JP5582335B2 - 熱源機 - Google Patents

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Description

本発明は、給湯器や風呂装置あるいは温水暖房装置として使用される熱源機に関するものである。より詳細には、本発明は、燃焼装置と、熱源機を制御する制御機器やブレーカその他の付属品とが同一のケースに収容された熱源機に関するものである。
特許文献1や特許文献2に開示されているように、一般に給湯器等の外郭筐体たるケース内には、燃焼装置と共に、装置の動作を司る制御機器その他の付属品が収容される。また装置全体の外形形状をできるだけ小さくしたいという要請と、燃焼装置が他の付属品に比べて容積が大きいという現実から、ケース内のレイアウトは、ケースの奥側に燃焼装置が収容され、余った空間に制御機器その他の付属品を配置するレイアウトが採用される場合が多い。そして多くの場合、何らかの付属品が、燃焼装置とフロントカバーとの間に配置されることとなる。
そのため燃焼装置をメンテナンスする際に付属品が邪魔になる。燃焼装置の故障には送風機やバーナ、イグナイタ、ガス電磁弁、ガス流量調整弁等の燃焼系の故障と、湯水混合弁、水流スイッチ、ポンプ、逆止弁、電磁弁等の湯水系の故障があり、これらの場合には部品を点検したり、部品を取り替える作業が必要となる。ところが、送風機やバーナ等のの燃焼系の部品の前に、付属品があると、燃焼系の部品を取り替える等の作業をすることができない。同様に、湯水系のポンプ等の前に付属品があってもポンプ等の取り替え作業をすることができない。
たとえば特許文献1の温水機器ユニット100では、外郭筐体たるケース102内に奥側から順に温水生成機器103と電装基板105とを収容している。そして通常の使用時の状態においては、図12(a)の様に電装基板105は、ケース102の開口面側に面した姿勢で配置されている。即ち通常の使用状態においては、温水生成機器103の前に、平面的な基板があり、フロントカバーを外しても、そのままでは電装基板105が邪魔をして温水生成機器103をメンテナンスするのが困難である。
そのため温水機器ユニット100の内部や温水生成機器103をメンテナンスする際には、図12(b)の様に電装基板105の前後の向きを変更し、ケース102の側方に張り出して退避させることができるように構成されている。即ちメンテナンスの際には、電装基板105はケース102の横に並べて配される。そのため特許文献1の構成によると、電装基板105に接続された配線のコード113を外すことなく、また、配線に負荷を掛けることなく電装基板105を温水生成機器103の前から退避させることができ、これにより、温水生成機器103のメンテナンスを容易に行えるという効果を奏することができる。
また、特許文献2の壁掛け式給湯器120は、給湯器本体の開口を閉塞するフロントカバー110にリモコン107が固定されており、このリモコン107と給湯器本体側に固定された制御部105とがコード(配線)で接続されている。
特許文献2の発明では、図13(b)の様にメンテナンスの際にフロントカバー110を取り外し、フロントカバー110をケース102の本体部111の下部に引っかけてぶら下げる。
特許文献2の発明を実施すると、フロントカバー110はコード113を介してケース102の本体部111と接続されているから、フロントカバー110を取り外して給湯器120の内部を露出させ、さらにコード113を外すことなくフロントカバー110を給湯器本体(本体部111)に仮保持することができる。
特開2009−192167号公報 特許第2551325号公報
ところで、昨今は見栄えや、安全性の観点から、平坦な壁から給湯器等が突出して設置されている状態を改善したいという市場の強い要望があり、この要望に応えるために給湯器等の設置壁に収容空間を設け、その収容空間の中に給湯器等を配置するという施工方法が採用されることが多くなった。
ここで一例として、収容空間内に給湯器が配置される場合の構成を図10を参照しつつ説明する。図10は、壁に設けられた収容空間内に給湯器等を配置した状態の横断平面図である。
