JP6968265B2 - エンコーダの組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回転角を検出するエンコーダの組立方法に関する。
モータの回転角を検出するエンコーダは、モータのシャフトに接続される円盤と、円盤の回転角を検出する電子部品が実装されたエンコーダ基板とをエンコーダカバーで覆って構成される。エンコーダは、外部に延びる配線本数を低減する省配線化と小型化とが求められている。エンコーダを一体化したモータでは、エンコーダの内部にてモータリード線とエンコーダリード線とを引き回してまとめ、エンコーダから1本のケーブルを引き出すことによりエンコーダの省配線化を実現している。ここで、モータリード線はモータへ電力を伝える電線であり、エンコーダリード線は、エンコーダへ電力及び信号を伝える電線である。
特許文献1には、モータリード線をエンコーダ基板に接続し、モータリード線及びエンコーダリード線を兼ねるリード線をエンコーダ基板から引き出す構造のエンコーダが開示されている。
特開平8−251852号公報
特許文献1に開示される構造のエンコーダは、エンコーダ基板の径方向外側に新たに配線を引き回す構造を設ける必要があり、エンコーダ基板の拡大によるエンコーダカバー径の拡大を招いている。すなわち、特許文献1に開示されるエンコーダは、省配線化と小型化とがトレードオフの関係にあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、省配線化と小型化とを両立可能なエンコーダの組立方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、モータのシャフトに接続される円盤と、円盤の回転角を検出する回転角検出部が設けられたエンコーダ基板と、エンコーダ基板を円盤と対向した状態で保持するエンコーダ基板保持部材と、エンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を覆い、リード線取り出し口が形成されているエンコーダカバーと、リード線取り出し口に設置されるコネクタと、エンコーダ基板保持部材及びエンコーダカバーが設置されるベース部とを有するエンコーダの組立方法であって、モータに電力を伝えるモータリード線をベース部の上に引き込む工程と、エンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材をベース部に取り付ける工程と、回転角検出部に電力及び信号を供給するエンコーダリード線をエンコーダ基板に接続する工程と、エンコーダリード線及びモータリード線をリード線取り出し口に通す工程と、エンコーダカバーをエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材に被せる工程と、エンコーダカバーをベース部に固定する工程と、エンコーダリード線及びモータリード線をコネクタに接続する工程と、リード線取り出し口にコネクタを設置する工程と、を有する。エンコーダカバーをエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材に被せる工程では、エンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材の少なくとも一方の外縁部に形成された欠損部にモータリード線又はエンコーダリード線を配置する
本発明によれば、省配線化と小型化とを両立したエンコーダの組立方法を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係るエンコーダの分解斜視図 実施の形態1に係るエンコーダの断面図 実施の形態1に係るエンコーダ基板、エンコーダ基板保持部材及びエンコーダブラケットの拡大図 実施の形態1に係るエンコーダの組立方法の流れを示すフローチャート 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付ける前の状態を示す図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付ける作業を示す斜視図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付ける作業を示す上面図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付けた状態を示す図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダ基板にエンコーダリード線を接続した状態を示す斜視図 実施の形態1に係るエンコーダのリード線取り出し口にエンコーダリード線及びモータリード線を通した状態を示す斜視図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダカバーをエンコーダブラケットに固定した状態を示す斜視図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダカバーをエンコーダブラケットに固定した状態を示す断面図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダリード線及びモータリード線をコネクタに接続した状態を示す斜視図 実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダカバーにコネクタを固定した状態を示す図 本発明の実施の形態2に係るエンコーダの斜視図 実施の形態2に係るエンコーダ基板、エンコーダ基板保持部材及びエンコーダブラケットの拡大図 本発明の実施の形態3に係るエンコーダの斜視図 本発明の実施の形態4に係るエンコーダの断面図 本発明の実施の形態5に係るエンコーダの断面図 本発明の実施の形態6に係るモータの断面図
