JP5113608B2 - 便器装置 - Google Patents

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Description

本発明は便器外郭体に内装装置や内部構造体等の内部部材を配設した便器装置に関する。
近年図10に示す便器装置が利用されており、この便器装置は便器形状を有する複数のパーツで構成された便器外郭体4の内部に温水洗浄装置等の内装装置75や支持フレーム等の内部構造体を配設している。
上記便器外郭体4を構成する複数のパーツのうち、後部の外側面部を構成する側カバーは、図11に示すように側カバー77の内面に突設したストライクからなる係合部78を内部部材に設けたラッチからなる被係合部79に係合することで内部部材に対して着脱自在に取り付けてあり、側カバー77を取り外すことによって形成される開口部から内装装置のメンテナンス等を行えるようになっている。
ここで、上記側カバー77の内部部材への取り付けの際には、側カバー77から突出する係合部78を被係合部79に位置を合わせる必要があり煩雑である。また、特に便器装置が狭いトイレ室内に設置される場合等にあっては、便器装置とトイレ室の壁との間に形成される狭い隙間から側カバー77を取り付ける必要があり、このように狭い隙間から前述のように係合部78と被係合部79の位置を合わせながら側カバー77を取り付ける作業は困難なものとなる。また、上記側カバー77は壁に立て掛ける等する場合があるが、この側カバー77が倒れた際には側カバー77の内面から突出する係合部78が床に当たって変形したり破損したりする恐れがある。
なお、例えば特許文献1に示すように、取付部材にガイド手段を設けることで、取付部材の取り付けの際にガイドを行う技術は例えば特許文献1に開示してあるが、上記問題点を解決した便器装置は未だ想起されていないのが現状である。
特開平9−76526号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、便器装置が狭いトイレ室内に設置される場合等においても側カバーを容易に取り付けることができ、且つ、側カバーから突出した被係合部の変形や破損を防止できる便器装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係る便器装置は、便器形状を有する便器外郭体4の後部の外側面部を側カバー37、38で構成し、該側カバー37、38の内面にストライク44を突設すると共に、便器外郭体4の内部に配設した内部部材にプッシュラッチを設け、側カバー37、38を内部部材側に向けて押し込むことでストライク44プッシュラッチに係合して側カバー37、38を内部部材に着脱自在に取り付け、ストライク44がプッシュラッチに係合した状態にある際に側カバー37、38を更に内部部材側に向けて押し込むことでストライク44とプッシュラッチの係合を解除する便器装置において、側カバー37、38の取り付け時において側カバー37、38をストライク44プッシュラッチに係合するようガイドするガイド手段を備え、該ガイド手段を、内部部材に形成したガイド部68と、側カバー37、38の内面から突出して側カバー37、38の取り付け時においてガイド部68に沿ってスライドさせる被ガイド片70とで構成し、ストライク44とプッシュラッチの係合を解除するにあたって側カバー37、38を内部部材側に押し込んだ際において被ガイド片70がガイド部68に沿ってスライドすることを特徴とする。
本発明では、側カバーの取り付け時において、側カバーの内面から突出した被ガイド片を内部部材に設けたガイド部に沿ってスライドさせ、側カバーをストライクプッシュラッチに係合するようガイドでき、これにより側カバーの取り付け時におけるストライクプッシュラッチの位置合わせが容易になり、便器が狭いトイレ室内に設置される場合等においても側カバーを容易に取り付けることができる。また、被ガイド片は側カバーの内面から突出したものであるので、例えば壁に立て掛ける等した側カバーが倒れた場合に、側カバーから突出した被係合部が直接床に当たり難くなり、ストライクの変形や破損を防止できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いられる方向は用を足す際に便座1に着座した人から見た方向を基準とする。
