JP6968482B2 - 携帯用ハンカチ保持具 - Google Patents

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この発明は、携帯用ハンカチ保持具に関するものである。
二股状に分かれた腕部の片腕に、折り畳んだハンカチの環になっている側を掛け、二股状に分かれた腕部の間にハンカチを挟んで携帯することができる、携帯用ハンカチホルダーが提案されている。
この携帯用ハンカチホルダーの腕部には、長方形状のシートを長手方向に半分に折って形成された、ハンカチを覆うためのカバーが被さっている。
また、この携帯用ハンカチホルダーの腕部には、携帯用ハンカチホルダーを鞄又は身体に取り付けて使うことができる、取付部材が備わっている。(例えば、特許文献1参照)。
これにより、腕部に被さっているカバーが、腕部に挟まれているハンカチを覆うことにより、濡れた手を拭いた後の水分を含んだハンカチが、周囲の物や衣服を濡らさないようにできる。
特開2014−214411
ここで、上述の従来例の携帯用ハンカチホルダーは、二股状に分かれた腕部にハンカチが取り付けられていて、手を拭く毎に、ハンカチを、腕部より取り外し、広げ、手を拭いた後に畳み、再び腕部に取り付けるという手間を要する。
また、ハンカチを覆うカバーは、長方形状のシートを長手方向に半分に折ることで形成されているが、半分に折られたシートの周囲四辺のうち三辺は、接合されていない。
これにより、携帯用ハンカチホルダーを鞄又は衣服などに取り付けて携帯した場合、風や歩行による空気抵抗でハンカチを覆うカバーがめくれて、形状が乱れやすい。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、液体の付着した手を迅速に拭くなどハンカチを使用する際に手間を要さず、ハンカチに吸収された液体が周囲の物や衣服を汚さないようにできる携帯用ハンカチ保持具を提供することにある。
上述した目的を達成するために、本発明の携帯用ハンカチ保持具は、略等しい大きさで略方形状の、第1のシートと第2のシートを重ね合わせ、重ね合わされた第1のシートと第2のシートの周囲四辺のうち、対向する二辺において第1のシートと第2のシートとを接合し、他の二辺において第1のシートと第2のシートとを開口部として接合せず、接合された一辺に沿った領域部分の内側に、開口部同士を結ぶ向きにレールが備わっていて、このレール上を動かせるように、一又は複数のハンカチ保持用クリップが取り付けられて構成される。
また、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトなどに取り付けられた状態で使うことができるようにするため、携帯用ハンカチ保持具の、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトなどに接する側の面に、安全ピンや面ファスナーなどの着脱手段を設け、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトなどに対して着脱ができるようにしたり、あるいは、直接、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトなどに対して接着又は縫着したりすることもある。
本発明の携帯用ハンカチ保持具では、開口部の内側に装備されたハンカチ保持用クリップにハンカチが保持されている状態において、携帯用ハンカチ保持具に備わっている二箇所の開口部のうち一方より、ハンカチを携帯用ハンカチ保持具の外に引き出し、液体の付着している手を拭くことができる。
ハンカチが、開口部より携帯用ハンカチ保持具の外に引き出される時、ハンカチ保持用クリップは、レール上を中央から開口部の方向に向かって動かされ、ハンカチが滑らかに開口部より外に引き出されるのを補助する。
また、携帯用ハンカチ保持具の外に引き出したハンカチを中に戻したい時は、ハンカチを、携帯用ハンカチ保持具に備わっている二箇所の開口部のうち一方より、携帯用ハンカチ保持具の中に押し込んで戻すことができる。
ハンカチが、開口部より携帯用ハンカチ保持具の中に戻される時、ハンカチ保持用クリップは、レール上を開口部から中央の方向に向かって動かされ、ハンカチが滑らかに開口部より中に戻されるのを補助する。
これにより、手を拭くなどハンカチを使用する際に手間を要さず、ハンカチの迅速な使用が可能になる。
本発明の携帯用ハンカチ保持具では、重ね合わされた第1のシートと第2のシートの周囲四辺のうち、対向する二辺において第1のシートと第2のシートとが接合されることでハンカチを覆うカバーが形成されていることにより、鞄や衣服などに取り付けて携帯した場合、風や歩行による空気抵抗でハンカチを覆うカバーがめくれない。よって、携帯用ハンカチ保持具の見た目が美しく保たれる。