壁20に設けられた収容空間30は、上下水道のバルブやトラップ、ガスメータその他と共に給湯器を収容する空間であるが、収容空間30の大きさには限りがあり、給湯器の周囲に余分な空間が確保されないことが多い。また、収容空間30内に当該給湯器以外の設備(例えば、配管類)も収容される場合には、収容空間30は給湯器を余裕をもって収容できる大きさに形成される。しかし、給湯器の周辺にはその他の設備が配設されることになり、やはり給湯器の周囲に余裕空間は存在しない場合が多い。
そのため、特許文献1に開示されているような構造を採用して、電装基板105を前後反転してケース102の側方に張り出して退避させようとしても、電装基板105はケース102を設置した収容空間30の側面31に干渉されてケース102に仮止めすることができず、また、特許文献2に開示されている構造を採用しようとしても、収容空間30内にフロントカバーをつり下げる空間を確保することができない。よって、給湯器の周囲に余裕空間がない場合には、電源ケーブルや各種の信号ケーブルが接続された状態で、給湯器をメンテナンスすることができない。
そこで本発明は、外郭筐体たるケースの周囲に余裕空間がない場合であっても、燃焼装置のメンテナンス時に電装基板その他の付属品をケースに仮保持することができる熱源機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための発明は、開口を有するケースと、燃焼装置と、付属品とを有する熱源機であって、前記ケース内に燃焼装置が収容され、前記燃焼装置よりもケースの開口側に前記付属品が配置される熱源機において、付属品を、前記付属品全体がケース内に収容された状態で、ケースに保持する第1保持手段と、付属品を、ケースの開口の内側から外側に起立して突出するように、ケースに保持する第2保持手段とを設けたことを特徴とする熱源機である。
また上記課題を解決するための請求項1の発明は、開口を有し、開口を覆うフロントカバーを備えたケースと、燃焼装置と、電装基板を備えた筐体とを有する熱源機であって、前記ケース内に燃焼装置が収容された熱源機において、筐体は、大面積の裏板部と、当該裏板部から立ち上がった側壁を有し、通常時におけるケース内のレイアウトは、ケースの奥側に燃焼装置が配置され、燃焼装置とフロントカバーの間に筐体が配置され、筐体の裏板部が燃焼装置側に向いた姿勢であり、筐体を、ケース内に収容された状態で、ケースに保持する第1保持手段と、筐体を、起立した姿勢であって且つ筐体の一部がケースの開口の内側から外側に突出した状態でケースに保持する第2保持手段とを有し、ケースの内壁と筐体には、各々締結部が設けてあり、前記第1保持手段は前記両締結部を締結する締結手段であり、筐体とケースの内壁のいずれか一方には係合部材が設けてあり、他方には前記係合部材に対応する受け部材が設けてあり、前記係合部材と受け部材とで第2保持手段が構成され、筐体側の締結部は、筐体の上辺の一端側にあり、筐体側の係合部材又は受け部材は、筐体の上辺の他端側にあり、第2保持手段が使用された場合には、筐体は裏板部が側面側に向く姿勢となることを特徴とする熱源機である。
ここで「燃焼装置」とは、少なくとも送風機、バーナ、熱交換器、排気筒等の燃焼ガスや空気の流路を構成する部材やこれに取り付けられるセンサー類等を含む。また燃焼装置には少なくとも湯水の経路に設けられる電磁弁、湯水混合弁、逆止弁その他の弁やポンプ並びに配管類に取り付けられるセンサー類を含む。
一方「付属品」とは、前記した電装基板の他、漏電安全装置や操作リモコン等の電装品を含む。またさらに潜熱回収型燃焼装置に内蔵されるドレンタンクやドレンの中和タンクについても「付属品」に含まれる。
請求項1の発明では、第1保持手段を設けたことにより、電装基板等の付属品は、ケース内に収容された状態でケースに保持可能である。すなわち、このときの付属品は、ケースから突出せず、ケース内に収まっている。よって、燃焼装置と付属品は、共にケース内に収納されている。