図1乃至図9に示す本実施形態の便器装置2は、ボウル部3を備えた便器形状を有する合成樹脂製の便器外郭体4と、便器外郭体4に内装されて便器外郭体4を支持・補強する金属製の支持フレーム5を備えている。
図2及び図3に示すように、支持フレーム5は、床に設置される平面視環状の下フレーム材6と、下フレーム材6の後部の両側に立設した後フレーム材7を備えている。各後フレーム材7の上端部は前方に向けて折曲されて前後に長い上フレーム部8を構成している。
下フレーム材6の後部にはトラップケース9が取り付けられる。トラップケース9に内装されるトラップはターントラップ方式のもので、図4に示すようにフレキシブルなトラップ筒11により構成される。トラップ筒11の一端はボウル部3の下部から後方に突出する排水筒部12に接続され、他端は自由端となる。
トラップ筒11はトラップケース9に設けたモータにより回動させることで、自由端側の開口を上向きとしたトラップ構造を形成する状態と、自由端側の開口を下向きとして前記トラップ構造を解除して排水される状態とを選択できるようになっている。トラップケース9は床等に設けた排出孔(図示せず)に連通接続され、前述のトラップ筒11のトラップ構造を解除することで、ボウル部3内の溜め水はトラップ筒11及びトラップケース9を介して排出孔から排出される。
便器外郭体4は後方に開口する前パーツFと前方に開口する後パーツRで構成される。
図2に示すように、便器外郭体4の前側の外郭を構成する前パーツFは、平面視面略U字状のスカート部13と、スカート部13内に位置するボウル部3と、ボウル部3上に位置するリム部14とで構成され、これら合成樹脂製のスカート部13、ボウル部3、リム部14は溶着又は接着により固着一体化してある。
ボウル部3の外側を覆うスカート部13の下端部の内側には下フレーム材6の前部が嵌め込まれ、この支持フレーム5にねじ具等によりスカート部13を固着することで前パーツFは支持フレーム5に対して取り付けられる。
リム部14は前パーツFの上面を構成して便座1を載置するための便座載部15を備えている。
便器外郭体4の後部の上部には内装ユニット16が内装される。内装ユニット16は、温水洗浄装置20、脱臭装置、制御回路等の便器内装機器を一群にまとめて機器ケース21内に設けることで構成される。
加えて、機器ケース21には洗浄液吐出装置22を設けている。洗浄液吐出装置22はボウル部3内に水又は水に界面活性剤を含む洗剤を混合してなる洗浄液のいずれかを選択的に吐出してボウル部3の内面を洗浄する。
図4に示すように、洗浄液吐出装置22は、ボウル部3に水を供給する給水路23と、循環洗剤流路24を備えている。
給水路23は図示しない水道管に接続される。給水路23の上流部には電磁弁からなる給水制御弁25を設けてあり、該給水制御弁25を開閉することにより給水路23への水の供給の有無が切り替えられる。
給水路23の下流側端部には混合装置26を設けている。混合装置26には一端を大気に開放した空気供給路27の他端が接続される。また、混合装置26は洗剤供給路28を介して循環洗剤流路24に接続してある。
循環洗剤流路24の途中には循環ポンプ29と洗剤タンク30を設けてあり、循環ポンプ29を運転して洗剤タンク30内の洗剤を循環洗剤流路24に循環させることが可能となっている。
洗剤供給路28には弁34を設けてあり、弁34は循環ポンプ29の運転時には開き、停止時には閉じるように設定してある。これにより循環ポンプ29の停止時において循環洗剤流路24から給水路23側に洗剤が漏れことが防止される。
上記洗浄液吐出装置22を用いてボウル部3に水を供給するには、循環ポンプ29を停止した状態で給水制御弁25を開く。これにより、水道管からの水が給水路23を経てボウル部3内へと水が吐出される。また、この時、混合装置26内に上流側の給水路23から水が流れこむことにより、外部の空気が空気供給路27を介して混合装置26内を流れる水に混入される。そして、このようにエジェクタ効果により気泡が混合された水は、混合装置26内に設けた図示しない気泡微細化手段により気泡が微細化された後、ボウル部3に吐出される。