以下に、本発明の実施の形態に係るエンコーダの組立方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るエンコーダの分解斜視図である。図2は、実施の形態1に係るエンコーダの断面図である。図3は、実施の形態1に係るエンコーダ基板、エンコーダ基板保持部材及びエンコーダブラケットの拡大図である。実施の形態1に係るエンコーダ51は、モータ20のシャフト21に接続される円盤1aと、円盤1aの回転角を検出する回転角検出部をなす電子部品1bが実装されたエンコーダ基板1と、エンコーダ基板1を円盤1aと対向した状態に保持するエンコーダ基板保持部材2と、エンコーダ基板1及びエンコーダ基板保持部材2を覆うエンコーダカバー3と、エンコーダ基板1上の電子部品1bへ電力及び信号を伝えるエンコーダリード線4と、エンコーダ基板保持部材2及びエンコーダカバー3が設置されるベース部であるエンコーダブラケット6とを有する。
円盤1aは、エンコーダブラケット6に回転可能に支持されている。エンコーダブラケット6は、モータ20のモータブラケット22に取り付けられる。エンコーダブラケット6には、モータ20へ電力を伝える電線であるモータリード線5を通すモータリード線引き込み口11が設けられている。モータリード線5は、エンコーダブラケット6のモータリード線引き込み口11からエンコーダカバー3内に引き込まれ、エンコーダリード線4とともにエンコーダカバー3の側面のリード線取り出し口3aからエンコーダカバー3の外に引き出される。モータリード線5は、切欠き9を介してエンコーダ基板1の一方の面側から他方の面側へ引き回されている。なお、図3においては、モータリード線5の図示は省略している。エンコーダカバー3の側面のリード線取り出し口3aにはコネクタ31が設置される。エンコーダリード線4及びモータリード線5は、コネクタ31に接続されている。コネクタ31には、エンコーダリード線4及びモータリード線5の両方に繋がるケーブル32が接続される。
配線の結線を容易にするために、モータリード線引き込み口11に、コネクタを使用してもよい。モータリード線引き込み口11は、穴形状でなくてもよい。また、モータリード線引き込み口11の位置は、特定の位置に限定はされない。
エンコーダ基板1からエンコーダリード線4を引き出す部分は、コネクタ1cが用いられており、エンコーダ基板1とエンコーダリード線4との結線は容易に行える。
エンコーダ基板保持部材2は、エンコーダ基板1をエンコーダブラケット6に対し固定するための部品である。エンコーダ基板保持部材2は、樹脂成型品とすることで複雑な形状を安価に製作可能である。エンコーダ基板1とエンコーダ基板保持部材2とは接着固定されており、エンコーダブラケット6とエンコーダ基板保持部材2とは、締結部材であるねじ7によって着脱可能に固定されている。
エンコーダ基板保持部材2をエンコーダブラケット6にねじ7で固定するため、エンコーダ基板1には、ねじ又はねじ締めを行うドライバのビットとの干渉を防ぐための切欠き8が形成されている。切欠き8は、ねじ7を締結方向に沿って締結位置に供給する場合には、ねじ頭との干渉を回避できる大きさである必要があるが、ねじ7を締結方向に対し横から締結箇所に供給する場合は、ねじ頭ではなくドライバのビットとの干渉を避けられればよい。また、エンコーダ基板1の電子部品の実装可能な面積を拡大するため、及びエンコーダカバー3の小型化のために、切欠き8の部分及び後述する切欠き9の部分を除き、エンコーダ基板1とエンコーダカバー3との隙間はモータリード線5の直径よりも小さくなっている。
エンコーダ基板1は、位置決め及び位相合わせに使用する切欠き9が形成されている。切欠き9は、エンコーダ基板1の外縁部に形成された欠損部である。エンコーダ基板保持部材2は、位置決め及び位相合わせに使用する切欠き10が形成されている。切欠き9,10は、エンコーダ基板保持部材2をエンコーダブラケット6に固定する時に、エンコーダ基板1又はエンコーダ基板保持部材2とエンコーダブラケット6との位置決め及び位相合わせに使用される。なお、位相を合わせるとは、回転方向の位置を合わせることを意味する。切欠き9,10の位相を合わせる方法は、位相合わせの相手となる部品又はエンコーダブラケット6に凸形状を設けて切欠き9,10を係合させてもよいし、組立て用の治具の凸形状に切欠き9,10を係合させてもよい。また、切欠き9,10は、エンコーダ基板1とエンコーダ基板保持部材2とを固定するときに、エンコーダ基板1とエンコーダ基板保持部材2との位置決め及び位相合わせに使用してもよい。