また、請求項1の熱源機では、第2保持手段を設けたことにより、付属品は、ケースの開口から外側に起立して突出する状態でケースに保持可能である。すなわち、このときの付属品は、ケースの開口の内側から外側に起立して突出している。その結果、付属品はケースの開口を正面視して開口の範囲内(投影面内)に収まっているが、付属品の燃焼装置に近接する部位の面積が大幅に減少する。換言すると、ケースの開口側に配置された付属品が燃焼装置から退避して、ケースの開口から燃焼装置に至るまで、障害物がない状態となる。このとき、作業者はケースの外側からケース内に手を入れて、燃焼装置に容易に触れることができ、燃焼装置のメンテナンスを容易に実施できる。また、付属品は、燃焼装置に対して向きが変更されるだけで燃焼装置の近くに配置されているので、付属品と燃焼装置とをつなぐ各種のケーブル類は接続した状態を維持できる。
よって、請求項1の発明を実施すると、燃焼装置のメンテナンス時に、付属品に接続されている電源ケーブルや各種の信号ケーブルを取り外すことなく、付属品をケースに保持することができ、その結果、作業者は燃焼装置のメンテナンスを両手で効率良く実施することができる。
請求項の発明では、ケースの内壁と付属品には、各々締結部が設けてあり、前記第1保持手段は前記両締結部を締結する締結手段である。
請求項の熱源機の発明では、第1保持手段は、ケースの内壁と付属品に各々設けた締結部を締結する締結手段とした。よって、締結手段からなる第1保持手段によって、付属品はケース内に収容された状態で確実に固定され、動かない。
その結果、付属品が外力の作用で動きにくく、接続された電源ケーブルや各種の信号ケーブルが、不用意に外れることがない。また、付属品がケース内に収容された状態で確実に固定されるので、安全である。
請求項の発明は、付属品とケースの内壁のいずれか一方には係合部材が設けてあり、他方には前記係合部材に対応する受け部材が設けてあり、前記係合部材と受け部材とで第2保持手段が構成されていることを特徴とする。
請求項の熱源機の発明では、第2保持手段が係合部材と受け部材とで構成されているので、付属品は、第2保持手段でケース側に容易に保持可能である。すなわち、係合部材を受け部材に係合させるだけで、付属品をケースの開口から起立して突出する姿勢でケースに保持することができる。よって、ケースの奥側に配置された燃焼装置の前から付属品を容易に退避させ、さらに付属品をケースに保持させることができる。その結果、作業者が片手で付属品を保持しなくても済み、両手で燃焼装置のメンテナンスを実施することができ、作業効率が向上する。
燃焼装置をメンテナンスするときに、付属品を開口から起立して突出するようにケース側に保持させたとしても、メンテナンスが終了すると、付属品は元通りに開口内(ケース内)に収容された状態に戻される。よって、付属品を開口から起立して突出した状態でケースに強固に固定したり、強固に固定された付属品を取り外す構成とすると付け外しに時間が掛かり、メンテナンスの遅延を招いてしまう。また、燃焼装置をメンテナンスする一時的な間であれば、付属品はケースに仮保持される程度で充分である。そこで請求項3の発明によれば、係合部材と受け部材とで第2保持手段が構成されているので、燃焼装置のメンテナンス時には、付属品をケースに簡単に保持させることができる。さらにメンテナンスが終了すると、ケースから付属品を簡単に取り外して、第1保持手段で付属品をケース内に固定できる。
請求項の発明は、ケースの内壁には、第1保持手段の締結部と、第2保持手段の係合部材又は受け部材とを兼ねる固定具が設けてあることを特徴とする請求項に記載の熱源機である。
請求項の熱源機の発明では、ケースの内壁に、第1保持手段の締結部と、第2保持手段の係合部材又は受け部材とを兼ねる固定具を設けたので、ケースの内壁が簡素化される。よって、固定具は、ケース内に燃焼装置を収容したり、取り出す際の障害になりにくい。
請求項の発明は、付属品側の第1保持手段の締結部と、第2保持手段の受け部材又は係合部材が、異なる部位に形成されている。