また、上記洗浄液吐出装置22を用いてボウル部3に洗剤を混合した水を供給するには、循環ポンプ29を運転した状態で給水制御弁25を開く。この場合も上記と同様に水道管から給水路23に流れこんだ水には空気供給路27を介して空気が混入されるが、このとき混合装置26を流れる水にはエジェクタ効果により循環洗剤流路24を循環する洗剤の一部が洗剤供給路28を介して混入される。従って、この場合は、水に洗剤を混合し且つ微小化された気泡を含む洗浄液がボウル部3に吐出される。
上記のように微小気泡を含む水又は洗浄液をボウル部3に吐出した場合、この水又は洗浄液はボウル部3の上部内面に略水平に吐出されることでボウル部3の内面に沿って周回しつつ汚れを落としていく。この時水又は洗浄液に含まれる微小気泡がボウル部3の内面の衝突した際に高周波振動を引き起こし、これによりボウル部3の内面を効率良く洗浄できる。また、ボウル部3に吐出されるのが洗剤を含む洗浄液の場合には、洗剤が有する洗浄効果によりボウル部3の内面を一層綺麗に洗浄できる。
上記内装ユニット16の前部は前パーツFの上部に挿入され、この状態で機器ケース21は支持フレーム5の後部両側に立設した後フレーム材7の上フレーム部8上に載置され、ボルトにより上フレーム部8に固着される。
上記により、内装ユニット16の機器ケース21上に設けた温水洗浄装置20の局部洗浄ノズル35はボウル部3内に臨む。また、上記のように内装ユニット16を前パーツFに挿入することで、混合装置26がボウル部3の後方に開口する給水口に嵌め込まれ、ボウル部3内に連通する。
後パーツRは、上カバー36及び両側の側カバー37、38及び背面カバー39で構成され、該後パーツRの上部に内装ユニット16の後部が収納される。
上カバー36は機器ケース21の後部に着脱自在に取り付けられ、該上カバー36により内装ユニット16の上側が覆われる。また、上カバー36には便座1や便蓋40が回動自在に取り付けられる。
背面カバー39は支持フレーム5や上カバー36に着脱自在に取り付けられ、該背面カバー39により機器ケース21や機器ケース21の下方に位置するトラップケース9の後方が覆われる。
両側の側カバー37、38は後述のように機器ケース21に着脱自在に取り付けられ、各側カバー37、38により機器ケース21やトラップケース9の側方が覆われる。また、図2に示すように両側の側カバー37、38のうち左側の側カバー37の上部の中央部には切欠からなる開口部41を形成してある。この側カバー37の開口部41からは機器ケース21の側面に着脱自在に取り付けたタンクホルダ42及びこのタンクホルダ42に着脱自在に嵌め込まれて保持された洗剤タンク30が突出する。また、このタンクホルダ42及び洗剤タンク30、及び側カバー37の開口部41は、機器ケース21に着脱自在に設けたタンクカバー31によって覆われる。
図5に示す左側の側カバー37及び図6に示す右側の側カバー38の夫々の内面には、被係合部43を構成する1個のストライク44と、複数の面ファスナー45と、複数の載置部46が設けられている。
各側カバー37、38のストライク44は側カバー37、38の上部から機器ケース21側に向けて一体に突出し、後述の機器ケース21の外側面に設けた係合部47を構成するラッチ48に着脱自在に係合される。
各側カバー37、38に設けたストライク44は側カバー37、38の上部の前部に設けられ、左側の側カバー37のストライク44は開口部41の前方部に設けてある。図7に示すように各ストライク44の先端部は基端側より膨大した膨大部49となっている。