(A)は、第1の携帯用ハンカチ保持具の斜視図であり、(B)と(C)は、側面図である。 第1の携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図である。 他の構成例の側面図である。 他の構成例の側面図である。 (A)は、第2の携帯用ハンカチ保持具の斜視図であり、(B)と(C)は、側面図である。 第2の携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図である。 (A)は、第3の携帯用ハンカチ保持具の斜視図であり、(B)と(C)は、側面図である。 第3の携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図である。 この携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図である。 取付部材用の環の構成例の説明図である。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の形状、大きさ及び配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、本発明の好適な構成例につき説明するが、各構成要素の材質及び数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の構成の範囲を逸脱せずに本発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。
(第1の携帯用ハンカチ保持具)
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る携帯用ハンカチ保持具(以下、第1の携帯用ハンカチ保持具と称する)について説明する。図1(A)は、第1の携帯用ハンカチ保持具の斜視図であり、図1(B)は、第1の携帯用ハンカチ保持具の側面図であり、図1(C)は、第1の携帯用ハンカチ保持具にハンカチを保持させた状態の側面図である。
第1の携帯用ハンカチ保持具は、略等しい大きさで略方形状の、第1のシート10と第2のシート20を重ね合わせ、第1のシート10と第2のシート20の、重なった領域の周囲四辺のうち、対向する二辺において第1のシート10と第2のシート20を接合し、他の二辺では接合しない。これにより、接合された対向する一組の辺10aおよび10bの領域が閉口部となり、接合されない他の組の辺10cおよび10dの領域が開口部として構成される。さらに、閉口部10aの内側に、開口部10cと開口部10dとを結ぶ向きにレール30が設けられていて、このレール30に沿って動かせるように(摺動可能に)、一又は複数のハンカチ保持用クリップ40が取り付けられて、全体が構成される。
第1のシートと第2のシートを重ね合わせる方法としては、二枚の略方形状で略等しい大きさのシートを重ね合わせる方法や、略長方形状の一枚のシートを、長手方向を略二分する位置で折り曲げて重ね合わせる方法がある。
なお、第1のシート及び第2のシートの形状は、必ずしも方形状に限られない。
図2は、第1の携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図であり、(A)から(B)の状態に遷移するように、ハンカチ50を、第1の携帯用ハンカチ保持具の外に引き出す様子を示している。
ここでは、ハンカチには、ミニタオルなど狭義のハンカチよりも厚いものも含むものとする。
第1の携帯用ハンカチ保持具において、レールにはハンカチ保持用クリップが摺動可能に取り付けられている。このレールの役割は、第1の携帯用ハンカチ保持具に備わっている二箇所の開口部の間を、ハンカチ保持用クリップが滑らかに動くようにすることである。
第1の携帯用ハンカチ保持具において、レールは、金属、樹脂、ナイロン、綿などの素材により作られたものであって、レールの長さは、閉口部10aの長さと等しいか、又はそれよりも短い。レールが開口部付近まで長く伸びているほど、ハンカチ保持用クリップが開口部付近まで動かされるため、開口部より外に引き出されるハンカチの面積は、より大きくなる。
図3に示すように、携帯用ハンカチ保持具の開口部10c及び10dの領域に、ファスナー、ホック、ボタン、マグネットなどの開閉手段が備わっていると、ハンカチ保持用クリップにハンカチが保持されている状態において、ハンカチが揺れなどにより開口部から不意に飛び出してしまうことを防げる。
さらに、ファスナー、ホック、ボタン、マグネットなどの開閉手段が、開口部10c及び10dの領域から閉口部10a及び10bの領域に繋がるまでL字状に及んでいると、ハンカチの出し入れをする際に、必要に応じて閉口部10a及び10bを開口状態にすることができ、開口部10c及び10dを大きく開かせることが可能になり、ハンカチの出し入れを、よりスムーズに行えるようになる。