請求項の熱源機の発明では、付属品側の第1保持手段の締結部と、第2保持手段の受け部材又は係合部材が、異なる部位に形成されている。よって、付属品をケースに収容する状態で保持する際の、付属品側に設ける締結部の位置及び形状の選択の幅が拡がる。同様に、付属品をケースの開口から起立して突出する姿勢で保持する際の、付属品側に設ける受け部材又は係合部材の位置及び形状の選択の幅が拡がる。その結果、より使用し易い形態で、付属品をケースに保持するための第1保持手段と第2保持手段とを構成することができるようになる。
請求項の発明は、筐体の下部が、ケース側に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱源機である。
請求項の熱源機の発明では、付属品の下部が、ケース側に支持されているので、付属品の重量がケース側で支持される。すなわち、付属品がケース内に収容された状態では、付属品は第1保持手段によって保持されると共に、下部がケース側に支持されるので、付属品の姿勢が安定する。同様に、付属品がケースの開口から起立して突出する姿勢で保持された状態でも、付属品は第2保持手段によって保持されると共に、下部がケース側に支持されるので、付属品の姿勢が安定する。
その結果、熱源機の通常使用時においては、付属品はケースに収容された状態で安定してケースに保持され、燃焼装置のメンテナンス時においては、付属品はケースの開口から起立して突出する状態で安定してケースに保持される。
本発明は、付属品を、付属品全体がケース内に収容された状態で、ケースに保持する第1保持手段と、付属品を、ケースの開口から外側に起立して突出するように、ケースに保持する第2保持手段とを設けたことにより、燃焼装置をメンテナンスする際に、付属品に接続されたケーブル類や配管等を取り外すことなく、容易に付属品の位置や向きを変更し、ケースに保持させることができる。よって、作業者が付属品を支える必要がないので、作業者は両手で燃焼装置のメンテナンスを速やかに実施することができ、作業効率が向上する。また、ケースに電装基板等の付属品を保持するので、ケーブル類の端子やケーブルそのもの等に無理な力が掛からず、断線や端子外れ等が生じない。
ケースに燃焼装置が収容されており、電装基板(付属品)の筐体が退避した状態でケースに保持されている状態の斜視図である。 ケースに燃焼装置が収容されており、電装基板の筐体がケース内に収容されている状態の斜視図である。 ケースに燃焼装置が収容された状態の斜視図である。 電装基板の筐体の斜視図である。 ケースの内壁に設置される固定具の斜視図である。 電装基板の筐体の締結部と、ケースの固定具(締結部)とが締結可能な状態で位置合わせされた状態の斜視図である。 電装基板の筐体の係合部をケースの固定具(受け部材)に係合させた状態の部分拡大斜視図である。 電装基板の筐体の係合部をケースの固定具(受け部材)に係合させた状態の要部斜視図である。 電装基板の筐体をケースの固定具(受け部材)に係合させる途中の状態の斜視図である。 建物の壁に設けられた収容空間内に装置を配置した状態の横断平面図であり、(a)は、給湯器を収容するケース内に電装基板全体を収容した状態を示しており、(b)は、電装基板の筐体がケースの開口から起立して突出している状態を示している。 建物の壁に設けた収容空間に、給湯器と電装基板を備えたケースを収容した状態の斜視図である。 特許文献1に開示された発明の概要を説明する説明図であり、(a)は温水機器ユニットのフロントカバーを外した状態の斜視図であり、(b)は温水機器ユニットをメンテナンスする際の様子を示す温水機器ユニットの斜視図である。 特許文献2に開示された発明の概要を説明する説明図であり、(a)は壁掛け式給湯器の斜視図であり、(b)は壁掛け式給湯器をメンテナンスする際の様子を示す壁掛け式給湯器の斜視図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。本実施例は、本発明を熱源機50(給湯器)に採用した例を示すものであり、燃焼装置2と電装基板を内蔵した筐体3とがケース1に内蔵されたものである。燃焼装置2は、公知の通り、送風機から排気路に至る一連の燃焼ガス流路を有し、当該燃焼ガス流路内に、バーナと熱交換器が内蔵されている(いずれも図示せず)。また燃焼装置2には、循環ポンプ、湯水混合弁、電磁弁等の湯水の流れを制御する部品が含まれている。燃焼装置2の構造は、公知の給湯器と同一であるから、詳細な説明を省略する。