左側の側カバー37の面ファスナー45は側カバー37の後部の2箇所と前部の1箇所に設けてある。側カバー37の後部に設けた面ファスナー45のうち、一方の面ファスナー45(以下、面ファスナー45aという)は開口部41の後方に位置し、機器ケース21の外側面に設けた面ファスナー50aに着脱自在に取り付けられる。また、側カバー37の後部に設けた他方の面ファスナー45(以下、面ファスナー45bという)及び前部に設けた面ファスナー45(以下、面ファスナー45cという)は面ファスナー45a及びストライク44よりも下方に位置し、面ファスナー45bは背面カバー39に設けた面ファスナー50bに、面ファスナー45cは前パーツFのスカート部13に設けた面ファスナー50cに、夫々着脱自在に取り付けられる。
右側の側カバー38の面ファスナー45は側カバー38の前後の2箇所に設けてあり、これら面ファスナー45はストライク44よりも下方に位置している。このうち後側に設けた面ファスナー45は背面カバー39に設けた面ファスナー(図示せず)に、前側に設けた面ファスナー45はスカート部13に設けた面ファスナー(図示せず)に、夫々着脱自在に取り付けられる。
載置部46は各側カバー37、38の下部の前後2箇所に設けてあり、側カバー37、38の内面から機器ケース21側に向けて突出している。各載置部46は支持フレーム5の下フレーム材6の後部上に載置される。
一方、機器ケース21の両側の外側面の前部には係合部47としてラッチ48を設けている。各ラッチ48は係合状態にあるストライク44をラッチ48側に押し込むことによりストライク44との係合が解除されるいわゆるプッシュラッチである。
図8に示すように、ラッチ48は、一端が便器装置2の外側方に向けて開口した略箱状のハウジング51と、ハウジング51に便器装置2の左右方向にスライド自在に収容されるボディ52とで構成される。
ハウジング51の開口51a側の端部は奥側よりも膨大した枠部54となっている。また、ハウジング51の枠部54よりも奥側の部分にはハウジング51の外側に向けて突出する係合爪55を形成している。
ハウジング51は、機器ケース21に設けた取付孔56に挿通し、取付孔56の縁部の外面側に枠部54を当接すると共に内面側に各係合爪55を係合することで、機器ケース21に取り付けられる。
ボディ52のハウジング51の開口51a側の端部からは一対のアーム57が先端部へ行く程互いに離間する方向に向かって延出している。一対のアーム57は互いに近づく方向に弾性変形可能であり、各アーム57の先端部には他方のアーム57側に突出する係止部59を形成している。
図9に示すようにボディ52とハウジング51の奥壁60との間にはばね61を設けてあり、ばね61によりボディ52はハウジング51の開口51a側に付勢される。ボディ52の外面にはストッパ62を突設してある。ストッパ62はハウジング51に形成した長孔63にスライド自在に挿入してあり、図9に示すようにボディ52がハウジング51の開口51a側に移動するとストッパ62は長孔63の縁部に当たって、ボディ52がハウジング51から抜け出ることが防止される。
ボディ52の前後両側の外側面には、略ハート形のカム64が形成してあると共にカム64の外周縁にカム溝65を形成してある。
図9に示すようにハウジング51内には揺動ピン66を収納している。揺動ピン66は略コ字状に形成され、その中間部66aがハウジング51の奥側端部に上下軸回りに回動自在に連結してある。揺動ピン66の中間部66aの両端から直角に突出する両側部分66bの端部66cはその端面同士が対面するように折り曲げられ、両側の端部66cはカム溝65にスライド自在に収納されている。
また、揺動ピン66は自身の弾性により揺動ピン66の両側の端部66cが前後方向における一方側(図8の紙面上側)に付勢されるハウジング51に設けられている。また、前述の各カム溝65の溝底には揺動ピン66の移動を規制する段差67を設けてあり、これにより後述のストライク44の係合時及び係合解除時において揺動ピン66の端部66cがカム64の外周面に沿ってカム溝65の周方向における一方向に移動するように規制してある。
ラッチ48にストライク44を係合していない状態では、図8(a)に示すようにばね61の付勢によりボディ52がハウジング51の開口51a側に移動し、一対のアーム57がハウジング51の開口51aからハウジング51外に向けて突出する。この時、一対のアーム57はその先端部同士が離間して開いている。