また、切欠き9,10は、モータリード線5の断面形状よりも大きい形状である。エンコーダ51は、エンコーダ基板1とエンコーダ基板保持部材2とに設けられた切欠き9,10に、モータリード線5を引き回している。図3に示したように、エンコーダ基板1の切欠き9と、エンコーダ基板保持部材2の切欠き10と、エンコーダブラケット6のモータリード線引き込み口11とは、位相が合わされているため、エンコーダブラケット6の上に引き込んだモータリード線5は、切欠き9,10に容易に配置できる。なお、位相合わせの相手となる部品又はエンコーダブラケット6に凸形状を設けて位相合わせを行う場合には、切欠き9,10よりも凸形状の断面形状を小さくしておき、切欠き9,10に凸形状を係合させた時に隙間ができるようにすれば、隙間にモータリード線5を引き回すことができる。
実施の形態1に係るエンコーダ51の組立方法について説明する。図4は、実施の形態1に係るエンコーダの組立方法の流れを示すフローチャートである。ステップS1において、モータリード線引き込み口11にモータリード線5を通してエンコーダブラケット6の上に引き込む。ステップS2において、エンコーダ基板1及びエンコーダ基板保持部材2をエンコーダブラケット6に取り付ける。
図5は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付ける前の状態を示す図である。図6は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付ける作業を示す斜視図である。図7は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付ける作業を示す上面図である。図8は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダブラケットにエンコーダ基板及びエンコーダ基板保持部材を取り付けた状態を示す図である。エンコーダ基板1及びエンコーダ基板保持部材2をエンコーダブラケット6に取り付ける際に、切欠き9,10に係合する凸形状81を有する治具80をエンコーダブラケット6上に配置した状態でエンコーダ基板保持部材2及びエンコーダ基板1を配置することにより、エンコーダブラケット6、エンコーダ基板保持部材2及びエンコーダ基板1の位置決め及び位相合わせを容易に行える。位置決め及び位相合わせとともにエンコーダ基板1をエンコーダ基板保持部材2に接着することにより、エンコーダ基板1が接着固定されたエンコーダ基板保持部材2をねじ7でエンコーダブラケット6に固定すれば、エンコーダ基板1がエンコーダ基板保持部材2とともにエンコーダブラケット6に固定される。
ステップS3において、エンコーダ基板1にエンコーダリード線4を接続する。図9は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダ基板にエンコーダリード線を接続した状態を示す斜視図である。エンコーダ基板1にコネクタ1cを実装することにより、エンコーダ基板1とエンコーダリード線4とを接続する作業を容易に行える。ステップS4において、エンコーダカバー3のリード線取り出し口3aにエンコーダリード線4及びモータリード線5を通す。図10は、実施の形態1に係るエンコーダのリード線取り出し口にエンコーダリード線及びモータリード線を通した状態を示す斜視図である。
ステップS5において、エンコーダカバー3を、エンコーダ基板1及びエンコーダ基板保持部材2に被せる。ステップS6において、エンコーダカバー3をエンコーダブラケット6に固定する。図11は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダカバーをエンコーダブラケットに固定した状態を示す斜視図である。図12は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダカバーをエンコーダブラケットに固定した状態を示す断面図である。エンコーダ基板1とエンコーダカバー3との隙間はモータリード線5の直径よりも小さいが、切欠き9は、モータリード線5の断面形状よりも大きい形状であるため、切欠き9にモータリード線5を配置することができる。ステップS7において、エンコーダリード線4及びモータリード線5をコネクタ31に接続する。図13は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダリード線及びモータリード線をコネクタに接続した状態を示す斜視図である。ステップS8において、リード線取り出し口3aにコネクタ31を設置し、エンコーダカバー3に固定する。図14は、実施の形態1に係るエンコーダのエンコーダカバーにコネクタを固定した状態を示す図である。以上の手順によって、エンコーダ51が組み立てられる。
実施の形態1に係るエンコーダ51は、エンコーダリード線4及びモータリード線5の両方に接続されるケーブル32をコネクタ31に接続することで、省配線化を図ることができる。また、エンコーダ基板1の切欠き9及びエンコーダ基板保持部材2の切欠き10の部分にモータリード線5を引き回すことにより、エンコーダ51の小型化を図れる。すなわち、実施の形態1に係るエンコーダ51は、省配線化と小型化とを両立できる。