まず、熱源機50として、燃焼装置2と電装基板を内蔵する筐体3が収容されたケース1が配置される環境を説明し、次に、ケース1内の個々の構成について説明する。
燃焼装置2と筐体3とを収容したケース1は、マンションやビル等の建物の壁20に設けられた収容空間30内(図10,図11)に配置される。図11に示すように、ケース1は、収容空間30の、破線で示す奥側の壁面30aに、ケース1と一体のフランジ状の取付具19をねじ止めすることにより固定される。その結果、ケース1は、収容空間30内に収容され固定される。図示していないが、この収容空間30には、燃焼装置2へ水を供給する配管,燃焼装置2で生成された湯水を通す配管,電源ケーブル,各種信号ケーブル等が、いずれかの壁面を貫通して適宜配設されている。また、図示していないが、収容空間30には扉が設けられており、普段はこの扉が閉じられ、排気部だけが扉に設けられた開口から外部空間に対して突出(露出)している。すなわち、収容空間30の扉を開けると、フロントカバー18(図10(a))を装着したケース1が現れる。
次に、ケース1内の構成について説明する。
ケース1内には燃焼装置2と電装基板を備えた筐体3とが内蔵固定されている。図示していないが、燃焼装置2には、前記した通り、送風機から排気路に至る一連の燃焼ガス流路を有し、当該燃焼ガス流路内に、バーナと熱交換器が内蔵されている。
一方、電装基板の筐体3には燃焼装置2の出湯のON・OFFや、湯温等を制御したり、漏電を監視する制御機器が搭載されている。また、燃焼装置2と筐体3内の電装基板(図示せず)とは、信号ケーブルで接続されている。さらに、筐体3には電源ケーブルが接続されている。ケース1内には、これらのケーブル類も収容され、燃焼装置2の通常使用時には、ケース1の開口4は、フロントカバー18(図10(a))で閉じられている。
ケース1内のレイアウトに注目すると、図10(a)に示すように、ケース1の奥側に燃焼装置2が配置されており、開口4側(すなわち、手前側)には電装基板の筐体3が配置される。ケース1に燃焼装置2を収容し固定すると、燃焼装置2とフロントカバー18(開口4)の間には筐体3が配置できる程度の空間が形成されるように、ケース1の奥行き寸法が設定されている。
図3に示すように、ケース1の開口4の近傍の一方の内側の側面1aには、固定具5が固定(スポット溶接)されている。図5に示すように、固定具5は、上方に延びるフランジ部13と下方に延びるフランジ部14とを有している。フランジ部13,14には、直交する直交部15,16が連続している。直交部15,16同士は平行であり、両者の先端側(フランジ部13,14と反対側)は当接部11で接続されている。すなわち当接部11は、フランジ部13,14及び直交部15,16と直交する平板部であるが、当接部11とフランジ部13,14とは接続されていない。また、当接部11にはねじ孔5aが設けられている。ねじ孔5aには、後述するボルト21が螺合する。そして、当接部11とフランジ部14の間の直交部16の上面は、後述する筐体3側の張出部17と面接触して筐体3を受ける受け部として機能する。この固定具5のケース1の側面1aにおける固定高さは、筐体3の高さに対応している。
さらに、ケース1の開口4の近傍の底面1bには、固定穴6a,6b,6c(図3)が設けてある。固定穴6a,6b,6cには、後述する電装基板の筐体3の脚部9,10が係合する。そのため、固定穴6a,6b,6cの位置は、筐体3の脚部9,10の位置に対応している。
一方、筐体3は、燃焼装置2を制御する制御機器(図示せず)を備えた基板を覆うものである。各図において電装基板は、筐体3として描写している。