そして上記図8(a)に示すラッチ48にストライク44を係合するには、ストライク44を一対のアーム57間に挿入し、ここからストライク44をハウジング51の奥側に移動する。
上記によりボディ52はストライク44に押圧されてばね61に抗してハウジング51の奥側に移動し、このとき枠部54の内面によって一対のアーム57は先端部が近づくように弾性変形して図8(b)に示すように閉じた状態となる。そしてこの一対のアーム57の係止部59によってストライク44の基部が挟持され、且つ、膨大部49の基端側の面に各アーム57の係止部59が係止される。また、この時、揺動ピン66の両側の端部66cはカム溝65内を移動してハート形のカム64の凹部64aに係合し、ボディ52はハウジング51の開口51a側に移動できない状態となる。
図8(b)に示すラッチ48に係合したストライク44の係合を解除するには、ストライク44をハウジング51の奥側に押圧し、該ストライク44により図8(c)に示すようにばね61に抗してボディ52をさらにハウジング51の奥側に移動する。これにより揺動ピン66の両側の端部66cは各カム溝65の紙面右側且つ上側の端部に移動して各カム64との係合が解除され、ボディ52はばね61の付勢により図8(a)に示す状態まで移動する。
上記により一対のアーム57はハウジング51の開口51aからハウジング51の外側に突出し、一対のアーム57は図8(a)に示すように先端部同士が離間した状態に弾性復帰し、上記一対のアーム57とストライク44の係合が解除される。なお、この時揺動ピン66の両側の端部66cは各カム溝65におけるハウジング51の奥側に移動するため、ボディ52はハウジング51の開口51a側に支障なく移動できる。
ここで、本実施形態の便器装置2は各側カバー37、38の取り付け時において側カバー37、38をストライク44がラッチ48に係合するようガイドするガイド手段を備えており、以下ガイド手段について詳述する。
図1に示すように上記ラッチ48を設けた機器ケース21の両側の外側面におけるラッチ48の前後方向の両側にはガイド部68として縦長のガイド溝69を形成してあり、各ガイド溝69の前後両側の内面は前後方向に略垂直な面となっている。また、各側カバー37、38の内面におけるストライク44の前後両側には機器ケース21側に向けて突出する被ガイド片70を一体形成してある。
各被ガイド片70はストライク44の上下厚み寸法よりも上下幅が大きい縦長板状に形成され、ストライク44よりも機器ケース21側に突出している。また、各被ガイド片70の先部70aは先端側に行く程上下幅が小さくなる先細形状に形成してある。そして上記被ガイド片70とガイド溝69とでガイド手段を構成している。
上記各側カバー37、38は例えば以下のように便器外郭体4の外側から取り付けや取り外しが行われる。
側カバー37、38を便器装置2に取り付ける場合、まず側カバー37、38のストライク44の両側に設けた各被ガイド片70の先部70aをラッチ48の両側に設けたガイド溝69に夫々挿入する。これにより側カバー37、38に設けたストライク44は略ラッチ48に対応する箇所に配置される。
次に、上記側カバー37、38を便器外郭体4の内側に向けて押し込んで、図8(b)に示すように各被ガイド片70の先部70aよりも基端側の部分をガイド溝69に挿入し、これによりストライク44を機器ケース21の外側面に設けたラッチ48に係合し、且つ、各面ファスナー45を対応する面ファスナー50a〜50cに取り付け、且つ、各載置部46を下フレーム材6上に載置する。これによって側カバー37、38は便器装置2に取付けられる。
ここで、上記側カバー37、38の取付時において各被ガイド片70をガイド溝69に挿入している時には、各被ガイド片70はガイド溝69の内面に沿ってガイド溝69の奥側に移動する。このため側カバー37、38はストライク44がラッチ48に係合するまで前後方向及び上下方向に位置決めされた状態で便器外郭体4の内側に移動する。
従って、上記のように各被ガイド片70をガイド溝69に挿入することにより、ストライク44とラッチ48の位置を合わせると共に、側カバー37、38の取り付け時の移動方向を規制でき、これによりストライク44をラッチ48に容易且つ確実に係合することができる。