なお、ハンカチの出し入れをする以外の時には、携帯用ハンカチ保持具は、閉口部10a及び10bの領域が閉口された状態にされているのが良い。
また、携帯用ハンカチ保持具の開口部として構成される領域(辺10c及び10dの領域)のうち一方の領域において、第1のシートと第2のシートを接合させて、閉口部として構成することもある。
図4に示すように、第1の携帯用ハンカチ保持具を構成する第1のシートと第2のシートのうち一方を、他方に対し、弛ませて構成することもある。一方のシートの接合しない辺の長さを、他方のシートの接合しない辺の長さよりも、やや長くすることで、弛ませて構成することができる。第1のシートと第2のシートのうち一方が、第1の携帯用ハンカチ保持具の外側に向けてしなりにくい材質や状態である場合などに、このように構成することで、第1のシートと第2のシートの間が、ハンカチを保持させるのに十分な広さになるようにできる。
シートには、綿、麻、竹、極細化学繊維、ナイロン、ポリエステルなどを中心とする素材で作られた布の他に、ビニール、プラスチック、シリコン、皮革なども用いることができる。
シートが抗菌性を有する布であると、携帯用ハンカチ保持具を、より衛生的な状態に保つことができる。抗菌性を有する布の例としては、元来抗菌性を備える竹などの天然繊維、銀などの抗菌物質により抗菌加工を施された綿繊維や極細化学繊維などの素材から作られた布であって、抗菌性を有する任意好適な布を用いることができる。
シートが難透液性を持っていると、ハンカチに吸収されている液体が携帯用ハンカチ保持具の外側まで滲み出しにくくなり、携帯用ハンカチ保持具を鞄や衣服の内部に収納した場合などに、ハンカチが、ハンカチに吸収されている液体によって、携帯用ハンカチ保持具の外側にある物や衣服を汚してしまうリスクが低くなる。
携帯用ハンカチ保持具を、シリコン、皮革、プラスチックなど硬質なシートにて構成する場合に、開口部10c及び10dが曲がりにくい又は曲がらないといった理由により、開口部10c及び10dから、ハンカチの出し入れをスムーズに行えなくなることが懸念される。
これを避けるために、本来閉口させる部分の辺10aと10bのうち一方又は両方を、開口、又は、容易に開口可能な状態に構成することがある。容易に開口可能な状態にするには、ファスナー、ホック、ボタン、マグネットなどの開閉手段を、本来閉口させる部分の辺10aと10bのうち一方又は両方に備えるものとする。
なお、開口させる目的は、開口部10c及び10dを、大きく開かせることを可能にすることであって、携帯用ハンカチ保持具の使用者が、開口部10c及び10dからハンカチの出し入れをスムーズに行えるように助けることである。
上述のとおり構成することによって、携帯用ハンカチ保持具の内部に手を入れるなどしての掃除がしやすくなり、ひいては、携帯用ハンカチ保持具を、シリコン、皮革、プラスチックなど硬質なシートにて構成する場合であっても、内部を衛生的に保ちやすくなる。
(第2の携帯用ハンカチ保持具)
図5を参照して、本発明の第2の実施形態に係る携帯用ハンカチ保持具(以下、第2の携帯用ハンカチ保持具と称する)について説明する。図5(A)は、第2の携帯用ハンカチ保持具の斜視図であり、図5(B)は、第2の携帯用ハンカチ保持具の側面図であり、図5(C)は、第2の携帯用ハンカチ保持具にハンカチを保持させた状態の側面図である。なお、第1の携帯用ハンカチ保持具と同様に構成される部分については、重複する説明を省略することがある。
図6は、第2の携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図であり、(A)から(B)の状態に遷移するように、ハンカチ50を、第2の携帯用ハンカチ保持具の外に引き出す様子を示している。
ここでは、ハンカチには、ミニタオルなど狭義のハンカチよりも厚いものも含むものとする。
第2の携帯用ハンカチ保持具において、レールは、金属、樹脂、ナイロン、綿などの素材により作られたものであって、レールの長さは、閉口部10aの長さよりも長い状態に構成される。
レールには一又は複数のハンカチ保持用クリップが摺動可能に取り付けられている。このレールの役割は、第2の携帯用ハンカチ保持具に備わっている二箇所の開口部の間を、ハンカチ保持用クリップが滑らかに動くようにするとともに、第2の携帯用ハンカチ保持具に備わっている二箇所の開口部それぞれから外側に向けて、ハンカチ保持用クリップが滑らかに動くようにすることである。
第1の携帯用ハンカチ保持具では、ハンカチを、開口部近傍までしか開口部から外側に引き出せないが、第2の携帯用ハンカチ保持具では、開口部から離れた箇所にまでハンカチを開口部から外側に引き出すことができる。ハンカチを開口部からどの程度離れた箇所まで引き出せるかは、開口部より外側に出ているレールの部分の長さによる。
