JP4121332B2 - 外装構造及び温水ボイラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水ボイラの外装構造に関し、特に底板を含む外装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般の温水ボイラは、例えば、特開平10ー300239号公報に開示されているように、熱交換器と、この熱交換器を加熱するバーナと、この熱交換器で熱交換された循環液を外部放熱器に循環供給する循環ポンプと、補給用の循環液を貯溜するリザーブタンクと、これらを収容する縦長箱体状の外装体とを備え、この外装体の前面に着脱可能な外装パネル、即ち前パネルを備えている。そして、この前パネル近くの底板にリザーブタンクを配置することにより、前パネルを外してリザーブタンクを容易に取り出せるようにしてある。これによりリザーブタンク内の循環液の量確認や循環液の補充をし易いようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来構成の温水ボイラは、図4に示すように、前パネル51を天板52の側面及び底板53の側面にねじ固定しており、底板53の側面に取り付けたねじを外す際、ねじ固定位置が床面54に近いためドライバ等の工具が使いづらいという問題があった。このため前パネル51の着脱作業に時間がかかり、リザーブタンク55の点検作業を難しくしていた。
【0004】
本発明は上述のような従来の事情に鑑みなされものであり、着脱可能な外装パネルを備えた温水ボイラ等の外装体の外装構造において、前記外装パネルの着脱作業を容易し、サービス性の向上を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、底板を有する箱状の外装体の一側面を開口部とし、この開口部を覆うように着脱可能に設けられた外装パネルを備えた外装構造において、
前記底板上に外装パネル取付用の固定金具を設け、
この固定金具はねじ孔を有して前記底板上に設けられたねじ孔により前記底板に固定される下固定部と、左右両端に突出する突起片を有してこの突起片が前記外装体の側板に設けられた角孔に挿入されることにより前記外装体の側板に掛止される掛止手段と、上部に前記外装パネルを固定するためのパネル取付部とを備えていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、熱交換器、バーナ、リザーブタンク等を内蔵し、底板を有する箱状の外装体の一側面を開口部とし、この開口部を覆うように着脱可能に設けられた外装パネルを備えた温水ボイラにおいて、
前記底板上に外装パネル取付用の固定金具を設け、
この固定金具はねじ孔を有して前記底板上に設けられたねじ孔に固定されることにより前記底板に固定される下固定部と、左右両端に突出する突起片を有してこの突起片が前記外装体の側板に設けられた角孔に挿入されることにより前記外装体の側板に掛止される掛止手段と、上部に外装パネルを固定するためのパネル取付部とを備えていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態における温水ボイラの斜視図、図2は図1の一側板を外して示した温水ボイラの側面図である。
【0008】
図1において、1は縦長箱体状に形成された温水ボイラの外装体であり、この外装体1は、底板2、前パネル(外装パネル)3、側板4A、4B、後板5及び天板6から構成され、天板6の外部には排気トップ21とプレッシャーキャップカバー22とが設けられている。そして、前記前パネル3は、外装体1の前面に4本の取付ねじ33、33・・にて着脱可能に固定されおり、この前パネル3を取り外すことにより、前記外装体1の前面が開放され開口部15をなす。
【0009】
図2において、底板2の一側部(図で左側)に設置された支持台8上には熱交換器としての缶体7が載置固定され、支持台8の下部空間には循環ポンプ9が配設されている。循環ポンプ9には、缶体7で熱交換された循環液が通る吸込管10及び循環ポンプ9で昇圧した液が通る吐出管11がそれぞれ連結されている。一方、底板2の他側部(図で右側)には、補給用循環液を貯溜するリザーブタンク12が載置され、前記缶体7を加熱するバーナ13、このバーナ13に燃焼空気を供給する送風機14、液体燃料を供給する燃料ポンプ(図示せず)、及びバーナ13や循環ポンプ9等を制御するコントローラ(図示せず)を内蔵したコントロールケース16等が配設されている。
【0010】
図3は前パネルを外した状態を示す温水ボイラの前面下部の斜視図である。
【0011】
図3において、前記リザーブタンク12の前方には前パネル3を取り付けるための固定金具24が設けられており、この固定金具24は金属製板の下部を直角に折曲形成し、その折曲片25の中央にはねじ孔を有する下固定部26が形成されている。固定金具24の上部には左右に突出する掛止手段としての突起片27a、27bと、ねじ孔を有する2つのパネル取付部28a、28bとが形成され、左突起片27aから右突起片27bまでの寸法が前面開口部15より少し長くなっている。