電装基板を覆う筐体3は、略長方形であって深さの浅い箱であり、略長方形で大面積の裏板部40と、当該裏板部40の3辺から垂直方向に立ち上がった側壁を有している。すなわち筐体は、裏板部40と、上面壁41と、右側面壁42と、左側面壁43を有している。
またこれらで囲まれた空間内には、上面壁41と平行に上段側補強壁45と下段側補強壁46とが設けられている。
図4に示すように、筐体3の上面壁41の一端には、取付フランジ7(締結部)が設けてある。取付フランジ7は上面壁41の前端側辺の図面右端にあり、上面壁41の前端側辺から垂直方向に立ち上がっている。取付フランジ7の平面は、裏板部40と平行であり、筐体3の正面側の仮想平面と同一の平面を構成している。取付フランジ7には、孔7a(長孔)が設けてある。また、取付フランジ7は、リブ7bで補強されている。リブ7bは、壁状であって上面壁41から立設し、取付フランジ7の中央寄りの辺から垂直方向後方に延びている。
また、筐体3の上面壁41の他端(取付フランジ7を設けた端部とは反対側の端部)には、筐体3の上面壁41と平行な板状の張出部17が設けてある。張出部17は平面視が正方形に近い四角形をしている。
張出部17は二箇所で筐体の本体部分と接続されている。すなわち張出部17の一端(取付フランジ7設置側とは反対側の端)の縁辺は、その全域において、壁部24を介して筐体の上面壁41の角と接続されている。
また張出部17の他方の辺は、一点において筐体3の本体部分(上面壁41)と接続されている。すなわち壁部24とは反対側(取付フランジ7設置側)の縁の前端が、支柱25で筐体の上面壁41と接続されている。言い換えると張出部17は、壁部24と支柱25とで筐体の上面壁41に支持されている。その結果、張出部17と筐体3の上面壁41との間には空間が形成されている。
この張出部17の支柱25を設けた側の縁であって、支柱25とは反対側の端部には係合爪8(係合部)が設けてある。すなわち、図4に示すように、係合爪8は、取付フランジ7設置側に突出するように設けられており、下方に湾曲又は屈曲している。また、張出部17の支柱25と係合爪8の間は、当接部12(図4)として機能する面がある。当接部12は直線状であり、平板の縁で形成されている。
さらに、筐体3の下部には、脚部9,10が設けられている。脚部10は張出部17の直下の片隅(筐体3の厚み方向の一方側)に設けられており、脚部9は、筐体3の幅方向の中央よりフランジ7側に偏った位置であって、筐体3の厚み方向に脚部10とは反対側(他方側)に配置されている。すなわち、リブ47が下段側補強壁46の下面と裏板部40に同時に固着されており、脚部9は、このリブ47の裏板部40とは反対側の下端部に配置されている。ここで、筐体3の厚み方向とは、張出部17の係合爪8から支柱25に至る方向であり、筐体3の幅方向とは、張出部17から取付フランジ7に至る方向である。
以上、説明したケース1に対して筐体3は、2通りの固定の仕方が可能である。次に、筐体3をケース1に固定する方法を説明する。まず、筐体3全体をケース1内に収容できるように固定する方法を説明し、その後、筐体3をケース1の開口4から起立して突出するようにケース1に取り付ける際の取付方法について説明する。
図2に示すように、筐体3をケース1内に収容するように固定する場合には、筐体3の取付フランジ7(締結部)を使用する。まず、ケース1の固定穴6a,6bに筐体3の脚部9,10を係合させ、ケース1内における筐体3の下部の位置を固定する。ケース1の固定穴6aに係合する脚部10は、筐体3の厚み方向の裏板部40側に配置されており、固定穴6bに係合する脚部9は、筐体3の厚み方向の裏板部40とは反対側に配置されているので、筐体3は傾倒しにくい。
そして、筐体3の上部は、図6に示すように取付フランジ7をケース1側に固定された固定具5(締結部)に締結することにより固定する。すなわち、取付フランジ7の孔7aは、ケース1の側面1aに固定される固定具5の孔5aと位置合わせされ、ボルト21(締結手段)で結合され、取付フランジ7(筐体3)が固定具5(ケース1)に確実に締結される。ここで、ケース1側の固定具5と、筐体3側の取付フランジ7と、ボルト21とで第1保持手段が構成されている。