実施の形態1に係るエンコーダ51は、モータリード線5をエンコーダ基板1に接続しないため、エンコーダ基板1とモータリード線5とを離すことが可能であり、ノイズの影響を低減するとともに、イオンマイグレーションに起因するエンコーダ基板1上の回路における短絡の発生を防ぐことができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るエンコーダ52について説明する。なお、実施の形態1に係るエンコーダ51と共通する部分には同じ符号を付して重複する説明は省略する。図15は、本発明の実施の形態2に係るエンコーダの斜視図である。図16は、実施の形態2に係るエンコーダ基板、エンコーダ基板保持部材及びエンコーダブラケットの拡大図である。実施の形態2に係るエンコーダ52は、エンコーダ基板1に位相合わせ用の切欠き9が形成されていない点で実施の形態1に係るエンコーダ51と相違する。
実施の形態2に係るエンコーダ52において、ねじ7と同軸に形成されている切欠き8にモータリード線5を引き回している。
モータリード線引き込み口11からエンコーダカバー3内に引き込まれたモータリード線5は、エンコーダ基板1の切欠き8の部分を介してエンコーダカバー3のリード線取り出し口3aまで引き回されている。
実施の形態2に係るエンコーダ52は、切欠き8にモータリード線5を配置しているため、実施の形態1に係るエンコーダ51と同様に、省配線化と小型化とを両立できる。また、エンコーダ基板1に位相合わせ用の切欠き9を形成しないため、実施の形態1に係るエンコーダ51よりも電子部品の実装スペースを大きくとることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係るエンコーダ53について説明する。なお、実施の形態1に係るエンコーダ51と共通する部分には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。図17は、本発明の実施の形態3に係るエンコーダの斜視図である。実施の形態3に係るエンコーダ53は、リード線取り出し口3aがエンコーダ基板1よりも下側まで達している。なお、図17では、リード線取り出し口3aを見やすくするためにコネクタ31の図示は省略している。
実施の形態3に係るエンコーダ53は、リード線取り出し口3aがエンコーダ基板1よりも下まで達しているため、エンコーダカバー3をエンコーダ基板1及びエンコーダ基板保持部材2に被せる際には切欠き9にモータリード線5を配置するが、エンコーダカバー3をエンコーダブラケット6に固定した後は、切欠き9にモータリード線5を配置する必要がない。よって、エンコーダカバー3をエンコーダブラケット6に固定した後は、エンコーダ基板1とモータリード線5とを離すことが可能であり、ノイズの影響を低減するとともに、イオンマイグレーションに起因するエンコーダ基板1上の回路における短絡の発生を防ぐことができる。
実施の形態3に係るエンコーダ53は、エンコーダカバー3をエンコーダ基板1及びエンコーダ基板保持部材2に被せる際には、切欠き9にモータリード線5を配置するため、実施の形態1に係るエンコーダ51と同様に、省配線化と小型化とを両立できる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係るエンコーダ54について説明する。なお、実施の形態1に係るエンコーダ51と共通する部分には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。図18は、本発明の実施の形態4に係るエンコーダの断面図である。実施の形態4に係るエンコーダ54は、リード線取り出し口3aが、エンコーダ基板1よりも下方に設けられている。エンコーダリード線4は、エンコーダ基板1に形成された切欠き9を介してエンコーダ基板1の一方の面側から他方の面側に引き回され、コネクタ31とコネクタ1cとを接続している。また、エンコーダ基板1の電子部品の実装可能な面積を拡大するため、及びエンコーダカバー3の小型化のために、切欠き8の部分及び切欠き9の部分を除き、エンコーダ基板1とエンコーダカバー3との隙間は、エンコーダリード線4の直径よりも小さくなっている。
実施の形態4に係るエンコーダ54は、エンコーダ基板1の切欠き9及びエンコーダ基板保持部材2の切欠き10の部分にエンコーダリード線4を引き回すことにより、小型化を図れる。すなわち、実施の形態4に係るエンコーダ54は、省配線化と小型化とを両立できる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係るエンコーダ55について説明する。なお、実施の形態1に係るエンコーダ51と共通する部分には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。図19は、本発明の実施の形態5に係るエンコーダの断面図である。実施の形態5に係るエンコーダ55は、エンコーダ基板保持部材2がエンコーダ基板1の周縁を囲っており、エンコーダ基板保持部材2は、エンコーダ基板1よりも大径となっている。実施の形態1に係るエンコーダ51とは異なり、エンコーダ基板1に切欠き9は形成されていない。
実施の形態5に係るエンコーダ55は、エンコーダ基板保持部材2がエンコーダ基板1の周縁を囲っているため、エンコーダ基板1をエンコーダブラケット6に強固に固定できる。したがって、強い振動が発生する環境下での使用に適している。
実施の形態5に係るエンコーダ55は、エンコーダ基板保持部材2に形成された切欠き10にエンコーダリード線4及びモータリード線5を配置することにより、エンコーダ基板1上の電子部品の実装スペースを減らすことなく、省配線化及び小型化を実現できる。
実施の形態6.