【0012】
一方、底板2上の一端中央部にはねじ孔が形成され、両側板4A、4Bの一端にはそれぞれ角孔31a、31bが形成されている。前記固定金具24の両突起片27a、27bを角孔31a、31bに挿入し、下固定部26を取付ねじ32にて底板2のねじ孔に固定することにより、両突起片27a、27bが角孔31a、31bに掛止され折曲片25が底板2上に当接して密着し、固定金具24が底板2上にしっかり固定される。
【0013】
その後、前パネル3は、パネル取付部28a、28bのねじ孔と、天板6側面のねじ孔とに取付ねじ33、33・・にて固定されることにより固定される。
【0014】
なお、左右の突起片27a、27bを角孔31a、31bに挿入する場合、例えば、左突起片27aを左の角孔31aに挿入しながら左に寄せ、次に固定金具24を右にずらしながら右突起片27bを右の角孔31bに挿入することにより両突起片27a、27bが角孔31a、31bに容易に掛止できる。
【0015】
このように、前面開口部15の周縁にパネル取付部28a、28bを有する固定金具24を取り付けることにより、パネル取付部28a、28bの位置を底板2の上方に移動できるため、前パネル3の取付を容易にすることができる。
【0016】
また、固定金具24は左右の側板4A、4Bに設けた2ヵ所の角孔31a、31bに挿入され、かつ、下固定部26は下向きにねじ固定されるため、固定金具24は前方からの作業で容易に着脱することができる。
【0017】
以上、一実施形態に基づいて本発明を実施したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】
本実施形態では前パネル3を着脱可能に取り付けているが、他の側板4A、4Bや後板5を着脱可能に設け、固定金具24を介して外装体1に取り付けるようにしても良い。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、着脱可能に設けられた外装パネルを備えた外装体において、前記外装パネルの取り付けられる開口部周縁の底板に外装パネル固定用の固定金具を設け、この固定金具の上部にパネル取付部を設けたことにより、外装パネルの下部固定部の位置が上方に移動するので、高い位置でドライバ等の工具を使用することができ、作業性を良くすることができる。
【0020】
これにより、リザーブタンクや外装パネル付近に配設した部品の点検修理作業を容易にし作業時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における温水ボイラの斜視図である。
【図2】 図1の側板を外して示した温水ボイラの側面図である。
【図3】 図1の前パネルを外した状態を示す温水ボイラの一部斜視図である。
【図4】 従来の温水ボイラの前パネルを外した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 外装体
2 底板
3 前パネル(外装パネル)
4A、4B 側板
7 缶体(熱交換器)
9 循環ポンプ
12 リザーブタンク
13 バーナ
15 開口部
24 固定金具
25 折曲片
26 下固定部
27a、27b 突起片
28a、28b パネル取付部
31a、31b 角孔
32、33 取付ねじ
Claims (2)
- 底板を有する箱状の外装体の一側面を開口部とし、この開口部を覆うように着脱可能に設けられた外装パネルを備えた外装構造において、
前記底板上に外装パネル取付用の固定金具を設け、
この固定金具はねじ孔を有して前記底板上に設けられたねじ孔により前記底板に固定される下固定部と、左右両端に突出する突起片を有してこの突起片が前記外装体の側板に設けられた角孔に挿入されることにより前記外装体の側板に掛止される掛止手段と、上部に前記外装パネルを固定するためのパネル取付部とを備えていることを特徴とする外装構造。 - 熱交換器、バーナ、リザーブタンク等を内蔵し、底板を有する箱状の外装体の一側面を開口部とし、この開口部を覆うように着脱可能に設けられた外装パネルを備えた温水ボイラにおいて、
前記底板上に外装パネル取付用の固定金具を設け、
この固定金具はねじ孔を有して前記底板上に設けられたねじ孔に固定されることにより前記底板に固定される下固定部と、左右両端に突出する突起片を有してこの突起片が前記外装体の側板に設けられた角孔に挿入されることにより前記外装体の側板に掛止される掛止手段と、上部に外装パネルを固定するためのパネル取付部とを備えていることを特徴とする温水ボイラ。
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