る温水機器ユニットは、具体的には、給湯器ユニット、ヒートポンプユニット、コージェネレーションシステムユニット、あるいは貯湯タンクユニットなどとして構成することができる。
本発明でいう第2の機器は、動作制御用の電装基板に限定されず、たとえば漏電安全装置、第1の機器の運転操作を行なうための操作パネルなど、種々の機器を適用することができる。また、第2の機器が第1の機器の手前に配置されておらず、第1の機器の一側方に配置されて外装ケース内に収容されている場合であっても、第1の機器のメンテナンス作業を行なう際には、第2の機器を外部に取り出す必要がある。したがって、そのような構成の場合にも本発明を適用することができる。
本発明でいう仮保持手段としては、互いに係合可能な係合部を利用して第2の機器の着脱作業を容易に行なえるものとすることが好ましいものの、これ以外の構成とすることもできる。本発明でいう「仮保持」とは、第2の機器を一時的に保持させる意であり、たとえばネジ部材、ピン、あるいはその他の適当な部材を用いて第2の機器を外装ケースの外部に保持させるような場合も含まれる。
本発明に係る温水機器ユニットの一例を示す概略分解斜視図である。 図1の概略平面断面図である。 図1の要部拡大概略斜視図である。 図1に示す温水機器ユニットのブラケットおよび電装基板を外装ケースの外部に取り出して仮保持させた状態を示す概略斜視図である。 図4の概略平面断面図である。 本発明の他の例を示す概略斜視図である。
符号の説明
U 温水機器ユニット
1 温水生成機器(第1の機器)
2,2A 電装基板(第2の機器)
3 外装ケース
4 ブラケット(仮保持手段)
5 係合部材(仮保持手段)
30a 側壁(外装ケースの)
31 開口部(外装ケースの)
39 カバーパネル(カバー部材)
41a,41b 第2の係合部
41c 凸部(第2の係合部)
51a,51b 第1の係合部
51c 貫通孔(第1の係合部)

Claims (4)

  1. 温水生成機能および温水貯留機能の少なくとも一方の機能を有する第1の機器と、
    この第1の機器を内部に収容し、かつ前記第1の機器よりも手前にカバー部材を用いて閉塞可能な開口部を形成している外装ケースと、
    この外装ケース内に収容されて前記第1の機器の手前または側方に配置された第2の機器と、
    この第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されたときに、この第2の機器の全体または略全体が前記開口部およびこの開口部の手前領域から退避した配置となるように、前記第2の機器を仮保持させておくための仮保持手段と、
    を備えている、温水機器ユニットであって、
    前記第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されて仮保持されるときには、前記第2の機器の向きが前記外装ケース内に収容されていたときとは前後反転し、前記外装ケース内に収容されていたときの前面部が背面側を向くように構成されており、
    前記仮保持手段は、前記外装ケースまたは前記外装ケースに取り付けられた部材に設けられた第1の係合部と、前記第2の機器または前記第2の機器を支持するブラケットに設けられた第2の係合部と、を有しており、
    前記第1および第2の係合部は、前記第2の機器が外部に取り出されたときと、前記外装ケース内に収容されたときとのいずれにおいても、互いに係合して前記第2の機器の位置決め保持が可能な構成とされていることを特徴とする、温水機器ユニット。
  2. 前記第1の係合部は、前記外装ケースの側壁の内面側に設けられ、
    前記第2の機器または前記ブラケットは、その幅方向一端から前記第2の機器の前後厚み方向に突出した突出部を有し、かつこの突出部の先端側に前記第2の係合部が設けられており、
    前記第2の機器が前記外装ケース内に収容されたときには、前記突出部は、前記第1の係合部よりも前記外装ケースの奥部側に位置した状態で前記第1および第2の係合部どうしが係合可能である一方、
    前記第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されたときには、前記突出部が前記開口部から前記外装ケース内に進入し、前記第1の係合部よりも手前に位置した状態で前記第1および第2の係合部どうしが係合可能な構成とされている、請求項1に記載の温水機器ユニット。
  3. 前記仮保持手段は、前記第2の機器を支持するブラケットを備えており、
    このブラケットは、前記第2の機器が前記外装ケース内に収容されているときに、前記第2の機器の背後に位置してこの第2の機器の背面部の全体または略全体に対面する背板部を有し、
    前記第2の機器は、前記外装ケースの外部に取り出されて仮保持されたときに前記背板部の背面側に位置するように構成されている、請求項1または2に記載の温水機器ユニット。
  4. 前記ブラケットの背板部には、前記第2の機器が前記外装ケースの外部に取り出されて仮保持されるように前記ブラケットが前記外装ケースの外部に配置されたときに、前記外装ケースと前記背板部との間に、前記第2の機器に接続されている配線コードを通すための隙間を形成する切欠部が設けられている、請求項3に記載の温水機器ユニット
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