本発明の実施の形態6に係るモータ60について説明する。実施の形態1に係るエンコーダ51と共通する部分には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。実施の形態5に係るモータ60は、シャフト21を回転駆動する駆動部62とエンコーダ部61とを備えたエンコーダ一体型である。図20は、本発明の実施の形態6に係るモータの断面図である。駆動部62の構造は、実施の形態1においてエンコーダ51を取り付けたモータ20と同様である。エンコーダ部61の構造は、実施の形態1に係るエンコーダ51と同様であるが、エンコーダブラケット6は備えておらず、エンコーダ基板保持部材2は、エンコーダブラケット6ではなくモータブラケット22に固定されている。すなわち、エンコーダ部61のベース部はモータブラケット22である。また、円盤1aはエンコーダブラケット6に支持されてはいない。モータリード線5は、モータブラケット22に形成されているモータリード線引き込み口23を通じてエンコーダ部61に引き込まれている。
上記のように、実施の形態6に係るモータ60のエンコーダ部61は、実施の形態1に係るエンコーダ51と基本的な構造が同じであるため、実施の形態6に係るモータ60は、実施の形態1に係るエンコーダ51を備えているとみなすことができる。なお、エンコーダ部61は、実施の形態2から実施の形態5のいずれかに係るエンコーダ52,53,54,55と同様の構造であってもよい。
実施の形態6に係るモータ60は、エンコーダ部61の省配線化及び小型化を両立することができる。したがって、モータ60全体の小型化を図ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 エンコーダ基板、1a 円盤、1b 電子部品、1c,31 コネクタ、2 エンコーダ基板保持部材、3 エンコーダカバー、3a リード線取り出し口、4 エンコーダリード線、5 モータリード線、6 エンコーダブラケット、7 ねじ、8,9,10 切欠き、11,23 モータリード線引き込み口、20,60 モータ、21 シャフト、22 モータブラケット、32 ケーブル、51,52,53,54,55 エンコーダ、61 エンコーダ部、62 駆動部、80 治具、81 凸形状。

Claims (2)

  1. モータのシャフトに接続される円盤と、前記円盤の回転角を検出する回転角検出部が設けられたエンコーダ基板と、前記エンコーダ基板を前記円盤と対向した状態で保持するエンコーダ基板保持部材と、前記エンコーダ基板及び前記エンコーダ基板保持部材を覆い、リード線取り出し口が形成されているエンコーダカバーと、前記リード線取り出し口に設置されるコネクタと、前記エンコーダ基板保持部材及び前記エンコーダカバーが設置されるベース部とを有するエンコーダの組立方法であって、
    前記モータに電力を伝えるモータリード線を前記ベース部の上に引き込む工程と、
    前記エンコーダ基板及び前記エンコーダ基板保持部材を前記ベース部に取り付ける工程と、
    前記回転角検出部に電力及び信号を供給するエンコーダリード線を前記エンコーダ基板に接続する工程と、
    前記エンコーダリード線及び前記モータリード線を前記リード線取り出し口に通す工程と、
    前記エンコーダカバーを前記エンコーダ基板及び前記エンコーダ基板保持部材に被せる工程と、
    前記エンコーダカバーを前記ベース部に固定する工程と、
    前記エンコーダリード線及び前記モータリード線を前記コネクタに接続する工程と、
    前記リード線取り出し口に前記コネクタを設置する工程と、を有し、
    前記エンコーダカバーを前記エンコーダ基板及び前記エンコーダ基板保持部材に被せる工程では、前記エンコーダ基板及び前記エンコーダ基板保持部材の少なくとも一方の外縁部に形成された欠損部に前記モータリード線又は前記エンコーダリード線を配置することを特徴とするエンコーダの組立方法。
  2. 少なくとも前記エンコーダ基板に前記欠損部を形成し、
    前記エンコーダカバーをベース部に固定する工程では、前記欠損部と前記リード線取り出し口とを対向させて前記エンコーダカバーを前記ベース部に固定したのち、前記エンコーダ基板の前記欠損部から前記モータリード線を取り出すことを特徴とする請求項に記載のエンコーダの組立方法。
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