(第3の携帯用ハンカチ保持具)
図7を参照して、本発明の第3の実施形態に係る携帯用ハンカチ保持具(以下、第3の携帯用ハンカチ保持具と称する)について説明する。図7(A)は、第3の携帯用ハンカチ保持具の斜視図であり、図7(B)は、第3の携帯用ハンカチ保持具の側面図であり、図7(C)は、第3の携帯用ハンカチ保持具にハンカチを保持させた状態の側面図である。なお、第1の携帯用ハンカチ保持具や第2の携帯用ハンカチ保持具と同様に構成される部分については、重複する説明を省略することがある。
図8は、第3の携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図であり、(A)から(B)の状態に遷移するように、ハンカチ50を、第3の携帯用ハンカチ保持具の外に引き出す様子を示している。
ここでは、ハンカチには、ミニタオルなど狭義のハンカチよりも厚いものも含むものとする。
第3の携帯用ハンカチ保持具において、レールは、第2の携帯用ハンカチ保持具と同様に構成される。すなわち、レールは、金属、樹脂、ナイロン、綿などの素材により作られたものであって、レールの長さは、閉口部10aの長さよりも長い状態に構成される。
第2の携帯用ハンカチ保持具と異なる点は、レールに、一又は複数のハンカチ保持用クリップが、摺動可能ではなく固定された状態に取り付けられている点である。この為、第3の携帯用ハンカチ保持具に備わっている二箇所の開口部の間をハンカチ保持用クリップが滑らかに動くようにするためには、レールに固定された状態のハンカチ保持用クリップが二箇所の開口部の間を動くように、レール自体を動かす必要がある。また、第3の携帯用ハンカチ保持具に備わっている二箇所の開口部それぞれから外側に向けてハンカチ保持用クリップが動くようにするためには、レールに固定された状態のハンカチ保持用クリップが、二箇所の開口部それぞれから外側に向けて動くように、レール自体を動かす必要がある。
第1の携帯用ハンカチ保持具では、ハンカチを、開口部近傍までしか開口部から外側に引き出せないが、第2の携帯用ハンカチ保持具、及び、第3の携帯用ハンカチ保持具では、ハンカチを、開口部から遠く離れた箇所にまで、開口部から外側に引き出すことができる。ハンカチを開口部からどの程度離れた箇所まで引き出せるかは、開口部より外側に出ているレールの部分の長さによる。
第2の携帯用ハンカチ保持具、及び、第3の携帯用ハンカチ保持具においては、開口部10cより外側に出ているレールの部分や、開口部10dより外側に出ているレールの部分を、腰位置や首位置などに巻き付ける、或いは、腰位置や首位置などに結び付けるといった使い方をするように、携帯用ハンカチ保持具の使用者に推奨することがある。
第2の携帯用ハンカチ保持具、及び、第3の携帯用ハンカチ保持具においては、開口部10cより外側に出ているレールの部分や、開口部10dより外側に出ているレールの部分が、携帯用ハンカチ保持具の持ち手としての役割も兼ねるように、或いは鞄などへの取付部材としての役割も兼ねるように、構成することがある。
第2の携帯用ハンカチ保持具、及び、第3の携帯用ハンカチ保持具においては、開口部10cより外側に出ているレールの端と、開口部10dより外側に出ているレールの端とが、繋がっている状態に構成することもある。繋がっている状態に構成することによって、携帯用ハンカチ保持具に2箇所備わっている開口部の、内側のみならず外側も、開口部間をハンカチ保持用クリップが動くようにすることができる。
ここでは、レールにハンカチ保持用クリップを取り付ける例を説明したが、これに限定されない。例えば、レールに換えて自動巻取り式紐保持部60を備え、この自動巻取り式紐保持部60に、紐を介してハンカチ保持用クリップ40を取り付け、紐の伸長方向に力が掛けられた状態では、自動巻取り式紐保持部60とハンカチ保持用クリップ40とが離間し、紐の伸長方向の力が掛けられない状態では、自動巻取り式紐保持部60とハンカチ保持用クリップ40とが接近する構成にしてもよい。
図9は、この実施例の携帯用ハンカチ保持具からハンカチを出す方法を示した説明図であり、ハンカチ50を、(A)から(B)の状態に遷移するように、携帯用ハンカチ保持具の外に引き出す様子を示している。
この場合の自動巻取り式紐保持部には、リールキーホルダーという名称で市販されている部品などが該当する。
(携帯用ハンカチ保持具の他の構成例)
携帯用ハンカチ保持具を、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトに取り付けられた状態で使うことができるようにするため、携帯用ハンカチ保持具の鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトに接する側の面に、安全ピンや面ファスナーなどの着脱手段を設け、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトに対して着脱ができるように構成することもある。
