JP4645582B2 - 温水洗浄便座装置及びそれを備えた便器 - Google Patents
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Description
近年、節電・省エネルギーの観点から、熱交換器により必要なだけの温水を供給するいわゆる瞬間式温水洗浄装置を備えた温水洗浄便座装置が提案されている(例えば、特許文献1)。多くの温水洗浄便座装置の場合、熱交換器の上方には制御基盤が置かれることが多く、熱交換器を強固に固定しなくとも、縦方向のぐらつきに関しては考慮する必要がなかった。しかしながら、温水便座装置のコンパクト化という観点からは、制御基盤の位置は熱交換器の上方が良いわけではなく、適宜設計されるようになった。これに伴い、熱交換器自体を強固に固定する方法を考える必要があった。
又、請求項2に係るによると、保持部材がねじであるため、ねじを装置支持プレートにねじ込むことで容易に被係合部の弾性変形を保持できる。
又、保持部材34は、熱交換器31から被係合部8bを挟んだ位置に設けられたねじ33である。
以下、この実施形態の温水洗浄便座装置を備えた便器を、より具体的詳細に説明する。なお、この実施形態の便器は、温水洗浄便座装置と、ボウル部を備えた便器本体とが一体となったものを例示するが、温水洗浄便座装置が便器本体とは別体になったものにも適応することができる。
図1、図2及び図3に示すように、便器1は、ボウル部2を備えた前パーツ3と、後パーツ4と、支持フレーム5とで構成してあり、便器1の主体を構成する前パーツ3、後パーツ4は共に合成樹脂製である。
ここで、熱交換器31は装置支持プレート8dに対して、突起31cの凹部8aへの挿入、接続部31eを介しての螺合、係合部31fと被係合部8bとの係合の3ヶ所で固定されていることになるが、前者2つが固く固定されているのに対し、後者の係合は弾性により幾分余裕を持った状態であるので、熱交換器31と装置支持プレート8dとの寸法に多少ばらつきがあってもそのばらつきを弾性力で吸収でき、熱交換器31と装置支持プレート8dの破損を防止できる。特に、熱交換器31は精密部品であると共に、メンテナンスの必要もあるので、このように幾分余裕がありつつ強固な固定方法を用いることが適している。
又このとき、取付部42は湯温緩衝タンク32が取り付けた状態で、ホース接続部41まで延設された延設部40eを備えている。従って、ホースをホース接続部41に接続する際、クリップ部材43等で固定することとなるが、延設部40eがクリップ部材43の下方を覆うため、脆弱な接続部分が他の部品の干渉を受けにくくなり保護されると共に、軟質の合成樹脂でできた配管ホース(例えば、熱交換器31と湯温緩衝タンク32とを接続しているホース)や、配線コードなどがクリップ部材43の端部で傷つくことを防ぐことができる。
装置支持プレート8dは、図4に示すように、前端部には前方に向けて突出する位置決め用突部45が設けてある。添付図面に示す実施形態では装置支持プレート8dの前端部が巾方向にわたって位置決め用突部45となっている。上記の構成の装置支持プレート8dは支持フレーム5の後部上面にねじ具により取付けて支持される。
このように、支持フレーム5の前部に取付けた前パーツ3に装置支持プレート8dを位置決めした状態で、装置支持プレート8dを支持フレーム5にねじ具等により取付ける。
従って、この実施形態の温水洗浄便座装置及びこれを備えた便器においては、熱交換器31の突起31cが装置支持プレート8dの凹部8aに挿入にされると被係合部8bが弾性変形を経て係合部31fに係合さると共に、被係合部8bの弾性変形を抑制することで係合状態を保持する保持部材34が着脱可能に設けられているため、熱交換器31を装置支持プレート8dに取り付ける際には被係合部8bが仮止めの役割を果たすと共に、保持部材34を設けることで熱交換器31が確実に固定できる。又、保持部材34を外すことで熱交換器31は再度着脱できるようになり、メンテナンスがしやすい。
又、保持部材34がねじ33であるため、ねじ33を装置支持プレート8dにねじ込むことで容易に被係合部8bの弾性変形を保持でき、強固に固定できる。従って、装置支持プレート8dと熱交換器31との間で固定構造が完結している。
なお、上記実施形態においてはターントラップ式の便器の例で説明したが、これにのみ限定されず、サイフォン式やサイフォンジェット式、あるいは洗い流し式のものであってもよい。
8d 装置支持プレート
8a 凹部
8b 被係合部
20 洗浄ノズル
31 熱交換器
31c 突起
31e 接続部
31f 係合部
33 ねじ
34 保持部材
47 開口
Claims (3)
- 洗浄水を局部に噴出する洗浄ノズルと、洗浄ノズルを固定する装置支持プレートと、洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、洗浄水供給手段から洗浄ノズルに供給される洗浄水を加温する熱交換器とを備えた温水洗浄便座装置であって、熱交換器には下垂した突起と、装置支持プレートにねじで螺合して固定するための接続部と、側面に形成され装置支持プレートに係合する係合部とを設け、装置支持プレートには熱交換器の突起に対応した凹部と、係合部に対応した弾性を有する被係合部とを設け、熱交換器の突起が装置支持プレートの凹部に挿入にされると被係合部が外側に反る弾性変形を経て係合部に係合されて仮止めされた状態となると共に、被係合部が外側に弾性変形することを抑制することで係合状態を保持する保持部材が着脱可能に設けられていることを特徴とする温水洗浄便座装置。
- 保持部材は、熱交換器から被係合部を挟んだ位置に設けられたねじであることを特徴とする請求項1記載の温水洗浄便座装置。
- 請求項1又は2記載の温水洗浄便座装置を備えた便器であって、ボウル部の後壁にボウル部に臨む開口を設けると共に、装置支持プレートをボウル裏側に配置することで、その開口から洗浄ノズルを出し入れ自在としたことを特徴とする便器。
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