次に、図1に示すように、筐体3をケース1の開口4から起立して突出するように配置する場合(すなわち、開口4に交差又は直交するように配置する場合)について説明する。この場合には、筐体3の張出部17を使用する。
図2に示すように、全体がケース1内に配置された状態の筐体3をケース1から取り外す。すなわち、取付フランジ7と固定具5とを締結するボルト21を外し(ただし、図示しない配線類は接続した状態を保つ)、図9に示すようにケース1の固定穴6cに筐体3の脚部10を係合させ、筐体3の下部の位置を固定する。
その際、張出部17が固定具5と衝突しないように、筐体3の上部側を側面1aから離した状態(すなわち、筐体3が裏板部40を上側に若干傾倒した状態)で、さらに筐体3の張出部17が固定具5よりもケース1の奥側に移動させ(すなわち、脚部10を支点に筐体3の取付フランジ7側が張出部17側よりも若干上になるように回動させ)、その後に筐体3の上部側を側面1a側(矢印Bで示す方向)に接近させる。図9は、この状態を描写している。
そして、脚部10を支点に、筐体3を矢印Aで示す方向(開口4側)に移動(回動)させ、図7及び図8に示すように、係合爪8を、固定具5のフランジ部13,14と当接部11の間の直交部16(受け部)の縁16aと係合させる。
筐体3の係合爪8を、固定具5の直交部16の縁16aに係合させるとき、張出部17の下面を固定具5の直交部16の上面に当接(面接触)させるが、その際には、係合爪8を若干上方から下方に移動させながら(すなわち、傾けた筐体3を、脚部10を支点にして回動させながら)直交部16の縁16aに係合させる。さらに、張出部17の縁である当接部12を、固定具5の当接部11(孔5aを設けた面)に当接させる。
その結果、係合爪8が、下方(直交部16側)に湾曲又は屈曲しているので、係合爪8が縁16aに引っ掛かり、筐体3の水平方向(ケース1の開口4側から奥側)への移動が規制される。また、張出部17の縁である当接部12が、固定具5の当接部11に当接しているので、筐体3の開口4側への移動も規制される。
さらに、筐体3がケース1の開口4の中央方向に移動しようとしても、係合爪8の縁8a(図4,図7)が、固定具5の当接部11の縁11aに当接するので、筐体3の、ケース1の開口4の中央方向への移動も規制される。また、係合爪8の縁8aが、当接部11に当接することよって、筐体3が開口4の中央側へ傾倒することが防止される。ここで、筐体3の張出部17とケース1の固定具5とで第2保持手段が構成されている。さらに、筐体3の裏板部40が、固定具5のフランジ部13,14,或いはケース1の側面1aに当接することよって、筐体3が傾倒するのが防止される。
その結果、ケース1が建物の壁20に設けられた収容空間30内に配置されている場合であっても、燃焼装置2をメンテナンスするときに、図1,図10(b)に示すように筐体3をケース1の開口4から起立して突出する姿勢でケース1に保持させると、筐体3が壁20(側面31)に干渉されることなく、燃焼装置2(給湯器)の前から筐体3を退避させることができる。すなわち、収容空間30を正面視した際に、筐体3は、ケース1から逸脱することがないので、ケース1を収容空間30内に配置できる限りは、筐体3が壁20に干渉されることなくケース1に保持することができる。よって、作業者は、筐体3を片手で支える必要がなく、両手で燃焼装置2のメンテナンスを行うことができ、作業能率が良い。
また、本発明では、燃焼装置2の近くに電装基板(付属品)の筐体3を保持できるので、燃焼装置2のメンテナンス時に、わざわざ筐体3内の電装基板の配線を外す必要がなく、速やかにメンテナンスを実施できる。さらに、信号ケーブルを接続した状態で、ケーブル自身や接続端子に無理な負荷を掛けることなく筐体3をケース1に保持できるので、ケーブルや接続端子を破損させる恐れがない。仮に、ケーブル類を外すと、メンテナンス終了時には元通りに接続する必要があり、接続し忘れる恐れがあるが、本発明では、ケーブル類を外さなくて済むので、このような恐れもない。