また、便器外郭体4の内装装置のメンテナンス等を行う際には、便器外郭体4の後部の外側面部を構成する各側カバー37、38を便器装置2から取り外して開口部を形成する。
側カバー37、38を便器装置2から取り外すには、上記取り付け状態にある側カバー37、38を便器外郭体4の内側に向けて押し込む。これにより、既述のようにストライク44とラッチ48の係合は解除される。この時、各被ガイド片70はガイド溝69の内面に沿ってガイド溝69の奥側に移動する。このため前記ストライク44とラッチ48の係合を確実に解除することができる。そして、このようにストライク44とラッチ48の係合を解除した状態で側カバー37、38を便器外郭体4の外側に移動して各面ファスナー45を面ファスナー50から取り外す。
以上説明した本実施形態の便器装置2は、既述のガイド手段により側カバー37、38の取り付け時において側カバー37、38をストライク44がラッチ48に挿入係合するようガイドすることができ、側カバー37、38の取り付けが容易になり、特に便器が狭いトイレ室内に設置される場合等においては有効である。
また、上記ガイド手段を構成する被ガイド片70は側カバー37、38の内面から突出したものであるので、例えば壁に立て掛ける等した側カバー37、38が倒れた場合に、被ガイド片70が床に当たることとなり、これによりストライク44が床に当たって変形したり破損したりすることを防止できる。
なお、本実施形態では側カバー37、38の被係合部43を機器ケース21に設けた係合部47に着脱自在に係合したが、側カバー37、38の被係合部43が取り付けられる係合部47は便器外郭体4の内部に配設されるその他の機器や、支持フレーム5からなる内部構造体等に設けても良く、即ち、被係合部43は便器外郭体4の内部に配設される内部部材に設けてあれば良い。また、同様にガイド部68も便器外郭体4の内部に配設される内部部材に設けてあれば良いものとする。
本発明の実施の形態の一例の側カバーの取り付けを示す斜視図である。 同上の便器装置の分解斜視図である。 同上の側カバーを取り外した便器装置を示し、(a)は側面図であり、(b)は背面図である。 同上の便器装置の説明図である。 同上の左側の側カバーの右側面図である。 同上の右側の側カバーの左側面図である。 同上の左側の側カバーの要部斜視図である。 (a)は同上の便器装置の機器ケースにラッチを取り付けた状態を示す水平断面図であり、(b)は同上のラッチにストライクを係合した状態を示す水平断面図であり、(c)は(b)の状態からストライクをラッチ側に押し込んだ状態を示す水平断面図である。 同上のラッチの側断面図である。 従来の便器装置の分解斜視図である。 同上の側カバーの取り付けを示す斜視図である。
符号の説明
4 便器外郭体
37 側カバー
38 側カバー
43 被係合部
47 係合部
68 ガイド部
70 被ガイド片

Claims (1)

  1. 便器形状を有する便器外郭体の後部の外側面部を側カバーで構成し、該側カバーの内面にストライクを突設すると共に、便器外郭体の内部に配設した内部部材にプッシュラッチを設け、側カバーを内部部材側に向けて押し込むことでストライクプッシュラッチに係合して側カバーを内部部材に着脱自在に取り付け、ストライクがプッシュラッチに係合した状態にある際に側カバーを更に内部部材側に向けて押し込むことでストライクとプッシュラッチの係合を解除する便器装置において、側カバーの取り付け時において側カバーをストライクプッシュラッチに係合するようガイドするガイド手段を備え、該ガイド手段を、内部部材に形成したガイド部と、側カバーの内面から突出して側カバーの取り付け時においてガイド部に沿ってスライドさせる被ガイド片とで構成し、ストライクとプッシュラッチの係合を解除するにあたって側カバーを内部部材側に押し込んだ際において被ガイド片がガイド部に沿ってスライドすることを特徴とする便器装置。
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