それ以外の鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトへの取り付け方として、バンド付きクリップ、ストラップ、カラビナ、ナスカン、ベルトなどの取付部材によって取り付けられるように、携帯用ハンカチ保持具を構成する場合もある。この場合、携帯用ハンカチ保持具に備わった開口部よりハンカチを出し入れする際、この動作を妨げない箇所に、例えば図10(A)や図10(B)に示すような、取付部材用の一又は複数の環70が備わっている。
図10(A)は、第2部分20の外側の面に対して、ベルト80を、閉口した一辺に沿う位置に両端110と中央120で固定し、両端110と中央120の間を環70として利用する例を示す図であり、図10(B)は、接合した一辺に沿う位置に、金属、樹脂、紐などにより作られた環70を備える例を示す図である。
また、上述した環70には、バンド付きクリップ、ストラップ、カラビナ、ナスカン、ベルトなどの取付部材が取り付けられているのが良い。
なお、携帯用ハンカチ保持具は、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトなどに接着又は縫着されていてもよい。携帯用ハンカチ保持具が、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトなどに接着又は縫着されていると、携帯用ハンカチ保持具の携帯し忘れを防ぐことができ、また、鞄又は衣服又はエプロン又はよだれ掛け又は腰ベルトなどを洗濯する際に、同時に携帯用ハンカチ保持具も洗濯され、便利である。
10 第1部分
10a 閉口する部分の辺
10b 閉口する部分の辺
10c 開口する部分の辺
10d 開口する部分の辺
20 第2部分
30 レール
40 ハンカチ保持用クリップ
50 ハンカチ
60 自動巻取り式紐保持部
70 取付部材用の環
80 ベルト
90 ファスナー

Claims (7)

  1. 略等しい大きさで略方形状の第1のシートと第2のシートを重ね合わせ、前記第1のシートと前記第2のシートが重なった領域の周囲四辺のうち、対向する二辺において、前記第1のシートと前記第2のシートとを接合して閉口部とし、他の二辺において接合せずに開口部として構成し、前記二箇所の閉口部のうち一方に沿った領域部分の内側に、前記二箇所の開口部同士を結ぶ向きにレールを設け、このレール上に、一または複数のハンカチ保持用クリップを取り付けて構成した携帯用ハンカチ保持具。
  2. 略等しい大きさで略方形状の第1のシートと第2のシートを重ね合わせ、前記第1のシートと前記第2のシートが重なった領域の周囲四辺のうち、対向する二辺において、前記第1のシートと前記第2のシートとを接合して閉口部とし、他の二辺において接合せずに開口部として構成し、前記二箇所の閉口部のうち一方に沿った領域部分の内側に、自動巻取り式紐保持部を設け、前記自動巻取り式紐保持部に、紐を介してハンカチ保持用クリップを取り付けており、前記紐の伸長方向に力が掛けられた状態では、前記自動巻取り式紐保持部と前記ハンカチ保持用クリップが離間し、前記紐の伸長方向の力が掛けられない状態では、前記自動巻取り式紐保持部と前記ハンカチ保持用クリップが接近する、携帯用ハンカチ保持具。
  3. 前記第1のシートと前記第2のシートは、略長方形状の一枚のシートで構成され、前記略長方形状の一枚のシートは、長手方向を略二分する位置で折り曲げられ、対向する二本の短辺が接合されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯用ハンカチ保持具。
  4. さらに、前記二箇所の開口部のうち一方において、前記第1のシートと前記第2のシートとを接合して閉口部として構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の携帯用ハンカチ保持具。
  5. さらに、前記開口部に、開閉手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の携帯用ハンカチ保持具。
  6. さらに、前記接合された一辺の近傍に、鞄または衣服に取り付けるための着脱手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯用ハンカチ保持具。
  7. 鞄または衣服に、直接接着または縫着されて用いられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の携帯用ハンカチ保持具。
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