上述の実施の形態では、ケース1の底面1bに筐体3の脚部9,10を支持させる場合を示したが、本発明は、脚部9,10を採用しなくても実施可能である。例えば、固定具5と取付フランジ7のような締結手段の組み合わせを筐体3の下部にも作り、筐体3の上部と下部とをケース1の側面1aに支持(すなわち、片持ち支持)させることもできる。その際には、筐体3のケース1への取付高さは任意に設定可能である。
また、本発明に関連する実施形態として筐体3の端部(例えば、取付フランジ7が設けられている側の端部)に、上下に延びる軸を設け、ケース1の側面1a側には、この軸を受ける例えば円筒状の軸受を設けてもよい。その結果、筐体3は、この軸を中心に回動可能となる。また、上述の実施の形態のように、筐体3をケース1から取り外し、また、装着するという手間も掛からない。すなわち、ケース1側の軸受で支持された軸を中心に筐体3が回動可能であるので、普段は筐体3を開口4より内側に回動させておき、燃焼装置2をメンテナンスする際に、筐体3を90度回転させるだけで燃焼装置2の前面から退避させることができる。よって、この場合には、第1保持手段と第2保持手段とを兼用することができる。
また、実施例では、ケース1の一方の側面(側面1a)に固定具5を固定する例を示したが、側面1aと対向する側面に固定具5を設け、この固定具5に、筐体3の取付フランジ7と係合爪8とを左右勝手に対応させてもよい。
ケース1に収容される燃焼装置2は、給湯用途以外に、床暖房等の暖房用途で使用される湯水の供給源としても利用される。
また取付フランジ7と固定具5(締結部)の形状は、両者が締結可能であれば、任意の形状を採用することができる。例えば、フランジ7側に孔7aの代わりに突起を設け、固定具5には孔を設ける。そして、突起を孔に填め込むことにより、ボルト21を用いることなく筐体3をケース1に保持させることができる。固定具5側には、突起を填め込む孔の代わりに、突起を係合可能な溝を設けてもよい。
1 ケース
1a 側面(ケースの内壁)
2 燃焼装置
3 電装基板(付属品)の筐体
4 ケースの開口
5 固定具(締結部、係合部)
5a 孔
7 取付フランジ(締結部)
8 係合爪(係合部)
16 直交部(受け部)
18 フロントカバー
21 ボルト(締結手段)
40 裏板部
50 熱源機

Claims (3)

  1. 開口を有し、開口を覆うフロントカバーを備えたケースと、燃焼装置と、電装基板を備えた筐体とを有する熱源機であって、前記ケース内に燃焼装置が収容された熱源機において、
    筐体は、大面積の裏板部と、当該裏板部から立ち上がった側壁を有し、
    通常時におけるケース内のレイアウトは、ケースの奥側に燃焼装置が配置され、燃焼装置とフロントカバーの間に筐体が配置され、筐体の裏板部が燃焼装置側に向いた姿勢であり、
    筐体を、ケース内に収容された状態で、ケースに保持する第1保持手段と、
    筐体を、起立した姿勢であって且つ筐体の一部がケースの開口の内側から外側に突出した状態でケースに保持する第2保持手段とを有し、
    ケースの内壁と筐体には、各々締結部が設けてあり、前記第1保持手段は前記両締結部を締結する締結手段であり、
    筐体とケースの内壁のいずれか一方には係合部材が設けてあり、他方には前記係合部材に対応する受け部材が設けてあり、前記係合部材と受け部材とで第2保持手段が構成され、
    筐体側の締結部は、筐体の上辺の一端側にあり、筐体側の係合部材又は受け部材は、筐体の上辺の他端側にあり、第2保持手段が使用された場合には、筐体は裏板部が側面側に向く姿勢となることを特徴とする熱源機。
  2. ケースの内壁には、第1保持手段の締結部と、第2保持手段の係合部材又は受け部材とを兼ねる固定具が設けてあることを特徴とする請求項に記載の熱源機。
  3. 筐体の下部が、ケース側に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱源機。
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